【最新】職能短大生は大学編入できる!?

職能短大生は大学編入できる!?

はじめに

政府は、特区内の職能短大で2年間の訓練課程を修了した人を対象に、特区内の大学に3年から大学へ編入できる特例をつくる案まとめ、改正法案を閣議決定し、今国会に提出して成立をめざしています(日本経済新聞2022年2月17日朝刊より)。

そこで、今回は「職能短大とは何か」を簡単にまとめ「職能短大生が大学編入学を行うことでどんなメリットがあるのか」について説明していきます。

 

職能短大とは?

まずは、「職能短大とは?」と思う方が多いかと思いますので、職能短大についての解説から書いていきます。

職能短大は厚生労働省が所管している短期大学であり「ポリテク・カレッジ(Polytechnic College)」と呼ばれています。令和4年2月時点で全国に16箇所存在しています。
ものづくり産業の現場で最新の技能・技術に対応できる人材の養成を行っている短期大学になります。文部科学省の「職業能力開発短期大学校から大学編入について」では、『高校卒業者等を対象に、高度な知識と技能を兼ね備えた実践技術者、生産技術・生産管理部門のリーダーとなる中小企業のものづくり基盤を支える人材を養成すること』が設置目的として明示されています。

 

現状の課題

現行法では、ごく一般的な他の大学(※学校教育法第一条で定められた大学)への3年次編入ができないという課題があります。

職能短大修了者は専門課程修了となり、学校教育法による短大(2年制)卒と同格と格付けとされています。しかし、前述した通り、職能短大は、厚生労働省が所管しているため、卒業後は、職業能力開発大学校の応用課程にのみ進学可能となっています。

 

現行法からの改正でどう変わるのか!?

政府は構造改革特区法の改正により、特区内の職能短大で2年間の訓練課程を修了した人を対象に、特区内の大学に3年から編入できる特例をつくる方針を制定しようとしています。
これにより特区内の職能短大を修了した学生は、特区内の大学へ3年生から編入できるようになります

 

大学編入することのメリット

では職能短大生に開かれたこのような大学編入には、そもそもどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

1. 少ない科目で受験できる

大学編入試験では、多くの場合、国公立大学・私立大学ともに「英語(TOEIC又は各大学で行われる筆記試験)」「専門科目」/「小論文」の2科目のみで受験することが可能です。そのため、大学受験などに比べると受験勉強にかける労力は少なくて済みます。そのため、しっかりと戦略を立て、正しい方法論に基づいて効率的に受験勉強を行  えば、高校卒業時には到底手に届かなかったような大学に合格することだって夢ではありません。

2. 技術のみならず理論やマネジメントについても学べる

職能短大では、ものづくりに必要な基本的な技術を学ぶことが中心となります。その一方で、大学では、ものづくりに必要な理論についても学ぶことができます。自身の技術を磨くだけでなく、物事の根本を学ぶことができ、社会に出てからの思考力や考察力を高めることにも繋がります。

3. 就職に有利

より高いレベルの大学に進学できれば、大学卒業後の進路の幅が大きく広がります。その最たる例が就職です。就職活動を始めると、「学歴フィルター」という言葉を耳にするようになります。これは企業が学歴を基準にして、一定レベル以下の大学に所属している就活生を選考から落としてしまうことです。この学歴フィルターにかからないレベルの大学に編入すれば、就職活動を有利に進めることができ、憧れの企業への就職もぐんと近づきます。
さらに、就職活動における面接の際、粘り強く一つの目標に向かって努力したエピソードとして、編入経験をアピールすることも可能です。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。
今回は、職能短大についてまとめるとともに、職能短大生の編入についての今後の展望について説明していきました。

現在、大学編入が可能になる見込みのある地域は特区と認められた地域だけになりますが、今後は地域に関係なく全国の職能短大修了者が大学編入できるようになることを期待したいです。

最新情報が分かり次第、随時更新していきたいと思います。

私たちも職能短大に在籍する学生様が大学編入できるよう最大限、準備を整えていきたいと考えています。

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