ご質問やお問い合わせはお気軽に
【大学編入】これでわかる!北海道大学法学部(2年次)の傾向と対策

北海道大学法学部の2年次編入学試験は、小論文と英語の2科目のみで選考され、面接や専門科目試験は課されません。募集人員は10名という狭き門で、令和8年度の実績では志願者108名に対して合格者は10名にとどまり、倍率にすると約10.8倍という難関です。北海道大学法学部2年次編入とは、他大学に1年以上在学し32単位以上を修得した学生などを対象に、法学部2年次からの編入学を認める制度のことです。本記事では、令和9年度(2027年度入学)の最新募集要項をもとに、第2年次編入学に的を絞って、出願資格・試験日程・倍率・科目別対策まで一次情報に基づいて解説します。
なお、北海道大学法学部は第2年次編入学と第3年次編入学の両方を実施していますが、本記事は「第2年次編入学」に特化した専用ガイドです。3年次からの編入(専門科目・英語で選考)を検討している方は、姉妹記事の北海道大学法学部の3年次編入をご覧ください。条件を満たせば両年次への同時出願(併願)も可能で、併願のルールは本文で詳しく解説します。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
(費用は一切かかりません)
編入試験の情報は年度ごとに出願期間や検定料の扱いが微妙に変わるため、古い年度の情報のまま対策を進めると出願書類の不備につながりかねません。本記事は北海道大学法学部が公開している令和9年度学生募集要項の内容を精査し、現時点で確認できる最新の一次情報だけを掲載しています。あわせて、実際に法学部編入指導を行ってきた立場から、英語・小論文それぞれの科目対策や、出願前に押さえておきたい単位認定の仕組みについても紹介します。
編入学希望者の多くは「今の大学から北海道大学法学部へ移るには何が必要か」「英語と小論文だけでどこまで対策すればよいのか」といった疑問を抱えています。試験科目が2科目に絞られている分、1科目あたりの配点比重は相対的に高く、苦手科目を放置したまま出願すると総合点で不利になりやすい試験でもあります。この記事では、2年次編入ならではの出願資格の要件や併願の仕組み、英語・小論文それぞれの出題傾向、そして編入後の単位認定まで、第2年次編入学の受験生が出願前に知っておくべき情報を一つの記事にまとめました。
北海道大学法学部「第2年次」編入学試験の概要
北海道大学法学部の編入学試験は法学課程として実施され、第2年次編入学の募集人員は10名です(第3年次編入学も同じく10名)。第2年次編入学の選考方法は小論文と英語の2科目で、専門科目の試験や面接は課されません。専門科目(法学・政治学の基礎的問題)が課されるのは第3年次編入学のみで、同じ北海道大学法学部の編入試験でも年次によって試験科目が異なります。まだ法学の専門科目を本格的に学んでいない段階でも、小論文と英語の2科目で挑戦できるのが第2年次編入学の特徴です。
選考は「その試験結果及び出願書類の内容を総合して合格者を決定する」と募集要項に明記されており、筆記試験の得点だけでなく出願書類(編入学希望理由書等)の内容もあわせて評価される仕組みです。ただし筆記試験については「各科目とも本学部が求める水準の得点を得ることを要する」ともあり、一定の得点に達しない場合は出願書類の内容にかかわらず不合格となる可能性が高いといえます。つまり、英語・小論文の両科目でバランスよく得点することが合格の前提条件になります。
第2年次編入学は、他大学在学者だけでなく、学士号取得者や短期大学・高等専門学校・専修学校専門課程の卒業者にも門戸が開かれています。法学・政治学を専門的に学び直したい社会人や、他学部から法学の道へ進みたい学生の受け皿としても機能している制度で、募集人員10名の枠に全国から多様な背景の志願者が集まります。だからこそ、出願資格を正確に満たしているかの確認と、小論文・英語の2科目で確実に得点する対策の両方が欠かせません。以下では、第2年次編入学の出願資格から科目別対策まで、順を追って解説していきます。
第2年次編入学の出願資格(8つのパターン)
第2年次編入学の出願資格は、次の8つのパターンのいずれかに該当することです。代表的なのは「他の大学において1年以上在学(休学期間を除く)し、32単位以上を修得した者」で、令和9年3月までにこの要件を満たす見込みの者も出願できます。現役の大学1年生が在学中に受験し、合格すれば翌春から北海道大学法学部の2年次に移る、というのが典型的なルートです。
- 他の大学において1年以上在学(休学期間を除く)し、32単位以上を修得した者(令和9年3月までにこの要件を満たす見込みの者を含む)
- 他の大学に1年以上在学し32単位以上を修得したうえで中途退学した者
- 北海道大学または他の大学を卒業した者
- 外国において学校教育における16年の課程を修了した者
- 大学改革支援・学位授与機構から学士の学位を授与された者
- 短期大学または高等専門学校を卒業した者
- 修業年限2年以上の専修学校専門課程を修了した者
- 修業年限2年以上の高等学校専攻科の課程を修了した者
8つのパターンを見るとわかるとおり、第2年次編入学の入り口は「大学1年生からのステップアップ」だけではありません。短期大学や高等専門学校を卒業してから法学・政治学を本格的に学びたい人、修業年限2年以上の専修学校専門課程を修了した社会人、すでに大学を卒業して学士号を持っている学び直し組も、同じ試験で第2年次から入学できます。どのパターンで出願する場合でも試験科目は小論文と英語で共通のため、自分の経歴がどのパターンに当てはまるかを確認したうえで、証明書類(卒業証明書・成績証明書など)の発行にかかる日数を早めに調べておくと出願準備がスムーズです。
注意したいのは、在学期間のカウントから休学期間が除かれる点と、見込みで出願する場合の扱いです。要件を満たす見込みで受験した合格者が、実際には要件を満たすことができなかった場合は入学が取り消されます。特に「32単位以上」の要件は、後期の履修登録内容や成績発表の時期によって達成できるかどうかが左右されるため、出願前に在籍大学の教務担当に単位修得の見通しを必ず確認しておきましょう。
また、出願資格の細部(対象となる課程の範囲や見込み要件の期日)は年度によって変わる可能性があります。ここに挙げたのは令和9年度募集要項に基づく内容のため、出願する年度の最新の募集要項で必ず原文を確認してください。
第3年次編入との違いと併願のルール
北海道大学法学部は第3年次編入学も同時に実施しています。第3年次の出願資格は、在学期間・修得単位数の基準が第2年次のおおむね2倍になっている点が異なり、たとえば大学在学による出願では「2年以上在学し、42単位以上を修得した者」が基準です。試験科目も、第2年次の小論文に代わって専門科目(法学・政治学の基礎的問題)が課されます。
| 項目 | 第2年次編入学 | 第3年次編入学 |
|---|---|---|
| 募集人員 | 10名 | 10名 |
| 主な出願資格(大学在学の場合) | 1年以上在学・32単位以上修得 | 2年以上在学・42単位以上修得 |
| 試験科目 | 小論文・英語 | 専門科目(法学・政治学)・英語 |
| 面接 | なし | なし |
第2年次編入学の受験生が押さえておくべきなのが併願のルールです。北海道大学法学部では第2年次と第3年次への同時出願(併願)が認められています。ただし併願する場合は、小論文・英語・専門科目の3科目すべてを受験しなければなりません。検定料は併願でも単願と同額の30,000円です。
もう一つ重要なのは、併願者が両方の試験に合格した場合、自動的に第3年次編入学合格者として扱われる点です。第2年次からじっくり学び直したいという明確な希望がある場合、併願して両方に合格すると第2年次を選ぶことはできないため、併願するかどうかは自分の学修計画に照らして慎重に判断する必要があります。専門科目の出題傾向や第3年次編入学試験の詳しい対策は、姉妹記事の北海道大学法学部(3年次)の傾向と対策で解説しています。
併願するかどうかを判断する軸は、専門科目(法学・政治学)の学習がどこまで進んでいるかです。法学部以外の学部に在籍していて専門科目の対策が間に合わない場合は、小論文と英語に集中できる第2年次単願が現実的な選択になります。一方、すでに法学部で専門科目を学んでおり、在学2年以上・42単位以上の要件を満たせる見込みがあるなら、第3年次を軸に検討した方が入学後の在学年数を短くできます。併願は出願機会を増やせる半面、小論文・英語・専門科目の3科目分の対策時間が必要になるため、試験日までの残り期間と自分の学習進度に照らして決めましょう。
出願期間・出願書類・検定料(令和9年度)
令和9年度(2027年度入学)の出願期間は令和8年10月5日(月)から10月7日(水)までです。出願は必ず郵送で行い、10月7日当日の消印有効ですが、出願書類等は本学部所定の封筒に入れ「速達特定記録」扱いで発送する必要があり、10月8日以降の消印のものは受理されません。直接持参しても受理されないため、余裕を持った発送が求められます。
主な出願書類は、入学願書・受験票・写真票、編入学希望理由書、入学検定料の払込証明、卒業(見込)証明書または在学証明書、厳封された成績証明書、返信用封筒2枚、宛名票です。編入学希望理由書は編入学を希望する理由を具体的に記入する所定様式で、募集要項に添付されています。字数や書式の細かい指定は年度の募集要項様式に記載されるため、出願年度の最新版で必ず確認してください。
入学検定料は30,000円です。検定料は普通為替や現金では受理されず、郵便局(ゆうちょ銀行)または銀行の窓口での振込が必須で、ATMは利用できません。振込時に発行される「検定料受付証明書」は日付印の確認が必要で、日付印が押されていないと願書自体が受理されないため注意が必要です。
成績証明書は出身または在学の大学・学校長等が証明し、厳封したものを提出します。在学大学の都合で出願期間内に成績証明書を提出できない場合は、学修簿や履修登録票のコピーを出願期間中に提出し、成績証明書自体は別途10月末頃までに提出する猶予が設けられています。詳しくは北海道大学法学部の学生募集案内で最新の様式・提出期限を確認してください。
試験日程と当日の時間割(小論文・英語)
令和9年度の試験日は令和8年11月7日(土)の1日のみです。試験会場は北海道大学法学部(札幌市北区北9条西7丁目)で、遠方からの受験生は前泊の手配を早めに検討しておくとよいでしょう。第2年次編入学の受験生は、午前に小論文、午後に英語という時間割になります。
| 科目 | 時間 | 対象 |
|---|---|---|
| 小論文 | 9:20〜11:20(120分) | 第2年次編入学出願者 |
| 英語 | 12:20〜14:20(120分) | 第2年次・第3年次編入学出願者(併願者を含む) |
| 専門科目 | 14:50〜16:50(120分) | 第3年次編入学出願者 |
第2年次編入学の単願者は小論文と英語の2科目で計240分の試験に臨みます。併願者は小論文・英語・専門科目の3科目すべてを1日で受験するため、体力・集中力の配分を意識した練習も欠かせません。
配点自体は公表されていませんが、募集要項には「筆記試験については、各科目とも本学部が求める水準の得点を得ることを要する」と明記されています。特定の科目で著しく低い得点を取ると、総合点が高くても不合格になり得るということです。小論文・英語の間で極端な得意・不得意を作らない対策が重要になります。
合格発表後には、受験者本人からの請求により成績開示を受けることができます。第2年次編入学試験では小論文と英語の各得点および合計点(第3年次は専門科目と英語の各得点および合計点)が開示対象です。あわせて、合計点のランク(S=合格、A=次点からおおむね10位以内、B=おおむね20位以内、C=それ以外)も開示されるため、不合格だった場合でも自分の立ち位置を客観的に把握し、翌年度以降の対策や併願先の検討に活かすことができます。
当日の時間割を踏まえた準備も大切です。小論文の開始(9:20)から英語の終了(14:20)まで拘束時間が長く、間に約1時間の昼休みを挟むため、昼食や休憩の過ごし方まで含めて本番を想定した予行演習をしておくと落ち着いて臨めます。11月上旬の札幌は冷え込みが強まる時期でもあるので、道外から受験する場合は防寒対策に加えて、交通機関の遅れも見込んだ余裕のある移動計画を立てておきましょう。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
(費用は一切かかりません)
倍率・難易度から見る合格の現実
北海道大学法学部の第2年次編入学試験は、令和8年度の実績で志願者108名に対して合格者は10名でした。単純計算で倍率は約10.8倍となり、一般的な大学入試の併願校選びの基準からすると、かなりの難関に位置づけられます。募集人員が10名という少なさに加えて、全国から法学・政治学を志す編入希望者が集まるため、上位の得点を確実に取る対策が欠かせません。
過去問については、北海道大学法学部が過去3年間分の入試問題を公式サイトで公開しています。ただし著作権上の理由から、英語と小論文の問題本文そのものは公開対象から除外されています。つまり、出題形式や設問の構成、過去のテーマ傾向は把握できても、英文や小論文の課題文をそのまま入手して演習することはできません。この制約は北海道大学法学部に限らず多くの国立大学に共通するもので、形式が似た他大学の過去問で代替演習を積む対策が現実的になります。
実際に、北海道大学法学部の小論文は、大阪大学・名古屋大学・広島大学(いずれも3年次編入学試験)の出題形式と似通っているという指摘があります。これは断定できる公式情報ではなく、指導現場での経験則に近いものですが、課題文を読んで社会科学的な視点から論述する形式は共通しやすいため、これらの大学の過去問を演習に取り入れる受験生は少なくありません。倍率10倍を超える試験である以上、限られた過去問だけに頼らず、類題演習で場数を踏んでおくことが合格可能性を高める現実的な方法だといえます。
英語試験の傾向と対策
北海道大学法学部編入試験の英語は、2000〜3000語程度の英文が1題出題され、下線部和訳や要約問題が頻出という形式です。特徴的なのは、出題される英文が法学や政治学の分野に限定されず、自然科学や社会科学など幅広い分野から選ばれる点です。専門用語に慣れていても、扱われるテーマ自体が予想外だと読解に時間がかかってしまうため、分野を問わず読み解く総合的な英語力が求められます。
基礎的な英語力の徹底強化
まず取り組むべきは基礎力の強化です。jurisdiction(管轄権)、sovereignty(主権)といった法学・政治学の専門用語に加え、自然科学・社会科学分野の頻出語彙にも慣れておく必要があります。市販の単語帳に加えて、過去問(問題本文は非公開でも設問部分や解説記事は参考になります)や対策書から専門用語を抽出し、自分専用の単語リストを作成すると効率的です。文法面では、関係詞・分詞構文・仮定法・倒置に加え、連鎖関係代名詞や埋め込み節のような複雑な構造にも慣れておきましょう。
多分野の英文を読む習慣と速読力
試験では法学・政治学以外の英文も出題されるため、日頃から幅広い分野の英文に触れておくことが重要です。国際ニュースや科学雑誌など多様な媒体を読む習慣をつけると、未知のテーマに出会っても落ち着いて対応できるようになります。あわせて、段落ごとの要約練習や構文解析を通じて文章全体の論理構造をつかむ練習も効果的です。限られた試験時間で2000〜3000語の長文を読み切るには速読力も欠かせません。重要な単語やフレーズを素早く見つける訓練や、読むスピードを意識した練習を継続的に積み重ねることで、着実に得点力を伸ばすことができます。法学部専門の対策については法学部の大学編入対策でも詳しく解説しています。
過去問が非公開な中での演習教材の選び方
英語の問題本文が非公開である以上、代わりに使う教材選びが対策の質を左右します。目安としては、大学入試レベルを超える長文(2000語超)を扱った上級者向けの英語長文問題集や、英字新聞の社説・論説記事を教材として活用すると、本番に近い分量・難易度の英文に慣れることができます。和訳・要約の練習では、自分の答案を第三者に添削してもらい、直訳ではなく自然な日本語として読める訳文になっているかを確認する工程を必ず挟むことが重要です。単語学習も一問一答形式で終わらせず、実際の長文の中でどう使われているかを確認しながら覚えると定着しやすくなります。
小論文試験の傾向と対策(第2年次だけの科目)
小論文は、北海道大学法学部の編入試験の中で第2年次編入学の受験生だけに課される科目です(第3年次は専門科目)。出題は法学の専門知識そのものではなく、社会科学一般についての理解と考察力を問う点に特徴があります。課題文が提示され、それに対する考察を論述する形式が中心で、表面的な理解では対応できず、課題文を深く読み込み多角的に考察する力が求められる、難易度の高い試験です。
小論文で求められる能力と学習の進め方
小論文で高得点を取るには、法学・政治学を中心としつつ、経済学や社会問題など社会科学全般の基礎知識を身につける必要があります。憲法や民主主義、権力分立といった政治学の基本概念、環境問題やジェンダー平等、経済格差といった時事的なテーマは、日頃のニュースチェックを通じて意識的に知識を広げておきましょう。単一の視点だけでなく異なる立場から多角的に論じる力も評価の対象になります。
過去問(問題本文自体は非公開でも出題テーマの傾向)を分析して出題傾向を把握することが対策の基本ですが、それだけでは演習量が不足しがちです。前述のとおり大阪大学・名古屋大学・広島大学の3年次編入学試験の過去問は出題形式が近いという指摘があり、これらを使って「制限時間内に答案を作成する」「作成した答案を見直し構成や論理展開をチェックする」「添削指導を受けて改善点を明確にする」というサイクルを繰り返すことで、実戦的な文章構成力を養うことができます。志望理由書の作成も含め、専門的な添削を受けたい場合は大学編入対策コースのような編入試験に特化した指導を活用するのも一つの方法です。
答案演習を継続させるための工夫
小論文は英語と違って「正解」が一つに定まらない科目のため、自己採点だけでは伸び悩みやすいという特有の難しさがあります。1本書いて終わりにするのではなく、同じテーマで書き直す・異なるテーマで同じ構成の型を使い回す、といった反復練習を通じて、時間内に一定水準の答案を安定して仕上げられるようにしておくことが大切です。時事問題への理解を深めるインプットと、実際に手を動かして書くアウトプットの時間配分は、どちらか一方に偏らないようバランスよく計画に組み込みましょう。
文章構成の基本と学習スケジュールの目安
小論文の答案は、序論(テーマの背景や自分の立場を簡潔に示す)・本論(具体例やデータを交えて論理的に主張を展開する)・結論(議論をまとめ明確な結論を示す)という基本構成に沿って書く練習を積むと、読み手に伝わりやすい文章になります。実際にスプリング・オンライン家庭教師を通じて合格した受験生の例を見ると、大学1年生の春頃から基礎固めを始めるケースが多く、1年生の6月頃には法学・小論文・英語のアウトプット練習に移行し、夏頃からは過去問演習を重ねるという進め方が中心になっています。倍率10倍を超える試験である以上、直前期からの詰め込みではなく、1年程度の準備期間を確保しておくことが望ましいといえます。
合格発表後の流れと入学後の単位認定(第2年次)
合格発表は令和8年12月4日(金)10:00(予定)に、北海道大学法学部事務室前の掲示板への受験番号掲示と、全受験者への郵送による合否通知の両方で行われます。12月11日(金)までに通知が届かない場合に限り、大学への問い合わせが可能です。入学手続期間は令和9年3月1日(月)から3月3日(水)までで、入学料282,000円(予定額)、授業料267,900円(年額535,800円、予定額)が入学手続時に必要な経費として案内されています。学生納付金は予定額であり、改定が行われた場合は改定後の金額が適用される点に留意してください。
第2年次編入後の単位認定も、出願前に知っておきたい重要な情報です。第2年次編入学生は、入学前に他大学等で修得した一般教養相当の科目単位について32単位までを本学部の全学教育科目として包括的に認定してもらえます。専門科目相当の単位についても、学部の基準に従い最大30単位まで、全学教育科目の「法学入門I〜III」「政治学入門」や法学部専門科目の単位として認定される場合があります。ただし、卒業要件として上記とは別に全学教育科目10単位以上(外国語演習4単位以上を含む)の修得が必要で、第3年次への進級には全学教育科目4単位以上の修得が要件になるなど、細かい条件が定められています。
卒業までの在学年限は、入学後3年以上7年以内(ただし第3年次までに3年を超えて在学することはできない)と定められています。既修得単位をどこまで引き継げるかによって、実質的な在学期間の負担は大きく変わるため、出願前に自分の履修状況が認定基準に照らしてどう評価されそうか、可能な範囲で在籍大学の履修要覧と照らし合わせておくと安心です。北海道大学は法学部以外にも編入学制度を持つ学部があり、たとえば北海道大学理学部の編入試験のように学部ごとに募集人員や出願資格が異なるため、法学部以外の選択肢も検討したい場合はあわせて確認するとよいでしょう。
単位認定の内容を踏まえると、編入後の履修計画は入学前からある程度イメージしておくことをおすすめします。特に全学教育科目の「法学入門I〜III」「政治学入門」は履修が強く奨められている科目で、専門科目の単位認定にも関わるため優先的に履修を検討すべき科目といえます。外国語演習4単位以上を含む全学教育科目の修得が卒業要件になっている点も踏まえ、入学直後のガイダンスでは自分の既修得単位がどの科目にどう充当されるのかを早めに確認しておくと、その後の履修計画を立てやすくなります。なお、単位認定の可否や認定数は入学後の審査で個別に決まるため、出願段階で確定的な見通しを得ることはできません。それでも、在籍大学のシラバスと北大の履修要覧を突き合わせて「認定されそうな単位」と「入学後に取り直す単位」を仮に色分けしておくだけで、編入後の学修負担のイメージは大きく変わります。
よくある質問(FAQ)
北海道大学法学部の2年次編入試験の倍率はどのくらいですか?
令和8年度の第2年次編入学試験では、志願者108名に対して合格者10名で、倍率は約10.8倍でした。募集人員が10名と少ないため、年度によって倍率は変動しますが、いずれの年も10倍前後の難関になりやすい傾向があります。
北海道大学法学部の2年次編入と3年次編入は併願できますか?
併願できます。ただし併願する場合は小論文・英語・専門科目の3科目すべてを受験する必要があり、両方に合格した場合は自動的に第3年次編入学合格者として扱われます。検定料は併願でも30,000円で単願と同額です。試験科目は第2年次が小論文・英語、第3年次が専門科目(法学・政治学の基礎的問題)・英語と異なる点に注意してください。
北海道大学法学部の2年次編入試験に面接はありますか?
ありません。令和9年度の募集要項によると、第2年次編入学は小論文と英語のみで選考され、面接は実施されません。筆記試験の得点と出願書類(編入学希望理由書等)の内容を総合して合否が判定されます。
北海道大学法学部の編入試験は過去問を入手できますか?
過去3年間分の入試問題は北海道大学法学部の公式サイトで公開されています。ただし著作権上の理由から、英語と小論文の問題本文自体は掲載されていません。出題形式や設問構成の把握にとどまるため、類似形式の他大学過去問による演習を組み合わせるとよいでしょう。
北海道大学法学部の2年次編入の出願資格を教えてください。
他大学に1年以上在学(休学期間を除く)し32単位以上を修得した者(見込みを含む)など、8つのパターンのいずれかに該当することが条件です。短期大学・高等専門学校・専修学校専門課程の卒業者も対象に含まれます。詳細な条件は年度ごとの募集要項で必ず確認してください。
北海道大学法学部の編入学希望理由書はどのように書けばよいですか?
編入学希望理由書は、編入学を希望する理由を具体的に記入する所定様式の書類です。様式や字数の指定は年度の募集要項に添付される形で示されるため、出願年度の最新版を必ず確認したうえで、法学部で学びたい理由や将来のビジョンを具体的に書くことが求められます。
北海道大学法学部に2年次編入した場合、単位はどのくらい引き継げますか?
第2年次編入学生の場合、既修得の一般教養相当科目は32単位まで全学教育科目として包括的に認定されます。専門科目相当分についても最大30単位まで認定される場合がありますが、具体的な認定範囲は個々の履修状況によって異なります。
北海道大学法学部の2年次編入はいつから対策を始めるべきですか?
合格者の傾向としては、大学1年生の春頃から社会科学の基礎知識と英文解釈の基礎固めを始め、夏以降に過去問演習へ移行するケースが多く見られます。倍率が10倍を超える試験であることを踏まえると、1年程度の準備期間を確保しておくことが望ましいといえます。
まとめ|北海道大学法学部2年次編入学試験を突破するために
- 第2年次編入学の募集人員は10名で、令和8年度は志願者108名・合格者10名(倍率約10.8倍)の難関
- 試験科目は小論文・英語の2科目のみで、専門科目試験も面接も課されない(専門科目が課されるのは第3年次編入)
- 出願資格は「他大学に1年以上在学し32単位以上修得」など8パターン。見込み出願は要件を満たせないと入学取消になるため、教務への事前確認が欠かせない
- 第3年次との併願は可能だが3科目すべての受験が必要で、両方に合格すると自動的に第3年次合格者として扱われる
- 出願期間は令和8年10月5日〜7日、試験日は令和8年11月7日、合格発表は令和8年12月4日(いずれも令和9年度・予定を含む)
- 過去問は3年分公開されているが、英語・小論文の問題本文自体は著作権上非公開なため、類似形式の他大学過去問での演習が現実的な対策になる
- 編入後は既修得の一般教養相当32単位が包括認定され、専門科目相当も最大30単位まで認定される場合があるが、卒業要件や在学年限には細かい条件があるため出願前の確認が欠かせない
北海道大学法学部の第2年次編入学試験は、募集人員10名という狭き門に対して全国から志願者が集まるため、独学だけで合格ラインまで仕上げるのは容易ではありません。特に、著作権の関係で問題本文が非公開である英語・小論文の対策は、類似大学の過去問選びや添削の質によって仕上がりに大きな差が出ます。独学での対策に不安がある場合は、法学部編入に特化した専門の指導を活用するのも一つの方法です。最新の募集要項は年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず北海道大学法学部の公式サイトで最新情報を確認してください。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
(費用は一切かかりません)



