【大学院進学】研究計画書についての基本事項

研究計画書とは何か?

研究計画書とは、

「修士論文の中で扱いたい研究テーマについて、その具体的な内容と計画を大学院側が指定する書式に従ってまとめたもの」

です。研究計画書は、大学院側が、志願者に研究を行う能力やセンスが備わっているかどうかを判断するための材料として位置づけられています。

 

大学院入試の流れと研究計画書の位置づけ

大学院入試の大雑把な流れは、以下の通りです。

  1. 願書の提出
  2. 筆記試験(一次試験)
  3. 面接試験(二次試験)

 

願書を大学院側に提出し、大学院が認めた場合に限り、受験資格が得られます。

願書の中に含まれるものは以下のものです。

  • 研究計画書
  • 志望理由書
  • 卒業証明書
  • 成績証明書
  • 履歴書
  • 推薦書
  • 外部機関が実施する試験のスコア(TOEIC、TOEFL、IELTS)

 

願書を提出して受験資格を得た後、最初受ける試験が、筆記試験(一次試験)です。筆記試験には、専門科目試験や小論文試験、外国語試験などがあります。筆記試験の内容は、受験する大学院や受験形態(一般入試、社会人入試、外国人入試など)によって多少違いがあります。

 

面接試験(2次試験)は、筆記試験と同日又は日を跨いだ日に行われます。面接試験では、面接官である教員が、願書の中で提出した研究計画書の内容を中心に志願者に質疑を行います。つまり、研究計画書と面接試験は表裏一体の関係にあると言えます。

よく研究計画書や面接試験を軽視している人がいますが、これは大きな誤りです。そもそも、大学院とは研究をする場です。従って、志願者の研究を行う能力やセンスを判断するための材料である研究計画書およびそれに基づいて行われる面接試験は、筆記試験(一次試験)以上に重要なものであると考えなければなりません。

 

研究計画書の中で書くべき事

研究計画書の中で書くべき事と研究計画書の体裁は、大学院側が指定する書式次第ですが、大体は決まっています。

書くべき事は・・・

研究の内容と計画

です。内容については、具体的に言えば以下の点です。

  • タイトル
  • 問題意識
  • 研究テーマ、問い(リサーチクエッション)
  • 先行研究の状況・その批判的検討
  • 研究の独自性・意義
  • 研究手法・研究で使用予定の資料

 

一方、計画とは「修士課程の2年間という限られた期間の中で、研究テーマの内容をどのような方法・順番で実施していくのかについての計画」のことです。

研究計画書の体裁

研究計画書の体裁ですが、特に重要なものは・・・

引用文献・参考文献と字数

です。研究計画書を作成するにあたって引用した文献や参考にした文献がある場合は、必ず研究計画書の最後に記載する必要があります。この点と、先述した研究計画書の中で書くべきことは、別の記事で詳しく解説していきたいと思います。

字数については、1000字程度(A4用紙1枚程度)であることが一般的ですが、中には4000字~5000字程度(A4用紙4枚~5枚程度)を要求してくる大学院もあります。重要なことは「〇〇字以内」という指定があった場合、必ずその指定文字数以内に収めなければいけないということです。

一方「〇〇字程度」という指定があった場合、前後10%以内ならば許容範囲であると言われています。すなわち、1000字程度という指定があった場合、900字~1100字以内に収め、2000字程度という指定があった場合、1800字~2200字以内に収めなければいけません。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか!?

スプリング・オンライン家庭教師には、これまでに10年以上に渡って大学生や社会人の研究計画書の添削指導を行ってきた、大学院入試対策予備校の元講師も在籍しています。

研究計画書の作成の仕方がわからない。。。

という方はぜひ一度、無料相談でご相談ください。