関東の有名私立大学で3年次編入できる大学一覧!【文系編】

大学編入2024.12.17

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3年次編入試験の中でもMARCHや日東駒専など関東の有名私立大学は特に人気が高い傾向にあります。しかし、そもそもどの大学、学部で編入試験を実施しているのかわからないという方も多いのではないでしょうか。この記事では、関東の有名私立大学で3年次編入が可能な大学、学部をご紹介します。

関東の有名私立大学で3年次編入可能な大学

※短大や高専、大学の卒業者のみを対象とする学部などを除外し、他大学から編入可能な学部のみ表示しています。
※データは2024年12月時点で公開されている各大学の募集要項を参照しています。
※情報の正確性については注意を払っていますが、詳細については必ず大学の公式情報を確認してください。

① 上智大学

早慶上理の一角を占める上智大学では幅広い学部で編入試験を実施しています。神学部のみ出願時期が異なるため、注意が必要です。

【実施学部】
文学部
法学部
経済学部
総合人間科学部
外国語学部
総合グローバル学部
神学部
【試験日程】
(神学部以外)
出願期間:2024/09/16~2024/09/26
試験日:2024/12/01
合格発表日:2024/12/12
(神学部)
出願期間:2025/01/06~2025/01/14
試験日:2025/02/19
合格発表日:2025/02/21

② 中央大学

中央大学では、経済学部のみ3年次編入試験を実施しています。法学部の編入試験は大学・短大・高専の卒業者を対象としているため、他大学からは編入不可となる点に注意しましょう。

【実施学部】
経済学部
【試験日程】
出願期間:2024/09/30~2024/10/04
試験日:2024/11/01
合格発表日:2024/11/08

③ 法政大学

法政大学はMARCHの中で最も積極的に編入試験を実施している大学です。募集人員も5~10名と比較的多いため、MARCHへの編入を希望する場合には重要な選択肢となります。

【実施学部】
法学部
文学部
経営学部
国際文化学部
グローバル教養学部
【試験日程】
出願期間:2024/09/24~2024/10/04
試験日:2024/11/10
合格発表日:2024/11/19

④ 明治学院大学

関東圏の有名私立大学群「成成明学獨國武」の一角を占める明治学院大学では幅広い学部で編入試験を実施しています。中央大学や法政大学との併願もおすすめです。

【実施学部】
文学部
経済学部
社会学部
法学部
国際学部
【試験日程】
出願期間:2024/10/16~2024/10/23
試験日:2024/11/23
合格発表日:2024/12/06

⑤ 國學院大學

國學院大學は明治学院大学と同じく「成成明学獨國武」の一角を占める大学です。MARCHや日東駒専との併願としてもおすすめです。

【実施学部】
文学部
神道文化学部
法学部
経済学部
【試験日程】
(経済学部以外)
出願期間:2024/10/07~2024/10/11
試験日:2024/11/10
合格発表日:2024/11/20
(経済学部)
出願期間:2024/09/30~2024/10/04
試験日:2024/10/20
合格発表日:2024/11/20

⑥ 武蔵大学

武蔵大学も「成成明学獨國武」に含まれる大学で、2学部で編入試験を実施しています。

【実施学部】
人文学部
経済学部
【試験日程】
出願期間:2025/09/01~2025/09/12
試験日:2025/10/13
合格発表日:2025/11/01

⑦日本大学

日本大学は幅広い学部で編入試験を実施しており、日東駒専を目指す場合には第1の選択肢になります。経済学部、商学部、国際関係学部では試験が第1期と第2期に分かれているため、他大学の結果を確認した後に第2期に出願するといったことも可能です。
【実施学部】
法学部
文理学部
経済学部
商学部
芸術学部
国際関係学部
【試験日程】
(法学部)
出願期間:2025/01/20~2025/02/05
試験日:2025/02/22
合格発表日:2025/03/12
(文理学部)
出願期間:2024/10/15~2024/10/25
試験日:2024/11/09
合格発表日:2024/12/02
(経済学部第1期)
出願期間:2024/09/27~2024/10/03
試験日:2024/10/20
合格発表日:2024/11/01
(経済学部第2期)
出願期間:2025/02/03~2025/02/07
試験日:2025/03/04
合格発表日:2025/03/13
(商学部第1期)
出願期間:2024/11/01~2024/11/11
試験日:2024/11/30
合格発表日:2024/12/09
(商学部第2期)
出願期間:2025/02/03~2025/02/07
試験日:2025/02/17
合格発表日:2025/03/01
(芸術学部)
出願期間:2024/11/11~2024/11/15
試験日:2024/12/08
合格発表日:2024/12/16
(国際関係学部第1期)
出願期間:2024/11/01~2024/11/07
試験日:2024/11/16
合格発表日:2024/12/02
(国際関係学部第2期)
出願期間:2025/01/14~2025/01/22
試験日:2025/02/14
合格発表日:2025/02/28

⑧東洋大学

東洋大学では計4学部で編入試験を実施しています。いずれの学部も夜間コースを設けている点が特徴的です。

【実施学部】
文学部
経済学部
法学部
社会学部
【試験日程】
出願期間:2024/10/07~2024/10/10
試験日:2024/11/24
合格発表日:2024/12/01

⑨駒澤大学

駒澤大学では計6学部で編入試験を実施しています。グローバル・メディア・スタディーズ学部では、グローバルに広がるメディア環境について専門的に学ぶことができます。

【実施学部】
仏教学部
文学部
経済学部
法学部
経営学部
グローバル・メディア・スタディーズ学部
【試験日程】
出願期間:2024/10/11~2024/10/18
試験日:2024/11/10
合格発表日:2024/11/22

関東の有名私立大学で3年次編入できる大学一覧!【文系編】

2. 編入試験の小論文、英語、面接の基本的なポイント

ここではMARCHや日東駒専の編入試験を念頭に、小論文、英語、面接の基本的なポイントをご紹介します。学部や学科、大学によって詳細は異なりますので、詳細な対策については必ず過去問等を確認し、可能であれば信頼できる講師にも相談しながら決めていく必要があります。

小論文

1. テーマ理解

小論文では、出題されるテーマを正確に理解することが重要です。過去の出題傾向を分析し、頻出テーマを確認することが出発点となります。経済学などでは科目名が小論文の場合でも、経済学の基礎知識を問う問題が出題されることもあるため、いわゆる一般的な小論文の形式なのか、そうでないのかということにも注意を払う必要があるでしょう。

2. 論理的な構成

小論文では、序論、本論、結論といった論理的な構成が求められます。序論でテーマを提示し、本論で具体的な議論を展開し、結論で総括するという流れを意識しましょう。立場を明らかにする形式の問題では、想定した反論に対して再反論するといった方法を取ることも有効です。

3. 具体例の活用

論理を補強するためには具体例が効果的です。具体例を使うことで、読者に対して説得力のある主張を行うことができます。ただし、具体例に分量を割きすぎてしまうと全体の構成が崩れたり、内容自体の密度が損なわれたりすることもあるため、適当な例を適切な分量で提示することが大切です。

4. 添削を受ける

小論文は独学が難しい分野です。小論文の添削を受けることで、自分の文章の弱点を把握し、改善することができます。経験豊富な講師による添削を受けることで、論理的な構成や表現力を高めるなど、効率的な勉強をしましょう。

英語

MARCHや日東駒専の編入試験における英語は個別試験の形式と外部試験(TOEIC, TOEFL, IELTSなど)を利用する形式に分かれます。以下、それぞれの形式の基本的なポイントをご紹介します。

個別試験

1.リーディング力の強化

個別試験の形式の場合、問題の形式は大学受験英語と相違ないものがほとんどです。長文読解は頻出の問題形式となるため、十分なリーディング力を備える必要があります。長文の内容は法学部であれば法律や政治、心理学であれば心理など学部の内容に関連するケースが多いため、過去問で頻出のテーマを確認しておくことが有効です。具体的な対策としては、テーマを絞った長文の多読と精読に加えて、音読などを活用しながら速読力を鍛えることがおすすめです。

2.文法力の強化

編入試験では、長文だけでなく文法問題も多く出題される傾向にあります。文法は英語の基礎であり、確実に得点を取るためには欠かせません。学習方法としては、大学受験英語の文法書などを活用し、基本的な文法の復習を行いましょう。そのうえで、過去問や過去問と出題傾向の近い問題集を活用して演習を行うことで、知識を定着させることができます。

外部試験

1. 受験する試験の種類と目標スコアの設定

募集要項をよく確認し、自分が受験する学部で採用されている試験の種類や、最低限取得しなければいけないスコアの有無などについて、不明点がない状態にしましょう。外部試験は試験の種類によって大きく出題傾向や範囲が異なります。また、大学側から同一の評価をうけるスコアでも実際には難易度に差があるケースもあり、スコアの換算にも注意を払う必要があります。以上のような内容を総合的に検討し、受験する試験の種類と目標スコアを設定することが大切です。

2. 試験対策の計画

外部試験の場合、スコアを出願期間前に取得しなければならないため、小論文や面接よりも先行して対策を進めなければならないケースが多いです。時間的な制約と試験の傾向を踏まえて効率的な計画を策定することが重要です。計画の策定にあたっては、まずは試験の過去問などに取り組み、現在地を把握することに加え、十分な英語力のある講師とともに客観的な視点から計画を立案することがおすすめです。
編入試験の英語の対策については以下の記事も参考にしてみてください↓

面接

文系の編入試験では面接が試験科目に含まれることも多く、十分な対策を講じる必要があります。特に試験科目が小論文と面接のみの場合は面接の比重が大きくなるため、面接の出来が合否を決めることも多々あります。ここでは、面接対策の基本的なポイントをご紹介します。

1.想定問答集

面接試験の対策としては、想定される質問に対する答えを事前に文章化した「想定問答集」を作成することがおすすめです。ただ頭の中で話す内容を考えるだけでは、緊張した本番でうまく伝えるのは難しいため、頻出の質問に対してはある程度答え方を決めておくことが有効な手段となります。特に「専門分野に興味を持った理由」や「本学で学びたいこと」などの頻出質問は丁寧に準備するべきでしょう。

2.模擬面接

想定問答集を用意するだけでは、本番で思った以上に言葉が出ず、考えていたことを十分に伝えられないこともあります。そのため、模擬面接を行い面接の形式に慣れておくことが大切です。自分で鏡や壁を使って練習する方法や、家族・友人に面接官役を依頼する方法もありますが、緊張感や追加の質問の質などの観点から、大学教員や大学院生など信頼のおける講師と模擬面接を実施することがおすすめです。いずれの方法でも、できる限り緊張感のある雰囲気を作り、自分の回答を客観視して改善点を見つけ、繰り返し修正を重ねることが大切です。

面接試験の対策の詳細については以下の記事も参考にしてみてください↓

まとめ

関東圏の有名私立大学の三年次編入試験は、多くの受験生から人気を集めるため、競争率も比較的高い傾向にあります。しかし、適切な計画に基づいて学習を進めれば多くの人にチャンスがある試験です。大学の募集要項など公式の情報も丁寧に確認し、十分な対策を行ったうえで試験に臨んでください。本記事の内容が受験生の皆さんにとって、自分の目標に向かって着実に進むための一助となることを願っています。

いかがだったでしょうか。
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