【大学編入】大阪大学法学部の傾向と対策
大学編入2023.03.25
目次
大学概要
大阪大学法学部は以下のテーマを理念と特徴として掲げています。
・体系的少人数教育
・強力な教授陣
・豊かな国際性
・世界最先端の研究機構
・社会に開かれた大学
大阪大学は1948年に大阪帝国大学法文学部として設立された歴史のある大学になります。また、外国語による授業の開講など、国際色豊かな雰囲気のある大学でもあります。日本と海外の架け橋的存在になりたいと考えている受験生や英語も重点的に学びたいと考えている学生にはぴったりな大学と言えるでしょう。また、法学部の伝統を受け継ぐ法学科では、主に法学と政治学を学ぶことができます。世界的に研究機関としての評価も高いことからから、大阪大学法学部に編入学後も法学や政治学を深く学び、研究者としても道に進みたいと考える学生にもおすすめです。
そして、大阪大学法学部の特徴として、このほかに挙げられるものが、社会科学全般の講義を受講できる点です。入学後に、法学や政治学のみならず多様な分野の学習・研究を進めたい学生にはぴったりな大学と言えるでしょう。
試験概要
※2023年度の入試概要になります。
募集要項は例年6月頃に公開されます。
大阪大学法学部3年次編入学生募集要項 (外部サイトへ遷移します)
出願書類
出願書類として、「大阪大学法学部志望理由書」( 3000字程度、書式自由)の提出が求められます。
詳しくは、
大阪大学法学部3年次編入学生募集要項 (外部サイトへ遷移します)
試験科目
2023年度の大学募集要項には下記の記載があります。
英語
英文和訳が中心で、法哲学からの出題や文意を理解しにくいような英文からの出題が少なくありません。基礎的な英語力はもちろんのこと、難解な法学や政治学の英文を理解できるよう対策をする必要があるでしょう。
小論文
小論文は大問が二つあることが多く、一つは法学から出題が多く一つは政治学を含めた社会科学に対する理解を問う問題が多く出題されます。法学も、ただ概念を暗記しただけでは論述できないような深い理解を問う者が多いことが特徴です。また、社会科学について問われる小論文についても一筋縄ではいかず、多角的な思考を試されている試験であるといえます。
過去の倍率
筆記試験合格者は毎年15~20名程度であり、その中の10名程度が口述試験で合格する形となります。
試験科目の詳細
筆記試験
筆記試験では(1)英語(2)小論文の2科目という構成になっております。
英語
大阪大学の英語は他の難関大学同様、1000~1500wordの英文が2題出題されることが多く、全文和訳を課す年が多いです。文意を正確に理解しつつ、スピーディーに問題を処理する能力も試されます。また、法学や政治学独特の英単語が問題文にあるにもかかわらず、辞書の持ち込みができないことから法学や政治学の英単語についての理解も必要となります。編入試験の中では難易度は高いといえます。
小論文
小論文は大問が二つあることが多く、一つは法学から出題が多く一つは政治学を含めた社会科学に対する理解を問う問題が多く出題されます。
(1)法学
他の大学同様、試験範囲は概念方角に加え、実定法からは憲法・民法・刑法からの出題となっております。刑事訴訟法や民事訴訟法、行政法、商法からの出題はありません。他の大学と同様の試験範囲ではありますが、他の大学よりも、より深く問題を考察しなければならないような問題が多く、骨を折る問題が多いのが特徴です。数年前には比較的取り組みやすい問題が出ていたこともあったのですが、近年はジェンダー論についてなど答えがなく、取り組みにくい問題が出題されているという傾向が続いています。
(2)政治学
政治学の問題は法学の問題ほど取り組みにくい問題は少なく、民主主義についての理解を試すような基本的な出題がなされる傾向があります。他の難関大学と同様の難易度ではあるものの、他の受験生が高い水準で答案を提出してくることから、どれだけ正確かつ論理的に答案を作成することができるかが合格の鍵になるといえます。
(3)その他社会科学からの出題
法学や政治学以外の一般的な小論文が出題されることもあります。一般的な小論文ではあるものの、何を書くべきかやどう構成するかに骨を折る問題が多いのが特徴です。日頃から多角的な視点を持って学習しているかが合否を左右するといえます。
合格者の傾向
大阪大学法学部編入学試験の合格者は、英語で点数を落とすことなく、小論文で一定程度深い考察ができていることを示している傾向にあります。英語では、文構造を間違えないことはもちろん、英文の意味を正確に理解することが求められます。また、小論文では、法学や政治学の基本的な理解はもちろん、深い理解をしていることを答案に示す必要があるでしょう。
合格者のスケジュール
実際にスプリング・オンライン家庭教師を利用して合格した受験生の大まかな学習スケジュールを見てみましょう。
合格者のスケジュール
大学1年生の冬頃~
法学各科目のインプットを進める
英文解釈の基礎を固める
大学2年生の6月頃~
・法学・政治学(アウトプットを中心に)
・英語(アウトプットを中心に)
大学2年生の夏頃~
・法学・政治学(アウトプットを中心に)
・英語(アウトプットを中心に)
・過去問演習
大阪大学法学部のみならず、難関国公立大学への編入合格者の場合、1年生の秋ごろから勉強を進めている場合が多いです。
合格者のおすすめ参考書
法学部へのおすすめの参考書はこちら。
※準備中
大阪大学法学部の編入学試験に合格するなら
大阪大学法学部編入学試験では、英語、法学・政治学、志望理由書の作成が必要となります。どの分野も丁寧に答案を作成する必要があるため、入念な準備が必要です。
おわりに
いかがだったでしょうか。
スプリング・オンライン家庭教師には、大阪大学法学部の編入学試験で受験生を合格に導いた講師も多数在籍しています。受験生一人ひとりに合った最適な講師の指導で最短の合格を導きます。
大学編入は大学を変える最後の機会です。大阪大学法学部をはじめとした難関大学の合格を目指すなら、ぜひ一度無料相談ください。
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