【医学部学士編入】筑波大学医学群医学類 合格者の進路インタビュー
合格者の声2024.01.31
目次
はじめに
筑波大学医学群医学類への医学部学士編入試験に合格された佐々木さんがインタビューに答えてくれました!!
医学部学士編入を目指されたきっかけから、試験対策のされ方、高専の授業と試験勉強の両立のことなどについてお話をしてくれました。
*本インタヴューはYouTubeからも閲覧できます。
自己紹介
スプリング・オンライン:
本日は、医学部学士編入経験者の方へのインタビューということで、佐々木さんにお越しいただいております。
本日はよろしくお願いいたします。
佐々木さん:
よろしくお願いいたします。
スプリング・オンライン:
ありがとうございます。
では、自己紹介をお願いいたします。
佐々木さん:
筑波大学の医学群医学類に編入した、佐々木と申します。
よろしくお願いします。
医学部学士編入を目指したきっかけ
スプリング・オンライン:
ありがとうございます。
では、医学部学士編入についてお伺いするにあたって、そもそも医学部学士編入を目指されたきっかけというのは何だったのでしょうか?
佐々木さん:
きっかけは就活で、自分が本当にやりたい職業について考えるようになったことがきっかけだったんですけど、元々頭を使うことと人の役に立つことが好きだったので、それができるような仕事に就こうと考えていました。
そんな中で、自分の双子の兄がいるんですけれども、兄が生まれてすぐに緊急手術が必要だったということを知って、医師という職業に興味を持つようになりました。
院進も考えていたんですけど、後から後悔したくなかったので挑戦してみることにしました。
元々の専攻
スプリング・オンライン:
ありがとうございます、そうだったんですね。
ご自身の生い立ちというか経験も踏まえての決断だったわけなんですね。
医学部学士編入を経て、現在は医学部に在籍されているということだったのですが、元々はどういった分野を専攻されていたのですか?
佐々木さん:
大学では物理学を専攻しておりました。
スプリング・オンライン:
大学で学んだ物理学の勉強は、医学部学士編入を目指すことに繋がったりしたのですか?
佐々木さん:
筑波大学を受けるにあたっては、教養で習った線形代数とか微積分などの数学が役に立ちました。また、他に受験した学校でも物理学が役に立つこともありました。
スプリング・オンライン:
じゃあ、主に理系の学問が活かされる場面も多々あるっていう感じですかね。
佐々木さん:
はい
編入試験の対策期間
スプリング・オンライン:
試験の対策をされた期間はどれくらいだったのですか?
佐々木さん:
約1年間になります。
スプリング・オンライン:
なるほど。
理系の大学生だと大学院入試も並行して検討される方が多いと思うのですが、佐々木さんは、大学院入試も検討されていたという形なんですよね?
佐々木さん:
はい、検討していました。
大学院入試対策と学士編入試験対策との両立
スプリング・オンライン:
大学院入試の勉強もされながら、しかも医学部学士編入をダブルで目指すとなるとお忙しいかなと思いますが、このあたりをどのように克服されたかお話しいただけませんか?
佐々木さん:
友人とか先輩に院試に必要な勉強量を聞いておいて、最低限必要な勉強時間をまず把握しました。
それで、院試の直前だけ院試対策を行うようにしました。編入対策の気分転換に問題を解いたりもしていました。
それ以外は大体お昼ぐらいから夜中の12時ぐらいまで図書館にこもって勉強していました。
スプリング・オンライン:
やっぱりストイックなスケジュールになりますよね。
佐々木さん:
一日100ページ分問題演習を進めようと思っていたので、大体そのペースで進めました。
試験対策において意識していたこと
スプリング・オンライン:
見ている方にも、ストイックに勉強しなきゃなという熱量が伝わると思うのですが、お忙しい中で試験のために勉強されるにあたって、特に意識されていたことってありますか?
佐々木さん:
情報をまずたくさん集めることと、2年は受験をやり切ることを意識していました。
スプリング・オンライン:
先ほども情報の話をしてくださったのですが、やっぱり院試もそうですし、特に編入なんかは、情報が少ないのが悩みになってくる方も多いと思うのですが、佐々木さんはどのように情報を集めていったのですか?
佐々木さん:
主にネットが多かったです。
スプリング・オンライン:
なるほど。けっこうネットを駆使して調べていくのがお勧めにはなりますかね?
佐々木さん:
ネットで色々と見つつも、それを過信しすぎることはないようにという感じでやっていました。
医学部学士編入特有の悩み
スプリング・オンライン:
謙虚な姿勢が滲み出まくっているのですが、医学部学士編入特有の悩み医学部学士編入特有の悩みなどがあれば、ぜひ教えていただきたいのですが?
佐々木さん:
やっぱり合格できる人数が少ないので、自分は本当に合格できるんだろうかといった不安が常にあって、どうせ無駄になるんだったらやめてしまおうかなと思う時がけっこうありました。
スプリング・オンライン:
元々2年間やり切るという風に仰ってはいたと思うのですが、やり切ると決めつつも無駄になっちゃうんじゃないかなってそういう気持ちがチラつく時もある、という感じですか?
佐々木さん:
そうですね。
学士編入後に直面した悩み
スプリング・オンライン:
そんな中、勉強をやりきって見事晴れて合格だったと思うのですが、学士編入後に直面した悩みなどもぜひ先に教えていただければ嬉しいのですが。
佐々木さん:
周りの友人が就職していくこともあって、金銭的な面ですとか、焦ることは多かったです。
医学部学士編入を考えている方へのアドバイス
スプリング・オンライン:
そうですよね。
やっぱり大学院に進学される方も含めて周りが社会人になると焦るっていうことも多いかと思います。
そういった中でもやっぱりスプリング家庭教師を利用していただく方は編入や院試を考えられている方が多いのですが、今回は、医学部学士編入を考えられている方にぜひ佐々木さんからアドバイスを頂ければと思うのですが、お願いできますか?
佐々木さん:
大変恐縮なんですけれども、医学部学士編入は、仕事を続けながらとか、院試対策をしながらでも合格できる試験だと思います。
そういう意味では、医者を目指したいけれどなかなか一歩を踏み出せないという方にも挑戦しやすいのではないかと思います。
勉強の質とかにはこだわる必要もあると思うんですけど、気持ちの持ちようとしてはある種副業のような感覚で2、3年とか期間を決めて気軽に受験してもいいのでは、と個人的には感じます。
もし結果不合格だったとしても、免疫学とか面白い分野はいっぱいあるので、そういった医学の基礎知識が学べることは今後無駄にはならないと思うので、ぜひ編入試験を考えてみてください。
スプリング・オンライン:
ありがとうございます。
やっぱりある種の割り切りみたいな2、3年と期間を決めて挑戦するっていうそういった姿勢も必要になってくるというのが現実的で、また、為になるアドバイスだったなという風に思います。
というわけで、本日は筑波大学医学群医学類に学士編入された佐々木さんにお越しいただきました。
本日はありがとうございました。
佐々木さん:
ありがとうございました。
終わりに
いかがでしたか?
本記事が、筑波大学の医学群医学類はもちろん医学部学士編入を目指される皆さんの理解に少しでも役立ってくれれば幸いです。
スプリング・オンライン家庭教師には、医学部学士編入経験者の講師や河合塾KALSをはじめとした大手予備校の元講師、大学教員など、医学部学士編入試験の指導実績が豊富な講師が多数在籍しています。
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