無料相談会受付中!

名古屋大学法学部の編入対策|過去問・出願資格・勉強法

名古屋大学法学部の編入対策の記事アイキャッチ画像。大学編入対策の出願資格・試験科目・対策を示す図解。
名古屋大学法学部の第3年次編入試験対策を、過去問・出願資格・勉強法まで解説
無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

名古屋大学法学部の第3年次編入学は、大学に2年以上在学して52単位以上を修得した方や、短期大学・高等専門学校の卒業者、学士の学位を持つ社会人などを対象に、法学部3年次への編入学を認める選抜制度です。2027年度学生募集要項では、募集人員は10名、選抜は書類選考・外国語(英語)・小論文による第1次選抜と、口述試験による第2次選抜の2段階で行われることが明記されています。出願は2026年9月28日から10月1日まで、筆記試験は同年10月14日に実施される予定です。

「法学部以外の学部から法律学・政治学を学び直したい」「短大・高専を卒業してから法学部に入り直したい」という動機で名古屋大学法学部を志望する方は少なくありませんが、募集人員10名という狭き門である以上、出願資格の確認から科目別対策、志望理由書、口述試験まで一つずつ精度を上げていく必要があります。この記事では、名古屋大学法学部が公式に公開している最新の募集要項と、2026年度の過去問(外国語・小論文)の出題の意図をもとに、確認できた一次情報だけで、断定できない数値は最新の募集要項でご確認いただく前提でヘッジしながら整理します。

\ 大学編入専門 /

まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?

スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。

  • 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
  • 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
  • 志望校が決まっていなくてもOK

\ 合格がグッと近づく/

(費用は一切かかりません)

名古屋大学は東海国立大学機構を構成する国立大学で、法学部は名古屋市千種区の東山キャンパスにあります。第3年次編入学は法学部単独の入試として実施され、他学部との合同選抜ではありません。募集人員・出願資格・試験科目・日程は毎年度見直される可能性があるため、この記事で示す情報はあくまで2027年度(2026年秋実施分)の学生募集要項の内容であることを前提に読み進めてください。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)
目次

名古屋大学法学部の学部編入学(第3年次編入)の概要

名古屋大学法学部は、法律学と政治学を体系的に学ぶ学部です。公式のアドミッション・ポリシーでは、①グローバル化社会に通用する法律学・政治学の総合的な知識を論理的に体系づけて修得すること、②大局的見地に立って総合的に判断し的確な価値判断・意思決定を行う能力を身につけること、③現代社会のさまざまな問題に積極的に関わり専門分野の知見に基づいて解決に寄与する能力を身につけることという3つの教育目標が掲げられています。法律家養成に特化した学部ではなく、法学・政治学を土台に多様な進路へ開かれた学部だと理解しておくと、志望理由書の方向性も定めやすくなります。

法学部の大きな特徴は、必修科目を置かない「完全自由選択制」です。1年前期には「法学・政治学の世界I・II」という導入科目が置かれ、1年後期には「憲法I」「民法I」「政治学原論」といった基本科目を履修したうえで、2年次以降に多様な専門科目へ進む設計になっています。3・4年次にはより発展的・先端的な科目が配置され、学生は自分の関心に応じて履修を組み立てます。編入生は3年次からの合流になるため、1・2年次の基本科目を自分でどう補うかを早めに考えておく必要があります。

教育体制は少人数教育が特徴で、1学年の定員は150名、教員スタッフは約60名(うち15名は法科大学院専任)とされています。演習は数名から30名程度の規模で行われ、学生が主体的にテーマを設定し、文献を読み込んだうえで発表・討議する形式が重視されています。大人数の講義形式だけでなく少人数演習が学びの軸になる点は、志望理由書で「どのような学び方をしたいか」を書く際の材料にもなります。また2019年度以降の入学者を対象に、法学部3年間と法科大学院既修者コース2年間を合わせた「5年一貫型教育」を行う法曹コースが設置されています。2023年度からは法科大学院在学中に司法試験を受験できる制度が始まり、最短ルートでは司法修習まで5年で到達できる設計です。法曹コースは2年次から4年次の在学生向けの制度として案内されており、編入学生が対象に含まれるかどうかは公式ページに明記されていません。法曹コースへの進学を検討する場合は、出願前に学部窓口へ直接確認しておくと安心です。

第3年次編入学は、こうした法学部の教育を、法学部以外の道を歩んできた人にも開く制度です。募集要項のアドミッション・ポリシーでは、大学教育を受けて社会人となったが法律学・政治学を系統的に学び直したい人、法学部以外の学部に入学して一定期間学んだのちに法律学・政治学へ関心を持った人、短期大学や高等専門学校を卒業したのちに法律学・政治学の専門教育を受けたい人を、想定する志願者として挙げています。志望理由書では、「法律を学びたい」という一般的な動機に加えて、名古屋大学法学部でなければならない理由を具体化することが重要になります。

学べる内容は、憲法・民法・刑法・行政法・商法・民事訴訟法・刑事訴訟法といった基幹法律科目にとどまりません。政治学原論をはじめ、政治過程論、国際関係論、政治思想史のような政治学系の科目、さらに法社会学や法哲学のような法学の周辺領域も、完全自由選択制のもとで幅広く選べます。法律学と政治学の両方に開かれたカリキュラムであることは、2026年度小論文が政治学寄りのSNS・公共圏論、外国語がラテンアメリカ政治思想史という出題であったことにも表れています。

卒業後の進路としては、公務員、企業法務、金融、法科大学院を経由した法曹、大学院進学を経た研究者などが想定されます。編入学生の場合、それまでの学部・短大・高専・社会人経験で培った専門性と、法学部で学ぶ法律学・政治学を組み合わせて進路を描く受験生が多いのも特徴です。志望理由書や口述試験では、こうした既存の学びとの接続を意識して説明できると説得力が増します。既習分野と法学部での学びをどう接続するかを、出願準備の早い段階から言語化しておくとよいでしょう。

編入学生は3年次からの合流という立場上、正規生が1・2年次の必修的な基本科目(憲法I・民法I・政治学原論など)を履修し終えたあとの授業に加わることになります。完全自由選択制のため、これらの科目を編入後に必ず履修し直さなければならないわけではありませんが、法学・政治学を体系的に学ぶうえで基礎知識に不足があると感じる場合は、入学前後に自習で補っておくと3年次以降の専門科目についていきやすくなります。入学後の学び方まで見据えて出願前に基礎を固める受験生ほど、編入後の適応がスムーズになる傾向があります。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

募集人員・出願資格

2027年度名古屋大学法学部第3年次編入学の募集人員は10名です。募集要項には「選考の結果、成績によっては、募集人員にかかわらず入学が許可されないことがある」と明記されており、10名という数字は上限であって必ず10名合格するわけではない点に注意してください。出願資格は8つの区分に分かれており、どの区分に該当するかを最初に特定することが出願準備の出発点になります。

出願資格の区分主な条件
①大学2年以上在学休学期間を除き大学に2年以上在学し52単位以上を修得した者、および2027年3月までにこの要件を満たす見込みの者。名古屋大学在学者は対象外
②学士学士の学位を有する者、および2027年3月までに学士の学位を授与される見込みの者
③短期大学・高等専門学校日本の短期大学または高等専門学校を卒業した者、および2027年3月までに卒業する見込みの者
④外国の学校教育14年課程外国において学校教育における14年以上の課程(日本における通常の課程による学校教育の期間を含む)を修了した者、および2027年3月までに修了する見込みの者
⑤外国の短期大学等外国の短期大学を卒業した者、またはこれに準ずるものとして文部科学大臣が指定する教育施設の課程を我が国において修了した者(学校教育法第90条第1項に規定する者に限る)
⑥専修学校専門課程学校教育法第132条の規定による専修学校の専門課程を修了した者、および2027年3月までに修了する見込みの者
⑦高等学校専攻科学校教育法第58条の2の規定による高等学校の専攻科の課程を修了した者、および2027年3月までに修了する見込みの者
⑧その他学校教育法施行規則附則第7条の規定により大学の第3年次に編入学することができる者

実際に出願者の多くを占めると考えられるのは、①の大学在学者と③の短大・高専卒業者です。①に該当する場合は、休学期間を除いた在学年数と52単位以上の修得(見込み)が条件になります。52単位という数字は在学年数とセットの要件であり、単位数だけを満たしていても在学期間が足りなければ対象外になります。成績証明書の発行には日数がかかることもあるため、出願期間の直前になって慌てないよう、早めに在籍校の教務窓口へ発行を依頼しておきましょう。

出願書類には、本学部所定の成績証明書もあり、受験者本人ではなく在籍校が記入・証明する様式です。所定様式の成績証明書は学校側の記入に時間がかかる書類なので、依頼のタイミングは早いほど安全です。出願資格に不安がある場合は、2026年9月2日までに、照会者本人の郵便番号・住所・氏名を記入し110円切手を貼った返信用封筒を同封のうえ、法学部入試担当宛てに照会することができると案内されています。自己判断で出願を諦める前に、この照会制度を利用する価値があります。

短大生・高専生(③)や専修学校専門課程の在籍者(⑥)は、卒業見込みの時点で出願できる点が実務上のポイントです。専修学校専門課程については、学校教育法第132条に規定された課程に該当するかどうかが判断基準になるため、在籍する学校が同条の課程に該当するか学校側に確認しておくことをおすすめします。高等学校専攻科(⑦)も同様に、学校教育法第58条の2に規定された課程であることが条件です。該当性の判断に迷う場合は、在籍校の教務担当と法学部入試担当の双方に確認しておくと安心です。

出願書類に虚偽の記入があった場合、入学後であっても入学が取り消されることがあると募集要項に明記されています。また、大学側が必要に応じて提出書類の説明を求めたり、追加の書類・証明書の提出を求めたりすることもあるとされています。証明書の内容と志願票・志願理由書の記載に食い違いがないか、提出前に自分で見直しておくことが望ましいでしょう。海外の学校を卒業した場合や、外国の短期大学に準ずる教育施設の出身者(⑤)は、書類の翻訳や個別の資格確認が必要になることもあるため、早めに法学部入試担当へ相談してください。

出願資格の各号を見比べると分かるとおり、名古屋大学法学部の第3年次編入学は、正規の大学生だけを対象にした制度ではありません。学士を持つ社会人(②)、外国の教育課程の修了者(④⑤)、専修学校・高等学校専攻科の修了者(⑥⑦)まで幅広く対象に含まれており、学歴の種類によって出願できないと自己判断する前に該当区分を確認することが大切です。自分がどの号にも当てはまらないと思い込んでいた受験生が、実際には複数の号のいずれかに該当していたというケースも起こり得ます。判断に迷う場合は、先述の照会制度を活用しましょう。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

試験科目と配点

名古屋大学法学部第3年次編入学の選抜は、第1次選抜(書類選考および外国語・小論文の筆記試験)と、第1次選抜合格者のみが進める第2次選抜(口述試験)の2段階です。募集要項では、合否判定の方法について「アドミッション・ポリシーに基づき、書類選考、外国語及び小論文の筆記試験並びに口述試験を組み合わせた総合的な方法で、教育目標として掲げた知識の獲得及び能力の涵養のために必要な資質と能力を確認する」と説明されており、各試験の具体的な配点比率は募集要項上で公表されていません。「外国語が何点満点で小論文が何点満点か」を確定的に語ることはできないため、配点を前提にした戦略ではなく、各科目で取りこぼしを作らない準備が現実的です。

選抜区分試験科目時間備考
第1次選抜書類選考出願書類全体を審査
第1次選抜外国語(英語)13:00〜15:00持参した辞書1冊のみ使用可(電子辞書・事典類・単語帳・参考書等は不可)
第1次選抜小論文15:30〜17:30課題文読解型の論述式
第2次選抜口述試験13:30〜第1次選抜合格者のみ対象

外国語は英語のみで、2016年4月入学者向けの入試以降、この形式が続いています。試験時間は120分で、紙の辞書1冊に限り持ち込みが認められます。電子辞書、事典類、単語帳、参考書等は使用できません。辞書を引けても文構造を自動で解釈してくれるわけではないため、構文を正確に取る読解力そのものが問われます。小論文も120分で、課題文を読んだうえで複数の設問に答える形式です。

試験科目そのものは、書類選考・外国語・小論文・口述試験という4つの柱で長年大きく変わっていません。科目構成が安定している分、過去問から出題傾向を読み取る価値が高い試験だといえます。一方で、外国語の出典分野や小論文の課題文テーマは年度ごとに入れ替わっており、同じ分野が連続して出題されるとは限りません。特定のテーマだけを深掘りするより、法学・政治学全般に通用する読解力・論述力を養うことが安定した得点につながります。

受験当日の持ち物にも細かい指定があります。使用が許可される筆記用具は黒インクのボールペン、黒鉛筆(HB)またはシャープペンシル(HB)、鉛筆削り、消しゴム、時計機能のみの時計に限られます。携帯電話やスマートフォン、ウェアラブル端末は時計代わりとしても使用できず、試験時間中にこれらの電子機器を使用すると不正行為として扱われます。不正行為が認定されると受験したすべての試験の成績が無効になるとされているため、当日の持ち物は前日までに募集要項の受験者心得と照合しておきましょう。

「書類選考」は、外国語・小論文とは別枠の得点というより、志願票・志願理由書・成績証明書など提出書類全体を通じて、アドミッション・ポリシーに沿った資質があるかを確認する工程だと理解しておくとよいでしょう。筆記試験の得点だけでなく提出書類全体が総合判定の材料になるため、志願理由書の完成度を軽視しないことが大切です。時計機能や辞書機能、インターネット接続機能を持つ時計、秒針音が鳴る時計、キッチンタイマー、大型の時計は使用が認められないなど、時計に関する規定も細かく定められています。

試験会場は法学部ですが、当日は筆記試験開始の30分前にあたる12時30分までに、東山キャンパス内のアジア法交流館アジアコミュニティフォーラムに集合し、掲示を確認するよう求められています。試験開始時刻に遅刻した場合でも開始後30分以内なら受験が認められますが、それ以降は受験できなくなるため、初めて訪れるキャンパスであれば移動時間に余裕を持たせておきましょう。試験当日は自動車での入構が認められておらず、宿泊施設の手配や斡旋も大学側では行われません。

外国語(120分)と小論文(120分)の間には15時から15時30分までの30分間が挟まれています。2科目合計で4時間におよぶ長丁場の試験になるため、休憩時間の使い方も本番を意識して練習しておくとよいでしょう。過去問演習の段階から、外国語の直後に小論文を解く形式で通し稽古をしておくと、当日の集中力の配分がつかみやすくなります。口述試験は筆記試験とは別日程で、第1次選抜を通過した人だけが進む関門である点も、対策の優先順位を考えるうえで押さえておきたいポイントです。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

日程・スケジュール

2027年度(2026年秋実施分)の名古屋大学法学部第3年次編入学の日程は、次のとおりです。出願は書留郵便のみで持参は認められておらず、受付期間内の郵送必着です。

項目日程
出願受付期間2026年9月28日(月)〜10月1日(木)16時 郵送必着
検定料払込期間2026年9月18日(金)〜9月30日(水)16時
特別配慮の相談・出願資格照会の期限2026年9月2日(水)まで
受験票発送2026年10月8日(木)頃
筆記試験(外国語・小論文)2026年10月14日(水)
第1次選抜結果発表2026年10月21日(水)午前10時頃 法学部玄関前掲示・HP速報
口述試験(第2次選抜)2026年10月28日(水)13:30〜
合格者発表2026年11月13日(金)午前10時頃 法学部玄関前掲示・HP速報・郵送通知

出願書類は、志願票、写真票及び受験票、志願理由書、卒業証明書(在学中の者は不要)、最終・在学中の成績証明書、本学部所定様式の成績証明書、検定料30,000円の振込証明、受験票送付用封筒、返信用封筒、宛名用紙の合計10点です。検定料は30,000円に加えて払込手数料750円が別途必要で、コンビニエンスストア(セブン-イレブンのマルチコピー機、ローソン・ミニストップのLoppi)でのみ支払えます。出願書類を受理したあとの検定料は、原則として返還されません。

参考として、入学後に必要な学生納入金の予定額も確認しておきましょう。入学料は282,000円(予定額)、授業料は春学期分267,900円・年額535,800円(予定額)とされています。入学時や在学中に学生納入金の改定が行われた場合は、改定時から新たな金額が適用される点も募集要項に明記されています。これらはあくまで募集要項時点の予定額であるため、正確な金額は出願年度の要項で確認してください。障害等があり試験場での特別な配慮が必要な場合は、2026年9月2日までに特別配慮申請書・医師の診断書・第三者の添え書きを添えて法学部入試担当へ相談する必要があります。

出願書類は10点にのぼり、封筒のサイズや切手の金額まで指定されています。直前になって慌てないよう、早めにチェックリスト化しておくと安心です。

  1. 志願票(本学部所定のもの)
  2. 写真票及び受験票(本学部所定のもの、縦5cm×横4.5cmの写真を貼付)
  3. 志願理由書(本学部所定のもの、黒インクまたは黒のボールペンで楷書手書き、生成AIによる作成は不可)
  4. 卒業証明書(大学中途退学の場合は在籍していたことの証明書。現在在学中の者は不要)
  5. 最終・在学中の成績証明書
  6. 本学部所定様式の成績証明書(在籍校の記入・証明が必要)
  7. 検定料30,000円の納入を証明する収納証明書等
  8. 受験票送付用封筒(長形3号・約12cm×23.5cm、410円分の切手を貼付)
  9. 返信用封筒(長形3号、切手は不要)
  10. 宛名用紙(本学部所定のもの)

これらの書類は封筒にまとめて一括封入し、必ず書留郵便で送付します。持参による提出は認められていません。出願後は提出書類の変更や返却ができないため、封入前に記載内容を複数回チェックしてから発送しましょう。団地やアパートに居住している場合は、棟番号・戸番まで正確に記入することも案内されています。

検定料は、出願書類を受理したあとは原則として返還されません。ただし、入学検定料を納入したあとに出願しなかった場合、出願が受理されなかった場合、検定料を二重に払い込んでしまった場合には返還されるとされています。返還は銀行振込のみで振込手数料が差し引かれる点、海外の銀行口座への返還は減額や日数がかかる点も案内されているため、検定料の納入自体は慎重に行う必要があります。

受験票は、大学が受験番号を決定したうえで2026年10月8日頃に発送されます。出願から受験票発送までは1週間ほどしかないため、出願直後から受験票の到着を待つ短い準備期間を見込んで、試験科目の最終確認を並行して進めておくと安心です。合格発表後の入学手続きに関する詳細な日程や必要書類は、合格通知とあわせて案内される想定であるため、こちらも通知が届き次第すみやかに確認しましょう。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)
\ 大学編入専門 /

まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?

スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。

  • 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
  • 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
  • 志望校が決まっていなくてもOK

\ 合格がグッと近づく/

(費用は一切かかりません)

倍率・難易度

名古屋大学法学部は、第3年次編入学試験の志願者数・受験者数・合格者数を、法学部の公式ページ上で公表していません。正式な倍率は非公表であり、断定的な数字を語ることはできません。インターネット上には特定の年度の倍率を示す情報も見られますが、出典や算出根拠が明示されていないものが多く、正確性を確認できないため、本記事ではそうした未確認の数値を採用しません。倍率を知りたい場合は、大学発表の一次情報が存在しないという前提のうえで、出願資格や試験科目の重さから難易度を見積もる必要があります。

難易度を構成する要素として、まず募集人員が10名という少数であることが挙げられます。加えて、選抜が書類選考・外国語・小論文による第1次選抜と、口述試験による第2次選抜の2段階で構成されている点も重要です。筆記試験を突破しても口述試験まで通らなければ合格に至らない設計であるため、片方の対策だけを固めても不十分です。外国語と小論文はいずれも120分という長い試験時間が設定されており、単なる知識の暗記では対応しきれない読解力・論述力・構成力を総合的に問う内容になっています。

また、出願資格が大学在学者・学士・短大高専卒業者・専門学校卒業者・高校専攻科修了者など幅広い層に開かれていることも、出願者の多様性という観点で難易度に影響します。法学・政治学の学習経験がある大学生だけでなく、他分野を学んできた学生や社会人も出願対象に含まれるため、法学・政治学の基礎知識をゼロから積み上げる受験生も一定数いると考えられます。逆にいえば、法学部出身でなくても、募集要項に沿って基礎から丁寧に対策すれば十分に射程に入る試験だといえます。倍率という数字に振り回されるのではなく、外国語・小論文・口述試験のそれぞれで合格ラインの答案を作れるかどうかに意識を向けることが、現実的な難易度の捉え方です。

もう一点意識しておきたいのは、第1次選抜と第2次選抜が別の日程で行われる点です。第1次選抜結果の発表は2026年10月21日、口述試験は同年10月28日と、1週間ほどの間隔しかありません。第1次選抜通過後に慌てて口述対策を始めても間に合わない可能性があるため、志望理由書を提出する段階から、口述試験で聞かれそうな質問への回答を並行して準備しておくのが安全です。書類選考・外国語・小論文・口述試験のいずれか一つに偏った対策では、総合判定という選抜方式のもとでは不十分になりがちです。

インターネット上で見かける「〇倍」という数字をそのまま志望校選びの判断材料にするのは避けたいところです。出典が不明な倍率情報は、算出根拠となった年度や区分(志願者ベースか受験者ベースか)が分からないため、実態と異なる可能性があります。大学が公表していない数字は参考情報にとどめるという姿勢を持ち、自分が確認できた一次情報(募集人員・出願資格・試験科目・出題の意図)を判断の軸にすることをおすすめします。

難易度を実感として捉えるなら、募集人員10名という枠に対して、外国語・小論文・口述試験のすべてで一定水準の答案・受け答えを用意できるかどうかを基準に考えるのが現実的です。1科目だけ突出していても他が崩れれば総合判定で不利になる選抜方式である以上、苦手科目を作らないバランス型の対策が結果的に近道になります。特に法学・政治学が未習の受験生は、小論文の基礎概念整理に想定より時間がかかることが多いため、早期に着手しておくと直前期の負担を減らせます。

出願を検討する段階では、募集人員10名という数字だけで「狭すぎて無理だ」と諦めてしまうのではなく、出願資格・試験科目・出題の意図という確認できる情報を積み上げて、自分の現在地と合格ラインの距離を具体的に把握することが大切です。数字への不安より対策の解像度を上げることに時間を使うほうが、結果的に合格可能性を高めます。特に外国語・小論文はいずれも記述式で、答案の質を自分だけで正確に評価するのが難しい科目です。可能であれば、法学・政治学に詳しい第三者から答案の添削を受けると、独学では気づきにくい弱点が見えやすくなります。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

科目別対策(外国語・小論文)

外国語(英語)対策

公式の出題の意図では、外国語(英語)は「法学・政治学に関する英語の読解力及び基礎的な用語の知識を問うもの」と説明されています。2026年度に公開された過去問を見ると、問題Iは比較行政法に関する英語文献(Peter Cane他編『The Oxford Handbook of Comparative Administrative Law』2020年、53〜54頁)からの出典で、問題IIはラテンアメリカの政治思想史を扱う文献(Elias J. Palti著『Misplaced Ideas?: Political-Intellectual History in Latin America』2024年、95〜96頁)からの出典でした。いずれも英文和訳を求める設問形式で、日常英文ではなく学術的な法学・政治学系の論説文が素材になっています。

この出題傾向から見えるのは、行政法や比較政治、政治思想史といった専門領域の英語論説文を、正確に日本語へ移し替える力が求められているということです。辞書は紙の辞書1冊のみ持ち込めますが、単語の意味を調べられても、主語・動詞・目的語・補語の関係、関係詞、挿入、比較、否定、抽象名詞の処理ができなければ、意味の通る訳文にはなりません。rights、legitimacy、authorityのような抽象的な法学・政治学語彙は、単語帳の訳語をそのまま当てはめるのではなく、文脈に応じて訳し分ける練習が必要です。

対策の進め方としては、まず社会科学系の英語論説文を継続的に読み、1文ずつ構文を確認する精読を積み重ねます。次に、確認した構文をもとに、自然な日本語として通用する和訳を書く練習に移ります。直訳に寄りすぎると不自然な日本語になり、意訳に寄りすぎると原文の論理関係が失われるため、両者のバランスを取る訓練が欠かせません。法学・政治学・国際関係論の英語論説に日常的に触れる習慣をつけておくと、初見の英文への対応力が上がります。仕上げの段階では、実際に120分という試験時間を意識し、辞書を引く単語と文脈で推測して処理する単語を仕分ける判断力も鍛えておきましょう。

具体的な学習の型としては、次の4つを並行して回すと効果的です。第一に、法学・政治学・行政学・国際関係論の入門的な英語教科書やジャーナル論説から、週に数本のペースで精読する素材を選びます。第二に、精読した英文を必ず日本語に書き出し、書いた訳文を自分で読み返して不自然な箇所を修正します。第三に、誤訳した構文や訳し落とした語をノートにまとめ、同じタイプのミスを繰り返さないようにします。第四に、月に1回程度は時間を計って過去問形式の和訳問題を解き、120分でどこまで仕上げられるかを確認します。精読・和訳・復習・時間計測という4工程を回すことで、独学でも実戦力を積み上げやすくなります。

比較行政法やラテンアメリカ政治思想史のように、一見なじみの薄いテーマの英文が出題される可能性がある以上、特定の分野だけに的を絞った対策には限界があります。法学・政治学の全般にわたる英語文献に幅広く触れておく姿勢のほうが、当日どのようなテーマが出ても対応しやすくなります。普段の学習では、専門用語を単語カード等で覚えるだけでなく、その用語が登場する文脈ごと理解する習慣をつけておくとよいでしょう。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

小論文対策

公式の出題の意図では、小論文は「法学に関する基本的知識に基づき、現代社会における言論と法の関係を多面的に理解し、自らの視点から合理的かつ説得的に論述する能力を問うもの」とされています。2026年度に公開された過去問は、永石尚也「SNSと分断—不完全な公共圏における誤りとでたらめ(bullshit)の位置づけ」(法学教室534号、2025年)を出題用に編集した課題文で、江口聡によるミル『自由論』の言論の自由擁護論とキャンセルカルチャーに関する報告資料への言及も含まれていました。SNS上の言論、公共圏、表現の自由、法的介入の在り方という現代的なテーマが素材になっている点が特徴です。

設問構成も具体的で、200字以内で本文の議論に即して問題点を説明する設問、250字以内で筆者の主張の理由を説明する設問、500字以上600字以内で法的介入の意義と限界について具体例を挙げながら自分の考えを論じる設問という3問構成でした。短い字数の説明問題と自分の意見を求める論述問題が組み合わさる形式であるため、課題文の要約・説明力と、独自の見解を根拠づける論述力の両方を鍛える必要があります。感想文のように「私は問題だと思う」で終わる答案では、法学部の小論文としては評価されにくいでしょう。

対策としては、まず法の支配、立憲主義、基本的人権、権力分立、民主主義、表現の自由、公共性といった法律学・政治学の基礎概念を、暗記ではなく説明できる形で整理します。そのうえで、SNSと表現の自由、情報の真偽と法的介入、キャンセルカルチャーのような現代的な論点について、賛否両方の立場を整理し、反対意見にも触れたうえで自分の結論を示す答案構成を練習しましょう。問題提起・概念整理・課題文の分析・自分の立場・理由・具体例・反対意見への配慮・結論という型を身につけておくと、初見のテーマにも対応しやすくなります。字数指定の異なる設問が混在する形式に慣れるため、200字・250字・600字それぞれの制限字数で書く練習を、時間を計って繰り返すことも有効です。

答案作成の基本フローとしては、次の手順が実践的です。

  1. 課題文を通読し、筆者の主張・対立軸・結論をメモにまとめる
  2. 各設問が課題文のどの部分を根拠にすべきかを特定する
  3. 字数の短い説明問題から着手し、本文の言葉を使いすぎず自分の言葉で要約する
  4. 意見論述の設問では、結論→理由→具体例→反対意見への配慮→結論という流れで構成を先に組む
  5. 制限時間内に清書し、誤字脱字と字数超過・不足を確認する

2026年度の小論文が「SNSと分断」「言論の自由とキャンセルカルチャー」という現代的なテーマだったことを踏まえると、日頃から新聞や法学系の雑誌記事に触れ、社会問題を法学・政治学の概念で捉え直す練習をしておくと有利です。ニュースの感想ではなく制度・権利・公共性の観点で考える癖をつけておくと、初見の課題文でも論点を素早く整理できます。小論文で失点しやすいのは、課題文の一部だけを拾って自分の知っている話に置き換えてしまう答案、法律学・政治学の概念を使わずに「大切だと思う」で終わる答案、結論はあっても理由が抽象的な答案です。書き上げた答案は、可能であれば第三者に読んでもらい、論理の飛躍や説明不足を指摘してもらうと改善点が明確になります。

出願まで1年程度の時間がある場合の対策の進め方の例は、次のとおりです。あくまで一例であり、既習分野や現在の学習状況によって配分は変わります。

時期取り組む内容
出願の12〜9か月前出願資格・試験科目・過去問の出題の意図を確認し、全体像を把握する
9〜6か月前英語の精読・和訳の基礎固め、法律学・政治学の基礎概念の整理
6〜4か月前過去問分析、小論文答案の演習、社会科学系英文の読解量を増やす
4〜2か月前志願理由書の作成・添削、口述試験の想定問答づくり
2か月前〜出願直前出願書類の準備、過去問演習、外国語・小論文・口述試験の最終確認

準備期間が半年程度しかない場合は、外国語の精読と法律学・政治学の基礎整理を並行して一気に進め、過去問演習と志願理由書の作成を早めに始める必要があります。残り期間が短いほど優先順位を明確にすることが重要で、出願資格の確認、過去問分析、外国語の弱点把握、小論文の型の習得、志願理由書、口述試験対策という順で優先度をつけて取り組むと、限られた時間でも対策の抜け漏れを減らせます。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

面接・志望理由書・過去問分析/出題予測

志願理由書は、名古屋大学法学部所定の様式に、志願者本人が黒インクまたは黒のボールペンを使用し、楷書で枠外にはみ出さないように手書きで記入します。募集要項には「文章の全部又は一部を生成AIにより作成することは認めません」と明記されており、生成AIによる文章作成は資格の観点からも認められていません。自分の経験と言葉で書き、口述試験で内容を深掘りされても一貫して説明できる状態にしておくことが前提になります。

志願理由書では、アドミッション・ポリシーをよく読んだうえで、志願の動機(社会経験やこれまでの学びをどのように名古屋大学法学部での学習に生かすのか、卒業後の希望・進路をどう計画しているのか)を記入するよう求められています。構成としては、問題意識の提示、法律学・政治学への関心の背景、名古屋大学法学部との接続、編入後の学習計画、将来像という流れで一貫性を持たせると書きやすくなります。「なぜ編入か」「なぜ名古屋大学法学部か」「なぜ法律学・政治学か」という3つの問いに、それぞれ具体的な言葉で答えられているかを、書き終えたあとに見直しましょう。

たとえば「貴学は有名な国立大学であり、法学部で法律を学びたいと考えたため志望しました」という書き方では、名古屋大学法学部でなければならない理由や、法律学・政治学のどの分野に関心があるのかが伝わりません。これに対して、「〇〇という社会問題に関心を持ち、これまでの学びを通じて制度や政策の設計が個人の権利や社会のあり方に影響することを実感した。名古屋大学法学部では法律学と政治学を体系的に学び、〇〇という課題を制度・権利・公共性の観点から考えたい」というように、関心の背景・接続・学習計画を具体化すると説得力が増します。大学名ではなく学びの中身で志望理由を語ることが、書類選考でも口述試験でも評価される書き方です。

口述試験は、第1次選抜合格者のみを対象に実施される第2次選抜です。日程は2026年10月28日(水)13:30から法学部で行われ、集合時刻は13時15分までとされています。口述試験の具体的な質問内容は公式には公開されていませんが、志願理由書の内容、これまでの学び、編入後に学びたいテーマ、法律学・政治学への関心が問われる可能性は高いと考えられます。小論文で扱われたテーマと志願理由書の内容がつながっていないと、口述試験での説明に一貫性を欠く印象を与えかねません。

志願理由書と募集要項のアドミッション・ポリシーから、口述試験では次のような質問が想定できます。回答を丸暗記するのではなく、結論→理由→具体例→名古屋大学法学部で学びたいことという流れで、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。

  • なぜ今、法律学・政治学を学び直そうと考えたのですか
  • 数ある大学の中で、なぜ名古屋大学法学部を志望するのですか
  • これまでの学校・職場では、どのようなことを学んできましたか
  • 編入後、法学部でどのようなテーマを研究したいですか
  • 小論文で扱われたテーマについて、あなた自身はどう考えますか
  • 最近気になっている法律・政治・社会に関するニュースはありますか
  • 法学・政治学を学ぶうえで、これまでの経験がどう役立つと考えていますか
  • 卒業後の進路をどのように考えていますか
  • 志願理由書に書いた内容について、もう少し詳しく説明してください

回答に詰まる質問が来た場合は、無理に知ったかぶりをせず、「現時点では十分に理解できていませんが、〇〇という観点から考えると」のように、誠実に考える姿勢を示すことが大切です。分からないことを分からないと言える誠実さも、口述試験では評価の対象になり得ます。

過去問については、2026年度の外国語・小論文の試験問題と出題の意図が、名古屋大学法学部の公式ページで公開されています。ただし著作権者の許諾を得ていない箇所は削除されており、過去3年分の試験問題は文系教務課教務グループ(法学担当)の窓口で閲覧可能とされ、コピー機等による複製や電子媒体での保存は著作権法に抵触するため禁止されています。公開範囲が限られる以上、出題予測はアドミッション・ポリシーと公開されている出題の意図から立てるのが現実的です。外国語は法学・政治学に関する学術英文の和訳、小論文は現代社会の法的・政治的論点を扱う課題文読解型という傾向がここ数年続いており、次年度以降もこの傾向が大きく変わらない可能性は考えられます。ただし、これはあくまで公開情報からの推測であり、断定はできません。最新の出題形式は、必ず出願年度の公式ページでご確認ください。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

併願戦略・内部リンク

併願を検討する場合、まず名古屋大学法学部の日程(出願2026年9月28日〜10月1日、筆記試験10月14日、口述試験10月28日)を軸に、他大学の編入試験の出願期間・試験日と重ならないかを確認することが出発点です。出願期間と筆記試験日の両方が重複していないかを、志望校ごとの募集要項でひとつずつ照合しましょう。特に口述試験が10月末に設定されている点は、他大学の面接・口述と日程が近接しやすいため、早めにスケジュール表を作っておくと安心です。

東海地方で法学部の編入学を実施している大学としては、中京大学法学部などが挙げられます。中京大学法学部の編入試験対策では、出願資格や試験科目、対策の考え方を整理しているので、名古屋大学と併願する場合の比較材料として参考になります。併願校ごとに英語の出題形式が異なる点にも注意が必要です。名古屋大学法学部の英語は英文和訳のみですが、TOEICなど外部スコアの提出を求める大学もあるため、志望校の組み合わせによって準備すべき英語対策が変わってきます。

併願校を選ぶ際は、次の手順で検討すると整理しやすくなります。

  1. 名古屋大学法学部の日程(出願9/28〜10/1、筆記10/14、口述10/28)を先にカレンダーへ書き込む
  2. 併願候補校の募集要項を集め、出願期間・試験日・合格発表日を同じカレンダーに重ねる
  3. 出願書類の締切と試験日が重複していないかを確認する
  4. 英語がTOEIC提出型か当日の英文和訳・英作文型かを大学ごとに整理する
  5. 小論文・志望理由書のテーマの傾向が近い大学を優先的に対策する

この手順を踏むことで、直前になって「出願書類の締切が同じ日だった」「試験当日の移動が間に合わない」といった事態を避けやすくなります。併願校は多いほど安心とは限らず、準備が分散しすぎる弱点もあるため、法学・政治学系の科目構成が近い大学に絞り込み、対策を重複させる方が効率的です。

志望理由書についても、大学ごとにアドミッション・ポリシーが異なる以上、使い回しは避けるべきです。名古屋大学編入の志望理由書の考え方は、名古屋大学編入の志望理由書の書き方で例文とあわせて解説しています。あわせて、法学部の編入試験に共通する小論文・英語・面接の対策の全体像は、法学部の大学編入対策で整理しているので、名古屋大学固有の対策とあわせて読むと理解が深まります。

大学編入という制度そのものの仕組みや出願からの一般的な流れを押さえておきたい方は、大学編入とは?仕組み・難易度・費用・スケジュールを徹底解説もあわせてご覧ください。制度全体を理解したうえで名古屋大学法学部の個別要件に降りていくと、出願資格や日程の判断に迷いにくくなります。外国語・小論文・志望理由書・口述試験を独学で並行して仕上げる自信がない場合は、大学編入対策コースで、現在の学習状況や出願予定年度に合わせた個別の対策プランを相談することもできます。英語和訳・小論文・志望理由書・口述試験を一つの受験プランとして組み立てることが、限られた準備期間を無駄にしないポイントです。

独学で進めやすいのは、英語長文の精読・和訳に慣れている、法律学・政治学の基礎を学んだ経験がある、小論文の答案を自分で見直して改善できる、志願理由書を第三者に読んでもらえる環境がある、という条件がそろっている受験生です。逆に、法学・政治学が未習、英語の和訳に苦手意識がある、自分の答案が出題意図に合っているか判断しづらい、口述試験でどこまで深掘りされるか不安がある、という場合は、第三者からの添削やフィードバックを受けながら準備を進めたほうが、限られた時間を有効に使えます。独学の強みと弱みを早めに自己診断することが、対策の優先順位を決める近道です。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)

よくある質問(FAQ)

名古屋大学法学部の編入は何年次編入ですか

第3年次編入学です。合格すると法学部の3年次に編入する形になります。出願資格や募集人員は年度によって変わる可能性があるため、出願前に必ず名古屋大学法学部公式の最新募集要項を確認してください。

募集人員は何名ですか

2027年度学生募集要項では10名です。ただし、選考の結果、成績によっては募集人員にかかわらず入学が許可されない場合があると明記されています。10名は上限であって必ず10名が合格する保証ではありません

大学2年生でも出願できますか

可能性があります。2027年度募集要項では、日本の大学に休学期間を除き2年以上在学し、52単位以上を修得した者、またはこの要件を2027年3月までに満たす見込みの者が出願資格に含まれます。ただし名古屋大学在学者は対象外です。

短大生や高専生、専門学校生でも出願できますか

可能性があります。日本の短期大学または高等専門学校を卒業した者(卒業見込みを含む)、学校教育法第132条の規定による専修学校の専門課程を修了した者(修了見込みを含む)が出願資格に含まれています。自分の学校がどの区分に該当するか、募集要項の出願資格欄で確認してください。

試験科目と配点を教えてください

第1次選抜は書類選考、外国語(英語)、小論文です。第2次選抜は口述試験です。各試験の具体的な配点比率は募集要項上で公表されていません。書類選考・外国語・小論文・口述試験を組み合わせた「総合的な方法」で合否が判定されるとされています。

英語試験で辞書は使えますか

紙の辞書1冊に限り使用できます。電子辞書、事典類、単語帳、参考書等は使用できません。試験時間は13時から15時までの120分です。

志願理由書に生成AIを使ってもよいですか

認められていません。2027年度募集要項では、志願理由書の文章の全部または一部を生成AIにより作成することは認めないと明記されています。志願者本人が黒インクまたは黒のボールペンで、楷書で手書きする必要があります。

倍率はどのくらいですか

名古屋大学法学部は、第3年次編入学試験の志願者数・合格者数・倍率を公式には公表していません。出典不明の倍率情報を鵜呑みにせず、募集人員10名という枠と、2段階選抜という試験構成の重さから難易度を見積もることをおすすめします。インターネット上に掲載された特定年度の倍率情報は出典が確認できないものが多く、本記事では採用していません。

過去問はどこで確認できますか

直近年度(2026年度)の外国語・小論文の試験問題と出題の意図が、名古屋大学法学部の公式ページで公開されています。著作権上の理由で一部削除されている箇所があり、過去3年分の試験問題は文系教務課教務グループ(法学担当)の窓口で閲覧できます。複製や電子媒体での保存は禁止されています。

法学・政治学を学んだことがなくても対策できますか

対策は可能です。ただし小論文では法学に関する基本的知識に基づいて論述する力が問われるため、法の支配、立憲主義、基本的人権、権力分立、民主主義といった基礎概念を、暗記ではなく自分の言葉で説明できる状態にしておく必要があります。未習であることを言い訳にせず基礎から積み上げる姿勢が、答案にも口述試験にも表れます。

いつから対策を始めるべきですか

出願が2026年9月末、筆記試験が10月中旬、口述試験が10月下旬という日程を踏まえると、外国語の精読・和訳、小論文の基礎概念整理、志望理由書の作成、口述試験対策を並行して進めるには、半年以上前からの準備が理想です。直前期に慌てないよう、証明書の発行に必要な日数も見込んで早めに動き出しましょう。

まとめ

名古屋大学法学部の第3年次編入学は、募集人員10名という少数の枠に対して、書類選考・外国語・小論文による第1次選抜と、口述試験による第2次選抜という2段階の総合判定が課される選抜です。出願資格8区分のどれに該当するかを最初に確認し、52単位要件や成績証明書の発行時期など、書類面の準備を早めに進めることが出発点になります。

  • 募集人員は10名で、成績次第では募集人員にかかわらず入学が許可されない場合がある
  • 出願資格は大学在学者・学士・短大高専卒業者・専修学校専門課程修了者など8区分
  • 第1次選抜は書類選考・外国語(英語)・小論文、第2次選抜は口述試験
  • 配点比率は公表されておらず、各科目で取りこぼしを作らない準備が現実的
  • 倍率は公式非公表で、出典不明の数字に頼らず難易度を見積もる必要がある
  • 外国語は法学・政治学系の学術英文の和訳、小論文は現代的な法的・政治的論点の課題文読解型
  • 志願理由書は生成AIでの作成が認められておらず、自分の言葉で一貫して書く必要がある
  • 過去問の公開範囲は限られており、直近年度分の公式公開分と窓口閲覧分を活用する

本記事で紹介した募集人員・出願資格・日程・試験科目は、確認できた2027年度学生募集要項に基づく内容です。年度によって内容が変更される可能性があるため、実際に出願する際は、必ず名古屋大学法学部公式の最新募集要項でご確認ください。外国語和訳、小論文、志望理由書、口述試験を一つの受験プランとして組み立てたい場合は、スプリング・オンライン家庭教師の無料相談で、現在の学習状況に合わせた対策を相談することもできます。

無料相談でプロ講師があなた専用の合格プランを提案(LINEで簡単30秒・志望校未定でもOK)
\ 大学編入専門 /

まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?

スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。

  • 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
  • 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
  • 志望校が決まっていなくてもOK

\ 合格がグッと近づく/

(費用は一切かかりません)

この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

目次