無料相談会受付中!

【大学編入】名古屋大学 情報学部 合格体験記

【大学編入】名古屋大学 情報学部 合格体験記の記事アイキャッチ画像。大学編入対策の出願資格・試験科目・対策を示す図解。
無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

名古屋大学情報学部の3年次編入学試験は、他大学の1・2年次に在籍する学生が学科試験と面接によって3年次から編入学できる制度で、旧帝大クラスでありながら高専生に限らず4年制大学からの受験も受け付けている数少ない編入枠の一つです。この記事では、宮崎大学工学部から名古屋大学情報学部自然情報学科の3年次編入試験に合格した筆者自身の体験をもとに、受験を決めた経緯からTOEIC・数学・情報・小論文の対策方法、試験当日の実際の手応え、二次試験(面接)で聞かれた質問まで、合格までの全過程を記録しています。

大学編入試験は一般入試に比べて受験者数が少なく、体験談や合格者の声がインターネット上にほとんど出回っていません。参考書選びから科目ごとの勉強計画まで、手探りで進めなければならない受験生が大半だと思います。本記事を読み終える頃には、名古屋大学情報学部を目指すうえで必要な情報収集の大部分が完了し、勉強そのものに集中できる状態になっているはずです。

\ 大学編入専門 /

まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?

スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。

  • 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
  • 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
  • 志望校が決まっていなくてもOK

\ 合格がグッと近づく/

(費用は一切かかりません)

筆者は地方国立大学理系学部の1年生だった2022年10月に編入試験の存在を知り、勉強を開始しました。専門知識ゼロの状態から独学と家庭教師の力を借りて対策を進め、筑波大学情報学群(不合格)と名古屋大学情報学部(合格)の2校を受験しています。両校とも英語(TOEIC・TOEFL)・数学・専門科目という共通点の多い科目構成だったため、対策の多くを重複させながら効率的に準備できました。

なお、名古屋大学情報学部の3年次編入学試験は本記事執筆時点でも継続して実施されており、直近の令和8年度(2026年度)入試も予定どおり行われています。年度によって募集人数や出題傾向が変わる可能性があるため、出願前には必ず大学公式の最新の募集要項をご確認ください。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)
目次

はじめに|宮崎大学から名古屋大学情報学部への編入体験

私はこの度、宮崎大学工学部から3年次編入試験を受け、名古屋大学情報学部自然情報学科に合格しました。受験を決めた当時のスペックは、地方国立大学理系の1年生、専門は情報系、1浪経験あり、共通テストの得点率は7割前後というものです。専門は情報系でしたが、在籍していた大学では編入試験で問われるような本格的な内容の講義が2年後期からしか始まらなかったため、編入試験の科目としての情報学はゼロからのスタートでした。

工学系の編入試験の多くは、数学・TOEIC(または類似の英語外部試験)・専門科目の3本柱で合否が決まります。前知識はほぼゼロで、アドバンテージになるような経験もありませんでした。それでも1年弱の対策期間で合格までたどり着けたのは、情報収集を早い段階で済ませ、勉強量に振り切ったことが大きいと感じています。この記事では、その過程をできる限り具体的に共有します。

名古屋大学情報学部の3年次編入とは

編入試験はすべての大学で実施されているわけではなく、実施校には限りがあります。特に理系(医学系を除く)の編入試験は高専生向けに実施されるケースが主流で、4年制大学(または短大・専門学校)からの受け入れを行っている大学は多くありません。筆者が受験した令和5年度入試の時点では、北海道大学・東北大学・名古屋大学・筑波大学など、旧帝大やそれに次ぐ難関国立大学の一部が他大学からの受け入れを行っていました。実施校や募集区分は年度により変動するため、志望校を検討する際は必ず最新の募集要項で受け入れ対象を確認してください。

名古屋大学情報学部の3年次編入学試験は本記事執筆時点(2026年)でも継続しており、直近の令和8年度入試では出願期間が令和8年7月8日から14日、試験(筆記・面接)が8月20・21日に設定されています。詳しい出願資格・選考方法・対象学科の詳細は、年度ごとに公表される公式の募集要項PDFで必ず確認しましょう。名古屋大学の編入試験全般の傾向については、名古屋大学の編入試験対策の記事もあわせて参考にしてください。

また、名古屋大学情報学部は現在、自然情報学科・人間・社会情報学科・コンピュータ科学科の3学科体制になっています。筆者が合格した自然情報学科は数理情報系・複雑系の2つの教育コースを持つ学科で、編入後は3年次からいずれかのコースを選んで専門性を深めていく形になります。学科構成は改組によって変わることがあるため、志望する学科・コースが現在も編入学試験の対象になっているかは、出願前に必ず確認してください。

編入を決意した経緯と受験校の選び方

浪人時代、第一志望の大学の前期試験に落ち、後期試験で合格した大学に進学しましたが、どうしても満足に大学生活を楽しむことができませんでした。そんな折に編入試験の存在を知り、このモヤがかかったような生活から抜け出せるかもしれないと感じて受験を決意しました。大学1年生の頃の自分と同じように、通っている大学に自信を持てず、コンプレックスのように感じている学生は少なくないと思います。個人的には、そうした人たちにとって編入試験は最後のチャンスになり得る制度だと考えています。

受験校は、筑波大学の情報学群と名古屋大学の情報学部の2校に絞りました。筑波大学はTOEIC・情報学・数学、名古屋大学はTOEIC・数学・小論文が試験科目で、筑波大学の受験対策については筑波大学情報学群の編入試験の詳細にまとめられている情報も参考にしました。受験校を決めるときのポイントとして、なるべく受験科目が重なるようにすると対策の効率が上がると感じます。編入試験の定石にもなっていますが、早い段階でTOEICのスコアを確保し、残りの時間を専門科目の勉強に充てると有利に進められます。筆者もまずTOEICの勉強から始めました。

TOEIC対策|スコアの目安と使用教材

TOEICのスコアについては、筑波大学では730点で満点換算(年による変動の可能性あり)、名古屋大学では990点を満点とする換算方式が募集要項に記載されています。筑波大学は受験生の多くが730点以上を取ってくるため、これを超えることはほぼ必須条件と考えたほうがよいでしょう。名古屋大学については、合格者のTOEICスコアが体感で830点前後に集まっている印象でした。

筆者はTOEICを3回受験し、スコアは780点、800点、860点という結果でした。名古屋大学の受験を考えていて英語を武器にしたい場合は、900点を一つの目標にすると合格に大きく近づけると思います。あくまでも一つの目安であり、これを超えられなければ合格できないというものではありません。実際に800点前後で合格している受験生もいます。

参考書科目特徴
金のフレーズ単語基本的で重要な単語に絞ったTOEIC特化の単語帳
TOEIC文法問題でる1000問文法(パート5)頻出パターンを反復して定着させる
TOEIC公式問題集4〜8総合本番の時間感覚・難易度感覚をつかむために必須
精選模試シリーズ R・L 1〜2集総合本番より難しめの模試で高地トレーニングとして活用

3月末までにTOEICで900点を取り、そこから専門科目の勉強に集中しようと逆算して計画を立てていました(結果的に900点には届きませんでしたが)。単語・文法・総合演習をバランスよく回し、TOEIC対策自体は編入試験対策の中でも最初に着手すべき科目だと感じます。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

数学対策|範囲と使用教材

数学は12月末から、情報は2月頭から対策を始めました。数学は受験する大学によって出題範囲が異なるため、志望校の範囲を必ず確認しておく必要があります。筆者が受験した筑波大学・名古屋大学では、いずれも微積分と線形代数が出題範囲でした。勉強方法自体は大学受験時とさほど変わらず、基本的な公式・概念の理解から始め、基本問題の演習、応用問題、過去問という順序で進めます。微積分は数III の延長として捉えられますが、線形代数(特にベクトル空間)は初めて触れる人がほとんどだと思うので、根気強く概念理解を深めることが大切です。

参考書役割コメント
編入数学徹底研究基礎固め編入受験生の定番。基本公式から過去問まで一冊で網羅
編入数学過去問特訓演習A・B・C問題のレベル別構成。A・B問題を素早く解ける状態を優先
大学編入のための数学問題集演習量確保難易度は控えめだが演習量を積むのに適している
大学編入試験問題 数学/徹底演習仕上げ他の問題集を終えた後にほぼ初見で解けるレベル感
マセマシリーズ(微積分・線形代数)教科書代わり概念理解の補助として通読

独学で数学を進めるのはハードルが高いと感じたため、家庭教師などの指導を併用しながら進めることをおすすめします。特に線形代数は独学だと誤った理解のまま進んでしまいやすい分野なので、早い段階で第三者に理解度を確認してもらうと安心です。

情報(専門科目)対策|C言語・アルゴリズムとデータ構造

情報については、専攻が情報系だったとはいえ、編入試験で出題されるような内容の知識はほとんどありませんでした。筑波大学の情報学の出題は、C言語を用いたアルゴリズムとデータ構造に関する知識、コードを正確に読めるかを問う問題が中心です。初学者の場合は、C言語の文法をしっかり覚える→アルゴリズムとデータ構造への理解を深める→過去問演習という順序で進めるのがおすすめです。

参考書用途コメント
やさしいCC言語文法の習得実際にコードを書きながら学ぶと定着しやすい
定本C(アルゴリズムとデータ構造)発展学習筑波大学受験生の定番だが、近年の出題傾向にはやや合わない印象
C言語による初めてのアルゴリズム理解の土台作り初学者向けで写経練習にも向いている
競技プログラミングコンテスト攻略のためのアルゴリズムとデータ構造(通称:螺旋本)応用演習筑波大学対策として有効
プログラミングコンテストチャレンジブック(通称:蟻本)実装力強化螺旋本と合わせて実装力を鍛える

最近の出題傾向としては、一昔前まで主流だった「基本的なアルゴリズムとデータ構造を知っていれば解ける」問題から、「出題意図を読み取ってプログラムに落とし込めるか」を問う問題へと変化してきています。過去問演習を通じてアルゴリズムの理解を深めると同時に、競技プログラミングの問題に触れて読解のスピードを上げておくことが対策の鍵になると感じました。

\ 大学編入専門 /

まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?

スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。

  • 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
  • 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
  • 志望校が決まっていなくてもOK

\ 合格がグッと近づく/

(費用は一切かかりません)

小論文対策

小論文の対策は4月に入ってから始めました。小論文は独創的な意見を述べることよりも、型にはまった書き方を身につけ、いかに減点を防ぐかがポイントになると感じています。名古屋大学の小論文は、直近3年間は60分で400字記述が2問出題されるパターンが続いており、課題文が与えられて400字要約と400字論述を書くという構成が定着しています。課題文自体は比較的平易な文章が多く、型さえ身につければコストパフォーマンスよく得点できる科目だと思います。

参考書用途
小論文書き方これだけ!超基礎編基本的な型の習得
2022新小論文ノート幅広いテーマの演習(筆者は情報系と400字要約のみ使用)
小論文の完全ネタ本 自然科学系用語知識・小論文で使えるネタの補強
無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

直前期の過去問演習と出題傾向

5月頃にはTOEICのスコアが固まり、各科目の基礎も出来上がっていたため、過去問演習に本格的に取り組み始めました。筑波大学は20年分、名古屋大学は6年分の過去問を解いています。ネット上で過去問を探すと解答がなかったり、特定の年度が抜け落ちていたりすることが多いため、家庭教師などに解答の添削を依頼すると効率よく進められます。

両校とも、一般的な大学入試と同様に出題傾向が存在します。名古屋大学の数学は3問構成・制限時間60分で、受験した年は微積分1問・線形代数2問という配分でした。微積分の最近の傾向としては、ラグランジュの未定乗数法や二重積分といった典型的な編入試験の問題は減り、グラフの増減や単調数列の極限といった高校数学寄りの問題が目立ちます。線形代数は、行基本変形・マルコフ連鎖・対角化といった編入試験でおなじみの内容が中心です。

筑波大学は数学2問・情報2問を制限時間120分で解く形式です。数学は微積分1問・線形代数1問で、微積分はε-N論法によるチェザロ平均の証明のような難問から2変数関数の極値を求める典型問題まで幅広く出題されます。すべてを解けるようになる必要はなく、典型問題を確実に落とさないことが重要です。線形代数も同様に、正射影やベクトル空間を範囲とした難問が出題される一方、微積分が難しい年は線形代数がやさしくなる、あるいはその逆になるという傾向があり、大学側が難易度調整を行っている可能性がうかがえます。

比較項目名古屋大学情報学部筑波大学情報学群情報科学類
試験科目TOEIC・数学・小論文TOEIC/TOEFL・数学・情報基礎
数学の構成(体験当時)3問・60分2問(数学2問・情報2問で計4題)・120分
英語の扱いTOEIC990点満点換算TOEIC/TOEFLスコア換算(公式には730点前後が一つの目安)
募集人員の目安年度により変動(要募集要項確認)14名(令和8年度公式情報)

筑波大学はおそらくボーダー制を採用しています。毎年の合格者定員は情報科学類と情報メディア創成学類を合わせて20名とされていますが、実際は30数名ほどが合格しているのが実情でした。過去の受験者や合格体験記を見る限り、ボーダーは年によって変動し、情報科学類のほうが高くなる傾向があるようです。筆者の代の推測値では、情報科学類が230〜240点、情報メディア創成学類が220〜230点あたりがボーダーだったと考えられます。これはあくまで個人の推測であり確定的な数値ではありませんが、過去問演習で採点する際の一つの目安として参考にしてください。

試験当日の再現と結果

筑波大学は7月上旬、名古屋大学は8月中旬から下旬に試験が行われました。理系の編入試験は夏頃に実施される場合が多いため、志望校を決めたらすぐに入試日程を確認しておくことをおすすめします。

筑波大学の入試は前日入りし、ホテルから大学までのルートと所要時間を確認しました。前日には受験番号と受験会場を記した紙がすでに掲示されており、情報科学類と情報メディア創成学類を合わせて220人ほどの受験者がいたことに驚きました。併願を考慮しても倍率は10倍近くになる計算で、例年は7〜8倍程度と言われていたので、その年は受験者数が多かったのだと思います。

受験当日は緊張もありましたが、それまでの勉強や過去問演習の手応えから、受かるだろうという感覚で臨みました。数学1問目は漸化式の証明と単調数列の極限に関する問題で、見たことのない切り口だったため一度飛ばし、1周解き終えてから戻って半分ほどしか解けず、手応えは4〜5割程度でした。2問目は状態遷移を行列で表し、対角化や逆行列を求める問題で、落ち着いて考えれば難しいものではなく、ほぼ完答できたので手応えは10割でした。情報の1問目は文字列を二分木で符号化する問題で、エントロピーなど馴染みの薄い用語に戸惑いましたが、落ち着いて問題文に従えば解ける内容でした。ただし焦りから出題意図を十分に汲み取れず、2〜3割程度の出来にとどまりました。もう1問はオイラーの分割恒等式を確認する問題で、記述で得点できそうな部分を埋めて6割程度の手応えでした。

自己採点では数学65〜75点、情報40〜50点で、TOEICを合わせた総合は205〜225点程度でした。前年の難易度と比較しても難しく感じ、SNS上でも多くの受験生が「難化した」と言っていた印象があります。ボーダーはおそらく情報メディア創成学類で210〜220点あたりになるだろうと予想し、自己採点の結果から「おそらく落ちた」と判断してすぐに名古屋大学の対策へ切り替えました。結果は不合格で、原因は本番での立ち回りにあったと感じています。初見の単語や問題に動揺せず、落ち着いて対応できていれば結果は変わっていたはずです。模試の存在しない編入試験では、本番のシミュレーションを自分で作って練習しておく必要があると痛感しました。

名古屋大学の入試も前日入りし、ホテルから大学までのルートと所要時間を確認しました。名古屋大学のキャンパス周辺には徒歩圏内のホテルが少ないため、前日の下見は必ずしておくことをおすすめします。受験当日は受験番号が掲示されており、受験した自然情報学科の倍率は5.5倍で、例年並みの水準でした。

数学1問目はタンジェントの積分と二重積分を用いて大小関係を証明する問題で、見た瞬間は方針が浮かびませんでしたが、戻って解き直すと誘導に従って解ける内容で、手応えは10割でした。2問目は行列計算が中心の問題で、計算量はやや多いものの落ち着いて処理すれば解け、こちらも手応えは10割でした。3問目はアリの確率的な行動を行列で扱うマルコフ連鎖の問題で、最初の条件設定さえ丁寧に整理できればあとは計算するだけの内容でしたが、計算量が多いため工夫しないと時間内に終わらないと感じました。小論文は直近の傾向どおり、課題文が与えられて400字要約と400字論述を書く形式で、課題文も平易な文章だったため時間に余裕を持って解答できました。ただし400字論述には記述上の細かな条件があり、情報学に関する周辺知識を事前に蓄えておく必要があると感じています。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

二次試験(面接)の内容

翌日の一次試験(筆記試験)の合格発表で自分の受験番号を確認し、面接に向かいました。一次試験の合格者は6人で、想定より絞り込まれていたことに驚きました。面接では4人の面接官から質問を受けています。実際に聞かれた質問は次のとおりです。

  • 現在所属している大学についてキーワードを挙げながら説明してください
  • 名古屋大学を志望する理由をキーワードを挙げながら説明してください
  • 筆記試験の手応えはどうでしたか
  • データサイエンティストになりたいとのことですが、具体的に社会でどのように貢献したいですか
  • データサイエンティストになるために何か活動をしていますか
  • 希望する研究室を志望する理由は何ですか
  • (理由を聞いたうえで)その研究室・教員である必要性はありますか
  • 研究室配属に向けて何か活動をしていますか
  • 合否とは関係ありませんが、併願校はありますか

圧迫面接とは程遠く、最後まで和やかな雰囲気の面接で、体感では12〜13分ほどで終了しました。面接は事前に提出した志望理由書を元に進められるため、面接を見越して志望理由書を作成しておくと有利に進めやすいと思います。二次試験を終えたのち、8月31日の合格発表で無事に合格することができました。名古屋大学は過去問を解いていた段階から手応えがあり、本番の感触からも合格できるだろうと考えていたため、発表後はほっと安心したのを覚えています。

合格の勝因と受験生へのメッセージ

名古屋大学に合格できた勝因は、情報収集と分析、そして勉強量だったと感じています。情報収集については本記事で紹介したように徹底的に調べましたし、勉強を始めてからはほぼ毎日10時間以上机に向かっていました。編入試験は孤独との戦いという側面が強く、大学の友人からの誘いや自分自身の甘さとどう向き合うかが合否を分けると思います。

専門科目や英語の勉強法、志望理由書の作成、面接対策など、独学だけで進めるのはハードルが高い部分も多くあります。大学編入試験対策のように編入試験の指導実績を持つ講師のサポートを取り入れることも、対策の選択肢の一つとして検討してみてください。この記事を読んでいる方が、情報収集の時間を最小限にして勉強そのものに集中し、合格を掴み取ることを願っています。

よくある質問(FAQ)

名古屋大学情報学部の3年次編入は他大学からでも受験できますか

可能です。理系の編入試験は高専生向けが中心の大学が多い中、名古屋大学情報学部は4年制大学に在籍する学生からの出願も受け付けています。ただし出願資格の詳細(在籍年次・取得単位数など)は年度によって定められるため、必ず最新の募集要項で確認してください。

名古屋大学情報学部の編入試験の科目は何ですか

筆者が受験した際はTOEIC(外部英語試験)・数学・小論文の3科目で、筆記試験と面接によって選考されました。試験科目や配点は改組・年度改定によって変わる可能性があるため、出願前に公式の募集要項で最新情報を確認することをおすすめします。

名古屋大学の編入で必要なTOEICスコアの目安はどれくらいですか

募集要項ではTOEIC990点を満点とする換算方式が採られており、合格者のスコアは体感で830点前後に集まる印象でした。900点を目標にすると合格に近づきやすい一方、800点前後で合格している受験生もいるため、固定的なボーダーというよりは一つの目安として捉えてください。

名古屋大学情報学部編入の難易度・倍率はどれくらいですか

筆者が受験した自然情報学科の倍率は5.5倍で、例年並みの水準でした。倍率や難易度は学科・年度によって変動するため、志望学科の直近の倍率は募集要項や大学の公表資料で確認することをおすすめします。

編入試験の勉強はいつから始めるべきですか

筆者は大学1年生の10月から勉強を開始し、今振り返るとやや遅めのスタートだったと感じています。TOEICから着手し、12月末から数学、2月頭から情報、4月から小論文という順番で進めました。科目数が多いぶん、早めに情報収集を終えて計画的に取り組み始めることをおすすめします。

独学でも名古屋大学情報学部の編入に合格できますか

不可能ではありませんが、特に数学の線形代数や専門科目である情報の分野は、独学だと理解の誤りに気づきにくい面があります。過去問の解答が入手しづらいことも多いため、家庭教師など第三者に添削・指導してもらいながら進めるほうが効率的に対策できると感じます。

名古屋大学情報学部の編入試験に面接はありますか

あります。筆記試験(一次試験)を通過した受験生を対象に、複数の面接官による面接(二次試験)が実施されます。筆者の場合は面接官4人、所要時間は体感で12〜13分程度で、圧迫感のない和やかな雰囲気でした。質問は志望理由書の内容に沿って進められる傾向があります。

筑波大学情報学群と名古屋大学情報学部はどちらが対策しやすいですか

両校とも英語(TOEIC/TOEFL)・数学・専門科目という共通点が多く、併願しやすい組み合わせです。筑波大学は数学・情報を120分で解く形式で出題範囲がやや広く、名古屋大学は数学と小論文という構成で、小論文は型を身につければ対策しやすい科目です。自分の得意分野に応じて重点配分を調整するとよいでしょう。

まとめ|名古屋大学情報学部編入を目指す方へ

  • 名古屋大学情報学部の3年次編入学試験は4年制大学からの受験も可能で、令和8年度も継続して実施されている
  • 試験科目はTOEIC・数学・小論文が中心で、学科は自然情報学科・人間・社会情報学科・コンピュータ科学科の3学科体制
  • TOEICは早期に着手し900点前後を一つの目標にすると合格に近づきやすい
  • 数学は微積分・線形代数が範囲の中心で、独学より指導を併用したほうが理解の誤りを防ぎやすい
  • 小論文は400字要約+400字論述という型を身につければコストパフォーマンスよく得点できる
  • 過去問演習は志望校の年度をできるだけ多く解き、添削を受けながら進めると効果的
  • 面接は志望理由書の内容に沿って進むため、面接を見据えた志望理由書作成が有利に働く

名古屋大学情報学部の編入試験は情報が少なく手探りになりがちですが、科目ごとに計画を立てて早期から取り組めば、着実に合格へ近づくことができます。この記事が、名古屋大学情報学部を目指す方の情報収集の一助になれば幸いです。専門科目や英語の勉強法、志望理由書の作成、面接対策など、独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。スプリング・オンライン家庭教師には情報系の編入試験対策を得意とする指導者が多数在籍していますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)
\ 大学編入専門 /

まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?

スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。

  • 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
  • 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
  • 志望校が決まっていなくてもOK

\ 合格がグッと近づく/

(費用は一切かかりません)

この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

目次