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岐阜大学編入のTOEIC対策|必要スコアの目安と学習法

岐阜大学編入のTOEIC対策の記事アイキャッチ画像。大学編入対策の出願資格・試験科目・対策を示す図解。
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岐阜大学の編入学試験でTOEICが実際に使われるのは、工学部の一般選抜だけです。工学部の一般選抜では英語の筆記試験を行わず、TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC-IPを含む)またはTOEFL iBTのスコアをそのまま英語の得点に換算します。一方で、工学部の推薦選抜、地域科学部、応用生物科学部の編入学試験では、TOEICのスコア提出を求める記載は見当たりません。

「岐阜大学 編入 TOEIC」で検索している方の多くは、まず自分の志望学部・選抜方式でTOEICが本当に必要なのかを知りたいはずです。学部ごとに扱いが大きく異なるため、志望先を確認しないまま対策を始めると、専門科目の勉強時間を削ってTOEICだけに時間を使いすぎる、あるいは逆に必要な学部なのに準備が遅れる、といった事態になりかねません。岐阜大学は工学部・地域科学部・応用生物科学部の3学部で3年次編入学を実施していますが、英語という科目1つを取っても選抜方法はまったく異なります。

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この記事では、岐阜大学工学部の公式募集要項に基づくスコア換算式・提出方法・出願日程を軸に、学科・コースごとの配点差、地域科学部と応用生物科学部の英語の扱い、そして限られた期間でTOEICスコアを伸ばすための学習の進め方までを整理します。工学部一般選抜を目指す方はもちろん、推薦選抜や他学部を検討している方も、自分に必要な対策が何かを判断する材料として読み進めてください。

なお、本記事の数値は令和8年(2026年)に実施される令和9年度入学者向けの募集要項に基づいています。年度によって配点や日程が変更される可能性があるため、出願前には必ず最新の学生募集要項でご確認ください。特にTOEICのスコア換算式や提出方法は年度改定が入りやすい項目のため、出願する年度の要項を必ず確認する習慣をつけましょう。

工学部一般選抜を目指す方はスコア換算式や提出方法・日程の章から、地域科学部・応用生物科学部を検討している方は学部間の違いを整理した章から読み進めると、必要な情報にたどり着きやすくなります。

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目次

岐阜大学の編入学試験でTOEICが必要なのは工学部だけ|3学部の違いを整理

岐阜大学で3年次編入学を実施しているのは、工学部・地域科学部・応用生物科学部の3学部です。このうちTOEICのスコアを選抜項目として明確に位置づけているのは工学部の一般選抜のみで、他の選抜区分・学部とは仕組みが大きく異なります。まずは全体像を表で確認しましょう。

学部・選抜区分英語の扱いTOEICの位置づけ
工学部・一般選抜筆記試験なし。TOEIC L&R(TOEIC-IPを含む)またはTOEFL iBTのスコアで評価必須。配点100点をスコアの比例配点で算出
工学部・推薦選抜面接と成績証明書のみで判定選抜項目に含まれない
地域科学部大学が実施する学力試験の1科目として「英語」を実施外部スコア提出の記載は募集要項に見当たらない
応用生物科学部小論文と面接のみで判定英語科目自体が試験に存在しない

工学部一般選抜の配点表には「英語については、筆記試験を実施せず、英語能力テストTOEIC Listening & Reading Test(TOEIC-IPを含む)またはTOEFL iBTのスコアで評価します」と明記されています。つまり工学部一般選抜を受ける場合、英語の対策=TOEICまたはTOEFLの対策そのものになります。専門科目のように過去問を分析しながら出題傾向を読む必要がなく、市販の教材とスコアの積み上げで対策の見通しが立てやすい科目だといえます。

なぜ工学部一般選抜だけが外部試験を採用しているのか

編入学試験で英語を独自の筆記試験ではなく外部検定試験のスコアに置き換える方式は、近年、理工系学部の編入学試験で採用が広がっている考え方です。受験生ごとに受験回数や準備期間を柔軟に確保できるという利点があり、大学側にとっても採点の公平性を担保しやすいというメリットがあります。岐阜大学工学部の場合、専門科目・数学は大学独自の筆記試験として実施し、英語だけを外部検定試験に置き換えるという役割分担がなされていると考えられます。

この仕組みを理解しておくと、なぜ工学部だけがTOEICを使うのかという疑問が整理しやすくなります。地域科学部や応用生物科学部は、小論文や面接といった記述・口述型の評価を重視しており、そもそも「筆記試験としての英語」を独自に実施するか、あるいは英語という科目自体を選抜項目に含めていません。学部ごとに評価したい力が異なるため、英語の扱いにも違いが生まれていると捉えると理解しやすいでしょう。

工学部の中でもTOEICが必要なのは一般選抜だけ

一方で工学部の推薦選抜は、高等専門学校・短期大学の指定学科を卒業見込みの人が対象で、面接150点と成績証明書100点の合計250点で合否を判定します。TOEICのスコアは配点に含まれず、出願書類としても求められていません。専門科目の学びを深めてきた自信があり、TOEICのスコアメイクに不安がある場合は、推薦選抜の出願資格を満たせるかを在籍校に確認する価値があります。ただし推薦選抜には在籍学校の推薦者数に上限があるため、校内での選考を経る必要がある点にも注意してください。

地域科学部と応用生物科学部はTOEICを使わない

地域科学部は、直近の募集要項では小論文・英語・面接の3科目(各200点、合計600点)で選抜を行っており、この「英語」は大学が試験会場で実施する学力試験の1科目です。TOEIC等の外部検定試験のスコア提出を求める記載は募集要項本文に確認できませんでした。最新年度の実施方式は変更される可能性があるため、出願前に必ず地域科学部の最新の学生募集要項で確認してください。

応用生物科学部はさらにシンプルで、選抜方法は小論文200点と面接200点の合計400点のみです。英語という科目自体が試験に存在しないため、TOEICのスコアも英語力そのものも出願要件には含まれません。この学部を志望する場合は、TOEIC対策よりも小論文と面接の準備に時間を割くほうが合理的です。学部を間違えてTOEIC対策から始めてしまうのは、限られた受験準備期間を考えると避けたい失敗です。

本記事では、このうち最もTOEIC対策の重要度が高い工学部一般選抜を主な対象として、スコアの換算式・提出方法・日程・学習法を詳しく解説します。工学部の編入学試験全体(出願資格・専門科目・過去問対策など)については、下記の岐阜大学工学部の編入試験ガイドもあわせて参考にしてください。

関連記事: 岐阜大学工学部の編入試験を徹底解説|出願資格・試験科目・過去問対策・志望理由書・面接まで

工学部一般選抜のTOEICスコア換算式|730点で満点になる仕組み

工学部一般選抜のTOEICスコアは、そのまま得点になるわけではなく、決められた計算式で100点満点に換算されます。募集要項に明記されている換算式は次のとおりです。

資格満点となる基準換算式
TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC-IPを含む)730点以上TOEICスコア÷7.3
TOEFL iBT80点以上TOEFL iBTスコア÷0.8

TOEICが730点に達すると英語の得点は上限の100点になり、それ以上スコアを伸ばしても得点は変わりません。逆に730点未満の場合は、スコアをそのまま7.3で割った値が得点になります。目安を一覧にすると次のとおりです。

TOEICスコア換算得点(100点満点)
400点約54.8点
500点約68.5点
600点約82.2点
650点約89.0点
700点約95.9点
730点以上100点(満点)

比例配点だからこそ「あと少し」が得点に直結する

この換算式からわかる大切な点が2つあります。1つ目は、比例配点なのでスコアが1点上がるごとに得点が少しずつ積み上がる仕組みだということです。600点から650点に伸ばせば得点は約6.8点、650点から700点なら約6.9点上がります。小さな伸びでも着実に得点に反映されるため、「あと少し」を積み重ねる価値があります。段階的な目標を立てて学習を進めやすい仕組みだといえるでしょう。

2つ目は、募集要項には「英語(TOEIC)は何点以上必要」という最低ラインの明記がないという点です。合否判定基準として明記されているのは、面接の得点が配点の60%未満の者、総得点が合計点の50%未満の者、学力試験または面接のうち1科目でも欠席した者を合格対象としないという条件のみで、英語単体の下限は定められていません。

公式に基準がないからこそ満点(730点)を目安にする

とはいえ、英語は総合点500〜600点のうち100点を占める1科目であり、比例配点である以上はスコアが高いほど有利に働くことは間違いありません。公式に「何点必要」という基準がない以上、可能な限り730点(満点換算)に近づけておくのが最も安全な考え方です。数学・専門科目・面接の対策に十分な時間を残すためにも、TOEICは早めに仕上げておきたい科目といえます。逆に言えば、730点に到達したあとは英語の得点は伸びなくなるため、そこから先は専門科目や面接練習に学習時間を振り分ける判断が合理的になります。

モデルケースで得点をシミュレーションする

実際の得点イメージをつかむために、合計600点(数学100+英語100+専門200+面接200)のコースを例にシミュレーションしてみましょう。TOEICが600点の場合、英語の換算得点は約82.2点になります。仮に数学80点・専門140点・面接160点を取れたとすると、総得点は462.2点で、合計点に対して約77%です。英語を730点まで伸ばして満点の100点にできれば、総得点は480点まで上がり、合計点に対する割合も約80%まで伸びます。

この試算からもわかるとおり、英語のスコアを600点から730点に伸ばすことで得られる得点の伸び幅はおよそ17.8点で、決して小さくはありません。総合点全体から見れば数点の差が合否を分けることも珍しくないため、この伸び幅を軽視すべきではありません。ただし専門科目(200点)や面接(200点)で同程度の得点を伸ばす場合と比べると、1科目あたりの得点上限が100点という枠の中でのことなので、英語だけに偏った対策は非効率になりやすい点も意識しておきましょう。総合点に占める配分を踏まえたうえで、どの科目にどれだけの時間を配分するかを考えることが重要です。

英語に苦手意識がある受験生へのアドバイス

高専や工業系の学科では、専門科目の学習に比重が置かれ、英語の学習時間が十分に確保できていない受験生も少なくありません。英語に苦手意識があるからといって早々に諦める必要はありません。TOEIC L&Rは出題形式が固定されており、対策の型が確立しやすい試験です。まずは基礎的な単語・文法の抜けを埋めることから始め、模試演習で出題パターンに慣れていけば、着実にスコアを積み上げることができます。

逆に英語が得意で高スコアをすでに持っている受験生であっても、730点に到達した時点でそれ以上の得点は伸びません。早めに満点ラインへ到達させ、余った時間を専門科目や面接対策に回すという判断が、総合点を最大化するうえでは合理的です。

合格者の得点は個人成績開示請求で確認できる

岐阜大学工学部の一般選抜では、受験者本人からの請求に基づき、自分の総得点(合否判定に使用した得点)に加えて、受験した募集単位の合格者の最高点・平均点・最低点を開示する制度があります。ただし募集単位の合格者が4人以下の場合は試験成績を公表せず、合格者が10人以下の場合は最低点を公表しないという条件があるため、誰でも常に詳細な得点分布を確認できるわけではありません。この制度の存在も踏まえると、募集要項に「英語は何点必要」という一律の基準が明記されていない理由が理解しやすくなります。受験後にどうしても得点の目安を知りたい場合は、この個人成績開示請求の制度を利用する方法もあります。

学科・コース別の配点と英語100点の重み

工学部一般選抜は、志望する学科・コースによって学力試験の科目構成と合計点が異なります。ただし、どのコースを選んでも英語(TOEIC)の配点は100点で統一されている点は共通しています。学科・コース別の配点は次のとおりです。

学科・コース数学英語専門面接合計
社会基盤工学科(環境・防災デザインコース)100100200200600
機械工学科(機械コース・知能機械コース)100100200200600
化学・生命工学科(物質化学コース・生命化学コース)なし100300200600
電気電子・情報工学科(電気電子コース)100100200100500
電気電子・情報工学科(情報コース・応用物理コース)100100200200600

この表から読み取れるのは、英語(TOEIC)が合計点に占める割合はおおむね17〜20%程度で、専門科目や面接ほどの比重ではないという点です。特に化学・生命工学科は数学の学力試験がなく専門科目が300点と最も重いため、専門科目対策の優先度が一段高くなります。一方で電気電子コースは合計500点のうち面接が100点と他コースより比重が軽く、学力試験(数学・英語・専門)の得点力がより重要になります。

コースごとに変わる対策の優先順位

コース別の配点差を踏まえると、対策の優先順位も自然と変わってきます。社会基盤工学科・機械工学科・電気電子情報工学科(情報コース・応用物理コース)は数学・専門・面接がいずれも大きな比重を占めるため、英語は早期に仕上げてから数学と専門科目に時間を回すという発想が合理的です。化学・生命工学科は専門科目300点が突出して大きいため、TOEICを早い段階で目標水準に到達させ、専門科目の演習時間を最大限確保する必要があります。

電気電子コースのように面接の配点が相対的に小さいコースでは、学力試験(数学・英語・専門)の総合力がより重視される設計になっています。志望するコースの配点比率を早い段階で把握しておくことで、限られた準備期間の使い方に迷いが生じにくくなります。

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TOEICは「早く片付けておく科目」と位置づける

ここで意識したいのは、TOEICは「専門科目の対策時間を確保するために早く片付けておく科目」と位置づけることです。英語の配点は各コースで固定の100点であり、専門科目や数学のように出題範囲を深く研究する必要がある科目ではありません。市販の教材と公式問題集で対策できる範囲が明確なぶん、早期に一定水準まで仕上げてしまえば、残りの学習時間を数学・専門科目・面接対策に厚く配分できます。

実際に多くの編入学試験対策では、英語(TOEICやTOEFL)を出願の半年〜1年前までに一定スコアまで到達させ、以降は専門科目と面接練習に集中するというスケジュールが一般的です。岐阜大学工学部の一般選抜では、出願は令和8年6月上旬、試験は6月中旬に実施されるため、逆算すると遅くとも試験前年の秋から冬にかけてTOEIC対策を本格化させる必要があります。具体的な日程逆算は後述の章で解説します。

専門科目の学習と両立させる考え方

数学や専門科目は出題範囲が学科・コースごとに細かく異なり、過去問演習や単元ごとの復習に時間がかかります。TOEICの学習を後回しにすると専門科目の演習時間まで圧迫されるため、英語は「先に一定水準まで持っていき、その後は専門科目に軸足を移す」という時間配分を意識すると、全体のスケジュールが立てやすくなります。特に専門科目の配点が300点と大きい化学・生命工学科の志望者は、この時間配分の考え方が合否に直結しやすいといえます。

提出できるTOEICスコアの種類と提出方法

岐阜大学工学部の一般選抜では、どのTOEICでも提出できるわけではなく、受験形式によって提出方法と可否が明確に分かれています。出願直前に慌てないよう、早い段階で自分が受けるべき受験形式を確認しておきましょう。

受験形式提出可否提出方法
TOEIC L&R「公開テスト」TOEIC申込サイトの「公開テストスコア確認サービス」でWeb提出(大学が指定する申請コードを使用)
TOEIC-IP「マークシート方式」スコアレポート(原本)を他の出願書類とともに郵送
TOEIC-IP「オンライン方式」不可出願書類として受理されない
TOEFL iBT受験者控えスコアレポート(PDFを印刷)を出願書類とともに郵送

提出形式が複数用意されている理由

TOEICだけでも「公開テスト」「TOEIC-IPマークシート方式」の2種類、さらにTOEFL iBTを加えると3通りの提出ルートが用意されているのは、受験生の環境に応じて柔軟に受験機会を確保できるようにするためと考えられます。在籍する学校でTOEIC-IPの団体受験が実施されていれば、個人で公開テストを申し込まなくても対策を進められるという利点がある一方、提出可否のルールが受験形式ごとに細かく定められているため、思い込みで手続きを進めるとやり直しが発生しかねません。次の項目から、それぞれの注意点を具体的に見ていきます。

実用英語技能検定(英検)は提出できない

募集要項が指定する外部試験はTOEIC L&R(TOEIC-IPを含む)とTOEFL iBTの2種類のみで、実用英語技能検定(英検)のスコアや級を提出する仕組みは用意されていません。高校時代に英検を取得していても、そのままでは工学部一般選抜の英語得点には使えないため、英検を持っている場合でもTOEICまたはTOEFLの受験が別途必要になります。他大学の編入学試験では英検を受け入れているところもあるため、併願を検討している場合は大学ごとの対応の違いを混同しないよう注意しましょう。

見落としやすいTOEIC-IPの受験形式の違い

TOEIC-IPのオンライン方式は提出できないという点は特に見落としやすい注意点です。所属する高等専門学校や短期大学でTOEIC-IPを団体受験する機会がある場合、それがオンライン方式なのかマークシート方式なのかを事前に確認しておく必要があります。学校によって実施形式が異なるため、担当の先生や学務窓口に「岐阜大学工学部の編入学試験に提出できる形式かどうか」を具体的に確認するのが確実です。学校側が把握していないケースもあるため、自分自身で募集要項の該当箇所を確認しておくと安心です。

スコアの有効期限を確認する

提出できるスコアにも有効期限があります。募集要項では「2024年4月以降に受験したTOEIC Listening & Reading Testの公式認定証(TOEIC-IPのスコアレポート)またはTOEFL iBTの受験者控えスコアレポート」が対象とされています。古いスコアを使い回すことはできないため、出願する年度に合わせて有効な受験時期のスコアを用意する必要があります。高校時代や高専低学年時に受験したスコアがある場合でも、有効期限の起点を必ず確認してください。

公開テストとマークシート方式の提出手順

公開テストの「公開テストスコア確認サービス」を利用する場合は、大学が指定する申請コードをTOEIC申込サイト上で入力し、受験者本人がスコアをWeb提出する仕組みです。申請コードは年度ごとの募集要項に記載されているため、出願する年度の最新情報を必ず確認してください。TOEIC-IPマークシート方式とTOEFL iBTは原本またはPDFの印刷物を、他の出願書類とあわせて郵送する必要があります。

原本を郵送する場合、返却を希望するときは試験当日に試験場本部で受け取る、あるいは欠席した場合は別途返信用封筒を送付するといった手続きが必要になることもあります。原本は基本的に返却されない前提で、コピーを手元に残しておくと安心です。出願書類一式を封筒にまとめる前に、提出物のチェックリストを作り、原本とコピーを取り違えないよう管理しておくとミスを防げます。

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出願日程から逆算するTOEICスコア提出のタイムライン

工学部一般選抜のTOEICスコアは、出願書類の一部として決められた期間内に提出する必要があります。まずは一般選抜と推薦選抜、それぞれの日程を確認しましょう。

選抜区分出願期間試験日合格発表
推薦選抜令和8年5月1日(金)〜5月8日(金)令和8年5月16日(土)・面接のみ令和8年6月1日(月)
一般選抜令和8年6月2日(火)〜6月4日(木)令和8年6月13日(土)令和8年7月1日(水)

一般選抜の出願は令和8年6月上旬に集中しており、この期間内にインターネット出願サイトでの登録・検定料の支払い・TOEICスコアの提出(または原本の郵送)まで完了させる必要があります。出願直前に受験したTOEICのスコアは間に合わない可能性があるため、公開テストの結果発表からスコア確認サービスでの提出手続きまでの日数を見込んで、逆算したスケジュールを組むことが欠かせません。

半年〜1年前から逆算した準備の流れ

目安として、次のようなタイムラインで準備を進めると余裕を持って出願できます。

  1. 試験前年の秋〜冬(出願の半年〜1年前):現在のスコアを把握し、目標スコアとのギャップを確認して学習計画を立てる
  2. 試験当年の初春:TOEIC公開テストを受験し、中間的な到達度を確認する
  3. 試験当年の4〜5月:必要に応じて再受験し、出願に間に合う最終スコアを確定させる
  4. 出願期間(6月上旬):公開テストスコア確認サービスでの提出、またはスコアレポート原本を他の出願書類とともに郵送する

公開テストは実施から結果発表まで一定の日数がかかり、さらにスコア確認サービスでの提出手続きにも時間を要します。出願締切ぎりぎりに受験したスコアは提出が間に合わない恐れがあるため、遅くとも出願期間の1〜2回前の公開テストまでにはスコアを固めておくのが安全です。TOEIC-IPのマークシート方式やTOEFL iBTを利用する場合も、スコアレポートの発行・印刷・郵送にかかる時間を見込んでおきましょう。

複数回受験を前提に計画を立てる

TOEICは1回の受験で目標スコアに到達するとは限りません。複数回の受験を前提にスケジュールを組んでおくことで、1回目の結果が思わしくなくても出願までに立て直す余地が生まれます。公開テストは年に複数回実施されるため、出願期間から逆算して「あと何回受験できるか」を早い段階で把握しておくと、1回ごとの受験にかける準備の密度も調整しやすくなります。

受験回数が限られる場合は、模試形式の問題集や公式が提供する練習教材で本番に近い環境を作り、本番の受験回数を最小限に抑えつつスコアを積み上げていく方法も有効です。検定料や会場までの移動時間も踏まえて、無理のない受験計画を立てましょう。

証明書とスコア提出のタイミングをそろえる

出願書類は、TOEICスコアだけでなく成績証明書・志望理由書などをまとめて提出する必要があります。それぞれの書類の準備状況を一つのスケジュール表にまとめておくと、どれか一つの準備が遅れて出願全体が間に合わなくなるという事態を防ぎやすくなります。特に成績証明書は在籍学校側の発行スケジュールに左右されるため、TOEICのスコアが早く仕上がっても、証明書の発行が遅れれば出願はできません。両方の進捗を並行して管理する意識を持ちましょう。

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推薦選抜と一般選抜を並行して検討する

推薦選抜と一般選抜は出願時期がずれているため、推薦選抜の出願資格を満たす人は、推薦選抜(TOEIC不要)を先に検討しつつ、不合格だった場合や出願資格を満たさない場合に備えて一般選抜用のTOEIC対策も並行して進めておくと安心です。推薦選抜は書類選考と面接のみで、5月上旬という早い時期に出願・試験が完結するため、専門科目の成績に自信がある人ほど検討する価値があります。仮に推薦選抜で出願資格を満たさない、あるいは校内選考で漏れた場合でも、一般選抜のTOEIC対策を並行して進めていれば時間のロスを防げます。

工学部推薦選抜・地域科学部・応用生物科学部の英語の扱い

ここまで工学部一般選抜を中心に見てきましたが、岐阜大学の編入学試験を検討する際は、志望する学部・選抜区分によって英語の扱いがまったく異なることを改めて押さえておく必要があります。

学部・選抜区分選抜方法配点TOEICの要否
工学部・推薦選抜面接+成績証明書面接150点+成績証明書100点=250点不要
工学部・一般選抜数学(コースによる)+TOEIC/TOEFL+専門+面接500〜600点(英語は各コース100点)必須
地域科学部小論文+英語(学力試験)+面接各200点、合計600点外部スコア提出の記載なし(最新要項で要確認)
応用生物科学部小論文+面接各200点、合計400点不要(英語科目自体がない)

推薦選抜は成績証明書の管理が鍵になる

工学部の推薦選抜は、高等専門学校・短期大学の指定学科を令和9年3月に卒業見込みの人が対象で、在籍学校の推薦を受けられることが前提になります。成績証明書の得点が配点の80%未満の場合は合格対象外となるなど独自の基準があるため、TOEICが不要な代わりに在学中の成績を早い段階から意識しておく必要があります。校内での推薦枠にも上限があるため、早めに担任や学務窓口に出願の意思を伝えておくとよいでしょう。

地域科学部は英語の読解・論述力を鍛える対策が中心

地域科学部は、直近の募集要項を確認する限り、小論文・英語・面接の3科目を大学の試験会場で実施する形式です。この「英語」は外部検定試験のスコアではなく、大学が作成する学力試験の一部と位置づけられています。地域科学部を志望する場合はTOEICではなく英語の読解・論述力そのものを鍛える対策が中心になります。ただし年度によって実施方式が見直される可能性もあるため、出願を検討する際は必ず最新の学生募集要項を確認してください。関連する学部の詳細は下記の記事も参考にしてください。

地域科学部を志望していてTOEIC対策を進めてきた場合、その学習が無駄になるわけではありません。TOEICで培った語彙力や文法知識は英語の学力試験にも活かせるため、TOEIC教材で基礎を固めたうえで、長文読解や英作文・和訳といった大学独自の出題形式に慣れる練習を追加するとよいでしょう。逆に、地域科学部の英語対策として長文読解を重点的に行ってきた場合でも、その読解力は他大学の併願先でTOEICを課される場面でも土台として役立ちます。

関連記事: 岐阜大学地域科学部の編入試験を徹底解説|出願資格・試験科目・過去問対策・志望理由書・面接まで

応用生物科学部はTOEICより小論文・面接の準備を優先する

応用生物科学部は、選抜方法が小論文と面接のみで、英語という試験科目自体が存在しません。専門分野に関する基礎的な学力を問う内容が小論文・面接に組み込まれているため、TOEIC対策よりも志望する学科(応用生命化学科・食農生命科学科・生物圏環境学科)に関する専門的な関心や小論文の構成力を磨くことが合格への近道になります。学部を確認しないままTOEIC対策から始めてしまうと、応用生物科学部の受験生にとっては遠回りになりかねません。

学部ごとに出願時期も異なる点に注意する

3学部は英語の扱いだけでなく、出願時期そのものも大きく異なります。工学部の推薦選抜は5月上旬、一般選抜は6月上旬に出願が集中する一方、応用生物科学部は5月中旬〜下旬、地域科学部は例年10月前後に出願期間が設定される傾向があります。複数学部を併願する場合は出願時期が重ならないかを早めに確認しておく必要があります。特に工学部を第一志望としつつ地域科学部を併願する場合、TOEIC対策と小論文・面接対策の時間配分をどう組み合わせるかが計画の鍵になります。

「未検証」という表記をあえて残す理由

本記事では地域科学部の英語の扱いについて、直近の募集要項をもとに「TOEIC等の外部スコア提出の記載は見当たらない」と紹介しつつ、最新年度分は本記事執筆時点で確認できていないため「未検証」と明記しています。断定できない情報を断定せずに伝えることも、出願を控えた受験生にとって重要な情報の一つだと考えているためです。地域科学部・応用生物科学部を検討している場合は、必ず出願する年度の最新の学生募集要項を大学公式サイトで確認したうえで対策の方向性を決めてください。

TOEICスコアを伸ばすための学習法(Part別対策と学習計画の立て方)

工学部一般選抜を目指す場合、限られた期間でTOEICスコアを伸ばす必要があります。ここでは編入学試験の受験生が意識したい学習の進め方を紹介します。

まず現在地を把握する

本格的に対策を始める前に、公式問題集や模試形式の教材で現在のスコア帯を把握しましょう。TOEICは公式認定証にAbility Measured(項目別の到達度)が示されるため、リスニングとリーディングのどちらが弱いか、文法・語彙・読解のどこでつまずいているかを可視化できます。苦手分野を特定してから学習を始めることで、限られた時間を効率よく配分できます。

Part別の攻略順序を決める

TOEIC L&Rは全7パートで構成されており、パートごとに必要な対策が異なります。一般的には、まず語彙・文法の基礎を固めるPart 5・6から着手し、その後リスニングのPart 1〜4、最後に情報量の多いPart 7の読解速度を上げていく順序が効率的とされています。専門科目や数学の対策と並行して取り組む場合は、1日の学習時間を細切れに分け、通学・移動時間にはリスニング、まとまった時間には読解問題を解くといった使い分けも有効です。

週単位の学習メニューを組む

出願までの期間から逆算し、週あたりの学習配分をあらかじめ決めておくと学習が続けやすくなります。目安として、平日は1日1時間程度で単語・文法の反復とPart 5・6の演習、週末はまとまった時間を確保して公式問題集の模試演習と復習に充てる、という形が編入学試験の受験生には取り組みやすい配分です。

曜日区分学習内容の目安
平日単語・文法の反復、Part 5・6の演習(1日1時間程度)
週末公式問題集での模試演習、間違えた問題の復習

模試演習では、解いて終わりにせず、間違えた問題を「知識不足」「時間不足」「ケアレスミス」のどれに当てはまるかで分類し、対処法を変えることが大切です。知識不足であれば単語・文法の反復、時間不足であれば解答スピードを上げる練習、ケアレスミスであれば見直しの手順を固定する、といった具合に原因に応じた対策を積み重ねていきます。

理系ならではの語彙対策と伸び悩み時の対処法

工学部を志望する場合、TOEICの一般的なビジネス語彙に加えて、科学技術や数値・図表の読み取りに関する語彙にもある程度慣れておくと、Part 7の長文読解やPart 3・4のリスニングで有利に働くことがあります。日頃から理系分野の英文に触れておくことは、専門科目の英語論文や技術文書に対する抵抗感を減らすことにもつながります。

学習を続けていてもスコアが伸びない時期(いわゆる伸び悩み)は誰にでも訪れます。そうしたときは、いきなり教材を増やすのではなく、まず現在の学習方法が自分の弱点に合っているかを見直すことが先決です。リスニングが伸びない場合は音読やシャドーイングの量を増やす、読解が遅い場合は語彙よりも文構造の把握を優先するなど、原因に応じたテコ入れが効果的です。

教材選びのポイント

TOEIC対策の教材は数多く出版されていますが、編入学試験の受験生にとって重要なのは、専門科目の学習時間を圧迫しない範囲で効率よく取り組める教材を選ぶことです。最初の1冊は公式問題集や出題形式に忠実な入門書を選ぶと、本番の形式に早い段階で慣れることができます。スコアレポートのAbility Measuredで弱点が見えてきたら、Part 7の読解問題集やPart 5・6の文法問題集など、弱点分野に特化した教材を追加していくと効率的です。

複数の教材に手を広げすぎると、どれも中途半端になりがちです。1冊を繰り返し解いて定着させるほうが、限られた学習時間の中では成果につながりやすい傾向があります。

学習を継続するための工夫

専門科目の課題やレポートに追われる中でTOEICの学習時間を確保し続けるのは簡単ではありません。毎日決まった時間に少しずつ取り組む習慣をつくることが、途中で挫折しないための最も現実的な方法です。学習の記録を残し、模試のスコア推移を可視化しておくと、伸び悩む時期でも「これまでの積み重ね」が見えるため、モチベーションを維持しやすくなります。出願までの期間が短いと感じる場合こそ、今日から取り組める小さな一歩を積み重ねていくことが結果的に近道になります。

専門科目・面接対策との時間配分

工学部一般選抜では数学・専門科目・面接の配点がTOEICよりも大きいコースがほとんどです。TOEICのスコアが目標に近づいてきたら、学習時間の比重を専門科目や面接練習に移していくことを意識してください。汎用的なTOEICの目標スコア設定や学部系統別の相場観については、以下の記事でも詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

関連記事: 大学編入にTOEICは何点必要?学部別の目安と対策

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出願書類の準備と併願戦略

工学部一般選抜に出願する際は、TOEICスコアのほかにも複数の書類を期限内に揃える必要があります。証明書の発行には時間がかかることが多いため、早めに準備リストを作っておきましょう。

出願書類注意点
入学志願票インターネット出願サイトで登録・印刷。顔写真データが必要
成績証明書在籍学校等の長が作成し厳封。発行に時間がかかることがある
TOEIC/TOEFLスコア受験形式に応じてWeb提出または原本郵送。有効期限に注意
志望理由書所定の様式で作成。専門分野への関心を具体的に記述する

証明書は発行までの日数を見込んで早めに準備する

成績証明書やTOEICスコアレポートは、発行や到着までに数日〜数週間かかることがあります。出願期間の直前に慌てて準備を始めると間に合わないおそれがあるため、出願期間が確定した段階で、必要書類のチェックリストと発行にかかる目安日数を一覧化しておくと安心です。特に在籍学校の窓口が混み合う時期(学期末など)は発行に通常より時間がかかることもあるため、余裕を持って申請しておきましょう。

併願先の英語資格を早めに確認する

併願を検討する場合は、出願期間・試験日・必要な英語資格の種類が重なっていないかを早めに確認しておく必要があります。岐阜大学工学部の一般選抜はTOEIC・TOEFLのスコア提出が前提であるのに対し、他大学では英語の筆記試験を課すところや、実用英語技能検定など別の資格を受け入れているところもあります。併願先の要項をそれぞれ確認し、共通して使える英語資格があれば、受験機会を効率的に使うことができます。

併願校が複数になる場合は、大学名・学部名・出願期間・試験日・必要な英語資格・提出締切を1つの表にまとめておくと管理がしやすくなります。口頭で覚えておくのではなく紙やスプレッドシートに書き出すことで、複数大学の締切が重なった際の見落としを防げます。特にTOEICのスコア提出は大学ごとに求める形式や有効期限が異なることが多いため、共通のスコアで併願できるかどうかも早い段階で整理しておきましょう。

また、志望理由書や証明書の様式は大学ごとに異なるため、使い回しができる部分とできない部分を早めに整理しておくと、出願直前の負担を減らせます。大学編入対策全般の進め方については、下記のコースページでも個別に相談できます。

出願前の最終チェックリスト

出願書類を封筒に入れる前に、以下の項目を確認しておくと当日になって慌てることを防げます。

  • TOEICまたはTOEFLのスコアは、募集要項が指定する受験形式(公開テスト/TOEIC-IPマークシート方式/TOEFL iBT)に合っているか
  • スコアの受験日が2024年4月以降など、有効期限の条件を満たしているか
  • 成績証明書・志望理由書など、他の出願書類がすべて揃っているか
  • 出願期間・検定料の支払い期限・出願書類の郵送期限をそれぞれ確認したか
  • 簡易書留速達など、指定された郵送方法を守っているか

特にTOEICのスコア提出は形式ごとに手続きが異なるため、直前で慌てないよう出願期間が始まる前にこのチェックリストを一通り確認しておくことをおすすめします。出願書類の不備は受理されない原因になるため、余裕を持った準備が何より大切です。

受験・入学にかかる費用の目安

TOEIC対策の教材費や受験料に加えて、出願・入学にかかる費用もあらかじめ把握しておくと資金計画が立てやすくなります。工学部の編入学試験に関する費用の目安は次のとおりです。

項目金額(予定額を含む)
検定料(推薦・一般共通)30,000円
入学料282,000円(予定額)
前期授業料267,900円(年額535,800円、予定額)

これらの金額は改定される可能性があるため、あくまで目安として捉え、出願前には最新の学生募集要項で必ず確認してください。TOEICの受験料や教材費も含めた総費用を早い段階で把握しておくと、対策のスケジュールと合わせて計画的に準備を進められます。

関連リンク: 大学編入対策コース

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よくある質問(FAQ)

岐阜大学の編入学試験は全学部でTOEICが必要ですか?

いいえ。TOEICのスコア提出が必須なのは工学部の一般選抜のみです。工学部の推薦選抜は面接と成績証明書のみで判定され、地域科学部は大学が実施する学力試験としての「英語」、応用生物科学部は小論文と面接のみで、いずれもTOEIC提出は求められていません。志望する学部・選抜区分ごとに最新の募集要項で確認することが、対策の方向性を誤らないための第一歩です。

TOEICは何点あれば安心ですか?

工学部一般選抜の換算式では730点以上で満点(100点)になります。公式に「何点以上必要」という最低ラインの明記はありませんが、英語は比例配点であるため、スコアが高いほど得点は積み上がります。専門科目や面接の対策時間を確保する意味でも、可能な限り730点に近いスコアを早めに用意しておくのが安全な考え方です。総合点に占める英語の比率(17〜20%程度)を踏まえ、数学・専門科目とのバランスも意識して目標を設定しましょう。

TOEIC-IPのスコアは岐阜大学工学部の編入で使えますか?

受験形式によって異なります。TOEIC-IPの「マークシート方式」はスコアレポート原本の郵送で提出できますが、「オンライン方式」のスコアは出願書類として受理されません。所属する学校で実施されるTOEIC-IPがどちらの形式かを事前に確認してください。

TOEFLでも出願できますか?

可能です。TOEFL iBTは80点以上を100点として比例配点(TOEFL iBTスコア÷0.8)で換算されます。受験者控えスコアレポートを印刷し、他の出願書類とあわせて郵送する必要があります。TOEICとTOEFLのどちらか一方を提出すればよく、両方を提出する必要はありません。すでに海外留学経験などでTOEFL iBTのスコアを持っている場合は、そのスコアを活用できます。

TOEICのスコアはいつまでに提出すればいいですか?

一般選抜の出願期間(令和8年6月上旬)内に提出手続きを完了させる必要があります。公開テストスコア確認サービスでの提出には一定の日数がかかるため、出願直前に受験したスコアは間に合わない可能性があります。出願期間の1〜2回前の公開テストまでにスコアを固めておくと安心です。TOEIC-IPマークシート方式やTOEFL iBTのスコアレポートを郵送する場合も、印刷や封筒の準備にかかる時間を見込んで、出願期間の初日から余裕を持って準備を進めましょう。

工学部の推薦選抜でもTOEICは必要ですか?

必要ありません。推薦選抜は面接150点と成績証明書100点の合計250点で合否を判定し、TOEICのスコアは選抜項目に含まれません。ただし成績証明書の得点が配点の80%未満の場合は合格対象外となるため、在学中の成績管理が重要になります。推薦選抜は高等専門学校・短期大学の指定学科を卒業見込みであることが出願資格の前提になるため、自分の学科が対象に含まれるかもあわせて確認しておきましょう。

TOEICのスコアが伸び悩んだらどうすればいいですか?

間違えた問題を「知識不足」「時間不足」「ケアレスミス」に分類し、原因に応じた対策を積み重ねることが基本です。それでも計画どおりに伸びない場合は、専門科目や面接対策との時間配分を見直すことも選択肢になります。工学部の推薦選抜のようにTOEICを必要としない出願資格を満たせるかどうかを在籍校に確認するのも一つの方法です。独学で伸び悩みを感じる場合は、専門の指導を受けて学習計画を立て直すのも一つの方法です。

岐阜大学の編入試験の過去問は入手できますか?

学部ごとに過去問題の請求方法が定められており、返信用封筒に必要な切手を貼付して各学部の学務係に請求する形式が一般的です。ただし専門科目・数学の過去問が中心で、英語(TOEIC)については独自の過去問は存在しません。TOEIC対策は公式問題集や市販教材を活用してください。専門科目の過去問請求方法や配布範囲は年度によって変わることがあるため、請求前に各学部の最新情報を確認することをおすすめします。

まとめ|岐阜大学編入のTOEIC対策で押さえるべきポイント

  • TOEICが必須なのは工学部の一般選抜のみ。工学部の推薦選抜・地域科学部・応用生物科学部はTOEIC提出を求めていない
  • 工学部一般選抜のTOEICは、730点以上で満点(100点)になる比例配点(TOEIC÷7.3)で換算される
  • 英語の配点はどのコースでも100点で、合計500〜600点のうち17〜20%程度を占める
  • TOEIC-IPの「オンライン方式」は出願書類として受理されない点に注意する
  • スコア提出には日数がかかるため、出願期間(令和8年6月上旬)から逆算して余裕のあるスケジュールでTOEICを受験する
  • TOEICは専門科目より対策の見通しが立てやすい科目。早めに仕上げて専門科目・面接対策の時間を確保する
  • 年度によって配点・日程・提出方法が変更される可能性があるため、出願前に必ず最新の学生募集要項を確認する
  • 証明書やスコアレポートの発行・郵送には日数がかかるため、出願期間の直前ではなく早い段階から準備を進める

岐阜大学工学部の編入学試験は、TOEICのスコア換算式が明確に定められている分、対策の道筋を立てやすい試験といえます。ただし英語だけに時間をかけすぎると、配点の大きい専門科目や数学、面接の準備が手薄になりかねません。TOEICは早い段階で一定水準まで仕上げ、残りの期間を専門科目と面接練習に充てるという計画性が合格への近道になります。

一方で、地域科学部や応用生物科学部を志望する場合はTOEICそのものが選抜項目に含まれない可能性が高く、英語の読解・論述力や小論文・面接の準備に時間を配分するほうが合理的です。志望学部と選抜区分を早めに確定させ、それぞれの制度に合わせた対策に切り替えることが遠回りを防ぐ第一歩になります。

編入学試験は在学中の学業と並行して準備を進める必要があるため、限られた時間をどの科目にどれだけ配分するかという判断そのものが合否を左右します。本記事で紹介した換算式や配点表を出発点に、自分の志望学科・コースに合わせた学習計画を組み立ててみてください。独学でのスケジュール管理や科目ごとの優先順位づけに不安がある場合は、専門の指導を活用して学習計画を組み立て直すのも一つの方法です。

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この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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