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山口大学の総合型選抜 志望理由書|学部別の設問と書き方

コラム

山口大学の総合型選抜 志望理由書|学部別の設問と書き方

2026-09-03 公開

山口大学の総合型選抜で提出する志望理由書は、令和9年度入試では人文学部、教育学部、経済学部、理学部、工学部、情報学部、国際総合科学部に共通する1つの設問です。問われるのは、山口大学の学部・学科等を志願する理由、将来の目標、学びたいこと、その実現に向けて現在取り組んでいることや努力していることです。

したがって、大学の魅力を並べるだけでは十分ではありません。将来像から逆算し、山口大学で学ぶ必要性と現在の行動を一本の線で結ぶことが重要です。学部別の独立した設問はありませんが、各学部・学科等のアドミッション・ポリシーと選抜内容が異なるため、同じ設問でも書くべき材料は変わります。

この記事では、2026年6月30日に公表された山口大学の「令和9年度総合型選抜学生募集要項」を基に、共通設問の分解、7学部それぞれで示したい内容、自己アピール書との書き分け、構成手順まで解説します。年度により制度や書式が変更される可能性があるため、出願時には必ず志望年度の公式募集要項と提出用書式を確認してください。

山口大学に合う志望理由の整理や、手書き前の文章添削は無料相談で相談できます。

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山口大学の総合型選抜と志望理由書の要点

令和9年度は7学部が総合型選抜を実施する

山口大学の令和9年度総合型選抜学生募集要項によると、総合型選抜を実施するのは、人文、教育、経済、理、工、情報、国際総合科学の7学部です。医学部、農学部、共同獣医学部、ひと・まち未来共創学環は、この募集要項の総合型選抜の対象には含まれていません。

自分の志望学科・課程・系が募集対象かを確認することが、文章作成より先に行う準備です。たとえば教育学部は学校教育教員養成課程の小学校教育コース小学校総合選修、理学部は物理・情報科学科、化学科、地球圏システム科学科が対象です。工学部は創成工学科の各系と建築学科、情報学部は情報学科が対象となっています。

学部 令和9年度の募集単位 志望理由で意識する軸
人文学部 人文学科 人間・文化への問いと探究方法
教育学部 小学校教育コース小学校総合選修 子ども理解と学校教育の課題
経済学部 学部一括募集 経済・社会の課題と将来像
理学部 物理・情報科学科、化学科、地球圏システム科学科 科学的な問いと基礎学力
工学部 創成工学科、建築学科 技術で解決したい課題
情報学部 情報学科 情報技術と社会課題の接続
国際総合科学部 国際総合科学科 国際的視野、協働、課題解決

経済学部は経済学科、経営学科、観光政策学科を置いていますが、総合型選抜では学科ごとの募集人員を設けず、学部一括で募集します。入学後の希望調査と1年次前期の成績を考慮して所属が決まり、2年次から学科・コースに所属する仕組みです。そのため志望理由では関心分野を明確にしつつ、経済学部の複数分野を横断して学ぶ意味も考えるとよいでしょう。

志望理由書は第1次選抜と面接の両方につながる

山口大学は第1次選抜と第2次選抜を行います。第1次選抜の全学共通評価では、「調査書・志望理由書等」の区分が50%です。この区分には調査書、志望理由書、自己アピール書、対象者が提出する活動実績報告書が含まれるため、50%のすべてが志望理由書だけの配点という意味ではありません。

志望理由書単独の点数は公表されておらず、ほかの出願書類とまとめて評価されます。第2次選抜では、これらの書類が面接の参考資料となり、面接に含めて評価されます。書いた内容について「なぜそう考えたのか」「大学で具体的に何をしたいのか」と質問されても、自分の言葉で説明できる状態にしておく必要があります。

大学が総合型選抜で求める3つの共通点を押さえる

山口大学が総合型選抜で求める学生として示している共通点は、山口大学で勉強したいと強く希望すること、自己アピールできるものを持っていること、自分の考えや意見を論理的に説明できることです。志望理由書では、大学への意欲だけでなく、その意欲を裏づける経験と論理が必要だと読み取れます。

「興味があります」で止めず、興味の原点、調べた内容、行動、大学での学びへ展開します。さらに、大学全体の求める学生像には、明確な目的意識、高い目標に向けた努力、多様な価値観の中で考えを論理的に説明する力などが掲げられています。学部固有の方針と共通方針の重なる場所に、自分の経験を置くことが基本です。

志望理由書の設問と自己アピール書との違い

志望理由書の共通設問を4要素に分解する

令和9年度募集要項の見本に掲載された志望理由書の設問は、山口大学の学部・学科等を志願する理由、将来の目標や学びたいこと、それに向けて具体的に取り組んでいることや努力していることを記入するよう求めています。この一文を「志望理由・将来目標・大学での学び・現在の努力」の4要素に分けます

設問の要素 答える内容 確認する問い
志願する理由 問題意識の原点と山口大学を選ぶ理由 他大学ではなく、この学部・学科等である理由は何か
将来の目標 卒業後に取り組みたい課題や役割 誰にどのような価値を届けたいか
学びたいこと 分野、テーマ、方法、身につけたい力 大学の教育内容と接続しているか
現在の努力 探究、読書、実験、資格学習、地域活動など 目標に向けて既に動いているか

4要素を別々の回答のように並べるのではなく、因果関係でつなぎます。「ある経験から課題を発見した。解決にはこの知識と方法が必要だと考えた。山口大学にはそれを学べる環境がある。将来は学びをこの形で生かしたい。そこで現在はこの活動を続けている」という流れです。

大学名を別の大学名に置き換えても通じる文章なら、大学選びの根拠がまだ不足しています。授業科目名を一つ書くだけでも不十分です。その科目で何を探究し、どの力を得て、将来の目標にどう使うのかまで説明すると、固有性が生まれます。

自己アピール書は探究的な取り組みを中心にする

令和9年度の自己アピール書では、2024年4月以降に、自ら問いを立て、考え、課題解決のために努力した探究的な取り組みの経験を踏まえて自分自身をアピールするよう求めています。対象となる活動は、総合的な探究の時間、課題研究、資格取得、委員会活動、課外活動、学外活動、海外経験などで、形式は問わないとされています。

志望理由書は未来への接続、自己アピール書は過去の行動過程と自分の強みが中心です。同じ経験を使うこと自体は問題ありませんが、二つの書類にほぼ同じ文章を写すのは避けましょう。志望理由書では経験から生まれた問題意識と大学での学びを示し、自己アピール書では問い、試行錯誤、自分の役割、結果、振り返りを詳しく示します。

手書きのA4判1枚であることを前提に設計する

志望理由書と自己アピール書は、大学所定の用紙をA4判で片面印刷し、所定の枠内に日本語で、志願者本人が黒のボールペンで記入します。募集要項に文字数指定は示されていません。実際に入る文字量は、公開された提出用書式の枠と本人の字の大きさで変わります。

先にパソコンで内容を練り、実物大の用紙へ清書して収まりと読みやすさを確認します。小さすぎる字で情報を詰め込むより、主張を絞り、段落の役割が伝わる文章にする方が読み手の理解につながります。修正方法や消える筆記具の可否などは自己判断せず、提出用書式の注意と大学への問い合わせで確認してください。

共通設問と自己アピール書の重複を整理したい方は、無料相談で書類全体を確認できます。

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人文・教育・経済学部の設問の書き方

3学部とも志望理由書の設問は共通ですが、大学が示す「総合型選抜で求める学生」と第2次選抜の内容から、重視すべき説明が見えてきます。学部名だけでなく、入学後に扱いたい問いと、その問いに適した学び方まで具体化します

人文学部は関心対象を「研究できる問い」に変える

人文学部は、人間や文化に興味がある人、高い英語能力を有する人を求めています。例として、哲学的に考えたい、歴史・芸術・文学・本が好き、異文化への関心がある、言葉や論理に興味がある、現代社会への好奇心と行動力がある、といった姿が示されています。

ただし「歴史が好きだから」「本を読むのが好きだから」だけでは、大学での研究計画が見えません。好きな対象から一歩進み、何が未解決なのか、どの資料や視点で考えたいのかを示します。たとえば地域史に関心があるなら、史跡を見た感想だけでなく、資料の読み比べや聞き取りを通じて、地域の記憶がどう継承されるかを考えた経験へ広げます。

人文学部では「好きな分野」から「資料に基づいて考えたい問い」へ言い換えるのが要点です。令和9年度の第2次選抜は個人面接に加え、講義とその講義に関するレポートを課します。過去には物語の語りや伝記と歴史などのテーマが扱われています。志望理由書でも、文章を読み、複数の見方を検討し、根拠を持って自分の考えを述べる姿勢を表しましょう。

構成例は「身近な方言の使い分けに気づいた経験」「言葉と所属意識の関係を研究したい理由」「人文学科で言語や文化を複数の視点から学ぶ計画」「将来は文化的背景の違いをつなぐ仕事に生かす」「現在行っている聞き取りや読書」です。教員名や科目名を挙げる場合は、志望年度の学部公式情報で開講状況を確認してください。

教育学部は教師への憧れを教育課題へ深める

対象は小学校教育コース小学校総合選修です。大学は、子どもを多面的・共感的に理解し共に成長しようとする人、小学校教育への強い意欲を持つ人、広い視野で学校教育の問題を考え、他者と協力して課題解決を図ろうとする人、地域や社会に貢献しようとする人を求めています。

「子どもが好き」を出発点にしつつ、どの教育課題に向き合う教師になりたいかを示します。学習支援や児童との交流経験があるなら、楽しかったという感想ではなく、子どもによって理解の仕方や安心して話せる環境が異なると気づいた場面を書きます。その気づきから、授業づくり、発達理解、学級経営、特別支援、地域連携など、学びたいテーマへつなげます。

第2次選抜は集団面接です。講義等理解力試験では、講義と課題・レポートに加え、別の課題について資料を作成し、発表と質疑を行います。このため、志望理由書に書いた教育観を、異なる意見を踏まえて説明する準備も必要です。自分の理想を語るだけでなく、現場の複雑さを認識し、大学で検証していく姿勢を示しましょう。

構成例は「学習支援で一律の説明が届かない児童に出会った」「子どもの理解過程に応じた授業を研究したい」「教科横断的な学びと実践を往復したい」「将来は地域と協働できる小学校教員になりたい」「現在は授業観察の記録と関連書籍の読解を続けている」です。経験を美談にせず、分からなかったことを大学で確かめる姿勢が学ぶ必然性になります

経済学部は社会現象を仕組みとデータで捉える

経済学部は、リーダーシップがあり、経済・社会に強い関心を持つ人を求めています。入学目的や卒業後の進路が具体的であること、学習意欲とチャレンジ精神、理解力・表現力なども例示されています。学部一括募集であるため、経済、経営、観光政策のどの視点に特に関心があるかを示しながら、隣接領域を学ぶ意味も説明できます。

地域活性化など大きな言葉を使うときは、対象地域、課題の原因、確かめたい仮説まで絞ります。たとえば商店街の空き店舗を扱うなら、「活性化したい」で止めず、消費行動、事業承継、観光客の移動、行政施策など複数の要因のうち何に注目するかを定めます。統計資料を調べたり、店舗への聞き取りを行ったりした事実があれば、現在の努力として具体的に示せます。

第2次選抜は集団面接で、講義、レポート、グループディスカッションを行います。過去の講義等理解力試験では、経済成長、法的責任、株式会社の所有と経営など、経済学に限定されない社会科学的なテーマも扱われました。一つの正解を急ぐより、根拠を読み取り、利害の異なる立場を比較する姿勢を表しましょう

構成例は「観光地で繁忙期と閑散期の差を観察した」「地域事業者の持続性を経営と政策の両面から学びたい」「統計と聞き取りを組み合わせて要因を検討したい」「将来は地域企業と行政をつなぐ仕事をしたい」「現在は自治体統計の比較と地域イベントの運営に取り組んでいる」です。

人文・教育・経済学部に合わせたテーマの絞り込みは、無料相談で一緒に整理できます。

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理・工・情報・国際総合科学部の設問の書き方

理学部は学科ごとの対象と科学的な問いを一致させる

理学部では、物理・情報科学科、化学科、地球圏システム科学科が総合型選抜を実施します。物理・情報科学科は数学・物理の基礎学力や論理的思考、化学科は数学・化学・英語の基礎学力と化学への高い志、地球圏システム科学科は地球や自然への強い関心と、防災・資源・エネルギー・環境などへの意欲を求めています。

理学部では、解決策を急ぐ前に「なぜ起こるのか」を原理から明らかにしたい姿勢を示します。科学イベントに参加した、実験が成功したという結果だけでなく、予想と異なった点、条件を変えた理由、結果から生まれた次の疑問を書きます。専門用語を増やすことより、自分がどのように問いを更新したかが重要です。

物理・情報科学科なら物理現象の数理的理解やデータ解析、化学科なら物質の構造・性質・反応、地球圏システム科学科なら長い時間軸と広い空間スケールでの地球理解など、学科の方法に接続します。関心テーマ、必要な基礎科目、大学で使いたい研究方法の三つを対応させてください

第2次選抜は個人面接です。講義等理解力試験は学科により異なり、講義とレポートに加えて、物理・情報科学科と化学科では質疑応答、地球圏システム科学科ではグループディスカッションがあります。募集要項に掲載された過去テーマも確認し、初見の内容を既習知識と結びつけ、筋道立てて説明する練習をしましょう。

工学部は社会課題と技術分野の対応を示す

工学部の総合型選抜は、創成工学科の機械系、国土・環境デザイン系、化学系、電気電子系と、建築学科が対象です。創成工学科は数学・理科・英語の基礎学力、工学分野への強い興味、地域・国際社会への貢献意欲、多様な人と協働して価値を創造する意欲を求めています。

建築学科では、建築設計やデザインへの高い関心、幅広い専門知識を身につけて社会の要求に応える専門家を目指すこと、自分の意見や感情を分かりやすく説明し協調して問題解決できることが示されています。

「ものづくりが好き」だけでなく、誰のどの課題を、どの技術領域から改善したいかを書きます。機械系なら移動や生産、国土・環境デザイン系なら防災やインフラ、化学系なら材料や環境、電気電子系ならエネルギーや制御といった接続が考えられます。ただし、名称から内容を推測せず、最新のカリキュラムや研究分野を公式情報で調べてください。

建築学科を志望する場合も、作品への憧れだけで終わらせません。地域の公共空間、高齢者の暮らし、災害に強い住環境、環境負荷など、建築が人と社会に与える影響を考えます。模型制作やデザイン活動があるなら、制約条件、工夫、利用者からの反応、改善点まで述べると、問題解決の過程が伝わります。

工学部の志望理由は「課題発見、技術的な学び、社会での実装」の順でつなぐと明確です。第2次選抜は集団面接です。創成工学科の各系、建築学科で講義等理解力試験の内容が異なり、英語CBTを含む募集単位もあります。志望理由書の準備と並行して、募集要項で自分の系の試験内容を個別に確認しましょう。

情報学部は技術名より課題発見と検証を語る

情報学部情報学科は、情報専門技術、学際的な素養、人間中心の視点を備え、社会課題の発見と価値創造に挑戦する先端IT人材の育成を掲げています。高校程度の数学、情報、英語の十分な学力に加え、情報科学・データ科学への関心、地域・国際社会への貢献意欲などを期待しています。

アプリ制作等の経験がある人については、動機、実現した機能、目的を達成したか、制作に要した時間などを具体例で伝えられることも求める学生像に含まれます。制作経験がない人も、それだけで出願できないとは募集要項に書かれていません。困難な課題や創造活動について、自分の行動、他者との協力、結果や成果を具体的に説明することが挙げられています。

使用した言語やAIの名称を並べるより、利用者の課題をどう捉え、何を検証したかを書きます。たとえば文化祭の混雑を改善する仕組みを作ったなら、観察した問題、必要なデータ、設計上の判断、テスト結果、未解決点を示します。その経験から、人間中心の設計、データ科学、情報セキュリティなど、大学で深めたい内容へつなげます。

第2次選抜は集団面接です。情報に関する講義と小テスト、英語CBTを行うとされています。志望理由書にも、数学・情報・英語の基礎を今どう補強しているかを具体的に入れましょう。資格名だけでなく、学習中に理解した概念や、制作へ応用した例を書けると、現在の努力に厚みが出ます。

国際総合科学部は海外志向と課題解決を結ぶ

国際総合科学部は、積極的に海外へ出て多様な背景を持つ人と交流し国際的視野を得ようとする人、英語4技能に優れた人、他者と協力して社会課題を解決しようとする人を求めています。「海外で活躍したい」という希望だけでは、学部が求める課題解決との接続が弱くなります。

どの地域の誰が直面する課題を、多文化協働によってどう理解したいかまで具体化します。留学経験がある人は、渡航した事実より、価値観の違いに直面して自分の前提をどう見直したかを書きます。海外経験がなくても、地域の外国人住民との交流、オンラインでの共同活動、国際問題の探究、英語による情報収集などを材料にできます。

第2次選抜は集団面接で、講義、レポート、グループディスカッションを行います。講義の一部は英語で行われ、レポートの一部も英語で解答します。英語は目標そのものではなく、異なる背景の人と課題を発見し協働するための手段として示します。現在の英語学習についても、4技能のうち何をどの方法で伸ばしているかを説明しましょう。

理・工・情報・国際系の専門テーマを高校生の言葉でまとめる添削も、無料相談で相談できます。

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学部研究を志望理由の文章へ変える方法

アドミッション・ポリシーは一致を宣言せず証明する

アドミッション・ポリシーを読んだ後に、「私はチャレンジ精神があるため、求める学生像に合致します」と結論だけを書くと、自己評価にとどまります。読み手が経験から判断できるよう、困難な状況で何を目標にし、どの選択肢を比較し、誰と協力し、結果を受けて何を変えたかを示してください。

たとえば経済学部志望者がリーダーシップを伝えるなら、部長という肩書を書くことが中心ではありません。参加者が減っていた企画について意見を集め、原因を仮説化し、役割分担を変更して検証した、といった行動を記します。結果が当初の目標に届かなかった場合も、数字や反応を振り返って次の改善案を考えた過程は説明できます。

求める学生像の言葉は結論として名乗るのではなく、読み手が判断できる行動事実で示します。教育学部の「共感的に理解する」なら、一方的に助けた話ではなく、相手の話を聞いて自分の見方を修正した経験が適しています。工学部の「協働」なら、全員で活動した事実だけでなく、異なる得意分野をどう組み合わせたかまで述べましょう。

カリキュラムは名称・内容・目的の三段階で調べる

大学研究では、学部トップページだけでなく、カリキュラム、授業科目、研究分野、取得可能な資格、実習や留学の条件を確認します。同じ名称の科目でも、扱う内容は大学によって異なります。シラバスを閲覧できる場合は、授業の到達目標、各回のテーマ、評価方法、前提科目まで読みます。

調べた情報をすべて志望理由書へ入れる必要はありません。自分の問いを深めるために必要なものを二つか三つ選びます。一つ目で基礎理論を学び、二つ目で調査・実験・設計の方法を身につけ、演習や実習で現実の課題へ応用する、という順序を考えると学修計画になります。

「この授業を受けたい」に続けて、何を理解し、どの問いを検証するためかまで書きます。科目名が変わっても志望理由全体が崩れないよう、教育内容の本質を捉えることも大切です。教員名や研究室名を挙げるなら、入学後の配属が確約されているかのように書かず、「関連する研究に触れたい」など事実に合う表現にします。

弱い表現を「対象・方法・変化」で具体化する

抽象的な表現 具体化するときの視点 書き換えの方向
地域に貢献したい 地域、対象者、課題を特定する 中山間地域の移動手段を利用者調査から考えたい
国際的に活躍したい 国・地域、課題、協働相手を示す 異なる母語を持つ住民への情報提供を改善したい
科学に興味がある 現象、疑問、確かめ方を示す 降雨と斜面災害の関係を地形データから考えたい
情報技術を学びたい 利用者、データ、実装目的を示す 混雑データを用いて安全な移動を支援したい
良い教師になりたい 子どもの姿、教育課題、学ぶ方法を示す 発言しにくい児童も考えを表せる授業を研究したい

表の右端は完成文ではなく、問いを絞る方向の例です。自分が経験していない課題や、調べていない方法を借りてはいけません。実際に観察したこと、読んだ資料、話を聞いた相手などへ戻り、自分が説明できる範囲で具体化します。

具体性とは固有名詞の多さではなく、対象、方法、期待する変化の関係が見えることです。数値を使う場合も、出典や測定方法が分からない数字は書かないようにします。学校内のアンケートなどは、回答数、対象、実施時期、質問方法を説明できるよう記録を残してください。

一段落ごとに主張・根拠・接続を置く

読みやすい段落は、最初にその段落の主張を置き、次に経験や調査という根拠を示し、最後に大学での学びや将来像への接続を置きます。たとえば「私は災害時の情報格差を研究したい」が主張、「地域の避難訓練で高齢者が情報を得にくい場面を観察した」が根拠、「情報の提示方法と地域の支援体制を学びたい」が接続です。

一段落へ複数の主張を入れると、何を伝えたいのかがぼやけます。原体験の段落で大学の特徴を長く説明したり、将来像の段落で新しい活動実績を突然出したりせず、各段落の役割を守ります。段落間では、「この経験から」「その課題を検討するため」「学んだ知識を生かして」など、因果関係が分かる接続を使います。

各段落を一文で要約し、その要約だけを並べても論理が通るか確認すると構成を直せます。通らない場合は、材料が不足しているのではなく、順序が逆になっている可能性があります。原体験、問い、大学での学び、現在の努力、将来像を付箋のように分け、最も自然な因果の順へ並べ替えてください。

大学研究の情報を自分の志望理由へ変換できないときは、無料相談で接点を整理できます。

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志望理由書を完成させる7つの手順

手順1から3は調査と材料集めに使う

  1. 志望する募集単位と出願資格を確認する
    最新の募集要項で、学部・学科・課程・系、専願条件、提出書類を確認します。山口大学の令和9年度総合型選抜は、合格した場合に入学を確約できる人が対象です。
  2. 大学と学部の方針を二段階で読む
    大学全体の求める学生像と、志望学部・学科等が総合型選抜で求める学生の両方を読みます。共通する言葉を抜き出し、自分の経験との接点を探します。
  3. 経験を事実単位で棚卸しする
    授業、探究、部活動、委員会、資格学習、読書、制作、ボランティア、家庭での経験などから、問題意識が生まれた場面を集めます。役職や受賞の大きさだけで選ぶ必要はありません。

材料集めでは「いつ、どこで、何を見て、どう考え、何をしたか」を事実で記録します。最初から格好よい文章にしようとすると、抽象語が増えます。まず箇条書きで、人数、期間、比較対象、自分の役割、相手の反応など、後から確かめられる具体情報を出してください。

手順4と5で問いと大学との接点を作る

  1. 経験から中心となる問いを一つ決める
    「なぜこの差が生まれるのか」「どうすればこの人たちが参加しやすくなるか」など、大学で追究したい問いに変換します。A4判1枚では、複数の無関係なテーマを扱うより中心軸を一つに絞る方が伝わります。
  2. 山口大学で学ぶ理由を調べる
    カリキュラム、研究分野、実習、学部の教育目標を確認し、自分の問いを深めるのに必要な要素を選びます。大学の特徴を褒めるのではなく、自分がどう利用し、何を身につけるかを書きます。

公式サイトから拾った情報は「魅力」ではなく、自分の問いを深める具体的な手段に変えます。たとえば「少人数教育が魅力です」ではなく、「異なる解釈を比較し、自分の仮説を検討するため、演習で議論を重ねたい」と書く方が目的との関係が明確です。

手順6と7で構成し、面接まで見据えて推敲する

  1. 結論を先に置いて5段落で下書きする
    第1段落で志望理由と目標を端的に述べ、第2段落で問題意識の原点、第3段落で大学で学びたいこと、第4段落で現在の努力、第5段落で将来への接続と決意をまとめます。
  2. 書類間の整合と口頭説明を確認する
    自己アピール書、調査書と事実関係が一致しているかを確認します。完成後は、各文に「なぜ」「具体的には」と問いを重ね、資料を見ずに説明する練習をします。

推敲では一文ごとに「この文は設問のどの要素に答えるか」を確認し、役割のない文を削ります。字数を減らすときは経験そのものを削る前に、「非常に」「さまざまな」「幅広い」など、なくても意味が変わらない修飾語を見直します。

段落 役割 内容の目安
1 結論 志望理由、学びたいテーマ、将来像
2 原点 問題意識が生まれた具体的経験
3 大学での学び 山口大学で学ぶ内容と方法
4 現在の努力 既に始めている探究・学習・行動
5 接続 大学の学びを将来どう生かすか

他大学の記事も、設問を分解して大学固有の学びへつなぐ考え方の参考になります。たとえば、国立大学の書類設計を比較したい場合は愛媛大学の総合型選抜 志望理由書|学部別の設問と書き方も参照してください。ただし、提出様式や評価方法は大学ごとに異なるため、山口大学の書式へそのまま流用しないでください。

7つの手順で作った下書きを第三者の視点で点検したい方は、無料相談をご利用ください。

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評価につながる一貫性と具体性の作り方

原体験は出来事より考えの変化を書く

原体験とは、幼少期の劇的な出来事に限りません。授業で抱いた疑問、身近な人との会話、地域で観察した変化、実験の失敗なども出発点になります。大切なのは、出来事の説明に紙面を使いすぎず、そのとき何に疑問を持ち、考えや行動がどう変わったかを示すことです。

たとえば「豪雨を経験し、防災に関心を持った」だけでは、多くの人に当てはまります。「避難情報が出ても家族ごとに判断が異なったことから、情報の伝わり方と地形上の危険を分けて考える必要を感じた」と書けば、情報学、地球科学、国土・環境デザインなど、どの方法で課題に向き合うかを検討できます。

原体験の価値は珍しさではなく、そこから自分なりの問いと行動が生まれたかで決まります。本人が関与していない社会問題を急に持ち出すより、小さくても自分で観察・調査した経験を丁寧に分析した方が、面接でも具体的に説明できます。

「山口大学でなければならない理由」は接点の組み合わせで作る

唯一無二の授業を探さなければならないわけではありません。自分の問い、学部の教育方針、学びの方法、将来の使い道を組み合わせた結果として、山口大学との適合を示します。特定の研究室だけに依存した書き方は、教員異動や配属条件が変わった場合に弱くなります。

科目名、研究分野、実習環境のうち複数を選び、自分の目的との関係を一つずつ説明します。大学案内の表現をそのまま写すのではなく、「その環境で自分は何を調べるか」「どの力を伸ばすか」を主語を自分にして書き直してください。

現在の努力は回数と学びの更新を示す

現在の努力は、将来の夢が一時的な思いつきではないことを支える材料です。読書なら本の題名を並べるだけでなく、異なる著者の主張を比較して何を考え直したかを書きます。資格学習なら合否だけでなく、学んだ知識を探究や制作でどう使ったかを述べます。

活動に大きな成果が出ていなくても構いません。調査対象が少なかった、仮説が外れた、協力者を集められなかったといった限界を認め、次にどの方法を試すかを示せます。結果を誇張するより、失敗から仮説や方法を修正した過程の方が探究する力を伝えます

将来像は職業名と社会への働きかけを分ける

「教員になりたい」「エンジニアになりたい」だけでは、将来像の解像度が足りません。その職業を通じて、どの対象のどの課題に働きかけたいのかを考えます。職業が決まっていない場合は、無理に断定せず、取り組みたい分野や身につけたい役割を示してもよいでしょう。

将来像は現時点の仮説として具体的に置き、大学で学びながら検証・更新する姿勢を添えます。高校生の段階で詳細な職業計画が固まっていないこと自体より、何を判断材料に進路を考えているかが重要です。募集要項が求める「明確な目的意識」と矛盾しないよう、現時点での方向性と学ぶ目的は明言してください。

文章の型や添削の受け方を別の例でも確認したい方は、山形大学の総合型選抜 志望理由書|学部別の設問と書き方も参考になります。山口大学向けには、同大学の共通設問と求める学生像に合わせて組み直すことが前提です。

経験・大学での学び・将来像の一貫性に迷ったら、ハルートの無料相談で整理できます。

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令和9年度の日程と提出前の注意点

出願から合格発表までの日程を逆算する

令和9年度は、インターネット出願登録・検定料支払が2026年8月28日0時から9月4日17時まで、出願書類の提出期間が9月1日から9月4日17時必着です。第1次選抜の結果通知は9月14日、第2次選抜は学部に応じて9月28日から30日、合格発表は11月2日とされています。

これは令和9年度の情報です。文部科学省の令和9年度大学入学者選抜実施要項は、総合型選抜の入学願書受付を2026年9月1日以降、判定結果の発表を11月1日以降としています。山口大学の日程もこの枠組みと整合しています。

手続・選抜 令和9年度の日程 準備上の注意
出願登録・検定料支払 2026年8月28日0時~9月4日17時 登録だけでは出願完了にならない
出願書類提出 2026年9月1日~9月4日17時必着 郵送日ではなく必着条件を確認する
第1次選抜結果通知 2026年9月14日 Post@net内で確認する
第2次選抜 2026年9月28日~30日のうち学部指定日 面接と講義等理解力試験の両方を受ける
合格発表 2026年11月2日 入学手続期限も続けて確認する

出願登録、検定料支払い、書類提出のすべてを期限内に終えて初めて出願が完了します。年度が変われば曜日や日付、対象学部、提出物が変わることがあります。本記事の日程を翌年度へ当てはめず、志望年度の募集要項を確認してください。

志望理由書と自己アピール書を同時に設計する

出願時には、志望理由書だけでなく自己アピール書、調査書等を提出します。対象者は活動実績報告書も提出します。活動実績報告書は全員提出ではなく、令和9年度要項では調査書を発行できない人、高校卒業後5年以上経過した人が提出対象です。

書類ごとに別人のような印象にならないよう、事実、時期、役割、将来像をそろえます。一方で、それぞれの設問へ答えるため、同じ説明を重複させないことも必要です。活動を成果として伝える考え方は、総合型選抜の活動報告書の書き方|実績を成果に変換するも参考にしてください。

面接と講義等理解力試験の準備を後回しにしない

第2次選抜では、全対象学部で面接試験と講義等理解力試験の両方を受ける必要があります。面接は、人文学部と理学部が個人面接、教育、経済、工、情報、国際総合科学の各学部が集団面接です。複数の面接委員が、勉学意欲、明確な目的意識、自己表現力などを中心に評価します。

志望理由書を書き終えた日から、各主張への追加質問と反対意見を想定して答えを練ります。面接でよく聞かれる内容と回答の作り方は、総合型選抜の面接で聞かれる質問50|回答の作り方付きで確認できます。山口大学では学部により個人・集団の形式が違うため、自分の形式に合わせて練習してください。

講義等理解力試験の内容と所要時間は学部・学科等で異なります。募集要項には過去3年度のテーマも掲載されています。テーマを暗記するのではなく、講義の要点をメモし、根拠と結論を分けてレポートにまとめ、初対面の人の意見を聞きながら議論する練習に活用しましょう。

出願書類から面接・講義等理解力試験までの準備計画は、無料相談で確認できます。

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よくある失敗と提出前チェック

大学案内の言葉を写して終わる

アドミッション・ポリシーや学部案内は重要な資料ですが、そのまま並べると本人の考えが見えません。「チャレンジ精神があります」「地域に貢献したい」と書いたら、それが表れた場面と、大学で次に挑戦する内容を続けます。

大学の言葉を使うときは、その直後に自分の経験か学修計画を置いて意味を具体化します。引用する情報を増やすことより、自分との接点を説明することに紙面を使いましょう。

学部ではなく大学全体への志望理由になっている

キャンパスの雰囲気、国立大学であること、地域の暮らしやすさだけでは、学部・学科等を志願する理由になりません。なぜ人文学なのか、なぜ化学科なのか、なぜ創成工学科のその系なのかを説明します。オープンキャンパスの感想を書く場合も、模擬授業や教員・学生との対話から学びの内容をどう理解したかへ展開してください。

実績を並べるだけで考えが見えない

受賞、資格、部長経験などは有力な材料ですが、名称だけでは本人の思考や成長は分かりません。活動の目的、自分の判断、周囲との協力、困難、改善、得た視点を選びます。実績の大小より、経験を分析し、次の学びへ結びつける説明の方が一貫性を作ります

自己アピール書と内容が重複する

同じ探究活動を両方に使う場合、志望理由書では「その経験からなぜ山口大学でこの分野を学びたいか」、自己アピール書では「自ら立てた問いに対してどう考え、試し、課題解決のために努力したか」を中心にします。二つを横に並べ、同じ文が連続していないか確認しましょう。

提出前に確認する10項目

  • 志望学部・学科・課程・系が令和9年度の募集対象と一致している
  • 最初の段落で志望理由と学びたいテーマが分かる
  • 問題意識の原点が具体的な経験で示されている
  • 山口大学の教育内容と自分の目的の関係を説明している
  • 将来の目標と大学での学びがつながっている
  • 目標に向けた現在の努力を具体的に書いている
  • 自己アピール書や調査書と事実・時期が一致している
  • 根拠のない誇張や、合格を保証するような表現がない
  • 黒のボールペンで本人が記入し、所定欄に収まっている
  • 第三者が読んで疑問に感じた点へ口頭で答えられる

最後は誤字だけでなく、設問の4要素がそろい、互いに因果関係でつながるかを確認します。保護者や先生に読んでもらうときは、「良いか悪いか」だけでなく、「何を学びたい人に見えるか」「なぜ山口大学なのか伝わるか」と具体的に尋ねると、修正点を見つけやすくなります。

自力での整理が難しい場合は、総合型選抜専門オンライン塾ハルートで、志望校の方針を踏まえた書類作成と面接準備を進められます。添削では文章を代わりに作ってもらうのではなく、自分の経験を掘り下げ、自分の言葉で説明できる状態を目指してください。

提出前チェックで見つかった弱点を改善したい方は、ハルートの無料相談をご利用ください。

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よくある質問

山口大学の志望理由書は学部ごとに設問が違いますか?

令和9年度総合型選抜では、志望理由書の設問は対象7学部で共通です。ただし、各学部・学科等が求める学生像、講義等理解力試験、面接形式が異なるため、書く内容は志望先に合わせる必要があります。次年度以降に変更される可能性があるため、最新の募集要項と提出用書式を確認してください。

志望理由書に文字数制限はありますか?

令和9年度の募集要項には文字数による指定は示されていません。大学所定のA4判1枚の用紙へ、所定の枠に収まるよう日本語で記入します。文字数を先に決めるより、実際の書式へ読みやすい字で収まるかを清書前に確認してください

志望理由書は手書きですか?

令和9年度は、志願者本人が黒のボールペンで記入するとされています。提出用のPDFをA4判で片面印刷して使います。筆記具や訂正方法に疑問がある場合は、募集要項と書式の注意を確認し、必要に応じて山口大学アドミッションセンターへ問い合わせてください。

活動実績が目立たなくても出願できますか?

出願資格を満たしていれば、受賞歴や全国規模の実績がないことだけで出願できないとはされていません。山口大学は出願書類、面接、講義等理解力試験などで総合的に審査します。身近な経験でも、自ら考え、行動し、学びを更新した過程を具体的に説明することが大切です

志望理由書と自己アピール書で同じ活動を書いてもよいですか?

同じ活動を用いることはできますが、設問に応じて焦点を変えましょう。志望理由書では大学での学びや将来像への接続、自己アピール書では2024年4月以降の探究的な取り組みにおける問い、試行錯誤、課題解決への努力、自分の強みを中心にします。

評定平均の条件はありますか?

令和9年度の総合型選抜募集要項に、全対象学部へ共通する評定平均の数値条件は示されていません。ただし調査書は評価資料に含まれます。資格要件や評価方法は年度により変わる可能性があるため、志望年度の募集要項で確認してください。

併願はできますか?

山口大学の令和9年度総合型選抜は、合格した場合に入学を確約できる人を出願対象としています。他大学への出願行為が可能かという意味と、合格後の入学確約条件は分けて考える必要があります。併願先の規定も含め、各大学の最新募集要項を確認してください。

面接では志望理由書の内容を聞かれますか?

募集要項では、調査書・志望理由書等を第2次選抜の面接で参考資料とし、面接に含めて評価するとされています。記載した経験、大学で学びたい内容、将来像について、理由と具体例を口頭で説明できるようにします。暗記した文章を再生するのではなく、質問に応じて要点を組み替える練習が有効です。

山口大学の志望理由書と面接を一貫して準備したい方は、無料相談でご相談ください。

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まとめ|山口大学の志望理由書は4要素を学部別に結ぶ

山口大学の令和9年度総合型選抜の志望理由書は、対象7学部に共通する設問です。志願する理由、将来の目標、学びたいこと、目標に向けた現在の取り組み・努力を、A4判1枚の所定用紙へ手書きします。

合格に近づくための中心作業は、4要素を志望学部の方針に合わせて一本の物語にすることです。人文なら研究できる問い、教育なら向き合いたい教育課題、経済なら社会現象の構造、理なら科学的な問い、工なら技術と社会実装、情報なら課題発見と検証、国際総合科学なら多文化協働による課題解決を意識します。

完成後は自己アピール書・調査書との整合を確認し、個人または集団面接で追加質問へ答えられるよう準備してください。日程、設問、対象学部、提出方法は変更される場合があります。出願時には志望年度の山口大学公式募集要項と提出用書式を確認し、余裕を持って清書と郵送を進めましょう。

ここまで理解できたら、
あとは自分の志望校に当てはめるだけです。

評定・活動実績・志望校・残り時間はひとりずつ違います。書類の書き方や面接の準備が合っているか、申し込みの前に無料相談で確認できます。

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