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九州大学の総合型選抜 小論文と過去問|学部別の実態と対策法
コラム
九州大学の総合型選抜 小論文と過去問|学部別の実態と対策法
「九州大学 総合型選抜 小論文 過去問」と検索してこのページにたどり着いた方の多くは、九州大学の総合型選抜で小論文の過去問を入手し、それを使って対策を進めたいと考えているはずです。結論として、小論文が課されるかどうかも、過去問が公開されているかどうかも、学部・学科によって大きく異なります。まず押さえておきたいのは、九州大学の総合型選抜には大学入学共通テストを課さない「総合型選抜Ⅰ」と、共通テストを課す「総合型選抜Ⅱ」という2つの区分があり、学部によって小論文の有無・出題形式・配点がまったく違うという事実です。
さらに、九州大学が公式に試験問題・解答例を公表しているのは一般選抜(前期・後期日程)のみで、総合型選抜の小論文の問題そのものは公表されていません。この記事では、令和9(2027)年度の学生募集要項をもとに、九州大学の総合型選抜で小論文が課される学部・学科の実態を整理したうえで、過去問が入手できない状況で何をすればよいのかを具体的に解説します。
九州大学の総合型選抜に向けた小論文対策の進め方は、無料相談で相談できます。
九州大学の総合型選抜とは|総合型選抜Ⅰ・Ⅱの違いと対象学部
総合型選抜Ⅰ(共通テストなし)と総合型選抜Ⅱ(共通テストあり)
九州大学の総合型選抜は、大学入学共通テストを課さない「総合型選抜Ⅰ」と、大学入学共通テストを課す「総合型選抜Ⅱ(次世代研究者発掘入試Ⅱを含む)」の2種類に大別されます。総合型選抜Ⅰは共創学部・教育学部のみが実施し、大学入学共通テストを課さない点が最大の特徴です。令和9(2027)年度の学生募集要項によれば、総合型選抜Ⅰを実施しているのは共創学部(募集人員15人)と教育学部(募集人員7人)の2学部だけで、いずれも書類選考と小論文等による第1次選抜、討論やプレゼンテーションによる第2次選抜という2段階の選抜方法をとっています。
一方の総合型選抜Ⅱは、文学部(国際コースのみ)・法学部・経済学部(経済・経営学科)・理学部(学科により実施の有無が異なる)・医学部保健学科・歯学部・工学部(各学科)・芸術工学部・農学部という、より広い範囲の学部・学科で実施されており、いずれも大学入学共通テストの成績を合否判定に組み込む点が総合型選抜Ⅰとの決定的な違いです。この記事で「小論文の実態」を扱う際も、まずどちらの区分に属する学部かを意識すると、募集要項の該当箇所を探しやすくなります。
なお、九州大学にはこのほかにも、工学部・農学部の一部で実施される「次世代研究者発掘入試Ⅰ」、帰国生徒を対象とした選抜、私費外国人留学生を対象とした入試、教育学部の国際入試など、総合型選抜以外の選抜区分も存在します。総合型選抜以外にも次世代研究者発掘入試Ⅰや帰国生徒選抜など複数の選抜区分があり、混同しないよう注意が必要です。この記事では、あくまで「総合型選抜Ⅰ」「総合型選抜Ⅱ(次世代研究者発掘入試Ⅱを含む)」に絞って小論文の実態を解説します。
学部によって選抜方法がまったく異なることへの注意
総合型選抜という同じ名称でも、共創学部のように大学の講義を受けたうえで小論文を書く学部もあれば、法学部のように英語能力を重視して小論文自体を課さない学部もあります。「総合型選抜」という名称の共通性に反して、選抜方法の中身は学部・学科ごとにまったく別物として設計されています。この違いを知らないまま「総合型選抜の小論文」を一括りにして対策を始めると、志望学部で実際には課されない形式の練習に時間を使ってしまう恐れがあります。例えば、共創学部と教育学部はどちらも総合型選抜Ⅰに属しますが、共創学部は当日の講義を素材にする小論文、教育学部は事前に配布される資料を素材にする小論文と、出発点となる素材そのものが異なります。同じ「総合型選抜Ⅰ」というくくりの中でも対策の中身を分けて考える必要があるという点は、最初に理解しておきたい前提です。
次の表は、総合型選抜Ⅰ・Ⅱの対象学部と、大学入学共通テストの要否を整理したものです。実際の募集人員・出願要件は年度により変更される可能性があるため、必ず志望学部の最新の募集要項で確認してください。
| 選抜区分 | 対象学部・学科 | 大学入学共通テスト |
|---|---|---|
| 総合型選抜Ⅰ | 共創学部、教育学部 | 課さない |
| 総合型選抜Ⅱ | 文学部(国際コース)、法学部、経済学部(経済・経営学科)、理学部、医学部保健学科、歯学部、工学部各学科、芸術工学部、農学部 | 課す |
表からも分かるとおり、対象学部の数だけで見ると総合型選抜Ⅱのほうが圧倒的に多く、多くの受験生にとっては共通テストの成績も合否に影響する選抜方式になります。共通テストの負担と小論文・面接等の対策の負担をどう配分するかも、学部を選ぶ際の重要な判断材料です。
志望学部が総合型選抜Ⅰ・Ⅱのどちらに該当するか整理したい方は、無料相談をご利用ください。
小論文の有無は学部・学科でこれほど違う
小論文を課す学部・学科
令和9(2027)年度の募集要項を確認すると、九州大学の総合型選抜で小論文(または小論文に相当する記述試験)を課している学部・学科は、共創学部、教育学部、経済学部(経済・経営学科)、理学部地球惑星科学科、医学部保健学科、農学部です。小論文を課す学部は共創学部・教育学部・経済学部・理学部地球惑星科学科・医学部保健学科・農学部の6つです。ただし、出題形式は「講義を受けてから書く」「資料を読んで書く」「設問に沿って論述する」など学部ごとに大きく異なり、字数や配点も統一されていません。
理学部については注意が必要で、同じ理学部でも地球惑星科学科は小論文と個人面接の組み合わせであるのに対し、物理学科は「課題探求試験」、化学科と生物学科は面接のみという、学科ごとにまったく異なる選抜方法が採用されています。志望する学科までピンポイントで確認しないと、対策の方向性を誤ってしまいます。
このように学部・学科単位で選抜方法を細かく分けている背景には、それぞれの学問分野で本当に必要な資質を見極めたいという大学側の意図があると考えられます。学科単位で選抜方法が分かれているのは、学問分野ごとに評価したい資質が異なるためだと考えられます。「総合型選抜だから小論文があるはずだ」という思い込みを一度外し、志望学科の募集要項を学科名まで正確に確認する作業から始めてください。
小論文以外の方法を採る学部・学科
反対に、小論文という形式を課さない学部・学科も少なくありません。法学部の総合型選抜は、大学入学共通テストに加えて英語能力試験・英語試験・個人面接という構成で、いわゆる小論文は含まれていません。法学部の総合型選抜は英語能力試験・英語試験・個人面接で構成され、小論文という形式の試験はありません。文学部の総合型選抜(国際コースのみが対象)も、課されるのは日本語の小論文ではなく英語小論文と英語による個人面接です。
歯学部の総合型選抜では、大学の講義を受けたうえで作成する「課題講義に対するレポート」とグループ面接が第1次選抜の中心となっており、名称としては小論文ではなくレポートという扱いです。工学部の各学科(次世代研究者発掘入試Ⅱを含む)は、口頭試問やプレゼンテーション、活動歴報告書・研究計画書を軸にした選抜方法が中心で、小論文という試験科目は設定されていません。
歯学部の課題講義レポートも、共創学部の講義に関する小論文と同様に、大学で行われている講義を2科目受けたうえでレポートを作成する形式であり、事前に固定された「問題」というより、当日の講義理解度そのものが試される点は共通しています。歯学部の課題講義レポートも共創学部と同様、当日の講義理解度そのものが問われる形式です。「小論文」という名称の有無にとらわれず、志望学部の第1次選抜が「講義型」なのか「資料型」なのか「面接・英語重視型」なのかで対策を分類すると、実態に即した準備がしやすくなります。
| 学部・学科 | 小論文の有無 | 主な試験構成 |
|---|---|---|
| 共創学部 | あり | 講義に関する小論文、調査書等、討論、面接 |
| 教育学部 | あり | 資料に基づく小論文、調査書、プレゼンテーション、面接 |
| 経済学部(経済・経営学科) | あり | 共通テスト、小論文、調査書、志望理由書、面接 |
| 理学部地球惑星科学科 | あり | 共通テスト、小論文、個人面接 |
| 医学部保健学科 | あり | 共通テスト、小論文(900字程度)、面接 |
| 農学部 | あり | 共通テスト、小論文、面接 |
| 法学部 | なし | 共通テスト、英語能力試験、英語試験、個人面接 |
| 理学部物理学科 | なし | 共通テスト、課題探求試験、個人面接 |
| 理学部化学科・生物学科 | なし | 共通テスト、個人面接 |
| 文学部(国際コース) | なし(英語小論文) | 共通テスト、英語小論文、英語による個人面接 |
| 歯学部 | なし(課題講義レポート) | 課題講義に対するレポート、グループ面接 |
| 工学部各学科 | なし | 口頭試問、プレゼンテーション、活動歴報告書等 |
上記は令和9(2027)年度募集要項に基づく整理であり、選抜方法は年度により変更される可能性があります。志望学部・学科を決めたら、必ず該当年度の募集要項で最新の選抜方法を確認してください。
志望学部・学科の選抜方法を正確に把握したい方は、無料相談で一緒に確認できます。
共創学部の「講義に関する小論文」という特殊な出題形式
講義受講から小論文作成までの2段階のしくみ
共創学部の総合型選抜Ⅰにおける第1次選抜は、「講義に関する小論文」という九州大学に特徴的な形式です。受験生は伊都キャンパスで2つの講義を受けた直後に、それぞれ小論文を作成するという形式で評価されます。募集要項によれば、受験生は九州大学伊都キャンパスで2つの講義(各約50分)を受講し、それぞれの講義後に休憩(各約10分)を挟んで小論文を作成(各約100分)します。講義は文系の内容を主とするものと理系の内容を主とするものが1つずつ用意され、小論文では英文が提示されて出題されることや、英語による記述・数的処理が一部で求められることもあるとされています。
この形式が持つ最大の特徴は、出題内容が「その日の講義」に依存するという点です。過去問という形で固定された問題を繰り返し解くタイプの対策が、そもそも成立しにくい試験だと理解しておく必要があります。
共創学部がこうした形式を採用しているのは、学部が「文理の枠を越えて新しい価値を創り出す人材」を求めるアドミッション・ポリシーを掲げていることと無関係ではないと考えられます。特定分野の専門知識をあらかじめ暗記させるのではなく、初めて触れる文系・理系それぞれの講義内容をその場で理解し、自分なりの言葉で再構成する力そのものを見極めようとする設計だと理解すると、対策の方向性が定めやすくなります。
評価される観点と対策の方向性
募集要項は、講義に関する小論文で評価する観点として、講義内容を正確に理解できているか、講義で得た知識を日本語・英語などを用いて的確に表現できているか、講義で得た知識を応用・発展させて考えることができているか、講義内容を整理し課題に対する自分の考えを論理的に記述できているか、の4点を明記しています。評価観点は講義内容の理解・表現・応用・論理的記述の4点であり、事前に用意した文章を当てはめる対策は機能しにくい形式です。
つまり、共創学部の小論文対策で重要なのは、特定のテーマに関する模範解答を暗記することではなく、初めて聞く内容の講義を的確にメモを取りながら理解し、その場で論点を整理して日本語(場合によっては英語)で表現する訓練を積むことです。日頃から新聞記事やニュース解説など、初見の情報を短時間で要約する練習を重ねておくと、当日の対応力につながります。総合型選抜の小論文対策はいつから始める?で解説しているとおり、こうした基礎的な読解・要約・論述の力は早めに着手するほど安定します。
なお、共創学部では第1次選抜を通過すると、第2次選抜として討論(報告書作成を含め約180分)と面接(1人約25分)が課されます。討論は受験者を5名程度のグループに分け、提示された論題について話し合ったうえで各自が報告書を作成する形式で、募集要項は「結論の内容ではなく討論の過程を評価する」としています。共創学部の第2次選抜は討論と面接で構成され、結論そのものより討論に至る過程が評価されます。小論文で鍛えた論理的な思考力は、この討論・面接の場面でも土台として活きてきます。
教育学部の資料型小論文の特徴
出題形式(資料・英文・数値データ)
教育学部の総合型選抜Ⅰにおける第1次選抜は、小論文試験と提出書類(調査書等)の総合評価によって行われます。募集要項では、小論文試験の内容について「与えられた資料(英文や数値データ等を含む場合もある)に関する設問によって構成される」と説明されています。教育学部の小論文は資料に基づく設問形式で、英文や数値データが含まれる場合があります。共創学部が「講義」を出発点にするのに対し、教育学部は「配布される資料」を出発点にする点が形式上の大きな違いです。
募集人員は7人で、第1次選抜の合格者は募集人員の2.5倍以内とされており、第1次選抜を通過した受験生のみが、当日提示される課題について3時間程度で発表内容をまとめるプレゼンテーションと、個人面接に進みます。第1次選抜の小論文だけでなく、第2次選抜のプレゼンテーションでも「その場で与えられた課題」への対応力が一貫して問われる設計になっています。
第1次選抜の合否は、小論文試験と提出された調査書等の評価を合わせて3段階(A・B・C)で総合評価される仕組みです。教育学部の第1次選抜は小論文と調査書の評価を合わせて3段階で総合評価されます。小論文の出来だけで機械的に合否が決まるわけではなく、調査書に示される日頃の学習状況や活動歴と合わせて評価される点も、対策を考えるうえで押さえておきたいポイントです。
評価される力と対策の方向性
募集要項は、小論文で評価する力として「人間に対する深い関心と理解力、洞察力、思考力、表現力」を挙げています。教育学部の小論文で評価されるのは、人間に対する深い関心・理解力・洞察力・思考力・表現力です。資料を読み取る力そのものに加えて、教育学部が掲げるアドミッション・ポリシー(人間の発達と成長を軸とした人間科学への関心)と、答案の内容がどれだけ結びついているかも評価に影響すると考えられます。
対策としては、教育・発達・学校現場に関連する時事的なテーマについて、統計データや調査結果を含む資料を日常的に読み込み、読み取った事実と自分の考察を分けて記述する訓練が有効です。英文が含まれる可能性がある点も踏まえ、教育系のテーマを扱った平易な英語記事に触れておくことも準備の一つになります。
資料型の小論文をどう練習すればよいか、無料相談で具体的に相談できます。
経済学部・理学部地球惑星科学科・医学部保健学科・農学部の小論文
経済学部の小論文(共通テストとの組み合わせ)
経済学部(経済・経営学科)の総合型選抜Ⅱでは、選抜方法に関する別表上、①知識・技能を大学入学共通テストと調査書、②思考力・判断力・表現力等の能力を小論文、③主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を面接・調査書・志望理由書等で評価する構成になっています。経済学部の小論文は、大学入学共通テストや面接・志望理由書と組み合わせて総合的に評価されます。経済学部が掲げるアドミッション・ポリシーでは、現代の経済社会への深い関心や、人類が直面する課題に取り組む気概が求められる学生像として示されており、小論文でもこうした関心の広さや論理的な思考力が問われると考えられます。
共通テストの成績も合否に影響するため、小論文対策だけに時間を偏らせず、共通テストで求められる基礎学力の維持と並行して準備を進める必要がある点は、総合型選抜Ⅱに共通する注意点です。経済・経営に関するニュースを日頃から読み、統計や指標の意味を理解しておくことは、小論文だけでなく共通テストの社会科目の学習にもつながる一石二鳥の準備になります。
医学部保健学科・農学部・理学部地球惑星科学科の小論文
医学部保健学科の総合型選抜Ⅱでは、第1次選抜(調査書・志望理由書)を通過した受験生を対象に、第2次選抜で小論文(200点満点)・面接(200点満点)・大学入学共通テストの成績(専攻により375点〜450点満点)を総合評価します。医学部保健学科の小論文は資料を読み設問に対して900字程度で論述する形式で、200点満点です。募集要項では小論文の内容について「資料を読み,設問に対する900字程度の論述を行うものとする」と明記されており、看護学専攻・放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻に共通する形式です。
農学部の総合型選抜Ⅱ(一般枠・次世代研究者発掘入試Ⅱ)では、第2次選抜で小論文(300点満点)・面接(300点満点)・大学入学共通テストの成績(450点満点)を総合評価します。募集要項は小論文の内容を「設問に対する論述を行うものとし、論理的能力及び勉学・研究への潜在能力の観点から評価する」としており、資料の有無や字数までは明記されていません。農学部の小論文は論理的能力と勉学・研究への潜在能力を評価する目的で実施され、300点満点です。理学部地球惑星科学科も総合型選抜Ⅱで小論文と個人面接を組み合わせる形式を採っており、同じ理学部でも物理学科・化学科・生物学科とは選抜方法が異なる点は前章で述べたとおりです。医学部保健学科・農学部とも、第1次選抜(調査書・志望理由書等)の結果は12月下旬頃に通知され、小論文・面接を含む第2次選抜は1月30日前後、大学入学共通テストの直後の時期に実施されるという共通の日程感になっています。医学部保健学科・農学部とも、小論文を含む第2次選抜は大学入学共通テスト直後の1月末に実施される日程です。共通テストが終わってから小論文の追い込みをかけるのではなく、共通テスト対策と並行して小論文の型を仕上げておく計画が現実的です。
これらの学部に共通するのは、小論文単体で合否が決まるのではなく、大学入学共通テストや面接と組み合わせた総合評価である点です。小論文の配点だけを見て対策の優先順位を決めるのではなく、共通テスト・面接を含めた全体の配点バランスを募集要項で確認したうえで、時間配分を考えることが現実的です。
次の表は、これらの学部・学科における小論文の配点と、組み合わされる主な評価要素を整理したものです。配点は年度により変更される可能性があるため、あくまで令和9(2027)年度時点の目安として参考にしてください。
| 学部・学科 | 小論文の配点 | 組み合わされる主な要素 |
|---|---|---|
| 医学部保健学科 | 200点満点 | 面接200点、共通テスト375〜450点 |
| 農学部 | 300点満点 | 面接300点、共通テスト450点 |
| 経済学部 | 配点の内訳は公表資料上は非明示 | 共通テスト、面接、調査書、志望理由書等 |
| 理学部地球惑星科学科 | 配点の内訳は公表資料上は非明示 | 共通テスト、個人面接 |
九州大学の総合型選抜で小論文の過去問は公開されているか
公式に公表されているのは一般選抜の問題のみ
九州大学は「試験問題、解答例等について」というページで、入試問題と標準解答例・出題意図をPDF形式で公表しています。九州大学が公式に公表しているのは一般選抜(前期・後期日程)の試験問題・解答例のみで、直近2年度分が掲載されています。公表対象には国語・数学・英語・理科・地理歴史などに加えて「小論文(共創学部)」も含まれていますが、これは一般選抜前期日程で共創学部が独自に課している小論文であり、総合型選抜Ⅰで実施される「講義に関する小論文」とは別の試験である点に注意が必要です。
総合型選抜・学校推薦型選抜で実際に出題された小論文・資料・設問については、公式サイト上で過去問として公表されているものは見当たりません。つまり、「九州大学 総合型選抜 小論文 過去問」を探しても、大学公式のものは公開されていないというのが2026年9月時点での実態です。募集要項に記載される出題形式・評価の観点・字数といった情報の範囲でしか、事前に出題内容を知ることはできません。
公表されている一般選抜の問題・解答例も、掲載されているのは直近2年度分に限られており、それより古い年度の問題は公式サイトからは確認できません。公表されている一般選抜の問題・解答例も直近2年度分に限られ、古い年度分は公式サイトには残されていません。市販の過去問集や予備校が保管しているアーカイブを併用しないと、一般選抜も含めて長期的な出題傾向をつかむのは難しいという点も知っておくとよいでしょう。
なぜ総合型選抜の小論文は公表されにくいのか
共創学部の小論文が公表されにくい理由は明確で、出題内容がその年に実施される講義の内容そのものに直結しているためです。共創学部の小論文は当日の講義内容に基づくため、固定された「過去問」という形自体が存在しません。年によって講義のテーマや講師が変わる以上、過去の出題を暗記しても翌年にそのまま役立つわけではなく、大学側があえて過去問として公開する必要性も乏しいと考えられます。
教育学部・医学部保健学科・農学部などの資料型小論文についても、配布される資料には統計データや新聞記事、専門的な文献の抜粋などが使われている可能性があり、著作権や出典の扱いの都合上、試験終了後も広く公開しにくい事情があると推測されます。募集要項が「資料を読み,設問に対する論述を行う」といった抽象的な説明にとどまっているのも、こうした事情と無関係ではないでしょう。詳しい出題内容が気になる場合は、学部の入試担当窓口やオープンキャンパスで確認できる範囲を尋ねてみるのも一つの方法です。九州大学の学務部入試課入試企画・広報係は、出願資格などの問い合わせ窓口として募集要項に電話番号が明記されているため、過去問の有無について不明な点があれば、まずは電話で確認してみるのも現実的な選択肢です。
過去問がない中でどう対策を組み立てればよいか、無料相談で相談できます。
過去問が非公開の場合の対策法|出題意図とテーマ傾向を読み解く
アドミッション・ポリシー(求める学生像)から出題意図を逆算する
過去問という具体的な問題文が手に入らない以上、出題の「意図」を先に理解しておくことが対策の出発点になります。各学部が公表するアドミッション・ポリシーを読み込むと、小論文で何を評価しようとしているかが見えてきます。九州大学は学部ごとに「求める学生像」「求める学生像と学力3要素との関連」「入学者選抜方法との関係」を募集要項に明記しており、これらを読み込むことで、小論文がどの能力を測ろうとしているのかを事前に把握できます。
例えば教育学部は「人間に対する深い関心と理解力、洞察力、思考力、表現力」を、農学部は「論理的能力及び勉学・研究への潜在能力」を、それぞれ小論文の評価観点として明記しています。評価観点を先に把握しておけば、過去問がなくても答案でどこを重点的にアピールすべきかの方向性は定められます。過去問がなくても、この評価観点に沿って自分の答案を自己点検することは十分に可能です。
具体的には、書き上げた小論文を評価観点ごとにチェックリスト化し、「講義内容(または資料)を正確に理解できているか」「知識を応用・発展できているか」「論理的に記述できているか」といった項目に沿って自己採点してみる方法が有効です。評価観点をチェックリスト化して自己採点する習慣が、過去問がない中での学習効果を高めます。この作業を繰り返すだけでも、漠然と「なんとなく書けた・書けなかった」で終わらせるよりも、次に改善すべき点がはっきりします。
オープンキャンパス・学部Webサイトでの情報収集
募集要項に書かれていない情報の一部は、学部が独自に運営するWebサイトやオープンキャンパスの説明会で語られることがあります。文学部・法学部・経済学部・理学部はそれぞれ独自の学部サイトを持ち、入試情報のページで学部説明会や個別相談の案内が掲載されていることが多いため、志望学部が決まったら早めにチェックしておくとよいでしょう。
オープンキャンパスでは、入試担当の教員から出題形式についての補足説明や、過去の受験生がどのような準備をしていたかという一般的な傾向が紹介されることもあります。募集要項という文書だけでは伝わらない「現場の情報」を得られる貴重な機会なので、日程が公表され次第、参加を検討する価値があります。総合型選抜で評価される活動実績とはで触れているように、こうした能動的な情報収集の姿勢自体が、志望理由書や面接でアピールできる活動実績にもつながります。
在籍している高校の進路指導室に、九州大学の総合型選抜に過去に出願した先輩の記録が残っていないか尋ねてみることも有効です。高校の進路指導室に残る過去の出願記録は、募集要項だけでは分からない現場の情報を補う貴重な手がかりになります。合格・不合格にかかわらず、実際にどのような準備をして試験に臨んだかという一次情報は、インターネット上の断片的な体験談よりも信頼性が高いことが多く、積極的に活用したい情報源です。
過去問が非公開の場合の対策法|類似形式の教材と演習・添削
一般選抜前期(共創学部)の公開問題を形式学習に使う
先述のとおり、九州大学が公式に公表しているのは一般選抜(前期・後期日程)の問題・解答例です。一般選抜前期日程の共創学部小論文は公開されており、資料の分量や答案の書き方の感覚をつかむ練習素材として活用できます。これは総合型選抜Ⅰの「講義に関する小論文」とは別の試験ですが、同じ共創学部が実施する小論文である以上、文章の書き方や時間配分の感覚を養う練習素材としては参考になります。
ただし、一般選抜前期の小論文と総合型選抜Ⅰの小論文は出題方式(資料提示型か講義受講型か)が異なるため、「同じ問題形式の過去問」として扱うことはできません。あくまで「文章力・論理構成力を鍛えるための素材の一つ」という位置づけで活用し、実際の試験形式(講義を受けてから書く)に近い練習は別途工夫する必要があります。
他大学の類似形式の過去問・資料読解型問題での練習
教育学部・医学部保健学科・農学部のような資料読解型の小論文については、資料を読み取って設問に答えるという出題形式自体は、他の国公立大学の総合型選抜や学校推薦型選抜でも広く採用されています。資料読解型の小論文であれば、他大学の公開されている過去問を練習素材として代用することができます。志望学部と近い分野(教育系・医療系・農学系など)の小論文過去問を公開している大学があれば、資料の読み取り方や論述の型を学ぶ練習に活用できます。
一方、共創学部のような「講義を受けてから書く」形式に完全に一致する練習方法は多くありません。この場合は、大学の一般公開講座やオンライン講義動画を視聴し、視聴直後に要点を要約して自分の考えを論理的に記述するという練習を自主的に組み立てることが、実質的に最も近い代替トレーニングになります。総合型選抜の小論文対策本の選び方と使い方も参考にしながら、資料読解型・要約型それぞれの参考書を使い分けるとよいでしょう。
具体的な練習の一例として、新聞の解説記事やニュース番組の特集を1本視聴・購読し、15分以内に400字程度で要点をまとめる練習を週に数回繰り返す方法があります。短時間で情報を要約し自分の考えを添える練習を繰り返すことが、講義型・資料型どちらの小論文にも共通して役立ちます。この練習は、講義内容を短時間で理解する共創学部型の対策にも、資料を正確に読み取る教育学部・医学部保健学科型の対策にも、共通して効果があります。
志望学部の形式に合わせた練習方法を組み立てたい方は、無料相談をご活用ください。
過去問が非公開の場合の対策法|講義型・資料型それぞれの演習と添削
講義型小論文(共創学部)の演習方法
共創学部を志望する場合、演習の核になるのは「初めて聞く内容を短時間で理解し、論理的に整理して書く」という一連の作業そのものです。講義型小論文の演習では、初見の内容を制限時間内に理解し整理して書く練習そのものが対策になります。大学の公開講座や高校向けの模擬講義動画を教材にして、視聴中にメモを取り、視聴後すぐに制限時間を設けて小論文を書くという練習を繰り返すことで、本番に近い負荷をかけた訓練ができます。
この形式では、講義の内容を覚えているかどうかよりも、その場で得た情報を整理し、自分の言葉で論理的に説明できるかどうかが評価されます。書き終えたら、講義内容の要約が正確か、自分の考察と講義内容が混ざっていないかを、第三者にチェックしてもらう工程を必ず組み込んでください。
- 1回15〜20分程度の講義動画や解説番組を視聴し、要点をメモに取る
- 視聴直後、約100分を目安に「講義内容の要約」と「自分の考察」を分けて小論文を書く
- 書いた答案を第三者に読んでもらい、講義内容の理解が正確か、論理展開が飛躍していないかを確認する
このサイクルを、文系・理系それぞれのテーマで繰り返しておくと、当日どちらの分野の講義が出題されても対応しやすくなります。文系・理系それぞれのテーマで演習サイクルを繰り返すことで、当日どちらの講義が出題されても対応しやすくなります。
資料型小論文(教育学部・医学部保健学科等)の演習方法
教育学部・医学部保健学科・農学部・理学部地球惑星科学科のような資料型小論文では、統計データや新聞記事、専門分野の文章を読み解く練習が土台になります。資料型小論文の対策では、資料から読み取れる事実と自分の考察を明確に分けて書く訓練が欠かせません。資料から読み取れる客観的な事実と、そこから自分が考えたことを混同せずに書き分ける訓練を重ねることが、評価を安定させる近道です。
いずれの形式でも共通して重要なのが、書いた答案を自己判断だけで終わらせず、複数回の添削を受けることです。総合型選抜専門オンライン塾ハルートのように、学部ごとの出題形式の違いを踏まえたうえで添削できる指導者に継続的にフィードバックをもらう環境を整えておくと、過去問がない中でも答案の癖や弱点に早く気づくことができます。
特に資料型小論文では、資料の中の数値や単位、調査対象・調査年といった基本情報を読み違えていないかという初歩的なミスに、自分では気づきにくいという特徴があります。資料の基本情報の読み違いは自分では気づきにくいため、第三者による確認が対策の効果を大きく左右します。添削者に見てもらう際は、文章の巧拙だけでなく、資料の読み取り自体が正確かどうかも確認してもらうよう意識すると、演習の効果が高まります。
よくある準備不足・誤解とその回避策
「過去問がないから対策しようがない」という誤解
総合型選抜の小論文過去問が非公開だと分かった時点で、「対策のしようがない」と考えて準備を後回しにしてしまう受験生がいます。しかし、これまで見てきたとおり、アドミッション・ポリシーに記載された評価観点、公開されている一般選抜の問題、他大学の類似形式の過去問など、活用できる情報や素材は複数存在します。過去問が非公開でも、評価観点の分析と類似形式の演習を組み合わせれば対策の土台は十分に作れます。「過去問がない」ことと「対策できない」ことはイコールではありません。
学部ごとの配点・方式の違いを混同する誤解
九州大学の総合型選抜を調べていると、共創学部・教育学部・経済学部・医学部保健学科・農学部など複数の学部の情報が断片的に目に入り、それらを混同してしまうケースが少なくありません。学部ごとに異なる小論文の形式・配点・評価観点を混同すると、志望学部に不要な対策に時間を使ってしまいます。例えば、共創学部志望なのに資料読解型の対策ばかりを重ねてしまう、あるいは法学部志望なのに小論文対策に時間を割きすぎて英語対策が手薄になる、といったミスマッチが典型例です。
回避策は単純で、志望する学部・学科が確定した段階で、その学部の募集要項の「選抜方法に関する別表」を確認し、小論文の有無・配点・評価観点をメモにまとめてから対策計画を立てることです。複数学部を併願する場合は、学部ごとに必要な対策を一覧化しておくと、限られた時間の配分を誤りにくくなります。
特に、総合型選抜Ⅰ(共創学部・教育学部)と総合型選抜Ⅱ(法学部・経済学部など)を併願することはできない点にも注意が必要です。募集要項は、総合型選抜(次世代研究者発掘入試を含む)同士の併願や、総合型選抜と学校推薦型選抜・国際入試との併願を認めていない学部がほとんどであるため、総合型選抜は多くの学部で他の総合型選抜や学校推薦型選抜との併願が認められていません。「小論文の負担が軽そうな学部と重そうな学部を併願して様子を見る」という戦略は取りにくい制度設計になっている点も理解しておきましょう。
志望理由書と小論文の内容がずれる準備不足
総合型選抜Ⅱの多くの学部では、小論文と併せて志望理由書や面接も評価対象になります。小論文で述べた考えと、志望理由書や面接で語る内容に一貫性がないと、評価する側に「その場しのぎで書いている」という印象を与えかねません。小論文・志望理由書・面接のどれを見られても矛盾しない「自分の考え」を先に固めておくことが重要です。特に経済学部や農学部のように小論文と志望理由書の両方が評価対象になる学部では、両者を別々のタイミングで準備するのではなく、並行して内容をすり合わせながら仕上げていくことが望ましい進め方です。
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よくある質問
九州大学の総合型選抜はすべての学部で小論文が課されますか。
いいえ、学部・学科によって異なります。共創学部・教育学部・経済学部・理学部地球惑星科学科・医学部保健学科・農学部では小論文(または相当する記述試験)が課される一方、法学部や理学部物理学科・化学科・生物学科、歯学部、工学部各学科では小論文という形式の試験は課されません。志望する学部・学科の募集要項で必ず確認してください。
九州大学の総合型選抜の小論文の過去問はどこで入手できますか。
九州大学が公式に公表しているのは一般選抜(前期・後期日程)の試験問題・解答例のみで、総合型選抜・学校推薦型選抜の問題は公表されていません。共創学部の小論文が一般選抜前期日程分として公開されていますが、これは総合型選抜Ⅰの「講義に関する小論文」とは別の試験である点に注意してください。
共創学部の「講義に関する小論文」とはどのような試験ですか。
伊都キャンパスで文系・理系それぞれの内容を扱う講義を1つずつ(各約50分)受講し、各講義の後に約100分で小論文を作成する形式です。講義内容の理解・表現・応用・論理的記述が評価され、英文提示や英語記述、数的処理が一部で求められる場合もあります。出題内容がその年の講義に依存するため、固定された過去問という形は存在しません。
教育学部の小論文はどのような形式ですか。
与えられた資料(英文や数値データを含む場合がある)に関する設問によって構成される、資料読解型の小論文です。人間に対する深い関心・理解力・洞察力・思考力・表現力が評価の観点として挙げられています。
医学部保健学科や農学部の小論文はどのくらいの分量ですか。
医学部保健学科の小論文は、資料を読み設問に対して900字程度で論述する形式と募集要項に明記されています。農学部の小論文は「設問に対する論述」とされていますが、具体的な字数は公表されている範囲では明記されていないため、詳細は募集要項および出願年度の最新情報で確認してください。
総合型選抜Ⅰと総合型選抜Ⅱでは、どちらが小論文対策の負担が大きいですか。
大学入学共通テストの有無という前提が異なるため単純に比較できません。総合型選抜Ⅰ(共創学部・教育学部)は共通テストがない分、小論文や書類・面接に評価が集中します。総合型選抜Ⅱの多くの学部では、小論文と共通テストの両方の対策が必要になるため、学部ごとの配点バランスを確認したうえで時間配分を考えることが現実的です。
過去問がない場合、まず何から対策を始めればよいですか。
志望学部のアドミッション・ポリシーと「選抜方法に関する別表」を読み込み、小論文で評価される観点(理解力・論理性・表現力など、学部により表現は異なります)を把握することが最初のステップです。そのうえで、共創学部のような講義型であれば初見の情報を要約する練習を、教育学部や医学部保健学科のような資料型であれば事実と考察を書き分ける練習を、それぞれ本番に近い時間設定で重ね、添削を受けながら答案の質を高めていくとよいでしょう。
一般選抜の共創学部の小論文問題を、総合型選抜の対策にそのまま使ってよいですか。
そのまま同じ問題形式として使うことはおすすめできません。一般選抜前期日程の小論文は資料提示型であるのに対し、総合型選抜Ⅰの小論文は当日の講義を受講したうえで書く形式であり、出題の前提が異なります。文章構成力や時間内に書き切る感覚を養う素材としては活用できますが、実際の試験形式とは別物だと理解したうえで取り組んでください。
まとめ|九州大学の総合型選抜の小論文
九州大学の総合型選抜は、大学入学共通テストを課さない総合型選抜Ⅰ(共創学部・教育学部)と、共通テストを課す総合型選抜Ⅱ(文学部国際コース・法学部・経済学部・理学部・医学部保健学科・歯学部・工学部各学科・芸術工学部・農学部)に大別され、小論文の有無・出題形式・配点は学部・学科によって大きく異なります。まず志望学部が総合型選抜Ⅰ・Ⅱのどちらに属し、小論文を課すかを確認することが対策の出発点です。共創学部の「講義に関する小論文」、教育学部・医学部保健学科の資料読解型小論文、経済学部・農学部の共通テストと組み合わせる小論文など、それぞれ性格の異なる試験が並んでいます。
そして、九州大学が公式に公表している過去問は一般選抜(前期・後期日程)のものだけで、総合型選抜の小論文の問題そのものは公表されていません。過去問がないからといって対策を諦めるのではなく、アドミッション・ポリシーから出題意図を読み解き、公開されている類似形式の問題や他大学の過去問を練習素材として活用しながら、講義型・資料型それぞれに合った演習と添削のサイクルを回していくことが、現実的で効果的な対策です。
志望学部・学科によって必要な対策がまったく異なる以上、早い段階で募集要項の「選抜方法に関する別表」を確認し、自分に必要な準備を具体的に洗い出しておくことが遠回りに見えて最も確実な進め方です。総合型選抜専門オンライン塾ハルートでは、学部ごとに異なる小論文の出題形式を踏まえた添削や、志望理由書・面接対策にも対応しています。小論文対策をいつから始めるべきか迷っている方は総合型選抜の小論文対策はいつから始める?、参考書の選び方で迷っている方は総合型選抜の小論文対策本の選び方と使い方もあわせて参考にしてください。
ここまで理解できたら、
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