ご質問やお問い合わせはお気軽に
兵庫県立大学環境人間学部の編入試験を徹底解説|出願資格・試験科目・過去問対策・志望理由書・面接まで

兵庫県立大学環境人間学部の編入試験とは、大学・短期大学・高等専門学校を卒業した人や、大学に2年以上在学して60単位以上を修得した人が、環境人間学科(食環境栄養課程を除く)の2年次または3年次に入学するための選抜です。姫路環境人間キャンパスで実施され、専門科目の筆記試験は課されず、出願書類・小論文・口述試験を総合して合否が決まる点が大きな特徴です。専門科目の筆記試験がない代わりに小論文と口述試験で総合判定しますこの記事では、公式に確認できる募集要項と入学者選抜実施結果を一次情報として、募集人員・出願資格・試験科目・日程・倍率・対策・志望理由書と面接(口述試験)・併願戦略までを、令和9年度に予定される学部改編の情報も含めて具体的に整理します。
環境人間学部は、令和9年度(2027年4月入学)から現行の1学科体制を4学科体制に改編する構想を公表しており、編入学については改組前の環境人間学科の枠組みで若干名を引き続き募集する予定であることが、大学が公表した予告資料からわかっています。学部改編の情報と編入学の募集枠を混同しないことが重要ですただし改編はあくまで設置構想中であり、内容が変更される可能性がある旨が明記されているため、本記事では確認できた事実とその出典時点を明確にしたうえで、断定できない部分は最新の学生募集要項での確認を案内します。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
(費用は一切かかりません)
兵庫県立大学環境人間学部の編入学の概要
兵庫県立大学環境人間学部は、姫路環境人間キャンパス(兵庫県姫路市新在家本町1-1-12)に置かれた学部で、人間学を基軸としながら環境と人間に関わる技術学・政策学を文理融合の視点で学ぶことを特色としています。学部が示すアドミッション・ポリシーでは、育成する人材像として「人間学を基軸に、文理を超えた環境と人間に関わる幅広い知識と専門性を体系的に身につけ、複雑な課題に対して論理的に思考し、柔軟に対応できる人材」を掲げ、専門知識を実社会で活用し課題解決に結びつける実践力を備えた人材の養成を目指すとしています。文理融合という学部の性格が編入学の出願資格の広さにも表れています
現行(改編前)の環境人間学部は環境人間学科の1学科体制で、その中に人間形成系・国際文化系・社会デザイン系・環境デザイン系という4つの教育系と、管理栄養士養成を目的とする食環境栄養課程が置かれています。編入学試験の募集対象は環境人間学科であり、食環境栄養課程は編入学の対象に含まれていません。食環境栄養課程は編入学の募集対象から明確に除外されています出願時には、志望する専門教育系についても調査が行われるため、4系のどの分野で学びたいかを固めておくことが出願準備の出発点になります。
姫路環境人間キャンパスには、学部専用の図書館として「姫路環境人間学術情報館」が置かれており、編入学後は学部の専門分野に特化した資料を活用しながら学修を進める環境が整っています。キャンパス専用の学術情報館が学びの基盤になっています編入生は第2年次または第3年次からこのキャンパスに加わり、既に在籍する学生と同じ環境で専門教育系ごとの学びと研究に取り組むことになります。
環境人間学部が実施する入学者選抜は、一般選抜(前期日程・後期日程)、学校推薦型選抜、総合型選抜、帰国生特別選抜、外国人留学生特別選抜、そして編入学の6区分に分かれます。編入学は学部が持つ6つの選抜区分のうちの1つですこのうち一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜は高校卒業(見込み)者を主な対象とする入り口であるのに対し、編入学は大学・短大・高専で一定期間学んだ人を対象とする、性格の異なる入り口です。募集人員の規模も一般選抜の前期日程が100名超であるのに対し、編入学は若干名にとどまり、選抜の設計思想そのものが違うことをまず理解しておく必要があります。
4つの教育系で学ぶ内容
人間形成系は、赤ちゃんから高齢者までの人の生涯にわたる変化を、心と身体、社会制度などさまざまな観点から研究する系で、「健康」「教育」「心理」をキーワードに人の成長とウェルビーイングを学びます。国際文化系は、英語をはじめとする語学やその文化的背景、国際情勢が生み出す文化現象や多文化社会について学び、グローバル社会に対応できる人材育成を目指す系です。人間形成系と国際文化系は文系色の強い学びが中心です
社会デザイン系は、都市・農村計画、防災、福祉、メディア、観光、環境経済など、暮らしに関わる多角的な分野を扱い、社会・コミュニティの変化を的確にとらえることと、多様な人々が対等に暮らせる社会をつくることを教育の理念に据えています。環境デザイン系は、自然環境と生活環境をめぐる時間・空間・社会の特性に関する知識とともに、分析・計画・解析などの技術を学ぶ系で、建築設計や環境保全、森林資源管理といった実践的な技術力の習得を目指します。社会デザイン系と環境デザイン系は理系・実務系の要素も含みます編入学の出願時に希望する系を申告する以上、志望理由書や口述試験では、なぜその系で学びたいのかを自分の既習内容と結びつけて語れるようにしておく必要があります。
編入学を実施しているのは3学部だけ
兵庫県立大学で編入学試験(3年次を中心とした編入学)を実施しているのは、全学の入試情報サイトで確認できる範囲では工学部・理学部・環境人間学部の3学部です。国際商経学部・社会情報科学部・看護学部には編入学試験の枠がありません。全学部ではなく工学部・理学部・環境人間学部の3学部のみの実施ですまた、編入学試験の出願は紙媒体による出願とされており、一般選抜のようなWeb出願の対象外である点も、他の選抜方式と異なる注意点です。学生募集要項自体も、環境人間学部のホームページでは例年9月上旬に公開される予定と案内されています。
令和9年度(2027年4月入学者向け)の学生募集要項は、本記事の執筆時点(2026年7月)ではまだ公開されていません。ただし、大学が公表した学部改編に関する予告資料(令和9年度環境人間学部改編に伴う入学者選抜の変更等について【予告】第1報)には、令和9年度の入学者選抜に関する募集人員の新旧比較表が掲載されており、編入学については「改組前の環境人間学部環境人間学科で若干名を募集する。ただし、食環境栄養課程を除く。」と明記されています。学部改編後も編入学は環境人間学科の枠組みで継続予定ですつまり、令和9年度に4学科体制へ改編されても、新設予定の3学科(建築地域デザイン学科・グリーンサイエンス学科・食環境栄養学科、いずれも仮称)は編入学の対象に含まれない見込みであることが、現時点で確認できる最新情報です。
学部改編(令和9年度)の内容
予告資料によると、環境人間学部は令和9年度から、現行の環境人間学部環境人間学科の1学部1学科体制を、環境人間学部環境人間学科・同建築地域デザイン学科(仮称)・同グリーンサイエンス学科(仮称)・同食環境栄養学科(仮称)の4学科体制に改編する構想を持っています。改編の狙いとして、教育研究の強化とより時代に即した人材育成、多様化する社会課題解決のための文理融合の広い視野と高度な専門性の両立が挙げられています。改編は文理融合をさらに強化する狙いで構想されています
この改編構想はあくまで「設置構想中」であり、資料にも「学部改編の計画は予定であり、今後内容に変更が生じる場合があります」と明記されています。編入学志望者にとって重要なのは、令和8年度時点でも令和9年度以降でも、編入学の対象は改組前の環境人間学科(食環境栄養課程を除く)であり続ける見込みだという点です。改編の有無にかかわらず編入学の対象学科は環境人間学科です新設予定の学科に興味がある場合でも、編入学ではなく一般選抜など別の入試区分で出願することになる可能性が高いため、志望する学びの内容と出願区分の対応関係を早めに確認しておきましょう。
募集人員・出願資格
兵庫県立大学環境人間学部の編入学試験の募集人員は、環境人間学科(食環境栄養課程を除く)で若干名です。大学が公表している令和7年度(2025年4月入学)の学生募集要項でも、令和8年度(2026年4月入学)の入学者選抜実施結果でも、募集単位は一貫して「環境人間学科(食環境栄養課程を除く)若干名」となっています。募集単位は環境人間学科のみで人数の明示はありません「若干名」という表記は具体的な合格者数を保証するものではなく、年度によっては合格者が出ないこともある点に注意が必要です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 募集学科 | 環境人間学科(食環境栄養課程を除く) |
| 募集人員 | 若干名 |
| 編入学年次 | 2年次または3年次(修得単位数・科目により決定) |
| 試験会場 | 姫路環境人間キャンパス |
| 出願方法 | 紙媒体による出願(Web出願の対象外) |
出願資格の2つの区分
出願資格は、令和7年度募集要項では、出願年の3月末までに次の(1)または(2)のいずれかを満たす者と定められています。自分がどちらの区分に当たるかを最初に確認しましょう。出願資格は卒業ルートと在学ルートの2区分です
- 大学、短期大学、高等専門学校を卒業した者または卒業見込みの者
- 同一の大学に2年以上在学(休学期間を除く)し、60単位以上を修得した者または修得見込みの者
この2区分は、工学部や理学部の編入学に見られるような「理工系学部・学科」「同系列」といった出身分野の限定を設けていません。出身分野を理工系などに限定しない広い出願資格です大学・短大・高専のいずれの出身であっても卒業(見込み)であれば出願でき、大学在学者は同一大学での2年以上の在学と60単位以上の修得という基準を満たせば出願できます。この間口の広さは、文系・理系を問わない環境人間学部の学際的な学部性格を反映していると考えられます。
大学在学者が出願する場合は、休学期間を在学年数に含めない点と、60単位という具体的な修得単位数を満たす必要がある点に注意します。在学ルートは休学期間を除く2年以上の在学が条件です出願時点で単位修得の見込みが立っていない科目がある場合は、履修計画を早めに整理し、卒業(見込)証明書や成績証明書といった提出書類を発行してもらえる状態を作っておくことが準備の起点になります。
出願にあたって準備する書類は、募集要項の記載から次のようなものが挙げられます。いずれも発行や取得に時間を要するため、出願期間が近づいてから慌てないよう、早めに準備状況を洗い出しておくことが大切です。出願書類は発行に時間がかかるため早めの洗い出しが必要です
- 卒業(見込)証明書、または大学在学者の場合は在学期間・修得単位数を示す証明書
- 成績証明書
- TOEICまたはTOEFL-iBTの成績証明書コピー(公開テストの対面形式、2年以内に受検したもの)
- 実用数学技能検定(準2級以上)の成績証明書コピー(得点記載のもの、2年以内に受検したもの)
出願方法が紙媒体である点への注意
兵庫県立大学の全学入試情報サイトでは、工学部・理学部・環境人間学部の編入学試験について「紙媒体による出願となりますので、リンク先の内容を確認の上、学生募集要項を自身で取り寄せ出願手続きを進めてください」との案内がされています。編入学試験はWeb出願ではなく紙媒体での出願です一般選抜のようにWeb出願システムで完結する手続きとは異なるため、募集要項の取り寄せから出願書類の郵送まで、余裕を持ったスケジュールで準備を進める必要があります。
環境人間学部の学部入試ページでは、編入学試験の募集要項は例年9月上旬に公開される予定と案内されています。募集要項の公開時期は例年9月上旬とされています令和7年度の実績では、募集要項の公開後、10月中旬から出願受付が始まっていました。出願を検討している場合は、9月上旬以降にホームページを確認し、要項が公開され次第すぐに内容を把握できるようにしておくと、出願準備に余裕が生まれます。
試験科目と配点
兵庫県立大学環境人間学部の編入学試験の選抜方法は、令和7年度募集要項において「出願書類、小論文、口述試験を総合して行う」と明記されています。工学部や理学部の編入学試験が専門科目の筆記試験を課すのに対し、環境人間学部は専門科目の筆記試験を課さない点が際立った特徴です。専門科目の筆記試験がない点が他学部の編入学と異なります英語と数学についても、当日の筆記試験ではなく、外部の検定試験のスコアを活用する方式が採られています。
この選抜方式は、環境人間学部が文理融合を掲げ、人間形成系・国際文化系のような文系色の強い系から、社会デザイン系・環境デザイン系のような理系・実務系の要素を含む系まで幅広く抱えていることと無関係ではないと考えられます。文理を問わない学部だからこそ専門筆記試験を課さないと考えられます特定の専門科目の筆記試験を課さず、小論文での論理的思考力・日本語表現力、口述試験でのコミュニケーション能力を軸に評価することで、出身分野の異なる受験者を公平に評価しようとする設計だと理解しておくと、対策の方向性を見誤りにくくなります。
| 試験内容 | 令和7年度募集要項の記載 |
|---|---|
| 小論文 | 実施(時間割上は10:00〜11:00) |
| 口述試験 | 小論文試験終了後に実施 |
| 英語 | 筆記試験は課さず、TOEICまたはTOEFLのスコアを利用 |
| 数学 | 筆記試験は課さず、実用数学技能検定のスコアを利用 |
| 出願書類 | 卒業(見込)証明書等に加え、外部試験スコアの成績証明書コピーを提出 |
配点の内訳(小論文と口述試験の比率など)は募集要項に数値として示されていないため、どちらがより重視されるかは公表資料からは断定できません。配点比率は非公表のためどちらも手を抜かず準備します出願書類・小論文・口述試験のいずれも欠かさず対応し、TOEIC・TOEFL・実用数学技能検定のスコアも基準を満たす水準まで整えておくことが、総合判定型の選抜で不利を作らない基本方針になります。
英語はTOEICまたはTOEFLのスコアで評価
英語は当日の筆記試験ではなく、TOEICまたはTOEFL-iBTのいずれかをあらかじめ受験し、その成績証明書のコピーを出願時に提出する方式です。英語は事前受験したスコアの提出で評価されます令和7年度募集要項では、願書提出期限日から遡って2年以内に受検したものに限り有効とされ、公開テストのみが対象で、TOEFL iBT Home Editionのスコアおよび「MyBest」スコアは対象外と明記されています。
この条件は見落としやすいポイントです。TOEFL iBTには自宅受験形式のHome Editionがありますが、環境人間学部の編入学試験ではこの形式のスコアは認められません。Home EditionとMyBestスコアは対象外という条件に注意しますまた、複数回受験したスコアの中から良い記録を組み合わせる「MyBest」的な扱いも対象外とされているため、1回の受験で得られた成績証明書をそのまま提出する必要があります。出願締切から逆算して、余裕を持った時期に公開テストを受験しておくことが欠かせません。
数学は実用数学技能検定のスコアで評価
数学についても当日の筆記試験は課されず、実用数学技能検定(いわゆる数検)準2級以上を受験して資格を取得したうえで、得点が記載された成績証明書のコピーを出願時に提出する方式です。数学は数検準2級以上のスコア提出で評価されますこちらも願書提出期限日から遡って2年以内に受検したものに限り有効とされています。専門科目の筆記試験がない分、英語と数学それぞれの外部試験対策を出願の数か月前から計画的に進めておくことが、当日の得点力ではなく事前の準備力で差がつく編入学試験の性質を物語っています。
専門教育系の申告
その他の出願事項として、出願時に希望する専門教育系についての調査が行われることが募集要項に明記されています。出願時に希望する専門教育系を申告する仕組みです人間形成系・国際文化系・社会デザイン系・環境デザイン系のどの分野で学びたいのかを、出願書類の段階から言語化しておく必要があります。この申告内容は、口述試験で志望理由を語る際の土台にもなるため、単なる手続き上の記入事項として済ませず、なぜその系を選ぶのかを自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
専門教育系の申告が出願段階で求められるということは、大学側が「入学後に何を学びたいかが明確な人」を求めていることの表れとも読み取れます。入学後に学びたい内容の明確さが問われていると考えられます系を決めかねている場合は、各系のキーワード(人間形成系なら健康・教育・心理、国際文化系なら語学・多文化社会、社会デザイン系なら都市計画・防災・福祉・観光・環境経済、環境デザイン系なら自然環境・生活環境・建築設計)と、これまでの学習内容や関心を照らし合わせ、出願前に1つの系へ絞り込んでおくことをおすすめします。
日程・スケジュール
兵庫県立大学環境人間学部の編入学試験は、秋に出願・試験・合格発表が行われ、年明けに入学手続を迎える日程で進みます。令和7年度募集要項(2025年4月入学者向け)に記載された日程は次の表のとおりです。令和9年度(2027年4月入学者向け)の募集要項は2026年9月上旬に公開される予定であり、本記事執筆時点では確定していません。最新年度の日程は9月上旬公開の募集要項で確認します
| 手続き | 日程(令和7年度実績) |
|---|---|
| 出願期間 | 2024年10月10日(木)〜10月21日(月) |
| 入学考査日 | 2024年11月23日(土) |
| 合格発表日 | 2024年12月2日(月) |
| 入学手続期限 | 2025年1月31日(金) |
| 試験会場 | 姫路環境人間キャンパス |
この日程からわかるように、環境人間学部の編入学試験は10月中旬の出願、11月下旬の試験、12月上旬の合格発表という秋のスケジュールで進み、入学手続は翌年1月末に設定されています。出願は10月中旬から下旬の約10日間に設定されています工学部の編入学試験が7月に出願・試験を終える夏型の日程であるのに対し、環境人間学部は秋型の日程であり、他学部・他大学との併願を考える際の重要な判断材料になります。
証明書類の準備は逆算して早めに
出願にあたっては、卒業(見込)証明書や成績証明書といった出身校発行の書類に加え、TOEICまたはTOEFLの成績証明書コピー、実用数学技能検定の成績証明書コピーを揃える必要があります。出身校発行書類と外部試験の証明書を並行して準備しますいずれの外部試験スコアも「願書提出期限日から遡って2年以内」という有効期限があるため、出願期間である10月に間に合うよう、遅くとも出願年の前半のうちに受験を済ませておくのが安全です。
出身校発行の証明書は、発行を依頼してから受け取るまでに一定の日数がかかることが一般的です。証明書発行の依頼は出願期間より前に済ませておきます特に在学中に出願する場合は、成績証明書の発行タイミングと単位修得の確定時期がずれることもあるため、在籍校の教務窓口に早めに相談し、出願に間に合う発行スケジュールを確認しておくことをおすすめします。
編入学年次が決まる仕組み
合格後に編入する年次は、募集要項に「入学許可者を2年次または3年次に編入する」「編入年次については、修得単位数、科目により決定する」と明記されています。編入年次は一律ではなく個別に決定されますこれは、原則第3年次への編入を明示する工学部とは異なる仕組みで、出身校でどれだけの単位を修得しているかによって、入学後に何年かけて卒業を目指すかが変わってくることを意味します。出願前の時点で、自分の既修得単位が環境人間学部のどの科目に相当しうるかをある程度把握しておくと、入学後の見通しが立てやすくなります。
出願準備の逆算スケジュール
令和7年度実績の日程を基準に、出願年の1年前からどのように準備を進めればよいかを逆算すると、次のような流れが目安になります。出願前年の春から段階的に準備を進めるのが理想ですあくまで一つの目安であり、実際の年度日程は最新の学生募集要項で確認してください。
- 出願前年の春〜夏:TOEICまたはTOEFLの受験、実用数学技能検定(準2級以上)の受験を開始する
- 出願前年の夏〜初秋:小論文の練習を継続し、志望する専門教育系を絞り込む
- 出願年の9月上旬:学生募集要項の公開を確認し、出願書類・証明書の準備に着手する
- 出願年の10月中旬〜下旬:出願期間。証明書類と外部試験スコアのコピーを揃えて郵送する
- 出願年の11月下旬:小論文・口述試験を受験する
- 出願年の12月上旬:合格発表
- 翌年1月末:入学手続期限
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
(費用は一切かかりません)
倍率・難易度
兵庫県立大学が公表している「令和8年度兵庫県立大学入学者選抜実施結果」(2026年4月1日現在確定)には、編入学の区分ごとの志願者・受験者・合格者・入学者数が学部別に示されています。環境人間学部(食環境栄養課程を除く)の編入学試験の結果は、志願者3名、受験者2名、合格者0名、入学者0名でした。令和8年度は合格者・入学者ともに0名という結果でした募集人員が若干名である編入学試験では、志願者が少数でも合格者が出ないことがある点を押さえておく必要があります。
| 学部 | 募集人員 | 志願者 | 受験者 | 合格者 | 入学者 |
|---|---|---|---|---|---|
| 環境人間学部(食環境栄養課程を除く) | 若干名 | 3名 | 2名 | 0名 | 0名 |
| 工学部(電気電子情報工学科・機械材料工学科・応用化学工学科) | 若干名 | 35名 | 28名 | 12名 | 9名 |
| 理学部(物質科学科・生命科学科) | 若干名 | 0名 | 0名 | 0名 | 0名 |
| 全学編入学 合計 | 若干名 | 38名 | 30名 | 12名 | 9名 |
この令和8年度の結果を見ると、同じ兵庫県立大学の編入学試験でも学部によって志願者数や合格者数に大きな差があることがわかります。同じ大学内でも学部ごとに編入の状況は大きく異なります工学部は志願者35名に対し合格者12名・入学者9名と一定の合格実績がある一方、環境人間学部と理学部はこの年度、合格者が出ませんでした。年度によって結果は大きく変動しうるため、この1年度の数値だけで難易度を断定することはできません。
一般選抜・学校推薦型選抜との規模の違い
編入学の募集規模を実感するために、同じ令和8年度実施結果に示された一般選抜・学校推薦型選抜の数値と比較してみます。環境人間学部の一般選抜前期日程は定員113名に対し志願者292名・合格者133名・入学者123名(志願倍率2.6倍)、後期日程は定員20名に対し志願者151名・合格者30名・入学者12名(志願倍率7.6倍)でした。学校推薦型選抜(食環境栄養課程を除く)は定員40名に対し志願者143名・合格者52名・入学者52名という規模です。一般選抜・推薦型選抜は数十名〜百名超の規模で合格者が出ています
これに対して編入学は志願者3名・合格者0名という規模であり、環境人間学部への入学経路の中でもきわめて小さな入り口であることがわかります。編入学は数ある入学経路の中で最も規模が小さい入り口です。だからこそ、募集人員の少なさに気後れするのではなく、数少ない枠に対して自分の準備がどれだけ的確に大学の求める水準へ届いているかを、出願書類・小論文・口述試験・外部スコアのそれぞれで丁寧に積み上げる姿勢が重要になります。
倍率だけでなく「合格者が出るかどうか」も変数になる
一般選抜であれば志願者数を合格者数で割った倍率が難易度の目安になりますが、環境人間学部の編入学試験のように募集人員が若干名で、年度によって合格者数が0名になることもある選抜では、単純な倍率計算だけで難易度を語ることが難しくなります。合格者0名の年もあるため倍率だけで判断しないことが重要です大学側が求める水準に達した出願者がいなければ、募集枠が埋まらないまま選抜が終了する可能性がある、という前提で臨む必要があります。
この前提を踏まえると、対策の方向性は「他の志願者に競り勝つ」ことよりも「大学が示すアドミッション・ポリシーや出願資格の水準を確実に満たす」ことに重心を置くのが現実的です。競争率よりも大学が求める水準への到達度が問われます小論文で論理的に自分の考えを述べられるか、口述試験で志望理由と既習内容を一貫して語れるか、英語・数学の外部試験スコアが基準を満たしているか、といった個々の要素で穴を作らないことが、若干名募集の選抜を突破する現実的な戦略になります。
科目別対策
兵庫県立大学環境人間学部の編入学試験対策は、専門科目の筆記試験がない分、小論文・口述試験・英語外部試験・数学外部試験という4つの要素をバランスよく仕上げる設計が基本になります。4つの評価要素をどれも一定水準まで仕上げる設計が基本ですここでは、募集要項の記載とアドミッション・ポリシーから読み取れる範囲で、要素ごとの対策の考え方を整理します。
小論文対策
編入学試験の小論文そのものの過去問は公開されていませんが、環境人間学部は学校推薦型選抜の小論文(日本語・英語による出題を含む)の過去問と出題意図を、2024年度・2025年度・2026年度分について大学の入試情報サイトで公開しています。編入学の小論文は非公開ですが同学部の推薦型選抜の過去問は公開されています選抜区分は異なるものの、同じ学部が課す小論文である以上、環境と人間に関わる社会課題への関心や、文法的に正しい日本語で論理的に主張を述べる力が問われるという方向性は共通していると考えられます。学校推薦型選抜の公開過去問に目を通し、どのようなテーマが扱われ、どの程度の分量で答案を組み立てているかを確認しておくことは、編入学の小論文対策としても参考になります。
学部のアドミッション・ポリシーでは、学校推薦型選抜の小論文について「環境人間学部で必要とされる語学力とともに、自分の主張を論理的に述べる能力、文法的に正しい日本語の文章を書く能力をはかる」とされています。論理性と正確な日本語表現力が小論文で問われる力です編入学の小論文でも、環境と人間に関わる諸課題への関心、人間や地域から地球規模に至る課題の発見・解決への意欲、文系・理系の枠を超えて新たな学問領域に挑戦する姿勢といった、学部が「求める学生像」として掲げる要素を、具体的な経験や知識と結びつけて論じられる答案を目指すのが妥当な方向性です。
小論文の時間割は10:00〜11:00の1時間とされており、構成を考える時間と書く時間を合わせて1時間でまとめ切る練習が欠かせません。小論文は1時間で構成から清書まで仕上げる練習が必要です普段の練習では、まず設問に対する自分の主張を一文で決め、その根拠となる具体例や知識を2〜3点書き出してから、序論・本論・結論の型で答案を組み立てる手順を繰り返すと、本番でも時間内に一定の完成度で書き切れるようになります。書き終えた後は、誤字脱字や文法的な誤りがないかを見直す時間も1〜2分は確保しておきましょう。
口述試験対策
口述試験は小論文試験の終了後に実施されます。口述試験は小論文の直後に同日実施されます小論文で書いた内容をもとに、なぜそのテーマについてそう考えたのか、環境人間学部でその関心をどう深めたいのかを口頭で説明できるように準備しておくことが対策の中心になります。小論文の答案は、いわば口述試験での質疑応答の土台になるため、書いた内容を自分の言葉で再現し、深掘りの質問にも一貫した論理で答えられる状態にしておきましょう。
口述試験の練習では、家族や友人、あるいは学校の教員に面接官役を依頼し、志望動機・専門教育系を選んだ理由・編入後に学びたいことを声に出して説明する練習を重ねるのが効果的です。声に出して説明する練習を繰り返すことが実践的な対策です話す内容を一字一句暗記するのではなく、伝えたい論点を箇条書きで整理しておき、その場の質問に応じて言葉を組み立て直せる柔軟性を養っておくと、想定外の質問にも動じにくくなります。
英語(TOEIC・TOEFL)対策
英語は当日の筆記ではなくスコア提出方式のため、対策の性質が他の科目と異なります。TOEICやTOEFLは受験機会が限られ、結果返却にも時間がかかるため、出願期間である10月から逆算して、夏までに複数回の受験機会を確保しておくのが理想です。TOEIC・TOEFLは夏までに複数回受験しておくのが理想です公開テストの対面形式でなければスコアが無効になる点、出願締切から2年以内の受験である点を必ず確認し、Home EditionやMyBestスコアに頼らない受験計画を立てましょう。
数学(実用数学技能検定)対策
数学も同様にスコア提出方式で、実用数学技能検定準2級以上の資格取得が前提です。数検は準2級以上の資格取得が出願の前提条件です準2級は高校1年生程度の数学が出題範囲とされている検定であり、専門的な数学力そのものよりも、高校基礎レベルの数学を確実に押さえているかどうかが問われていると考えられます。すでに準2級以上を取得済みでない場合は、出願年の前半のうちに受験計画を立て、2年以内という有効期限に収まるタイミングで資格を取得しておく必要があります。
専門教育系選択の準備
出願時に申告する専門教育系の選択も、対策の一部として位置づけましょう。専門教育系の選択も出願準備の一部として計画します人間形成系(健康・教育・心理)、国際文化系(語学・多文化社会)、社会デザイン系(都市計画・防災・福祉・観光など)、環境デザイン系(自然環境・生活環境・建築設計など)のうち、自分の既習内容や将来の関心にもっとも近い系を選び、小論文や口述試験でその系を選んだ理由を具体的に語れるように準備しておくことが、書類全体の一貫性を高めます。
面接(口述試験)・志望理由書・過去問分析(出題予測)
兵庫県立大学環境人間学部の編入学試験では、面接に相当する評価として口述試験が課され、小論文と合わせて出願書類とともに総合的に判定されます。口述試験は小論文とセットで総合評価される必須要素です編入学試験そのものの過去問は公開されていないため、対策は募集要項に示された選抜方法と、学部が公表しているアドミッション・ポリシーから出題や評価の方向性を読み解く形になります。
口述試験で問われること
口述試験は小論文試験終了後に実施される時間割になっており、小論文の内容を踏まえた質疑応答が行われると考えられます。小論文の内容と口述試験の受け答えに一貫性を持たせます編入試験の口述試験・面接では一般に、志望動機、これまで学んできた内容、編入後に学びたい分野、卒業後の進路といったテーマが問われます。環境人間学部の場合、出願時に申告した専門教育系と、自分の既習内容がどうつながるのかを、具体的な科目名や経験を交えて説明できることが重要です。
学部のアドミッション・ポリシーには「面接では、環境人間学部で学ぶ意欲やコミュニケーション能力などをみる」という趣旨の記載が、学校推薦型選抜など複数の選抜区分の説明に共通して見られます。学ぶ意欲とコミュニケーション能力が評価の観点です編入学の口述試験でも、環境と人間に関わる課題への関心を、自分の言葉で筋道立てて説明できるかどうかが評価の中心になると考えられます。丸暗記した回答ではなく、これまでの学びと環境人間学部で学びたいことを自分の経験に基づいて語れるようにしておきましょう。
専門教育系ごとに想定される問いの方向性も整理しておくと準備がしやすくなります。人間形成系を志望する場合は健康・教育・心理のいずれの観点から人の成長やウェルビーイングに関心を持ったのか、国際文化系であれば語学力をどう培い多文化社会のどんな側面に関心があるのか、社会デザイン系であれば都市・防災・福祉・観光・環境経済のどの課題に取り組みたいのか、環境デザイン系であれば自然環境と生活環境のどのような接点に関心があるのかを、それぞれ自分の既習内容と結びつけて説明できるようにしておきましょう。志望する系ごとに問われやすい観点を事前に整理しておきます
志望理由書・提出書類の作り込み
志望理由の一貫性は、出願書類全体と口述試験の両方で問われます。出願書類と口述試験の内容にずれがないようにします。専門教育系の申告内容、これまでの学業内容を示す成績証明書、小論文で論じた内容、口述試験での受け答えが、一つの筋道でつながっていることが説得力を生みます。特に、出身校での学びと、環境人間学部のどの教育系で何を学びたいかの接続を、具体的なエピソードとともに説明できるように準備しておくことが重要です。
提出書類には、卒業(見込)証明書または在学期間証明書、成績証明書、TOEICまたはTOEFLの成績証明書コピー、実用数学技能検定の成績証明書コピーなどが含まれます。証明書類は出身校発行のため早めの依頼が安心ですいずれも出身校や検定実施団体からの発行を待つ必要がある書類のため、出願期間の10月中旬に間に合うよう、夏のうちから準備を進めておくことをおすすめします。
募集要項から見た出題予測
過去問が非公開である以上、断定はできませんが、募集要項に示された選抜方法とアドミッション・ポリシーから、小論文・口述試験で問われやすいテーマの方向性を予測することはできます。出題予測はあくまで募集要項からの推測にとどまります以下は、公表資料をもとにした学習・準備の目安です。実際の出題内容や評価基準を保証するものではないため、最新の学生募集要項と合わせて参考にしてください。
| 評価要素 | 募集要項・アドミッション・ポリシーの記載 | 準備の方向性(予測) |
|---|---|---|
| 小論文 | 環境と人間に関わる諸課題、論理的な主張、正しい日本語表現 | 環境・人間・地域社会に関する時事的な話題への関心を養い、論理構成の型を練習する |
| 口述試験 | 学ぶ意欲、コミュニケーション能力、志望理由 | 専門教育系の選択理由と既習内容の接続を具体的なエピソードで語れるようにする |
| 専門教育系の申告 | 出願時に希望する専門教育系を調査 | 4系の学びの内容を理解したうえで自分の関心と一致する系を選ぶ |
| 英語・数学 | TOEIC/TOEFL、実用数学技能検定(準2級以上)のスコア提出 | 出願年の前半までに複数回受験しスコアを確保しておく |
この表はあくまで公表資料から導いた準備の方向性であり、具体的な出題テーマや評価基準を保証するものではありません。過去問がない分、募集要項の記載を根拠に準備範囲を絞ります学校推薦型選抜の公開小論文過去問(2024〜2026年度分)にも目を通し、環境人間学部がどのようなテーマに関心を寄せているかを把握しておくと、編入学の小論文・口述試験の準備にも活かせます。
併願戦略・内部リンク
兵庫県立大学環境人間学部の編入学試験は10月中旬出願・11月下旬試験という秋の日程であるのに対し、同じ兵庫県立大学の工学部の編入学試験は7月出願・7月末試験という夏の日程で実施されています。環境人間学部は秋、工学部は夏という異なる日程ですこの時期の違いにより、出願資格を満たすのであれば、同じ大学内で工学部と環境人間学部を時期をずらして併願することも制度上は可能です。ただし、選抜方法(工学部は専門科目の筆記試験、環境人間学部は小論文・口述試験)がまったく異なるため、対策の中身を使い回すことはできません。
兵庫県立大学で編入学試験を実施する工学部・理学部・環境人間学部の3学部を、令和7年度募集要項に示された内容で比較すると、出願資格・選抜方法・日程のいずれもが学部ごとに大きく異なることがわかります。3学部とも出願資格・選抜方法・日程が大きく異なります同じ大学内の併願であっても、学部が変われば準備すべき内容もスケジュールもまったく別物になる点を踏まえて計画を立てる必要があります。
| 学部 | 出願資格の骨子(令和7年度) | 選抜方法 | 出願期間・試験日(令和7年度) |
|---|---|---|---|
| 環境人間学部 | 大学・短大・高専卒業(見込み)、または大学2年以上在学60単位以上 | 出願書類・小論文・口述試験(専門筆記なし) | 10月10日〜21日出願、11月23日試験 |
| 工学部 | 高専・専攻科(同系列)卒業(見込み)、短大理工系卒業(見込み)、大学理工系2年以上62単位以上 | 出願書類・専門科目筆記試験・面接 | 7月2日〜11日出願、8月2日試験 |
| 理学部 | 大学・短大・高専卒業(見込み)、または大学2年以上在学(要事前の出願要件認定審査) | 出願書類・英語・小論文・面接 | 7月16日〜22日出願(事前審査締切6月21日)、9月2日試験 |
この比較からわかるように、環境人間学部は出身分野を限定しない出願資格の広さと、専門科目の筆記試験がない選抜方法という2つの点で、工学部・理学部と対照的な位置づけにあります。環境人間学部は出願資格の広さと筆記試験なしという2点が対照的です理工系の専門科目に自信がある人は工学部・理学部を、小論文と口述試験で自分の考えを伝えることに強みがある人は環境人間学部を軸に検討する、という選び方も一つの考え方です。試験日が7月・9月・11月と分散しているため、出願資格を満たせば理論上は複数学部の併願も可能ですが、選抜方法がそれぞれ異なる以上、どの学部を主軸に据えるかを早い段階で決め、対策の優先順位を明確にしておくことをおすすめします。
他大学との併願を考えるときの確認ポイント
環境人間学部のように専門科目の筆記試験を課さず、小論文・口述試験と外部英語試験・外部数学検定のスコアで評価する編入学試験は、他大学の編入学試験と比較しても選抜方法の型が特徴的です。選抜方法の型が特徴的なため対策の使い回しがしにくい試験です併願を検討する場合は、専門科目の筆記試験がある大学と、小論文・口述試験中心の大学とでは準備の配分がまったく異なることを踏まえ、それぞれの募集要項を個別に確認したうえでスケジュールを組む必要があります。
一方で、TOEICやTOEFLといった英語の外部試験スコアは、多くの大学の編入学試験で共通して活用できます。英語外部試験のスコアは複数校の併願で共通して使えます環境人間学部の出願に向けて取得したスコアを他大学の出願にも活用できれば、英語対策の労力を複数校の併願に振り向けることができます。数学の実用数学技能検定についても、募集要項で外部検定スコアの提出を認めている大学であれば、同様に併願先で共通して活用できる可能性があります。
編入対策の進め方と関連情報
兵庫県立大学環境人間学部の編入学試験は、専門科目の筆記試験がない代わりに、小論文・口述試験・専門教育系の申告・TOEICまたはTOEFL・実用数学技能検定という複数の要素を、秋の出願期間までに計画的に積み上げる必要がある選抜です。独学で進めることも可能ですが、小論文の論理構成や口述試験での受け答えは、第三者からのフィードバックを受けることで完成度が高まりやすい分野でもあります。小論文と口述試験は第三者のフィードバックで完成度が高まります編入の全体像や制度を体系的に理解したい場合は、大学編入とは完全ガイドで仕組みや難易度、費用感を確認しておくと、環境人間学部のように専門科目の筆記試験がない選抜方式の位置づけも整理しやすくなります。
小論文・口述試験・外部試験スコアの準備を計画的に進めたい場合は、大学編入対策コースのように編入に特化した学習支援を検討するのも一つの選択肢です。同じ兵庫県立大学の編入を検討している方は、専門科目の筆記試験を課す兵庫県立大学工学部の編入試験の記事と読み比べることで、学部による選抜方式の違いが具体的に把握できます。また、英語外部試験のスコアが合否に関わる以上、兵庫県立大学編入のTOEIC対策で必要スコアの目安と学習法を確認し、社会人として編入を検討している場合は社会人が兵庫県立大学に編入する方法もあわせて参考にすると、両立スケジュールと出願準備の見通しが立てやすくなります。選抜方式の違いを他学部の記事と読み比べて把握しておきます
よくある質問(FAQ)
兵庫県立大学環境人間学部の編入学は何年次に入学しますか。
令和7年度募集要項では、入学許可者を2年次または3年次に編入するとされており、編入年次は修得単位数・科目により決定すると明記されています。原則として第3年次に編入する工学部とは異なり、環境人間学部は出身校での既修得単位の状況に応じて編入年次が個別に判断される仕組みです。
編入試験の出願資格を教えてください。
令和7年度募集要項では、出願年の3月末までに(1)大学・短期大学・高等専門学校を卒業した者または卒業見込みの者、(2)同一の大学に2年以上在学(休学期間を除く)し60単位以上を修得した者または修得見込みの者、のいずれかに該当することが条件です。工学部や理学部のような出身分野(理工系など)の限定はありません。
編入試験に専門科目の筆記試験はありますか。
令和7年度募集要項によると、選抜方法は出願書類、小論文、口述試験を総合して行うとされており、専門科目の筆記試験は課されません。英語は筆記試験を課さずTOEICまたはTOEFLのスコアを、数学は筆記試験を課さず実用数学技能検定のスコアをそれぞれ利用します。
英語のTOEIC・TOEFLスコアにはどんな条件がありますか。
願書提出期限日から遡って2年以内に受検したものに限り有効で、公開テストのみが対象です。TOEFL iBT Home Editionのスコアおよび「MyBest」スコアは対象外とされています。あらかじめ受験し、成績証明書のコピーを出願時に提出する必要があります。
数学の実用数学技能検定はどの級が必要ですか。
令和7年度募集要項では、実用数学技能検定(数検)準2級以上を受験し資格を取得したうえで、得点が記載された成績証明書のコピーを出願時に提出することが求められています。こちらも願書提出期限日から遡って2年以内に受検したものに限り有効です。
編入試験の出願期間と試験日はいつですか。
令和7年度募集要項(2025年4月入学者向け)では、出願期間は2024年10月10日から10月21日まで、入学考査日は2024年11月23日、合格発表日は2024年12月2日、入学手続期限は2025年1月31日でした。最新年度の日程は令和9年度募集要項の公開後に確認します令和9年度(2027年4月入学者向け)の募集要項は2026年9月上旬に公開予定であり、本記事執筆時点では確定していないため、最新の学生募集要項で必ず確認してください。
編入試験の倍率や合格実績はどのくらいですか。
「令和8年度兵庫県立大学入学者選抜実施結果」によると、環境人間学部(食環境栄養課程を除く)の編入学試験は志願者3名、受験者2名、合格者0名、入学者0名でした。同年度の工学部編入学は志願者35名・合格者12名・入学者9名であり、学部によって結果に大きな差があります。募集人員が若干名の選抜のため、年度により合格者数は大きく変動します。
令和9年度の学部改編で編入学の扱いはどう変わりますか。
大学が公表した予告資料によると、環境人間学部は令和9年度から4学科体制(環境人間学科・建築地域デザイン学科・グリーンサイエンス学科・食環境栄養学科、いずれも仮称)への改編を構想しています。編入学については、改組前の環境人間学科の枠組みで若干名を引き続き募集する予定で、食環境栄養課程は対象外とされています。新設予定の建築地域デザイン学科・グリーンサイエンス学科・食環境栄養学科は、現時点の予告資料を見る限り編入学の募集対象に含まれない見込みです。ただし改編は設置構想中であり、内容が変更される可能性がある点に留意してください。
まとめ
兵庫県立大学環境人間学部の編入学試験は、環境人間学科(食環境栄養課程を除く)を対象に若干名を募集し、専門科目の筆記試験を課さず、出願書類・小論文・口述試験を総合して合否を判定する選抜です。英語はTOEICまたはTOEFL、数学は実用数学技能検定(準2級以上)のスコアを活用し、編入年次は2年次または3年次のいずれかに、修得単位数・科目に応じて個別に決定されます。専門科目試験なし・外部スコア活用という選抜方式の理解が対策の出発点です
令和8年度の実施結果では志願者3名に対し合格者0名という年もあり、若干名募集の編入学試験では合格者が出ない年もあることを前提に、他の志願者との競争率よりも、大学が示すアドミッション・ポリシーと出願資格の水準を確実に満たすことに準備の重心を置くのが現実的です。令和9年度には学部改編が予定されていますが、編入学は改組前の環境人間学科の枠組みで継続される見込みです。学部改編後も編入学の対象学科は変わらない見込みです同じ兵庫県立大学の工学部・理学部の編入学試験が専門科目の筆記試験を課すのに対し、環境人間学部は出願資格を出身分野で限定せず、小論文と口述試験を中心に評価する点で対照的な位置づけにあります。理工系の専門科目より、文章での論理的な主張や口頭での説明に強みを発揮できる人にとっては、挑戦しやすい選択肢の一つになりえます。
準備の要は、TOEICまたはTOEFL、実用数学技能検定(準2級以上)のスコアを出願年の前半までに整えておくこと、学校推薦型選抜の公開小論文過去問を参考にしながら小論文の型を練習しておくこと、そして専門教育系の選択理由と自分の既習内容を一貫した言葉で語れるように口述試験の練習を重ねておくことの3点に集約されます。外部スコア・小論文・口述試験の3本柱で準備を進めます本記事の日程・実施結果は令和7年度募集要項と令和8年度入学者選抜実施結果に基づくため、実際の出願時には必ず最新の学生募集要項でご確認ください。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
(費用は一切かかりません)



