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山形大学の総合型選抜 志望理由書|学部別の設問と書き方
コラム
山形大学の総合型選抜 志望理由書|学部別の設問と書き方
山形大学の総合型選抜で評価される志望理由書を書くには、最初に志望学部・コースの提出書類を特定し、設問ごとに「将来像」「大学で学ぶ内容」「これまでの経験」を一本の線で結ぶことが重要です。令和9年度(2027年度)入試では、志望理由書を提出するのは人文社会科学部グローバル・スタディーズコース、工学部、農学部、医学部看護学科です。人文社会科学部人間文化コースと理学部は、名称も設問も異なる書類を提出します。
山形大学では、学部名だけでなく選抜区分とコースまで確かめて設問を読むことが出発点です。同じ工学部でも、総合型選抜Ⅰのフレックスコースと総合型選抜Ⅱの昼間コースでは、第3設問が異なります。募集要項を見ずに一般的な志望理由書を作ると、大学が聞いている「職業」や「地域貢献」に答えられません。
この記事では、山形大学が公表した令和9年度総合型選抜学生募集要項と所定様式を基に、学部別の設問、文字数、選抜での扱われ方、書き方を整理します。制度や様式は年度によって変更される場合があるため、出願時には必ず当該年度の募集要項と大学公式サイトの更新情報を確認してください。
山形大学の学部別設問に合わせた志望理由書の構成づくりと添削は、無料相談で相談できます。
山形大学の総合型選抜と志望理由書の要点
令和9年度は総合型選抜Ⅰ・Ⅱ・Ⅲを実施
山形大学の令和9年度総合型選抜は、大学入学共通テストを課さない総合型選抜Ⅰ・Ⅱと、共通テストを課す総合型選抜Ⅲに分かれます。総合型選抜Ⅰは人文社会科学部、理学部、工学部フレックスコース、農学部、総合型選抜Ⅱは工学部昼間コース、総合型選抜Ⅲは医学部看護学科で実施されます。
志望理由書の有無だけでなく、書類が第1次選抜や面接でどう使われるかまで確認しましょう。工学部フレックスコースでは志望理由書に独立した配点があります。農学部では調査書・志望理由書・プレゼンテーション概要をまとめて評価し、医学部看護学科では面接点に書類評価が含まれます。したがって、どの区分でも同じ重要度・同じ対策になるわけではありません。
| 学部・コース | 区分 | 志望理由に関する主な提出書類 | 令和9年度の指定 |
|---|---|---|---|
| 人文社会科学部 人間文化コース | 総合型選抜Ⅰ | 志望理由書は提出しない | 自己PR書、小論文など |
| 人文社会科学部 グローバル・スタディーズコース | 総合型選抜Ⅰ | 志望理由書 | 3事項、各400字以内 |
| 理学部 | 総合型選抜Ⅰ | エントリーシート | 指定事項を含め800字以内 |
| 工学部 フレックスコース | 総合型選抜Ⅰ | 工学部用志望理由書 | 3事項、各400字以内 |
| 農学部 | 総合型選抜Ⅰ | 志望理由書 | 3事項、各400字以内 |
| 工学部 昼間コース | 総合型選抜Ⅱ | 工学部用志望理由書 | 3事項、各400字以内 |
| 医学部 看護学科 | 総合型選抜Ⅲ | 志望理由書 | 「志望する理由」のみ400字以内 |
表は令和9年度募集要項に基づく整理です。「各400字以内」は3つの回答を合計400字にする意味ではなく、各事項について400字以内という指定です。所定様式はA4判の両面印刷が指定されるものがあります。文字数、印刷方法、使用する様式は、自己判断せず出願年度の募集要項に合わせてください。
大学が志望理由書から確認したいこと
志望理由書は、大学への熱意を強い言葉で表すだけの作文ではありません。山形大学の学部別の趣旨や採点・評価基準を見ると、目的意識、修学意欲、将来像、学びの計画、論理的な表現、アドミッション・ポリシーとの適合などが書類や面接を通して確認されます。
良い志望理由書は「興味があります」で終わらず、関心の対象と学ぶ方法を具体化しています。たとえば「地域医療に貢献したい」だけでは、どの課題をどの立場から解決したいのかが分かりません。「高齢者が退院後も安心して暮らせる支援に関心があり、看護学を基礎から学んで地域連携を考えたい」のように、対象、課題、学びの方向を示します。
提出書類を間違えないための学部別確認
人文社会科学部はコースで書類が異なる
人文社会科学部の人間文化コースは、令和9年度総合型選抜Ⅰで志望理由書を提出しません。第1次選抜は調査書、自己PR書、小論文に基づく書類選抜です。第2次選抜では面接(口頭試問を含む)と集団討論が行われ、自己PR書と小論文の内容に基づく質疑応答もあります。
一方、グローバル・スタディーズコースは、調査書等、志望理由書、自己PR書などを第1次選抜で審査します。志望理由書は「コースを志望する理由」「入学後に勉強したい分野名とその理由」「卒業後に就きたい職業」の3事項です。人文社会科学部を一括りにせず、出願するコースの書類一覧から逆算して準備してください。
グローバル・スタディーズコースには英検CSEスコアの出願要件もあります。令和9年度は、令和6年4月以降に受験した4技能の英検CSEスコア1700以上が必要とされています。受験級と合否は問わないと記載されていますが、有効な受験時期や提出書類は年度により変わる可能性があります。英語資格の考え方は、総合型選抜で英検を持ってない場合|代替できる資格と戦略も参考になります。ただし、山形大学の当該コースでは指定資格を別資格で代替できるとは限らないため、募集要項を優先してください。
理学部は「志望理由書」ではなくエントリーシート
理学部は、数学・データサイエンス、物理学、化学、生物学、地球科学の各選抜区分で総合型選抜Ⅰを実施します。提出するエントリーシートには、入学後に取り組みたい勉強や研究について、入学後に選択するコースカリキュラムや卒業研究分野等の希望、その理由、卒業後の目標・抱負等を含めて800字以内で記入します。
理学部の800字では、希望分野の名称だけでなく、問いを持った経緯と探究の展望を示します。さらに探究活動レポートでは、数学・理科・データサイエンスに関する探究を一つ選び、課題名、概要、目的、方法と結果、考察・推論などを記します。エントリーシートと探究活動レポートの主張が矛盾しないように整理しましょう。
「科学が好きだから」では、希望する選抜区分とのつながりが弱くなります。高校で生じた疑問、調べたり実験したりした過程、分からなかったこと、大学で使いたい方法を順に書けば、関心が学修計画になります。研究テーマを入学前に確定させる必要はありませんが、大学のコースカリキュラムや研究分野を公式情報で調べ、現時点の仮説として示すことが有効です。
提出書類の種類から迷っている場合も、志望区分を整理して無料相談で準備方針を確認できます。
志望理由書の学部別設問と書き方
人文社会科学部グローバル・スタディーズコース
令和9年度の設問は、次の3事項で、各400字以内です。
- グローバル・スタディーズコースを志望する理由
- 入学した場合どのような分野の勉強をしたいのか、分野名とその理由
- 卒業後どのような職業に就きたいか(現時点)
第1設問では、国際社会、グローバル化、異文化理解のどの論点に関心を持ったのかを経験とともに書きます。海外経験の有無そのものを競うのではありません。地域で外国人住民と接した経験、授業で国際問題を調べた経験、オンラインで異文化に触れた経験などから、自分が何を疑問に感じたかを示します。
第1設問は原体験の紹介より、そこから生まれた問題意識を中心に組み立てるのが要点です。「留学したいから」だけでなく、外国語教育を基盤に文化学から社会科学まで学べるコースで、なぜその問題を考えたいのかへ接続します。大学案内の表現を写すのではなく、自分の問いとの接点を説明してください。
第2設問では「国際関係」のような広い語だけで終わらせず、文化、言語、社会制度などの観点と学び方を示します。第3設問の職業は現時点の希望なので、職種を断定できなくても構いません。職業名、担いたい役割、大学の学びをどう用いるかの順で書くと、将来像が具体化します。3回答は別々の作文ではなく、問題意識から学修、卒業後の役割へ連続させましょう。
工学部フレックスコース
工学部フレックスコースのシステム創成工学科では、次の3事項を各400字以内で記入します。
- システム創成工学科を志望する理由
- 入学した場合どのような分野の勉強をしたいのか、分野名とその理由
- 卒業後どのような職業に就きたいか(現時点)
第1次選抜の配点は、令和9年度募集要項で調査書20点、志望理由書50点、自己PR書30点です。評価基準には、志望理由書で自身の将来像が示され、山形大学で何を学びたいかの計画が明確かを評価するとあります。フレックスコースでは、志望理由書が第1次選抜100点中50点を占める重要書類です。
したがって、「ものづくりが好き」という気持ちを、解決したい技術課題に変える必要があります。たとえば、センサーを使った制作経験なら、作った物の説明だけでなく、精度や使いやすさにどんな課題が残り、情報・知能科学や機械、材料などをどう横断して改善したいかまで書きます。
女子枠の志願者は、エンジニアまたは研究者になりたい理由を志望理由書に記入する指定があります。大学は、その理由に本人の考えと具体性が示されているかを評価します。女子枠では属性の説明ではなく、技術者・研究者として担いたい課題と役割を具体化します。固定的な性別役割を無理に持ち込まず、自分の経験と将来像に基づいて書きましょう。
工学部昼間コース
総合型選抜Ⅱの工学部昼間コースは、次の3事項を各400字以内で記入します。
- 志望する理由
- 入学した場合どのような分野の勉強をしたいのか、分野名とその理由
- 卒業後、地域社会においてどのように貢献したいか
フレックスコースとの最大の違いは第3設問です。職業名を聞くのではなく、地域社会への貢献を聞いています。総合型選抜Ⅱは、工学を修め、将来、自分の生まれ育った地域や地方で活躍したい人を求める趣旨です。昼間コースでは、技術分野と地域課題を結び、誰にどんな変化を生むかまで書きます。
地域貢献は「山形県のために働く」という抽象論に限定されません。令和9年度の出願要件は、山形県内高校等の生徒は山形県の産業発展への貢献を、県外高校等の生徒は生まれ育った地域や地方で産業発展への貢献を強く望むことを求めています。自分に該当する要件を確認し、地域の企業、交通、エネルギー、医療、農業、防災など具体的な課題を調べます。
第1次選抜は当日課題によるレポートで、調査書、志望理由書、自己PR書も総合して判定されます。第2次選抜では、地域や地方でどう貢献したいかを説明し、質疑応答が行われます。書いた地域貢献は面接で根拠や実現方法を問われる前提で、説明可能な内容にしてください。
400字の設問ごとに内容を切り分け、面接まで一貫する答案づくりを無料相談で支援します。
農学部食料生命環境学科
農学部の志望理由書は、次の3事項を各400字以内で記入します。
- 志望する理由
- 入学した場合どのような分野の勉強をしたいのか、分野名とその理由
- 卒業後どのような職業に就きたいか(現時点)
農学部は、農林水産業だけでなく、生物・生命、環境科学、生活科学、社会科学なども含む「広義の農学」を掲げています。出願要件には、その分野に熱意を持って取り組んだ実績が必要です。高校内外の活動や個人の活動も対象となり得ますが、該当性は募集要項で確認してください。
農学部では、過去の活動、大学で深める専門、社会での活用を一つのテーマでつなぎます。栽培実験に取り組んだなら、作業の感想ではなく、条件による生育差からどんな問いを得たかを書きます。その問いを、作物、生態、食品、地域経済などどの視点から深めたいかを第2設問に置き、第3設問で生産者、研究者、行政、食品企業などの役割へつなげます。
第1次選抜では調査書、志望理由書、プレゼンテーション概要を合わせて100点で評価します。第2次選抜はプレゼンテーションと口頭試問を含む面接で、志望理由書等に基づく質疑応答もあります。プレゼンテーション概要と志望理由書は、題材や問題意識をそろえて相互に補強させましょう。同じ文章を繰り返すのではなく、志望理由書は学ぶ理由、プレゼンテーションは活動の内容と考察を厚くします。
医学部看護学科
医学部看護学科の志望理由書は、所定様式の表面にある「志望する理由」のみを400字以内で記入します。3事項を書く他学部用と同じ様式名でも、医学部志願者は記入範囲が違います。活動報告書も別に提出するため、志望理由書に活動歴を詰め込みすぎないことが大切です。
看護学科の400字は、看護への関心、山形大学で学ぶ理由、地域医療への意思に絞ります。令和9年度の選抜趣旨では、地域医療に貢献したいという強い意思と、高い修学意欲・活動意欲を持つ人を求めています。個別面接では看護学への関心や課題意識、看護職者としての適性が評価されます。
「人の役に立ちたい」は看護以外の職業にも当てはまります。患者の生活をどう支えたいのか、病院と地域の連携のどこに課題を感じるのか、看護師・保健師に必要な専門性をどう考えているのかを具体化しましょう。体験を書く場合は、患者や家族の個人情報に配慮し、事実を誇張しないでください。
令和9年度は、共通テスト425点、集団討論200点、面接200点の総合825点です。面接の評価には調査書、志望理由書、活動報告書の評価が含まれます。面接結果によっては総合点にかかわらず不合格となる場合があるとも明記されています。看護学科の志望理由書は単独点ではなく、面接で適性を確かめる材料として扱われます。
400字を説得力ある文章にする基本構成
結論・根拠・大学での学び・将来像の順に置く
400字では、背景説明を長く書くと大学で学ぶ理由が入らなくなります。最初の一文で志望理由を示し、その理由となった経験、大学で学びたい内容、将来への接続を配置します。設問が3つに分かれている場合は、各回答の役割を守り、同じエピソードの重複を減らします。
| 部分 | 目安 | 書く内容 | 確認する問い |
|---|---|---|---|
| 結論 | 約50〜70字 | 志望理由または学びたいテーマ | 冒頭だけで答えが分かるか |
| 経験・問題意識 | 約100〜130字 | 関心を持った事実と気づき | 本人にしか書けない根拠か |
| 大学での学び | 約120〜150字 | 分野、方法、山形大学との接点 | 大学案内の写しになっていないか |
| 将来への接続 | 約60〜100字 | 学びの活用、担いたい役割 | 設問の終点に答えているか |
これは下書きの配分例であり、大学指定ではありません。設問によって調整してください。400字の完成度は情報量より、問いに直接答える文が過不足なく並んでいるかで決まります。まず字数を気にせず材料を書き、次に一文一役に整理し、最後に400字以内へ圧縮します。
「山形大学でなければならない理由」を調べる
大学固有の理由は、大学名や「充実した環境」という言葉を足すだけでは生まれません。学部・学科のアドミッション・ポリシー、カリキュラム、コース、研究分野、授業、実習、地域との連携を公式サイトや大学案内で確認し、自分の問いを深めるのに必要な要素を選びます。
大学研究では、魅力的な制度を列挙せず、自分の学修目的に必要な理由を説明します。「フィールドワークがあるから志望する」ではなく、「地域の実態を現場で観察し、文献で得た仮説を検証する力を養うため、フィールドワークを活用したい」と書けば、制度が目的に変わります。
教員名や研究テーマを挙げる場合は、出願年度の所属と研究内容を大学公式情報で確認します。一人の教員だけを志望理由の唯一の根拠にすると、担当変更時に論理が崩れます。学科全体の教育方針や複数の授業・研究分野との接点も持たせると安定します。
経験を「実績」ではなく思考の変化として書く
総合型選抜では、大会の順位や役職だけが価値を持つわけではありません。文部科学省の令和9年度大学入学者選抜実施要項も、成果獲得に向けた努力のプロセスや、志望大学で学ぼうとする意欲を多面的・総合的に評価する工夫に言及しています。
経験は「何をしたか」に加え、何を考え、どう工夫し、次に何を知りたいかまで書きます。部活動なら役職の紹介より、課題をどう発見し、他者とどう調整し、結果から何を学んだかが重要です。探究活動なら、結論が期待どおりでなくても、方法の限界や次の検証案を説明できます。
活動を整理する方法は、総合型選抜の活動報告書の書き方|実績を成果に変換するでも解説しています。志望理由書と活動報告書を併用する看護学科では、活動報告書に事実と成長を置き、志望理由書にはその経験から生まれた看護への問題意識を置くと役割が明確になります。
経験の棚卸しから山形大学で学ぶ理由への接続まで、無料相談で一緒に整理できます。
設問ごとの具体的な作成手順
第1段階:募集要項から条件を抜き出す
最初に、出願する学部、学科、コース、選抜区分、枠を一行で書きます。そのうえで、提出書類名、設問、字数、作成方法、添付資料、選抜での利用方法を表にして抜き出します。前年の様式や検索結果の要約ではなく、出願年度の募集要項本文と所定様式を照合してください。
募集要項本文と所定様式の両方を開き、設問文と記入範囲が一致するか確認します。医学部看護学科のように、共通様式の一部だけを書く指定もあります。工学部女子枠のように、募集要項本文に追加で書く内容が示される場合もあります。
第2段階:設問ごとに材料を分ける
3設問型では、「きっかけ」「大学での学び」「卒業後」を一枚のメモに混ぜず、設問別に分けます。各欄に事実、考え、大学情報を置き、重複を確認します。第1設問では過去から現在、第2設問では入学後、第3設問では卒業後を主な時間軸にすると整理しやすくなります。
- 志望理由:関心を持った事実、問題意識、学部・コースとの接点
- 学びたい分野:テーマ、必要な学問、授業・研究・実習、学び方
- 職業・地域貢献:対象、役割、実現したい変化、大学の学びの使い道
一つの経験を使う場合も、設問ごとに「過去・入学後・卒業後」の役割を変えます。同じ説明を3回書くと、限られた文字数で新しい情報を示せません。回答同士がつながりながら、それぞれ単独でも設問への答えになる状態を目指します。
第3段階:主張と根拠を一対にする
「関心がある」「身につけたい」「貢献したい」という主張の後には、根拠か具体策を置きます。「環境問題に関心がある。学校の水質調査で土地利用による数値の違いを見つけ、原因を十分に説明できなかったからだ」のように、観察した事実と不足している知識をつなげます。
抽象語を使ったら「具体的には何か」「なぜそう考えたか」を一度ずつ問い直します。「グローバル」「地域貢献」「最先端」「コミュニケーション力」などは便利ですが、読み手によって意味が変わります。対象となる人、場所、課題、行動を加えて意味を固定します。
第4段階:面接で説明できるか検証する
山形大学の多くの区分では、出願書類の内容が面接や質疑応答の材料になります。文章を完成させたら、一文ごとに「なぜ」「具体例は」「山形大学との関係は」「反対の立場をどう考えるか」という質問を作り、声に出して答えます。
面接で自分の言葉に言い換えられない表現は、志望理由書でも借り物になっている可能性があります。専門用語は説明できる範囲で使い、調べた資料の出典も手元に残します。面接対策は、総合型選抜の面接で聞かれる質問50|回答の作り方付きも参考になります。
第5段階:第三者の添削で論理の飛躍を見つける
本人には当然に思えるつながりでも、初めて読む人には伝わらないことがあります。学校の先生や指導者には、誤字だけでなく、設問に答えているか、事実と意見を区別できているか、大学固有の理由があるか、他の提出書類と矛盾しないかを見てもらいます。
添削を受ける目的は上手な表現への置換ではなく、自分の考えの不足を発見することです。修正案をそのまま写さず、指摘の理由を理解して自分の言葉で書き直します。総合型選抜専門オンライン塾ハルートでは、志望校の設問分析から書類・面接まで一貫した対策を行っています。
設問分析シートを作ってから本文を書く
白紙の所定様式を前にしてすぐ文章を書き始めると、思いついた経験の説明が長くなり、設問への答えが後回しになりがちです。先に一枚の設問分析シートを作り、「大学が明示した質問」「評価基準にある言葉」「自分が答える結論」「根拠となる事実」「大学で行うこと」「将来への接続」を一行ずつ置きます。
| 確認欄 | 記入する内容 | 避けたい状態 |
|---|---|---|
| 設問の動詞 | 志望する、学びたい、貢献したいなど | 聞かれていない活動紹介に終始する |
| 対象 | コース、分野、職業、地域など | 学部を取り違える、対象が広すぎる |
| 結論 | 一文で言える自分の回答 | 最後まで読まないと答えが分からない |
| 事実 | 日時、行動、観察、結果 | 感想だけで根拠がない |
| 大学との接点 | 教育内容と自分の目的の関係 | 大学案内の情報を列挙する |
| 面接質問 | なぜ、具体的には、他の方法は、など | 書いた本人が説明できない |
設問分析シートでは、大学の質問と自分の答えを一対一に対応させることが重要です。工学部昼間コースの第3設問なら、対象は「卒業後の地域社会への貢献」です。単に就きたい職業を書くのではなく、どの地域課題に、どんな工学的知識を使い、どの立場から関わるかを回答の中心にします。
農学部の第2設問なら、分野名の記載が明示されています。「食料問題を学びたい」から一段掘り下げ、作物生産、食品科学、森林、生態、農業経済など、自分の問いを扱える分野を大学公式情報で探します。分野名を挙げた後に、その分野の考え方や方法が自分の未解決の問いにどう必要なのかを説明します。
400字の初稿を削るときの優先順位
初稿が400字を超えたとき、経験の具体性を先に削ると、誰にでも書ける文章になります。まず、「私は」「思います」の重複、大学名や学部名の不必要な繰り返し、「とても」「さまざまな」など意味が曖昧な修飾語を見直します。次に、一文に二つ以上の主張がある箇所を分け、設問への回答に寄与しない背景を削ります。
- 設問への直接の答えと、大学で学ぶ内容は残す
- 本人の根拠となる具体的な行動・気づきは残す
- 大学案内を要約しただけの部分は短くする
- 同じ意味の形容詞、決意表明、結論の反復を削る
- 他の提出書類で十分に伝わる活動の詳細を移す
字数調整では、固有の事実と学修計画を残し、評価につながらない反復から削ります。反対に字数が大幅に余る場合は、意欲を表す言葉を増やすのではなく、「関心を持った場面」「解決できなかった理由」「学びたい方法」「学びを届けたい相手」のいずれかを具体化します。
一文が長い場合は、接続助詞の「ので」「ため」「が」が連続していないかを確認します。主語と述語の距離を近づけ、一文には原則として一つの中心メッセージを置きます。読みやすさは表現の華やかさではなく、誰が何を考え、なぜ次の行動を選ぶのかが迷わず追えることで生まれます。
学部別に有効な具体化の問い
抽象的な下書きを具体化する問いは、学部によって変わります。グローバル・スタディーズコースなら、誰と誰の間にどんな認識や制度の違いがあるのか、外国語を使って何を理解・発信したいのかを問い直します。留学を希望する場合は、渡航自体を目的にせず、現地で何を観察し、帰国後の学びへどう生かすかを考えます。
工学部なら、解決したい問題を機能、効率、安全性、環境負荷、利用者の視点から分けます。作りたい製品名だけでなく、現在の方法の何が課題で、どの科学・数学・設計の知識が必要かを確認します。工学の志望理由は「作りたい物」から、実現に必要な原理と利用者の課題へ掘り下げます。
農学部なら、対象を食料、生物、環境、人間社会の関係として捉えます。一つの問題にも、生産量、生態系、流通、消費、地域経済など複数の側面があります。自分がどの側面に注目し、他の側面とどう両立させたいかを考えると、「広義の農学」との接点を自分の言葉で説明しやすくなります。
看護学科なら、患者の疾患だけでなく、生活、家族、地域の支援体制まで視野を広げます。看護職に求められる倫理観や対人関係について、自分の活動経験から何を学び、まだ何が不足していると考えるかを整理します。看護への憧れだけでなく、対象者の生活を支える専門職としての理解を文章に表します。
理学部なら、興味の対象を「問い」に変えます。どの現象の、何がまだ説明できず、どんな観察・計算・実験・データ分析で確かめたいのかを考えます。現時点で正しい答えを知っている必要はありません。問いを立てた根拠と、検証可能な形へ近づけようとする姿勢が大切です。
保護者や先生に確認してもらうポイント
第三者には、文章を代筆してもらうのではなく、読み手として疑問が残る箇所を指摘してもらいます。最初に設問文も渡し、「この文章は質問に答えているか」「本人の経験と大学の学びがつながっているか」「知らない人が読んでも状況が分かるか」を確認してもらうと、感想だけの添削になりにくくなります。
複数人の添削で意見が割れたら、設問と公式評価基準に戻って採否を決めます。言い回しの好みは人によって異なります。すべての指摘を取り入れると、文体が不自然になったり、自分の主張が消えたりします。事実誤認、論理の飛躍、設問とのずれを優先し、表現上の提案は自分で説明できるものだけを採用します。
完成後は、志望理由書だけを読む確認と、提出書類一式を並べる確認の両方を行います。単独で設問に答えていても、自己PR書や活動報告書で時期・役割・成果の説明が違えば疑問を持たれます。活動名、期間、人数、担当、結果などの事実をそろえ、書類ごとに焦点だけを変えます。
志望理由書を面接で答えられる内容へ磨く個別対策について、無料相談で確認できます。
選抜方法から逆算する学部別対策
書類の配点が明示される区分
工学部フレックスコースは、第1次選抜で調査書20点、志望理由書50点、自己PR書30点と書類ごとの配点が明示されています。志望理由書では、将来像と山形大学で何を学ぶかの計画が評価されます。ここでは、経験の珍しさより、将来像と学修計画の明確さを優先して推敲します。
配点が高い書類ほど長く書くのではなく、公式の評価基準に答える文を増やします。自己PR書には主体性、実行力、考え抜く力、チームで働く力などを示す材料を置き、志望理由書には学びと将来像を置くことで、書類同士の役割を分けます。
複数書類をまとめて評価する区分
農学部の第1次選抜は、調査書、志望理由書、プレゼンテーション概要を合わせて100点です。志望理由書では、求められた内容が様式に従って適切に示されているかが評価されます。第2次選抜では、テーマへの知識、表現力、「広義の農学」への熱意、基礎学力、積極性、アドミッション・ポリシーの理解度などが評価されます。
農学部では、書類間で活動の事実、問題意識、将来像が食い違っていないかを点検します。グループ活動を扱う場合は、第2次選抜で役割分担も問われるため、自分が行ったこととグループ全体の成果を区別します。
理学部は志望理由書ではありませんが、第1次選抜でエントリーシートと探究活動レポートの内容を100点で評価し、調査書と合わせて総合判定します。第2次選抜の方法は数学・データサイエンス、物理学、化学、生物学、地球科学で異なります。口頭試問、小論文、プレゼンテーション、作業課題などがあるため、必ず該当区分の細目を確認してください。
書類評価が面接に含まれる看護学科
医学部看護学科では、共通テスト、集団討論、面接により総合判定し、面接200点に調査書、志望理由書、活動報告書の評価が含まれます。この構造では、書類だけを完成させても不十分です。志望理由書に書いた関心、活動報告書に書いた成長、集団討論で示す協調性、個別面接での応答が同じ人物像を示すように準備します。
看護学科対策は、400字の文章、活動報告、集団討論、個別面接を一体として進めます。集団討論では、自分の意見を述べることに加え、他者の意見を理解し、論点を整理し、議論を前へ進める姿勢が必要です。発言回数だけを増やす練習にならないよう注意しましょう。
学部ごとの配点と面接形式から逆算した対策計画を、無料相談で提案します。
令和9年度の日程と準備スケジュール
文部科学省の枠組みと山形大学の日程
文部科学省の令和9年度大学入学者選抜実施要項では、総合型選抜の入学願書受付は令和8年9月1日以降、判定結果の発表は令和8年11月1日以降とされています。山形大学の令和9年度募集要項もこの枠組みの中で日程を定めています。
出願開始日だけでなく、郵送書類の必着時刻と第1次選抜日まで含めて準備しましょう。令和9年度は、人文社会科学部、理学部、工学部、農学部の対象区分で9月出願、医学部看護学科で11月出願です。ただし、日程は年度や区分で変わるため、以下は令和9年度の情報として確認してください。
| 対象 | 出願期間 | 主な選抜・発表 |
|---|---|---|
| 人文社会科学部 | 令和8年9月1日〜9月4日 | コース別に第1次・第2次選抜を実施 |
| 理学部 | 令和8年9月1日〜9月4日 | 第2次選抜は10月17日 |
| 工学部フレックスコース | 令和8年9月1日〜9月4日 | 第2次選抜は10月17日 |
| 農学部 | 令和8年9月1日〜9月4日 | 第2次選抜は10月10日 |
| 工学部昼間コース | 令和8年9月1日〜9月4日 | 第1次は9月12日、第2次は10月17日 |
| 医学部看護学科 | 令和8年11月2日〜11月5日 | 選抜は11月18日、合格発表は令和9年2月10日 |
日程表は令和9年度募集要項を要約したものです。受付時間、必着条件、第1次選抜結果発表、受験票、共通テスト成績請求チケットなどの詳細は省略しています。実際の出願では、大学公式の募集要項にある自分の区分の日程表をそのまま転記してください。
出願3か月前からの準備例
9月出願なら、6月までに学部・コースと選抜区分を仮決定し、募集要項の公表後に条件を確定します。7月は大学研究と経験の棚卸し、8月前半は初稿、8月後半は添削と面接用の想定問答に充てると進めやすくなります。これは一般的な準備例であり、探究活動や英検、添付資料が必要な区分はさらに早く始めてください。
- 出願資格・出願要件を本人、保護者、学校で確認する
- 所定様式をダウンロードし、設問と印刷条件を確認する
- 大学・学部・コースの教育内容を一次情報で調べる
- 経験を事実、工夫、結果、学びに分解する
- 設問別に構成を作り、初稿を書く
- 添削後に自分の言葉で書き直す
- 書類を基に面接・口頭試問・討論を練習する
- 出願書類一式を照合し、余裕を持って提出する
完成日を出願締切日にせず、印刷・学校確認・郵送に必要な日数を先に確保します。調査書の発行や資格証明の準備には時間がかかることがあります。学校の夏休み期間も考慮し、依頼期限を早めに確認してください。
志望理由書で避けたい失敗と修正法
大学の理念を写して終わる
アドミッション・ポリシーの言葉を使うだけでは、本人の適合は伝わりません。「主体性があります」と宣言する代わりに、自分で課題を決め、情報を集め、方法を変えた事実を書きます。「地域貢献したい」と書くなら、対象地域の課題と自分が学ぶ技術・知識の接点を示します。
大学の言葉を引用した後には、自分の経験か学修計画による根拠を必ず置きましょう。大学研究の成果は固有名詞の数ではなく、自分の目的との関係を説明できるかで判断します。
設問間で内容を重複させる
3事項すべてを「昔から興味があり、大学で学び、将来貢献したい」という同じ要約にすると、それぞれ400字ある利点を生かせません。第1設問で問題意識、第2設問で学問分野と方法、第3設問で役割と受益者を深掘りします。
回答を並べ、同じ事実が二度出たら片方を削り、新しい根拠か具体策へ置き換えます。ただし、中心テーマは共通させます。重複を避けることと、別々の人物のような回答を書くことは違います。
学びたい内容が高校までの活動で止まる
活動実績を詳しく書いても、山形大学で何を学ぶかがなければ志望理由にはなりません。経験の最後に「この経験から何が未解決だと分かったか」を書き、その未解決点に必要な学問分野と大学での学び方を探します。
高校で得た成果より、現時点で足りない知識を自覚し、大学で深める姿勢を示します。理学部の探究活動でも、良い結果だけを並べるより、方法と結果から妥当な考察を行い、次の問いを持つことが重要です。
生成AIの文章を検証せず提出する
山形大学は令和9年度募集要項の冒頭で、生成AIに入力した情報が学習に利用されたり漏えいしたりするおそれ、出力に虚構や偏った主張等が含まれる可能性を示し、出願書類は自らの責任で十分に検討するよう注意を促しています。
生成AIを使う場合も、個人情報を入力せず、事実確認と最終的な表現は自分で行ってください。存在しない授業名や研究内容を書けば、書類の信頼性を損ない、面接でも説明できません。大学公式情報に戻って一つずつ確認します。
字数と提出形式を最後に確認する
内容が良くても、指定字数の超過、記入欄の誤り、片面・両面の間違い、必要書類の不足は出願上の問題になります。山形大学のインターネット出願案内も、学部・選抜により志望理由書等の文字数が指定されるため、募集要項で確認するよう案内しています。
本文完成後は内容の推敲とは別に、様式・字数・署名・印刷・封入の点検を行います。所定様式へ転記した後に改行や文字の収まりが変わることもあるため、実際の印刷状態まで確認してください。
提出前の最終チェックリスト
最終確認は、内容、事実、形式の3回に分けると見落としを減らせます。内容確認では設問への直接回答、大学で学ぶ必然性、将来像までの一貫性を読みます。事実確認では学科・コース名、授業や研究分野、活動期間、資格スコアなどを証拠資料と照合します。形式確認では文字数、用紙、片面・両面、筆記具、署名、添付資料、封入順を募集要項と照合します。
- 出願する学部・学科・コース・選抜区分・枠が正しい
- すべての設問に、指定された順序と字数で答えている
- 大学公式情報にない授業名、制度名、研究内容を書いていない
- 志望理由書、自己PR書、活動報告書等の事実関係が一致している
- 略語や専門用語を面接で分かりやすく説明できる
- 誤字、脱字、主語と述語の不一致、読みにくい長文がない
- 所定様式の記入不要欄や裏面を誤って使用していない
- 原本・写しの別、カラー指定、両面指定、郵送方法を守っている
最後は前年の記憶ではなく、手元の令和9年度募集要項に一項目ずつ印を付けて照合します。本人だけでなく保護者や学校の先生にも、別の視点から出願書類一式を確認してもらうと安心です。ただし、出願の責任は本人にあるため、提出する全書類を自分でも読み、内容を説明できる状態にしてください。
インターネット出願は、ウェブ上で情報を登録しただけでは完了しない場合があります。山形大学の令和9年度募集要項では、検定料を支払い、出願書類を期間内に郵送または持参して手続を進めます。締切直前の作業を避け、大学からのお知らせや受験票の案内を受け取れるメール設定も確認しましょう。
提出直前の設問適合、論理、字数、面接との一貫性まで、無料相談から対策を始められます。
よくある質問
山形大学の総合型選抜は全学部で志望理由書が必要ですか?
いいえ。令和9年度は、人文社会科学部人間文化コースと理学部では「志望理由書」という名称の書類を提出しません。人間文化コースは自己PR書・小論文等、理学部はエントリーシート・探究活動レポート等を提出します。学部だけで判断せず、コースと選抜区分を含む出願書類一覧を確認してください。
志望理由書は何文字ですか?
令和9年度は、グローバル・スタディーズコース、工学部、農学部が3事項それぞれ400字以内、医学部看護学科が「志望する理由」のみ400字以内です。理学部のエントリーシートは指定事項を含め800字以内です。年度により変わる可能性があるため、出願年度の募集要項と様式を確認してください。
人文社会科学部人間文化コースでは志望動機を書かなくてよいですか?
志望理由書は不要ですが、志望動機の準備が不要という意味ではありません。自己PR書と指定講座を踏まえた小論文が第1次選抜で使われ、第2次選抜ではそれらに基づく面接と集団討論があります。提出書類の名称にかかわらず、なぜそのコースで学ぶかは口頭で説明できるようにします。
理学部のエントリーシートは志望理由書と同じ書き方でよいですか?
共通する部分はありますが、設問に合わせる必要があります。理学部は、入学後に取り組みたい勉強や研究、希望するコースカリキュラム・卒業研究分野等、その理由、卒業後の目標・抱負等を800字以内で書きます。探究活動レポートとのつながりも確認してください。
オープンキャンパスへの参加は志望理由に使えますか?
使えますが、「雰囲気が良かった」だけでは根拠が弱くなります。模擬授業や研究紹介で何を知り、自分の問いがどう変わったか、入学後に何を確かめたいかを書きます。参加していなくても、大学公式のカリキュラムや研究情報を調べて具体的な志望理由を作れます。
将来の職業が決まっていなくても書けますか?
書けます。設問にも「現時点」と示される区分があります。職種を一つに断定できない場合は、関わりたい課題、対象、担いたい役割を示し、候補となる進路を挙げます。職業名の確定より、大学での学びを社会でどう使いたいかを具体的に説明しましょう。
志望理由書に高校での実績をすべて書くべきですか?
すべてを書く必要はありません。設問への根拠になる経験を選び、行動、工夫、結果、学びを示します。自己PR書、活動報告書、探究活動レポートなど別書類がある場合は、詳細をそちらに置き、志望理由書では大学での学びにつながる意味を中心にします。
志望理由書の内容は面接で聞かれますか?
聞かれる前提で準備してください。農学部は志望理由書等に基づく質疑応答、工学部昼間コースは出願書類を参考にした面接、看護学科は書類評価を含む面接を行います。区分により形式は異なるため、募集要項の選抜方法を確認してください。文章の暗記ではなく、理由、具体例、反対意見への考えを自分の言葉で答える練習が必要です。
山形大学の志望理由書と面接を一貫して仕上げたい方は、無料相談で現在の準備状況を相談できます。
まとめ|山形大学の設問から逆算して志望理由書を作ろう
山形大学の総合型選抜では、志望理由書の有無、設問、文字数、評価方法が学部・コース・選抜区分によって異なります。令和9年度は、グローバル・スタディーズコース、工学部、農学部では原則3事項を各400字以内、医学部看護学科では志望理由のみ400字以内です。理学部は800字以内のエントリーシート、人間文化コースは自己PR書と小論文等を使います。
合格に近づく第一歩は、一般論を書く前に、自分の区分の設問と評価基準を正確に読むことです。そのうえで、過去の経験から生まれた問題意識、山形大学での具体的な学び、卒業後に担いたい役割をつなげます。書類完成後は、面接・口頭試問・集団討論で説明できるかも確認しましょう。
入試情報は変更されることがあります。出願資格、日程、文字数、提出方法、選抜方法は、出願年度の山形大学総合型選抜学生募集要項と大学公式の更新情報を最終確認してください。
ここまで理解できたら、
あとは自分の志望校に当てはめるだけです。
評定・活動実績・志望校・残り時間はひとりずつ違います。書類の書き方や面接の準備が合っているか、申し込みの前に無料相談で確認できます。
オンライン(Zoom)で実施します。その場でお申し込みいただく必要はありません。


