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東京医科歯科大学編入の志望理由書の書き方|例文と評価されるポイント

東京医科歯科大学編入の志望理由書の書き方の記事アイキャッチ画像。大学編入対策の出願資格・試験科目・対策を示す図解。
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「東京医科歯科大学 編入 志望理由書」と検索してこのページにたどり着いた方の多くは、大学3年次への編入学を想定して情報を探しているはずです。しかし結論から先にお伝えすると、東京医科歯科大学(現・東京科学大学)には現在、一般的な大学3年次編入学の制度がありません。同大学は2024年10月1日に東京工業大学と統合して東京科学大学となり、旧・東京医科歯科大学は医歯学系として医学部・歯学部の2学部を構成しています。編入学に近い制度としては、医学部医学科の「2年次学士編入学」という特別選抜が実施されています。

東京医科歯科大学の編入学志望理由書とは、正確には医学部医学科2年次学士編入学の出願書類のうち、志望動機や将来像を記述するWeb入力欄を指すと考えるのが実情に即しています。単独の「志望理由書」という書類名は存在しませんが、「医学部志望の動機」「卒業後の展望」「これまで大学(大学院)で取り組んできた主な研究課題等」という3つの字数指定つき記述書類が、一般的な大学編入でいう志望理由書の役割を担っています。

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この記事では、東京医科歯科大学(東京科学大学)の編入学制度が現在どうなっているのかという実情の整理から、医学部医学科2年次学士編入学の出願書類、志望理由書に相当する記述書類の構成の型・例文・添削ポイント・NG例までを、公式の学生募集要項に基づいて解説します。募集要項は年度ごとに改定されるため、出願前には必ず大学公式サイトで最新情報を確認してください。

すでに大学編入の志望理由書全般の書き方を知りたい方は大学編入志望理由書の添削ガイドを、医学部学士編入の志望理由書に特化した内容を知りたい方は医学部編入の志望理由書対策もあわせてご覧ください。

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目次

東京医科歯科大学(現・東京科学大学)に「編入」はある?制度の実情を先に整理

2024年10月、東京工業大学との統合で「東京科学大学」に

東京医科歯科大学は2024年(令和6年)10月1日に東京工業大学と統合し、「東京科学大学(Science Tokyo)」という新しい大学になりました。東京科学大学は、旧・東京医科歯科大学を母体とする医歯学系(医学部・歯学部、湯島キャンパス)と、旧・東京工業大学を母体とする理工学系(理学院・工学院など6学院、大岡山キャンパス)の2系統で構成されています。統合前の大学名で検索する方が多いため、この記事でも「東京医科歯科大学」という呼び方を使いますが、募集要項や公式サイトでは現在「東京科学大学」の名称で情報が公開されています。

統合によって大学の理念や入試制度そのものが変わったわけではありませんが、募集要項のダウンロード先やお問い合わせ窓口は東京科学大学の受験生サイトに一本化されています。志望理由書の情報を探す際は、「東京医科歯科大学」ではなく「東京科学大学」で検索したほうが最新のPDFにたどり着きやすい点も覚えておくとよいでしょう。統合の経緯を知らずに古い大学名だけで検索を続けていると、更新が止まった古い情報にたどり着いてしまうリスクがある点にも注意が必要です。

歯学部口腔保健学科の3年次編入学は2021年度から廃止

過去には歯学部口腔保健学科(口腔保健衛生学専攻)が3年次編入学を実施していた時期がありましたが、大学公式サイトには「口腔保健衛生学専攻では3年次編入学試験を2021年度入試から廃止いたします」と明記されており、2021年度入試以降、3年次編入学の募集は行われていません。歯学部歯学科・医学部保健衛生学科についても、現行の学部入試案内には一般選抜(前期・後期日程)と2年次学士編入学(医学部医学科)以外の編入学区分の記載はなく、医歯学系全体で一般的な3年次編入学は事実上実施されていない状態です。

つまり、短大や高専、他大学に在学中で「3年次に編入したい」という前提で東京医科歯科大学を志望していた場合、現時点ではその選択肢自体が存在しません。同じ国立大学の医療系学部で3年次編入学を実施している大学(お茶の水女子大学生活科学部など)を検討するか、次に説明する医学部医学科の学士編入学(学士取得者向けの特別選抜)を検討するかのいずれかになります。募集要項が公開されるたびに制度が変わる可能性はゼロではないため、志望校を決める段階で毎年最新の学部入試案内を確認する習慣をつけておくと安心です。

現在ある選択肢は医学部医学科の「2年次学士編入学」

東京医科歯科大学(東京科学大学)の医歯学系で唯一実施されている編入学に近い制度が、医学部医学科の「2年次学士編入学」です。これは4年制大学を卒業した者(学士)を対象に、大学2年次への編入学者を選抜する特別選抜で、一般的にいう「医学部学士編入」に分類されます。3年次編入学とは出願資格・選抜方法・出願書類の性質が大きく異なるため、本記事ではこの2年次学士編入学の出願書類、特に志望理由書に相当する記述書類の書き方に絞って解説します。

すでに他大学で医学部学士編入を経験している方や、他の医学部学士編入も並行して検討している方は、大学ごとに出願書類の様式・字数・出題傾向が異なる点にも注意してください。ある大学向けに書いた志望理由書をそのまま使い回すと、東京医科歯科大学(東京科学大学)が求める人物像とずれた内容になりがちです。次章以降で解説する出願資格・出願書類の詳細を踏まえ、この大学専用の内容として書き起こすことをおすすめします。

3年次編入学を実施している他大学の医療系学部との違い

東京医科歯科大学(東京科学大学)には3年次編入学がありませんが、国立大学の医療系学部には3年次編入学を実施している例もあります。たとえばお茶の水女子大学生活科学部では、短大・高専卒業者や大学在学者を対象とした第3年次編入学を実施しており、出願書類として本学所定の様式の志望理由書が求められます。こうした大学と東京医科歯科大学(東京科学大学)の学士編入学を比較すると、対象者(短大・高専卒業者中心か、4年制大学卒業者限定か)、入学年次(3年次か2年次か)、出願書類の性質(自由記述の志望理由書か、字数指定のWeb入力欄か)がそれぞれ異なります。医療系への編入学を幅広く検討している場合は、こうした制度の違いを整理した上で、自身の出身校・学歴に合った選択肢を絞り込むことが最初のステップになります。

「2年次学士編入学」とは|出願資格・選抜方法・募集人員

出願資格とTOEFL iBTスコア基準

令和9(2027)年度2年次学士編入学(医学部医学科)の募集人員は5名です。入学年次は第2年次(編入学)、入学時期は2027年4月とされています。出願資格は次のいずれかに該当し、かつ出願期間の初日から起算して2年以内に受験したTOEFL iBTスコアが80以上(2026年1月20日以前に受験した場合)または4.5以上(2026年1月21日以降に受験した場合)であることが条件です。

出願資格の区分内容
(1)修業年限4年以上の大学を卒業した者(学士)又は2027年3月卒業見込みの者(医学を履修する課程の卒業者・在学者を除く)
(2)学校教育法第104条第7項の規定により学士の学位を授与された者
(3)外国において学校教育における16年の課程を修了した者、及び2027年3月修了見込みの者

出願資格に加えて、TOEFL iBTのスコア基準を満たしていることが必須条件です。TOEFL iBT Home Editionも認められますが、団体向けのTOEFL ITPは認められません。Test Dateスコアを使用することとされ、複数回の受験結果の中から良いスコアだけを組み合わせるMyBest®スコアは不可とされています。TOEFL単体で足切りラインが設定されている点は、一般的な大学3年次編入学(TOEICで代替可能な大学が多い)との大きな違いです。まだTOEFLのスコアを持っていない場合は、出願期間から逆算して余裕を持った受験計画を立てる必要があります。

選抜方法と募集人員・倍率

入学者の選抜は、学力検査、面接試験の成績、出願書類を総合して判定されます。第1次選抜では学力検査(自然科学総合問題、英語により出題される場合あり)及び書類審査を実施し、募集人員の4倍程度(約20名)を第1次選抜合格者とします。第1次選抜合格者に対して第2次選抜(面接試験)を実施し、学力検査及び書類審査の成績と総合して最終合格者を決定します。

令和8年度(2026年度)の学士編入学試験実施状況は、募集人員5名に対して志願者61名、第1次選抜合格者20名、第2次選抜合格者(最終合格者)5名でした。志願倍率は約12.2倍(61名÷5名)で、書類審査と面接の重要度がきわめて高い狭き門といえます。医学部志望の動機や卒業後の展望が曖昧なまま出願書類を仕上げてしまうと、第1次選抜の書類審査の段階で不利になりかねません。約20名まで絞り込む第1次選抜には学力検査の得点も加味されるため、学力検査対策と書類対策の両方に十分な時間を確保する計画が欠かせません。

令和9(2027)年度入学者選抜日程

出願期間は2026年5月11日(月)〜5月15日(金)15時まで(Web出願サイト登録、5月7日10時サイトオープン)です。第1次選抜(学力検査)は2026年6月10日(水)、第1次選抜合格発表は2026年6月22日(月)13時、第2次選抜(面接試験)は2026年7月8日(水)、最終合格発表は2026年7月22日(水)13時、入学手続は2026年7月27日(月)〜7月31日(金)17時必着というスケジュールです。志望理由書に相当する記述書類はWeb出願サイトへの入力となるため、出願期間の締切間際に慌てて書き始めるのではなく、出願開始前から下書きを準備しておくことをおすすめします。

入学検定料は31,660円(入学検定料30,000円+郵送料1,660円)で、別途Web出願サイトの手数料が発生します。入学料は282,000円(2025年度実績)、授業料は年額642,960円(前期・後期各321,480円、2025年度実績)です。出願書類の提出方法は「Web出願サイト」への登録と、書留速達郵便による郵送の2段階になっており、大学に直接持参しても受理されない点にも注意してください。

出願期間が5月中旬という点にも注意が必要です。出願開始までにTOEFL iBTスコア・経歴調書・推薦書・志望理由書に相当する記述書類のすべてを準備しておく必要があるため、逆算すると前年の秋から冬にかけて対策を始めるのが現実的なスケジュールになります。特にTOEFL iBTは受験機会が限られ、目標スコアに届くまで複数回受験する人も多いため、早期の受験計画が合否を左右するといっても過言ではありません。

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出願書類一覧|志望理由書に相当する書類はどれか

提出書類の全体像

2年次学士編入学の出願書類は、入学志願票、経歴調書(その1〜3・本学所定様式)、卒業(見込)証明書等、成績証明書(出身大学発行・厳封)、推薦書(卒業研究指導教員又はこれに準ずる者が記入)、TOEFL iBTスコアレポート(原本)に加えて、Web出願サイト上で字数指定のもとに入力する3つの記述式書類から構成されます。

提出書類内容・字数
これまで大学(大学院)で取り組んできた主な研究課題等1,000字(英語の場合300 words)
医学部志望の動機400字(英語の場合120 words)
卒業後の展望400字(英語の場合120 words)

この3つの記述式書類が、大学3年次編入学でいうところの「志望理由書」に相当する出願書類です。単独で「志望理由書」という名称の様式は存在しませんが、面接官はこの3つの記述内容を手がかりに第2次選抜(面接)で質問を組み立てるため、実質的な役割は志望理由書とまったく同じだと考えて対策する必要があります。募集要項の目次だけを見て「志望理由書」というキーワードを探しても見つからず、制度自体がないと誤解してしまう受験生も少なくありませんが、実際には形を変えて存在していることを理解しておきましょう。

経歴調書・推薦書との関係

経歴調書(その1〜3)は学歴・職歴・資格等を客観的事実として記入する書類で、推薦書は卒業研究指導教員や学位論文指導教員(又はこれに準ずる者)が第三者の立場から記入する書類です。志望理由書に相当する3つの記述書類は、この経歴調書・推薦書と矛盾のない内容にする必要があります。経歴調書に書いた研究テーマと「研究課題等」欄の内容が食い違っていたり、推薦書で言及されるはずの実績が志望動機に一切出てこなかったりすると、書類全体の一貫性を疑われる原因になります。

推薦書は自分では書けない書類のため、依頼するタイミングも重要です。出願期間の直前になって指導教員に依頼すると、十分な準備時間を確保できず内容が薄くなりがちです。自分がどのような志望理由書・研究課題等を書こうとしているかを事前に共有し、推薦書と記述内容の方向性をすり合わせておくと、書類全体の説得力が高まります。

成績証明書・卒業証明書の取り寄せにも時間がかかる

成績証明書は出身大学(学部)長が作成し厳封したものである必要があり、卒業(見込)証明書も出身大学の窓口や証明書発行システムを通じて取り寄せる書類です。大学によっては証明書の発行に数日〜数週間かかる場合があるため、志望理由書に相当する記述書類の執筆と並行して、早めに証明書の取り寄せ手続きを進めておく必要があります。すでに卒業して数年が経っている場合は、卒業した大学の連絡先や証明書発行の手順自体を調べ直すところから始める必要があるかもしれません。特に社会人として働きながら準備している場合、平日しか対応していない大学窓口とのやり取りに時間を取られることも想定し、余裕のあるスケジュールを組むことをおすすめします。

3つの記述書類の役割分担

「これまで大学(大学院)で取り組んできた主な研究課題等」は過去(卒業論文・卒業研究・ゼミ発表など)を扱う書類、「医学部志望の動機」は現在から医学部への転向理由を扱う書類、「卒業後の展望」は未来(医師・医学研究者としてのビジョン)を扱う書類です。この過去・現在・未来の三部構成を意識して3つの書類を書き分けることで、経歴と志望動機と将来像が一本の筋になった説得力のある出願書類に仕上がります。

3書類は別々のWeb入力欄に分かれているため、それぞれを独立した課題として捉えてしまいがちですが、審査する側は3書類をひとまとまりのストーリーとして読みます。書き始める前に、まず全体の流れ(過去にどんな経験をして、なぜ今医学部を志し、卒業後に何を目指すのか)を1枚のメモにまとめてから、それぞれの字数制限に合わせて配分していくと、内容がぶれにくくなります。

Web出願サイトへの入力という形式ならではの注意点

紙の志望理由書と異なり、3つの記述書類はいずれもWeb出願サイト上のテキストボックスに直接入力する形式です。手書きの志望理由書であれば下書きを見ながら清書できますが、Web入力では誤字脱字のチェックや文字数の確認をブラウザ上で行う必要があります。あらかじめワープロソフトなどで文章を作成し、文字数カウント機能で400字・1,000字それぞれの上限を確認してから、Web出願サイトにコピー&ペーストする手順を踏むと、入力ミスや文字数超過を防ぎやすくなります。

また、Web出願サイトには保存期限や編集可能期間が設定されている場合があるため、出願期間の初日に慌てて入力するのではなく、余裕を持ったスケジュールで下書きを完成させておくことが大切です。当日は入力内容を確認し、貼り付け時にレイアウトが崩れていないかをチェックするだけで済むようにしておくと安心です。

「医学部志望の動機」(400字)の書き方|構成の型と例文

400字という制約の中で伝えるべきこと

「医学部志望の動機」は400字(英語の場合120 words)という短い字数で、なぜ今の専門分野や職業ではなく医学部医学科への編入を志すのかを説得力を持って伝える書類です。字数が短いからこそ、抽象的な理想論を並べるのではなく、「きっかけとなった具体的な経験」「そこで得た気づき」「医学部でなければならない理由」の3点を筋の通った物語として書き切ることが求められます。

構成の型としては、(1)医療・生命科学への関心を持った具体的なきっかけ(1〜2文)、(2)そのきっかけから生まれた問題意識や気づき(1〜2文)、(3)なぜ他の道ではなく医学部医学科での学びが必要なのかという結論(1〜2文)、という3段構成がまとまりやすいでしょう。400字は原稿用紙1枚分程度しかないため、エピソードの詳細な説明よりも、結論に直結する要素だけを厳選して書くことが重要です。

例文(理系出身者を想定した一例)

「大学で生命科学を専攻し、細胞レベルでの疾患メカニズムの研究に携わる中で、基礎研究の成果を実際の患者の治療につなげる医師という職業への関心を強めました。研究室で扱っていた疾患の患者会活動に参加した際、治療法の選択肢を医学的根拠とともに患者自身に説明し、意思決定を支える医師の役割の重要性を実感しました。基礎研究で培った科学的思考力を土台に、臨床の現場で患者と向き合いながら医学の発展に貢献したいと考え、貴学医学部医学科への編入学を志望します。」

この例文は、きっかけ(研究活動)→気づき(患者会活動での経験)→結論(基礎研究×臨床のかけ合わせ)という3段構成になっており、200字強に収まる分量です。実際の出願では自身の専門分野や経験に置き換えて、400字の枠をできるだけ具体的なエピソードで埋めることを意識してください。

例文(文系・社会人出身者を想定した一例)

「大学卒業後、医療機器メーカーの営業として医療現場に携わる中で、医師の判断一つで患者の予後が大きく変わる場面に数多く立ち会いました。ある地域の医師不足によって専門的な治療を受けられない患者の存在を知り、自らが臨床の最前線に立って医療を届ける側になりたいと考えるようになりました。営業として培った現場理解とコミュニケーション力を活かし、患者に寄り添う医師を目指して貴学医学部医学科への編入学を志望します。」

このように、出身分野が理系でなくても、社会人経験や職業を通じて得た気づきを土台に医学部志望の動機を組み立てることは十分可能です。重要なのは専攻分野そのものではなく、経験から医学部医学科での学びに至る論理の一貫性です。

NG例と避けるべき表現

よくある失敗は、「人の役に立ちたい」「昔から医療に興味があった」といった抽象的で誰にでも書ける動機に終始してしまうことです。医療ドラマや家族の闘病体験だけを理由に挙げるのも、それ自体が悪いわけではありませんが、そこから「なぜ自分がこれまで積んできた専門性を活かして医学部で学ぶ必要があるのか」という論理につながっていないと、単なる感想文で終わってしまいます。また、400字という短い字数の中で背景説明に文字数を使いすぎ、肝心の志望理由や結論が最後の1文だけになってしまうケースも評価を下げやすい典型例です。

他にも、他大学向けに書いた志望理由書を使い回して大学名だけを差し替えたような、この大学でなければならない理由が見えない文章も評価を下げる典型例です。東京医科歯科大学(東京科学大学)ならではの特色(医療系総合大学としての規模、統合による理工学系との連携の可能性など)に触れることで、他大学との違いを意識した文章になります。

書き始める前に用意しておきたい下準備

いきなり400字の枠に文章を詰め込もうとすると、構成が定まらないまま書き直しを繰り返すことになりがちです。まずはこれまでの経験を時系列で書き出し、その中から医学部志望につながる出来事を2〜3個選ぶ作業から始めるとスムーズです。選んだ出来事それぞれについて「何が起きたか」「そこで何を感じたか」「その経験が医学部志望とどうつながるか」を箇条書きでまとめてから、400字の文章に落とし込むと、途中で論点がぶれにくくなります。

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「卒業後の展望」(400字)の書き方|医師・研究者としてのビジョン

「医学部志望の動機」との書き分け方

「卒業後の展望」は400字(英語の場合120 words)で、医学部医学科卒業後にどのような医師・医学研究者になりたいかを描く書類です。「医学部志望の動機」が過去の経験から医学部を志す理由を説明する書類だとすれば、こちらは未来志向で、卒業後のキャリアビジョンを具体的に示す書類だという役割の違いを意識してください。両者の内容が重複してしまうと、字数を無駄にしているだけでなく、審査員に「同じことを2回書いている」という印象を与えてしまいます。

アドミッション・ポリシーとの対応づけ

東京科学大学医学部医学科のアドミッション・ポリシーでは、求める学生像として「医学・医療に深い関心をもつとともに成熟した人格を備え、高校卒業後に得た知識や経験を医学研究に発展させる意志を有している」「優秀な能力を他者・社会のために活用する利他・奉仕の心を有している」「常に新しい医療環境に対応し、医学・医療の発展に寄与する次世代指導者としての資質を有している」など8項目が挙げられています。「卒業後の展望」を書く際は、この8項目のいずれかと自身のビジョンが自然に重なるように意識すると、大学が求める人物像とのミスマッチを避けやすくなります。

具体的には、これまでの専門性(理系研究・臨床検査・看護・薬学など出身分野はさまざまです)をどう医療の現場や医学研究に接続させるのか、地域医療・国際医療・基礎研究・特定の疾患領域など、関心のある方向性を1つ明確に示すと、漠然とした「立派な医師になりたい」という表現よりも説得力が増します。専門分野を横断する視点を持てることは、学士編入者ならではの強みとしてアピールしやすいポイントです。

例文と書き方のコツ

「卒業後は、これまで専攻してきた分子生物学の知見を活かし、遺伝性疾患の診断・治療に携わる臨床医を目指します。特に、希少疾患は専門医が限られ、診断までに時間を要する患者が少なくない現状を研究室での学びを通じて知りました。臨床の現場で患者と向き合いながら、基礎研究の知見を診断・治療の改善につなげる橋渡し役として、大学病院や研究機関で活動していきたいと考えています。」

このように、自身の専門性(分子生物学)、社会的な課題(希少疾患の診断の遅れ)、目指す役割(橋渡し役としての臨床医)を1つの文脈でつなげると、説得力のある展望になります。抽象的な「地域医療に貢献したい」で終わらせず、なぜその分野なのか、自身のどのような強みを活かすのかまで踏み込んで書くことが差別化のポイントです。

展望を書く際は、卒業後すぐの進路(初期研修先の傾向など)まで詳細に決め打ちする必要はありません。むしろ、10年・20年という長いスパンでどのような医療人になりたいかという方向性を示し、その方向性が自身の経験や強みと結びついていることを説明できれば十分に説得力のある展望になります。

よくあるNG例

「卒業後の展望」でよくあるNG例は、「立派な医師になりたい」「多くの患者を助けたい」といった誰にでも当てはまる願望だけで終わってしまうケースです。こうした表現自体が間違っているわけではありませんが、それだけでは他の受験生との違いが見えません。自身の出身分野・経験と組み合わせて、「なぜ自分がその展望を描けるのか」まで書き込むことで、他の受験生には書けない独自性のある展望になります。

「これまで大学(大学院)で取り組んできた主な研究課題等」(1,000字)の書き方

専門外の審査員にも伝わる要約が必須

この書類は1,000字(英語の場合300 words)と、志望理由書に相当する3書類の中で最も分量が多い書類です。募集要項には「卒業論文,卒業研究,所属ゼミでの発表など,卒業や学位取得のため要求される主な研究,勉学の成果について,専門外の者にもその概要が理解できるよう記述すること」と明記されており、専門用語を並べるのではなく、専門外の審査員にも伝わる言葉で研究内容を要約する力が問われます。

構成の型としては、(1)研究テーマと背景(なぜその研究に取り組んだか)、(2)研究の目的と方法、(3)得られた成果や結論、(4)その研究を通じて得た能力や視点、という4段構成が書きやすいでしょう。現在進行中の研究の場合は、これまでの経過と今後の見通しについても触れるよう募集要項で明記されています。1,000字あれば専門用語に簡単な補足説明を加える余裕もあるため、初めてその分野に触れる読み手を想定して丁寧に言葉を選んでください。

研究テーマがない場合・文系出身者の場合

理系の卒業研究に限らず、文系学部の卒業論文やゼミでの調査・発表も対象になります。フィールドワークやアンケート調査、文献研究など、取り組んだ内容を「問い→調べ方→わかったこと」という研究の基本構造に沿って言語化すれば、専門分野を問わず対応できます。すでに発表・提出された論文や刊行物がある場合は、備考欄にその一覧を記入することも認められています。ボランティア活動の経験がある場合は、その内容も記入できる欄が用意されています

卒業からある程度年数が経っていて、当時の研究内容の記憶が薄れている場合は、卒業論文や発表資料を読み返すところから始めましょう。当時は当たり前だと思っていた研究プロセスの工夫や苦労が、今振り返ると「専門外の人にも伝わる価値」として言語化できることが少なくありません。社会人として働きながら準備している場合は、卒業論文の資料が手元に残っていないケースもあるため、出身大学の図書館や指導教員に問い合わせて早めに入手しておくと安心です。

1,000字という分量は、(1)研究テーマと背景に200〜250字、(2)目的と方法に250〜300字、(3)成果や結論に250〜300字、(4)得た能力や視点に150〜200字、という配分を目安にすると書きやすくなります。配分を決めずに書き始めると、背景説明だけで大半の字数を使ってしまい、肝心の成果や気づきが書ききれなくなるという失敗が起こりがちです。

「医学部志望の動機」との接続を意識する

この書類単体で完結させるのではなく、「医学部志望の動機」で述べた内容と自然につながるように書くことが重要です。研究課題等の欄で紹介したエピソードが、志望動機で語る「医学部を目指すきっかけ」の根拠になっていると、面接官は3つの書類を1つのストーリーとして読み取ることができます。逆に、研究内容と志望動機がまったく別の文脈で語られていると、なぜ研究分野を離れて医学部を志すのか、その必然性が伝わりにくくなってしまいます。

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添削で見るべきポイント|第三者視点でのチェックリスト

一貫性のチェック

「研究課題等」「志望動機」「展望」の3書類、さらに経歴調書・推薦書を含めた出願書類全体を通して、語られているエピソードや価値観に矛盾がないかを確認します。特に、志望動機で語った経験が、他の書類の内容と食い違っていないかは自分では気づきにくいポイントです。時間を置いてから読み返す、あるいは第三者(大学の教員・キャリアセンター・編入学対策の専門家など)に読んでもらうことを強くおすすめします。

具体性のチェック

「人の役に立ちたい」「医学に興味がある」といった一般論だけで終わっていないか、固有の経験・数値・エピソードに基づいた記述になっているかを確認します。同じ400字でも、抽象的な理想論だけの文章と、具体的な経験に裏づけられた文章とでは説得力がまったく異なります。「この文章は自分にしか書けない内容になっているか」を自問してみてください。

具体性を高める簡単な方法として、書いた文章の中の抽象的な単語(「関心」「重要性」「役割」など)に印をつけ、その単語の直前・直後に「具体的にはどういうことか」を1文足せるかどうか試してみるとよいでしょう。1文を足すことができれば、その部分はまだ具体性が不足していたということになります。逆に、これ以上付け加える必要がないと感じられれば、すでに十分な具体性が備わっている証拠です。

字数厳守と誤字脱字のチェック

Web出願サイトへの入力は指定字数を超えると入力できない、あるいは超過分が切り捨てられる可能性があります。400字・1,000字という上限ぎりぎりまで書き切ることを意識しつつ、極端に少ない字数で終わらせないことも重要です。誤字脱字や助詞の使い方の誤りは、医療者としての基本的なコミュニケーション能力を疑われる原因にもなりかねないため、複数回の見直しを行いましょう。

面接での深掘りに耐えられるか

出願書類は提出して終わりではなく、第2次選抜の面接試験で「なぜそう考えたのか」「具体的にどのような経験だったのか」と深掘りされることを前提に準備する必要があります。書類に書いた内容について、より詳しく口頭で説明できるかを事前にシミュレーションしておくことが、書類作成と同じくらい重要な対策です。想定される質問を紙に書き出し、実際に声に出して答える練習を重ねておくと、本番での動揺を減らせます。

第三者への添削依頼で得られるメリット

自分一人で書類を見直していると、「自分では気づいていない思い込み」や「説明不足な部分」を見落としやすいという弱点があります。出身分野の異なる第三者、特に医学部医学科の入試に詳しい指導者に読んでもらうと、専門外の審査員がどこでつまずくかを客観的に指摘してもらえます。大学の先輩、出身研究室の教員、編入学対策の予備校や家庭教師など、複数の視点から意見をもらい、最終的には自分の言葉で書き直すというプロセスを繰り返すことで、書類の完成度は着実に上がっていきます。

面接試験・第1次選抜との関係|出願書類はどう評価されるか

第1次選抜は学力検査と書類審査の総合判定

第1次選抜は、学力検査(自然科学総合問題)の得点と出願書類の審査を総合して、募集人員の4倍程度(約20名)を合格とする仕組みです。学力検査の得点が高くても、出願書類の内容が薄いと第1次選抜を突破できない可能性があるため、学力検査対策と並行して志望理由書に相当する記述書類の準備を進める必要があります。

第2次選抜(面接)では出願書類が質問の起点になる

第1次選抜合格者に対して実施される第2次選抜(面接試験)では、「医療人をめざす学生としての資質及び適性」が評価されます。面接官は事前に出願書類(特に志望理由書に相当する3つの記述書類と経歴調書)に目を通した上で質問を組み立てるのが一般的です。書類に書いた内容と、面接で語る内容に食い違いがあると、一貫性のなさを指摘されるリスクがあります。書類作成の段階から「この内容なら面接でどう聞かれるか」を想定しておくことが、書類対策と面接対策を一体化させるコツです。

アドミッション・ポリシーに沿った自己PRを意識する

入学試験の基本方針には「面接および提出書類により、医療に従事する者としての資質および適性、医療・生命科学領域に対する強い関心をもち、それらの将来的な課題に対し、自ら考え解決しようとする力およびこれまでの主体性をもった取り組みを評価します」と明記されています。志望理由書に相当する記述書類と面接の両方で、この評価基準を意識した一貫性のある自己PRを組み立てることが、東京医科歯科大学(東京科学大学)医学部医学科の学士編入学における最大の対策といえます。

大学編入や学士編入を目指す方の中には、独学での書類作成や面接対策に不安を感じる方も少なくありません。専門的な指導を受けながら出願書類を練り上げたい場合は、大学編入対策の専門指導を活用するのも一つの方法です。第三者に客観的な視点で読んでもらうだけでも、独りよがりな表現に気づける可能性が高まります。

他大学の医学部学士編入との併願を考える場合

募集人員5名という狭き門であることを踏まえると、東京医科歯科大学(東京科学大学)1校に絞るのではなく、他大学の医学部学士編入との併願を検討する受験生も多くいます。併願する場合、大学ごとに出願書類の様式・字数・出願時期・TOEFLやTOEICなど求める英語試験のスコア基準が異なるため、それぞれの大学の出願要件を一覧化してスケジュールを管理することが欠かせません。特に志望理由書に相当する記述書類は、大学ごとの字数制限やアドミッション・ポリシーに合わせて書き分ける必要があり、使い回しでは説得力のある内容になりにくい点に注意してください。

併願校を検討する際は、出願資格(卒業見込みで出願できるか、TOEFLかTOEICかなど英語試験の指定)、募集人員と過去の倍率、出願時期の重なりの有無を早い段階で整理しておくと、直前になって準備が間に合わないという事態を避けられます。

出願前に必ず最新の募集要項を確認する

本記事で紹介した出願資格・出願書類・日程・倍率はすべて、記事執筆時点で公開されている令和9(2027)年度募集要項および令和8年度実施状況に基づく情報です。大学の入試制度は年度によって変更される可能性があるため、実際に出願する年度の募集要項を大学公式サイトで必ず確認してください。特に東京科学大学は統合から日が浅く、今後も入試制度の見直しが行われる可能性があります。古い情報や非公式のまとめサイトの情報だけを頼りに出願準備を進めることは避け、一次情報である募集要項を必ず確認する習慣をつけましょう。

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よくある質問(FAQ)

東京医科歯科大学は2024年に東京工業大学と統合したと聞きましたが、名前は変わりましたか?

はい。2024年(令和6年)10月1日に東京工業大学と統合し、「東京科学大学(Science Tokyo)」という新しい大学になりました。旧・東京医科歯科大学は医歯学系(医学部・歯学部、湯島キャンパス)として存続しています。募集要項や公式サイトは現在すべて東京科学大学の名称で公開されているため、最新情報を調べる際は「東京科学大学」で検索するとスムーズです。

東京医科歯科大学(東京科学大学)に大学3年次への編入学はありますか?

現時点(2026年7月)では、一般的な大学3年次編入学の募集は確認できません。歯学部口腔保健学科(口腔保健衛生学専攻)の3年次編入学は2021年度入試から廃止されており、現行の学部入試案内にも一般選抜(前期・後期)と2年次学士編入学(医学部医学科)以外の編入学区分の記載はありません。

「2年次学士編入学」と「3年次編入学」はどう違いますか?

3年次編入学は主に短大・高専卒業者や大学2年以上在学者を対象に、大学3年次への編入を認める制度です。一方の2年次学士編入学は、4年制大学を卒業した学士取得者を対象に、大学2年次への編入を認める特別選抜で、一般に「学士編入」と呼ばれます。東京医科歯科大学(東京科学大学)の医学部医学科で実施されているのはこの学士編入学のみです。

東京科学大学医学部医学科の学士編入学に「志望理由書」という書類はありますか?

単独で「志望理由書」という名称の書類はありません。ただし、Web出願サイト上で入力する「医学部志望の動機」(400字)「卒業後の展望」(400字)「これまで大学(大学院)で取り組んできた主な研究課題等」(1,000字)の3つの記述書類が、一般的な志望理由書の役割を果たしています。

「医学部志望の動機」(400字)にはどんな内容を書けばよいですか?

医療・生命科学への関心を持った具体的なきっかけ、そこから生まれた気づきや問題意識、なぜ他の道ではなく医学部医学科での学びが必要なのかという結論を、この順番で簡潔に書くのがおすすめです。抽象的な理想論だけで終わらせず、自身の経験に基づいた固有性のある内容にすることが評価につながります。

TOEFL iBTのスコア基準は何点必要ですか?

出願期間の初日から起算して2年以内に受験したTOEFL iBTスコアが、2026年1月20日以前に受験した場合は80以上、2026年1月21日以降に受験した場合は4.5以上であることが出願資格の条件です(令和9年度募集要項による)。TOEFL ITP(団体向けテストプログラム)は認められません。年度によって基準や試験形式が変わる可能性があるため、出願前に最新の募集要項を必ず確認してください。

学士編入学の倍率はどのくらいですか?

令和8年度(2026年度)の実施状況では、募集人員5名に対して志願者61名、最終合格者5名で、志願倍率は約12.2倍でした。募集人員が少数のため、出願書類と面接の完成度が合否に直結しやすい試験です。

歯学部に編入学する方法はありますか?

歯学部口腔保健学科(口腔保健衛生学専攻)は2021年度入試から3年次編入学を廃止しており、歯学部歯学科についても現行の学部入試案内に編入学の記載はありません。歯学部への編入学を希望する場合は、他の国公立大学歯学部の編入学制度(募集の有無・出願資格は大学ごとに異なります)を個別に確認する必要があります。

まとめ|東京医科歯科大学編入の志望理由書は「学士編入の出願書類」として書く

  • 東京医科歯科大学は2024年10月に東京工業大学と統合し、東京科学大学(医歯学系)となった
  • 一般的な大学3年次編入学は現在実施されておらず、歯学部口腔保健学科の3年次編入学は2021年度から廃止済み
  • 編入学に近い制度は医学部医学科の「2年次学士編入学」(学士取得者向け特別選抜、募集人員5名)のみ
  • 単独の「志望理由書」という書類名はなく、「医学部志望の動機」(400字)「卒業後の展望」(400字)「研究課題等」(1,000字)の3書類が志望理由書に相当する
  • 3書類は過去(研究課題)・現在(志望動機)・未来(展望)の三部構成として一貫性を持たせることが重要
  • 令和8年度実績の志願倍率は約12.2倍で、出願書類と面接の完成度が合否を左右する
  • 出願書類は第2次選抜(面接)での質問の起点になるため、書類作成と面接対策は一体で進める

東京医科歯科大学(東京科学大学)への編入を目指す場合、まず押さえるべきは「求めている制度が実際に存在するか」という前提の確認です。3年次編入学ではなく2年次学士編入学という特別選抜であること、志望理由書は3つの記述書類に分かれていることを理解した上で、過去・現在・未来の一貫したストーリーを組み立てていきましょう。出願書類の完成度を独学で高めるのは簡単ではないため、独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用しながら第三者の視点で添削を受けるのも一つの方法です。

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この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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