【医学部学士編入】これでわかる医学部学士編入試験

合格経験者が医学部学士編入試験について徹底解説します!!

医学部学士編入

医学部学士編入

 

医学部編入試験について興味はあるけれど、情報が少なくてよくわからない…という方のために医学部編入試験に関する事項をまとめました。医学部編入試験はとにかく「知ること」が受験の一歩であり、そこから闘いが始まっています。当サイトは効率的に情報を集め、合格に向けて一歩を踏み出したいあなたを応援します(^^)/

 

筆者のプロフィール

ごく平凡な家庭に育ち、公立中学に通いました。高校では物理学に興味を持ち、地方国立大の物理学科に進みました。大学では物理学の勉強を大いに楽しみましたが、あることがきっかけで「病気」の苦しみを知ることになり、白血病やがん等の病気と闘っている方の気持ちを考えるようになりました。そして、そんな理不尽な病気と闘っている方に寄り添いたいと思うようになりました。こうした経緯で医師を目指すようになります。最初から勉強できていたわけではありませんが、1日15分から初めて少しずつ勉強し3年生の6月からの1年間の猛勉強の末、2校から最終合格をいただくことができました。
僕の場合、院試も合格できたため、医学部編入試験は院試や仕事と平行して合格を狙える、リスクの低い受験方法だと思います。特に、医学部をいったんは諦めてしまったという大学生の方は、院試の対策をしながら医学編入の勉強をするというノーリスクの方法でもう一度医学部を目指されてはいかがでしょうか(^^)/ 当記事ではそのような方が医学編入の勉強を始めるにあたって役立つ情報を存分にのせていきます!

 

受験状況
選考過程 筑波大学 高知大学 群馬大学 秋田大学
一次 合格 合格 合格 不合格(書類審査)
二次 合格 合格 辞退

 

 

僕は「勉強のコツ」を知っているために効率よく試験を突破できてきたと思います。当記事では医学部編入試験においての「勉強のコツ」を皆さんにお届けします!

 

医学部編入試験基本情報

Q.医学部編入試験とは?

A.大学を卒業した人(学士)が受ける事ができる、医学部医学科に2年生から入学するための制度です。筑波大学と群馬大学では卒業していなくても受験する事ができます。国立大学だけで28校が実施していて、一般の大学入試と異なり、日程が合えば複数の大学を受験する事ができます。

受験方法は大きく分けて2種類あり、英語と生命科学(高校生物+大学レベルの内容)で受験ができる2科目型と英語と生命科学に加えて化学、物理、数学などを必要とする多科目型があります。これらの学科試験に加えて面接(多くは2次試験)によって合否が決まります。

 

Q.費用はいくら用意すればよいですか?

A.受験校にもよりますが、100万円あれば十分です。参考書を含め多くの大学を受験する事ができます。最低でも30万円は用意しておきたいところです。ただし、医学部編入界隈で有名な大手予備校のKALSを利用する場合さらに50~100万円程度必要となります。1校あたりの受験料の目安は10万円程度です。(受験料3万、旅費7万)

 

Q.再受験と比較してどちらがおすすめですか?

A.人によりますが、社会人や大学生など、「何かをやる傍ら勉強しなければならない人」には、編入試験がとてもおすすめです。

おすすめ理由①

受験勉強に専念できる学生と戦わなければならない再受験はそもそもの難易度が高くなっているからです。

各高校のトップクラスが狙ってきている医学部受験に対して働きながらや単位を回収しながらで合格を掴みとるのは至難のわざです。

 

おすすめ理由②

年に複数回も受験のチャンスがあるので自分のスケジュールに合わせて受験する事ができます。(メンタル的にも年に1度の勝負になってしまう再受験と比較して楽です)

 

おすすめ理由③

自分の強みをいかした受験方法の選択ができます。文系の方で英語が得意な方は2科目型で他の受験生に対して差がつけられますし、理系の方に至っては、多種多様な受験方法があるので、自分に最適の受験方法で受験ができます。たとえば、私の場合は数学が得意だったので、数学で差をつけることができる筑波大学、琉球大学を志望校に入れました。

 

医学部編入試験のデメリット

合格率は大学にもよりますが5%以下(100人受験して5人合格)となっているので心理的には難しそうに見えて辛いかもしれません。ただ、ほぼ何も勉強せずに受験する記念受験の層が相当数いるのでそこまで難しく考える必要はありません。心配であれば、KALS主催の模試で自分の立ち位置を確認する事ができます。

 

Q.学歴や成績は考慮されますか

A.多くの学校でほとんど全く考慮されません。なぜなら学歴を重視すると、結局は一般入試と同じような人を選抜してしまうことになり、意味がないからです。そもそも学士編入の目的は、プログラミングなどの高度な技術や社会人経験を通しての高い人間性を持つ人間を選抜し、良質な医師、研究者を育成するとともに一般の生徒に好影響を与えることです。学歴や成績よりも、まず学科試験(通過率20%程度)で良い成績をとり、最終合格するために面接で今までの経験をアピールする方がよほど重要になってきます。

 

3.各教科の対策

基本的には、生命科学と英語を中心にしあげ、他の科目も同時並行で仕上げていく感じになります。勉強を始める前に、志望校を大雑把に決めて、情報を集め、どの範囲まで勉強をするかのイメージできた状態から勉強を始めましょう。志望校選定の目安として、次の章に診断ツールを用意しました。

英語

志望校にもよりますが、自分の英語力の目安としてますTOEICをやるのがおすすめです。医学部編入試験の最終合格者のTOEIC平均は約850点というデータがあります。ひとまず、この点数を目指しましょう。600点から始めても、2週間真剣にTOEICを勉強すればこれくらいの点数をとることができます。一度合格者平均をとれてしまえば、「英語はある程度できている」とメンタル的にも安心になるのでモチベーションも保ちやすくなります。

しかし、英語が苦手な方は「850点なんて無理だから絶対に受からない、、、]と思い込む必要はありません。850点はあくまで目安であり、700点でも受かったという方は大勢います。参考までに、合格者の予想TOEIC点数分布を載せておきます。

 

※この表は見方に注意が必要です。例えば700点の合格者は約1人となっていますが、実際には705点にも1人というように付近に合格者がいるので、700点台だと一人しか受からないのか!ということにはなりません。あくまで分布の傾向として見てください。

医学編入合格者TOEIC得点分布

医学編入合格者TOEIC得点分布

医学編入合格者TOEIC得点分布

医学編入合格者TOEIC得点分布

TOEICの勉強方法としては、文法が怪しい人は軽く復習し、単語を隙間時間にやりこみ(この段階が一番重要)単語力がついてきたら、過去問を6年分といて徹底的に復習すると良いと思います。以下に使った教材を紹介しておきます。

 

TOEICの点数がある程度とれたら、医学英語の対策を始めましょう。単語帳として「医学部編入試験のための英語演習」の巻末にあるものがおすすめです。見たことがない単語ばかりで骨が折れますが、全部覚える勢いで頑張りましょう。また、単語を覚えても、医学系の英語の文章はなかなか読めないものなので、nature等の論文を読み込み、練習しましょう。生命科学系の論文をみると生命科学の勉強にもなります。(電気泳動とかおすすめです)

 

TOEIC対策で使ったテキスト

これと同形式のものと含め、合わせて6年分の模試を解き、点数が200点アップしました。

「究極の模試」は新形式に対応しているのですが、「至高の模試」は旧形式なので注意が必要です。

上の問題集をやり終えてから、細かい部分の得点力をあげるために少しだけやりました。

単語力強化は常にやっていました。(ラーメン屋でラーメンを待つ時なども)

 

医学英語対策で使用したテキスト(巻末の単語集が秀逸)

すべてやりました。単語については、完璧ではありませんが、載っているものはだいたい分かるレベルに仕上げました。

 

論文の効率の良い探し方は以下のページにのっています。

https://lifescience-study.com/how-to-find-papers/

過去の重要な論文をまとめているレビューという種類を読むとその分野の理解が深まります。

 

生命科学

KALSのテキストが秀逸なので入手して対策しましょう。ただ、生物未履修の方は、トライの動画で生物を1通り勉強するのがおすすめです。どの動画を見るべきかについては以下のサイトでとても分かりやすく解説されています。それと同時に、KALSのテストバンク(3万円)もとても有効です。余裕のある方は基礎編のテストバンクをやってもいいかもしれません。

それらが終わった方や、生物履修者はテキストの方に移っていきましょう。KALSのテキストは基礎、完成、実践となっていますが、最低2週ずつまわしましょう。(KALSばっかり言っていますが、KALSのまわし者ではありません、、、とても良いので紹介させていただいています。)大学で生命科学をある程度習っている方は完成からはじめて問題ないと思います。独学でやる方は、自分の勉強方法が間違っていないか、メンターをなるべくつけるようにしましょう。(Twitterで募集すればすぐに見つかりますし、当スプリング・オンラインでもやっております!宣伝失礼しました_(._.)_)以下におすすめのテキストをのせていきます。

 

生物の初学におすすめなyoutubeのtryのリンクは以下です。(初回の「生命の誕生」という授業)

https://www.youtube.com/playlist?list=PLiRy47VSZM61TohyO2cl2KxhqAI-wC63w

動画の視聴のやり方は以下のぶっでぃさんのブログに非常に丁寧に書かれています。

https://buddhi01.com/ukaru-ishi/2018/11/30/4100/

 

独学で生命科学を学ぶ場合は、以下の「休み時間のシリーズ」がおすすめです。

以下の免疫学については特に名著と評判高いです。

休み時間シリーズの「生物学」の本は少し微妙かもしれません

有名ですが、高校範囲の生物をしっかりと固めるなら、以下のものがおすすめです。(一部大学でしっかりでます。)

 

レベルアップしたい方には以下の本がおすすめです。

これらは、少し内容がオーバーであるので、やり方に気を付けてください。

 

化学

高校化学

僕は、成書で勉強することが苦手だったので、youtubeを利用して知識を固めました。(2chには高校化学の問題を楽観視して、「解けて当たり前」のように言っているコメントが散見されますが、受験から数年たっている社会人等の方が、高校化学の問題で点数を取りきるのは簡単ではありません。差が付きやすいところなので、試験に高校化学がでる大学を受験される方はしっかりと対策しましょう)

 

おすすめのyoutuber

https://www.youtube.com/channel/UCZ3daKzWhRfpCYhfC6qrT-g

 

使用した参考書

 

 

 

大学化学

大学の化学は、対策がすごく難しかったです。可能であれば、大学の授業をとってしまうのが良いでしょう。それが難しい方は、以下のyoutubeや参考書がおすすめです。

 

大学の有機化学の反応について非常にわかりやすく解説されていて、種類も豊富なもろぴーさんのyoutubeです。(人柄も非常にフランクでみていて飽きませんでした!)

https://www.youtube.com/channel/UCVdqfcGIhXFEe4JDV97X1ig

 

成書としては以下のものを使用しました(難しかったです)

 

 

物理

高校物理

高校物理は、自分の専門だったこともあり、youtubeで軽く復習するにとどめました。

 

高校化学のところでも紹介しましたが、カサ二マロさんです。物理の解説もされています。

https://www.youtube.com/channel/UCZ3daKzWhRfpCYhfC6qrT-g

 

高知大学を受験する直前には以下のテキストで公式を確認していました。

 

大学物理

大学物理については、志望校に出題校が無かったため、これといって対策は行いませんでした。したし、おすすめの参考書を以下にご紹介します。

 

大学物理についてのyoutubeについて、非常にわかりやすい授業をされているヨビノリさんです。(僕がyoutubeで勉強をするきっかけにもなった方です)物理嫌いな方も好きになれるかもしれません!

https://www.youtube.com/channel/UCqmWJJolqAgjIdLqK3zD1QQ

 

参考書としては以下のものが程よく簡単で有効です。

 

数学

数学についても大学で学んでいたので、1から対策をされる方の参考にはあまりならないかもしれません。数学の対策には時間がかかるので、ペース配分に気を付けてください。あくまでもメインは英語と生命科学です。物理でも紹介した「マセマ」シリーズ等を使って対策を行い、筑波大学の当日の数学の試験で満点をとることができました。おすすめのyoutubeと参考書を紹介させていただきます。

 

大学物理でも紹介しましたが、ヨビノリさんは数学の解説も秀逸です。

https://www.youtube.com/channel/UCqmWJJolqAgjIdLqK3zD1QQ

統計学について非常にわかりやすく解説されているサイトです。生命科学についても解説されています。

https://igakubugakushi.com/

 

数学についてもマセマシリーズがとてもわかりやすいです。

筑波大学の統計の問題については、この本のおかげで満点をとることができました。

 

統計については以下のものもおすすめです。

記述がしっかりとしており、例題も豊富でわかりやすいです

 

志望理由書

「最終」合格を勝ち取れるかは、いかに質の良い志望理由書を創れるかにかかっています。志望理由書は本当に骨が折れます。早め早めの準備を心がけましょう。僕は親やオンラインでの添削サービス等を使い計10回添削を行いました。闇雲に書き始めるのではなく、テンプレートを用意してある程度構成を決めましょう。ポイントは以下です。

 

  • 自分だけに特化している(または特化しているように見せることができる)強みは何か。
  • 志望動機は、減点ポイントがなさそうか

→もともと医学部を志望していた、人を助けたいと思った(抽象的すぎ)、病気だった(将来医者できる?)などは要注意です。

  • 具体性はあるか(自分の経歴や動機を信頼してもらえる具体性はあるか)

→具体性さえあれば、嘘でも大丈夫です。

 

実際に最終合格できた志望理由書をみたい!!という方のために、こちらのサイトで志望理由書を1大学1000円で販売しております。

【医学部学士編入】最終合格者の志望理由書(筑波大学)

【医学部学士編入】最終合格者の志望理由書(高知大学)

【医学部学士編入】志望理由書(群馬大学)

【医学部学士編入】最終合格者の志望理由書(新潟大学)

筑波大学のものはテンプレートとしても使用しやすい形になっております!

新潟大学のものは社会人の方のものになります。

(スプリング・オンライン家庭教師在籍講師ので掲載OKをもらえたものから順次アップしていきます!)

 

 

 

志望校診断

未学習の分野をなるべく勉強することなく、最短で合格したいと仮定してあなたの受験型とそれに対応する志望校を診断します。ただ、あくまで目安となりますので、志望校を絞り込む際には以下のサイトや募集要項で試験の傾向を確認しましょう。

以下のサイトでは、各大学の試験方法や受験者の口コミが見れます。(筆記で9割とったけれど落ちたとか、高得点を取れなければ落ちるとか書いてありますがそんなことはありません。偽情報に惑わされないようにしましょう)

http://www.saijuken.com/gakuwiki/index.php

 

志望校診断はこちらから!!

https://media.toidas.net/private/APBOMLl1o6

 

スプリング・オンライン家庭教師の活用の仕方

スプリング・オンライン家庭教師では、以下のサービスを提供しております。

  • 志望理由書添削サービス
  • 過去問解答販売
  • 生命科学など個別の質問に答えるサービス(メンターとしてもご利用いただけます)

特に、個別の質問に答えるサービスでは、編入経験者や現役医学生が個別の問題についての疑問点を解決するので、KALSに行くほどのお金はないけれど質問がある、、、という方におすすめとなっております!詳しくは、当サイトの医学部編入試験コースのページをご覧ください(^^)/

過去問解答販売はこちらから!

令和3年度 鹿児島大学医学部 学士編入試験 生命科学

平成31年度 金沢大学医学部 学士編入試験 生命科学

等多数取り揃えております。順次数を増やしていく予定です。

Q&A

随時更新中です!どしどしお寄せください。

現在はtwitterの質問箱にて受け付けております。その中から厳選して本ページに掲載いたします。

 

twitterはこちらから

https://twitter.com/maxwell31415/status/1306068431679045633

質問箱はこちらから

https://peing.net/ja/maxwell31415/

 

Q.筑波大学の本番の試験のできを主観でいいので教えてください

数学:10割?(ほんとにたまたまマセマで勉強した部分がでました)
英語:3割(こんなの無理😇って思ってました)
化学:6.5割(有機ぜんぜん他だいたいとけました)
生物:7割(満遍なく解答した気がするけど採点厳しそうなので)

ただ自己採点全くしないタイプなのでほんとに主観です、、

 

Q.数学はどこまで勉強しましたか?文系の私でも頑張れば筑波の数学が解けるまでになれるでしょうか。

数学はもともと好きで、所属していた学部(物理)でもばりばりに使っていたこともあり、すごく勉強していました。今回の筑波の問題は計算ミスがなければ完答できたと思います。ただ、完全に運でした。年によっては方針わかるけど計算えぐくて解けないみたいなのがあります。

時間で考えれば5年間ほそぼそと微積、線形代数をやっていたことになります。 文系の方だと正直これと同じくらい時間をかけなければ、筑波の数学で合格点をとることは難しいと思います。(主観です) ただ、線形代数の基本事項だけを勉強するなどで部分点は稼げるかもしれません。(1年くらい1日30分とかの想定)

質問主さんの合格を祈っております🙂

 

Q.推薦書は指導教員にいつ頃に頼みましたか?

早めに推薦書が必要なことを伝えておいて、1ヶ月前くらいに持って行きました。

あらかじめ完成したものを持っていき、先生のご負担にならないようにしました。(実際は快く先生が作成してくださいました)