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北里大学医学部の編入学試験を徹底解説|出願資格・試験科目・倍率・対策まで

北里大学医学部の学士入学(学士編入)は、医学部医学科において「若干名」を募集し、基礎学力検査(数学・理科・英語)、論文、面接の3つで合否を判定する選抜方式です。出願資格は4年制以上の大学を卒業して学位(学士)を取得した者、または大学院修士・博士課程を修了した者のいずれかで、出身学部や年齢・性別による有利不利はないと大学自身が明言しているのが大きな特徴です。入学年次は1年次後期(9月)からとなっており、他大学に多い「2年次編入」とは仕組みが異なります。
直近の入試結果を見ると、2025年度入学分では志願者34名に対し最終合格者3名、2026年度入学分でも志願者29名に対し最終合格者3名という結果が公表されています。募集人員が「若干名」という非公表に近い枠であることも踏まえると、狭き門であることは間違いありません。一方で、基礎学力検査は「学校推薦型選抜試験問題に準ずる」水準とされており、他の私立大学医学部編入で多い専門的な生命科学試験とは出題の性格が異なる点は、対策の方向性を考えるうえで重要なポイントです。
本記事では、北里大学医学部の学士入学者選抜試験について、募集人員・出願資格・試験科目・選考方法・日程・倍率(志願者数と合格者数の推移)を大学公式の募集要項・入試結果データに基づいて整理し、対策のポイントまで解説します。年度によって内容が変更される可能性があるため、実際に出願を検討する際は必ず最新の公式募集要項でご確認ください。
北里大学医学部の学士入学(学士編入)制度の概要
北里大学医学部が実施しているのは、一般的に「学士編入学」と呼ばれる制度に近い「学士入学者選抜試験」です。募集人員は医学科において「若干名」とされており、具体的な定員数は公表されていません。この点は、募集人員を数名〜十数名と明示する国公立大学の学士編入とは異なる特徴です。
制度の目的として大学は「医学以外の専門分野を修めた幅広い視野を持つ良医の育成」を掲げています。つまり、理系・文系を問わず、既に一つの専門分野を修めた社会人や大学卒業者に対して医学教育の門戸を開き、多様なバックグラウンドを持つ医師を育てようという狙いがある選抜です。
1年次後期入学という北里大学の特徴
北里大学医学部の学士入学で特に押さえておきたいのが、入学年次が「1年次後期入学」である点です。多くの国公立大学の医学部学士編入では「2年次編入」が主流で、教養課程の一部を免除された状態で専門教育に合流する設計になっています。これに対し北里大学は1年次の後期(9月)からの入学となっており、1年次前期の教養教育の一部は免除されつつも、比較的早い段階から医学部のカリキュラムに合流する形になります。この違いは、入学後の学修負荷やクラスメートとの関係構築のあり方にも影響するため、志望校選定の際に理解しておきたいポイントです。
年齢・出身学部による有利不利はない
北里大学医学部の公式Q&Aでは、学士入学試験について「年齢、性別、出身学部など一切関係ない」と明記されています。毎年、大学新卒者から社会人(22歳から30代・40代まで)まで、多彩な経歴の受験者が出願しているとのことです。文系出身者であっても出願資格を満たしていれば出願は可能ですが、後述する基礎学力検査では理科(化学・生物)を含む理系科目の基礎学力が問われるため、文系出身者は入念な準備が必要になります。医学部学士編入の制度そのものについて基礎から確認したい場合は、【医学部学士編入】これでわかる医学部学士編入試験もあわせて参考にしてください。
北里大学医学部の学士入学における出願資格
北里大学医学部の学士入学者選抜試験に出願できるのは、次のいずれかの条件を満たす者とされています(2024年度入学者向け募集要項に基づく実績。最新の出願資格は必ず当該年度の募集要項でご確認ください)。
- 原則として4年制以上の大学(外国の大学を含む)を卒業し、学位(学士)を取得した者、または年度内の所定期日までに取得見込みの者
- 大学院修士課程または博士課程を修了した者、または年度内の所定期日までに修了見込みの者
この2区分はいずれも「医学以外の専門分野を修めた」人材を想定した設計であり、出身学部の指定はありません。理系・文系を問わず、看護学部・薬学部・工学部・経済学部・文学部など、あらゆる学部の卒業生が出願対象になり得ます。また、卒業見込みの在学生であっても出願自体は可能ですが、注意事項として「『見込み』で受験し合格した者が、所定期日までに出願資格(入学資格)に必要な要件を満たせない場合は入学を許可しない」旨が明記されています。卒業単位の不足などで見込みが崩れると、たとえ試験に合格していても入学できなくなるため、卒業要件の充足状況は早めに確認しておく必要があります。
出願書類の概要
出願にあたっては、主に次のような書類の提出が求められます(2024年度入学者向け募集要項の実績に基づく)。
- 入学志願票(インターネット出願システムで登録・検定料納入後に印刷)
- 医学部入学志願者面接票(大学所定の様式。志望動機や本人の誇れる点などをまとめたもの。黒インク使用・自書・A4サイズ片面で作成)
- 出願資格を証明する書類(出身大学(学部)長が証明した学業成績証明書〈厳封〉、卒業(見込)証明書)
面接票は志願者本人が自筆で作成する必要があり、鉛筆やシャープペンシル、消せるペンでの記入は認められていません。訂正する場合も二重線と訂正印による処理が必要とされるなど、社会人が久しぶりに手書き書類を作成する際には特に注意したい実務的なポイントです。証明書類についても、卒業見込み者は出願前3か月以内、既卒者は卒業後に発行されたものという条件が付されているため、余裕を持った準備が欠かせません。文系出身から医学部編入を目指した合格体験については文系学部からどのように医学部学士編入試験に合格したのかも参考になります。
北里大学医学部の学士入学の試験科目と選考方法
北里大学医学部の学士入学者選抜試験は、基礎学力検査・論文・面接の3つを組み合わせて、入学志願者の能力・適性等を総合的に判定する方式です。それぞれの評価内容は次のとおりです。
| 試験区分 | 評価するポイント | 備考 |
|---|---|---|
| 基礎学力検査 | 医学部での修学に必要な数学・理科(化学・生物)・英語の基礎学力 | 学校推薦型選抜試験問題に準ずる出題水準 |
| 論文 | 論理的思考能力・記述力・表現力・考察力・理解力 | 1つのテーマについての論述形式 |
| 面接 | 将来医師としての職業に直結する人物・意欲・適性 | グループ面接・個人面接、またはその複合方式 |
基礎学力検査の特徴
北里大学医学部の学士入学における基礎学力検査は、「学校推薦型選抜試験問題に準ずる」水準とされている点が大きな特徴です。国公立大学の医学部学士編入で広く実施されている、大学教養課程レベルの高度な生命科学・自然科学の論述試験とは出題の性格が異なる可能性があります。ただし、これはあくまで公式の説明に基づく傾向であり、具体的な出題範囲や難易度、過去問の公開有無については年度によって変わり得るため、最新の募集要項や大学への問い合わせで必ず確認してください。数学・理科(化学・生物)・英語という科目構成自体は、理系の基礎学力を幅広く問う設計になっていると言えます。
論文試験で問われること
論文試験は1つのテーマについての論述形式で実施され、論理的思考能力・記述力・表現力・考察力・理解力が評価されます。医療や社会に関するテーマが出題されることが想定されますが、具体的な出題内容は年度により異なるため、日頃から医療系のニュースや社会課題に関心を持ち、自分の考えを筋道立てて文章化する練習を積んでおくことが対策の基本になります。
面接試験のポイント
面接は「将来医師としての職業に直結する受験生の人物、意欲、適性」を評価する場と位置づけられており、グループ面接・個人面接、またはその両方を組み合わせた複合方式で実施されます。面接時には、出願時に提出した「入学志願者面接票」が資料として使用されるため、面接票に記載した内容と面接での受け答えに一貫性を持たせることが重要です。なぜ医学を志すのか、これまでの専門分野や社会経験をどのように医療に活かしたいのかを、自分の言葉で説明できるよう準備しておく必要があります。
北里大学医学部の学士入学の出願期間・試験日・合格発表の日程
北里大学医学部の学士入学者選抜試験の日程は年度によって変動しますが、直近の実績(2024年度入学者向け募集要項に基づく)は次のとおりです。今後の年度についても同時期(11月出願・11月試験・12月合格発表)を目安に、必ず最新の公式募集要項で確認してください。
| 項目 | 2024年度入学分の実績 |
|---|---|
| 出願受付期間 | 11月1日(水)~11月10日(金)当日消印有効(国外発送は締切日必着) |
| 試験日 | 11月19日(日) |
| 試験時間割 | 基礎学力検査 9:00~10:40(100分)/論文 11:10~12:30(80分)/面接 13:30~(17:30予定) |
| 試験会場 | 相模原キャンパス M1号館 |
| 合格発表日時 | 12月1日(金)15:00 |
| 入学手続期限 | 12月8日(金) |
| 入学検定料 | 60,000円 |
| 入学年次 | 1年次後期入学(9月1日付入学) |
基礎学力検査・論文・面接が同一日程内に組み込まれているため、受験生にとっては1日で全ての選考が完結する形になります。移動や宿泊の負担が比較的少ない一方で、長時間にわたる集中力の維持が求められる試験形式とも言えます。出願から合格発表までは約3週間、合格発表から入学手続までは1週間程度と、他大学の学士編入と比べてもタイトなスケジュールになっている点には注意が必要です。社会人の場合、出願書類の準備や有給休暇の調整は早めに始めておくことをおすすめします。北里大学に限らず医学部学士編入の実施大学を幅広く比較検討したい場合は、医学部学士編入対策大全|実施大学一覧・難易度・倍率・TOEICも参考にしてください。
北里大学医学部の学士入学の倍率・志願者数の推移
北里大学が公表している入学試験状況データによると、医学部医学科の学士入学者選抜試験(学士入学者選抜試験区分)の直近2年間の実績は次のとおりです。
| 年度(入学年) | 募集人員 | 志願者数 | 第1次受験者数 | 第1次合格者数 | 第2次受験者数 | 最終合格者数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2025年度入学分 | 若干名 | 34名 | 34名 | 5名 | 5名 | 3名 |
| 2026年度入学分 | 若干名 | 29名 | 27名 | 5名 | 5名 | 3名 |
この2年分のデータを見る限り、志願者数は29~34名程度で推移し、最終合格者数はいずれも3名となっています。単純計算では、志願者数に対する最終合格者数の倍率はおよそ10倍前後です。募集人員が「若干名」という非公表の枠であるため、公式な倍率(募集人員に対する倍率)は算出できませんが、志願者数と最終合格者数の実績から、狭き門であることは明らかです。
また、第1次選考(基礎学力検査・論文)を通過するのは志願者のうち5名前後、そこからさらに面接を経て最終的に合格するのは3名という構造になっており、第1次選考の段階での絞り込みが特に厳しいことが読み取れます。2025年度入学分では志願者34名に対して第1次合格者は5名で、通過率はおよそ15%程度です。2026年度入学分でも志願者29名(うち第1次受験者27名)に対して第1次合格者は5名となっており、いずれの年度も第1次選考の壁が高いことがうかがえます。第1次選考を突破した5名についてはその後の第2次選考(面接)で最終的に3名まで絞られており、面接を通過できるかどうかも合否を大きく左右する構造になっています。
これらの数値は北里大学が公表している直近2年分の実績に基づくものであり、それ以前の年度の詳細な推移や、募集人員・制度の変更可能性については、必ず北里大学の公式サイト(入試状況・結果ページ)で最新情報を確認してください。医学部学士編入は年度によって実施大学数や募集内容が変わりやすい分野であるため、北里大学を軸にしつつも、複数の実施大学を並行して調べておくことをおすすめします。
北里大学医学部の学士入学に向けた筆記試験(基礎学力検査)対策
北里大学医学部の学士入学における基礎学力検査は、数学・理科(化学・生物)・英語の3科目で構成され、「学校推薦型選抜試験問題に準ずる」水準とされています。これは、大学教養課程修了程度の高度な専門知識を問う一部の国公立大学編入試験とは異なり、高校~大学基礎レベルの理系知識を幅広く問う出題である可能性を示唆しています。ただし、出題の詳細な傾向や難易度は年度により変わり得るため、断定的な対策を語ることはできません。過去問の公開状況や出題形式の詳細は、必ず最新の募集要項や大学への問い合わせで確認してください。
科目別の準備の考え方
- 数学: 高校数学の基礎(数I・II・A・Bを中心とした範囲)を中心に、計算力と典型問題への対応力を固めることが土台になります。
- 理科(化学・生物): 医学部進学後の学修に直結する生物・化学の基礎知識が問われると考えられます。特に生物は、医学部学士編入で頻出の分子生物学・細胞生物学・生理学などの基礎範囲に触れておくと安心です。
- 英語: 医療・科学系の英文読解に慣れておくことに加え、基礎的な文法・語彙力の総復習も欠かせません。
文系出身者の場合、理科(化学・生物)の基礎固めには相応の時間がかかることが多いため、出願を検討し始めた段階から計画的に学習を進めることが望ましいでしょう。独学だけでは学習範囲の優先順位づけや進捗管理が難しい場合もあるため、医学部学士編入対策の予備校や講座を利用して、効率的に基礎を固める受験生も少なくありません。国公立大学の学士編入試験対策として蓄積した生命科学・英語の知識は、北里大学のような私立大学の学士入学対策にも応用が利く部分が多くあります。
社会人受験生が直面しやすい学習時間の課題
北里大学医学部の学士入学には、大学新卒者だけでなく20代~40代の社会人も毎年出願しているとされています。社会人の場合、仕事を続けながら数学・理科・英語の基礎学力検査と論文試験の両方に対応する学習時間を確保する必要があり、学習計画の立て方が合否を左右する重要な要素になります。平日の通勤時間や早朝・深夜の時間帯を使った学習の積み重ね、休日にまとまった時間を確保して過去に学んだ理科・数学の総復習を行うなど、限られた時間の中で優先順位をつけた学習が求められます。特に理科(化学・生物)を長期間学習していなかった社会人・文系出身者は、高校教科書レベルからの復習に一定の期間を要することを見込んで、逆算したスケジュールを組むことが大切です。
北里大学医学部の学士入学の論文・面接対策
基礎学力検査に加えて合否を大きく左右するのが、論文試験と面接試験です。北里大学の学士入学は「医学以外の専門分野を修めた幅広い視野を持つ良医の育成」を目的として掲げているため、論文・面接ではこの目的に自分がどう合致するかを説得力を持って示すことが重要になります。
論文対策の考え方
論文試験では、1つのテーマについて論理的思考能力・記述力・表現力・考察力・理解力が評価されます。医療や社会の課題に関するテーマが出題される可能性を念頭に、日頃から医療ニュースや社会課題について自分の意見を文章にまとめる練習を重ねておくことが基本的な対策になります。また、自身の専門分野(前職・前所属学部)での経験や知見と、医療・医学とのつながりを論理的に説明できるよう整理しておくことも有効です。第三者に添削してもらい、論理の飛躍や表現の曖昧さを客観的にチェックしてもらうことも効果的な準備方法の一つです。
面接対策の考え方
面接では、出願時に提出する「入学志願者面接票」が資料として用いられます。志望動機や自分の誇れる点を記載するこの面接票の内容と、面接本番での発言に一貫性を持たせることが大切です。想定される質問としては、次のような内容が一般的に挙げられます。
- なぜ医師を志すようになったのか、そのきっかけ
- 前職・前専攻で培った経験や知識を、医学・医療にどう活かしたいか
- 「医学以外の専門分野を修めた幅広い視野を持つ良医」という大学の理念に対して、自分がどう貢献できるか
- 合格後、1年次後期からの学修にどう向き合う覚悟があるか
グループ面接・個人面接のいずれの形式であっても、他の受験生の発言を聞きながら自分の考えを論理的に伝える姿勢や、協調性を示す振る舞いが評価対象になり得ます。模擬面接を重ねて、初対面の面接官相手でも落ち着いて自分の考えを話せるよう準備しておくとよいでしょう。国公立大学医学部学士編入の合格体験記も、面接での受け答えの参考になる部分が多くあります。【医学部学士編入】国公立大学医学部 合格体験記もあわせてご覧ください。
北里大学医学部の特徴とキャンパス環境
北里大学医学部の学士入学者選抜試験は、相模原キャンパス(神奈川県相模原市)のM1号館で実施されています。相模原キャンパスは北里大学の複数学部が集まる大規模キャンパスであり、医学部に加えて薬学部・獣医学部・海洋生命科学部・医療衛生学部など多様な学問分野の学生が学んでいる環境です。学士入学の目的である「医学以外の専門分野を修めた幅広い視野を持つ良医の育成」という理念とも重なり、他学部・他分野の学生と交流する機会を得やすいキャンパス構成と言えます。
入学年次が1年次後期であることから、編入生は9月から医学部のカリキュラムに合流することになります。1年次前期の一部教養科目は免除される一方で、既存の1年生クラスに途中から加わる形になるため、人間関係の構築や学修ペースへの適応が入学直後の課題になりやすい点は理解しておきたいところです。具体的なカリキュラムの詳細(単位認定の範囲、進級要件など)については、大学の公式ホームページや入学後の説明資料で必ず確認するようにしてください。
北里大学医学部の学士入学に関する注意点とよくある誤解
北里大学医学部の学士入学を検討する際に、誤解が生じやすいポイントをいくつか整理しておきます。
「2年次編入」ではなく「1年次後期入学」
国公立大学の医学部学士編入の多くが「2年次編入」であるのに対し、北里大学医学部は「1年次後期入学」です。教養課程の免除範囲や、既修得単位の認定範囲は大学ごとに異なるため、「編入=2年次から」という思い込みで比較すると実態とずれてしまう可能性があります。
募集人員は「若干名」であり公式倍率は非公表
募集人員が具体的な数字ではなく「若干名」とされているため、志願者数に対する公式の倍率(募集人員ベース)は算出できません。本記事で示した倍率の目安は、あくまで志願者数と実際の最終合格者数の実績値から算出した参考値であることにご留意ください。
募集要項の内容は年度によって変更される可能性がある
出願資格・試験科目・選考方法・日程・検定料などは、大学の判断により年度ごとに変更される可能性があります。本記事で紹介した内容は、直近の実績・公式情報に基づくものですが、実際に出願する年度の最新の募集要項を必ず確認したうえで準備を進めてください。北里大学の学部入試情報ページでは、例年、募集要項が7月頃に公開される旨の案内もあるため、志望している方は公開時期を意識して定期的に公式サイトを確認することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
北里大学医学部の学士入学の募集人員は何名ですか。
医学科の学士入学者選抜試験は「若干名」の募集とされており、具体的な人数は公表されていません。募集人員の詳細は年度によって変更される可能性があるため、最新の公式募集要項でご確認ください。
北里大学医学部の学士入学は何年次に編入しますか。
1年次後期入学(9月1日付入学)とされています。多くの国公立大学で採用されている「2年次編入」とは異なる制度設計である点に注意してください。
出身学部が文系でも出願できますか。
出願資格に出身学部の指定はなく、4年制以上の大学を卒業して学位(学士)を取得していれば、文系・理系を問わず出願は可能です。ただし、基礎学力検査では数学・理科(化学・生物)・英語の理系基礎学力が問われるため、文系出身者は理科・数学の基礎固めに相応の準備期間を確保する必要があります。
北里大学医学部の学士入学の倍率はどのくらいですか。
直近2年間の実績では、志願者数29~34名程度に対し、最終合格者数はいずれも3名でした。募集人員が「若干名」のため公式の倍率は非公表ですが、志願者数と最終合格者数から見ると、単純計算でおよそ10倍前後の狭き門となっています。
試験科目には生命科学の専門的な論述試験がありますか。
基礎学力検査は数学・理科(化学・生物)・英語で構成され、「学校推薦型選抜試験問題に準ずる」水準とされています。国公立大学編入で見られる大学教養課程レベルの高度な生命科学論述試験とは性格が異なる可能性がありますが、具体的な出題内容・難易度は年度により変わり得るため、必ず最新の情報を確認してください。
出願から入学手続までのスケジュールはどのくらいの期間ですか。
直近の実績では、出願受付期間が11月上旬の10日間程度、試験日が11月中旬~下旬、合格発表が12月上旬、入学手続期限が合格発表から1週間程度というタイトな日程でした。社会人の場合は、出願書類の準備や休暇調整を早めに始めておくことが望まれます。
まとめ|北里大学医学部の学士入学は基礎学力検査・論文・面接の総合力が問われる狭き門
北里大学医学部の学士入学者選抜試験は、次のような特徴を持つ制度です。
- 募集人員は医学科「若干名」で、具体的な定員数は公表されていない
- 出願資格は4年制以上の大学卒業(学位取得)者、または大学院修士・博士課程修了者。出身学部・年齢・性別による有利不利はないと大学が明言している
- 選考は基礎学力検査(数学・理科・英語)、論文、面接の3本柱で、1日で全ての試験が完結する日程
- 入学年次は1年次後期(9月)入学で、多くの国公立大学の「2年次編入」とは制度設計が異なる
- 直近2年間の実績では志願者29~34名に対し最終合格者3名と、狭き門であることがデータからも読み取れる
- 出願期間から合格発表・入学手続までのスケジュールがタイトなため、社会人は早めの準備が必要
本記事で紹介した募集人員・出願資格・試験科目・日程・倍率は、いずれも大学公式の募集要項や入試結果データに基づく直近の実績です。ただし、これらの内容は年度によって変更される可能性があるため、実際に北里大学医学部の学士入学を目指す場合は、必ず出願年度の最新の公式募集要項を大学の入試情報サイトで確認したうえで準備を進めてください。基礎学力検査・論文・面接のいずれもバランスよく対策する必要があり、特に文系出身者にとっては理科・数学の基礎固めに時間を要する場合があります。独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。
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