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【中学生向け】香川高専入試対策|募集要項・偏差値・面接まで徹底解説

香川高専の入試対策で最初に押さえておきたいのは、香川高等専門学校(通称・香川高専)が高松キャンパスと詫間キャンパスという2つのキャンパスを持つ、香川県内で唯一の国立高専だという点です。香川高専とは、2009年10月に高松工業高等専門学校と詫間電波工業高等専門学校が統合して誕生した2キャンパス制・7学科の国立の教育機関で、5年間(専攻科まで進めば7年間)の一貫教育を通じて技術者を育てています。中学3年生になって「香川高専を受けたいけれど、高松と詫間で何が違うのか分からない」という状態のまま出願シーズンを迎えてしまう家庭は少なくありません。
本記事では、中学生本人と保護者の方に向けて、香川高専の2キャンパスそれぞれの学科構成や募集定員、推薦選抜・学力選抜それぞれの選び方と対策のポイント、偏差値や内申点の目安、出願方法とスケジュールの流れまでを、学校公式サイトで確認できる一次情報を中心に整理しました。偏差値や配点の一部の数値は学校の正式発表ではなく、民間の受験情報サイトが独自に算出・公表しているものも含まれるため、本文中ではそのつど公式情報か民間の推計・第三者情報かを明記しています。
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結論から先に言うと、香川高専の対策で最初にやるべきことは、志望する学科が高松キャンパスと詫間キャンパスのどちらにあるのかを確認し、その学科を軸に推薦選抜と学力選抜のどちらで挑むかを早い段階で見極めることです。香川高専では推薦選抜と帰国生特別選抜は志望学科のあるキャンパスでの受験が必要になる一方、学力選抜では志望学科にかかわらず受験地を自由に選べるなど、公立高校入試とも他の単一キャンパスの高専とも異なるルールで合否が決まります。区分ごとの違いを理解しないまま出願直前になって「思っていた仕組みと違った」と気づくケースも見受けられるため、早めの情報収集が結果的に一番の近道になります。
この記事を読めば、香川高専の入試制度の全体像と、自分やお子さまがどのキャンパス・どの学科・どの選抜方式を軸に対策を進めればよいかの見通しを立てられるはずです。特に、他の都道府県の高専や公立高校の入試情報をもとに対策を進めてしまうと、受験地の選び方や内申点の扱いが実際とズレてしまう場面もあるため、香川高専に固有の2キャンパス制をひとつずつ確認していくことが遠回りに見えて最短ルートになります。香川県内で高専進学を考える中学生にとっては事実上の第一候補になりやすい学校だからこそ、情報収集の精度が合否を左右しやすいともいえます。まずは学校の基本情報から順番に見ていきましょう。
香川高専とはどんな学校?高松・詫間2キャンパスと学科構成
香川高等専門学校は、2009年(平成21年)10月1日に高松工業高等専門学校(1962年設置)と詫間電波工業高等専門学校(香川県三豊市詫間町に所在)が統合再編されて発足した、国立の高等専門学校です。統合前の2校の歴史を引き継ぎ、現在も高松キャンパスと詫間キャンパスという2つのキャンパスで授業が行われており、学生数・学科数ともに全国の国立高専のなかでも大きな規模を持つ学校です。中学生や保護者の方がまず押さえておきたいのは、「香川高専」という1つの学校でありながら、通うキャンパスによって学べる学科がまったく異なるという点です。
全国の国立高専のなかには、単一のキャンパスに複数学科が集まっているタイプの学校も多くあります。香川高専のように、統合の経緯からキャンパス自体が分かれているタイプの高専は、学科選びの前提として「まずキャンパスを意識する」という一手間が必要になる点で、やや特殊な位置づけといえます。この違いを理解しないまま他の高専の情報を参考にしてしまうと、受験地のルールや通学の考え方を取り違えてしまうおそれがあるため、香川高専は香川高専として、公式サイトの情報を軸に調べていくことが大切です。
高松キャンパス(創造基礎工学系)4学科
高松キャンパスは〒761-8058 香川県高松市勅使町355に所在し、創造基礎工学系として機械工学科・電気情報工学科・機械電子工学科・建設環境工学科の4学科を設置しています。機械や電気・電子、情報、建設・環境といった、いわゆる「ものづくり」の基礎を幅広く学べる学科が集まっているキャンパスです。高松市中心部からのアクセスがよく、香川県の県庁所在地に近いという立地も、通学を考えるうえでの判断材料になります。
詫間キャンパス(電子情報通信工学系)3学科
詫間キャンパスは〒769-1192 香川県三豊市詫間町香田551に所在し、電子情報通信工学系として通信ネットワーク工学科・電子システム工学科・情報工学科の3学科を設置しています。前身の詫間電波工業高等専門学校の流れを汲み、通信・電子・情報という分野に特化したキャンパスで、無線通信や組み込みシステム、ソフトウェア開発といった領域に強い関心がある中学生に向いています。三豊市は高松市よりも市街地から離れた立地のため、自宅からの通学時間や下宿・学生寮の利用も含めて検討しておくと安心です。
専攻科(大学卒業と同等の学位を目指せる)
本科5年を修了したあと、さらに2年間学べる専攻科も2専攻設置されています。高松キャンパスには創造工学専攻、詫間キャンパスには電子情報通信工学専攻があり、所定の単位を取得し大学評価・学位授与機構の審査に合格すると、大学卒業と同等の「学士」の学位を得ることができます。専攻科修了後に大学院へ進学する学生もおり、本科卒業後すぐに大学へ編入学する道とあわせて、将来の進路の幅が広い学校だといえます。中学生の時点で専攻科まで意識する必要はありませんが、「5年で終わりではなく、その先も学び続けられる学校」だと知っておくと、志望校選びの視野が広がります。
香川県内で唯一の国立高専という位置づけ
香川高専は、香川県内に設置されている唯一の国立高等専門学校です。県内で国立の高専に進学したいと考えた場合、選択肢は事実上この香川高専1校に絞られるため、県内の中学生にとっては「地元で通える国立の理系専門学校」として、公立高校の理数科や私立高校の理系コースと並ぶ有力な進路候補になりやすい学校です。県外の高専まで選択肢を広げるかどうかも含めて、早い段階で家庭内で方向性を話し合っておくと、その後の対策のスケジュールが立てやすくなります。
ロボットコンテストなど課外活動の盛んさ
高専といえば、全国の高専生が技術を競う「高専ロボコン」に代表される課外活動の盛んさも特徴のひとつです。香川高専でも、機械系・電子系・情報系それぞれの学科の専門性を活かした部活動やプロジェクト活動が行われています。座学だけでなく、実際に手を動かしてものを作る経験を積みたいという中学生にとっては、こうした課外活動の充実度も志望校選びの判断材料になります。学校説明会やオープンキャンパスでは、こうした活動の様子を紹介するコーナーが設けられることも多いため、参加できる機会があれば実際に見ておくとよいでしょう。
教育目標と5年間の学び方の特徴
高専は、高校の3年間に相当する期間から大学の教養課程にあたる期間までを、5年間かけて一貫した専門教育のなかで学べる点が最大の特徴です。香川高専でも、1〜2年次に基礎科目と専門分野の入門科目を並行して学び、学年が上がるにつれて専門科目の比重が高まっていくカリキュラム構成が取られています。普通科高校のように文系・理系を選ぶ場面がなく、入学した時点で専門分野が定まっているという点は、高専ならではの学び方だといえます。実験・実習の時間が多く設けられていることも、香川高専を含む高専全般に共通する特徴です。
学生数・男女比・国際色
既存の学校紹介コラムによれば、本科の在籍者数は1,429名(令和6年5月1日時点)で、うち女子学生は209名、外国人留学生は8名、専攻科在籍者は87名とされています。7学科合計で1学年あたり約280名が入学することを考えると、5学年でおよそ1,400名規模というのは自然な数字です。女子学生の比率は在籍者の1割強で、理系の高専としては決して珍しくない水準ですが、学科によって偏りがある可能性もあるため、気になる場合はオープンキャンパスなどで実際の雰囲気を確認しておくとよいでしょう。人数は年度によって変動するため、最新の数値は学校説明会や公式サイトで確認することをおすすめします。
学費の目安と就学支援金による軽減
学費は国立高専に共通する金額が適用され、入学料は84,600円(入学時のみ)、授業料は年額234,600円(前期・後期各117,300円)が目安です。加えて学友会費や後援会費などが別途必要になる場合があります。高等学校等就学支援金制度により、世帯の所得区分に応じて授業料の一部から全部相当額が支給される仕組みがあり、対象は1〜3学年(在籍36か月まで)です。金額や制度は改定される場合があるため、正確な金額は出願前に学校公式サイトの学費案内で必ず確認してください。
寮生活という選択肢
自宅からの通学が難しい生徒のために、学生寮も整備されています。高松キャンパスには清雲寮、詫間キャンパスには七宝寮(男子寮)と国際紫雲寮(留学生と日本人学生が混住)があります。特に詫間キャンパスは市街地から離れた立地のため、県外や香川県内でも遠方から通う生徒にとって寮の存在は入学後の生活を左右する重要な要素です。寮費や入寮の条件は年度によって変わることがあるため、志望するキャンパスが決まったら早めに寮の詳細を確認しておくと安心です。
寮生活は、通学時間の負担を減らせるだけでなく、同じ学科・別の学科の仲間と共同生活を送ることで自立心が育まれるというメリットもよく挙げられます。一方で、自宅を離れて生活すること自体に不安を感じる中学生や保護者の方も少なくありません。入寮を検討している場合は、学校説明会やオープンキャンパスの機会に寮の見学ができないか、事前に問い合わせておくことをおすすめします。実際の部屋の様子や生活リズムを知っておくことで、入学後のギャップを減らすことができます。
入試方式の全体像|推薦選抜・学力選抜・帰国生特別選抜
香川高専の本科入試は、大きく分けて「推薦による選抜」「学力検査による選抜」「帰国生特別選抜」の3区分で実施されます。推薦選抜は「推薦書、調査書及び科目に関する口頭試問を含む面接を総合評価」し、学力選抜は「学力検査と調査書を総合評価」する、と学校公式サイトの入試情報ページで説明されています。まずは3区分それぞれの位置づけと、香川高専ならではの受験地のルールを整理しておきましょう。
| 選抜区分 | 評価する主な要素 | 受験地の考え方 |
|---|---|---|
| 推薦による選抜 | 推薦書・調査書・面接(科目に関する口頭試問を含む) | 志望する学科があるキャンパス(高松または詫間) |
| 学力検査による選抜 | 学力検査(5教科)・調査書 | 志望学科にかかわらず自由に選択(高松・詫間・岡山会場、最寄り地等受験制度も利用可) |
| 帰国生特別選抜 | 学力検査(3教科)・面接・自己推薦書 | 志望する学科があるキャンパス |
推薦選抜の位置づけ
推薦選抜は、中学校の学習成績(調査書)や学校生活での取り組みを重視しながら、面接を通じて本人の意欲や適性を見る選抜方式です。学力検査そのものは課されませんが、面接のなかで志望学科に関連する科目についての口頭試問が行われる点が特徴です。「学力検査がないから対策が楽」というわけではなく、調査書の内容と面接での受け答えの両方をバランスよく仕上げておく必要があります。
学力選抜の位置づけ
学力選抜は、国語・社会・数学・理科・英語の5教科の学力検査と、中学校の調査書を組み合わせて総合的に評価する選抜方式です。推薦選抜に比べて一発勝負の側面が強くなる一方、香川高専の学力選抜は志望する学科にかかわらず受験地を自由に選べるという特徴があります。これは高松・詫間という2キャンパスを持つ香川高専ならではの仕組みで、他の単一キャンパスの高専にはあまり見られない制度です。
帰国生特別選抜について
海外在住経験のある生徒を対象にした帰国生特別選抜も設けられています。数学・理科・英語の3教科(各100点、計300点満点とされる)の学力検査に加え、面接と自己推薦書によって選抜されるという情報がありますが、この区分の詳細な出願資格・実施要領は帰国生特別選抜要項に定められているため、該当する場合は学校公式サイトの要項を必ず確認してください。海外の教育制度で学んできた生徒が対象になるため、出願資格の年数条件など細かな要件が定められている点にも注意が必要です。
出願書類の準備について
いずれの選抜区分でも、出願はWeb出願システムでのエントリーが起点になり、検定料等の納付を済ませたうえで、調査書をはじめとする出願書類を期日までに提出する必要があります。調査書は中学校の先生に作成を依頼する書類のため、出願直前になって慌てないよう早めに担任の先生へ相談しておくことが大切です。障害等により配慮が必要な場合は、事前相談の仕組みが用意されていることもあるため、心配な点があれば早い段階で学校に問い合わせておくとよいでしょう。
最寄り地等受験制度(学力選抜のみが対象)
独立行政法人国立高等専門学校機構は、学力検査による選抜において、出願する高専に関係なく全国51の国立高専とその他設置している会場のどこでも受験できる「最寄り地等受験制度」を導入しています。香川高専の学力選抜でも、主な受験地の高松・詫間・岡山会場に加えて、最寄り地等受験制度を利用すれば県外に住んでいても近くの高専で受験できる可能性があります。一部会場は出願可能な高専に制限がある場合もあるため、利用を検討する場合は早めにWeb出願時の案内を確認しておきましょう。
この制度は香川高専に限らず全国の国立高専で共通して導入されている仕組みですが、対象になるのは学力検査による選抜のみで、推薦による選抜・帰国生特別選抜・学力選抜の追試験は対象外とされています。「学力選抜さえ最寄り地で受けられれば安心」と考えるのではなく、推薦選抜を検討する場合は本校キャンパスまで足を運ぶ前提で計画を立てておく必要があります。遠方から受験する場合は、交通手段や前泊の必要性についても早めに調べておくと安心です。
募集定員と志望学科の選び方(高松4学科・詫間3学科)
香川高専は7学科で構成されており、募集定員は各学科40名、7学科合計で1学年280名が目安とされています。志望学科を選ぶ際には、単に「興味のある分野」だけでなく、その学科がどちらのキャンパスにあるのかを必ず確認しておく必要があります。
| キャンパス | 学科 | 募集定員(目安) |
|---|---|---|
| 高松キャンパス | 機械工学科 | 40名程度 |
| 電気情報工学科 | 40名程度 | |
| 機械電子工学科 | 40名程度 | |
| 建設環境工学科 | 40名程度 | |
| 詫間キャンパス | 通信ネットワーク工学科 | 40名程度 |
| 電子システム工学科 | 40名程度 | |
| 情報工学科 | 40名程度 |
高松キャンパス4学科の特徴
機械工学科は自動車や産業機械などの設計・製造に関わる分野、電気情報工学科は電力・電子回路からプログラミングまで幅広く扱う分野、機械電子工学科は機械と電子制御を組み合わせたロボティクス寄りの分野、建設環境工学科は土木・建築・環境保全に関わる分野を、それぞれ中心に学びます。「ものづくり」の川上から川下まで幅広い選択肢が高松キャンパスに揃っている、とイメージすると分かりやすいでしょう。機械や構造物そのものに関心がある生徒は機械工学科や建設環境工学科、電気・電子回路やプログラミングに関心がある生徒は電気情報工学科や機械電子工学科を軸に検討すると絞り込みやすくなります。
詫間キャンパス3学科の特徴
通信ネットワーク工学科は無線・有線通信網の設計や運用、電子システム工学科は電子回路や組み込みシステムの開発、情報工学科はソフトウェア・ネットワーク・AIなど情報技術全般を、それぞれ中心に学びます。通信や情報の分野に強い関心がある中学生にとって、詫間キャンパスの3学科は選択肢が絞りやすい反面、キャンパスが1つしかないぶん、志望学科を変更する際の柔軟性は高松キャンパスより限定的になる点も意識しておきましょう。スマートフォンやインターネットの仕組みそのものに興味がある生徒には情報工学科や通信ネットワーク工学科、ハードウェアに近い回路設計に興味がある生徒には電子システム工学科が候補になりやすい分野です。
キャンパスをまたいだ志望変更の難しさ
推薦選抜や帰国生特別選抜では、出願時点で志望学科とその学科があるキャンパスが固定されるため、たとえば「高松キャンパスの機械工学科を出願したが、やはり詫間キャンパスの情報工学科の方がよい」といった変更は基本的にできません。中学3年生の段階では興味の対象が変わることも珍しくないため、出願前にできるだけ多くの学科情報に触れてから志望学科を固めることが重要です。学校公式サイトの学科紹介ページや、オープンキャンパスでの体験授業を通じて、実際の学習内容をできるだけ具体的にイメージしておきましょう。
志望学科選びで意識したいこと
推薦選抜と帰国生特別選抜は志望学科があるキャンパスでの受験が前提になるため、出願前に「どのキャンパスの、どの学科を第一志望にするか」をある程度固めておく必要があります。一方、学力選抜は受験地を自由に選べるため、たとえば自宅から通いやすい会場で受験しつつ、別キャンパスの学科を志望するといったことも制度上は可能です。ただし合格後の通学のしやすさも重要な判断材料になるため、通学時間や寮の利用も含めて総合的に検討することをおすすめします。
女子受験生の状況
理系の学校というと男子生徒の割合が高いイメージを持たれがちですが、香川高専にも一定数の女子学生が在籍しています。既存の学校紹介コラムによれば女子学生は209名(在籍者1,429名中)とされており、学科やキャンパスによって比率に差がある可能性はあるものの、女子生徒が進学先として選びにくい学校というわけではありません。気になる場合はオープンキャンパスや学校説明会で在校生の様子を直接確認してみるとよいでしょう。
7学科・280名という定員規模をどう捉えるか
香川高専は7学科合計で1学年約280名という、全国の国立高専のなかでも比較的大きな募集規模を持つ学校です。1つの学科あたりの定員は40名程度と決して大きくはないため、志望する学科によっては相応の競争が生じることもあります。学科ごとの人気度や倍率は年度によって変わるため、「定員が多い学校だから入りやすい」と単純に考えるのではなく、志望する学科そのものの状況を確認することが大切です。
香川高専の偏差値の目安(民間推計・公式発表ではない)
高専は公立高校のように学校ごとの偏差値が公的に発表されているわけではなく、民間の模試運営会社が独自に算出した推計値が受験情報サイトに掲載されているにすぎません。香川高専についても、偏差値はあくまで民間サイトの推計値であり、学校が公式に発表している数値ではないという点を前提として読み進めてください。
| キャンパス | 偏差値の目安 | 香川県内順位 | 香川県内国立順位 |
|---|---|---|---|
| 高松キャンパス(4学科とも同一) | 62 | 108件中7位 | 7件中1位 |
| 詫間キャンパス(3学科とも同一) | 61 | 108件中12位 | 7件中5位 |
偏差値の注意点
民間の高校受験情報サイト「みんなの高校情報」が公表している2026年度版の推計では、高松キャンパスが偏差値62(全国8,645件中980位)、詫間キャンパスが偏差値61(全国8,645件中1148位)とされ、いずれも同キャンパス内の全学科が同一の数値になっています。同サイトには「偏差値は、模試運営会社から提供頂いたものを掲載しております…教育内容等の優劣をつけるものではございません」との注記があり、あくまで模試の結果から算出された目安であることが明記されています。別の受験対策サイトでも概ね同水準の数値が示されており、香川県内では上位の国立高専として扱われる傾向にあります。
偏差値だけで判断しない方がよい理由
偏差値はあくまで模試を受けた生徒の分布から逆算された目安であり、実際の入試の合否は調査書の内容や面接での評価、当日の学力検査の得点によって総合的に決まります。特に香川高専は推薦選抜と学力選抜で評価の重みがまったく異なるため、偏差値の数字だけを見て「自分には無理」あるいは「余裕で合格できる」と判断するのは早計です。過去問演習や学校説明会を通じて、実際の出題傾向や自分の得意・不得意を確認しながら対策を進めることをおすすめします。
高松と詫間、偏差値の差をどう捉えるか
民間サイトの推計では高松キャンパスが62、詫間キャンパスが61と、1ポイントの差が示されています。この程度の差は模試の母集団や算出方法による誤差の範囲内である可能性も高く、どちらのキャンパスが入りやすい・入りにくいと単純に序列づけできるものではありません。志望学科を選ぶ際は、偏差値の高低よりも、学びたい分野がどちらのキャンパスにあるかを優先して考えることをおすすめします。
倍率は年度・学科によって変動する
倍率についても、学科や選抜方式、年度によって大きく変動することが知られています。具体的な倍率の数値は年度ごとに公式サイトの「入学者選抜出願状況・結果」で公表されているため、最新の倍率を知りたい場合は香川高専公式サイトの入試情報ページを確認するのが確実です。人気のある学科では推薦・学力ともに1倍を超える一方、年度によっては1倍を下回る学科もあるため、「この学科なら安全」といった思い込みは禁物です。全国の高専の偏差値傾向をあわせて把握しておきたい方は、全国の高専の偏差値一覧と大学編入の関係を解説したコラムもあわせて参考にしてください。
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内申点(調査書)の基準と対策のポイント
香川高専の入試では、推薦選抜・学力選抜のいずれにおいても中学校の調査書(内申点)が重要な評価要素になります。内申点の具体的な配点や算出方法は学校非公式の第三者情報として複数のサイトで紹介されていますが、正式な計算式は学生募集要項に定められているため、最終的には必ず最新の要項で確認してください。
| 選抜区分 | 調査書の扱い(第三者情報) | 学力検査との関係 |
|---|---|---|
| 推薦による選抜 | 調査書135点+面接30点=165点満点とされる | 学力検査は課されない |
| 学力検査による選抜 | 中学2・3年の9教科評定合計を3倍した270点とされる | 学力検査500点(5教科×100点)とあわせて総合評価 |
推薦選抜の出願資格の目安とされるもの
複数の受験対策サイトが紹介している目安として、推薦選抜の出願資格は「中学第2・3学年における9教科の5段階評定合計が72点以上(90点満点中)、または5教科の5段階評定合計が40点以上(50点満点中)」というラインが挙げられています。これは9教科平均であれば5段階評定で4.0程度、5教科であれば同じく4.0程度に相当する水準です。ただしこれは学校非公式の第三者情報であり、正式な出願資格は学生募集要項に定められているため、対象学年や具体的な基準は最新の要項で必ず確認してください。
この基準を満たしているかどうかは、通知表を見返せば大まかに把握できます。2年生・3年生の通知表で9教科の評定を合計し、目安のラインに届いているかどうかを早めにセルフチェックしておくと、推薦選抜を選ぶべきか、学力選抜を軸にすべきかの判断材料になります。基準ぎりぎりの場合は、担任の先生に相談して客観的な見立てをもらっておくのも有効な方法です。
内申点対策で意識したいこと
内申点は中学1年生から3年生までの日々の学習態度・提出物・定期テストの積み重ねによって決まるため、受験学年になってから急に改善するのは簡単ではありません。特に数学・理科・英語といった高専入試で重視されやすい科目は、日頃から定期テストで安定した得点を取っておくことが、推薦選抜・学力選抜どちらを選ぶにしても有利に働きます。実技教科を含めた9教科すべてでまんべんなく評価を積み上げておくことが、選択肢を狭めないための基本方針になります。
内申点の算出には音楽・美術・保健体育・技術家庭といった実技教科も含まれるとされているため、主要5教科だけに気を取られて実技教科の提出物や授業態度をおろそかにしてしまうと、想定より内申点が伸びない原因になりかねません。9教科すべてを「入試に関係する評価」として捉え、日々の授業に真剣に取り組む姿勢そのものが内申点対策になるという意識を、中学1年生のうちから持っておくことが理想的です。
推薦と学力選抜、内申点の重みの違い
推薦選抜では調査書と面接の比重が高く、学力検査そのものは課されないぶん、内申点の水準がそのまま出願できるかどうかのボーダーラインに直結しやすいとされています。一方、学力選抜では調査書の点数(第三者情報では270点)に対して学力検査が500点と比重が大きく、内申点にやや不安があっても当日の得点力でカバーできる余地が相対的に大きい設計になっていると考えられます。自分の得意・不得意やこれまでの内申点の状況を踏まえて、どちらの選抜方式を軸にするか早めに方針を立てておくとよいでしょう。
内申点に不安がある場合の考え方
これまでの内申点があまり高くないと感じている場合でも、学力選抜であれば当日の学力検査の得点で挽回できる可能性が相対的に高くなります。「推薦選抜の基準に届かないから香川高専は諦める」と早い段階で決めつけるのではなく、学力選抜という選択肢を軸に据えて対策を立て直すことも十分に現実的な戦略です。中学3年の1学期・2学期の内申点はまだ確定していない場合が多いため、残りの期間で意識的に取り組むことで状況を改善できる余地も残されています。
推薦選抜(調査書・面接)の対策法
推薦選抜では、学力検査が課されないぶん、調査書の内容と面接での受け答えが合否を大きく左右します。面接には志望学科に関連する科目についての口頭試問が含まれるとされているため、単なる自己PRの練習だけでは不十分です。
調査書点を安定させる普段の心がけ
調査書点は中学1〜3年の成績の積み重ねで決まるため、受験直前に慌てて対策できるものではありません。定期テストで安定した得点を取り続けることに加え、授業態度や提出物といった評定に関わる部分も日常的に意識しておく必要があります。特に数学・理科・英語は高専の学習内容とも直結する科目のため、これらを中心に苦手を作らないようにしておくと、推薦選抜・学力選抜どちらに進んでも土台になります。
面接対策の基本
面接では「なぜ香川高専を志望するのか」「高松キャンパスと詫間キャンパスのどちらの、どの学科を選んだ理由は何か」といった志望動機に関する質問に加え、志望学科に関連する数学・理科などの基礎知識について口頭試問が行われる場合があります。志望理由は「なんとなく」ではなく、興味を持ったきっかけや将来やりたいことと学科の内容を具体的に結び付けて説明できるように準備しておくことが大切です。オープンキャンパスや学校説明会に参加した経験があれば、そこで感じたことも交えて話せると説得力が増します。
模擬面接で言葉に詰まらないようにする
頭では分かっていても、本番の面接では緊張して言葉に詰まってしまう受験生は少なくありません。中学校の先生や塾の講師などに協力してもらい、模擬面接を複数回経験しておくことをおすすめします。想定される質問への回答を丸暗記するのではなく、聞かれた内容に応じて自分の言葉で答えられるように練習しておくと、当日の不測の質問にも落ち着いて対応しやすくなります。
特に口頭試問については、単に暗記した知識を答えるだけでなく、なぜそうなるのかを自分の言葉で説明できるかどうかが見られている場合があります。教科書レベルの基礎知識を「人に説明できるレベル」まで理解し直しておくと、当日どのような角度から質問されても対応しやすくなります。家族や友人を相手に説明する練習をしてみるのもよい方法です。
学校説明会・オープンキャンパスの活用
香川高専では学校説明会やオープンキャンパスが実施されており、実際の校舎や設備、在校生の様子を見ることができます。高松キャンパスと詫間キャンパスでは校風や施設の雰囲気が異なる可能性があるため、志望するキャンパスには実際に足を運んで確認しておくと、志望理由書や面接での説明にも具体性が生まれます。日程や申込方法は学校公式サイトで随時案内されるため、早めにチェックしておきましょう。
推薦選抜を目指すうえでの心構え
推薦選抜は学力検査が課されない分、「調査書の水準に届いていれば安心」と考えがちですが、実際には面接での受け答えや口頭試問への対応力も合否に影響します。推薦選抜を志望する場合でも、学力選抜に切り替わる可能性を見据えて5教科の基礎学力を維持しておくことをおすすめします。推薦選抜で不合格になった場合に学力選抜へ再挑戦する制度が用意されているケースもあるため、推薦一本に絞りすぎず、並行して学力面の準備も進めておくと安心です。
学力選抜(5教科)の対策法と配点の考え方
学力選抜では、国語・社会・数学・理科・英語の5教科によるマークシート方式の学力検査が実施され、各教科100点満点・総計500点満点で採点されます。調査書とあわせて総合的に評価される点は推薦選抜と共通していますが、学力検査の得点が合否に占める比重は推薦選抜よりも大きくなります。
学力検査の科目と配点
学力検査は国立高専に共通したマークシート方式の問題で、5教科それぞれ100点満点、合計500点満点です。公立高校入試とは出題形式や出題範囲の重点が異なる場合があるため、香川高専向けの過去問演習を通じて形式に慣れておくことが欠かせません。特に数学・理科は高専入学後の学習内容にも直結する科目のため、早い段階から重点的に取り組んでおくとよいでしょう。
調査書との総合評価(第三者情報)
複数の受験対策サイトが紹介している情報によれば、学力選抜では中学2・3年の9教科評定合計を3倍した270点が調査書点として扱われ、学力検査500点とあわせて総合計770点で評価されるとされています。これは学校非公式の第三者情報であるため正確な計算式は最新の学生募集要項で確認する必要がありますが、仮にこの比率が正しいとすれば、学力検査が総合評価の6割強を占める計算になり、当日の得点力が合否に与える影響は決して小さくありません。
過去問の入手方法
学力検査は国立高等専門学校共通の問題であるため、過去問題は独立行政法人国立高等専門学校機構のWebサイトで公開されています。推薦選抜の適性検査や面接に関する情報は学校公式サイトの入試情報ページで案内されている場合があるため、あわせて確認しておくとよいでしょう。過去問に取り組む際は、時間配分を本番に近い形で計りながら解く練習を重ねることが得点力アップにつながります。
過去問は1年分だけでなく、できるだけ複数年分に取り組んでおくことをおすすめします。年度によって出題の難易度や傾向にばらつきがあるため、複数年分を解くことで自分の実力を安定して測れるようになります。間違えた問題は解きっぱなしにせず、なぜ間違えたのかを解説や教科書に戻って確認し、同じタイプの問題を繰り返し練習しておくと着実に得点力が上がります。
苦手科目を作らない学習計画
学力選抜は5教科の合計点で評価されるため、極端に苦手な科目があると全体の得点を押し下げてしまいます。得意科目をさらに伸ばすよりも、苦手科目の基礎を早めに固めておく方が、5教科合計の得点を安定させやすい傾向にあります。中学3年の後半になって焦って対策を始めるのではなく、遅くとも夏休み前後から学習計画を立てて、科目ごとに配分する時間を管理していくことをおすすめします。
当日の時間配分を意識した演習
学力検査はマークシート方式とはいえ、5教科という科目数の多さから、時間配分を誤ると最後まで解ききれずに終わってしまうことがあります。過去問演習の段階から本番と同じ制限時間を計り、各教科にどれくらいの時間をかけられるかを体感しておくことが大切です。分からない問題に時間をかけすぎず、解ける問題から確実に得点を積み上げる練習を繰り返しておくと、当日の緊張のなかでも実力を発揮しやすくなります。
公立高校入試との違いに注意する
香川高専の学力検査は国立高専に共通した独自の問題であり、香川県の公立高校入試とは出題形式・出題範囲の重点が異なります。公立高校入試の対策だけを進めていると、香川高専特有の出題傾向に対応しきれない可能性があるため、志望校として香川高専を考えている場合は、早い段階から高専入試向けの過去問にも触れておくことをおすすめします。
出願スケジュールと当日の流れ|受験地の選び方・最寄り地等受験制度
出願から合格発表までのスケジュールは年度によって変わるため、必ず最新の学生募集要項で確認する必要があります。ここでは第三者の受験対策サイトが紹介している令和8年度(2026年4月入学)の参考日程を掲載しますが、学校非公式の情報であるため、あくまで大まかな流れを把握するための目安として参照してください。
| 選抜区分 | Web出願エントリー期間(参考) | 試験日(参考) | 結果発表(参考) |
|---|---|---|---|
| 推薦による選抜 | 12月8日〜12月19日ごろ | 1月11日ごろ | 1月15日ごろ |
| 学力検査による選抜 | 1月6日〜1月16日ごろ | 2月8日ごろ | 2月13日ごろ |
上記の日程はいずれも第三者サイトが公開資料をもとに要約したとする参考情報であり、当職が学校公式の募集要項PDFで直接確認できたものではありません。正確な出願期間・試験日・合格発表日は、香川高専公式サイトで公開される最新の学生募集要項を必ずご確認ください。なお推薦選抜には、感染症罹患など不測の事態に備えた追試験の制度も用意されているとされています。
受験地の選び方
すでに触れたとおり、推薦選抜と帰国生特別選抜は志望学科があるキャンパス(高松または詫間)での受験が前提です。一方、学力選抜は志望学科にかかわらず受験地を自由に選ぶことができ、主な会場は高松・詫間に加えて岡山会場も用意されています。さらに自宅から香川県内の会場まで距離がある場合は、最寄り地等受験制度を利用して全国の国立高専の会場で受験できる可能性があります。利用を希望する場合はWeb出願時の受験地選択で「最寄り地等」を選ぶ必要があるとされているため、出願前に案内をよく確認しておきましょう。
出願の実務的な注意点
出願はWeb出願システムでのエントリーと、検定料等の納付、出願書類の郵送提出という流れで進みます。出願書類は必着扱いとなることが一般的なため、郵送日数に余裕を持って早めに準備・投函しておくことが重要です。調査書は中学校の先生に作成を依頼する必要があるため、出願スケジュールが固まったら早めに担任の先生へ相談し、余裕を持ったスケジュールで準備を進めましょう。
Web出願では、氏名や住所といった基本情報に加えて、志望学科や受験地の選択など、入力を誤ると後から修正しづらい項目もあります。保護者の方も一緒に入力内容を確認し、志望学科・受験地・選抜区分に誤りがないかを複数人でチェックしておくと、単純な入力ミスによるトラブルを防ぎやすくなります。検定料の納付方法や領収証の扱いについても、案内をよく読んで手順どおりに進めることが大切です。
合格後に必要な入学確約書の提出
合格発表後は、指定された期日までに入学確約書などの書類を提出する必要があります。公立高校との併願を考えている場合は、公立高校の合格発表のタイミングと入学確約書の提出期限との兼ね合いも事前に確認しておく必要があります。提出期限を過ぎると合格が無効になる可能性もあるため、日程はカレンダーなどに書き込んで管理しておくと安心です。
公立高校との併願を考えるときのポイント
香川高専の学力選抜は公立高校入試よりも早い時期に実施される年が多く、結果として公立高校との併願がしやすい日程になっています。香川高専の結果を確認してから公立高校の出願先を最終決定できる場合もあるため、併願を考えている家庭は日程の前後関係を早めに整理しておくと計画が立てやすくなります。ただし年度によって日程は変わるため、公立高校の入試日程とあわせて最新の情報を確認してください。
併願を考える場合は、香川高専の学力選抜の対策と、公立高校入試の対策を同時並行で進める必要があります。出題形式が異なる2種類の入試を並行して準備するのは負担が大きいため、優先順位を決めたうえで学習時間を配分することをおすすめします。どちらも中途半端にならないよう、早めに年間の学習スケジュールを組み立てておくと安心です。
不測の事態に備える追試験制度
体調不良や感染症の罹患など、やむを得ない理由で本試験を受験できなかった場合に備えて、推薦選抜・学力選抜それぞれに追試験の制度が用意されているとされています。ただし追試験を利用するには事前の連絡や所定の手続きが必要になる場合が多いため、体調管理に努めることはもちろん、万が一の場合にどう対応すればよいかも、事前に学校への問い合わせ方法を確認しておくと安心です。
受験シーズンは体調を崩しやすい季節でもあるため、追試験の制度があるとはいえ、日頃からの体調管理を軽視してよいわけではありません。十分な睡眠時間の確保や規則正しい生活リズムの維持など、基本的な生活習慣を試験直前まで崩さないことも、実力を発揮するための対策の一部だと考えておきましょう。家族で体調管理への意識を共有しておくことも大切です。
よくある質問(FAQ)
香川高専の入試は高松キャンパスと詫間キャンパスで違いますか?
選抜方式(推薦・学力・帰国生特別)の枠組み自体は同じですが、推薦選抜と帰国生特別選抜は志望学科があるキャンパスでの受験が必要です。学力選抜は志望学科にかかわらず受験地を自由に選べるため、この点が2キャンパス制の香川高専ならではの特徴です。
学力選抜は5教科ですか?配点はどうなっていますか?
学力検査は国語・社会・数学・理科・英語の5教科、各100点満点・総計500点満点のマークシート方式です。調査書とあわせて総合評価されますが、正確な配点比率は学校非公式の第三者情報にとどまるため、最新の学生募集要項での確認をおすすめします。
推薦選抜の出願資格・内申点の目安を教えてください
複数の第三者サイトが紹介する目安として「中学2・3年の9教科評定合計72点以上、または5教科評定合計40点以上」というラインが挙げられています。ただしこれは学校非公式の情報であるため、正式な出願資格は必ず最新の募集要項で確認してください。
香川県外に住んでいても受験できますか?
受験自体は香川県外に住んでいても可能です。学力選抜であれば、最寄り地等受験制度を利用して全国の国立高専の会場で受験できる場合があります。ただし推薦選抜・帰国生特別選抜は志望学科があるキャンパスでの受験が前提となる点に注意してください。県外から進学する場合は、学生寮の利用可否もあわせて早めに確認しておくとよいでしょう。
偏差値はどこで確認できますか?公式な数値ですか?
偏差値は民間の高校受験情報サイトが模試の結果をもとに独自に算出したもので、学校が公式に発表している数値ではありません。参考値として、みんなの高校情報では高松キャンパスが62、詫間キャンパスが61とされていますが、あくまで目安として捉えてください。
面接ではどんなことを聞かれますか?
推薦選抜の面接では、志望動機や高校生活への意欲に加えて、志望学科に関連する科目についての口頭試問が行われるとされています。「なぜ香川高専か」「なぜそのキャンパス・学科か」を自分の言葉で説明できるように準備しておくとよいでしょう。中学校での活動内容や、将来どのような技術者になりたいかを聞かれることも多いため、事前に自分の言葉で整理しておくと安心です。
学力選抜の受験地は自分で選べますか?
はい。学力選抜では志望する学科にかかわらず、高松・詫間・岡山の主な会場に加えて最寄り地等受験制度による全国の国立高専の会場から選ぶことができます。希望する場合はWeb出願時の受験地選択で申し込む必要があります。
香川高専を卒業した後、大学に編入することはできますか?
可能です。既存のコラムによれば、豊橋技術科学大学や長岡技術科学大学、香川大学、徳島大学、愛媛大学などをはじめ、東京大学や大阪大学、早稲田大学といった難関大学への編入実績も紹介されています。詳しくは香川高専の大学編入について解説したコラムをご覧ください。
まとめ|香川高専入試対策のポイント
香川高専は高松キャンパス・詫間キャンパスという2つのキャンパスに7学科を擁する、香川県内で唯一の国立高専です。中学生本人と保護者の方が最初に取り組むべきことは、志望する学科がどちらのキャンパスにあるのかを確認したうえで、推薦選抜と学力選抜のどちらを軸に対策を進めるかを早めに決めることです。ここまで見てきたとおり、香川高専の入試制度には2キャンパス制ならではのルールが随所にあり、他校の情報だけでは判断しづらい部分が少なくありません。
- 香川高専は高松キャンパス(4学科)と詫間キャンパス(3学科)の2キャンパス制で、推薦・帰国生特別選抜は志望学科のあるキャンパスでの受験が前提
- 学力選抜は志望学科にかかわらず受験地を自由に選べ、最寄り地等受験制度を使えば県外からでも受験しやすい
- 偏差値(高松62・詫間61)は民間サイトの推計値であり、学校の公式発表ではない点に注意する
- 推薦選抜は調査書と面接、学力選抜は5教科の学力検査と調査書で総合評価される(具体的配点は第三者情報のため要確認)
- 内申点は中学1〜3年の積み重ねで決まるため、受験学年になってから慌てず、早い段階から数学・理科・英語を中心に対策する
- 出願スケジュールは年度ごとに変わるため、必ず学校公式サイトの最新の学生募集要項で日程を確認する
- 合格・入学後は、大学編入という進路が開けている点も長期的な視野に入れておくとよい
ここまで紹介してきたとおり、香川高専の入試対策は「どちらのキャンパスの、どの学科を志望するか」を早期に決めることから始まります。志望学科が固まれば、推薦選抜と学力選抜のどちらを軸にするか、内申点と学力検査のどちらに比重を置いて対策を進めるかという、その先の具体的な計画も立てやすくなります。焦って情報を集めるのではなく、公式サイトの一次情報を軸にしながら、一つずつ疑問を解消していくことが結果的に一番の近道です。
香川高専の入試制度は、2キャンパス制であるがゆえに公立高校入試や他の高専の情報だけでは判断しづらい部分が少なくありません。推薦選抜・学力選抜それぞれの特徴を理解したうえで、内申点対策と学力検査対策の両方を計画的に進めることが、合格への一番の近道になります。独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。また、香川高専に合格したあと、5年間の学びを経てさらに大学への編入学を目指すという進路を選ぶ卒業生も一定数います。大学編入を専門にサポートするスプリング・オンライン家庭教師の指導コースでは、こうした高専卒業後の大学編入を見据えた早期からの学習計画についても相談を受け付けています。まずは目の前の香川高専入試に向けて、この記事で整理した情報をもとに一歩ずつ準備を進めてみてください。
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