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【中学生向け】群馬高専入試対策|募集要項・偏差値・面接まで徹底解説

群馬高専の入試対策で最初に押さえておきたいのは、「推薦選抜」「一般選抜」「帰国子女特別選抜」という3つの入試区分のどれを軸に準備を進めるかを早めに決めることです。群馬高専(群馬工業高等専門学校)とは、群馬県前橋市鳥羽町に本科を置く国立高等専門学校で、機械工学科・電子メディア工学科・電子情報工学科・物質工学科・環境都市工学科の5学科・定員200名の生徒を、中学卒業見込みの生徒を対象に毎年募集している学校です。中学3年生になって「群馬高専を受けたいけれど、推薦と一般のどちらを選べばいいのか分からない」という状態のまま出願シーズンを迎えてしまう家庭は少なくありません。
本記事では、中学生本人と保護者の方に向けて、群馬高専の学科構成や定員、推薦選抜・一般選抜・帰国子女特別選抜それぞれの配点と対策のポイント、偏差値や内申点の目安、出願方法とスケジュールの流れ、学費や寮などの基礎知識までを、公式サイトで確認できる一次情報を中心に整理しました。推薦選抜・一般選抜の配点や出願資格の一部は学校の正式発表ではなく、民間の高専受験対策サイトが公式の学生募集要項を基に独自にまとめている数値も含まれるため、本文中ではそのつど公式情報か第三者の情報かを明記しています。
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結論から先に言うと、群馬高専の対策で最初にやるべきことは、自分の内申点(調査書の評定)の水準を確認し、推薦選抜と一般選抜のどちらを軸に準備するかを早期に決めることです。推薦選抜は調査書と面接、一般選抜は学力検査と調査書という異なる評価軸で合否が決まるため、対策すべき中身がまったく変わってきます。区分選びを後回しにすると、面接練習や学力検査対策に充てられる期間そのものが不足してしまう恐れがあります。実際に、内申点の集計方法や配点比率を理解しないまま出願直前になって「思っていた基準と違った」と気づくケースも見受けられるため、早めの情報収集が結果的に一番の近道になります。
この記事を読めば、群馬高専の入試制度の全体像と、自分やお子さまがどの区分を軸に対策を進めればよいかの見通しを立てられるはずです。特に、他県の高専や私立高専の情報をそのまま群馬高専に当てはめてしまうと、配点や科目数の面でズレが生じる場面もあるため、群馬高専に固有の制度をひとつずつ確認していくことが遠回りに見えて最短ルートになります。まずは学校の基本情報と、5学科の内容から確認していきましょう。
群馬高専とはどんな学校?所在地・学科構成・定員
群馬高専は、群馬県前橋市鳥羽町580番地(〒371-8530)に校舎を構える国立の工業高等専門学校です。1962年度に、国立高専として全国に先駆けて設置された「1期校」12校の一つとして開校した歴史ある学校で、以来60年以上にわたり地域と日本のものづくりを支える技術者を輩出してきました。前橋市内からのアクセスはもちろん、県内各地から通学している生徒も多く、遠方の場合は後述する学生寮を利用する選択肢もあります。
本科5学科の構成と定員
群馬高専の本科は、機械工学科・電子メディア工学科・電子情報工学科・物質工学科・環境都市工学科の5学科体制です。各学科の入学定員は40名で、5学科合計の募集定員は200名となっています。学科ごとの学びの内容を簡単に整理すると、次の表のようになります。
| 学科名 | 入学定員 | 学びの概要 |
|---|---|---|
| 機械工学科 | 40名 | 自動車・航空機・ロボットなどの設計・開発に必要な機械構造、材料、プログラムなどを幅広く学ぶ |
| 電子メディア工学科 | 40名 | 電気・電子に比重を置き、通信・エネルギー変換・電子材料など現代社会を支える工学を学ぶ |
| 電子情報工学科 | 40名 | コンピュータや通信機器の設計、情報処理・情報通信の技術開発に必要な電子工学・情報工学を学ぶ |
| 物質工学科 | 40名 | 化学・生物の基礎から、材料化学・生物工学、環境化学や情報技術などの周辺分野まで学ぶ |
| 環境都市工学科 | 40名 | 環境問題や都市防災に関連する科学・工業技術を扱う、従来の土木工学科を発展させた学科 |
電子メディア工学科と電子情報工学科の違い
学科名が似ているため混同されやすいのが、電子メディア工学科と電子情報工学科です。公式サイトの入試Q&Aによると、電子メディア工学科は電気・電子に比重を置く学科で、電子情報工学科はコンピュータを中心に学ぶ学科と説明されています。前者は通信・エネルギー変換・電子材料などを先端的科目として学び、後者は「作る・つなぐ(電子の部分)」と「使う・考える・活かす(情報の部分)」の両面から学生を育てることを目標としています。プログラミングやソフトウェア開発に強い関心がある場合は電子情報工学科、電気回路や通信インフラなどハードウェア寄りの分野に関心がある場合は電子メディア工学科が候補になりやすいといえます。志望学科を決めきれない場合は、オープンキャンパスや学校見学会で各学科の実験室や研究内容を実際に見てから判断することをおすすめします。
1・2年生は混合学級、進級時に転学科も可能
群馬高専の特徴のひとつが、入学後すぐには学科別のクラス編成にならない点です。1・2年生の各クラスはすべての学科の学生が均等に混ざった混合学級となっており、学科の垣根を越えて友人関係を築けることが在校生にも好評とされています。さらに、2年次・3年次への進級時には、学業成績に基づいて転学科を認める制度も用意されています。入学時点で志望学科に強いこだわりがない生徒でも、入学後の学びを通じて適性を見極め、進路を調整できる余地がある点は、中学生の進路選択として知っておく価値があるポイントです。
教育理念とアドミッションポリシー
群馬高専は「科学技術を通し、地球と人の調和をはかり、人類の繁栄に貢献できる人材を育成する」ことを教育理念に掲げています。公式サイトの3つのポリシーのページでは、期待される入学者像(アドミッションポリシー)として、科学技術者として社会に貢献したい高い志を持っていること、持続可能な開発目標(SDGs)や地球環境保全への関心があること、国際的な場で活躍したい希望を持っていること、先進的な工業技術への関心と自主的な学習意欲があること、理工学系科目が得意で探究心が高いことが挙げられています。推薦選抜の面接や志望理由の準備では、こうしたアドミッションポリシーに沿った内容を自分の経験に結びつけて話せるかどうかが評価のポイントになりやすいと考えられます。
全学生が学ぶ数理・データサイエンス・AI教育
群馬高専では、学科ごとの専門教育に加えて、全学生を対象とした「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」を実施しています。公式サイトによれば、これは政府が示したAI戦略のもとでデジタル社会に必要な基礎知識・技能を身につけることを目的とした取り組みで、機械系・電気系・化学系といった従来の学科の枠を超えて、5学科の全員が数理・データサイエンス・AIの基礎を学ぶ構成になっています。プログラミングや情報処理に強い関心がある生徒だけでなく、機械や化学、土木といった分野を志望する生徒にとっても、入学後にデータサイエンスの基礎知識を身につけられる環境が用意されている点は、学校選びの材料としても知っておく価値があります。
専攻科進学と大学編入という2つの上級ルート
群馬高専は本科5年間の教育に加えて、専攻科(2専攻)を設置しています。本科を卒業した後の進路としては、就職のほか、校内の専攻科に進学して大学3・4年次相当のより高度な専門教育を受ける道と、他大学の3年次に編入学する道の2つが用意されています。既存コラム「【大学編入】群馬高専とは!?高専の特色、大学編入の状況」によれば、直近5年間で892名が卒業し569名が進学しており、進学先としては校内専攻科が190名と最多である一方、大学編入では長岡技術科学大学(71名)や群馬大学(45名)への進学が主流で、旧帝大クラスへの編入実績も5年間で20名を超えているとのことです。中学生の時点で編入学まで決めておく必要はありませんが、高専入学後にどのような進路の広がりがあるかを知っておくと、志望動機を語るうえでの視野も広がります。
【令和9年度】入試方式の全体像|推薦選抜・一般選抜・帰国子女特別選抜
群馬高専の入学者選抜は、大きく分けて「推薦選抜」「一般選抜」「帰国子女特別選抜」の3区分で構成されています。推薦選抜は学力検査を免除し、面接・在籍中学校長からの推薦書・調査書に基づいて実施される一方、一般選抜は学力検査及び調査書に基づいて実施される点が、両者の最も大きな違いです。令和9年度(2027年度)入学生向けの入学者選抜日程は、公式サイトの学科(本科)入学案内ページで公開されています。
令和9年度入学者選抜のスケジュール
公式サイトに掲載された令和9年度入学者選抜日程を整理すると、次の表のとおりです。
| 項目 | 推薦選抜 | 一般選抜・帰国子女特別選抜 |
|---|---|---|
| Web出願登録期間 | 令和8年12月7日(月)〜令和9年1月5日(火) | 令和9年1月6日(水)〜1月29日(金) |
| 出願書類受付 | 令和9年1月4日(月)〜1月5日(火) | 令和9年1月28日(木)〜1月29日(金) |
| 試験日 | 令和9年1月14日(木)(予備日:1月15日(金)) | 令和9年2月14日(日) |
| 合格発表 | 令和9年2月18日(木)(内定通知は1月19日(火)発送) | 令和9年2月18日(木) |
このスケジュールは本記事執筆時点(2026年9月)で公式サイトに掲載されている令和9年度分の情報です。年度によって日程は変わり得るため、実際に出願する際は必ず群馬高専公式サイトの学科(本科)入学案内ページで最新の日程を確認してください。
推薦選抜と一般選抜、どちらを選ぶか
推薦選抜は学力検査そのものが免除されるため、日頃の内申点(調査書の評定)を安定して取れている生徒に向いている選抜方式です。一方、一般選抜は学力検査の結果が合否に大きく影響するため、内申点にやや不安があっても当日の試験で挽回したい生徒に向いています。どちらの区分で出願するにしても、内申点は共通して評価対象になるため、中学1・2年生の段階から定期テストと提出物をおろそかにしないことが、結果的にどちらの区分を選んでも有利に働く土台になります。
帰国子女特別選抜について
群馬高専には、海外在住経験のある生徒を対象とした帰国子女特別選抜という区分もあります。第三者の高専受験対策サイトの情報によれば、中学校相当課程で通算2年以上海外に在住し、一定期間内に帰国した者が出願資格の目安とされています。対象となる可能性がある家庭は、公式の学生募集要項で最新の出願資格・提出書類を必ず確認してください。帰国子女特別選抜は一般選抜と同じ日程枠で実施され、志望学科は第1志望のみで出願後の変更はできません。海外赴任などで一時的に日本を離れていた家庭にとっては、通常の推薦選抜・一般選抜とは別枠で受験機会が用意されていることになるため、帰国のタイミングによっては対象になるかどうかを早めに確認しておくことをおすすめします。
最寄り地等受験の制度案内について
公式サイトの学科(本科)入学案内ページには「最寄り地等受験について」という項目名が用意されていますが、本記事執筆時点(2026年9月)では内容が「後日公開予定です」と表示されており、詳細はまだ公開されていません。遠方に住んでいて群馬県内での受験が難しい家庭は、この項目が更新されるタイミングで公式サイトを確認するとよいでしょう。
出願前に確認しておきたいチェックポイント
推薦選抜・一般選抜・帰国子女特別選抜のどの区分で出願する場合でも、事前に確認しておきたい点をまとめると次のとおりです。
- 自分の内申点(調査書の評定)が、志望する区分の目安に近い水準にあるか
- 推薦選抜を受ける場合、在籍する中学校長からの推薦が得られる見込みがあるか
- Web出願登録・出願書類受付・試験日・合格発表の日付を、家族のカレンダーに書き込んで共有しているか
- 併願を検討している他の高校がある場合、その学校の出願・試験日程と重なっていないか
出願区分によって評価される内容も日程も異なるため、この記事で紹介する内容を土台にしつつ、最終的な判断は必ず学校公式の最新の学生募集要項で確認するようにしてください。
募集定員と志望学科の選び方(第1〜第3志望制)
群馬高専の入試では、出願時に志望する学科を1つに絞り込む必要はありません。第三者の高専受験対策サイトの情報によると、推薦選抜・一般選抜のいずれも第1志望から第3志望まで学科を選択できる仕組みが取られています。選抜は基本的に第1志望をもとに行われ、合格した場合は第1志望の学科での入学となる点も押さえておきたいポイントです。
志望学科を複数選べることのメリット
5学科合計200名という募集定員の中で、志望が特定の学科に集中すると、その学科だけ実質的な競争が厳しくなる可能性があります。第1志望から第3志望まで選べる仕組みは、1つの学科に強いこだわりがない受験生にとって合格の可能性を広げられる制度だといえます。特定の学科を強く志望している場合でも、第2・第3志望に別の学科を置いておけば、万一第1志望での合格に届かなかった場合でも群馬高専への入学自体は実現できる可能性が残ります。一方で、出願後の学科変更は一切認められないとされているため、志望順位は出願前に家族でよく話し合い、後悔のない優先順位を決めておく必要があります。中学校の三者面談で、担任の先生に「群馬高専のどの学科に興味があるか」を相談しておくと、志望順位を決める際の材料が増えるはずです。
志望学科の決め方の考え方
志望学科を決める際は、まず自分がどの分野に興味を持っているかを整理することから始めましょう。ロボットや自動車の仕組みに関心があれば機械工学科、電気回路や通信インフラに関心があれば電子メディア工学科、プログラミングやコンピュータの仕組みに関心があれば電子情報工学科、化学実験や生物に関心があれば物質工学科、まちづくりや防災に関心があれば環境都市工学科というように、中学校の理科・技術の授業で興味を持った分野を出発点にすると選びやすくなります。判断が難しい場合は、前述のとおり入学後に1・2年生が混合学級で学び、進級時に転学科できる制度もあるため、最初から完璧に決めきれなくても大きな問題にはなりにくい点は安心材料です。
志望学科を決める際にもう一つ意識したいのが、卒業後の進路との結びつきです。前述のとおり群馬高専の卒業生の多くは専攻科進学・大学編入・就職のいずれかに進んでいますが、学科ごとに強い分野の企業・大学編入先が異なる傾向があるため、将来どのような技術者になりたいかをぼんやりとでもイメージしておくと、志望順位を決めるときの判断材料が増えます。中学生の段階で将来像を明確に描くのは難しいものですが、「機械が好き」「プログラミングが好き」「環境問題に関心がある」といった素朴な興味を出発点にするだけでも、5学科のどこに近いかを絞り込む助けになります。
オープンキャンパス・学校見学会の活用
公式サイトの入学案内には「入試イベント」のページがあり、学校見学会・体験授業・入試説明会・授業見学会などが案内されています。志望学科で迷っている場合は、こうしたイベントに参加して各学科の実験設備や在校生の様子を実際に見ることで、パンフレットや偏差値表だけでは分からない相性を確認できます。日程や実施方法は年度により変わるため、参加を検討する場合は群馬高専公式サイトの入学案内ページで最新の開催情報をこまめにチェックすることをおすすめします。
倍率は年度・学科によって変動する
群馬高専の入試倍率は、学科や年度によって変動します。特定の学科の人気が一時的に高まると、その年度だけ倍率が上がることもあれば、翌年度は落ち着くこともあり、過去の倍率だけを見て「この学科は入りやすい・入りにくい」と決めつけるのは危険です。公式サイトには出願書類受付状況(出願者数の速報)が出願期間中に公開されるため、志望学科を最終決定する前に、可能であれば直近の出願状況にも目を通しておくと安心材料になります。ただし出願状況はあくまで速報値であり、最終的な倍率とは異なる場合がある点にも注意してください。
群馬高専の偏差値の目安(民間推計・公式発表ではない)
群馬高専の入試対策を考えるうえで気になるのが偏差値です。ただし、群馬高専に限らずどの高専・高校であっても、偏差値は学校側が公式に発表している数値ではなく、模擬試験を実施する民間の教育企業が独自の集計に基づいて算出・公表しているものである点を、まず理解しておく必要があります。
民間サイトが示す偏差値の目安
受験情報サイト「みんなの高校情報」の掲載(2026年度最新版)によれば、群馬高専の偏差値は5学科すべて共通で67とされています。同ページ上の順位情報を整理すると、次の表のとおりです。
| 学科 | 偏差値の目安 | 県内順位 | 全国順位 |
|---|---|---|---|
| 機械工学科 | 67 | 5位/144件中(県内国立1位/5件中) | 340位/8,645件中 |
| 電子メディア工学科 | 67 | ||
| 電子情報工学科 | 67 | ||
| 物質工学科 | 67 | ||
| 環境都市工学科 | 67 |
同サイトには「偏差値は、模試運営会社から提供頂いたものを掲載しております。(中略)教育内容等の優劣をつけるものではございません。あくまで、参考としてご活用ください」という趣旨の注記も明記されています。複数の民間受験情報サイトでも群馬高専の偏差値はおおむね60台後半で紹介されており、群馬県内では国立の高校・高専の中でも上位に位置づけられる水準とされていますが、あくまで参考値として捉えるようにしましょう。
偏差値だけで対策を組み立てない
偏差値はあくまで、過去の模試受験者データから算出された「合格の目安」に過ぎません。群馬高専の場合、推薦選抜と一般選抜では評価される内容がまったく異なるため、偏差値が届いていないからといって出願をあきらめる前に、推薦選抜での内申点や面接の評価も含めて総合的に検討することが大切です。逆に模試の偏差値が届いていても、内申点(調査書の評定)が伸び悩んでいる場合は、推薦選抜より一般選抜を軸に対策したほうが有利になるケースもあります。偏差値の数値そのものに一喜一憂するのではなく、自分の内申点・得意科目・志望区分に応じた戦略を立てることを優先しましょう。
模試の結果を活用する際は、単発の判定だけで一喜一憂せず、複数回の模試の推移を見て自分の実力の伸びを確認することも大切です。中学3年生の夏から冬にかけて偏差値が徐々に上がっている場合は、現時点で目安の水準に届いていなくても、当日までに追いつける可能性が十分にあります。模試の結果は担任の先生や塾・家庭教師と共有し、残り期間で優先すべき単元・科目を一緒に整理してもらうと、限られた時間をより効果的に使えます。
過去問の活用
公式サイトの学科(本科)入学案内ページには「過去の入学者選抜学力検査問題(国立高専機構サイトへ)」というリンクと、「一般入学者選抜合格者の学力検査成績(過去3年分、PDFファイル)」の案内があります。過去問と合格者の得点分布は公式に公開されているため、偏差値という間接的な指標だけに頼らず、実際の出題傾向や合格ラインの目安を確認しながら対策を進めることをおすすめします。詳細な入手方法・最新の公開状況は公式サイトの該当ページで確認してください。
他の高専・高校の偏差値と比較するときの注意
群馬県内には群馬高専のほかにも国公立・私立の高校が数多くあり、模試の志望校欄には偏差値の異なる複数の学校が並びます。偏差値の算出方法や対象となる模試の母集団は情報サイトごとに異なるため、あるサイトでは67と表示されている学校が、別のサイトでは異なる数値で紹介されているケースも珍しくありません。1つのサイトの数値だけを信じ込むのではなく、複数の情報源を見比べたうえで大まかな目安として捉え、最終的な判断材料は内申点・過去問演習の手応え・模試の判定結果など複数の指標を総合して行うようにしましょう。
面接で研究計画を、どう説明しますか?
志望研究科の出題傾向をもとに、想定質問と回答の組み立て方をプロ講師が一緒に整理します。
- 志望研究科別の想定質問と回答を一緒に準備
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内申点(調査書)の基準と対策
群馬高専の推薦選抜・一般選抜のいずれにおいても、内申点(調査書の評定)は合否を左右する重要な要素です。第三者の高専受験対策サイトの情報を基に、推薦選抜と一般選抜それぞれの内申点の扱いを整理します。数値は年度によって改定される可能性があるため、正確な最新の基準は必ず学校公式の学生募集要項でご確認ください。
推薦選抜の内申点の目安
第三者サイトの情報によれば、推薦選抜の出願資格として、中学2・3年生の国語・社会・数学・理科・英語5教科の評定値合計(5段階評価)が42以上という基準が示されています。9教科ではなく主要5教科のみが出願資格の計算対象とされている点が特徴です。配点面では、調査書の評定合計に1.8を乗じた点数を90点満点、面接を15点満点として、合計105点満点で評価されるとされています。
一般選抜の内申点(調査書)の計算方法
一般選抜の調査書は、推薦選抜とは異なり中学3年生の9教科すべてが対象になるとされています。第三者サイトの情報では、9教科の評定値(5点法)にそれぞれ加重係数を乗じた得点の合計を125点満点とする計算方法が紹介されており、数学・理科に5倍、英語に4倍、国語・技術家庭に3倍、社会に2倍、保健体育・美術・音楽に1倍という係数が示されています。理数系科目と英語の評定が特に重く反映される計算方法である点は、対策の優先順位を考えるうえで押さえておきたいポイントです。
| 教科 | 加重係数の目安(第三者サイト情報) |
|---|---|
| 数学・理科 | 5倍 |
| 英語 | 4倍 |
| 国語・技術家庭 | 3倍 |
| 社会 | 2倍 |
| 保健体育・美術・音楽 | 1倍 |
この加重係数はあくまで第三者の高専受験対策サイトが公式の学生募集要項を基にまとめた情報であり、年度によって見直される可能性があります。出願を検討する年度の正確な計算式は、必ず公式サイトで公開される最新の学生募集要項で確認してください。
この加重係数の考え方を踏まえると、例えば数学の評定が1段階上がった場合の影響(5点法の評定差×5倍=最大5点分)は、保健体育・美術・音楽の評定が1段階上がった場合の影響(同×1倍=最大1点分)より大きくなります。主要教科の評定を1段階でも安定させることが、実技教科の評定を上げること以上に総合点への影響が大きいという傾向は、限られた時間で内申点対策の優先順位をつける際の参考になります。もちろん実技教科の評定を疎かにしてよいという意味ではなく、9教科すべてをバランスよく取り組んだうえで、特に主要教科の底上げを意識するという姿勢が現実的です。
内申点を上げるためにできること
内申点は定期テストの点数だけでなく、授業態度・提出物・実技科目の取り組みなど日々の積み重ねによって決まります。中学3年生になってから慌てて内申点を上げようとしても、評定は積み重ねの結果である以上、短期間での大幅な改善は難しいのが実情です。中学1・2年生の段階から、定期テストの復習・提出物の期限厳守・実技科目への積極的な取り組みを習慣化しておくことが、結果的に群馬高専のどの入試区分を選んでも有利に働く土台になります。数学・理科・英語の加重が大きい一般選抜を視野に入れている場合は、特にこの3教科の評定を意識して底上げしておくとよいでしょう。
提出物・出席日数など内申点以外に見られる要素
調査書には5段階評定だけでなく、出席状況や特別活動の記録なども記載されます。定期テストの点数が同じでも、提出物の期限を守れているか、授業態度や出席日数に問題がないかによって評定そのものが変わることがあるため、テスト勉強だけに意識を向けるのではなく、日々の学校生活全体を丁寧に積み重ねることが内申点対策の基本になります。委員会活動や部活動への取り組みも、直接の加点対象になるとは限りませんが、推薦選抜の面接で語れる具体的なエピソードになるという意味で、無駄にはなりません。
内申点に不安がある場合の考え方
中学1・2年生の内申点が思うように伸びなかった場合でも、諦める前に検討したい選択肢があります。前述のとおり一般選抜は学力検査の配点が大きいため、内申点で挽回しきれない分を当日の得点で補うという戦略も取れます。内申点が伸び悩んでいるからといって群馬高専の受験自体をあきらめる前に、残りの中学校生活でどこまで内申点を積み増せるか、学力検査でどこまで得点を伸ばせるかを、できるだけ具体的な数値目標として整理しておくと、進路相談の場でも建設的な話し合いがしやすくなります。
推薦選抜の面接対策
推薦選抜では学力検査が免除される代わりに、調査書に加えて面接が評価対象になります。第三者サイトの情報では面接の配点は15点満点とされており、決して大きな比重ではないように見えますが、調査書の評定だけでは差がつきにくい受験生同士の合否を分ける要素になり得るため、準備を怠らないようにしましょう。
面接でよく問われるテーマ
高専の推薦入試全般で問われやすいテーマとしては、志望動機(なぜ群馬高専・その学科を志望するのか)、中学校生活で力を入れたこと(部活動・委員会活動・生徒会活動など)、得意科目とその理由、入学後にどのような技術者を目指したいか、最近気になったニュースや社会問題への関心などが挙げられます。丸暗記した文章をそのまま読み上げるのではなく、自分の実体験を交えて具体的に答える練習を重ねておくことが、面接官に説得力を感じてもらうための基本になります。
アドミッションポリシーを意識した準備
前述のとおり、群馬高専のアドミッションポリシーには「科学技術者として社会に貢献したい高い志」「持続可能な開発目標(SDGs)や地球環境への関心」「国際的に活躍したい希望」「先進的な工業技術への関心と自主的な学習意欲」「理工学系科目への探究心」が挙げられています。面接での回答をこれらのキーワードと無理につなげる必要はありませんが、自分がなぜその学科を志望するのかを説明する際に、こうした学校側の期待とどこか重なる経験・エピソードを持っておくと、志望動機に一貫性が出やすくなります。
例えば、理科の自由研究やものづくりのコンテストに参加した経験があれば「先進的な工業技術への関心と自主的な学習意欲」につなげて話せますし、環境問題について調べ学習をした経験があれば「持続可能な開発目標への関心」と関連づけて説明できます。特別な経験がなければ話せないというわけではなく、日々の授業や部活動の中で感じた小さな気づきを、自分の言葉で丁寧に説明できることのほうが評価されやすい傾向にあります。無理に背伸びしたエピソードを用意するより、身近な経験を具体的に語れるように準備しておきましょう。
面接練習の進め方
面接対策は、想定質問を紙に書き出し、家族や中学校の先生を相手に声に出して練習することから始めるのが効果的です。以下のような手順で進めると、本番でも落ち着いて答えやすくなります。
- 志望動機・中学校生活での取り組み・将来の目標について、まず自分の言葉で文章化してみる
- 家族や先生の前で実際に声に出して話し、話す速さ・目線・姿勢を確認してもらう
- 想定外の質問(最近気になったニュースなど)にもその場で考えて答える練習を重ねる
- 本番の1〜2週間前には、時間を計って一連の受け答えを通しで練習しておく
面接では、志望校への理解度だけでなく、話し方や受け答えの姿勢そのものも見られています。緊張して声が小さくなったり早口になったりしないよう、日頃から誰かに向かって話す練習を積んでおくことが、本番での安定したパフォーマンスにつながります。
面接当日の身だしなみと持ち物
群馬高専には制服がなく、在校生の通学時の服装についても「品位を損なわないよう留意する」という基準にとどまっています。とはいえ推薦選抜の面接に臨む際は、中学校の制服(標準服)を着用して臨むのが一般的です。私服で参加する場合も、清潔感のある落ち着いた服装を選ぶようにしましょう。持ち物は受験票・筆記用具のほか、学校から指示があれば調査書の控えなどを忘れずに準備し、面接会場までの交通手段や所要時間も前日までに確認しておくと安心です。
一般選抜(学力検査)の配点と対策法
一般選抜は、学力検査の結果と調査書を総合して合否が決まる入試区分です。第三者サイトの情報を基に配点の仕組みを整理すると、群馬高専の学力検査には他校とは異なる特徴的な換算方法があります。
学力検査の科目と換算配点
第三者サイトの情報によれば、学力検査は国語・社会・数学・理科・英語の5教科、各100点・500点満点で実施されたのち、数学・理科を1.5倍、英語を1.3倍に換算し、国語100点+社会100点+数学150点+理科150点+英語130点の合計630点満点として評価されるとされています。単純な5教科合計ではなく、理数系科目と英語の得点が結果に大きく反映される換算方式である点は、対策の優先順位を考えるうえで重要なポイントです。
| 教科 | 試験の素点 | 換算後の配点(第三者サイト情報) |
|---|---|---|
| 国語 | 100点 | 100点 |
| 社会 | 100点 | 100点 |
| 数学 | 100点 | 150点(1.5倍) |
| 理科 | 100点 | 150点(1.5倍) |
| 英語 | 100点 | 130点(1.3倍) |
この換算後の630点に、前章で解説した調査書の内申点125点を加えた755点満点で合否が判定されるとされています。学力検査の中でも数学・理科・英語で得点を落とさないことが、換算後の総合点に直結するため、これらの科目を優先的に強化することが効率的な対策につながります。
具体的なイメージをつかむため、仮に5教科すべて素点80点(400点)を取れたとして換算してみると、国語80点+社会80点+数学120点(80×1.5)+理科120点(80×1.5)+英語104点(80×1.3)で合計504点となり、630点満点に対して約8割の得点率になります。同じ素点でも数学・理科・英語の得点が高いほど換算後の点数が伸びやすい仕組みであることが、この試算からも分かります。逆に国語・社会で高得点を取っても換算倍率がかからないため、限られた学習時間をどの教科に多く配分するかを考える際の参考にしてください。
単願と併願の違い
一般選抜には単願と併願の2つの出願方式があります。第三者サイトの情報によれば、単願の受験者から募集人員程度までを優先的に合格者として選抜する仕組みが取られているとされており、群馬高専を第1志望として確実に入学したい場合は単願で出願するのが基本になります。併願は他の高校の合否結果と合わせて進路を検討したい受験生向けの選択肢ですが、単願よりも合格のハードルが上がる可能性がある点は理解しておく必要があります。出願方式の選択は最終的な進路計画に直結するため、中学校の進路指導担当者ともよく相談したうえで決めましょう。
学力検査対策の進め方
学力検査の対策では、まず公式サイトで公開されている過去の入学者選抜学力検査問題と、過去3年分の学力検査成績のデータを確認し、出題傾向と合格ラインの目安をつかむことから始めるとよいでしょう。そのうえで、次のような手順で対策を進めると効率的です。
- 過去問を解き、出題形式・頻出単元・時間配分の感覚をつかむ
- 換算配点が高い数学・理科・英語を優先的に復習し、苦手単元をつぶしていく
- 国語・社会も含めた5教科すべてで基礎的な取りこぼしをなくす
- 模試や過去問演習を通じて、本番と同じ時間配分で解く練習を重ねる
換算配点が高い科目に偏りすぎて国語・社会の基礎を疎かにすると、思わぬ失点で総合点が伸び悩むこともあるため、5教科をバランスよく仕上げることが結果的に最も安定した対策になります。
学習計画の立て方
一般選抜の試験日は令和9年2月14日と、推薦選抜より1か月ほど後になります。中学3年生の秋から冬にかけて、5教科の総復習と過去問演習を並行して進められるスケジュールを組んでおくことが重要です。学校の定期テストや実力テストの結果を活用しながら、苦手単元を早めに洗い出し、冬休み以降は過去問演習の回数を増やしていくという流れを意識すると、直前期に焦らずに対策を進められます。塾や家庭教師を利用している場合は、群馬高専の換算配点(数学・理科1.5倍、英語1.3倍)を踏まえた学習計画を相談しておくと、限られた時間を効率よく配分しやすくなります。
出願スケジュールと当日の流れ・学費や寮などの基礎知識
入試方式や配点の対策と並んで、出願手続きの流れや入学後にかかる費用感、遠方から通う場合の選択肢を早めに把握しておくことも、群馬高専受験の準備を進めるうえで欠かせません。
出願手続きの基本的な流れ
群馬高専の出願は、公式サイトの学科(本科)入学案内ページからWeb出願登録を行ったうえで、出願書類を提出する形で進みます。前章の日程表で示したとおり、推薦選抜と一般選抜ではWeb出願登録期間・出願書類受付期間・試験日・合格発表日がそれぞれ異なるため、志望する区分のスケジュールを取り違えないよう注意が必要です。調査書・推薦書・入学確約書といった提出書類の様式は公式サイトからPDF・Word・Excel形式でダウンロードできます。なお、推薦選抜が不合格となった場合に一般選抜を受験するときは、出願書類の再提出や入学検定料の再納入は不要とされています。
入学検定料・学費の目安
国立高専の入学検定料(受験料)・入学料(入学金)・授業料は法令で定められており、公式サイトの入試Q&Aによると令和6年度の実績は次の表のとおりです。
| 項目 | 金額(令和6年度実績) |
|---|---|
| 入学検定料(受験料) | 16,500円 |
| 入学料(入学金) | 84,600円 |
| 授業料(年額) | 234,600円 |
国立高専の検定料・入学料・授業料は法令で一律に定められているため、他の国立高専と大きく変わることはありませんが、正確な最新の金額は出願年度の学生募集要項で必ず確認してください。また、4・5年生及び専攻科生は高等教育の修学支援新制度(授業料等の減免と給付型奨学金)の対象になり得るほか、1〜3年生には高等学校等就学支援金が支給される制度もあります。世帯収入等の要件により支援内容が変わるため、経済的な負担が気になる家庭は早めに公式サイトの「授業料・入学金免除制度」「奨学金制度」のページで詳細を確認しておくとよいでしょう。
遠方から通う場合の学生寮
群馬高専には男子寮と女子寮があり、公式サイトの入試Q&Aによれば令和7年10月現在で男子117名・女子40名の計157名が入寮しています。寄宿料は月額で1人部屋800円・2人部屋700円、食費(3食)は約49,000円、寮運営費が7,500円とされており、教員が舎監として寮に交代で泊まり生活指導にあたる「教育寮」として運営されています。専攻科に進学した後も引き続き入寮できるため、県外や遠方の中学校に通っている受験生にとっては、通学の負担を気にせず志望校として検討しやすい環境が整っているといえます。
入試当日に向けて準備しておきたいこと
試験当日は、受験票・筆記用具・上履きなど学校から指定される持ち物を前日までに準備し、公共交通機関の乗り換えや所要時間を事前に確認しておくと安心です。推薦選抜は1月中旬、一般選抜は2月中旬という真冬の時期に実施されるため、積雪や交通機関の乱れも想定して、余裕を持った移動計画を立てておきましょう。持ち物や集合時間の詳細は、出願後に届く受験票や学生募集要項の指示に必ず従ってください。
保護者ができるサポート
入試本番はあくまで受験生本人が挑むものですが、保護者ができるサポートも少なくありません。出願スケジュールの管理、必要書類の準備、体調管理といった環境づくりは、保護者が担うことで受験生本人が学習に集中しやすくなります。特に調査書や推薦書は中学校側とのやり取りが必要になるため、担任の先生への相談や書類提出の期限確認は、早い段階から親子で分担しておくとスムーズです。試験直前期は生活リズムを整え、十分な睡眠時間を確保できるよう家庭内で協力する体制を整えておくことも、本番でのパフォーマンスに影響する大切な準備のひとつです。
よくある質問(FAQ)
群馬高専の入試は推薦選抜と一般選抜、どちらが有利ですか?
どちらが有利かは一概には言えず、自分の内申点の水準と得意分野によって変わります。内申点が安定して取れており面接での自己アピールに自信がある場合は推薦選抜、当日の学力検査で実力を発揮したい場合は一般選抜が向いています。推薦選抜は学力検査そのものが免除される分、調査書と面接のわずかな差で合否が分かれやすい側面もあります。両方の評価基準を理解したうえで、中学3年生の早い時期にどちらを軸に対策するかを決め、残りの期間の学習計画を逆算して立てることが重要です。
内申点(調査書)が基準に届かない場合はどうすればいいですか?
推薦選抜の出願資格に届かない場合でも、一般選抜であれば学力検査の結果で挽回できる可能性があります。第三者サイトの情報では推薦選抜の出願資格の目安が5教科合計42以上とされていますが、これは公式発表ではなく年度によって変わる可能性もあるため、まずは中学校の先生や公式の学生募集要項で最新の基準を確認してください。そのうえで、内申点だけにこだわらず一般選抜も選択肢に入れ、学力検査で得点を伸ばす対策と並行して残りの学期の内申点向上にも取り組むという二段構えの計画を立てるとよいでしょう。
一般選抜(学力検査)は何教科ですか?理科・数学の配点が高いというのは本当ですか?
第三者サイトの情報によれば、一般選抜の学力検査は国語・社会・数学・理科・英語の5教科です。素点は各100点ですが、換算後は数学・理科が1.5倍、英語が1.3倍になるとされており、理数系科目と英語の得点が結果に大きく反映される仕組みです。国語・社会も換算配点は変わらないものの合計点への影響力は相対的に小さくなるため、まずは数学・理科・英語を優先しつつ、国語・社会の基礎も並行して固めておくとバランスの良い対策になります。ただし正式な配点は学校公式の学生募集要項でご確認ください。
志望学科はいくつまで選べますか?あとから変更はできますか?
第三者サイトの情報では、推薦選抜・一般選抜ともに第1志望から第3志望まで学科を選択できるとされています。選抜は第1志望をもとに行われ、第1志望で不合格でも第2・第3志望の学科で合格できる可能性が残る仕組みです。ただし出願後の学科変更は一切認められないとされているため、志望順位は出願前に家族と学科紹介ページやオープンキャンパスの内容をよく確認したうえで決める必要があります。
偏差値67というのは学校の公式な数値ですか?
いいえ、公式な数値ではありません。偏差値は模擬試験を実施する民間の教育企業が独自の集計に基づいて算出・公表しているもので、学校が発表しているものではありません。複数の民間サイトを見比べても数値がおおむね近い水準で紹介されてはいますが、算出方法や母集団が異なるため完全には一致しません。参考値として活用しつつ、実際の対策は内申点の管理や過去問演習を軸に進めることをおすすめします。
推薦選抜の面接ではどんなことを聞かれますか?保護者の同席はありますか?
志望動機、中学校生活で力を入れたこと、得意科目とその理由、入学後にどのような技術者を目指したいかなどが問われやすい傾向にあります。面接は受験生本人を対象に実施されるのが一般的で、多くの高専の推薦入試と同様に10〜15分程度で行われることが多いとされています。同席の有無を含めた実施形式の詳細は年度によって変わり得るため、出願年度の学生募集要項や公式サイトの案内で必ず確認してください。
群馬県外からでも受験・入学できますか?
出願資格の面では県外在住でも受験は可能ですが、遠方からの通学が難しい場合は学生寮の利用を検討することになります。群馬高専には男子寮・女子寮があり、令和7年10月時点で計157名が入寮しているとおり、遠方の中学校に通っている受験生でも入寮すれば通学の負担を気にせず学べる環境が整っています。寄宿料や食費の目安は本文中で紹介したとおりですが、正確な出願資格・入寮条件・空き状況は公式サイトで最新情報を確認しましょう。
まとめ|群馬高専の入試対策は区分選びと一次情報の確認から
群馬高専(群馬工業高等専門学校)の入試対策を進めるうえで押さえておきたいポイントを整理すると、次のとおりです。
- 本科は機械工学科・電子メディア工学科・電子情報工学科・物質工学科・環境都市工学科の5学科体制で、各定員40名・合計200名を募集している
- 入試区分は推薦選抜(学力検査免除・調査書と面接で評価)・一般選抜(学力検査と調査書で評価)・帰国子女特別選抜の3つに分かれる
- 令和9年度(2027年度)入学の推薦選抜は令和9年1月14日、一般・帰国子女特別選抜は令和9年2月14日に試験が実施される予定で、合格発表はいずれも2月18日である
- 偏差値67(民間推計)や内申点の配点比率は第三者サイトの情報であり、学校の公式発表ではないため、正確な最新の基準は必ず学生募集要項で確認する
- 志望学科は第1〜第3志望まで選べるが出願後の変更は不可であり、志望順位は出願前によく検討して決める必要がある
- 内申点は中学1・2年生からの積み重ねが土台になるため、早い段階から定期テスト・提出物・実技科目への取り組みを大切にする
- 遠方からの受験・通学には学生寮という選択肢もあり、経済的な支援制度も複数用意されている
- 入学検定料16,500円・入学料84,600円・年額授業料234,600円(令和6年度実績)は法令で一律に定められており、他の国立高専とほぼ同水準である
群馬高専の入試制度は、推薦選抜と一般選抜で評価される内容が大きく異なるため、まずは自分の内申点や得意分野を客観的に把握し、どちらの区分を軸に準備するかを早めに決めることが最も重要です。数値化された配点や基準の多くは第三者の高専受験対策サイトの情報に基づくものであり、年度によって改定される可能性があるため、出願直前には必ず群馬高専公式サイトの最新の学生募集要項を確認する習慣をつけてください。なお、群馬高専の学科ごとの特色や卒業後の進路データについては、スプリング・オンライン家庭教師の既存コラム「【大学編入】群馬高専とは!?高専の特色、大学編入の状況」でも詳しく紹介しています。あわせて参考にしてください。全国の高専の偏差値と大学編入の関係については「全国高専の偏差値一覧と大学編入の関係|偏差値と編入難易度は比例するか」でも解説しているので、進路を長い目で検討したい方は参考にしてみてください。
群馬高専に入学した後、専攻科への進学だけでなく、大学3年次への編入学を目指す生徒も一定数いることは前述のとおりです。中学生の時点で大学編入まで見据える必要はありませんが、高専入学後に「もっと専門性を高めたい」「難関大学への編入も視野に入れたい」と考えるようになった場合、編入学試験の対策は早期から計画的に取り組むほど有利になる傾向があります。スプリング・オンライン家庭教師では、大学編入対策コースを通じて高専生・高校生の編入学試験を専門的にサポートしており、無料相談では群馬高専合格後の長期的な学習計画についてもご相談いただけます。独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。
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