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徳島大学編入の志望理由書の書き方|例文と評価されるポイント

徳島大学編入の出願書類には、「志望理由書」という名称の書類は存在しません。編入学試験を実施しているのは理工学部(理工学科6コース)と生物資源産業学部(生物資源産業学科3コース)の2学部ですが、いずれの募集要項にも「志望理由書」「自己推薦書」といった記述式のエッセイを提出する書類は含まれていません。志望動機が問われるのは、理工学部推薦入試の面接評価項目の一つとして、または生物資源産業学部の面接そのものの中でのみです。
この記事では、徳島大学理工学部・生物資源産業学部の令和9年度(2027年度)学生募集要項を一次情報として、出願書類の実際の構成、志望動機が評価される場面、そしてコースごとに異なる面接の有無までを整理します。「徳島大学 編入 志望理由書」というキーワードで検索してたどり着いた人が、実態を正確に理解したうえで、限られた準備期間を面接想定問答という本当に必要な準備に振り向けられることを目指しています。
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結論から言えば、徳島大学編入の対策で最も重要なのは、志望するコースに面接があるかどうかを確認することです。理工学部の学力入試では社会基盤デザインコース・機械科学コースの2コースに面接そのものがなく、志望動機を伝える機会自体がありません。一方、推薦入試や生物資源産業学部では面接が必須で、志望動機の伝え方が合否を左右します。まずは出願書類の全体像から確認していきましょう。
徳島大学編入とは、大学・短期大学・高等専門学校等の卒業(見込)者を対象に、理工学部・生物資源産業学部の3年次へ編入学できる選抜制度のことです。理工学部は推薦入試(4コース対象)と学力入試(全6コース対象)の2区分、生物資源産業学部は面接のみによる選抜という、学部・区分ごとに大きく異なる制度設計になっています。この記事を読み終える頃には、自分が受験する区分で何を準備すればよいのかが具体的に見えているはずです。
徳島大学編入に「志望理由書」という書類は存在しない
理工学部の出願書類に記述式のエッセイは含まれない
徳島大学理工学部編入学学生募集要項(令和9年度)に明記されている出願書類は、推薦入試の場合、入学願書・受験票写真票・推薦書・調査書・成績証明書・卒業証明書・検定料払込証明書・あて名票・受験票送付用封筒です。このいずれにも「志望理由書」という名称の書類は含まれていません。学力入試の出願書類も、入学願書・受験票写真票・調査書・成績証明書・卒業(見込)証明書・検定料払込証明書・あて名票・受験票送付用封筒に加え、該当者のみ在学期間証明書等が必要になる構成で、こちらにも記述式のエッセイは含まれていません。
生物資源産業学部にも志望理由書は無い
生物資源産業学部の出願書類は、入学願書・受験票写真票・卒業証明書または卒業見込証明書・成績証明書・TOEIC公式認定証(コピー)・検定料払込証明書・あて名票・受験票送付用封筒という構成です。こちらにも「志望理由書」「自己推薦書」に相当する書類は一切含まれていません。入学願書にはコースの志望順位を記入する欄がありますが、志望動機を文章で説明する欄ではありません。
志望動機が問われる場面は限定的
編入学試験を検討し始めた受験生の多くは、他大学の対策情報から「志望理由書を書く」という準備工程をイメージして情報収集を始めます。しかし徳島大学の場合、その前提そのものが異なるため、まず出願書類の実態を正しく理解しないまま対策を進めてしまうと、本当に必要な準備(面接対策)に十分な時間を割けなくなるおそれがあります。志望動機が問われるのは、理工学部推薦入試の面接評価項目の一つとして、あるいは生物資源産業学部の面接そのものの中だけです。
| 区分 | 志望動機が問われる場面 | 学力筆記試験 |
|---|---|---|
| 理工学部・推薦入試(4コース) | 面接評価項目「志望理由」として明記 | なし(調査書・推薦書・面接) |
| 理工学部・学力入試(4コース) | 面接はあるが評価項目の詳細は非公表 | あり(コースにより数学・専門科目等) |
| 理工学部・学力入試(2コース) | 面接自体が無く問われない | あり |
| 生物資源産業学部 | 面接(化学・生物等口頭試問含む)の中で総合評価 | なし(面接のみ) |
出願資格も学部・区分によって異なる
理工学部学力入試の出願資格には、大学を卒業(見込)した者、修業年限4年以上の大学に2年以上在学し62単位以上を修得(見込)した者、短期大学・高等専門学校の卒業(見込)者、専修学校の専門課程修了(見込)者などが含まれます。生物資源産業学部も同様に複数の区分があり、外国の14年課程修了者や専修学校専門課程修了者も対象に含まれます。ただし出願時点で徳島大学のいずれかの学部に在学中(休学中を含む)の学生は、生物資源産業学部へ出願できないという制約もあるため、事前に自分の状況が出願資格に該当するかを確認しておく必要があります。
理工学部推薦入試(4コース)は面接評価項目の一つとして「志望理由」が問われる
対象は社会基盤デザイン・応用化学システム・電気電子システム・知能情報の4コース
理工学部の推薦入試は、社会基盤デザインコース(2人)・応用化学システムコース(若干人)・電気電子システムコース(5人)・知能情報コース(5人)の4コースのみで実施されています。自然科学コース・機械科学コースは推薦入試の対象外です。出願資格は短大・高専の卒業見込者(在学中の成績が上位に属し学校長が推薦できる者)、または同じ勤務先に3年以上正規職員として在職し職場の所属長が推薦できる社会人で、いずれも「合格した場合入学することが確約できる者」とされる事実上の専願です。
面接は「調査書,推薦書及び面接」による選考
推薦入試の選考方法は、募集要項に「調査書,推薦書及び面接により選考します」と明記されています。面接は複数の面接担当者による基礎学力(数学,英語及び専門科目等)に関する口頭試問を含む集団面接または個人面接として実施されます。筆記試験は課されず、書類と面接だけで合否が決まる構成です。
評価項目に「志望理由」が明記されている
募集要項には「評価にあたっては,志望理由,理解力,表現力,適性等の項目について点数評価し,面接点として判定します」と明記されています。「志望理由書」という書類は無くても、面接の評価項目として「志望理由」が明確に点数化されることがわかります。つまり推薦入試を受験する場合、志望理由を口頭で説得力を持って伝える準備が、他のどの区分よりも直接的に得点へ結びつきます。
出願は5月上旬、試験・合格発表までの日程が短い
令和9年度の推薦入試は、出願期間が5月11日〜13日、面接(試験)が5月26日、合格内定通知が6月12日、入学確約書の提出期限が6月19日、合格発表が7月15日という日程です。出願から面接まで2週間程度しかないため、面接対策は出願前から進めておく必要があります。推薦入試に合格内定しなかった場合は学力入試を受験できますが、書類の一部は別途準備し直す必要がある点にも注意してください。
推薦書・調査書は出身校や職場が作成する
推薦書は出身学校の長(学校長推薦の場合)または職場の所属長(社会人の場合)が作成し厳封する書類です。調査書も出身学校の長が作成し厳封するため、本人だけでは準備を完結できません。編入学を検討し始めた段階で早めに担任・進路担当の教員や職場の上司に相談し、推薦書・調査書の準備を依頼しておくことが欠かせません。
理工学部学力入試(全6コース)は2コースで面接すらない
社会基盤デザインコース・機械科学コースには面接が無い
学力入試は理工学科の全6コース(自然科学・社会基盤デザイン・機械科学・応用化学システム・電気電子システム・知能情報)を対象に実施されますが、選抜方法は「学力検査の成績,調査書及び面接(社会基盤デザインコース及び機械科学コースを除く)の結果を総合して判定」と明記されています。つまりこの2コースを学力入試で受験する場合、志望動機を面接で伝える機会自体が存在しません。
コースごとに検査科目が大きく異なる
自然科学コースは数学または化学(出願時選択)+英語(TOEIC/TOEFL)+面接、社会基盤デザインコースは数学+英語(TOEIC/TOEFL)+専門科目(4科目から2科目選択、面接なし)、機械科学コースは数学+英語(TOEIC/TOEFL)+力学(面接なし)です。応用化学システムコースは専門科目(4科目から2科目選択)+面接のみで、英語の試験科目自体がありません。電気電子システムコースは数学+英語(TOEIC/TOEFL)+専門科目2科目+面接、知能情報コースは数学+英語(TOEIC/TOEFL)+面接という構成です。
TOEIC・TOEFLはIP不可、有効期限2年
英語の試験科目に指定されているTOEIC・TOEFLは、団体特別受験制度(IP)のスコアを受け付けません。有効な成績は出願期間の開始日の2年前までの日付のものに限られます。受け付けるTOEICの公式認定証は「Listening & Reading Test」に限られ、Speaking & Writing等の別試験は受け付けられません。応用化学システムコースのみ英語試験自体が課されないため、コース選びの段階でこの違いを理解しておく必要があります。
出願は6月中旬、試験は6月下旬
学力入試の令和9年度日程は、出願期間が6月15日〜17日、試験日が6月25日、合格発表が7月15日です。推薦入試の合格発表と同じ日に設定されているため、推薦入試に出願しなかった受験生も学力入試の結果を同じ日に確認することになります。募集人員はコースによって大きく異なり、機械科学コースの8人が最も多く、自然科学コース・応用化学システムコースは若干人〜3人と少人数です。
| コース | 検査科目 | 面接 |
|---|---|---|
| 自然科学 | 数学または化学+英語 | あり |
| 社会基盤デザイン | 数学+英語+専門科目2科目 | なし |
| 機械科学 | 数学+英語+力学 | なし |
| 応用化学システム | 専門科目2科目(英語なし) | あり |
| 電気電子システム | 数学+英語+専門科目2科目 | あり |
| 知能情報 | 数学+英語 | あり |
生物資源産業学部は面接のみで選抜(志望理由書なし)
応用生命・食料科学・生物生産システムの3コース、募集2名
生物資源産業学部生物資源産業学科は、応用生命コース・食料科学コース・生物生産システムコースの3コースを設置しており、編入学の募集人員は3コース合計で2人という非常に少人数の枠です。入学願書の所定欄にコースの志望順位を記入する形式で、複数コースを希望順位付きで出願できます。
選抜方法は面接(個人面接、化学・生物等の口頭試問を含む)のみ
生物資源産業学部の選抜方法は「面接(個人面接 ※化学・生物等に関する口頭試問を含む)」の一本で、「入学者の選抜は,面接の結果及び志願者が提出した出願書類等を総合して判定します」と明記されています。学力の筆記試験は実施されず、面接と提出書類(卒業証明書・成績証明書・TOEIC公式認定証等)だけで合否が決まります。
求める人物像は6項目、面接で4項目を評価
生物資源産業学部のアドミッションポリシーには「関心・意欲・態度」「探究力」「表現力」「知識・教養」「思考力・判断力」「協働性」という6つの求める人物像が示されています。面接では「知識・教養」「表現力」「思考力・判断力」「関心・意欲・態度」の4項目を総合的に評価し選抜すると明記されており、志望動機はこの4項目を通じて間接的に評価されると考えられます。
出願は5月上旬、試験は6月上旬、日程は短め
令和9年度(2027年度)の日程は、出願期間が2026年5月1日〜11日、面接(試験)が2026年6月6日、合格発表が2026年6月15日、入学確約書の提出期限が2026年7月3日です。出願期間は10日ほどありますが、面接までの準備期間を考えると余裕があるわけではありません。出願は郵便局窓口での「書留」発送が指定されており、持参は受け付けられません。
出願資格に該当するかを早めに確認する
出願資格には、大学・短期大学・高等専門学校の卒業(見込)者のほか、修業年限4年以上の大学に2年以上在学している者、外国で14年課程を修了した者、専修学校の専門課程修了者など複数の区分があります。出願時点で徳島大学のいずれかの学部に在学中(休学中を含む)の学生は出願できないという制約もあるため、自分がどの区分に該当するのかを、出願準備を始める前に必ず確認しておきましょう。外国の学校教育課程を経ている場合は、事前確認のための照会期限が出願期間より早く設定されている点にも注意が必要です。
3コースの志望順位は出願前に固めておく
応用生命コース・食料科学コース・生物生産システムコースは、それぞれバイオテクノロジー・食品開発・農林水産分野という異なる専門領域を扱います。入学願書に記入する志望順位は出願後の変更が認められないため、出願前に3コースそれぞれの教育内容を調べたうえで、自分の関心と最も一致する順位を決めておく必要があります。
志望動機をどう伝えるか(結論・具体例・将来像)
結論から話す構成を基本にする
面接で志望動機を伝える際は、一般的な編入学試験の面接と同様に、まず結論(なぜこのコースで学びたいのか)を明確に述べてから、理由や背景を補足していく構成が基本になります。長々とした前置きから始めると、限られた面接時間の中で要点が伝わりにくくなるため、最初の一言で志望動機の核心を示す練習をしておくことが重要です。
「なぜこのコースか」を専門分野への理解と結びつける
理工学部は6コース、生物資源産業学部は3コースとコースごとに扱う専門分野が大きく異なります。なぜ他のコースではなくそのコースを志望するのか、専門分野への理解に基づいた具体的な説明が求められます。出身校での学びや実習、卒業研究のテーマなどを、志望するコースの専門分野とどう結びつけて語れるかが、説得力を左右するポイントになります。
これまでの学びを「編入後に学びたいこと」につなげる
志望動機を組み立てる際は、出身校で学んだ内容のうち何に興味を持ち、それを徳島大学でどう発展させたいのかを具体的なエピソードとともに語れるように準備しておくと、抽象的な「学びたい」という表現よりも説得力が増します。卒業研究や実習・課外活動での経験も、専門分野への関心を裏付ける材料になり得ます。
将来像まで語れると一貫性が生まれる
志望動機の説明の最後に、編入後にどのような学びを経て、将来どのような分野に進みたいのかまで触れておくと、話全体に一貫性が生まれます。将来像は具体的な職業名まで固める必要はありませんが、「編入後に学んだ専門性をどのような形で社会に活かしたいか」という方向性だけでも示せると、志望動機に説得力が加わります。
自己分析から始めると説得力が増す
いきなり想定回答を作り始めるのではなく、まず自己分析の時間を取ることをおすすめします。出身校入学から現在までの学びを時系列で振り返り、どの授業・実習・研究テーマで何に関心を持ったかを書き出してみると、志望動機として使える具体的な材料が見つかりやすくなります。漠然と志望動機を考えるよりも、出来事を先に列挙してから共通点を探すほうが、説得力のある説明にまとまります。
専門用語は分かりやすく説明できるようにしておく
出身校で学んだ専門的な内容を面接で説明する際、専門用語を使うこと自体は問題ありませんが、その用語が何を意味するのかを専門外の人にも伝わるように簡潔に説明できる準備をしておくと安心です。一方的に専門用語を並べるだけの説明にならないよう、分かりやすさを意識した話し方を練習しておきましょう。
コース選びと志望動機の関連づけ方
面接の有無もコース選びの判断材料にする
理工学部の学力入試では社会基盤デザインコース・機械科学コースに面接が無く、志望動機を伝える機会自体がありません。志望動機を重視してほしい場合は、面接があるコースを選ぶという判断も一つの考え方です。逆に、口頭での説明に自信が無い場合は、面接の無いコースを選ぶことで、学力検査の得点力により重点を置いた対策が可能になります。
推薦入試か学力入試かでも準備の重点が変わる
推薦入試を検討する場合、面接の評価項目に「志望理由」が明記されているため、志望動機を言語化する準備がそのまま得点に直結します。推薦入試は事実上の専願であるため、併願を希望する場合は学力入試を選ぶ必要があります。自分が推薦要件(在学中の成績・3年以上の勤務実績など)を満たせるかどうかも、早い段階で確認しておきましょう。
コースの講座構成やカリキュラムを事前に調べておく
理工学部の各コースは複数の大講座で構成されており、扱う専門分野もコースによって大きく異なります。理工学部の公式サイトでコースごとの講座構成やカリキュラムを事前に調べておくと、面接で「なぜこのコースなのか」を具体的に説明する材料になります。時間に余裕があれば、複数のコースを比較したうえで、自分の関心と最も一致するコースを選ぶ判断材料にしましょう。
生物資源産業学部は3コースの志望順位を戦略的に決める
生物資源産業学部は入学願書にコースの志望順位を記入する形式のため、第1志望だけでなく第2・第3志望についても、面接で問われた際に説明できる準備をしておくと安心です。募集人員が3コース合計2人と非常に少ないため、コース間で関心の程度に大きな差があると、面接での説明に一貫性を持たせにくくなります。
他大学の編入学試験との違いから見る徳島大学の特徴
編入学試験を実施している大学の多くは、志望理由書や自己推薦書といった記述式の書類を出願時に提出させ、面接の参考資料として扱う仕組みを採用しています。徳島大学のように志望理由書を一切求めず、選抜方法を面接(または面接なし)と学力検査・書類審査に絞っている大学は、比較的珍しいケースです。この違いを理解しておくことで、他大学と併願する場合の準備の優先順位も立てやすくなります。志望理由書を提出する大学の場合、書面の内容と口頭での説明に一貫性を持たせる必要がありますが、徳島大学の場合はそもそも書面が存在しないため、面接用に準備した内容がそのまま評価対象になります。
併願先ごとに準備すべき書類の種類が変わる
徳島大学と、志望理由書の提出を求める他大学を併願する場合、準備すべき書類の種類が大学ごとに大きく異なります。志望理由書を書く大学向けの対策と、面接で口頭説明する準備が中心になる徳島大学向けの対策を、それぞれ独立したタスクとして計画しておくことが、併願時の準備を効率化するポイントになります。併願先の出願時期が徳島大学の出願期間と近接している場合は、書類準備のスケジュールが重なり、負担が一時的に集中する可能性もあるため、年間の出願・試験日程を早い段階で一覧化しておくことをおすすめします。
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例文とテンプレート(想定回答)
結論・具体的なエピソード・将来像の3点をテンプレート化する
面接で志望動機を伝える際は、「結論・具体的なエピソード・将来像」の3点を1分程度で話せる構成を作り、実際に声に出して練習しておくことが有効です。以下はあくまで構成を示す例であり、実際の内容は自分自身の経験に置き換えて話す必要があります。丸暗記ではなく、型だけを参考にしてください。
知能情報コースを志望する場合の想定回答例
「私が知能情報コースを志望する理由は、出身校の課題研究で画像認識を用いたプログラムの開発に取り組んだ経験から、人工知能技術をより専門的に学びたいと考えたためです。当時はライブラリを使うだけで仕組みを十分に理解できていないという課題を感じ、情報工学の基礎から体系的に学べる環境を探していました。編入後は知能情報コースで機械学習やソフトウェア工学を専門的に学び、卒業後は情報技術を活かして社会の課題解決に貢献できる分野に進みたいと考えています。」きっかけとなった具体的な経験を1つに絞って詳しく話すほうが、複数の経験を薄く並べるよりも印象に残りやすくなります。
生物資源産業学部・食料科学コースを志望する場合の想定回答例
「私が食料科学コースを志望する理由は、出身校の実習で食品の機能性成分について学んだ際、バイオテクノロジーを応用した食品開発が食の安全や健康にどう貢献できるかに強い関心を持ったためです。この経験から、微生物機能の利用や機能食品の開発について、より専門的に学べる環境を探していました。編入後は食料科学コースで食品開発に関する専門知識を修得し、卒業後は安全な食品の開発・産業化に貢献できる分野で力を発揮したいと考えています。」実習や授業で実際に見聞きした具体的な出来事を話すことで、関心が抽象的な憧れではないことが伝わります。
自分の経験に置き換える際の注意点
想定回答をそのまま暗記して話すと、深掘りの質問をされた際に答えに詰まってしまいます。「きっかけ」「気づき」「コースとの結びつき」「将来像」の4要素を、必ず自分自身の実体験に基づいて組み立て直すことが欠かせません。型だけを借りて、中身は完全に自分の言葉で埋めるという意識で練習に取り組みましょう。
よくある失敗・NG例
志望理由書が無いと油断して面接対策を後回しにする
最も多い失敗は、「志望理由書という書類が無いなら志望動機の準備は不要」と誤解し、面接の対策を後回しにしてしまうことです。書面での提出が無いからこそ、口頭での説明力がそのまま評価に直結するという点を見落とすと、推薦入試や生物資源産業学部で説得力のある説明ができず、準備不足を露呈してしまうリスクがあります。
面接が無いコースで口頭説明の練習に時間を使いすぎる
社会基盤デザインコース・機械科学コースを学力入試で受験する場合、面接そのものが実施されません。面接の有無をコースごとに確認せず、一律に面接対策を進めてしまうと、本来力を入れるべき学力検査の対策時間が不足しかねません。志望するコースの選抜方法を必ず個別に確認しましょう。
抽象的な志望動機に終始してしまう
「徳島大学に興味があったから」「理工系分野に興味があるから」といった抽象的な動機だけでは、専門分野への理解や学びたい内容の一貫性を評価されにくくなります。具体的なコース名や専門分野、出身校での学びとの接続を欠いた説明は、他の受験生との差別化ができず、印象に残りにくい回答になってしまいます。
推薦入試の専願性を理解せず出願してしまう
推薦入試の出願資格には「合格した場合入学することが確約できる者」と明記されており、事実上の専願です。併願を希望しているのに推薦入試へ出願してしまうと、他大学との併願計画そのものが崩れてしまいます。併願を前提とする場合は学力入試を選ぶ必要があります。
添削で見るべきポイントと模擬面接
第三者に聞いてもらい、伝わるかを確認する
面接用の志望動機は、書面の添削とは異なり、実際に声に出して第三者に聞いてもらうことでしか分からない改善点があります。話の順序が分かりやすいか、専門用語の説明が独りよがりになっていないかを、編入学試験の面接に詳しい第三者にチェックしてもらうことをおすすめします。
質問への切り返しも練習しておく
面接では、用意した志望動機をそのまま話すだけでなく、その内容についての追加質問がある可能性も想定しておく必要があります。「そのテーマに興味を持ったきっかけをもう少し詳しく教えてください」といった深掘りの質問に対しても、一貫した回答ができるように、想定問答を複数パターン用意しておくと安心です。
模擬面接で実践力を鍛える
面接の準備を一人で進めていると、話す内容の構成が頭の中では筋が通っていても、実際に声に出すと話が飛んでしまったり、専門用語の説明が独りよがりになっていたりすることに気づきにくいものです。第三者に模擬面接という形で聞いてもらうことで、自分では気づけない話し方の癖を修正できます。緊張した状態での受け答えに慣れておくことも、模擬面接を重ねる意義の一つです。
独学での対策には限界がある
学力検査が無い、または限定的にしか課されない徳島大学編入の面接では、話し方・構成・専門用語の使い方を第三者からフィードバックしてもらう機会を持てるかどうかが、準備の質を大きく左右します。徳島大学理工学部の出願資格・試験科目・過去問対策については徳島大学理工学部の編入試験を徹底解説で詳しくまとめています。志望理由書・面接の一般的な準備の仕方については大学編入志望理由書の添削ガイド|受かる構成と例文や面接試験に向けた準備の仕方は!?、志望理由書と面接試験の重要性もあわせて参考にしてください。独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。詳しい相談は大学編入対策コースで受け付けています。
出願準備でつまずきやすい実務ポイント
出願は書留速達郵送、消印有効の期限に注意する
理工学部の出願書類は「簡易書留・速達」で郵送する必要があり、推薦入試では出身学校からの直接提出(社会人は本人が直接提出)が求められます。生物資源産業学部は郵便局窓口での「書留」発送が指定されており、受け取った書留郵便物受領証を出願の証明として保管しておく必要があります。いずれも郵送のみで、持参による出願は受け付けられません。
証明書類は出身校の発行手続きを見込んで早めに依頼する
推薦入試の推薦書・調査書は出身学校の長(または職場の所属長)が作成し厳封する書類のため、編入学を検討し始めた段階で早めに相談しておく必要があります。成績証明書・卒業(見込)証明書も出身校側の発行に一定の時間がかかることが一般的です。出願期間の直前になって慌てないよう、余裕を持ったスケジュールで依頼しましょう。
TOEIC・TOEFLスコアの有効期限を勘違いしない
理工学部の学力入試・生物資源産業学部のいずれも、TOEIC・TOEFLのスコアには有効期限が設定されています。団体特別受験制度(IP)のスコアは受け付けられず、出願期間開始日から一定期間内に受験したスコアのみが有効です。有効期限を勘違いしていると出願書類が無効になりかねないため、早めにスコアを確保しておくことをおすすめします。
写真の撮影条件と出願書類受付後の変更不可に注意する
受験票・写真票に貼付する写真は、出願前3か月以内に撮影した上半身・脱帽、正面向きで同一の写真という条件が定められています。古い写真や条件を満たさない写真を使ってしまうと、出願書類の受理に影響しかねません。また出願書類の受付後は、原則として書類の返却及び記載事項の変更が認められないため、志望コースや記入内容に迷いがある場合は、出願前の段階で最終的な意思決定を済ませておく必要があります。
よくある質問(FAQ)
徳島大学編入の出願で志望理由書は提出しますか
提出しません。理工学部(推薦入試・学力入試とも)、生物資源産業学部のいずれの出願書類にも「志望理由書」という名称の記述式書類は含まれていません。募集要項は年度により変更される可能性があるため、出願前には必ず最新版を確認してください。他大学では「志望理由書」「自己推薦書」など異なる名称の書類が求められることもあるため、併願先ごとに出願書類一覧を個別に確認する習慣をつけておくと安心です。
志望動機はどこで評価されますか
理工学部推薦入試では、面接の評価項目として「志望理由」が明記されています。生物資源産業学部では、面接の中で求める人物像(関心・意欲・態度など)を通じて間接的に評価されると考えられます。理工学部学力入試の社会基盤デザイン・機械科学コースには面接自体が無いため、志望動機を伝える機会はありません。志望するコースの選抜方法を必ず個別に確認しておきましょう。
理工学部のどのコースで面接がありますか
学力入試では自然科学・応用化学システム・電気電子システム・知能情報の4コースに面接があり、社会基盤デザイン・機械科学の2コースには面接がありません。推薦入試(社会基盤デザイン・応用化学システム・電気電子システム・知能情報の4コース)は全てで面接が実施されます。面接の有無で対策の重点が変わるため、志望するコースを決める段階で必ず確認してください。
推薦入試と学力入試はどちらが有利ですか
単純な有利不利では比較できません。推薦入試は出願資格(在学中の成績上位・3年以上の勤務実績など)を満たす必要があり、合格した場合は入学を確約する事実上の専願です。学力入試は併願が可能ですが、コースによっては学力検査の比重が大きくなります。併願を希望するか、推薦要件を満たせるかで選ぶとよいでしょう。両方の出願資格を満たせる場合は、それぞれの配点構造を比較して判断することをおすすめします。
生物資源産業学部の面接ではどんなことを聞かれますか
具体的な質問内容は公表されていませんが、募集要項には「知識・教養」「表現力」「思考力・判断力」「関心・意欲・態度」を総合的に評価すると明記されています。志望するコースへの関心・出身校での学び・将来の方向性などが問われやすいと考えられます。化学・生物等に関する口頭試問も含まれる点に注意してください。専門知識だけでなく、伝え方や思考の筋道も評価対象になると考えられます。
TOEIC・TOEFLのスコアは必須ですか
理工学部は応用化学システムコースを除く5コースで英語(TOEIC/TOEFL)が検査科目に含まれます。生物資源産業学部もTOEIC公式認定証の提出が必須です。いずれも団体特別受験制度(IP)のスコアは受け付けられず、有効期限も定められているため、早めにスコアを確保しておく必要があります。応用化学システムコースのみ英語試験科目自体が無い点も覚えておきましょう。
志望動機の準備はいつから始めるべきですか
出願期間は理工学部推薦入試で3日間、学力入試で3日間、生物資源産業学部で約10日間と短く設定されています。出願直前になって慌てて準備するのではなく、コース選びや自己分析を含めて、出願の数ヶ月前から準備を始めておくことをおすすめします。証明書類の準備とあわせて計画的に進めましょう。第三者に聞いてもらう時間も見込んでおくと安心です。
独学と専門指導、どちらで対策すべきですか
面接での説明力は自分では客観視しにくいという性質があります。編入学試験の面接に詳しい専門指導を活用し、第三者からのフィードバックを受けながら準備を進めることをおすすめします。まずは自分の準備状況と志望するコースの選抜方法を整理したうえで判断するとよいでしょう。
合格後の学生生活と単位認定・学費
単位認定の状況によっては2年で卒業できないことがある
理工学部の募集要項には「編入学した者が入学前に修得した単位は,本学部にて審査のうえ単位の認定を行いますが,単位の認定状況によっては2年間で卒業できない場合があります」と明記されています。この場合、奨学金の受給に影響が出ることがあるとも記載されており、編入後の履修計画を立てる際は、この単位認定の不確実性を踏まえておく必要があります。合格後に大学から案内される単位認定の手続きに沿って、早めに確認しておくことをおすすめします。
在学中の学業と受験対策を両立させる
出身校での在学中は、日々の授業や実習と編入学試験の準備を並行して進める必要があります。面接での説明に説得力を持たせる材料は、直前になって急に作れるものではなく、日頃の学習態度や課外活動の積み重ねから生まれるものです。編入学を意識し始めた段階から、興味を持った分野について自分なりに調べたり、関連する科目に力を入れたりしておくことが、結果的に質の高い面接での説明につながります。担任や進路指導の教員にも早めに編入学を検討していることを伝えておくと、推薦書・調査書の準備や相談がスムーズに進みます。
入学料・授業料とその他の経費
入学料は282,000円、授業料は年額535,800円(前期267,900円・後期267,900円)です。このほか統一英語能力試験一部負担金・後援会費・工業会費・学生教育研究災害傷害保険料等で約64,000円の経費が必要になります。入学料・授業料とも、経済的理由により納付が困難で学業が優秀と認められる場合や、風水害等の特別な事情がある場合には、選考のうえ全額または半額の免除が認められる制度があります。編入後の学費負担が気になる場合は、出願準備と並行してこうした制度についても情報収集しておくとよいでしょう。
まとめ|徳島大学編入の「志望理由書対策」は面接想定問答の準備そのもの
徳島大学編入(理工学部・生物資源産業学部)には「志望理由書」という提出書類は存在せず、志望動機が実質的に評価される場は面接に限られます。ここまでの内容を整理すると、次の点が重要なポイントです。
- 理工学部・生物資源産業学部のいずれにも志望理由書という書類は無い
- 理工学部推薦入試(4コース)は面接評価項目に「志望理由」が明記されている
- 理工学部学力入試の社会基盤デザイン・機械科学コースには面接自体が無い
- 生物資源産業学部は面接(化学・生物等の口頭試問を含む)のみで選抜する
- 推薦入試は「合格した場合入学を確約できる者」という事実上の専願
- 面接では結論・具体的なエピソード・将来像の3点を簡潔に話せる構成が有効
- 面接対策は独学での客観視が難しく、第三者からのフィードバックが重要
- 単位認定の状況によっては2年間で卒業できない場合があり、奨学金への影響もある
- 出願は郵送のみで、書類は出願期間の短さを見越して早めに準備する必要がある
「徳島大学 編入 志望理由書」というキーワードで情報を探している人にとって最も重要なのは、書く準備ではなく話す準備、つまり志望するコースの選抜方法に応じて面接でどう志望動機を伝えるかという実践的な準備です。「志望理由書が無いから対策しなくてよい」のではなく、「書面が無い分だけ口頭での説明力がそのまま評価に直結する」という点を正しく理解することが、限られた準備期間を有効に使う出発点になります。募集要項は年度によって変更される可能性があるため、出願を検討する際は必ず最新の学生募集要項を徳島大学の公式サイトで確認してください。独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。
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