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グロービス経営大学院のMBA(経営研究科)を徹底解説|出願資格・入試科目・学費・難易度

グロービス経営大学院の経営研究科(経営専攻)は、社会人が働きながら経営学修士(専門職)、いわゆるMBAを取得できる専門職大学院で、東京校・大阪校・名古屋校・福岡校・オンライン校の5拠点で学べます。2027年度(2026年度実施)の学生募集要項が公式サイトで公開されており、2026年7月時点で募集は継続中です。プログラムは20代・30代向けの「テクノベートMBAプログラム(日本語)」と40歳以上向けの「エグゼクティブMBAプログラム(日本語)」の2本立てで、標準修業年限2年のパートタイム課程が中心になります。
他の国内MBAの多くが小論文や研究計画書の提出を選考の柱にしているのに対し、グロービスの入試は課題エッセイと面接を中心とした書類選考型である点が大きな特徴です。学力試験としての小論文や外国語スコアの提出は日本語プログラムの募集要項上求められておらず、実務経験の中身や志(ビジョン)をどう言語化するかが合否を左右する構造になっています。入試は5月・9月・1月の年3回実施され、いずれも翌年4月入学に合流する仕組みです。
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この記事では、グロービス経営大学院公式サイトの2027年度学生募集要項をもとに、プログラム構成・募集人員・出願資格・入試科目・日程・学費・奨学金・教育訓練給付制度・難易度・出願書類対策・面接対策・他大学院との違いまでを一次情報にもとづいて整理して解説します。数値は公表資料に基づいていますが、年度により内容が変わる可能性があるため、実際の出願前には必ず最新の学生募集要項でご確認ください。
なお倍率や合格率そのものは公式には公表されていません。定員以上の出願が毎年あることは公開情報として示されていますが、具体的な倍率を示す一次資料は存在しないため、本記事でも推測値の断定は避け、公表されている事実の範囲で難易度の目安を解説します。グロービスへの出願を検討している社会人の方が、募集要項の細部まで正確に把握したうえで準備を進められるよう、できる限り具体的な数値と制度の仕組みまで踏み込んで整理しました。
グロービス経営大学院MBAプログラムの概要と特徴
グロービス経営大学院大学は経営研究科経営専攻の中に、日本語で学ぶ「テクノベートMBAプログラム」「エグゼクティブMBAプログラム」と、別募集要項で運営される英語プログラム(パートタイム/フルタイム)を設置しています。日本語プログラムはいずれも標準修業年限2年のパートタイム課程で、1年制(フルタイム)は英語プログラムのみの提供となっており、日本語で学ぶ本科生が働きながら通う前提の設計になっている点をまず押さえておく必要があります。つまり、日本語でMBAを取得したい社会人にとっては、2年間かけて働きながら学位を取得するルートが標準になるということです。
キャンパスは東京校・大阪校・名古屋校・福岡校・オンライン校の5校で、仙台・水戸・横浜在住者はこのいずれかのキャンパスを選んで出願する形になります。授業はケースメソッドを中心としたディスカッション形式で進み、平日夜間と土日の両方に開講枠があるため、土日のみの通学でも単位を積み上げて修了することが可能です。1科目は1回3時間の授業を隔週で全6回、約3か月かけて履修する形式で、受講開始のタイミングは年4回設けられているため、自分の仕事の繁閑に合わせて履修計画を組み立てやすい設計になっています。
テクノベートMBAプログラムは主に20代・30代のビジネスパーソンを対象とし、テクノロジーとイノベーションを掛け合わせた「テクノベート」領域の科目を重視しているのが特色です。一方エグゼクティブMBAプログラムは40歳以上を対象とし、より経営層に近い立場からの意思決定やリーダーシップに焦点を当てたカリキュラム運用がなされています。対象年齢が異なる2つのプログラムから選んで出願する形式は、他大学のMBAにはあまり見られないグロービス独自の設計です。年齢だけでなく、キャリアステージや自分がどのような経営課題に直面しているかを踏まえて、どちらのプログラムを選ぶかを検討することが重要になります。
もう一つの特徴が「単科生」制度です。本科入学前に単科生として科目を受講し、修了が認められた単位は本科入学後の単位として持ち込むことができます(上限は累積12単位・8科目相当)。公開情報によれば、出願者の約9割はあらかじめ単科生として受講し、修了が認められた人が本科に出願するという流れが一般的になっており、単科生としての事前受講が実質的な準備期間として機能しているケースが多いといえます。単科生としての在籍期間が終了した方は、入学意思確認の後、マイページから以降期の単科受講の申し込みが可能になる運用も用意されています。
カリキュラムは基本・応用・展開の3レベルに分かれ、基本・応用科目では「人事組織」「マーケティング・戦略」「会計・財務」「思考」「志」「テクノベート」の6領域を、展開科目では「創造」「変革」に加えて「Japan/Asia/Global」領域を配置する構成です。「人事組織」「マーケティング・戦略」「会計・財務」の3領域は世界のMBAプログラムに共通するヒト・モノ・カネに関する能力を体系的に修得する領域とされ、これに加えて「思考」「志」「テクノベート」という、リーダーの意思決定や価値観形成に関わる独自領域を設けている点がグロービス特有のカリキュラム構成です。
修了要件は36単位の取得(24〜25科目程度の履修)が目安とされ、必修科目・選択必修科目・選択科目の3区分で構成されています。必修科目は共通必修を含めて15科目前後、選択必修科目は指定された科目群から2科目以上を履修する必要があり、残りは自身の関心や課題に応じて選択科目から自由に組み合わせる形です。1科目あたりの単位数は科目により異なり、たとえば基礎科目の「テクノベート・シンキング」は1.5単位で全6回の授業として設計されています。修了要件の科目区分や必要単位数は年度によって見直しが行われることがあるため、在籍中のカリキュラムマップで最新の要件を確認することが必要です。
学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)では、経営の定石・考える力・人間関係構築力(リーダーシップ)という3つの能力開発領域と、「志」の醸成が重視されており、単なる知識習得ではなくリーダーとしての実践力を養う点をアドミッション・ポリシーでも明記しています。教育理念としては「創造と変革の志士」を育成することをミッションに掲げ、理論と実践を融合した能力開発の場、生涯にわたる人的ネットワーク構築の場、自らの志と生き方(キャリア)を見つける場という3つの場を提供するとしており、修了後の同窓ネットワークの厚さもグロービスが選ばれる理由の一つに挙げられています。
各キャンパスは主要ターミナル駅からのアクセスが良い立地に置かれている点も実務上の利点です。東京校は千代田区二番町の住友不動産麹町ビル内にあり、地下鉄有楽町線「麹町」駅から徒歩1分、大阪校は淀川区宮原の新大阪阪急ビル内で「新大阪」駅の各路線から直結・徒歩圏内、名古屋校はJRゲートタワー内で「名古屋」駅桜通口方面直結、福岡校はJRJP博多ビル内で「博多」駅博多口から徒歩3分と、いずれも勤務先や自宅からの通いやすさを重視した立地にあります。平日夜間に受講する社会人にとって、勤務後にそのまま通えるアクセスの良さは継続的な通学のしやすさに直結するポイントです。なお、2027年度入学者からは必修・選択必修科目の見直しが予定されており、2027年度入学者用のカリキュラムマップは2026年中に公開予定とされています。入学時期によってカリキュラム内容が変わる可能性があるため、直近の入学を検討している方は最新のカリキュラム情報もあわせて確認することをおすすめします。
グロービスは通学クラスに加えてオンライン校を設けており、教室での授業と同じくディスカッション形式のライブ授業をオンラインで受講できる仕組みを整えています。カリキュラム内容・教材・教員・成績評価は通学クラスと共通で、科目ごと・授業回ごとに通学とオンラインを自由に組み合わせて受講できるハイブリッド運用になっている点も特徴です。転勤や出張が多い方、あるいは在住地の近くに校舎がない方でも、オンライン校を選べば通学クラスと同水準のディスカッション型授業を受けられる設計になっています。
募集人員・出願資格
2027年度の募集人員は、英語プログラム(パートタイム/フルタイム)を含む経営専攻全体で入学定員1,200名、うち日本語で学ぶテクノベートMBAプログラムとエグゼクティブMBAプログラムの合計が1,000名と公表されています。全国5キャンパス合計での定員数である点に注意してください。キャンパスごとの内訳や、テクノベート/エグゼクティブそれぞれの個別定員は募集要項に明記されていないため、志望キャンパスやプログラムごとの具体的な枠を知りたい場合は最新の学生募集要項や説明会で確認する必要があります。
出願資格は両プログラム共通で、入学時点において企業・官公庁等における原則2年以上の社会人経験(フルタイム勤務相当)を有していることが前提になります。社会人経験のない方の出願は受け付けられません。これに加えて学歴要件として、次の9区分のいずれかに該当することが求められます。
- 大学を卒業した方
- 大学改革支援・学位授与機構により学士の学位を授与された方
- 外国において学校教育における16年以上の課程を修了した方
- 外国の学校が行う通信教育を我が国において履修することにより当該国の16年以上の課程を修了した方
- 我が国において、外国の大学相当として指定した外国の学校の課程(文部科学大臣指定外国大学日本校)を修了した方
- 外国の大学等において、修業年限が3年以上の課程を修了することにより学士の学位に相当する学位を授与された方
- 指定された専修学校の専門課程(文部科学大臣指定専修学校専門課程一覧)を修了した方(「高度専門士」等の称号を付与された方)
- 文部科学大臣の指定した者(昭和28年文部省告示第5号)
- 本学において、個別の出願資格審査により認められ、22歳に達した方
年齢面での出願資格は次のように分かれています。
| プログラム | 対象年齢の目安 | 備考 |
|---|---|---|
| テクノベートMBAプログラム(日本語) | 20代・30代 | 両プログラム共通の出願資格を満たすことが前提 |
| エグゼクティブMBAプログラム(日本語) | 40歳以上 | 同上 |
対象年齢に該当しないプログラムを志望する場合は、出願書類の「プログラム志望理由」欄に、その理由を400文字程度で記載する必要があります。たとえば30代後半でエグゼクティブMBAプログラムを希望する場合や、40代前半でテクノベートMBAプログラムを希望する場合などが想定され、なぜそのプログラムを選ぶのかを言語化する準備が必要になります。なお、学士以上の学位を有さない方や社会人経験2年未満の方であっても、テクノベート領域に関わる職種(デジタルエンジニア、デザイナー等)の場合はパートタイムでの就業歴も考慮対象になるなど、職歴の記載内容を詳細に書き込むことが実務上重要になります。
両プログラム共通の出願資格を満たさない方が出願を希望する場合は、事前に「出願資格審査」を書類で受ける必要があります。これまでの学歴・職歴・保有資格・業績・学会や社会での活動実績などをもとに、出願資格と同等の学力・経験を有しているかを本学が総合的に判断する仕組みで、22歳に達していることが前提です。出願資格審査は各入試の出願締切後に翌入試分の受付が始まる形になっており、前年度に出願した人は4月1日から受付が始まるという運用ルールも公表されています。応募内容および審査結果の有効期限は当年度限りとなり、翌年度に出願する場合は改めての応募が必要になる点にも注意してください。
日本国籍を有しない方が出願する場合、在留資格の取得・更新やビザ申請のサポートは大学側で行っていません。入学後に日本国へ滞在可能な在留資格については、自身で手続きを行う必要があります。あわせて、日本語を母国語とする、日本語で一貫教育を行う大学・大学院を卒業している、日本語能力試験N1相当(あるいは日本語検定試験1級相当)の日本語力があるといった条件のいずれかを満たし、日本語での学習に困難をきたさないことが求められています。これらの試験基準はあくまで水準感の例示であり、日本語力は自己診断とされている点も公式資料に明記されています。
入試科目と選考方法
グロービスの選考は、一次審査(書類審査)と二次審査(面接)の2段階で構成されます。筆記による小論文試験は募集要項に記載がなく、一般的な国内MBAで課される研究計画書の提出やTOEIC・TOEFLなど外部の語学スコア提出も日本語プログラムでは求められていません。この点は、多くの国公立大学院MBAが専門科目の筆記試験や研究計画書審査を重視するのとは対照的な設計であり、出願前の対策の方向性を大きく左右します。
一次審査では、入学志願者基本情報・職歴・学歴に加え、「課題エッセイ」と呼ばれる小論文形式の設問への回答、卒業証明書・成績証明書の提出が審査対象になります。課題エッセイはQ1〜Q3の3問構成で、内容は次の通りです。
- Q1:これまでに最も情熱を持って取り組んだ仕事(または活動)について、具体的内容・自分の役割・一緒に取り組んだメンバー(人数・関係性)・自分ならではの工夫・そこから学んだこと(具体的スキル・考え方・価値観等)を1000〜1600文字程度で記述
- Q2:ビジネスパーソンとして社会に対して実現したいこと(志)、その実現のために現状不足しているもの・これから習得したいと思うもの、そのような志やキャリアプランを持つようになった背景や理由(影響を受けた経験・出会った人物・著作物など)、MBA取得(グロービスで学ぶこと)がどう役立つかを1000〜1600文字程度で記述
- Q3:仕事以外で関わった社会・地域活動(NPO含む)、ボランティア活動、学生時代の課外活動やサークル活動などのうち、特に記載すべきものがあれば記述(参加団体・活動期間・活動内容/役割等、任意で文字数目安なし)
Q1・Q2は志願者の経験と志を1000〜1600文字で言語化させる設問であり、単なる自己PRではなく「経験の具体性」「学びの言語化」「志の一貫性」が評価軸になっていると考えられます。仕事上で該当する経験がない場合は、学生時代や仕事以外の社会活動の経験でも可とされており、複数該当する経験がある場合は直近の事例を書くよう案内されています。
二次審査は面接で、すべてオンラインで実施されます。実施日時は一次審査の合格通知時に出願システム上で案内され、複数の候補日から出願者が都合の良い1日を選ぶ方式です。適正・公平な試験実施のためZoomの録画録音機能を用いて面接の様子が記録され、試験実施・合否判定以外の目的では一切使用されません。志願者自身による録画・録音等の試験内容を記録する行為は禁止されています。最終的な合否判断は、面接結果に加えて書類等の情報をもとに総合的に行われます。一連の審査プロセスにおいて虚偽・不正があった場合には、審査プロセスの中止や、合格・入学許可の取り消しが行われることもある旨も明記されています。
出願書類はすべて出願システムからの入力・アップロードで完結します。全員提出の書類は、入学志願者基本情報・職歴・学歴の入力、課題エッセイ、写真(250KB以上5MB以下、正面上半身無帽・背景なし・出願前3か月以内に単身で撮影したもの)、出身大学(学部)の卒業証明書・成績証明書(各1通、jpg/pdf形式でアップロード)です。修士・博士課程を修了した方の大学院修了証明書・成績証明書の提出は任意(参考扱い)とされていますが、学士(学部)分の提出は必須です。外国の大学を卒業した方で卒業証明書・成績証明書に学位の記載がない場合は、学位取得証明書もあわせて提出する必要があります。出願料は36,000円で、原則クレジットカード決済、または三井住友銀行麹町支店への銀行振込(振込手数料は出願者負担)で納付します。
該当者のみが提出する書類も定められています。志望プログラムが年齢要件に合致しない場合の「プログラム志望理由」(400文字程度)のほか、奨学金応募者はMBA進学奨学金・プロスポーツ選手支援MBA奨学金等の該当書類を出願システムからアップロードします。タイ・シンガポールのGMSや当校での受講経験がある方は、成績証明書を現地事務局から入手のうえ「ファイルエクスチェンジ」機能でアップロードし、連絡事項欄にその旨を記載する運用になっています。出願内容に虚偽の記載があった場合は合格・入学許可の取り消しがあり得ること、提出された書類・出願料はいかなる理由でも返還できないこと、同一年度の入試における再応募や本学の他プログラムへの併願はできないことも、出願前に必ず確認しておくべき注意事項です。
入試日程・出願スケジュール
2027年度(2026年度実施)入試は、両プログラム・全キャンパス共通で年3回実施されます。同一年度内に複数回出願することはできません。各回の主な日程は以下の通りです(すべて2027年4月入学に合流します)。
| 区分 | 5月入試 | 9月入試 | 1月入試 |
|---|---|---|---|
| 出願資格審査締切(対象者のみ) | 2026年4/9(木)13時 | 2026年8/20(木)13時 | 2026年12/3(木)13時 |
| 出願締切 | 2026年5/12(火)13時 | 2026年9/8(火)13時 | 2027年1/6(水)13時 |
| 一次審査結果通知 | 5/26(火)15時 | 10/1(木)15時 | 1/19(火)15時 |
| 二次審査(面接) | 5/31・6/6・6/7のいずれか1日 | 10/11・12・17・18・24・25のいずれか1日 | 1/24・30・31、2/6・7のいずれか1日 |
| 二次審査結果通知 | 6/23(火)15時 | 11/10(火)15時 | 2/25(木)15時 |
| 入学意思確認期間 | 6/23(火)〜6/30(火) | 11/10(火)〜11/17(火) | 2/25(木)〜3/4(木) |
いずれの回も、出願締切日13時までに出願システムへの入力完了と出願書類の提出完了を済ませる必要があります。出願資格審査を要する対象者は、通常の出願締切より早い段階で資格審査を済ませておく必要がある点にも注意が必要です。5月入試は出願締切の約1か月前、9月入試・1月入試も同様に、出願資格審査の締切が本出願締切より早く設定されています。
出願手続きは「出願システム」(https://mbaadmission.globis.ac.jp/adm/c/ac0000)上で完結します。初めて利用する場合はまずアカウントを発行し、基本情報・職歴・学歴・卒業証明書・成績証明書・課題エッセイ・奨学金応募(希望者)の入力とアップロードを行い、出願料の支払い方法(銀行振込またはクレジットカード)を選択したうえで、二次審査(面接)日程の希望を「連絡事項欄」に記入して出願を完了させます。出願完了後の記載内容変更は認められないため、入力内容は提出前に入念に確認することが重要です。なお、プログラムおよび所属希望校は、出願完了前までであれば出願システム上で変更が可能です。
各入試の出願資格審査は、直前の入試の出願締切後に翌回分の受付が始まる仕組みです。ただし前年度入試に出願した方は4月1日から受付が開始されます。自然災害や不測の事態により所定日程での実施が困難と大学が判断した場合は、試験時間の繰り下げや延期などの対応が取られることがあり、その際は公式サイトで告知されます。日程は年度によって変動するため、出願を検討する際は必ず最新の学生募集要項で確認してください。合格発表・入学意思確認についても、合否結果は出願システム上で通知され、電話等による照会はできない運用です。合格者には合格通知とともに、入学手続き要項および必要書類が出願システムから案内されます。
出願準備から出願完了までのフローは、公式の学生募集要項で次の5ステップとして案内されています。
- 募集要項の確認:出願前に必ず募集要項を閲覧し、必要な出願情報や選考方法などを確認する
- 出願システムアカウント発行:出願システム(https://mbaadmission.globis.ac.jp/adm/c/ac0000)のログインページから「初めてログインされる方はこちら」を選び、必要事項を入力してアカウントを発行する
- 出願システムへの入力、書類アップロード:基本情報・プログラム志望理由(該当者のみ)・職歴・学歴・卒業証明書・成績証明書・課題エッセイ・奨学金応募(希望者)を入力・アップロードする
- 出願料の支払い、連絡事項記入:「STEP2 出願料の支払」で決済方法(銀行振込/クレジットカード)を選択して支払いを完了し、「STEP3 連絡事項(面接日程)」で二次審査(面接)日程の確認と連絡事項の記入を行う
- 出願:STEP1からSTEP3までの内容を確認したうえで「出願する」をクリックして出願を完了する
初回ログイン時には「出願資格要件」の確認画面が表示されるため、該当する選択肢を選んでから各項目の入力を進める流れになっています。出願システムはPC・スマートフォンのいずれからも入力可能です。個別の受領確認は行われないため、書類に不備があった場合のみ事務局から連絡が入る運用となっており、出願後は自分から進捗を問い合わせる必要がない反面、締切直前の駆け込み出願では不備の修正時間が確保できないリスクがある点に留意してください。
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学費・奨学金・教育訓練給付制度
2027年度学生募集要項に記載された学費は次の通りです。両プログラム共通で、標準修業年限2年間、半年ごと(4期)の分割納付が基本ですが、入学時に一括納付することも可能です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 本科入学金 | 80,000円 |
| 受講料(1年目・第1期) | 862,500円 |
| 受講料(1年目・第2期) | 862,500円 |
| 受講料(2年目・第3期) | 862,500円 |
| 受講料(2年目・第4期) | 862,500円 |
| 2年間受講料計 | 3,450,000円 |
| 3年目以降・長期履修に関する受講料(毎年度) | 310,000円 |
| 出願料 | 36,000円 |
入学金と2年間の受講料を合算すると、本科の標準的な総費用はおおむね353万円台になります(出願料・教材費等は別途)。第1期の納付期限は入学年の3月31日です。単科生として先に受講していた場合、本科入学金は単科生等として納付済みの入学金を控除した差額分の納付となる点も押さえておきたいポイントです。加えて、入学前に科目等履修生として修得し修了要件単位として認定された単位分の受講料は、受講料総額から控除され、第2期・第4期に均等按分される仕組みになっています。
出願料36,000円の支払いは、原則として出願システム内でのクレジットカード決済です。銀行振込を選ぶ場合は、三井住友銀行麹町支店の指定口座へ「電信」扱いで振り込んだうえで、振込領収書のコピーを出願システムにアップロードする必要があります。ATM利用明細やネットバンキングの振込記録のコピーでも受付可とされていますが、振込手数料は志願者負担となる点に注意してください。奨学金に応募する場合は、公式サイトの「奨学金・教育ローン」ページの案内に沿って、出願と同時に必要な手続きを行う必要があり、提出書類や手続き内容に不足があると不受理となる可能性がある点も見落とせません。
独自の奨学金制度としては、「MBA進学奨学金(本科)」「20代MBA進学応援奨学金」「プロスポーツ選手・ネクストキャリア支援MBA奨学金」「茨城ロボッツ・ネクストキャリア支援MBA奨学金」が公表されています。MBA進学奨学金は入学年度の前々年(2025年分)の年収に関する証明書類(確定申告書・源泉徴収票・所得証明書・市県民税(所得・課税)証明書・住民税非課税証明書のいずれか一種類)の提出が必要で、20代MBA進学応援奨学金は提出書類なし(基本情報・卒業証明書・面接時の本人確認で年齢を確認)という違いがあります。奨学金への応募は出願時のみ受け付けられ、出願後の追加申請は認められません。奨学金の詳細な支給対象・条件は各奨学金の公式ページで確認したうえで、出願時に出願システムから応募する流れになります。
公的な支援制度としては、厚生労働省の教育訓練給付制度(専門実践教育訓練・一般教育訓練)の指定講座になっている点が大きな特徴です。専門実践教育訓練は2年で修了する方が対象で、半年ごとに受講費用の50%(年間上限40万円)が支給されるほか、資格等を取得して被保険者として雇用された、または雇用されている場合には自己負担総額の20%(上限32万円)、入学時よりも収入が5%以上上昇している場合にはさらに自己負担総額の10%(上限16万円)が追加支給され、2年間合計で最大128万円の支給が見込めます。一般教育訓練は長期履修制度を利用して3年で修了する方が対象で、修了後に自己負担総額の20%(上限10万円)が支給されます。
いずれの制度も、入学日時点で一定期間以上雇用保険に加入している(していた)ことや、在学期間中(休学期間を除く)に定められた年限で修了すること、本学が定める受講認定基準を半年ごとに満たすことなど、複数の要件を満たす必要があります。専門実践教育訓練給付金の初回支給申請は入学の半年後、一般教育訓練給付金の支給は修了後となるため、学費第1期分・第2期分の納付にはこれらの給付金を充てることができない点にも注意が必要です。ご自身の受給資格の有無は、出願前に管轄のハローワークで確認しておくことが推奨されています。
このほか、独立行政法人日本学生支援機構の大学院第一種奨学金(無利子)・第二種奨学金(在学中無利息、卒業後は年利上限3%)も利用可能で、人物・学業ともに優れ、かつ健康であり経済的理由により修学が困難な方を対象に、募集は4月上旬〜中旬、入学後の学内選考を経て推薦者が決定されます。入学後の募集となるため学費第1期分の納付には利用できません。また大学院提携の教育ローンや、国・他金融機関の教育ローンも利用できます。
独自奨学金のうち「プロスポーツ選手・ネクストキャリア支援MBA奨学金」「茨城ロボッツ・ネクストキャリア支援MBA奨学金」は、現役・引退後のプロアスリートのセカンドキャリア形成を支援する趣旨の奨学金として案内されています。対象となる支給条件や必要書類は奨学金ごとに異なるため、該当する可能性がある方は出願前に各奨学金の公式ページ(学生募集要項に記載のURL)で支給対象・提出書類を必ず確認してください。奨学金はいずれも出願時にのみ応募を受け付ける運用であり、出願完了後に追加で申請することはできません。
倍率・難易度
グロービス経営大学院の入試倍率・合格率は、学生募集要項をはじめとする公式資料には数値として公表されていません。公表されている事実としては「毎年定員以上の出願がある」という点のみで、具体的な倍率を示す一次情報は存在しないため、外部サイトが示す「◯倍前後」といった数値をそのまま根拠にすることは避けるべきです。難易度を評価する際は、倍率よりも選考の中身に着目する必要があります。
前述の通り、選考は書類(課題エッセイ・職歴・学歴)と面接による総合評価であり、いわゆる偏差値や学力試験による選抜とは性質が異なります。一般的な国内MBAで求められる研究計画書や小論文の筆記試験がない一方、職歴の詳細さと課題エッセイの完成度が合否を左右するという構造上、実務経験の棚卸しと言語化の質が実質的な「難しさ」の所在になっていると考えられます。学力試験がない分、対策の的が絞りにくいと感じる出願者も少なくありません。
また、出願者の約9割があらかじめ単科生として科目を受講し、修了が認められた人が本科に出願するという運用実態が公開されています。これは、単科生としての受講実績や大学院での学び方への適応度合いが、一次審査の職歴・エッセイ評価や二次審査の面接評価において間接的な判断材料になり得ることを示唆しています。単科生を経ずにいきなり本科出願する場合は、エッセイと面接での言語化の完成度がより重視される可能性があります。
プログラムごとの違いとしては、テクノベートMBAプログラム(20代・30代対象)とエグゼクティブMBAプログラム(40歳以上対象)で評価軸そのものが変わるわけではありませんが、年齢層に応じて求められる職歴の厚みやリーダーシップ経験の水準は異なると考えられます。40歳以上でエグゼクティブMBAプログラムを志望する場合は、マネジメント経験や意思決定経験の記述がエッセイ・面接の説得力に直結しやすい傾向があります。一方、20代・30代でテクノベートMBAプログラムを志望する場合は、実務経験の年数自体は短くても、その中でどれだけ主体的に課題解決に取り組んだかという「経験の密度」を具体的に語れるかが重要になります。
本科入学定員は日本語プログラムだけで1,000名と、多くの国内MBAと比べて規模が大きい点も難易度を考えるうえでの材料になります。定員規模が大きく、キャンパスも全国5拠点に分散しているため、単純な「狭き門」というよりは、書類・面接それぞれの評価基準を満たせるかどうかが個々の出願者にとっての実質的なハードルになっているとみるのが妥当です。
また、選考プロセスに虚偽・不正があった場合は審査プロセスの中止や合格取り消しが行われる旨が明記されている点からも、エッセイと職歴内容の整合性が厳しく確認されることがうかがえます。誇張した実績や経験の水増しは、二次審査の面接での深掘り質問によって矛盾が露呈するリスクがあるため、エッセイに書く内容は事実に基づき、かつ具体性のある記述にとどめることが結果的に評価を高めることにつながります。難易度を「筆記試験の難しさ」ではなく「自己の経験と志をどれだけ誠実かつ論理的に言語化できるか」という観点で捉え直すことが、対策の出発点になります。
出願書類対策(課題エッセイ・志望理由)・面接対策
グロービスの選考対策で最も重要なのは、課題エッセイQ1・Q2の完成度です。Q1では「これまでに最も情熱を持って頑張った仕事(または活動)」について、具体的内容・自分の役割・関わったメンバー・工夫・そこから学んだことを1000〜1600文字で記述します。ここで求められるのは抽象的な成果報告ではなく、行動と思考のプロセスを具体的に描写することです。「何をしたか」だけでなく「なぜそう判断したか」「他にどんな選択肢があり、なぜそれを選ばなかったか」まで書き込めるかどうかが差になります。数字で語れる成果があれば具体的な数値を盛り込み、再現性のある行動特性として読み手に伝わるよう構成することが有効です。
Q2では、ビジネスパーソンとして社会に対して実現したいこと(志)、実現のために現状不足しているもの、その志やキャリアプランを持つに至った背景、MBA取得(グロービスで学ぶこと)がどう役立つかを問われます。志の一貫性と具体性を両立させることが評価上重要で、「なぜMBAか」「なぜ他校ではなくグロービスか」「なぜ今なのか」の3点を論理的につなげて記述できるよう準備することが望まれます。抽象的な社会貢献の言葉だけで終わらせず、実現したいことに向けて現時点で何が不足していて、グロービスのどの領域(テクノベート、志、思考など)がその不足を補うのかまで具体的に書けると説得力が増します。Q3(任意)は仕事以外の社会活動・ボランティア経験や表彰歴を書く欄で、必須ではありませんが該当する実績があれば人物像に厚みを加える材料になります。
職歴の入力についても、出願システム上で「詳細に記載すること」が求められています。特にテクノベート領域に関わる職種の場合はパートタイム就業歴も考慮対象になるため、雇用形態にかかわらず業務内容・役割・成果を具体的な数字とともに記載することが、一次審査突破の実務的なポイントになります。転職回数が多い場合や、業務内容が複数の職種にまたがる場合も、それぞれの職歴で何を担い何を得たのかを整理して記述することが望まれます。
二次審査(面接)はオンラインで実施され、複数候補日から出願者が希望日を選ぶ方式です。出願後の日程変更は原則できないため、事前に仕事等のスケジュールを調整しておく必要があります。面接では課題エッセイに書いた内容の深掘りが行われることが想定されるため、エッセイで述べた経験・志について、想定質問への回答を事前に言語化しておくことが有効です。「なぜその行動を選んだのか」「その経験から得た学びを現在の仕事でどう活かしているか」「志を実現するうえでグロービスでの学びをどう位置づけているか」といった質問には、エッセイと矛盾のない一貫した回答ができるよう準備しておくとよいでしょう。適正・公平な実施のためZoomの録画録音機能が使われる点も踏まえ、通信環境や録画に適した場所の準備も含めて当日の運営面を整えておくことも実務上重要です。
障がいがあり特別な配慮を必要とする方は、出願前に事務局へ申し出るよう案内されています。面接当日の来校は不要で、自宅や職場などオンライン環境が整った場所から受験できる点は、遠方に住む志願者や多忙な社会人にとって負担軽減につながる仕組みです。一方で、通信トラブルが起きた場合の対応方法についても、出願システム上の案内や事務局への事前確認を通じて把握しておくと安心です。
出願資格審査(出願資格9)を利用する場合は、学歴・職歴・保有資格・業績・学会や社会での活動実績などをもとに、通常の出願資格と同等の学力・経験を有しているかが総合的に判断されます。通常の学歴要件に当てはまらない社会人がグロービスを目指す際の重要なルートになるため、該当する可能性がある方は早めに公式サイトの出願資格・出願資格審査ページを確認し、必要書類の準備に十分な時間を確保することが望まれます。出願資格審査の応募内容・審査結果の有効期限は当年度限りである点も、スケジュールを立てるうえで見落とせないポイントです。
準備の進め方としては、まず出願締切から逆算してエッセイの下書き・推敲・第三者によるフィードバックの時間を確保することが現実的です。Q1・Q2はそれぞれ1000〜1600文字という文字数制限があるため、最初から文字数内に収めようとせず、まず経験や志を自由に書き出してから絞り込む方法が有効です。職歴や学歴の入力、卒業証明書・成績証明書の取得手続きも、出願締切の直前になって慌てないよう、出願を検討し始めた段階で並行して進めておくことをおすすめします。特に出身校が卒業証明書・成績証明書の即日発行に対応していない場合、取得までに数週間かかることもあるため、早めの準備が安心です。
他のMBAとの違い・併願・関連情報
国内のMBA(経営系専門職大学院)は、国公立大学が運営する研究科と、グロービスのような私立・株式会社立の専門職大学院で選考方式が大きく異なります。多くの国公立大学院MBAでは、専門科目の筆記試験や研究計画書の書類審査が中心となるのに対し、グロービスは課題エッセイと面接を中心とした選考を採用しており、事前に専門知識を体系的に学び直す必要がある筆記試験対策よりも、自身の実務経験と志を言語化する準備の比重が大きいという違いがあります。
国際認証(AACSB・AMBA・EQUIS等)の位置づけも、比較検討時に押さえておきたい違いです。グロービスは公式サイト上で、国際認証の枠内にとどまらず実践特化型のMBA教育を独自にイノベーションし続ける方針から、あえて国際認証を取得していないと説明しています。国際認証の有無を重視する国内MBAもあるため、認証取得校との併願を検討する場合は、認証の有無だけでなくカリキュラムの実践性や評価軸の違いも踏まえて比較することが望まれます。
また、グロービスは東京校・大阪校・名古屋校・福岡校・オンライン校という全国5拠点体制を持ち、平日夜間・土日開講で単科生から本科への接続ルートも用意している点が、単一キャンパスで研究計画書ベースの選考を行う大学院との大きな違いです。通学圏やキャリア段階に応じてキャンパスとプログラムを選べる柔軟性は、社会人が働きながらMBA取得を目指すうえで比較検討の軸になります。学費水準についても、国立大学院MBAが年間数十万円台に収まることが多いのに対し、グロービスは2年間で345万円と、私立・専門職大学院型の水準に位置づけられる点も併願検討時の重要な判断材料です。
年3回(5月・9月・1月)入試が実施され、いずれも4月入学に合流する制度も特徴的です。国公立大学院MBAの多くが年1〜2回の入試機会にとどまるのに対し、グロービスは1年間に複数の受験機会があるため、1回の入試で不合格だった場合でも、同一年度内での再チャレンジは認められないものの、書類やエッセイをブラッシュアップして次年度以降の入試に再挑戦しやすい設計になっているといえます。
英語で学びたい社会人向けには、経営専攻の中に別途「英語プログラム(パートタイム/フルタイム)」が用意されており、こちらは本記事で扱う日本語プログラム(テクノベートMBA・エグゼクティブMBA)とは別の学生募集要項で運営されています。英語での授業を希望する場合は日本語プログラムの募集要項では対応できないため、英語プログラムを検討している方は公式サイトで専用の募集要項を確認する必要があります。フルタイム(1年制)の教育課程が用意されているのも、日本語プログラムにはない英語プログラムの特徴です。日本語プログラムと英語プログラムのどちらを選ぶかによって、修業年限・学費体系・出願書類の様式まで異なってくるため、両方を比較検討する場合は早い段階でそれぞれの募集要項を取り寄せておくことをおすすめします。
通学スタイルの柔軟性も、単一キャンパスで運営される大学院との違いとして挙げられます。グロービスは科目ごと・授業回ごとに通学クラスとオンライン校のライブ授業を自由に組み合わせて受講できるハイブリッド運用を採っており、教室で受講しても録画配信ではなくオンライン校のライブ授業を受けても教材・教員・成績評価は共通です。転勤や出張が多い社会人にとって、この柔軟性は単一キャンパスで固定の曜日・時間帯に通学が必須となる大学院との比較検討材料になります。
国内MBA全体の学費水準や予備校選びについては、国内MBAおすすめ比較|難易度・学費・予備校の選び方で、グロービスを含む国内MBAプログラム全体の傾向と選び方を整理しています。また、大学院入試そのものの対策方法や予備校選定に関しては大学院入試予備校おすすめ比較|失敗しない選び方・費用・独学との違いを解説もあわせてご覧ください。研究計画書や筆記試験対策が必要な国公立大学院MBAと併願する場合は、選考方式の違いを踏まえたスケジュール管理が特に重要になります。エッセイ主体のグロービスと、研究計画書・筆記試験主体の国公立大学院では、準備すべき書類の性質もスケジュール感もまったく異なるため、併願先ごとに準備を切り分けて計画することが失敗を避けるポイントです。
大学院入試全般の対策(出願書類の磨き込み、面接練習、志望理由の言語化など)についてサポートが必要な場合は、大学院入試対策コースもあわせてご検討ください。エッセイの構成や、面接での想定質問への回答準備など、個別の状況に応じた対策が可能です。大学院入試全体の難易度比較や研究科選びに関する情報は、大学院入試ガイドにまとめていますので、あわせてご確認ください。
よくある質問(FAQ)
グロービス経営大学院の経営研究科は2026年度時点でも学生募集を行っていますか。
はい。2027年度(2026年度実施)の学生募集要項が公式サイトで公開されており、テクノベートMBAプログラム(日本語)・エグゼクティブMBAプログラム(日本語)ともに学生募集を継続しています。5月・9月・1月入試のいずれも2027年4月入学に合流する形で実施される予定です。最新の募集状況は必ず公式サイトの学生募集要項でご確認ください。
テクノベートMBAプログラムとエグゼクティブMBAプログラムはどちらに出願すべきですか。
目安として、テクノベートMBAプログラムは20代・30代、エグゼクティブMBAプログラムは40歳以上が対象とされています。対象年齢に該当しないプログラムを志望する場合は、出願書類の「プログラム志望理由」欄にその理由を400文字程度で記載する必要があります。年齢だけでなく、自分が直面している経営課題やキャリアの段階に合わせて選ぶことをおすすめします。
小論文の筆記試験やTOEIC・TOEFLなどの語学スコアは必要ですか。
2027年度学生募集要項の記載では、学力試験としての小論文の筆記試験は求められていません。一次審査は課題エッセイ(Q1・Q2は1000〜1600文字程度、Q3は任意)を含む書類審査、二次審査はオンライン面接という構成です。同様に、日本語プログラム(テクノベートMBA・エグゼクティブMBA)の募集要項にはTOEIC・TOEFLなど外部語学スコアの提出要件も明記されていません。英語プログラム(パートタイム/フルタイム)は別途の募集要項が用意されているため、英語での受講を希望する場合は公式サイトで別要項を確認してください。
学費はいくらかかりますか。
本科入学金80,000円に加え、受講料が862,500円×4期(2年間で合計3,450,000円)かかります。入学金と2年間の受講料を合わせるとおおむね353万円台になりますが、出願料(36,000円)や教材費等は別途必要です。長期履修(3年)を選択する場合は、3年目以降の受講料として毎年310,000円が加わります。最新の金額は公式サイトの学生募集要項でご確認ください。
教育訓練給付制度は使えますか。
本課程は厚生労働省の教育訓練給付制度(専門実践教育訓練・一般教育訓練)の指定講座です。2年で修了する場合は専門実践教育訓練の対象となり、要件を満たせば2年間合計で最大128万円の支給が見込めます。長期履修(3年)を選択する場合は一般教育訓練の対象になり、修了後に自己負担総額の20%(上限10万円)が支給されます。いずれも入学日時点で一定期間以上雇用保険に加入している等の要件があるため、ご自身の受給資格は事前にハローワークで確認してください。
倍率はどのくらいですか。
公式の学生募集要項や大学ポートレート等の公開資料に、具体的な倍率や合格率の数値は示されていません。「毎年定員以上の出願がある」ことは公開情報として示されていますが、正確な倍率は公表されていないため、外部サイトの推測値をそのまま信じるのではなく、選考内容(課題エッセイ・面接)の対策に力を入れることが実務的な対応になります。
単科生として受講してから本科に出願することはできますか。
可能です。本科入学前に単科生として科目を受講し、修了が認められた単位は本科の単位として持ち込むことができます(上限は累積12単位・8科目相当)。公開情報によれば、出願者の約9割はこの単科生ルートを経て本科に出願しており、単科生としての受講経験が本科での学び方をイメージする準備期間としても機能しています。
出願は東京校・大阪校以外からもできますか。また同一年度に複数回出願できますか。
キャンパスは東京校・大阪校・名古屋校・福岡校・オンライン校の5校が用意されており、仙台・水戸・横浜在住の方はこのいずれかを選んで出願できます。授業は平日夜間・土日に開講されているため、遠方の拠点を選んでも通学スタイルに大きな支障は出にくく、二次審査(面接)もいずれのキャンパスを選んだ場合でもオンラインで実施されます。なお、5月・9月・1月のいずれの回に出願しても、同一年度を対象とする入試での再応募や本学の他プログラムへの併願は認められていないため、出願回とキャンパス・プログラムは事前に十分検討したうえで、出願完了前(完了後は変更不可)に最終確認しておく必要があります。
まとめ|グロービス経営大学院MBAの出願を検討する方へ
- 経営研究科経営専攻は2027年度(2026年度実施)も学生募集を継続しており、テクノベートMBAプログラム(20代・30代対象)とエグゼクティブMBAプログラム(40歳以上対象)の2本立て
- キャンパスは東京校・大阪校・名古屋校・福岡校・オンライン校の5拠点、標準修業年限2年のパートタイム課程が中心
- 出願資格は社会人経験原則2年以上+学士以上の学位(または同等)、入試は年3回(5月・9月・1月)実施でいずれも4月入学に合流
- 選考は課題エッセイ(Q1・Q2は1000〜1600文字)と職歴・学歴による一次(書類)審査、オンライン面接による二次審査の2段階
- 学費は入学金80,000円+受講料862,500円×4期(2年間合計3,450,000円)、専門実践教育訓練など教育訓練給付制度の対象講座
- 倍率・合格率は公式非公表のため、数値の断定は避け、エッセイと面接の準備に力点を置くことが現実的な対策
- 出願前には必ず公式サイトの最新の学生募集要項を確認し、日程・金額・要件の最終確認を行うことが重要
- 単科生として先に受講し修了認定を受けたうえで本科に出願するルートも用意されており、実際に多くの出願者が利用している
グロービス経営大学院のMBA出願では、筆記試験対策よりも課題エッセイでの経験・志の言語化と、面接での説明力が合否を左右します。ご自身の職歴を出願要件に照らして整理したうえで、余裕をもったスケジュールでエッセイ作成と面接準備を進めることをおすすめします。5月・9月・1月と入試機会が複数回あるとはいえ、出願準備には卒業証明書の取得や職歴の棚卸しなど時間のかかる作業が含まれるため、志望が固まった段階でできるだけ早く準備を始めることが結果的に余裕あるエッセイ・面接対策につながります。大学院入試全般の対策サポートについては大学院入試対策コースもあわせてご検討ください。
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