【大学編入】難関大学に合格できる人に共通する特徴
大学編入2023.03.23
はじめに
大学編入学試験で難関大学に合格できる人には共通の特徴があります。
今回はその特徴について4つの視点から解説していきたいと思います。
なお今回の記事の執筆者は、大学編入学予備校の講師として長年教壇に立ち、これまでに数多くの学生を合格に導いてきたT講師です。
自分でを考え行動できる人
一念発起して大学編入学の受験を決意した学生の多くが最初に考えることは、どの予備校に通おうかということです。とりあえず、合格実績がある大手予備校のことをインターネットで調べます。
そして、入塾説明会に参加し
「この予備校に入れば絶対に合格できる!」
という自信を得て、入塾手続きをします。
私自身、そのように期待感に満ち溢れて入塾してきた学生をたくさん見てきました。しかし、多くの学生は大手予備校で授業を受けていることに満足してしまい、志望校の合格のために何をしなければいけないかということについて、自分自身の頭で考えまない傾向にあります。
しかしそのような中、自らが置かれた状況などについて客観的且つ批判的に捉え、もしその状況に問題があるのならば、それを変えるべく行動できる人は、総じて難関大学に合格できる人が多いです。
たとえば・・・
「予備校で受けている授業は合格のために本当に必要なのか?」
「予備校の講師が言っていることを本当に鵜呑みにしてよいのか?」
「予備校以外でも自分自身でできることはないのか?」
旧帝国大学をはじめとした難関大学に合格している人の多くは、このようなことに疑問を感じ、問題があればその解決に向けて行動できる人です。
計画性がある人
目標を定め、そこから逆算して計画を立てられる人が多いです。
そのような人は、志望校合格のために求められるレベルと自身のレベルを比較し、いつまでにどのような知識を増やし、どのような能力を伸ばせばよいのかという点を冷静に考えることができます。
逆に計画性がない人は、予備校の授業を受けるにせよ独学をするにせよ、試験のギリギリまで覚えるべき知識を覚えておらず、合格レベルに求められる能力もないため、志望校に合格できません。
私が編入予備校で教えている際も、やはり計画性がある学生の方のほとんどは、志望校はもちろん、難関大学への編入を成功させていました。
努力ができる人
計画を立てるだけ立てても、努力できない人は決して編入試験で希望の成果を挙げることはできません。
難関大学への編入者は皆、とにかく“時間”を大切にして毎日努力をしていました。
授業の前には自習室には一番早く来て、授業の後には最後まで自習室に残って勉強に励んでいました。また、大学や予備校の授業などの休み時間はもちろん、電車での移動時間、友人との待ち合わせで友人を待っている5分間など、とにかく時間を見つければ、専門用語や英単語を覚えることに必死になっていました。
もちろん、そのような方は、友人と遊んだりテレビやYouTubeを観たり、SNSに時間を費やしたりすることできる限り控え、一日一日、一瞬一瞬を大切に過ごされていました。
逆に志望校校や難関大学に合格できない学生を見ていると、そのような努力をせずに様々な誘惑に負けてしまう方が多かったように思えます。たとえば、受験勉強の最中、旅行にでかけたり、不必要にアルバイトをしたり、ひどい場合、免許合宿に行ったりする学生もいました。
そのような甘い姿勢では、決して難関大学に合格することはできません。
勉強の要領が良い人
難関大学へ編入をするためには努力することは必要不可欠でありますが、それだけでは十分ではありません。すなわち、難関大学へ合格できる人は皆、勉強の要領がよい人がほとんどです。
大学編入学を目指す学生によく聞かれたのは、「一日何時間くらい勉強すれば、〇〇大学に合格できますか?」という質問です。しかし、この質問ほど無駄な質問はありません。結局、「できる限り多くの時間」というのが答えです。
ところで、そのできる限り多くの時間の中で、要領の悪い勉強をしていたら、意味はありません。
たとえば、教科書を読むにあたって、ただなんとなく目を通すだけの人と、メモを取りながら読む人では後者の人の方が要領がよいと言えます。それは、メモを取りながら読んだ方が記憶に残りやすいからです(もちろん、メモを取らないでも読むだけで頭の中に入る人はいますが、そのような人は、もともと記憶力が良い人がほとんどです)。
また短い睡眠時間の中、休憩も取らないで意識が朦朧とした状態で勉強をするような人も、要領の良い勉強をしているとは言えません。そのような人がする1時間の勉強と、ちゃんと睡眠をとったうえで、頭がすっきりとした人がする1時間の勉強では、後者の方がはるかに質の高いものであると言えます。
では、法学・政治学の分野の英語の試験に対応できるように英語の勉強をする場合を考えてみましょう。
大学受験レベルの英単語帳1冊の中にある単語を完璧に暗記することに力を注ぐ学生と、そのような単語帳の単語を大体理解したら、後は英語で書かれた専門書や過去問を使って、文章を読みながら、その過程で専門的な英単語を覚えようとする学生がいたとします。
この場合も、やはり後者の学生の方が要領の良い勉強をしているといえるでしょう。なぜでしょうか?後者の学生は、文章を読むという訓練をしながら、同時に受験に必要な専門的な単語を覚えているからです。また過去問を解くことで実践力も身に着けているからです。
以上のように、要領の良い勉強をしない限り、どれだけ受験勉強に時間を費やしてもあまり効果的とは言えません。無駄な努力をしているだけです。難関大学に合格するような人は、要領が良い勉強をしている人が多いという印象を受けます。
おわりに
ここまで読んで「自分には難関大学に合格できる人の特徴を備えていない・・・とても合格なんて無理だ!」とは決して考えないでください。なぜならば、少なくとも上に紹介させていただいたことを意識的に取り組めば、誰であっても難関大学に合格できる可能性がぐんと上がるからです。
重要なことは、“難関大学への編入を実現させた先輩”や“勉強ができる人”から上に挙げたような姿勢を学ぶことです。たとえばこの記事で紹介させて頂いたこと以外にも、勉強を要領よく行うコツはたくさんあります。
スプリング・オンライン家庭教師には、難関大学への編入を実現させた講師や、勉強が得意な講師が多数在籍しています。自分の専門分野の講師から、勉強内容はもちろん、勉強を行う上での姿勢や心得、コツなどをぜひ学んでください。
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