【大学編入・院試】高専から大阪大学工学部・工学研究科へ 合格者の進路インタビュー

合格者の声2023.12.25

はじめに

香川高専から大阪大学工学部への編入を経て大阪大学大学院工学研究科に在籍されている、二川さんがインタビューに答えてくれました!!

編入や院試を目指されたきっかけから、試験対策のされ方、高専の授業と試験勉強の両立のことなどについてお話をしてくれました。

*本インタヴューはYouTubeからも閲覧できます。

自己紹介

スプリング・オンライン

本日は、高専からの大学編入を経て現在大学院で研究されている二川さんにお越しいただいております。

本日はよろしくお願いいたします。

二川さん

よろしくお願いいたします。

スプリング・オンライン

ありがとうございます。

では、自己紹介をお願いいたします。

二川さん

香川高専から大学編入試験にて大阪大学の工学部に編入して、現在、大阪大学大学院で研究を行っている二川です。

よろしくお願いします。

スプリング・オンライン

ありがとうございます。

では、高専からの大学編入のことと大学院入試のことについて2つお伺いしていきたいと思いますので、改めて本日はよろしくお願いします。

ではまず、専門について高専から大阪大学へ編入されたとのことですが、

どのような分野をご専門とされているのですか?

ご専門

二川さん

高専では電気情報工学科というところに所属しており、そこでは、電気電子や情報系を専門としてその学問に取り組んできました。

そして、大阪大学に編入後も電子情報工学科というところで同じような分野を専攻し続けていて、現在、大学院に進学した今でもこの分野を専門とし続けています。

また、研究室では、制御系の研究室に所属していて、制御に関する研究に取り組んでいます。

スプリング・オンライン

ありがとうございます。

基本的には、高専で学んだことを活かして現在の研究に繋げているという形なのですね。

二川さん

そうですね、基本的にずっと高専から通して学んできたという感じになります。

スプリング・オンライン

高専からの編入は、大学受験の一般入試などと比べて情報がないなどちょっと対策がしづらかった部分もあるんじゃないかなという風に思うのですが、どのように克服をされていたのでしょうか? 

高専からの編入対策

二川さん

そうですね、たしかに仰る通り情報は少なかったのですけども、一応ネットとかで調べると、高専からの編入体験談みたいなものをまとめたサイトが存在していたので、それを参考に自分なりの勉強法を確立したりだとか、教科書を購入したりしました

編入試験の一番辛い部分として、普通の一般入試のように解答というのが公開されていないので、自分の解答を作っていく必要があるんですけども、その解答に自信がない時とかはTwitterとかSNSで同じ大学の編入を目指す人と自分の答案を共有してチェックをするなどして対策を行っていました

スプリング・オンライン

ありがとうございます。

そうですよね。編入(試験)を受ける人が少ないので、Xで話し合ったりする、みたいなこともよくありますよね。ありがとうございます。

高専からは、大学編入だけではなく、専攻科や就職といった主に3通りの選択肢がある中で、大学編入をしようと考えたのはどうしてなんでしょうか? 

大学編入を目指されたきっかけ

二川さん

そうですね。

これは僕の高専での成績と自分の性格を考慮した結果になるかなと考えていて、元々僕は、高専に入学した当時は卒業後はそのまま就職する予定だったんですけども、高専入学後の定期試験の成績が、僕が想像していたよりもけっこう良い点数が取れていて、当時の教員の方に、

「この成績であれば進学を考えた方がいいんじゃない?」

みたいな感じで軽く提案されて、進学をそこから考えるようになりました。

進学するにあたっても、専攻科と大学編入で2通りあると思うんですけど、僕の性格的に、同じ高専という環境で勉強し続けるよりも大学で周りの環境を変えた方が気持ちを入れ替えて勉強に集中できるんじゃないかなと思って、大学編入の方を選択しました

スプリング・オンライン

最初は思いのほか成績が良くて、

というところからスタートだったのですね。

二川さん

そうですね。

意外と、勉強をしたら思ったより取れるじゃんみたいなことになって。

スプリング・オンライン

多分見ている人も含めて羨ましいなっていう状況だとは思うのですが、試験科目については、具体的に大学編入試験の時に使用した科目はどのようなものがあったのか教えていただけますか?

試験科目

二川さん

僕が受験した大阪大学工学部では、入試本番では数学と、英語と、電磁気、電気電子回路を解きました。

本番ではこの4つを解いたんですけれども、自分が本番で解いていない科目の中には、物理や、アルゴリズムなどの情報系の科目も一応候補にありました。

スプリング・オンライン

そうだったんですね。

特に対策に苦労した分野や科目があれば教えていただきたいのですが? 

対策に苦労した分野や科目

二川さん

僕がけっこう苦労したのは、数学と、電磁気電子回路といった専門科目の対策にけっこう苦労しました。

この理由というのが、出題範囲の中に僕が通っていた高専では取り扱っていない内容がけっこう存在していて、その部分を独学で、図書館で参考書を借りたりして勉強する、というのがけっこう大変でした。

あとは、僕の周りだと同じ阪大を目指す友だちがいなかったので、一緒に勉強する人がいなかったことで勉強のモチベーションを保つという部分にも一苦労しました。

スプリング・オンライン

ありがとうございます。

実際、大学編入試験の対策をされた期間はどれくらいだったのでしょうか?

編入試験の対策期間

二川さん

およそ1年半くらいだったと思います。

まず、高専4年の前期で阪大の出題科目や傾向を色々と情報収集して夏休みが明けた後期ぐらいから本格的に参考書とかを買って勉強を始めました。

そして、編入試験まではそういう感じの勉強をする、という生活を繰り返していました。

スプリング・オンライン

高専で勉強されていたことが大学編入の対策に活きているなと実感することはありましたか?

編入試験に役立った知識・経験

二川さん

そうですね。

編入試験の出題範囲の中でも高専の授業で取り扱った内容の部分に関しては、高専の先生方がしっかりと授業で教えてくださったおかげで、あまり時間を取られることはなかったんじゃないかなと感じています

その分、授業で取り扱わなかった内容についてそこの勉強に時間を割くことができたのが対策に活きているのかなと感じました。

スプリング・オンライン

ありがとうございます。

高専に在籍されながら大学編入を受験するとなると、高専での勉強やイベントなどもあってお忙しいかなと思うのですが、どのように両立されていたのでしょうか?

高専の授業と編入試験との両立

二川さん

僕は放課後の空いている時間とかに図書館など勉強できる場所に行って、そこで勉強時間を確保ことで編入試験の対策を少しずつでも進めることができました。

高専の授業では、編入試験で出題されない科目の授業や学生祭みたいなイベントもあったんですけど、これも学生生活を送る上では重要なイベントだと感じていたので、そこの部分に関しては切り替えをしっかりしてメリハリをつけるようにしていました

スプリング・オンライン

ありがとうございます。

今、具体的にどんな風にやっていたかも教えてくださったのですが、お忙しい中で大学編入の勉強をされるにあたって特に意識していたことなどもあったら教えていただきたいのですが?

試験勉強において特に意識していたこと

二川さん

試験で出題される範囲の中で、現在自分がどこの部分をどの程度理解しているかというのを常に自分の中で明確にしながら勉強するようにしていました

それによって、どの分野にどれだけ時間をかけて勉強するのかという計画を立てることができて、入試の対策を効率的に進められたかなと感じています。

スプリング・オンライン

ありがとうございます。

何の分野を勉強しているんだっけ?どの範囲なんだっけ?って、抜けがちなことですよね。

編入した後に直面した悩みなどがもしあれば、入った後の話なのですが教えていただきたいんですけれども?

編入後の悩み

二川さん

僕は、香川出身で大学が大阪という別の環境でのスタートだったので、そもそもまず周りに知り合いが全然いないということが最初の悩みだったかなと思っています。

なので、僕は同じ編入試験で入学してきた同期の人だったり、そこで新しくバイトを始めたんですけど、バイトで一緒になった人から徐々に交友関係を築いていきました。

今ではそれに加え、同じ電気工学コースというところに所属しているんですけども、そのコースの人や研究室などで交友関係も増えて、その悩みは解消されたかなと感じています。

スプリング・オンライン

ありがとうございます。

実際、編入とか大学院の進学をきっかけに場所が変わるっていう方々もいらっしゃると思うので、すごく不安だなと思う方もいると思うのですが、結局は仲良くなれて、ということで、希望を持てるご回答をありがとうございます。

せっかくなので、続いては大学院の入試のことについてもお伺いしたいなと思うのですが、大学院入試で苦労されたことについて教えていただきたいのですが?

大学院入試で苦労したこと

二川さん

これは一定の人に限った内容になってしまうかもしれないんですけど、阪大の大学院の院試は、半導体といった物性論に関する範囲から多く問題が出題されるんですけども、阪大の編入試験の勉強でも編入した後の講義でも、あまり物性論の勉強をしてこなかったために、その対策にけっこう苦労しました。

阪大の院試は過去問からけっこう似たような感じで出題されるので、過去問を中心に得意な友人に教えてもらいながらそこはなんとか乗り切ることができました。

スプリング・オンライン

ありがとうございます。

具体的な専門分野も仰ってくださったのですが、皆さんにも分かるようにといいますか、大学編入試験と違った、大学院入試特有の悩みなどがあったかを教えていただきたいのですが?

大学院入試特有の悩み

二川さん

特有の悩みとしては、僕としては、研究室配属というのが特有の悩みだったかなと感じています。

阪大の編入試験では、基本的に、合格すれば自分が最初志望したコースにほぼ確定で配属されるんですけども、院試では、合格できたとしても、合格のボーダーを越えられたとしても、志望した研究室のボーダーを越えられないと志望した研究室に配属されない可能性があるんですね。

なので、僕が志望した研究室は、比較的倍率が他よりちょっと高めのところだったのでその競争に勝てるのかという不安は院試を終えるまで常にあったかなと思います。

スプリング・オンライン

それは本当に、大学院入試ならではの情報ですね。そうだったんですね、ありがとうございます。

ここまで見てくださっている方は、大学院編入、あるいは大学院入試を考えられている方がいらっしゃると思うのですが、そういった方々にぜひ二川さんからアドバイスをお願いできますでしょうか?

大学編入・大学院入試を考えている方へのアドバイス

二川さん

主に大学編入をする方に向けてになってしまうのですが、大学編入を考える方っていうのはきっと少数派だと思うので、周りに一緒に勉強する友人がいなくてモチベーションを保ちにくいなっていう悩みもあると思います。

そういう時は、SNSとかを活用したりして同じ道を志す人を見つけるのが僕的にはいいかなと感じています。

自分はそれで先ほども申し上げたとおり、モチベーションを保っていました。そして大学編入したことで、僕は新たな交友関係も増えて楽しい大学生活の思い出もできたので、編入して良かったなと心から感じています。

なので、今勉強はけっこう大変かもしれないんですけども、編入を志す人は、頑張って自分の第一志望の合格を勝ち取ってほしいなと思っています。僕はこれから編入を目指す人を心から応援しています。

スプリング・オンライン

とても希望的なメッセージをありがとうございました。

というわけで、本日は香川高専を卒業され、大阪大学工学部に編入された後、現在は大阪大学大学院工学研究科の方にて研究をされている二川さんにお越しいただきました。本当にどうもありがとうございました。

二川さん

ありがとうございます。

終わりに

いかがでしたか?

本記事が、高専からの編入や理系分野での大学院進学を目指される皆さんの理解に少しでも役立ってくれれば幸いです。

スプリング・オンライン家庭教師には、修士課程・博士課程に在籍する講師や問題出題者である大学教員など、

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