【大学編入】これでわかる!筑波大学社会・国際学群社会学類(法学主専攻)の傾向と対策
大学編入2023.03.26
目次
大学概要
筑波大学は、百余年の伝統をもつ東京教育大学を引き継ぎ、1973年10月に「新構想」大学として、学際的な教育・研究と社会的にも国際的にも開かれていることを目的に開学した大学です。大学の特徴としては、「学部制に代えて、学生を教育するための組織である学群・学類を設けたこと」、「前期2年の教養学部を廃止して、入学直後から大学としての専門教育を開始し、外国語や総合的な教養科目を効率的に配置したこと」が挙げられると言います。
社会・国際学群社会学類は、社会科学分野の総合的な専門教育を担う社会学類と、社会科学を中心により発展的・応用的な学融合教育を担う国際総合学類から構成された学群であり、社会科学を総合的に教育することを目的として、同時に専門の内容を深めるために3〜4年次に社会学・法学・政治学・経済学の4主専攻に分かれるという特徴があります。
今回は、特に、筑波大学社会・国際学群社会学類(法学主専攻)を受験される方向けの内容を記載していきます。
「社会学類について」筑波大学社会・国際学群社会学類 (外部サイトへ遷移します)
「社会学類」筑波大学社会・国際学群社会学類 (外部サイトへ遷移します)
試験概要
※2023年度の入試概要になります。
募集要項は例年9月上旬頃に公開されます。
筑波大学社会・国際学群社会学類(法学主専攻)3年次編入学生募集要項 (外部サイトへ遷移します)
募集人員
募集人員については、次のような記述があります。
社会学類の中で、募集人員が合計10人となっています。
出願書類
①編入学志願票
②受験票・写真票
③志望の動機
作成が必要になります。
※すべて、本学部所定の様式に必要事項を記入する
この他にも、出願に必要な書類がありますので、詳細は大学HPをご確認ください。
試験科目
2023年度の大学募集要項には下記の記載があります。
※「2023年度 筑波大学社会・国際学群社会学類(法学主専攻) 第3年次編入学生募集要項」(外部サイトへ遷移します)
合否の判定は、専門科目、外国語(英語)及び面接試験、提出書類等を含めて総合的な評価により判定されます。
学力検査は、専門科目・外国語(英語)・面接の3科目です。
科目は、出願時に選択した科目を解答する決まりになっています。例えば、出願時に経済学の科目を指定していた場合、当日になって、受験科目を政治学に変更することはできません。
専門科目・外国語(英語)の試験ともに、各科目によって、試験問題が異なります。
法学主専攻を志望する場合は、専門科目は法学を受験して、外国語(英語)も経済学部の問題を選択します。
試験時間は、専門科目・外国語(英語)の試験ともに90分間、面接試験は10~20分程度になります。
入学金・授業料
入学料及び授業料は下記になります。
- 入学料 282,000 円
- 授業料 前期分 267,900 円(年額 535,800 円)
※上記の入学料及び授業料は令和4年度入学者に適用されたものであり、令和5年度入学者は変更の可能性があります。詳しくは大学HPをご確認ください。
筆記試験合格者は今まで毎年30名程度でしたが、2022年度より、合格者が43名と、30%増加しています。
まれに、入学手続き期間後に追加合格者の発表があります
出願書類の詳細
主な出願書類は、①編入学志願票 ②受験票・写真票 ③志望の動機 になっています。
編入学志願票は、簡単な履歴書のようなもので、ご自身の学歴や職歴、志望する主専攻分野の記入が求められます。受験票・写真票も、自身の志望する主専攻分野と顔写真の添付を行えば作成が可能です。
志望の動機は、800字以内で、ご自身が筑波大学に編入する理由や入学後に行いたい研究について自由に記入します。出願書類としてはかなり基本的なものになります。
実際の記入票が見たい場合は、大学指定の「出願書類所定様式」をご確認ください。
試験科目の傾向と対策
試験科目は専門科目と外国語(英語)、面接になります。
専門科目(法学)の問題
法学の問題は、大門が2つに分けれており、一問目は民法に関する理解を問う問題、二問目は刑法に関する理解を問う問題が出題される傾向にあります。また、以前には憲法が出題された年もあるので、民法と刑法に山を張らずに勉強する必要があります。民法の問題は応用的な出題がなされる傾向にあり、頭を捻られなければ回答できないような問題が多くあります。また、用語問題の難易度も高く、編入試験では問われないような担保物件や親族相続からの出題もあります。刑法の問題は比較的良心的な問題が多いのが特徴です。刑法の問題で点数を稼ぎ、民法の問題で他の受験生に差をつけられないようにすることが合格の鍵となるでしょう。
外国語(英語)の問題
英語の問題は、学に関連する、1000~1500word程度の長文が一題出題されます。
本文の意味する内容について論述させる問題が多く、読解力と理解力が試される、骨のある問題が出題されます。日頃から英字新聞を読むなど、長文に慣れておくことはもちろん、専門分野に関連する英語についても、入念に準備をしておくとよいでしょう。
面接
例年、受験生1名に対して、2~4名の面接官が質問を行います。面接の時間は、約15分程度です。質問される内容は、編入学試験で出題されるような基本的な内容や「志望の動機」に書いた内容について問われます。筑波大学の面接は、とても厳しいものになります。他の大学ではないような圧迫面接であり、志望理由はもちろん所属大学の成績が悪い場合にはとことん質問攻めにあいます。他の大学よりも入念な準備が必要でしょう
合格者の傾向
筑波大学の受験生は、北海道大学、神戸大学を併願する受験生が多くなっています。このため、上位校を狙う受験生が多く集まる傾向にあります。例年、合格者が少ないため、早いうちから学習を進めていくことが大切です。
合格者のスケジュール
実際にスプリング・オンライン家庭教師を利用して合格した受験生の大まかな学習スケジュールを見てみましょう。
合格者のスケジュール
大学1年生の冬頃~
・法学各科目のインプットを進める
・英文解釈の基礎を固める
大学2年生の6月頃~
・法学・政治学(アウトプットを中心に)
・英語(アウトプットを中心に)
大学2年生の夏頃~
・法学・政治学(アウトプットを中心に)
・英語(アウトプットを中心に)
・過去問演習
筑波大学社会・国際学群社会学類(法学主専攻)をはじめとした難関国公立大学を受験する場合、1年生の12月ごろから勉強を進めている場合が多いです。名古屋大や北海道大、神戸大などの上位校の受験も考えて、早いうちから専門科目の対策をいかに重点的にできるかが、大切になってきます。
合格者のおすすめ参考書
法学部へのおすすめの参考書はこちら。
※準備中
筑波大学社会・国際学群社会学類(法学主専攻)に合格するなら
筑波大学社会・国際学群社会学類(法学主専攻)の編入学試験は、専門科目と外国語試験の両方の対策を行うことが必要です。専門科目の試験では、他の国公立大学以上の幅広い分野からの出題がなされます。また、先述したように、旧帝レベルの大学を受験する人たちの併願校や滑り込め校になるため、早い時期から、入念な準備を行うことが大切になります。
おわりに
いかがだったでしょうか。
スプリング・オンライン家庭教師には、筑波大学社会・国際学群社会学類(法学主専攻)の編入学試験で受験生を合格に導いた講師も多数在籍しています。受験生一人ひとりに合った最適な講師の指導で最短の合格を導きます。
大学編入は大学を変える最後の機会です。筑波大学社会・国際学群社会学類(法学主専攻)をはじめとした難関大学の合格を目指すなら、ぜひ一度無料相談ください。
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