ご質問やお問い合わせはお気軽に
兵庫県立大学編入のTOEIC対策|必要スコアの目安と学習法

兵庫県立大学の編入学試験では、学部によってTOEICの扱いがまったく異なります。工学部と環境人間学部は英語の当日筆記試験を課さず、TOEICまたはTOEFLのスコア提出で英語力を評価する一方、理学部は逆にTOEICなどの外部試験を一切使わず、当日の英語筆記試験のみで合否を判定します。兵庫県立大学編入とは、他大学や高専・短大などから2年次または3年次に入学できる制度のことで、この記事では工学部・環境人間学部・理学部の3学部を対象に、TOEICを使う学部と使わない学部の違いを公式の入学者選抜方法等に基づいて整理します。
「兵庫県立大学 編入 toeic」というキーワードで調べている方の多くは、自分の志望学部でTOEICが本当に必要なのか、必要ならどの程度のスコアを目指せばよいのかを知りたいはずです。結論から言うと、TOEIC対策が直接必要になるのは工学部と環境人間学部を志望する場合です。どちらも合格に必要な最低スコアは公表されていませんが、出願書類として提出するスコアシートの形式や有効期限には細かいルールがあり、知らずに準備を進めると出願直前で慌てることになりかねません。逆に理学部を志望する場合は、TOEICのスコア提出そのものは不要ですが、当日の英語筆記試験に向けた実力養成は避けて通れません。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
(費用は一切かかりません)
専門科目・出願資格・過去問対策まで含めた学部ごとの全体像は、兵庫県立大学工学部の編入試験を徹底解説や兵庫県立大学環境人間学部の編入試験を徹底解説でも詳しく取り上げています。この記事では、それらの記事では扱いきれていない「TOEICを使う学部と使わない学部の違い」「非公表のボーダースコアをどう見積もるか」「限られた準備期間でTOEICのスコアを伸ばす具体的な学習法」の3点に絞って掘り下げます。工学部・環境人間学部を志望していてこれからTOEICの受験計画を立てようとしている方はもちろん、理学部を志望していて「自分もTOEICの勉強をすべきか」と迷っている方にも役立つ内容になっています。
年度によって出願資格や試験日程、提出書類の様式が変更される可能性があるため、実際に出願する際は必ず志望学部が発行する最新の学生募集要項で確認してください。工学部・環境人間学部・理学部のいずれを志望する場合でも、出願までに何を準備すべきかが具体的にイメージできる内容を目指しています。まずは、兵庫県立大学のどの学部で編入学試験が実施されているのかという全体像から見ていきましょう。
兵庫県立大学の編入学試験とTOEICの関係|まず押さえたい全体像
兵庫県立大学で編入学試験(他大学等から2年次以降に入学する制度)を実施しているのは、工学部・理学部・環境人間学部の3学部です。国際商経学部・社会情報科学部・看護学部には編入学試験の設定がなく、これらの学部を目指す場合は一般選抜や学校推薦型選抜など別の入試区分を検討することになります。まずこの前提を押さえておくと、志望学部によって準備すべき対策がまったく異なることが見えてきます。
実施学部が3つに限られている理由
兵庫県立大学は2004年に神戸商科大学・姫路工業大学・兵庫県立看護大学の統合によって発足した比較的大規模な公立大学で、現在は国際商経学部・社会情報科学部・工学部・理学部・環境人間学部・看護学部の6学部体制です。このうち編入学という制度を独自に設けているのは、もともと単科大学として長い歴史を持つ工学部(旧姫路工業大学)と理学部、そして環境人間学部の3学部に限られます。国際商経学部・社会情報科学部は比較的新しい学部で編入学の枠組みを持たず、看護学部も学校推薦型選抜・一般選抜・社会人総合型選抜が主要な入試区分となっており、編入学試験という区分は設けられていません。志望する分野によっては、そもそも編入学というルート自体が使えない可能性がある点は最初に確認しておくべきポイントです。
工学部・環境人間学部と理学部でTOEICの扱いが正反対
3学部のうち、英語の扱いが対照的なのが工学部・環境人間学部と理学部です。工学部と環境人間学部は、編入学試験の当日に英語の筆記試験を課さず、あらかじめ受験したTOEICまたはTOEFLのスコアシートを出願書類として提出させる方式を採用しています。つまり英語力の証明は出願時点までに済ませておく必要があり、試験当日に英語の答案を書く場面はありません。
これに対して理学部は、TOEICなどの外部英語試験のスコア提出という制度自体が存在せず、編入学試験の当日に大学独自の英語筆記試験を実施して合否を判定します。同じ兵庫県立大学の編入学試験でありながら、英語対策の性質がまったく異なる点は、併願を検討するうえでも重要な情報です。
| 学部 | 募集学科 | 英語の評価方法 | TOEIC・TOEFLの要否 |
|---|---|---|---|
| 工学部 | 電気電子情報工学科・機械材料工学科・応用化学工学科 | 当日筆記なし。TOEIC・TOEFLスコアシート提出 | 必須(いずれか1つ) |
| 環境人間学部 | 環境人間学科(食環境栄養課程を除く) | 当日筆記なし。TOEICまたはTOEFL-iBTスコア提出 | 必須 |
| 理学部 | 物質科学科・生命科学科 | 当日筆記試験(90分) | 不要(制度自体がない) |
いずれの学部も、専門科目や小論文・面接といった他の選考要素と組み合わせて総合的に合否が決まる点は共通しています。TOEIC対策だけを進めても合格には直結しませんが、工学部・環境人間学部を志望するなら英語外部試験のスコア準備は出願の前提条件になるため、専門科目の対策と並行して早めに動き出す必要があります。募集人員はいずれの学部・学科も「若干名」であり、一般選抜のような大人数募集ではない点も、編入学試験に共通する特徴です。
編入学を検討する前に確認したい3つのポイント
兵庫県立大学への編入学を検討する際は、TOEIC対策に着手する前に次の3点を確認しておくと準備の方向性を誤らずに済みます。1つ目は志望する分野に編入学試験そのものが用意されているかどうかです。前述のとおり実施学部は3学部に限られるため、志望分野が国際商経学部・社会情報科学部・看護学部に該当する場合は、そもそも編入学というルートが使えません。2つ目は出願資格です。高専卒・短大卒・大学在学中など出身によって出願できる条件が異なるため、自分がどの区分に該当するかを早期に確認する必要があります。3つ目は英語対策の方向性で、TOEIC・TOEFLのスコア提出が必要な学部か、当日筆記試験が課される学部かによって、準備すべき対策がまったく変わります。
これら3点を確認したうえで志望学部を絞り込み、専門科目・小論文・面接・英語という複数の対策を同時並行で進める計画を立てることが、限られた準備期間を有効に使う近道になります。
「若干名」募集が意味すること
編入学試験の募集人員が「若干名」と表記される場合、実際の合格者数は年度・学科によって数名程度にとどまることが一般的です。工学部の場合、令和7年度実施分の入学者選抜実施結果では、電気電子情報工学科・機械材料工学科・応用化学工学科の3学科・6コース合計で7名程度の合格者にとどまった年度もあり、学科・コースによっては合格者が出ない年度もあるという厳しさがうかがえます。TOEIC・TOEFLのスコアはあくまで出願の前提条件であり、専門科目・面接・成績のすべてで高い水準を維持することが合格には欠かせません。
学部別に見るTOEIC・TOEFLの扱い|工学部・環境人間学部・理学部の違い
ここでは3学部の編入学試験の選抜方法を比較し、TOEIC・TOEFLがどの場面でどう使われるのかを具体的に整理します。募集人員はいずれも「若干名」で、学科・コースごとの少人数選抜という点も3学部に共通しています。
選抜方法の全体比較
工学部は出願書類・専門科目の筆記試験・面接に加えて、TOEICまたはTOEFLのスコアシート提出が求められる4要素構成です。専門科目は電気電子情報工学科なら電磁気学・電気回路、機械・材料工学科の機械工学コースなら材料力学・流体力学・熱力学というように、志望する学科・コースごとに検査科目が細かく指定されています。
環境人間学部は出願書類・小論文・口述試験の3要素に加えて、英語はTOEICまたはTOEFL-iBTのスコア、数学は実用数学技能検定(準2級以上)のスコアを利用するという、外部試験を二重に活用する仕組みが特徴です。小論文と口述試験はいずれも当日行われますが、英語・数学の学力はあらかじめ取得した検定スコアで代替される点は工学部と共通しています。
理学部は出願書類・英語(当日筆記)・小論文・面接という構成で、英語だけが当日の筆記試験として課される点が他の2学部と大きく異なります。物質科学科・生命科学科のいずれも、英語の試験時間は90分(10:00〜11:30)、小論文は12:30〜14:30と、1日で複数科目をこなす日程です。
| 学部 | 試験科目構成 | TOEIC・TOEFLの位置づけ | 試験当日の主な内容 |
|---|---|---|---|
| 工学部 | 出願書類+専門科目筆記+面接 | 出願時提出書類(当日試験の代わり) | 専門科目(10:00〜12:00)+面接(14:00〜) |
| 環境人間学部 | 出願書類+小論文+口述試験 | 出願時提出書類(数学は数検で代替) | 小論文(10:00〜11:00)+口述試験 |
| 理学部 | 出願書類+英語筆記+小論文+面接 | 制度なし(当日筆記で評価) | 英語(10:00〜11:30)+小論文(12:30〜14:30)+面接(15:30〜) |
出願資格の違いも押さえておく
3学部は出願資格の設計にも違いがあります。工学部は高等専門学校卒業(見込)者・高等学校専攻科卒業(見込)者・短期大学理工系学科卒業(見込)者・大学理工系学部で62単位以上修得(見込)の者のいずれかに該当することが条件です。理学部は大学・短期大学・高等専門学校の卒業(見込)者に加え、大学に2年以上在学し2年以上の在学見込みで一定の単位を修得した者も対象になりますが、事前に出願要件認定審査を受ける必要がある点が工学部・環境人間学部にはない特徴です。環境人間学部は大学・短期大学・高等専門学校の卒業(見込)者、または大学に2年以上在学し60単位以上を修得(見込)の者が対象で、こちらは事前審査の規定はありません。
出願書類も学部によって細かく異なります。工学部は専門科目・面接に加えてTOEIC・TOEFLのスコアシート原本と成績証明書(または調査書)が必要で、環境人間学部はTOEIC・TOEFLに加えて実用数学技能検定の成績証明書も求められます。理学部はTOEIC・TOEFLの提出は不要な代わりに、生物学実験など指定科目の単位修得を証明するシラバス・履修証明書の事前提出と、それに基づく出願要件認定審査への合格が必要です。どの書類をいつまでに準備すべきかは学部ごとに大きく異なるため、志望学部が決まった段階で募集要項の「出願書類」の項目を細部まで読み込んでおくことをおすすめします。
この比較から分かるとおり、TOEIC対策に時間を割くべきかどうかは志望学部によって明確に分かれます。工学部・環境人間学部志望者は専門科目や小論文の対策と並行してTOEIC・TOEFLの受験計画を立てる必要がありますが、理学部志望者はTOEIC受験そのものより、大学入試レベルの英文読解・英作文力を養う当日筆記対策に注力すべきです。
出願期間・試験日程の学部間比較
3学部は出願期間や試験実施時期も異なります。工学部は7月上旬出願・7月末試験という比較的早い時期に実施されるのに対し、環境人間学部・理学部は9月から11月にかけて出願・試験が行われる年度が多く、年間を通じたスケジュール感が異なります。志望学部が決まったら、その学部の出願期間から逆算してTOEIC受験や専門科目対策の計画を立てることが重要です。
| 学部 | 出願期間の目安 | 試験実施時期の目安 |
|---|---|---|
| 工学部 | 7月上旬(数日間) | 7月末 |
| 環境人間学部 | 10月中旬(2週間程度) | 11月下旬 |
| 理学部 | 7月中旬(1週間程度、事前審査あり) | 9月上旬 |
いずれの年度も日程は変更される可能性があるため、志望学部が確定したら必ず最新の学生募集要項で正確な日程を確認してください。
工学部編入学のTOEIC活用ルール|提出書類・有効期限・注意点
工学部の編入学試験では、電気電子情報工学科・機械材料工学科・応用化学工学科のいずれを志望する場合も、TOEIC・TOEIC-IP・TOEFL-iBT・TOEFL-PBT・TOEFL-ITPのいずれか1つのスコアシート原本を出願時に提出する必要があります。専門科目の学力検査(10:00〜12:00)と面接(14:00〜)が試験当日の内容で、英語はこの日程には含まれません。2027年4月入学を目指す令和9年度の編入学試験では、出願期間が2026年7月1日から7月10日必着、試験日が2026年7月31日、合格発表が2026年8月5日という日程が公表されています。
提出できるスコアシートの形式
提出が認められるのは、対面形式で実施された検定試験のスコアシートのみです。オンライン(Web形式)で実施された検定試験のスコアシートは出願書類として認められないため、自宅受験タイプのテストを受けても出願には使えない点に注意が必要です。TOEIC-IP(団体特別受験制度)も対面実施であれば対象に含まれます。有効期限は入試実施日から遡って2年以内と定められているため、令和9年度の試験日(2026年7月31日)を基準にすると、それより2年以上前に受験したスコアシートは無効になります。
学科・コース別の専門科目
工学部は志望する学科・コースによって専門科目の検査内容が異なります。TOEIC・TOEFLのスコア準備と並行して、専門科目の対策範囲も早期に絞り込んでおく必要があります。
| 志望学科・コース | 検査科目 |
|---|---|
| 電気電子情報工学科 | 電磁気学、電気回路 |
| 機械・材料工学科(機械工学コース) | 材料力学、流体力学、熱力学 |
| 機械・材料工学科(材料工学コース) | 力学、電磁気学 |
| 応用化学工学科 | 物理(力学、電磁気学)、化学(基礎化学[無機・有機化学を含む]、物理化学) |
出願までに準備すべきこと
TOEICは申し込みから結果返却までに一定の期間を要するため、出願期間の直前になってから受験を計画すると間に合わない恐れがあります。出願の数か月前には受験を済ませておくのが安全な進め方です。特に対面形式の公開テストは開催回数が限られるため、年間の実施スケジュールを早めに確認し、複数回の受験機会を計画に組み込んでおくと安心です。
なお、工学部の編入学試験はTOEIC・TOEFLのスコアに加えて、成績証明書(または調査書)も総合判定の材料になります。英語のスコアだけを高めても、在学中の成績が伴っていなければ評価は上がりません。専門科目・面接・英語スコア・成績の4要素を並行して積み上げる意識が必要です。合格者は2026年4月1日付(令和9年度の場合)で原則第3年次に編入学が許可され、編入学後の転学部・転学科・コース変更はできない点もあわせて確認しておきましょう。
専門科目対策と英語対策の優先順位
工学部の編入学試験は専門科目の学力検査が2時間、面接が別枠で設定されており、配点の詳細は非公表ながら専門科目の比重が大きいと考えられます。TOEIC・TOEFLのスコアはあくまで出願の前提条件であるため、まず志望コースの検査科目を基礎から固めることを優先し、TOEICはスコアシートの有効期限内に無理のない目標に到達させるという時間配分が現実的です。専門科目は電磁気学・電気回路のように高専・工業高校専攻科で学ぶ内容と重なる範囲が多いため、出身校での学習内容を棚卸ししたうえで、不足している単元を優先的に補強する進め方が効率的です。
合格実績から見る難易度の目安
工学部の編入学試験は、電気電子情報工学科・機械材料工学科・応用化学工学科の3学科・6コースを合わせても合格者数が年間で数名程度にとどまる年度がある厳しい選抜です。学科・コースによっては応募はあっても合格者が出ない年度もあり、TOEIC・TOEFLのスコアを一定水準まで高めることに加えて、専門科目の得点力を志望コースの検査科目に合わせて集中的に鍛えることが欠かせません。過去問は編入学試験については公開されていないため、募集要項に記載された検査科目の範囲から出題内容を予測しながら対策を進める必要があります。
環境人間学部編入学のTOEIC活用ルール|数学検定との二重提出という特徴
環境人間学部の編入学試験は、環境人間学科(食環境栄養課程を除く)を対象に若干名の募集で実施されます。試験当日は小論文(10:00〜11:00)と口述試験のみが行われ、英語と数学はいずれも当日筆記を課さず外部検定のスコアで評価されるという、他の2学部にはない仕組みが特徴です。
TOEIC・TOEFL-iBTの提出書類が2025年度から変更
環境人間学部の編入学では、2025年度(令和7年度)の入試から出願書類の様式が変更されました。変更前はTOEIC公開テストの公式認定証やTOEIC-IPのスコアレポート、TOEFL-iBT・TOEFL-ITPなど複数の書類形式が対象でしたが、変更後はTOEIC公開テストの「Official Score Certificate(公式認定証)」またはTOEFL-iBTの「Test Taker Score Report」の2種類に絞られています。工学部で認められているTOEIC-IPやTOEFL-PBT・TOEFL-ITPは、環境人間学部の変更後の書式には含まれていないため、併願する場合は学部ごとに有効な書類形式が違う点に注意してください。
スコアは公開テストのみが対象で、TOEFL iBT Home Editionのスコアや複数回受験の最高値を組み合わせるMyBestスコアは対象外です。有効期限は願書提出期限日から遡って2年以内という条件も、工学部と同様に設けられています。あらかじめTOEICまたはTOEFL-iBTのいずれかを受験したうえで、その成績証明書のコピーを出願時に提出する流れになります。
数学は実用数学技能検定で代替
もう一つの特徴は、数学についても実用数学技能検定(数検)準2級以上のスコアで代替するという仕組みです。英語だけでなく数学も外部検定で評価されるため、TOEICと数検の両方をあらかじめ受験しておく必要があります。どちらも願書提出期限日から2年以内に取得したものが対象になるため、受験計画は英語・数学をセットで立てるのが効率的です。
| 科目 | 利用する検定 | 有効な書類形式 | 有効期限 |
|---|---|---|---|
| 英語 | TOEIC(公開テスト)またはTOEFL-iBT | Official Score Certificate/Test Taker Score Report | 願書提出期限日から2年以内 |
| 数学 | 実用数学技能検定(準2級以上) | 得点が記載された成績証明書 | 願書提出期限日から2年以内 |
環境人間学部という学部の特徴
環境人間学部は「環境」と「人間」という2つの視点から社会課題を学ぶ学際的な学部で、姫路環境人間キャンパスに設置されています。心理学・栄養学・環境科学・地域デザインなど幅広い専門分野を扱う学部であるため、編入学試験の小論文・口述試験でも、出身分野の学びをどう環境人間学部の学びに接続できるかという視点が問われやすい傾向があります。TOEIC・数検という2つの外部検定に加えて、小論文・口述試験で自分の志望動機を明確に語れるよう準備しておくことが、総合的な評価を高めるうえで欠かせません。
小論文・口述試験との時間配分
小論文・口述試験は当日の実力勝負になりますが、英語・数学の外部検定は事前準備の巧拙がそのまま結果に表れる部分です。専門分野の学習に時間を割きたい受験生ほど、TOEICと数検の取得を早い段階で終わらせ、直前期は小論文・口述試験の対策に専念できる計画を立てることをおすすめします。出願資格は大学・短期大学・高等専門学校の卒業(見込)者、または大学に2年以上在学(休学期間を除く)し60単位以上を修得(見込)の者で、合格者は原則として2年次または3年次に編入し、既修得単位に応じて編入年次が決定されます。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
(費用は一切かかりません)
理学部は当日筆記の英語試験|TOEICを使わない選抜の実際
理学部の編入学試験は、物質科学科・生命科学科を対象に若干名の募集で実施され、合格者は2年次または3年次に編入します。工学部・環境人間学部と異なり、TOEICなどの外部英語試験を出願書類として使う制度そのものが存在しません。英語は編入学試験当日に大学独自の筆記試験として課されます。
理学部編入学試験の1日の流れ
試験当日は英語(10:00〜11:30)、小論文(12:30〜14:30)、面接(15:30〜)の順に実施されます。英語の試験時間は90分で、大学入試レベルの読解力・記述力が問われる構成です。TOEICのようにマークシート形式のリスニング・リーディングではなく、記述式の筆記試験である点は対策の方向性を考えるうえで重要な違いです。試験会場は播磨理学キャンパスで、1日で英語・小論文・面接の3科目をこなす日程になります。
出願要件認定審査という独自のステップ
出願にあたっては、生物学実験や理学部が指定する科目に相当する単位をあらかじめ修得していることが要件になっており、事前にシラバスや成績証明書・履修証明書を提出して出願要件認定審査を受ける必要があります。この審査に通ってはじめて出願が可能になるため、専門科目の単位要件を早期に確認しておくことが欠かせません。工学部・環境人間学部にはないこの事前審査のステップがある分、理学部志望者はTOEIC対策よりもむしろ出願要件の確認・単位の証明準備を優先すべき局面があります。
TOEIC対策は不要でも英語力そのものは必要
理学部志望者にとってTOEICのスコア提出は不要ですが、それは英語対策が不要という意味ではありません。当日の筆記試験に向けて、理系分野の英文読解・英作文に対応できる実力を独自に養う必要があります。TOEIC対策で培った語彙力・読解速度は当日筆記の土台としても活用できますが、記述式答案の作成練習は別途積んでおく必要があります。TOEICのようなマークシート形式の選択問題とは異なり、理学部の英語筆記試験では自分で英文を組み立てて解答する力が問われるため、和訳・英作文形式の問題演習を中心に据えた対策が効果的です。
また、工学部を併願する場合はTOEIC・TOEFLのスコア準備が必須になるため、理学部単願か工学部との併願かによって英語対策の設計はまったく異なります。志望校を早期に絞り込み、必要な英語対策の種類を確定させることが準備効率を左右します。近隣の国公立大学を併願先として検討する場合は、神戸大学工学部の編入試験を徹底解説もあわせて参考にしてください。
理学部の出願要件認定審査で問われること
理学部の出願要件認定審査は、志望する学科の学びに必要な基礎科目をすでに修得しているかどうかを確認する手続きです。物質科学科・生命科学科のいずれも、出身校のシラバスと成績証明書・履修証明書を提出し、指定科目に相当する内容を修得しているかを大学側が個別に判断します。この審査で認定されなければ出願そのものができないため、TOEIC対策以前にまず出願要件を満たしているかどうかを確認する作業が最優先になります。出身校のシラバスがすぐに手に入らない場合は、早めに教務窓口に相談し、審査に必要な書類を計画的に揃えておくことをおすすめします。
兵庫県立大学編入で必要なTOEICスコアの目安|非公表スコアをどう見積もるか
工学部・環境人間学部のいずれも、編入学試験の合格に必要なTOEICの最低スコア(ボーダー)は募集要項に明記されていません。配点比率や必要点数は公表されておらず、公式サイトや募集要項を確認しても具体的な目標スコアは分かりません。ここでは、他大学の編入学試験で公表されている基準や、TOEIC公式のスコア指標を参考に、現実的な目安の考え方を紹介します。
他大学の編入学試験で公表されているTOEIC基準
編入学試験でTOEICを出願要件とする大学のなかには、具体的な点数基準を公表しているところもあります。たとえば名古屋大学経済学部の編入学試験ではTOEIC590点程度が出願要件の目安とされており、神戸大学法学部の編入学試験でもTOEIC500点相当が出願資格の目安として扱われています。これらはあくまで他大学の基準であり兵庫県立大学の基準ではありませんが、国公立大学の編入学試験でTOEICが使われる場合の相場観として参考になります。
| 大学・学部 | 公表されている英語外部試験の基準 | 備考 |
|---|---|---|
| 名古屋大学経済学部 | TOEIC590点程度 | 出願要件として公表 |
| 神戸大学法学部 | TOEIC500点相当 | 出願資格の目安 |
| 兵庫県立大学工学部・環境人間学部 | 非公表 | 提出は必須だが最低点の明記なし |
CEFR対応表から見た一般的な目安
また、TOEIC運営団体のIIBCが公表しているCEFR(語学力の国際指標)対応表では、海外留学や大学進学レベルの目安とされるCEFR B2はTOEIC Listening & Readingでおおむね785点前後に相当するとされています。専門科目や小論文の負担が大きい編入学試験において、英語だけで満点近くを狙う必要はありませんが、CEFR B1〜B2相当(TOEIC600〜785点程度)を一つの目安として準備を進めると、他の受験科目とのバランスが取りやすくなります。CEFRはヨーロッパ発祥の語学力評価の国際基準で、A1(入門)からC2(熟達)まで6段階に分かれており、日本の大学入試・編入学試験でもこの指標を出願資格の基準に採用する大学が増えています。
参考:兵庫県立大学の英語検定換算表の考え方
兵庫県立大学は編入学試験ではなく学校推薦型選抜の一部で、英語能力検定のスコアをCEFRレベルに応じて得点換算する仕組みを公表しています。この換算表ではCEFR B2はTOEIC L&Rが概ね785点以上、CEFR C1以上は概ね945点以上といった対応関係が示されています。これは編入学試験そのものの基準ではありませんが、大学が英語力をどの水準で区切って評価しているかを知る参考材料にはなります。編入学試験のTOEIC・TOEFL提出でも、同様の水準感を意識して目標を設定するのは合理的な考え方です。
目安スコアを設定する際の考え方
兵庫県立大学の工学部・環境人間学部いずれも配点の詳細を公表していないため、「何点あれば合格できるか」を正確に予測することはできません。そのため、目標スコアは次のような考え方で設定するのが現実的です。
- 専門科目・小論文・面接の対策時間を確保できる範囲で、英語対策にかけられる期間を先に見積もる
- 他大学の編入学試験で公表されているTOEIC基準(500〜600点台)を下限の目安とする
- 余裕があればCEFR B2相当(700点台後半)を上限の目安として設定する
- スコアシートの有効期限(2年以内)を踏まえ、出願期限から逆算して受験時期を決める
スコアより優先すべきこと
TOEICのスコアは出願書類として提出する要素の一つに過ぎず、工学部であれば専門科目の学力検査と面接、環境人間学部であれば小論文と口述試験が合否を大きく左右します。TOEICのスコアを極限まで高めることよりも、出願の前提条件を満たす水準に到達したら早めに専門科目・小論文対策へ軸足を移すという時間配分の判断が、合格可能性を高めるうえで重要です。目安スコアに到達した後にさらに高得点を狙うよりも、専門科目の得点力を伸ばす方が総合的な評価は上がりやすいと考えられます。
公表されていない基準を推測に頼るのではなく、専門科目や小論文・口述試験に十分な準備時間を残せる範囲で、無理のない目標スコアを設定することが重要です。TOEICの点数を追い求めすぎて専門科目の対策が手薄になれば、本末転倒になってしまいます。学部を問わず大学編入とTOEICの関係を広く整理したい場合は、大学編入にTOEICは何点必要?学部別の目安と対策もあわせてご覧ください。
TOEICスコアを伸ばす学習法|Part別対策と逆算スケジュール
TOEIC L&Rは Part1〜Part7の7つのパートで構成されており、限られた準備期間でスコアを伸ばすには、自分の弱点パートを見極めて優先順位をつけた学習が効果的です。ここでは編入学試験の準備と並行して進めやすい学習法を紹介します。
リスニング(Part1〜4)の対策
Part1・2は短い設問と選択肢を素早く処理する力が問われ、Part3・4は会話・説明文の流れを把握しながら複数設問に答える力が問われます。まずは公式問題集で出題形式に慣れることが最優先です。そのうえで、聞き取れなかった箇所をスクリプトで確認し、音読・シャドーイングで発音とリズムを体に染み込ませる反復練習が効果的です。専門科目の学習で忙しい時期でも、通学時間などの隙間時間に音声教材を聞く習慣をつけると、リスニング力は着実に積み上がります。Part3・4は設問を先読みしてから音声を聞くことで、必要な情報を選び取る力が鍛えられ、初見の会話文でも聞き逃しが減っていきます。
リーディング(Part5〜7)の対策
Part5・6は文法・語彙の知識問題、Part7は長文読解が中心です。Part5・6は基本文法と頻出語彙を固めれば短期間でも得点が伸びやすい範囲なので、優先的に取り組む価値があります。Part7は時間配分が課題になりやすいため、設問を先に読んでから本文を読む解き方を練習し、1問あたりにかけられる時間の感覚を身につけておくと本番で焦らずに済みます。ダブルパッセージ・トリプルパッセージのように複数の文書を横断して解く設問は特に時間がかかるため、後回しにして単一文書の設問から確実に得点する戦略も有効です。
語彙力の底上げ
TOEICはビジネスシーンを題材にした出題が多く、大学入試の英単語帳だけではカバーしきれない語彙が頻出します。TOEIC専用の単語帳を1冊決めて繰り返し使うことで、Part5・6の知識問題だけでなく、Part3・4・7の内容理解の速度も向上します。専門科目の学習と並行するスキマ時間の活用先として、単語学習は特に取り組みやすい対策です。
TOEIC公開テストの申込み・受験方法
兵庫県立大学の工学部・環境人間学部が出願書類として認めるのは、対面形式で実施される公開テストのスコアシートです。TOEIC L&Rの公開テストは年に複数回実施されており、公式サイトから事前申込みが必要です。申込みの締切から試験日、結果発送までに1か月半〜2か月程度かかるのが一般的なため、出願期間から逆算すると「思ったより準備期間が短かった」という事態になりやすい点に注意してください。
会場は都市部を中心に設定されることが多く、兵庫県内在住・在学の場合は神戸・大阪周辺の会場で受験することになります。専門学校や高専など地方に在学している場合は、会場までの移動時間も含めて受験日程を計画しておく必要があります。申込み開始から締切までの期間も限られているため、公式サイトの実施スケジュールをあらかじめカレンダーに登録しておくと申込み忘れを防げます。
逆算スケジュールの立て方
出願期限とスコアシートの有効期限(2年以内)から逆算し、いつまでに目標スコアに到達しておくべきかを先に決めることが重要です。工学部・環境人間学部いずれも出願期間は試験実施の少し前に設定されているため、直前の1回の受験だけに賭けるのではなく、複数回受験できるスケジュールを組んでおくと安全です。
- 出願期限の6か月前:公式問題集で現状スコアを把握し、弱点パートを特定する
- 出願期限の4〜5か月前:弱点パート中心の学習を本格化し、1回目の受験で結果を確認する
- 出願期限の2〜3か月前:結果を踏まえて学習内容を調整し、2回目の受験に臨む
- 出願期限の1か月前まで:目標スコアに届かない場合の最終受験機会を確保する
| 時期 | 取り組む内容 | 並行する専門科目対策 |
|---|---|---|
| 1〜2か月目 | 単語帳・公式問題集で現状把握、弱点パート特定 | 検査科目の教科書を通読 |
| 3〜4か月目 | 弱点パート中心の演習、1回目の公開テスト受験 | 過去問形式の問題演習を開始 |
| 5〜6か月目 | 結果を踏まえた総仕上げ、2回目の受験 | 専門科目・小論文・面接対策を本格化 |
専門科目・小論文・面接の対策と並行してTOEIC学習を進める場合、1日のなかで英語対策にあてる時間帯を固定してしまうと習慣化しやすくなります。専門科目に比重を置く時期とTOEIC対策に比重を置く時期を分けるのではなく、少量でも毎日英語に触れる時間を確保し続ける方が、結果的に効率よくスコアが伸びる傾向があります。6か月程度の準備期間を確保できると、TOEICのスコア向上と専門科目対策の両立がしやすくなります。
併願戦略と出願準備のタイムライン|TOEIC受験から出願までの動き方
兵庫県立大学の編入学試験を検討する場合、工学部・環境人間学部・理学部のどこを志望するか、また他大学を併願するかによって準備するべきものが変わります。ここでは出願までの動き方を時系列で整理します。
工学部・環境人間学部志望者のタイムライン
工学部・環境人間学部を志望する場合、まずTOEIC(またはTOEFL)の受験を優先的に計画します。スコアシートの有効期限は2年以内のため、専門科目の対策が本格化する前の早い段階で目標スコアに到達しておくと、直前期は専門科目・小論文に集中できます。環境人間学部志望の場合は、これに加えて実用数学技能検定(準2級以上)の取得スケジュールも並行して組む必要があります。
理学部志望者・併願者のタイムライン
理学部志望者は、TOEICの受験計画よりも当日筆記の英語試験に向けた読解・英作文の演習に時間を割く必要があります。ただし工学部との併願を視野に入れる場合は、TOEIC受験のスケジュールも並行して確保しておかなければなりません。併願先ごとに求められる英語対策が異なるため、志望校を決める段階で「TOEICが必要な学部」と「不要な学部」を整理しておくことが、限られた準備期間を有効に使うポイントです。
また、専門科目の検査科目は学科・コースによって異なります。工学部なら電磁気学・電気回路や材料力学・流体力学・熱力学、理学部なら物質科学科・生命科学科それぞれの専門分野というように、志望する学科・コースの検査科目を早期に確定させることで、TOEIC対策と専門科目対策の時間配分を具体的に計画できるようになります。
出願書類の準備で見落としやすいポイント
出願書類の準備も見落とせないポイントです。成績証明書や卒業(見込)証明書は出身校での発行に時間がかかることがあり、TOEIC・TOEFLのスコアシートや実用数学技能検定の成績証明書と合わせて、出願期間に間に合うよう早めに手配しておく必要があります。書類の不備は出願そのものができなくなるリスクにつながるため、出願期間が始まる前にチェックリストを作って準備状況を確認しておくと安心です。特にTOEIC・TOEFLのスコアシートは「対面形式のみ有効」という共通ルールがあるため、受験形式を選ぶ段階から出願要件を意識しておくことが重要です。
出願前の最終チェックリスト
出願直前になって慌てないよう、志望学部が確定した時点で以下の項目を一つずつ確認しておくことをおすすめします。
- 志望学部・学科・コースの検査科目と出願資格を最新の募集要項で確認したか
- TOEIC・TOEFLのスコアシートが対面形式で取得したものか、有効期限(2年以内)内か
- 環境人間学部志望の場合、実用数学技能検定(準2級以上)のスコアも準備できているか
- 理学部志望の場合、出願要件認定審査に必要な成績証明書・履修証明書を準備できているか
- 出身校で発行してもらう証明書類(卒業見込証明書・成績証明書など)の発行依頼を早めに済ませたか
出願書類に不備があると出願自体を受け付けてもらえないケースもあるため、余裕を持ったスケジュールでチェックリストを一通り確認してから出願手続きに進むようにしましょう。
よくある質問(FAQ)
兵庫県立大学の編入学試験にTOEICは必須ですか。
学部によって異なります。工学部と環境人間学部はTOEICまたはTOEFLのスコア提出が出願の前提となるため必須です。理学部はTOEICなどの外部英語試験を使う制度自体がなく、当日の英語筆記試験で評価されるため、TOEICのスコア提出は不要です。志望学部を確定させたうえで、必要な対策を判断してください。同じ大学の編入学試験でも学部によって制度が大きく異なるのは珍しくないため、志望校を検討する段階で必ず各学部の最新の学生募集要項を確認する習慣をつけておくことをおすすめします。
兵庫県立大学編入のTOEICは何点あれば安心ですか。
工学部・環境人間学部とも合格に必要な最低スコアは公表されていません。他大学の編入学試験で公表されているTOEIC基準(500〜600点台)や、TOEIC公式のCEFR対応表(B2相当で785点前後)を参考に、専門科目や小論文の対策時間を確保できる範囲で無理のない目標を設定するのが現実的です。点数を追い求めすぎて専門科目対策が手薄にならないよう、バランスを意識しましょう。募集人員が「若干名」と少数であることを踏まえると、TOEICだけでなく専門科目・成績証明書・面接のすべてで水準を保つことが結果的にスコアの目安を考えるうえでも重要になります。
TOEIC-IPのスコアは出願に使えますか。
工学部は対面形式で実施されたTOEIC-IPであれば出願書類として認められます。一方、環境人間学部は2025年度からの書式変更により、TOEIC公開テストの公式認定証またはTOEFL-iBTのスコアのみが有効書類とされており、TOEIC-IPは対象に含まれていません。学部ごとに有効な書類形式が異なる点に注意してください。いずれの学部もオンライン(Web形式)で実施された検定試験のスコアシートは認められません。
TOEICのスコアはいつまでに取得すればいいですか。
工学部・環境人間学部とも、スコアシートの有効期限は試験実施日または願書提出期限日から遡って2年以内と定められています。出願期間の直前になって受験を計画すると結果返却が間に合わない恐れがあるため、出願の数か月前には受験を済ませておくことをおすすめします。年に複数回実施される公開テストのスケジュールを早めに確認し、余裕を持った計画を立てましょう。特に公開テストは申込みから結果発送までに1か月半〜2か月程度かかるため、出願期限からさかのぼって受験計画を立てるだけでなく、目標スコアに届かなかった場合の再受験の余地も確保しておくと安心です。
TOEFLでも代用できますか。
工学部はTOEFL-iBT・TOEFL-PBT・TOEFL-ITPのいずれもTOEICと並ぶ選択肢として認められています。環境人間学部はTOEFL-iBTのTest Taker Score Reportが有効書類の一つとして認められていますが、TOEFL-PBT・TOEFL-ITPは2025年度からの書式変更後の対象に含まれていません。理学部は外部英語試験そのものを使わないため、TOEFLの提出は不要です。
理学部を志望する場合、TOEICの勉強は不要ですか。
出願書類としてのTOEICスコア提出は不要です。ただし理学部の編入学試験では当日90分の英語筆記試験が課されるため、英語力そのものを養う対策は欠かせません。TOEIC対策で培った語彙力や読解速度は、当日筆記試験の基礎力としても活用できますが、記述式答案の作成練習は別途積んでおく必要があります。理学部と工学部の併願を検討している場合は、TOEIC対策と当日筆記対策を同時に進めることになるため、どちらの学部を主軸に据えるかを早めに決めておくと学習計画が立てやすくなります。
TOEICスコアが伸び悩んでいます。短期間で点数を上げる方法はありますか。
まず公式問題集で現状のスコアと弱点パートを把握し、Part5・6の文法・語彙のように短期間で得点が伸びやすい範囲から優先的に対策するのが効果的です。リスニングは音読・シャドーイングによる反復練習、リーディングは設問を先に読んでから本文を読む解き方の練習を積み重ねることで、限られた期間でもスコアの底上げが期待できます。TOEIC専用の単語帳で語彙力を並行して強化することも効果的です。
独学とスクール、どちらでTOEIC対策をすべきですか。
専門科目や小論文の対策と並行してTOEICのスコアを伸ばす必要がある編入学試験では、学習の優先順位づけや進捗管理が独学だと難しくなりがちです。限られた時間で効率よく対策を進めたい場合や、専門科目・小論文とのバランスに不安がある場合は、編入試験に詳しい指導者のサポートを受けることも検討する価値があります。特に工学部・環境人間学部のように専門科目とTOEIC対策を同時並行で進める必要がある場合は、学習計画そのものを客観的に設計してもらえる環境があると、限られた準備期間を無駄なく使いやすくなります。
まとめ|兵庫県立大学編入のTOEIC対策は学部ごとの違いを踏まえて計画する
兵庫県立大学の編入学試験は、工学部・理学部・環境人間学部の3学部でのみ実施されており、そのうちTOEIC・TOEFLのスコア提出が必要なのは工学部と環境人間学部です。理学部はTOEICを使わず当日の英語筆記試験で評価されるため、志望学部によって必要な英語対策はまったく異なります。「兵庫県立大学の編入学試験にはTOEICが必要」という情報だけを鵜呑みにして対策を始めると、理学部志望者にとっては優先順位を誤った準備になりかねません。まずは自分の志望学部でTOEICが本当に必要かどうかを確認したうえで、この記事の要点を整理すると次のとおりです。
- 編入学試験を実施するのは工学部・理学部・環境人間学部の3学部のみ
- 工学部はTOEIC・TOEIC-IP・TOEFL-iBT・TOEFL-PBT・TOEFL-ITPのいずれかのスコアシート原本を出願時に提出
- 環境人間学部はTOEICまたはTOEFL-iBTに加え、数学も実用数学技能検定で代替する二重の外部検定活用が特徴
- 理学部はTOEICを使わず、当日90分の英語筆記試験で評価される
- いずれの学部もスコアシートは対面形式のみ有効で、有効期限は2年以内
- 合格に必要な最低スコアは非公表のため、他大学の基準やCEFR対応表を参考に無理のない目標を設定する
TOEIC対策は、専門科目や小論文・面接の準備と並行して進める必要があるため、出願期限とスコアシートの有効期限から逆算したスケジュール管理が合否を左右します。特に工学部・環境人間学部を志望する場合は、専門科目の学習が本格化する前の早い段階でTOEIC(環境人間学部志望なら数検も)の受験を計画し、直前期には専門科目や小論文の対策に集中できる状態を作っておくことが重要です。
兵庫県立大学の編入学試験は学部ごとに制度が大きく異なるため、志望学部を早期に絞り込み、必要な対策の全体像を把握したうえで学習計画を立てることが合格への近道になります。TOEICのスコアが伸び悩んでいる、専門科目との時間配分に不安があるなど、独学での対策に不安がある場合は、大学編入対策コースのような専門の指導を活用するのも一つの方法です。
編入学試験は一般選抜と異なり、学部・大学ごとに出題形式や出願要件が大きく異なるため、情報収集の質がそのまま準備の効率に直結します。兵庫県立大学の工学部・環境人間学部・理学部のどこを志望する場合でも、最新の学生募集要項を必ず確認しながら、専門科目・英語(TOEICまたは当日筆記)・小論文・面接という複数の対策をバランスよく積み上げていくことが、合格への着実な一歩になります。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
(費用は一切かかりません)



