【大学編入】広島大学法学部の傾向と対策

大学編入2023.03.25

＜動画＞法学編入の全体像

1 大学概要
2 試験概要
3 出願書類
4 入学金・授業料
5 過去の倍率
6 試験科目の詳細
- 6.1 小論文（法学・政治学や社会科学に関する基礎的な問題）
- 6.2 英語（令和6年度入試より独自試験がなくなるため割愛）
7 合格者の傾向
8 合格者のスケジュール
9 合格者のおすすめ参考書
10 広島大学法学部の編入学試験に合格するなら
11 おわりに

大学概要

広島大学法学部は健全な社会的関心を持ち、法的素養を備えた人材を養成するため、多様な分野で応用できる力をつけることを目指しています。そのため、教育科目を導入・基礎・応用・統合の四段階に体系化した教育プログラムを編成し、提供しています。

「広島大学法学部について」広島大学法学部（外部サイトは遷移します）

試験概要

試験日程

出願期間:2022 年 10 月 1 日(土)~2022 年 10 月 7 日(金)(16 時必着)

試験日:2022 年 11月19 日

試験会場: 広島大学法学部

合格発表日:2022 年 12月2 日正午

入学手続期間:2023 年 3 月下旬頃(合格者に個別に通達)

※2023 年度の入試概要になります。

募集要項は例年 6 月中旬頃に公開されます。

出願書類

1 編入学志願票

2 志望理由書の作成が必要になります。 ※すべて、本学部所定の様式に必要事項を記入する。

3 令和6年度より英語の独自試験が廃止され、外部スコアの提出が義務付けられます。

※「令和6年度広島大学法学部入学者選抜の主な変更点（3年次編入）」はこちら（外部サイトは遷移します）

2023 年度の大学募集要項には下記の記載があります。

※「2023 年度広島大学法学部第3年次編入学生募集要項」（外部サイトは遷移します）

入学者選抜は、提出された出願書類及び筆記試験(法学・政治学に関する基礎的な問題、英語)により総合的に行なわれます。

入学金・授業料

入学料及び授業料は下記になります。

(1) 入学料 282,000 円

(2) 授業料前期分 267,900 円(年額 535,800 円)

※上記の入学料及び授業料は令和 4 年度入学者に適用されたものであり、令和5年度入学者は変更の可能性があります。詳しくは大学 HP をご確認ください。

過去の倍率

筆記試験合格者は今まで毎年 30 名程度でしたが、2022 年度より、合格者が 43 名と、30%増加しています。

試験科目の詳細

2023 年度の大学募集要項には下記の記載があります。

小論文（法学・政治学や社会科学に関する基礎的な問題）

広島大学法学部では、課題文が与えられ、要約問題とそれについて考えを述べる問題が出題されます。例年課題分が一つで法学か政治学もしくは社会科学全般かからの出題になります。社会科学全般のついて多われる問題は、「学歴を得る意味」について論じるような問題など、法学や政治学とは関係性の低い問題が出題されるため、広い視野で日々社会問題に関心を寄せるのがいいでしょう。

英語（令和6年度入試より独自試験がなくなるため割愛）

合格者の傾向

小論文では、他の大学と同様の出題範囲であり、多くの受験生が北海道大学や筑波大学との併願をするため、基本的な法学と政治学の概念について理解している必要があるでしょう。また、課題文型の小論文であることから、出題形式に慣れるという意味で、大阪大学、名古屋大学、北海道大学（2年次）などの過去問演習をすることも効果的だと考えられます。合格者の多くは、法学・政治学の基本概念を理解し、社会科学についても一般的な知識を有し、広島大学だけでなく他の大学の過去問演習を通じて出題形式慣れているという傾向にあります