【大学編入】これでわかる!北海道大学法学部(3年次)の傾向と対策

大学編入2023.03.02

大学概要

北海道大学法学部は以下のテーマを理念と特徴として掲げています。

北海道大学は1876年に札幌農学校として設立されました。法学部の前身は1947年北海道帝国大学に作られた法文学部になります。法経学部の時代を経て、1953年に法学部となりました。北海道大学法学部では、主に法学と政治学を学ぶことができます。また、法学や政治学の他に、行政学、哲学・思想、法と経済の関わり、歴史、文化、外国事情など、北海道大学法学部で学べる学問は多岐にわたります。北海道大学は世界的に研究機関としての評価も高いことから、北海道大学法学部に編入学後も法学や政治学を深く学び、研究者としての道に進みたいと考える学生にもおすすめです。

入学後に、法学や政治学のみならず多様な分野の学習・研究を進めたい学生にはぴったりな大学と言えるでしょう。

 

試験概要

試験日程

出願期間:2022年10月3日(火)~10月5日(金)17時(消印有効) 

試験日:2022年11月5日

試験会場:北海道大学法学部

合格発表日:2022年12月2日10:00

入学手続期間:非公開 (合格者に個別に通達)

※2023年度の入試概要になります。

募集要項は例年6月頃に公開されます。

北海道大学法学部3年次編入学生募集要項

出願書類

出願書類として、「北海道大学法学部志望理由書」( 800字程度、書式自由)の提出が求められます。願書の中では、800字程度で志望理由を記載する必要があります。

詳しくは、北海道大学法学部3年次編入学生募集要項

 

試験科目

2023年度の大学募集要項には下記の記載があります。

 

試験科目の傾向と対策

英語

英文和訳が中心で、文意を理解しにくいような英文からの出題が少なくありません。また、法学や政治学以外の分野の英文が出題されることもあります。法学や政治学の英文に偏らないような学習をする必要があります。基礎的な英語力はもちろんのこと、難解な法学や政治学、その他自然科学や社会科学の英文を理解できるよう対策をする必要があるでしょう。

専門科目

専門科目は法学と政治学から出題がなされます。法学は基本的な問題がほとんどですが、受験生の対策が手薄な憲法の統治分野や財産権からの出題がなされております。他の受験生が落とさないような問題を確実に得点する必要があるでしょう。また、政治学も、政治学の基本概念を回答させるような問題が出題されています。特別な対策は必要なく、政治学を一通り勉強していれば、何を書けばいいかわからないということはないかと思われます。

筆記試験合格者は毎年15~20名程度であり、その中の10名程度が口述試験で合格する形となります。

 

試験科目の詳細

筆記試験

筆記試験では(1)英語(2)小論文の2科目という構成になっております。

英語

北海道大学の英語は他の難関大学同様、2000~3000wordの英文が1題出題されることが多く、下線部和訳や要約問題を課す年が多いです。文意を正確に理解しつつ、スピーディーに問題を処理する能力も試されます。文章のレベルも高く、正確な読解力が要求されます。

専門科目

専門科目は、二つの大問から構成されており、一つは法学からであり、一つは政治学からの出題がなされます。

(1)法学

北海道大学法学部では、概念法学からの出題はほとんどなく、実定法からの出題がほとんどになります。そして、その出題範囲は憲法・民法・刑法からとなっております。刑事訴訟法や民事訴訟法、行政法、商法からの出題はありません。他の大学と同様の試験範囲になります。「二重の基準論」や「私人間効力」などの基本概念を問うてくる年もあれば、「法律上の争訟」や「財産権」について問うてくる年もあり、出題のレベルにばらつきがあるのが特徴です。基本的な問題を確実に得点できるよう日々の学習を進める必要があるといえます。

(2)政治学

政治学の問題はオーソドックスな問題が出題される傾向にあります。政治学の基本概念を理解していれば解答に困る問題は多くないでしょう。有斐閣から出版されている『政治学』の章末問題と主題が類似しているため、『政治学』の章末問題を繰り返し解くことも有効な試験対策になるでしょう。

 

合格者のスケジュール

合格者のスケジュール

実際にスプリング・オンライン家庭教師を利用して合格した受験生の大まかな学習スケジュールを見てみましょう。

合格者のスケジュール

大学1年生の冬頃~

・法学各科目のインプットを進める

英文解釈の基礎を固める

大学2年生の6月頃~

・法学

・政治学(アウトプットを中心に)

・英語(アウトプットを中心に)

大学2年生の夏頃~

・法学・政治学(アウトプットを中心に)

・英語(アウトプットを中心に)

・過去問演習

北海道大学法学部のみならず、難関国公立大学への編入合格者の場合、1年生の秋ごろから勉強を進めている場合が多いです。

【大学編入】北海道大学法学部の傾向と対策

 

合格者の傾向

北海道大学法学部編入学試験の合格者は、英語で基本的な問題の点数を落とすことなく、政治学の問題で確実に得点している傾向にあります。英語では、文構造を間違えないことはもちろん、英文の意味を正確に理解することが求められます。また、専門科目では、基本的な問題を落とさないような学習をすることが求められます。政治学で得点を稼ぎ、法学は他の受験生ができる問題を確実に得点し、受験生の対策が手薄な分野からの出題は最低限の答案を作成することが重要だと思われます。

 

合格者のおすすめ参考書

法学部へのおすすめの参考書はこちら。
※準備中

 

北海道大学法学部の編入学試験に合格するなら

北海道大学法学部編入学試験では、英語、法学・政治学、志望理由書の作成が必要となります。どの分野も丁寧に答案を作成する必要があるため、入念な準備が必要です。

北海道大学法学部のみならず、難関国公立大学への編入合格者の場合、1年生の秋ごろから勉強を進めている場合が多いです。。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。

スプリング・オンライン家庭教師には北海道大学法学部の編入学試験で受験生を合格に導いた講師も多数在籍しています。受験生一人ひとりに合った最適な講師の指導で最短の合格を導きます。

大学編入は大学を変える最後の機会です。北海道大学法学部をはじめとした難関大学の合格を目指すなら、ぜひ一度無料相談ください。

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