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北九州市立大学の総合型選抜 自己推薦書の書き方
コラム
北九州市立大学の総合型選抜 自己推薦書の書き方
北九州市立大学の総合型選抜で使う自己推薦書は、経験を華やかに並べる書類ではありません。2027年度の公式様式では、志望した学科・学群を選ぶ理由、入学後に学びたいこと、高校在学中までの活動を含め、1200字で自筆するよう求められています。したがって、活動の事実から得た問題意識を、志望先での学びへ一本の線で結ぶことが核心です。
自己推薦書の提出対象は、外国語学部の英米学科・国際関係学科と地域創生学群です。国際環境工学部で提出する「入学希望理由書」とは書類名も選考方法も異なります。この記事では、北九州市立大学が公表した2027年度総合型選抜学生募集要項、自己推薦書の様式、アドミッション・ポリシーを基準に、構成の決め方から学科・学群別の書き分け、推敲、面接へのつなげ方まで解説します。
入試制度や様式は年度によって変更されることがあります。この記事の数値・日程は2027年度入試の公式資料に基づきますが、出願時には北九州市立大学の最新の学生募集要項と様式を確認してください。大学公式ページは、出願書類の作成にChatGPTなどの生成AIを使用しないよう明記しています。以下は完成文の代筆ではなく、受験生本人が経験を振り返り、自分の言葉で書くための考え方として利用してください。
北九州市立大学の自己推薦書を自分の言葉で組み立てるための個別相談は、無料相談で受け付けています。
北九州市立大学の総合型選抜と自己推薦書の基本
自己推薦書を提出する学科・学群
2027年度総合型選抜で自己推薦書を提出するのは、外国語学部英米学科、外国語学部国際関係学科、地域創生学群地域創生学類です。3つの志望先で使う様式は共通ですが、自己推薦書が選考に使われる段階と、同時に評価される試験が異なります。同じ様式でも、志望先の教育内容と評価項目に合わせて内容を変える必要があります。
| 志望先 | 募集人員 | 自己推薦書が使われる選考 | 同段階の主な評価資料 |
|---|---|---|---|
| 外国語学部 英米学科 | 20人 | 2次選考 | 1次選考結果、面接、自己推薦書 |
| 外国語学部 国際関係学科 | 10人 | 2次選考 | 集団討論、面接、自己推薦書 |
| 地域創生学群 地域創生学類 | 60人 | 1次選考 | 集団討論、自己推薦書、調査書 |
表の募集人員と評価方法は、北九州市立大学の2027年度総合型選抜学生募集要項によるものです。英米学科と国際関係学科では、1次選考で募集人員の2倍程度の範囲内に2次選考対象者を決定します。地域創生学群では、1次選考で2次選考対象者を100人程度に絞ります。自己推薦書だけの採点競争ではなく、他の評価資料との整合性まで含む総合評価です。
2027年度の文字数・記入方法
大学が公開している2027年度の自己推薦書は、表面20行、裏面28行の原稿用紙形式で、1行25字、合計1200字です。表面から書き始め、様式には「必ず両面印刷すること」とあります。設問文と記入上の指定を整理すると、次のとおりです。
| 項目 | 2027年度の指定 |
|---|---|
| 分量 | 1200字の様式 |
| 記入 | 自筆・横書き |
| 筆記具 | 鉛筆書き不可 |
| 印刷 | 表裏を両面印刷 |
| 問われる内容 | 志望先を選ぶ理由、入学後に学びたいこと、高校在学中までに活動していたことなど |
まず大学指定の様式を印刷し、氏名欄や本文欄まで含めて現物を確認しましょう。別紙へ書いたり、パソコン入力した原稿を貼ったりするのではなく、指定どおり自筆します。訂正方法、使用できる筆記具、消せるボールペンの扱いなど、様式に明記されていない点を自己判断しないことも大切です。疑問があれば、出願前に大学の入試担当へ確認してください。
出願と選考の日程
2027年度の出願期間は2026年9月1日から9月7日までで、書類は必着です。1次選考の試験日は9月27日、1次選考合格発表は10月2日、2次選考は10月18日、最終合格発表は11月2日です。入学手続期間は2027年1月19日から1月22日までと公表されています。感染症などへの対応により変更される場合があるため、直前の大学公式情報も確認してください。
文部科学省の令和9年度大学入学者選抜実施要項は、総合型選抜の入学願書受付を2026年9月1日以降、判定結果の発表を2026年11月1日以降としています。北九州市立大学の日程はこの枠組みと一致します。締切日の消印有効ではなく必着なので、完成後の印刷・確認・郵送日も逆算してください。
自己推薦書の設問理解と出願までの準備計画は、無料相談で一緒に整理できます。
設問を分解し、評価される材料をそろえる
一つの設問に三つの柱がある
自己推薦書の設問は一文ですが、内容は大きく三つに分けられます。第一に、なぜその学科・学群を選ぶのか。第二に、入学後に何を学びたいのか。第三に、その考えに関係する高校在学中までの活動です。どれか一つだけを詳しく書いても、問い全体には答えられません。
- 志望理由:関心を持ったきっかけと、解決・探究したい問いを示す
- 入学後の学び:北九州市立大学の授業、教育方法、分野と自分の問いをつなぐ
- 高校までの活動:行動、工夫、結果、振り返りを具体的に示す
三つの柱を「過去の経験・現在の問題意識・大学での探究」の順に接続します。たとえば「国際交流に興味がある」だけでは、関心の範囲が広すぎます。交流行事で意思疎通の難しさを経験し、言語力だけでなく文化的背景の理解が必要だと気づき、英語圏の文化・社会とコミュニケーションを学びたい、というように因果関係を示します。
活動は実績の大きさより、考えと行動の変化を書く
部活動の全国大会、長期留学、表彰などがなければ書けないわけではありません。設問は「高校在学中までに活動していたことなど」としており、活動の種類や賞の有無を限定していません。授業の探究、委員会、部活動、地域行事、ボランティア、資格学習、家族の手伝い、個人で続けた読書や調査なども、志望理由につながるなら材料になります。
ただし、「参加した」「頑張った」で終えると、本人の思考が伝わりません。活動ごとに、目的、置かれていた状況、自分が担った役割、実際に取った行動、結果、そこから得た問いをメモします。評価につながるのは活動名そのものより、活動中に何を考え、どう働きかけたかです。
| 整理項目 | 確認する問い | 弱い記述の例 | 具体化の方向 |
|---|---|---|---|
| 状況 | 誰にどんな課題があったか | 地域活動をした | 対象、場所、課題を観察事実で示す |
| 役割 | 自分は何を担当したか | みんなで企画した | 自分の提案や担当範囲を示す |
| 行動 | 何をどう工夫したか | 積極的に動いた | 調査、対話、改善など動詞で示す |
| 結果 | 何が変わり、何が残ったか | 成功した | 確認できる変化と限界を分ける |
| 学び | 次に何を知りたくなったか | 成長できた | 大学で探究する問いへ言い換える |
アドミッション・ポリシーは自己採点表として使う
アドミッション・ポリシーの言葉を文章へ貼り付けるだけでは、適合の根拠になりません。「主体性があります」と自己評価する代わりに、どんな場面で誰に働きかけ、何を改善したかを書くことで主体性を示します。方針の語句を借りるのではなく、その能力が表れた事実を自分の経験から選びます。
書き始める前に、志望先が求める学生像・能力を一列目、自分の経験を二列目、入学後に伸ばしたい力を三列目に置いた対応表を作ると、抽象的な自己PRを防げます。対応する経験がない項目を無理に作る必要はありません。自己推薦書で特に示したい二つほどの軸を選び、他の力は面接や試験も含めて評価されると理解しましょう。
材料を選ぶときは深さ・接続・検証可能性を見る
複数の活動から自己推薦書に使うものを選ぶときは、知名度や肩書ではなく三つの条件で比較します。一つ目は、自分の判断や試行錯誤を具体的に説明できる「深さ」です。二つ目は、志望理由と入学後の学びへつながる「接続」です。三つ目は、時期、役割、結果を記録や調査書と照合できる「検証可能性」です。
たとえば、短時間だけ参加した大規模イベントと、半年間続けた校内の小さな改善活動があるとします。前者の名称が目立っても、自分の役割が受付だけで考察が少なければ、中心材料にはしにくいでしょう。後者で課題を発見し、関係者へ聞き取り、方法を変え、結果を振り返ったなら、本人の思考を詳しく示せます。活動の規模ではなく、自分の行動を因果関係とともに説明できる経験を優先します。
一つの活動ですべてを証明しようとしないことも大切です。中心経験で問題意識と行動を示し、補助経験で関心の継続や別の視点を示すと、内容に厚みが出ます。ただし、三つ以上の活動を同じ分量で並べると、各経験が浅くなりやすいため、中心と補助の役割を決めます。資格は努力の継続を補足する材料にはなりますが、資格名だけで志望理由を代替することはできません。
自己推薦書に使う経験の選び方と、アドミッション・ポリシーとの接続は無料相談で整理できます。
1200字を論理的に組み立てる書き方
最初に一文の結論を作る
いきなり原稿用紙へ書かず、「私は何を学び、将来どのように生かしたいのか」を一文にします。良い結論は、志望先、探究テーマ、目指す方向が読み取れます。たとえば地域創生学群なら、「地域に貢献したい」だけでなく、「住民と来訪者の双方が利用しやすい地域交通のあり方を、現場での調査と合意形成の方法から学びたい」のように対象と課題を絞ります。
結論の一文は、活動の紹介ではなく、大学で深めたい問いを中心に置きます。その一文を読んだときに、続く活動経験が根拠となり、北九州市立大学の教育内容が実現手段となる構造を目指します。将来像が未確定なら、職業名を断定する必要はありません。大学で検証したいテーマと、社会で果たしたい役割を示せば十分です。
おすすめの五段落構成
1200字では、一つの経験を深く扱うほうが、一貫性を出しやすくなります。二つ目の経験は、最初の経験で生まれた問いをさらに確かめた活動として置くと効果的です。以下の字数は大学の指定ではなく、書き漏れを防ぐための作成上の目安です。清書時は指定様式の1200字内に収めてください。
| 段落 | 役割 | 字数の目安 | 書く内容 |
|---|---|---|---|
| 第1段落 | 結論 | 120〜160字 | 志望理由、学びたいテーマ、将来への方向 |
| 第2段落 | 原点 | 220〜260字 | 問題意識が生まれた経験と観察した事実 |
| 第3段落 | 行動 | 280〜320字 | 自分の役割、工夫、結果、限界 |
| 第4段落 | 大学での学び | 300〜340字 | 学ぶ分野・方法と、自分の問いとの対応 |
| 第5段落 | 展望 | 140〜180字 | 入学後の行動と学びを生かす方向 |
字数配分は固定ルールではなく、設問の三要素を欠かさないための設計図です。活動説明が半分以上を占め、大学で何を学ぶかが数行しかない場合は、出来事の細部を減らします。逆に、授業名を並べただけで本人の経験が見えない場合は、活動場面と自分の判断を増やします。
経験を「事実・解釈・接続」に分ける
説得力を出す基本は、事実と解釈を混ぜないことです。「商店街は活気がない」は評価を含む表現ですが、「平日夕方に30分観察したところ、閉店した区画が複数あり、高校生の利用は確認できなかった」は観察の範囲が分かります。そのうえで、なぜそうなっていると考え、何を調べたかを書きます。数値を使う場合は、記録や公的資料で確認できる範囲に限りましょう。
- 事実:いつ、どこで、誰を対象に、何をしたか
- 解釈:その結果をどう捉え、何が課題だと考えたか
- 接続:その課題を大学のどの分野・方法で深めるか
事実だけでは活動報告になり、理想だけでは根拠の弱い志望理由になります。三つを往復させることで、「なぜあなたが、その志望先で学ぶのか」が伝わります。活動の整理方法は総合型選抜の活動報告書の書き方も参考になりますが、北九州市立大学の自己推薦書では活動一覧ではなく、志望理由・学びとの一貫性を優先してください。
北九州市立大学でなければならない理由を調べる
大学名を別の大学へ置き換えても成立する文章は、大学理解が十分とはいえません。学科・学群の教育目的、カリキュラム、授業の進め方、実習、留学制度、教員の専門分野を公式サイトで確認します。そのうえで「魅力を感じた」で終えず、自分の問いを深めるために、どの教育環境をどう使うのかを書きます。
授業名や制度名は、最新年度に開講・実施されることを公式情報で確かめてから使います。シラバスの一科目だけに依存すると、担当者や内容の変更で志望理由が崩れることがあります。教育目的とカリキュラムの特徴を軸にし、科目名は具体例として位置づけましょう。
1200字へ収めるときの削り方
下書きが1200字を超えたら、結論に必要な情報を残しながら削ります。最初に削るのは、「昔から」「さまざまな」「とても」など、なくても事実関係が変わらない語です。次に、大学サイトの説明をそのまま要約した部分を、自分の問いとの接点だけに絞ります。同じ活動を志望理由と活動説明で二度紹介している場合は、最初は要点、後段は行動と考察に役割分担します。
反対に削ってはいけないのは、自分が行ったことを示す主語と動詞、考えが変わった理由、大学で用いる学びの方法です。「文化祭を成功させた」を短く残しても本人の行動は分かりません。「来場者の動線を観察し、案内表示を班へ提案した」とすれば、字数を大きく増やさず具体性を保てます。形容詞を削って行動を残し、制度の紹介を削って学ぶ目的を残すのが基本です。
原稿用紙では、段落冒頭の一字下げや句読点もマスを使います。英数字や括弧の扱いを含む細かな記入方法について大学独自の指示が見当たらない場合は、学校の先生にも確認し、一般的な原稿用紙のルールに沿って統一します。完成後に文字数だけを数えるのではなく、実際の指定様式へ試し書きし、段落配置と読みやすさを確認してください。
1200字の構成づくりから自筆前の推敲まで、北九州市立大学に合わせた対策を無料相談で確認できます。
外国語学部英米学科の自己推薦書
英米学科が求める力を読み解く
英米学科は、世界の文化・情勢・社会・経済への関心、世界的な視野で意欲的に学び情報発信する姿勢、高度な英語コミュニケーション能力を得る努力、言語・文化・ビジネスを中心としたキャリア形成への意欲を求める学生像として示しています。総合型選抜では、1次選考の英語による模擬授業と筆記試験で思考力・判断力・表現力等を、2次選考の面接で主体性や協働性等を特に評価する表になっています。
自己推薦書は2次選考で、1次選考結果と面接と合わせて総合的に評価されます。面接は英語と日本語で行われ、1次選考の模擬授業の理解度などを見るためのディスカッションも含まれます。書類で示した関心を、英語学習の過程と自分の意見で説明できる準備が必要です。
「英語が好き」から学問上の問いへ進める
英語の資格や得意科目だけを中心にすると、「なぜ英米学科で文化・社会・ビジネスまで学ぶのか」が弱くなります。英語を使った経験から、言葉の背景にある文化、報道の伝え方、国際的なビジネス、異なる価値観の調整などへ問いを広げましょう。
たとえば海外の生徒とのオンライン交流で、直訳では意図が伝わらなかった経験があるなら、使用した表現、相手の反応、説明を変えた結果まで振り返ります。そこから、語彙・文法の正確さだけでなく、文化的前提を理解して発信する力が必要だと気づいた、という学びにつなげられます。英語力は目的ではなく、世界の課題を理解し他者へ伝えるための手段として示します。
英米学科向けの確認項目
- 英語や英語圏の文化・社会・ビジネスのどの問題に関心があるか
- 英語を用いた経験で、理解や発信の難しさをどう認識したか
- 英語力を伸ばすため、継続して何を行い、方法をどう改善したか
- 世界的な視野を持つため、異なる立場の情報をどう比較したか
- 入学後に得たい知識・技能を、将来どの場面で使いたいか
資格スコアを書く場合は、取得年月と級・点数を正確に確認し、スコアだけで人物評価が決まるような表現は避けます。資格がなくても、公式の出願資格には英語資格の取得が必須条件として示されていません。資格の有無より、英語を使って何を学び、次に何を目指すかを具体化してください。資格なしで出願できる入試の考え方は英検がいらない総合型選抜の大学も参考になりますが、英米学科では模擬授業、筆記試験、英語を含む面接への実力面の準備が必要です。
自己推薦書と面接の一貫性
自己推薦書に「国際的に活躍したい」と書いたら、どの地域・分野・相手を想定しているかを面接で尋ねられる可能性を考えます。「多文化理解が大切」と書いたら、価値観が異なる相手と接した経験や、対立する見方を比較した例を説明できるようにします。
面接対策は暗記用の回答を作ることではなく、本文の各主張の根拠を言語化する作業です。本文の各文に「なぜ」「具体的には」「反対の立場から見ると」と問いを付け、英語でも短く要点を説明する練習をします。自己推薦書と発言を完全に同じ言葉へそろえる必要はありませんが、事実関係や志望の軸は一致させます。
英米学科で材料にしやすい経験の考え方
題材は留学に限りません。英語のスピーチ、海外記事の比較、観光案内、学校行事での交流、英語作品の読書、オンラインでの共同活動などから、理解と発信に関する問いを見つけられます。大切なのは、「英語を使った」という事実だけでなく、伝わらなかった原因をどう考え、次の学習方法をどう変えたかです。
仮に英語ニュースと日本語ニュースで同じ出来事の焦点が異なると気づいた経験を書くなら、媒体名を並べて終えず、見出し、情報源、語句の選択など、実際に比較した観点を示します。そして、言語と文化・社会の関係を学び、自分でも根拠を明らかにして発信したいとつなげます。英語学習の努力と、英語圏の文化・社会を理解したい理由を一つの経験で結びます。
英語が得意だと主張する場合も、弱点の認識を加えると学修計画が具体化します。読む力は伸びたが即興で意見を組み立てる力が不足している、語彙は増えたが文化的背景の異なる相手への説明に課題がある、というように現在地を分析します。入学後に何を伸ばすかが明確になり、面接でも実行可能な計画として説明しやすくなります。
英米学科の自己推薦書と英語・日本語の面接を一貫させる準備は、無料相談でご相談ください。
外国語学部国際関係学科の自己推薦書
国際関係学科が求める力を読み解く
国際関係学科は、国際関係の分野への高い関心を持ち、国際社会の諸相を多角的に深く理解したい人、英語および中国語・朝鮮語などを用いてグローバル化した社会での活躍を目指す人を求める学生像として掲げています。求める能力には、英語など外国語の基礎力、国際関係を学ぶための論理的思考力・判断力・表現力、問題関心や学習意欲、文化的多様性に配慮して他者と円滑にコミュニケーションを図る姿勢などが挙げられています。
1次選考は60分の小論文で、募集人員の2倍程度の範囲内に2次選考対象者を決定します。2次選考は集団討論、面接、1200字の自己推薦書を総合的に評価します。自己推薦書の問題意識が、小論文での論理性と集団討論での協働姿勢にもつながります。
国際問題を「関心があります」で終わらせない
戦争、難民、貧困、環境、貿易、文化摩擦など、大きな主題を挙げるだけでは、本人の視点が見えません。なぜ関心を持ったのか、どの地域・時期・当事者に注目するのか、どの資料を比較したのかを示します。ニュースを見たことが出発点でも、その後に公的統計を調べた、異なる国の報道を比べた、当事者の話を聞いたなど、自分の行動があれば具体性が生まれます。
国際問題は一つの正解へ急がず、立場の異なる当事者と背景を分けて捉えましょう。たとえば観光客と地域住民、輸出企業と消費者、支援する側と支援を受ける側では、同じ制度の影響が違います。自己推薦書では全体を解決したように見せるのではなく、自分の調査で分かった範囲と、まだ分からない点を明確にします。
語学と国際関係の学びを接続する
「外国語を学びたい」と「国際問題を研究したい」が別々にならないようにします。原語で情報を読みたい、現地の人と対話して政策の影響を確かめたい、異なる文化的背景を踏まえて合意形成に関わりたいなど、語学を使う目的を説明します。
国際関係学科の教育目的は、国際関係と地域研究の発展的知識を、英語を中心とする優れた語学力とともに備え、グローバルな視野で活躍できる国際人の養成です。「語学を学ぶ」と「国際社会を分析する」を相互に支える学修計画にしてください。語学研修や留学だけを志望理由にするのではなく、そこで何を調査・検証したいかまで考えます。
集団討論を見据えた書き方
集団討論では、自分の意見を主張する力だけでなく、相手の発言を理解し、論点を整理し、議論を前へ進める姿勢も重要です。アドミッション・ポリシーでも、総合型選抜の2次選考では思考力・判断力・表現力と、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度が特に評価されると示されています。
自己推薦書の活動経験には、意見が異なった場面を一つ入れられると、協働性の根拠になります。「全員をまとめた」と結論だけを書くのではなく、どの意見が対立し、相手の意図をどう確認し、提案をどう修正したかを書きます。協働性は同意させる力ではなく、違いを踏まえて共通の目的へ近づく行動で示します。
国際関係学科で材料にしやすい経験の考え方
身近な出来事も国際関係への入口になります。地元企業の海外展開、外国人住民への情報提供、観光地での文化摩擦、輸入品の価格変化、学校で扱った国際ニュースなどです。ただし、身近な経験から直ちに世界全体の結論を出さず、地域と国際社会がどの制度・人・経済活動を通じてつながるかを調べます。
たとえば多言語案内を作った経験では、「外国人に親切にした」で終えるのではなく、誰がどの情報で困っていたか、直訳では何が伝わらなかったか、当事者の意見をどう確かめたかを書きます。その経験から、言語だけでなく行政、移動、文化的背景を合わせて考える必要性に気づいたとすれば、国際関係と地域研究の学びへつながります。一つの出来事を複数の立場と制度から捉え直した過程が、多角的理解の根拠になります。
小論文や集団討論を見据え、主張と根拠を分ける習慣もつけます。「受け入れを増やすべきだ」という主張だけでなく、期待する効果、想定される負担、必要な条件、反対意見への対応を整理します。自己推薦書ではすべてを論じ切れなくても、自分の考えが一面的ではないことを、調査や対話の経験で示せます。
国際関係学科の小論文・集団討論までつながる自己推薦書の設計は、無料相談で確認できます。
地域創生学群の自己推薦書
地域創生学群が求める力を読み解く
地域創生学群は、地域社会の諸問題に強い関心を持ち、探究心を持って主体的に行動し、学修する人、地域社会に対する責任感と使命感を有する人を求めています。教育目的は、幅広い教養と実践力を持った専門性を備え、地域に関する理論と現場理解により地域社会をマネジメントし、地域の再生と創造に貢献できる人材の養成です。
1次選考では、集団討論、自己推薦書、調査書を総合的に評価し、2次選考対象者を100人程度に決定します。配点は200点です。2次選考では1次選考結果に加え、60分の小論文100点と個別面接200点を総合評価します。自己推薦書は1次選考から使われるため、活動と地域への問題意識を早い段階で示します。
地域課題は地域名より観察の具体性で示す
北九州市の課題を書かなければならないという指定はありません。自分が暮らす地域、学校周辺、活動先など、継続して観察・参加できた場所から課題を選ぶほうが、本人の実感と事実を示しやすくなります。地域を褒めるだけでも、人口減少などの一般論を述べるだけでも不十分です。
地域課題を考えるときは、誰にとっての課題かを明確にします。高齢者、子ども、商店主、観光客、外国人住民、障がいのある人など、立場によって見え方は変わります。「地域のため」という大きな言葉を、対象者・場所・場面が見える記述へ変えましょう。
たとえば地域イベントの参加者が少なかった経験なら、宣伝不足と決めつけず、開催時間、移動手段、内容、情報の届け方など複数の要因を考えます。主催者への聞き取り、参加者アンケート、現地観察など、自分が行った範囲を明記します。活動で解決できなかった点は欠点ではなく、大学で理論と調査方法を学ぶ理由になります。
実践経験を振り返り、学問へ変える
地域創生学群のカリキュラムは、座学だけでなく実際の地域での活動経験と、その振り返りを重視しています。公式サイトでは、実習科目、演習科目、地域創生科目、地域創生スキル科目、専門科目の五つの科目群を設け、相互関係を重視すると説明しています。
活動経験の多さより、経験を振り返って知識・理論の必要性に気づいた過程が重要です。清掃活動へ参加しただけなら事実の報告ですが、参加者が固定化していることに気づき、若者が参加しにくい理由を聞き取り、告知方法を変えて反応を比較したなら、課題発見と実践が見えます。さらに、参加の継続性や組織運営を学びたいとつなげれば、大学での探究になります。
コースや分野は最新情報を確認する
地域創生学群は1年次からコース制を導入しており、公式情報では地域創生コースと地域福祉コースが示されています。自分の関心が観光、まちづくり、スポーツ、福祉、子ども支援などのどこに近いかを調べつつ、分野を単独で捉えないことが大切です。地域交通が高齢者の外出や商店街の利用に関係するように、現実の地域課題は複数分野にまたがります。
コース名を志望の結論にするのではなく、そこで身につけたい分析・実践の力を示します。教育内容は改編される可能性があるため、出願年度の大学案内、学群公式サイト、カリキュラム、シラバスで確認してください。教員名を挙げる場合も、在籍と担当内容を最新情報で確認します。
集団討論・小論文・面接へつなげる
地域創生学群の1次選考には集団討論があり、グループワークを行う場合もあると募集要項に記載されています。集合時間や内容の詳細は、受験票に記載される大学ページから事前確認します。自己推薦書に書いた地域課題について、異なる当事者の意見を想定し、自分の提案の利点と限界を説明できるようにしましょう。
2次選考の小論文と個別面接では、情報・課題を理解する力、自分の考えを論理的に表現する力、地域で他者とコミュニケーションを図り活動を推進する力などが問われます。書類で掲げた課題を唯一の答えとして守らず、新しい情報で考えを更新する姿勢を持ちます。小論文の準備時期は総合型選抜の小論文対策はいつから?も参考にし、資料読解と時間内記述を並行して練習してください。
地域創生学群で材料にしやすい経験の考え方
地域活動に参加していないと感じる人も、生活圏で不便や変化を観察した経験を探せます。通学路の安全、公共交通、空き店舗、子どもの居場所、災害への備え、学校と地域の交流などです。ただし、観察だけで活動とするのではなく、資料を調べる、当事者へ話を聞く、学校内で提案するなど、自分が可能な範囲で確かめた行動を示します。
仮にバスの本数が少ないと感じた場合、自分一人の不便を地域全体の課題と決めつけてはいけません。時刻表や利用状況を調べ、高齢者、学生、運行側など異なる立場を考えます。そのうえで、移動手段だけでなく福祉、経済、まちづくりにも関係すると気づいた過程を書けば、学際的に学ぶ理由になります。個人的な違和感を、他者への確認と資料調査によって地域の問いへ育てていきます。
自分で企画を実施した場合も、成果の数字だけで終わらせません。協力者をどのように募ったか、役割分担で何が難しかったか、対象者の反応をどう受け止めたか、次回なら何を変えるかを振り返ります。現場での経験と振り返りを往復する姿勢は、地域創生学群の教育方法を志望する根拠として説明できます。
地域創生学群の活動整理から集団討論・小論文・面接まで、選考全体の対策を無料相談でご案内します。
下書きから自筆提出までの手順
手順1 公式資料をそろえる
最初に、出願年度の学生募集要項、自己推薦書の様式、志望先のアドミッション・ポリシー、大学案内、カリキュラムをそろえます。検索結果に残る前年度のPDFではなく、2027年度のページから開いた資料かを表紙で確認します。北九州市立大学は2027年度募集要項について、2026年8月6日に国際環境工学部生命工学科の合否判定基準の記載を修正しています。自己推薦書対象学科の修正ではありませんが、公開後も更新があり得るため、保存したPDFだけでなく公式ページを再確認してください。
手順2 経験を広く棚卸しする
高校入学後だけに限定せず、設問の「高校在学中まで」に照らして、問題意識の原点となる経験を時系列で書き出します。ただし、小中学校時代の出来事だけで現在の活動がないと、入学後の主体性を示しにくくなります。古い経験を原点に使うなら、高校で調べたこと、行動したこと、考えが変わったことまで続けます。
- 授業、探究、部活動、委員会、校外活動、個人学習を列挙する
- 各活動での自分の役割と行動を一文にする
- 結果を成功・失敗の両面から記録する
- 志望先で深めたい問いにつながる活動を二つ程度選ぶ
- 証明できる日付、名称、数値を資料と照合する
活動を選ぶ基準は見栄えではなく、志望理由の原点と行動の変化を説明できるかです。複数の活動を羅列するより、一つの活動で試行錯誤を具体的に書き、別の活動で関心の継続や発展を示すほうが読み手は理解しやすくなります。
手順3 構成メモを作ってから下書きする
五段落の各役割を一行ずつメモし、同じ内容の重複を消します。次に、1200字より少し長めの下書きを作り、根拠の弱い一般論から削ります。最初から字数ぴったりを狙うと、必要な情報まで省きやすくなります。削る順番は、大学案内の写し、活動の周辺説明、同義語の反復、過剰な形容詞です。
「私は」「そして」「また」を繰り返すと文が単調になります。主語が明らかな箇所は省き、接続詞ではなく因果関係が伝わる語を使います。一文には一つの中心内容を置き、長い文は事実と考察の境目で分けてください。
手順4 事実・大学理解・一貫性を点検する
推敲は誤字修正だけではありません。活動名、役職、期間、資格、調査結果に誤りがないかを資料で照合します。大学の制度や科目は公式サイトで確認します。自己推薦書、調査書、インターネット出願の登録内容で年月や名称が食い違わないかも確認してください。
| 点検軸 | 確認事項 |
|---|---|
| 設問適合 | 志望理由、学びたいこと、活動の三要素があるか |
| 具体性 | 自分の役割・行動・変化が読み取れるか |
| 大学理解 | 教育目的や学び方を最新の公式情報で確認したか |
| 因果関係 | 経験から問題意識、大学での学びへ無理なくつながるか |
| 整合性 | 他の出願資料と事実関係が一致するか |
| 表現 | 他者を見下す表現、根拠のない断定、誤字がないか |
第三者の添削では文章を上手に置き換えるより、根拠が伝わらない箇所を質問してもらいます。回答を考えるのは本人です。先生や保護者に読んでもらう際は、「最も伝わった志望理由は何か」「分からない行動はどこか」「大学名を替えても通じないか」を尋ねると、修正点が見えます。
手順5 自筆し、両面印刷と提出条件を確認する
内容を確定してから、指定様式へ自筆します。読みやすい大きさで、原稿用紙のマスに沿って横書きします。鉛筆書きは不可です。書き損じに備え、同じ様式を複数部印刷しておくと安心です。清書後は表面と裏面が同じ一枚の両面になっているか、志望学部・学群、学科・学類、氏名などの記入漏れがないかを確認します。
提出前にコピーまたは写真を手元へ残し、面接練習に使います。郵送物は自己推薦書だけではありません。インターネット出願の登録、入学検定料の支払い、必要書類、封筒の作成、必着日時を学生募集要項で確認してください。完成の基準は清書終了ではなく、全書類がそろい期限内に大学へ到着することです。
家族や先生に確認を頼むときの質問
第三者へ「添削してください」とだけ頼むと、表現の好みや完成文の書き換えに話が偏ることがあります。本人の文章を保ちながら改善するには、読み手が理解できなかった点を質問として返してもらいます。活動を知らない人にも読んでもらうと、身内だけに通じる略称や説明不足を見つけやすくなります。
- 冒頭を読んで、何を学びたい人だと理解したか
- 活動の中で本人が行ったことはどれだと読めたか
- 考えが変わった理由に飛躍はないか
- 北九州市立大学で学ぶ必要性がどの文から伝わったか
- さらに具体例を聞きたい箇所はどこか
- 面接で尋ねたくなった疑問は何か
指摘を受けたら他人の言葉を写すのではなく、問いに本人が答えて文章を直します。意見が分かれた場合は、好みではなく設問、公式方針、事実の正確さへ戻って判断します。学校の先生には、調査書との整合性や学校内の活動名称も確認してもらうとよいでしょう。
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落とし穴と改善方法
大学の特色を並べるだけになっている
「実践的な学びに魅力を感じた」「グローバルな環境が整っている」と大学の説明を並べても、本人との関係が伝わりません。特色を一つ選び、それが自分の問いにどう必要かを書きます。大学の魅力を説明する段落ではなく、自分が教育環境をどう使うかを説明する段落にします。
活動の感想文になっている
「楽しかった」「大変だった」「成長した」という感想は、具体的な変化へ置き換えます。活動前にできなかったこと、試した方法、相手の反応、活動後に変えた行動を示します。成功談だけに整える必要はありません。失敗の原因を分析し、次の行動へ反映した経験は、学ぶ姿勢の根拠になります。
成果を大きく見せるより、できなかった点を認識して改善した過程のほうが信頼されます。ただし、自分を否定して終えず、限界からどんな問いが生まれ、大学で何を学ぶ必要があると考えたかまで書きます。
抽象語と将来の断定が多い
「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」「多様性」「地域活性化」などは便利ですが、人によって意味が異なります。その言葉が表れた行動を添えます。「リーダーシップを発揮した」なら、役割分担を提案したのか、発言しにくい人から意見を聞いたのか、進捗を管理したのかを示します。
将来についても「必ず国際機関で働く」などと根拠なく断定する必要はありません。現時点の方向性として、関わりたい課題や果たしたい役割を書き、大学での学びを通して具体化すると表現できます。大きな夢の宣言より、入学後に何を調べ、誰と関わり、どう行動するかを示しましょう。
他大学にも通じる文章になっている
大学名だけを差し替えられる文章なら、北九州市立大学の教育内容との接続を見直します。ただし、パンフレットの言葉を大量に引用するのも逆効果です。教育目的や学び方を理解したうえで、自分の問いとの接点を自分の表現で説明します。
他大学の自己推薦書対策と比較すると、共通する構成原則と大学固有の設問の違いが分かります。たとえば岡山大学の総合型選抜 自己推薦書も学部別設問の確認が重要ですが、北九州市立大学では2027年度の共通様式と各志望先の選考上の位置づけを基準にしてください。他大学の例文を転用せず、北九州市立大学の設問へ一文ずつ答えているか確認します。
生成AIや例文を使って完成文を作る
北九州市立大学の学生募集要項掲載ページは、出願書類の作成でChatGPTなどの生成AIを使用しないよう明記しています。文章の生成、言い換え、添削など、どの範囲が「使用」に当たるかを都合よく解釈せず、大学の指示に従って本人が作成してください。疑問があれば大学へ確認します。
自己推薦書は本人の思考と表現を確かめる資料なので、完成文を外部に作らせてはいけません。指導を受ける場合は、経験を引き出す質問、構成上の不足の指摘、事実確認、面接で説明できるかの確認を中心にします。ハルートでも、大学のルールを守りながら本人が自分の言葉で完成させることを前提に支援します。
よくある質問
自己推薦書は何字ですか?
2027年度の指定様式は1200字です。表面20行と裏面28行、各行25字の原稿用紙形式になっています。指定様式の枠内で書き、別紙追加や欄外への書き足しはしないでください。年度によって変更される可能性があるため、出願年度の様式を確認してください。
パソコンで入力して提出できますか?
2027年度様式には自筆で記入するよう指定があり、横書き、鉛筆書き不可と明記されています。パソコン入力ではなく、本人が指定様式へ自筆してください。印刷は表裏を一枚にまとめる両面印刷が指定されている点にも注意が必要です。
英検や留学経験がなくても英米学科へ出願できますか?
2027年度募集要項の英米学科の出願資格には、英検の級や留学経験は必須条件として示されていません。ただし、1次選考では英語による模擬授業と筆記試験、2次選考では英語と日本語による面接などがあります。資格が不要であることと、英語力の準備が不要であることは同じではありません。出願資格と試験内容を分けて確認してください。
地域創生学群では北九州市での活動を書く必要がありますか?
2027年度の自己推薦書様式は、活動地域を北九州市に限定していません。自分が継続的に関わり、課題を具体的に観察できた地域の経験を選べます。重要なのは地域名ではなく、誰のどのような課題を捉え、自分がどう行動し、大学で何を深めたいかを示すことです。
活動実績が目立たなくても書けますか?
書けます。受賞歴や役職だけでなく、授業の探究、係活動、個人学習、地域での手伝いなども、志望理由につながる経験になります。実績の名称を競うのではなく、自分の役割・工夫・結果・振り返りを具体的に書きましょう。事実を誇張したり、行っていない活動を加えたりしてはいけません。
自己推薦書に授業名や教員名を入れたほうがよいですか?
自分の問いとの関係を説明できるなら具体例として使えますが、名前を入れること自体が評価を高めるとは限りません。最新の公式サイトやシラバスで開講状況・在籍を確認し、教育目的やカリキュラム全体も理解してください。固有名詞の多さではなく、その学びが自分の課題探究に必要な理由を示してください。
自己推薦書の内容は面接で聞かれますか?
質問内容は事前に公表されていませんが、外国語学部では自己推薦書と面接が2次選考で総合評価され、地域創生学群でも自己推薦書を含む1次選考後に個別面接があります。本文中の活動、志望理由、学びたいことは、自分の言葉で具体的に説明できるようにします。一般的な質問整理には総合型選抜の面接で聞かれる質問50も活用できます。
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いつから準備すればよいですか?
2027年度は9月1日から9月7日が出願期間なので、大学研究と活動の棚卸しは夏休み前から始めると、事実確認や複数回の推敲を行いやすくなります。準備開始の適切な時期は活動状況によって異なりますが、出願直前に文章だけを整えるのではなく、問いを深める調査と行動の時間を確保しましょう。
まとめ|経験・問い・大学での学びを1200字でつなぐ
北九州市立大学の2027年度総合型選抜の自己推薦書は、外国語学部英米学科・国際関係学科と地域創生学群の共通様式で、1200字、自筆、横書き、鉛筆書き不可、両面印刷です。志望先を選ぶ理由、入学後に学びたいこと、高校在学中までの活動を、別々の説明ではなく因果関係のある文章にまとめます。
最も大切なのは、活動を誇張せず、経験から生まれた問いを志望先の学びへ接続することです。英米学科は英語を用いた理解と発信、国際関係学科は多角的な国際理解と協働、地域創生学群は地域課題への主体的な実践という観点を意識し、公式のアドミッション・ポリシーと教育内容を確かめましょう。
書類は本人が自分の言葉で作成し、他の提出資料や面接での説明と事実を一致させます。北九州市立大学の公式ページにある生成AI使用禁止の指示にも従ってください。総合型選抜専門オンライン塾ハルートでは、完成文の代筆ではなく、経験の整理、論理の点検、志望校別の面接・小論文対策を通じて、本人が考え表現する過程を支援しています。
ここまで理解できたら、
あとは自分の志望校に当てはめるだけです。
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