【大学院進学】志望校選びの重要性

まずは志望校を決める

大学院入試においては、

まずは志望校を決める!

が重要です。

なぜならば、大学院入試では大学院ごとに出題される問題とそれに応じた対策方法が大きく異なってくるからです。したがって志望校を決めないで、当該分野の試験勉強を漠然と始めても、それは効率的な試験勉強とは言えません。

 

志望校の数

大学院入試においては、

志望校の数は2~3校が望ましい

言われています。その理由は以下の2つです。

  • 出題される問題と対策方法が大きく異なってくるため、志望校を多く設定すればするほど、試験勉強にかけるべき労力も大きくなってくるから。
  • 大学院入試の最終的な合否は、研究テーマを指導してくれる教員が在籍しているか否かで決まるから。→皆さんが設定する研究テーマを指導できる教員はどの大学院にも在籍しているわけではありません。従って自ずと志望校の数も限られてきます。

 

しかし、それでも3校以上の大学院を受験したいという場合は、試験問題が似ている大学院・研究科を受験したり、汎用性が高い研究テーマを選んだりしましょう。

 

志望校決定のためにあたって考慮するべき点

志望校を決めるにあたって、最も考慮するべき点は、

自身が設定した研究テーマについて指導できる教員が在籍しているか否か

という点です。例えば「1970年代におけるイギリス外交とヨーロッパ統合の関係」を研究テーマとして設定した場合、イギリス現代史やイギリス政治の専門家、あるいは欧州統合(史)、国際機構論、冷戦史などの専門家が志望指導教員の候補となってきます。

またこれとの関連で

志望指導教員との相性も重要

です。教員の性格や指導スタイルなどと合わなかった場合、修士課程の2年間(博士課程の場合+3年間)、ストレスが多い研究生活を送らざるを得なくなってしまいます。当該教員から指導をしてもらえるかどうかということに加えて、その教員との相性を確認するため、事前に研究室訪問をすることをお勧めします(この点については別稿に譲ります)。

上記の点以外は、下記の点を考慮にいれて志望校を決定しましょう。

試験形式

例えば、大学院によっては、研究計画書の提出と面接試験だけで合否が決まるところや、専門科目試験の出題範囲が狭いところもあります。ほかにも人文科学・社会科学系の大学院では、外国語入試として外国語で書かれたテキストを和訳させるところがある一方、TOEIC/TOEFLのスコア提出のみを求めているところもあります。

試験の難易度

試験の難易度も考慮に入れなければいけませんが、この点については大学受験とはやや様相が異なります。大学院入試では、大学院・研究科に在籍する教員の専門分野から問題が出題されることから、大学受験で難関とされている大学ほど試験の難易度が上がるという訳ではありません。従いまして、必ず過去問をチェックし、自分にとって取り組みやすい問題を出題している大学院を志望校とすると良いと思います。

研究環境、立地など

研究環境(学費、奨学金制度、蔵書数)や評判(学生の質、就職状況や博士後期期過程への進学状況)、立地(首都圏/関西圏/地方)なども考慮に入れながら、志望校を決定するようにしましょう。

 

志望校決定のための方法

志望校を決定するためには、志望指導教員のことや大学院・研究科の特徴、試験の特徴をしっかりと把握する必要があります。そしてそのための一番手っ取り早い方法は、

大学院・研究科のホームページをチェックすること

です。また、進学説明会に参加したり、直接、研究科の事務所を訪問して話を聞いたりすることもお勧めです。

志望指導教員のことについては、ホームページの中の教員紹介ページやそこからリンクが張られた各研究室のホームページを隈なく読むことで把握することが可能です。

また、志望指導教員が担当するゼミや講義の内容について知りたい場合は、各大学院・研究科のWebシラバスをチェックしましょう。そしてそして当然ですが、志望指導教員の研究内容について詳しく知るために、志望指導教員が書いた研究書(専門書や論文)をよく読む必要があります。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか?

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