ご質問やお問い合わせはお気軽に
法学部編入試験を徹底比較|早慶上智以外の主要大学

法学部に編入できる大学は、早慶上智以外にも京都大学、名古屋大学、大阪大学、神戸大学、九州大学、法政大学などがあり、大学ごとに募集人員・出願資格・英語の扱い・論文の出題が大きく異なります。「法学部 編入 できる 大学」を探すときは、大学名の知名度だけで選ばず、現在の在学年数と修得単位、英語資格、法律学の学習歴に合う入試を選ぶことが結論です。2027年度の公式募集要項を比べると、大学在学者に求める単位数は大阪大学の32単位以上から神戸大学・九州大学の62単位以上まで幅があり、同じ3年次編入でも受験できる条件は同一ではありません。
大学編入とは、大学・短期大学・高等専門学校などでの学修を基礎として、別の大学の2年次または3年次へ入学する制度です。一般選抜のやり直しとは異なり、英語、小論文、法学・政治学の専門論文、面接、志望理由書などを組み合わせて選抜されます。法学部編入は「英語と論述の組み合わせ」で選ぶ入試と捉えると、大学間の違いを整理しやすくなります。外部英語スコアを出願時に提出する大学もあれば、試験当日に英語を受ける大学もあります。法学概論を問う大学と、社会科学全般の文章を読ませる大学でも準備の優先順位が変わります。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 相談後に、志望校の出題傾向と学習ロードマップをまとめた個別フィードバックレポートをお渡し
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
LINE登録でもらえる4大特典 : ①プロ講師の映像授業 ②合格までのロードマップシート ③受験校検索サイト ④「今から間に合うか」の判断材料
(費用は一切かかりません)
本記事では、2026年9月時点で公表されている2027年度募集要項を一次情報として、早稲田・慶應・上智を除く主要6大学を比較します。掲載校は2027年度の実施を公式要項で確認した大学のみです。募集人員や日程は変更される可能性があるため、出願前にはリンク先の最新版と変更通知を確認してください。全国の実施校を広く見たい方は法学部編入の実施大学・資格・倍率の総合解説も併せて読むと、候補を広げられます。ここでは候補校を絞った後に必要となる、併願可能性と科目別対策まで具体化します。
なお、倍率は大学によって志願者数を使うか受験者数を使うか、編入のみを集計するか転部・転科も含めるかが異なります。定義の違う倍率を一列に並べても難易度の正確な比較にはなりません。本記事は、公式に同じ基準で確認できない数値を推測せず、募集枠、試験負担、英語条件、選抜段階から競争の性質を読み解きます。自分が受験できる大学を先に残し、その中で対策の重なる学校を組み合わせる順番で活用してください。
法学部に編入できる主要大学6校の結論比較
2027年度の募集人員・年次・試験科目一覧
最初に6校を横断して見ると、京都・名古屋・大阪・神戸・九州は3年次編入、法政は2年次と3年次の両方を募集しています。国立5校のうち、募集人員が明記されるのは京都10名、名古屋10名、大阪10人、神戸20人で、九州は若干名です。法政は法学部全体で2年次15名、3年次10名ですが、これは編入・転籍・転部・転科などを合わせた上限であり、一般編入だけの学科別枠ではない点に注意が必要です。
| 大学 | 編入年次・募集人員 | 主な選抜 | 英語の扱い |
|---|---|---|---|
| 京都大学 | 3年次・10名 | 書類、論文 | TOEFL iBT提出 |
| 名古屋大学 | 3年次・10名 | 書類、英語、小論文、口述 | 当日筆記 |
| 大阪大学 | 3年次・法学科10人 | 書類、小論文、英語 | 当日筆記 |
| 神戸大学 | 3年次・20人 | 書類、法学概論、一般教養 | TOEFL・TOEIC換算 |
| 九州大学 | 3年次・若干名 | 書類、専門論述、個人面接 | 外部試験を一次で評価 |
| 法政大学 | 2年次15名・3年次10名 | 論文、英語 | 当日筆記 |
この表から、受験校選びの第一分岐は英語です。すでに有効なTOEFLやTOEICのスコアがあるなら神戸を検討しやすく、TOEFL iBTを計画的に受けられるなら京都が候補になります。九州は複数の外部試験を受理しますが、一次選抜で志望理由書・成績とともに評価されます。一方、名古屋・大阪・法政は当日筆記型なので、過去問を基に英文読解の速度と精度を仕上げる必要があります。外部試験型と当日筆記型では英語対策の締切が違うことを、年間計画へ反映させましょう。
出願資格は単位数だけでなく在学期間も確認する
大学2年生が3年次編入を目指す場合、「必要単位を満たせば受けられる」と単純化できません。京都は出願時点で在学中かつ入学までに休学を除いて2年以上、56単位以上が基本です。名古屋は2年以上・52単位以上、大阪は2年以上・32単位以上、神戸は同一大学で2年以上・62単位以上、九州は第2年次以上かつ62単位以上、法政3年次は2年以上・60単位以上を示しています。見込みで出願できる範囲も要項ごとに違います。
| 大学 | 大学在学者の主な目安 | 特に確認する点 |
|---|---|---|
| 京都大学 | 2年以上・56単位以上 | 在学状態、法学・政治学学士への制限 |
| 名古屋大学 | 2年以上・52単位以上 | 名古屋大学在学者は対象外 |
| 大阪大学 | 2年以上・32単位以上 | 大阪大学在学者は対象外 |
| 神戸大学 | 同一大学2年以上・62単位以上 | 英語の最低基準も同時に満たす |
| 九州大学 | 第2年次以上・62単位以上 | 九州大学在学者は別の転学部制度 |
| 法政大学 | 3年次は2年以上・60単位以上 | 2年次編入は別条件、学部追加条件あり |
短大・高専卒業者、学士取得者、専門学校修了者にも門戸がある大学はありますが、対象となる課程の条件は細かく定められています。法学部出身の学士に制限がある京都のような例もあるため、自分の学歴区分を募集要項の原文に当てはめる作業が欠かせません。判断が難しい海外大学、専門課程、複数大学の在学歴がある場合は、自己判断で出願準備を進めず、大学の指定期限までに資格照会をしてください。
大学名より「得点源が一致するか」で候補を絞る
候補校は、受験可能性、英語方式、専門性の順に絞ります。第一に、入学時までの在学期間・単位・卒業資格を満たす学校だけを残します。第二に、外部英語を利用するか当日英語を受けるかを決めます。第三に、法学概論の準備を深めるのか、社会科学・人文科学の論文を広く扱うのかを選びます。この順序なら、知名度に引っ張られて受けられない学校の対策へ時間を使う失敗を減らせます。
情報収集の初期段階では、大学名、要項公開日、出願締切、必要単位、英語有効期限を一枚の表にまとめてください。大学編入を考え始めたときの情報収集と自己分析で整理の手順を確認できます。志望校選びは「行きたい」と「受けられる」の交点を探す作業です。次から、6校の要項を個別に読み解きます。
比較表を自分専用の出願管理表へ変える
一覧表を眺めるだけでは、締切や資格の見落としを防げません。表計算ソフトやノートに、大学名、編入年次、現在の資格判定、出願書類の発行依頼日、英語スコアの受験日・有効期限、過去問の入手状況を転記しましょう。資格欄は「たぶん可」ではなく、要項の何番に該当するかを書きます。証明書は所属校の発行日数も調べ、出願最終日から逆算して依頼日を置きます。
次に、対策の共通部分を色分けします。当日英語、小論文、法学概論、外部英語、面接、志望理由書という列を作ると、併願で追加になる負担が見えます。たとえば大阪を軸に法政を加える場合、当日英語と論文の共通性があります。神戸を追加すると外部英語と法学概論が増えます。一校増やすたびに必要となる新科目と書類を可視化すれば、受験校を増やしすぎるのを防げます。
最後に、志望度を第一志望・併願・条件確認中の三段階に分けます。条件確認中の学校には問い合わせ期限を設定し、返答後に残すか外すか決めます。募集要項は更新される場合があるため、出願開始前と提出直前に公式ページを再確認した日も記録してください。受験情報を集める作業を学習時間と混ぜず、週に一度の管理時間へまとめると、日々の英語と論文演習に集中しやすくなります。
京都大学法学部の3年次編入
募集人員10名でTOEFL iBTと論文を総合評価
京都大学法学部は2027年度も第3年次編入を実施し、募集人員は10名です。選考は、TOEFL iBTのスコアレポートを含む出願書類と、社会科学または人文科学に関する日本語の論文試験を総合評価します。面接は募集要項に示されていません。英語を外部試験で先に確定し、論文に集中しやすい方式ですが、TOEFLの公式スコアが期限までに大学へ届くよう、受験と送付に余裕を持たせる必要があります。
2027年度は出願書類受理期間が2026年9月15日から18日午後5時必着、論文試験が10月31日13時30分から16時です。TOEFL iBTは出願最終日の2年前以降のスコアに限られ、TOEFL ITP、PBT、Home Editionは不可とされています。受験者控えの写しだけでなく、ETSから京都大学へOfficial Score Reportsを直送する手続が必要です。英語学習だけでなく公式送付の完了までが出願準備と考えてください。
出願資格は56単位と学位分野の制限に注意
日本の大学在学者は、第2年次以上に在学して合計56単位以上を修得し、2027年3月31日時点で休学期間を除いて2年以上在学することが主な条件です。学士取得者、短大・高専卒業者なども対象ですが、大学の法学部で学士を得た者や法学・政治学の学士を得た者には制限があります。これは、既に同分野の学士を持つ人が法学部へ入り直す制度としては利用できない場合があるという意味です。
一方、他学部で学士を取得した人は出願資格に含まれます。経済学、文学、理工学などを学んだ後に法学・政治学へ進みたい人は候補になり得ます。ただし、個々の学位名称や外国の資格に対する扱いは要項の条文だけで判断しづらいことがあります。法学系の学位を持つ人は出願可否を最優先で照会し、資格が確定してからTOEFLや論文対策へ進みましょう。
京都大学向け論文対策の組み立て方
論文は法律知識だけを再生する試験ではなく、社会科学または人文科学に関する問題へ日本語で論述する形式です。課題文の主張と根拠を正確に整理し、設問の射程に合わせて自分の議論を構築する力が中心になります。法学の教科書を読むだけでなく、政治学、経済学、社会学、歴史、思想などの文章に触れ、論点を抽象化して説明する訓練が必要です。
- 公式過去問で設問数、文章量、要求される答案量を確認する
- 課題文の主張・対立軸・前提を短くメモする
- 結論、理由、反対説への応答、再結論の骨格を作る
- 制限時間内に書き、論理の飛躍と用語の曖昧さを添削する
2時間30分を「読む・構成する・書く・見直す」に配分し、毎回同じ工程で答案を完成させます。知識量より、資料から論点を取り出して一貫して論じる力が答案の土台です。TOEFLは出願直前まで引っ張るほど論文演習を圧迫するため、春から夏に目標スコアを作り、夏以降は論文の完成度を上げる計画が適しています。日程と条件は京都大学の2027年度公式募集要項で確認してください。
京都大学が向く受験生と向かない計画
京都大学の方式が合いやすいのは、TOEFL iBTを早期に準備でき、長い課題文から抽象的な論点を取り出すことが得意な人です。面接がないため、当日の論文と事前書類で学力を示したい人にも検討価値があります。他方、英語を当日試験で一気に挽回したい人や、TOEFLの受験機会を出願直前まで確保できない人には日程管理の負担が大きくなります。
論文では、知っているテーマが出ることを期待する学習を避けます。過去問の主題を集めるだけでなく、各問題が要求した操作を分析してください。要約、比較、理由説明、評価、具体例提示など、設問の動詞ごとに答案の型を変えます。テーマ予想ではなく設問要求へ正確に応じる練習なら、未知の題材にも対応しやすくなります。
週一回は、答案を書いた翌日に自分で読み直します。書いた直後には気づきにくい飛躍、主語の曖昧さ、根拠の重複が見つかるからです。修正版は全文を書き直すだけでなく、どの一文をなぜ変えたか記録します。この改善履歴が増えるほど、自分の誤りの型が分かります。外部英語と論文を同時に抱える期間を短くし、論文へ十分な推敲時間を残すことが計画の要です。
名古屋大学法学部の3年次編入
英語・小論文・口述まである総合型の選抜
名古屋大学法学部の2027年度第3年次編入は募集人員10名です。一次選抜では書類選考に加え、英語と小論文を各2時間実施し、一次合格者に二次の口述試験を課します。6校の中でも評価要素が多く、英語・論述・志望動機をバランスよく準備する入試です。一つの科目だけで押し切る発想ではなく、弱点を早めに見つけて合格可能性を総合的に高める必要があります。
出願期間は2026年9月28日から10月1日16時必着、一次試験は10月14日、一次結果は10月21日、口述は10月28日です。最終合格発表は11月13日とされています。一次から二次まで2週間しかないため、一次合格後に面接準備を始めるのでは遅れます。出願時点で志望理由、法学・政治学を学ぶ必然性、入学後のテーマ、卒業後の進路を一続きで説明できるようにしておきましょう。
大学在学者は2年以上・52単位以上が基本
大学在学者の主な資格は、休学を除いて2年以上在学し、52単位以上を修得した者または2027年3月までに満たす見込みの者です。ただし名古屋大学在学者は除かれます。学士取得者、短大・高専卒業者、一定条件の専門学校や高校専攻科修了者なども対象です。対象区分が広い反面、証明書の様式や資格照会期限が細かいため、所属校へ証明書作成を早めに依頼することが安全です。
52単位は出願時点で確定していなくても見込みが認められる場合がありますが、履修登録と単位取得の確度を確認してください。現在の大学で不可が増えると、合格後に資格を満たせないおそれがあります。教職・資格科目が単位数にどう扱われるかなど不明点があれば、募集要項記載の期限までに照会します。編入対策と現在の大学の定期試験を競合させず、出願資格を守るための単位取得も受験勉強の一部として予定に入れましょう。
英語と小論文を同日に解き切る訓練
英語では紙の辞書を1冊持ち込めますが、電子辞書、事典、単語帳、参考書は使えません。辞書があるから語彙学習が不要なのではなく、検索回数を抑えて読解時間を守るための基礎語彙が必要です。過去問を使う際は、どの語を辞書で引き、どの語を文脈で処理するかまで記録すると効率が上がります。英語の後に小論文が続くため、長時間の集中を再現した通し演習も重要です。
小論文では、課題文の要約だけで終わらず、法や政治をめぐる問題を概念と具体例の両方で説明します。口述では志望理由書との整合性が見られることを想定し、答案で扱ったテーマについても口頭で説明できるようにします。筆記答案と志望理由書と口述の主張を一致させることで、準備が一本化されます。募集要項と過去問は名古屋大学法学部の公式入試ページから確認できます。
口述試験は説明の深さを段階化する
口述の準備では、一つの質問に対して短い結論、理由を含む説明、具体例まで含む詳しい説明の三段階を用意します。「なぜ法学部へ編入したいのか」に対し、最初から長い暗記文を話すと、質問とのずれや追加質問への弱さが出ます。まず一文で答え、面接者の反応に応じて理由と背景を足せる形にしてください。
想定質問は、過去の学修、進路変更の理由、名古屋大学で学ぶ必要性、関心分野、入学後の計画、卒業後の目標に分けます。それぞれを独立した回答にせず、過去の経験から問題意識が生まれ、大学での学修を経て将来へつながる一本の流れにします。すべての回答が同じ志望理由の別角度になる状態が理想です。
模擬口述では、答えにくい反対質問も入れます。「現在の学部では実現できないのか」「なぜ別の大学ではなく名古屋大学なのか」「その問題を法律で扱う限界は何か」と問われたとき、相手の前提を理解してから答えます。知らない事項は推測で埋めず、分かる範囲と今後調べたい点を区別する姿勢も重要です。録音して、結論までの長さ、口癖、根拠の曖昧さを確認しましょう。
大阪大学法学部の3年次編入
法学科10人、社会科学小論文と英語で選抜
大阪大学法学部は2027年度、法学科で一般選抜・留学生選抜を合わせて10人を募集します。国際公共政策学科では募集しません。一般選抜は社会科学に関する日本語の小論文と英語を各2時間実施し、志望理由書と成績証明書も総合して判定します。法学科だけが対象であることを学科選択時に確認し、国際公共政策を学びたいという希望だけで出願先を取り違えないようにしてください。
2027年度の出願は2026年8月25日から28日17時必着、試験日は10月24日です。小論文は10時から12時、英語は13時から15時で、英語への辞書持ち込みは認められません。出願締切が6校の中でも早いので、夏休みに入ってから証明書と志望理由書を用意する計画では余裕が少なくなります。8月出願を基準に春学期中から書類準備を始めるのが現実的です。
32単位以上でも出願できるが準備は軽くない
一般選抜の大学在学者は、休学を除いて2年以上在学し、32単位以上を修得した者または2027年3月までに修得見込みの者が対象です。他校と比べて必要単位数は少ないものの、大阪大学在学者は除かれます。大学・専門職大学卒業者、短大・高専卒業者なども資格に含まれます。必要単位が少ないことは受験資格の間口を示すだけで、試験難度が低いことを意味しません。
志望理由書は3,000字程度で、大阪大学法学部法学科を志望する理由に加え、法学または政治学に関する最近の出来事を一つ論述し、学習計画を明らかにするよう求められます。これは単なる自己紹介ではなく、ミニ論文と研究計画を兼ねた書類です。時事問題の論述と入学後の学習計画を接続する書類として、本文の論理構成まで推敲しましょう。
志望理由書を筆記対策の中心に置く
準備では、関心のある社会問題を一つ選び、その法的・政治的争点を整理します。例えば、制度の目的、対立する利益、現行制度の課題、比較できる別の制度、大学で深めたい問いという順に分解します。この素材を志望理由書へ落とし込み、関連分野の文献を読むと、小論文にも使える背景知識が蓄積します。話題の新しさを競うより、問いを学問的に掘り下げられるテーマが適しています。
- 志望理由は「大学の知名度」ではなく教育内容と自分の課題を結ぶ
- 最近の出来事は事実、争点、自分の評価を分けて書く
- 学習計画は履修したい領域と到達目標を具体化する
- 小論文では初見資料からも同じ分析手順を再現する
英語は辞書なしの2時間なので、法律・政治・社会科学の英文を読み、構文把握と要旨説明を練習します。法学の専門語彙だけに偏らず、政策、統治、権利、経済、国際関係の頻出語を押さえましょう。志望理由書のテーマを英語と小論文の教材へ横展開すると、限られた準備期間を有効に使えます。大阪大学全体の制度差も知りたい場合は大阪大学編入試験の学部別解説も参考にしてください。最新条件は大阪大学法学部の公式入試情報で確認します。
夏出願に間に合わせる年間計画
大阪大学は8月下旬に出願するため、志望理由書の初稿を夏休み前に作る計画が適しています。春は英語の基礎と社会科学の読書を進め、同時に自分が扱いたいテーマを候補化します。初夏には公式サイトでカリキュラムと教員の研究領域を確認し、現在の大学で得た知識と大阪大学で深めたい問いの違いを整理します。
志望理由書の初稿後は、事実確認、論理、大学固有性、表現の順に推敲します。一度にすべて直そうとすると、文章表面だけが整い、問いが浅いまま残りがちです。内容の妥当性を固めてから語句と文章を磨く順序にすると、3,000字の長さを意味のある情報で満たせます。本人の経験を誇張せず、学びの不足も今後の計画へつなげて説明します。
出願後から試験までの期間は、書類で扱ったテーマだけに閉じず、過去問で初見論点への対応力を伸ばします。週ごとに英語と小論文の通し演習を置き、復習日には誤答原因を語彙、構文、設問理解、知識、構成、時間不足へ分類します。原因ごとに次週の課題を一つ決めると、漠然と問題数だけを増やす学習から脱却できます。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 相談後に、志望校の出題傾向と学習ロードマップをまとめた個別フィードバックレポートをお渡し
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
LINE登録でもらえる4大特典 : ①プロ講師の映像授業 ②合格までのロードマップシート ③受験校検索サイト ④「今から間に合うか」の判断材料
(費用は一切かかりません)
神戸大学法学部の3年次編入
募集20人、英語外部スコアと論文2科目
神戸大学法学部は2027年度、第3年次編入で20人を募集します。選抜は出身大学などの単位数・成績、TOEFLまたはTOEICの成績、筆答試験を総合して行います。筆答は法学概論と一般教養の論文が各100点、英語外部スコアも100点に換算されます。法学・一般教養・英語の3領域が各100点であり、法律だけを深く勉強しても一般教養と英語で差が開く可能性があります。
出願期間は2026年8月28日から9月3日17時必着、筆答試験は10月31日です。午前に法学概論90分、午後に一般教養90分を実施します。面接は募集要項の試験科目に含まれていません。合格発表は12月18日です。京都大学と試験日が同じため、2027年度は京都大学と神戸大学を当日併願できません。どちらを優先するかは、英語方式と論文分野、募集枠、志望理由を踏まえて早めに決める必要があります。
TOEIC 500点以上などの出願基準がある
出願には学歴条件に加えて英語基準があります。2026年1月20日以前実施分のTOEFL iBTは40点以上、同月21日以降の新尺度は3.0以上、またはTOEIC Listening & Reading Test 500点以上が必要です。団体向けのTOEFL ITPやTOEIC IPは採用されません。スコアは出願資格であると同時に100点へ換算される評価項目なので、最低基準を超えたところで英語学習を止めるのは得策ではありません。
学歴面では、学士取得者、同一大学に休学を除いて2年以上在学し62単位以上を修得した者、短大・高専卒業者などが対象です。在学者が「同一大学」で2年以上という文言は、転入・再入学など複雑な在籍歴を持つ人に影響し得ます。単位数と英語基準の両方を満たして初めて出願可能になるため、片方だけを確認して候補にしないようにしましょう。
法学概論と一般教養を分けて対策する
法学概論では、法の役割、法解釈、権利と義務、公法と私法、主要な法律分野の基本概念を、自分の言葉で説明できる状態を目指します。用語カードだけで暗記すると論文にならないので、一つの概念について定義、趣旨、対立する考え方、具体例まで書く練習が必要です。一般教養では社会科学に限らず、課題文を正確に読み、未知の論点でも筋道立てて答える読解力を磨きます。
週単位では、法学概論のインプット、短い説明答案、一般教養の要約、過去問の時間演習を循環させます。英語外部試験は受験結果の返却時期も逆算してください。最低スコア確保と高得点化を二段階で進めると、出願不能のリスクを先に消し、その後に総合点を伸ばせます。専門科目を基礎から整える方法は大学編入の専門科目対策の始め方で詳しく確認できます。年度固有の条件は神戸大学の2027年度公式募集要項を参照してください。
神戸大学を軸にした得点設計
三つの領域が同じ100点で示されるため、得意科目だけを伸ばすより、極端な弱点を作らない得点設計が向きます。最初に外部英語の模試や受験結果、法学概論の説明問題、一般教養の課題文論述を一つずつ試し、現在地を同じ尺度で評価します。英語が基準未満なら最優先で資格を確保し、基準後は三領域の中で改善余地が大きいものへ時間を配分します。
法学概論では、一冊の入門書を繰り返し、章ごとに「中心概念を200字で説明する」「対立する原理を比較する」「身近な事例へ当てはめる」という出力を作ります。一般教養では、著者の立場に賛成か反対かを急いで決めず、本文の前提と論証を再現します。法学は概念の正確さ、一般教養は初見文章の構造把握と役割を分けると、答案が似通うのを防げます。
京都大学との試験日重複があるため、両校を長期間同じ優先度で準備する場合でも、最終選択の期限を置いてください。TOEFLの要件、神戸のTOEIC利用可否、法学概論への適性、募集要項に示された教育方針を比較します。出願料の納付前には、試験日だけでなく、移動、宿泊、他校の二次試験との間隔も含めて最終判断しましょう。
九州大学法学部の3年次編入
若干名募集で一次書類・二次論述面接の二段階
九州大学法学部の2027年度第3年次編入は募集人員が若干名です。一次選抜は編入学志望理由書、成績証明書、英語能力試験の成績を総合評価します。一次合格者に対し、二次で法学または政治学に関する論述問題と個人面接を実施し、一次の評価点も合わせて最終選抜します。出願書類が足切りではなく最終評価まで残る入試なので、筆記だけで挽回する前提を置かないことが大切です。
出願期間は2026年9月14日から18日17時必着、二次試験は10月30日です。筆記は10時から12時、個人面接は14時30分から行われます。志望理由書は2,000字程度で、本人が自筆で作成することが指定されています。生成AIを含む本人以外の作成や剽窃は不正行為として扱われる旨も明記されています。添削を受けても最終的な文章は本人の思考と言葉で作るという原則を守りましょう。
英語は複数資格を選べるが一次評価に使われる
英語はTOEFL iBT、TOEIC、英検、IELTSなどから提出できます。ただしTOEICはListening & ReadingだけでなくSpeaking & Writingの両方が必要です。神戸大学のTOEIC L&Rのみという条件と混同しやすい点です。スコアは願書受付最終日から過去2年以内に受験したものが対象で、大学が示す英語力の目安は英検2級相当以上です。
「目安」は直ちに一律の出願最低点と同じ意味ではありませんが、一次選抜で英語成績が評価される以上、最低限の提出で十分とは考えないほうがよいでしょう。現在持っている資格の種類、有効期限、伸ばしやすさを比べて選択します。TOEICを選ぶなら4技能側の成績も必要であり、L&Rだけを準備して出願直前に気づく失敗を避けてください。
法学か政治学の軸を作り面接へつなげる
二次の論述は法学または政治学に関する問題です。対策では両分野の基礎を持ちつつ、自分の志望テーマをどちらの学問から深めるか決めます。法学なら規範、要件、効果、権利調整という視点、政治学なら制度、権力、政策過程、比較という視点でニュースや課題文を分析します。面接では提出書類と筆記内容に基づく質問が想定されるため、なぜその枠組みを使ったのか説明できるようにします。
- 関心テーマを法学・政治学の概念へ置き換える
- 志望理由書で過去の学修と入学後の問いを結ぶ
- 想定質問に結論から1分で答える
- 反論や追加質問を受けても根拠を示して修正する
面接は暗記した台本の再生ではなく、問いに応じて考えを整理する場です。志望理由書・専門論述・面接を同じ問題意識でつなぐと、回答の一貫性が高まります。募集人員が若干名である以上、過去の倍率だけから合格可能性を決めつけず、書類段階から完成度を上げてください。詳細は九州大学の2027年度公式募集要項にあります。
一次選抜を通過する書類の整え方
一次書類では、志望理由書だけを目立たせようとせず、成績と英語を含む全体で学修の準備を示します。成績証明書は後から変えられませんが、成績の背景や現在取り組んでいる学習は志望理由の中で説明できます。ただし低い成績への弁解を長く書くより、問題意識がどう形成され、現在どのように学び直しているかを具体的に示すほうが建設的です。
2,000字程度の志望理由書は、きっかけ、これまでの学修、中心となる問い、九州大学での学習計画、将来像に分けて骨格を作ります。各段落が「学びたい」という希望の繰り返しにならないよう、経験や読書から得た事実を置き、その意味を説明します。過去・現在・入学後を一つの問いで貫くと、面接でも説明しやすくなります。
完成後は、第三者から質問だけを受ける方法が有効です。文章を直接書き換えてもらうのではなく、「なぜこの問題なのか」「九州大学でなければならない理由は何か」「反対の立場をどう考えるか」と問われ、自分で書き直します。本人自筆という要項の条件を守りながら、論理の穴を発見できます。清書時間も計測し、提出用紙の枠へ無理なく収めましょう。
法政大学法学部の2年次・3年次編入
法律・政治・国際政治の3学科で募集
法政大学法学部は2027年度、法律学科・政治学科・国際政治学科で2年次と3年次の一般編入を実施します。募集人員は法学部全体で2年次15名、3年次10名ですが、編入のほか転籍・転部・転科、継続学士入学を合わせた人数です。大学は制度別・学科別の内訳を公表していません。10名すべてが3年次一般編入の枠ではないため、募集人員をそのまま一般編入の定員として解釈しないようにします。
国立5校と異なり2年次編入も選べることが大きな特徴です。大学1年修了段階で環境を変えたい人や、3年次の資格単位に届かない人には候補になります。一方、2年次編入は卒業までの在学期間が長く、学費と生活費の総額も増えます。学年を早く進めることだけでなく、認定単位と卒業要件を踏まえ、2年次と3年次のどちらが学び直しに適するかを判断してください。
3年次は60単位、試験は論文と英語
3年次編入の共通資格は、学士、大学2年以上在学・60単位以上、短大卒、外国の大学で相当課程を修了した者などです。法学部では所定の専門学校課程、高校専攻科、高専卒業者にも追加資格が示されています。見込み出願が認められる区分でも、入学までに要件を満たせなければ合格が取り消されます。試験合格と入学資格の確定は別の条件なので、現在履修中の科目を確実に修得しましょう。
出願は2026年9月21日から10月2日、試験は11月8日です。法学部は論文60分と英語60分を受験し、面接は課されません。試験時間が各60分と短いため、長い答案を書くこと以上に、設問を外さず骨格を早く作る力が重要です。英語も時間内に全文を精読しようとせず、設問に必要な箇所と論理展開を優先して処理する練習を重ねます。
私立併願校として見るときの注意点
法政は11月8日実施で、10月中に試験がある国立5校の後に受験できます。科目も論文と当日英語なので、名古屋や大阪との共通対策を作りやすい組み合わせです。ただし、学科ごとの教育内容は異なります。法律学科で法解釈を中心に学ぶのか、政治学科で制度や思想を扱うのか、国際政治学科で国際関係を深めるのかを区別しなければ、志望校選択が曖昧になります。
国公立との併願では学費差だけでなく、入学手続期限も確認します。法政の2027年度合格発表は11月17日で、編入の手続期間は11月26日までです。他大学の結果発表が後になる場合、延納に関する手続と条件を募集要項で確認してください。試験日が重ならなくても入学手続日程は競合し得るため、受験料・入学申込金を含む資金計画も必要です。最新の対象学科や変更情報は法政大学の編入学試験公式ページで確認しましょう。
2年次と3年次を卒業計画から選ぶ
2年次編入は、専門科目を基礎から履修しやすく、大学で過ごす期間を長く確保できます。3年次編入は標準的な残り在学期間を短くできますが、認定単位と必修科目の組み合わせによって履修が集中する可能性があります。年次は「早いほうが得」と決めず、学びたい科目、留学、資格課程、就職活動の時期まで置いて比較してください。
現在の大学で60単位に届く見込みがある場合でも、その単位が編入後にすべて卒業単位として個別認定されるとは限りません。募集要項に示される出願資格の単位数と、入学後の認定単位数は別の制度です。出願に使える単位と卒業に使える認定単位を区別し、公開されている履修案内を確認します。事前に確答されない事項は、複数の卒業シナリオを想定しておきましょう。
学科選択では、学科名だけでなくカリキュラムと卒業要件を読みます。志望理由書や面接がない方式でも、入学後の学修とのミスマッチを避けるために自己分析は必要です。法律・政治・国際政治のどこに自分の問いが置かれるか、隣接領域の科目をどこまで履修できるかを調べます。試験対策のしやすさだけでなく、合格後に学び続けられる選択を優先してください。
試験科目・倍率・日程から考える併願戦略と対策
倍率は定義をそろえてから読む
法学部編入の倍率を調べると、同じ大学でもサイトによって値が違うことがあります。主な原因は、志願者数を合格者数で割る「志願倍率」と、実際の受験者数を合格者数で割る「実質倍率」が混在することです。法政のように編入・転籍・転部・転科が同じ資料に載る大学では、どの区分を集計したかでも値が変わります。倍率を見る前に分子・分母・対象区分を確認してください。
募集人員が10名でも、必ず10名が合格するとは限りません。京都、名古屋、大阪などの要項には、成績によって募集人員どおりに合格させない場合がある旨が示されています。逆に、倍率が低く見える年でも受験者の準備水準が高ければ簡単ではありません。本稿では6校を同じ年度・同じ定義で比べられる一次情報がそろわないため、未確認の倍率を横並びにしていません。
| 見る指標 | 確認する内容 | 判断できること |
|---|---|---|
| 募集人員 | 学科別か、選抜区分合計か | 制度上の受入規模 |
| 志願者数 | 出願した人数 | 出願段階の競争 |
| 受験者数 | 欠席者を除く人数 | 当日の実質競争 |
| 合格者数 | 最終合格か一次合格か | 選抜の通過人数 |
| 複数年推移 | 科目変更や募集停止の有無 | 単年のぶれか構造変化か |
2027年度の日程重複と科目相性
6校の日程を並べると、出願は8月下旬から10月初旬、試験は10月中旬から11月上旬に集中します。京都と神戸は10月31日で重複します。大阪は10月24日、九州は10月30日、法政は11月8日です。名古屋は一次10月14日、口述10月28日で、他校の直前期と二次準備が重なります。出願可能でも移動と直前対策まで含めると併願数には上限があります。
| 大学 | 出願期間 | 主な試験日 | 併願上の注意 |
|---|---|---|---|
| 京都大学 | 9月15日〜18日 | 10月31日 | 神戸と重複 |
| 名古屋大学 | 9月28日〜10月1日 | 10月14日・28日 | 二次が他校直前 |
| 大阪大学 | 8月25日〜28日 | 10月24日 | 出願が最も早い |
| 神戸大学 | 8月28日〜9月3日 | 10月31日 | 京都と重複 |
| 九州大学 | 9月14日〜18日 | 10月30日 | 一次書類通過が必要 |
| 法政大学 | 9月21日〜10月2日 | 11月8日 | 入学手続期限も確認 |
科目相性では、当日英語と社会科学系論文を使う大阪・法政が組みやすく、名古屋も英語・小論文部分を共有できます。京都・神戸は外部英語を使えますが、神戸は法学概論の専門準備が必要です。九州は外部英語、書類、専門論述、面接をそろえるため負担が広いものの、志望テーマを軸に統合できます。受験校数ではなく重複して使える対策量を最大化することが、併願設計の要点です。
合格までの学習を4段階に分ける
- 資格確認:在学期間、単位、学位、英語有効期限を公式要項で照合する
- 基礎形成:英語読解、法学概論、社会科学の基本概念を学ぶ
- 出願準備:志望理由書と証明書を整え、外部スコアを確定する
- 実戦化:過去問を時間内に解き、口述・面接まで一貫して練習する
最初の段階では、合格可能性ではなく出願可能性を判定します。次に全校へ共通する英語と論述の基礎を作り、志望校確定後に専門性を深めます。過去問は実力確認のため最後に一度だけ使うのではなく、初期に出題形式を知り、中期に論点を分析し、直前期に時間演習するという3回の役割を持たせます。
答案の自己採点が難しいときは、設問への回答、結論の明確さ、根拠の妥当性、段落間の接続、用語の正確さを項目別に点検します。「知っている」状態から「制限時間内に説明できる」状態へ移すことが編入対策です。複数校の要項を一緒に整理し、個別の学習計画を作りたい方は法学部編入に対応する大学編入対策コースも選択肢になります。
併願計画を崩さない週次レビュー
学習計画は一度作って終わりではありません。週末に、英語、専門知識、論文、書類、面接の進捗を確認し、翌週の重点を一つ決めます。予定した時間を消化したかだけでなく、英文の正答根拠を説明できるか、論文を時間内に完結できるか、法学用語を例付きで説明できるかという成果で評価します。
遅れが出たら、睡眠を削って全課題を維持するのではなく、志望順位と試験日から課題を減らします。第一志望と形式が重ならない併願校を追加している場合、その学校のためだけの科目が全体を圧迫していないか見直します。計画の修正は勉強量ではなく合格に必要な優先順位で行うことが大切です。
月に一度は本番形式の演習を行い、科目間の体力配分も確かめます。名古屋や大阪のように同日に英語と小論文を受ける場合、一科目ずつの最高点より、二科目を連続して安定させる力が必要です。答案、採点メモ、修正版を保存すれば、伸びている点と繰り返す誤りが見えます。直前期には新しい教材を増やさず、この記録から弱点を絞って復習しましょう。
よくある質問(FAQ)
法学部に編入できる大学は国公立と私立のどちらが多いですか?
国公立・私立の両方に実施校がありますが、毎年度の募集状況は変わります。本記事で2027年度の実施を確認したのは国立5校と私立1校です。全国の総数だけで判断せず、受験年度の学部別募集要項が公開されているかを大学ごとに確認してください。「編入制度あり」という古い一覧が残っていても、当年度に募集するとは限りません。
法学部以外から法学部へ編入できますか?
できます。名古屋大学は法学部以外で学んだ後に法学へ関心を持った人も想定しており、大阪・神戸・九州・法政も出願資格上、現在の学部を法学部に限定していません。ただし京都大学は既に法学・政治学の学士を持つ人への制限があります。他学部出身は弱点ではなく、学び直す理由の説明材料になります。現在の専攻と法学で扱いたい問題を具体的に結びましょう。
大学2年生から3年次編入を受験できますか?
入学時までに所定の在学期間と単位数を満たせば、見込みで出願できる大学があります。ただし必要単位は大阪32、名古屋52、京都56、法政60、神戸・九州62を基本として差があります。休学の扱いや「同一大学」の条件も異なります。2年生という学年名ではなく在学期間と修得単位で判定し、不明な履修科目は大学へ照会してください。
TOEICなしで受験できる法学部はありますか?
あります。名古屋大学、大阪大学、法政大学は2027年度に当日英語を課すため、一般選抜でTOEIC提出を前提としていません。京都大学はTOEFL iBTが必要で、神戸大学はTOEFLまたはTOEIC、九州大学は複数の外部資格から提出します。TOEIC不要と英語対策不要は同じではありません。当日筆記型では英文読解を試験時間内に仕上げる準備が必要です。
法学部編入では六法を暗記する必要がありますか?
条文を丸ごと暗記することが中心ではありません。神戸の法学概論や九州の専門論述では、基本概念の定義、制度趣旨、対立する価値、具体例を筋道立てて説明する力が重要です。社会科学小論文型では、初見資料の読解も問われます。条文番号の暗記より概念を答案で使える理解を優先し、過去問で必要な専門度を確かめましょう。
法学部編入の倍率はどのように見ればよいですか?
志願者数・受験者数・合格者数のどれを使った倍率か、編入以外の区分が混ざっていないかを確認します。募集人員と合格者数も一致するとは限りません。単年度の数字が高い、低いだけで志望校を変えるのではなく、複数年の推移と科目変更を見ます。倍率は難易度の答えではなく競争状況を示す一材料として使ってください。
編入後に2年間で卒業できますか?
3年次編入なら標準的には2年間を想定しますが、認定単位、必修科目、時間割、卒業要件によっては延長が必要になる場合があります。入学前の科目がどこまで認定されるかは、合格前に個別確約されない大学もあります。受験校選びでは入試科目と同時に卒業までの履修可能性を確認し、法曹コースや資格課程を希望する場合は特に事務窓口へ相談しましょう。
独学と専門指導のどちらが向いていますか?
公式要項と過去問を自分で分析し、答案を客観的に修正できる人は独学でも進められます。一方、複数校の資格判定、論文添削、志望理由書と面接の整合、学習進度の管理に不安がある場合は専門指導が役立ちます。知識不足より答案の改善点が見えない状態が独学の壁になりやすいため、まず一度書いて自己評価できるかを基準に判断してください。
まとめ|法学部編入は受験資格と科目相性で大学を選ぶ
早慶上智以外にも、2027年度に法学部へ編入できる主要大学として京都大学、名古屋大学、大阪大学、神戸大学、九州大学、法政大学があります。ただし、大学名を一覧で知るだけでは志望校は決まりません。募集の有無、出願資格、英語方式、論文分野、試験日を一組で比較することが重要です。
- 京都大学は10名募集で、TOEFL iBTを含む書類と社会科学・人文科学の論文を評価する
- 名古屋大学は10名募集で、当日英語・小論文に加えて一次合格者へ口述を行う
- 大阪大学は法学科10人募集で、社会科学小論文・英語・3,000字程度の志望理由書が中心となる
- 神戸大学は20人募集で、法学概論・一般教養・外部英語スコアを各100点で評価する
- 九州大学は若干名募集で、書類一次と専門論述・個人面接の二段階選抜を行う
- 法政大学は2年次・3年次を募集し、法学部は論文と英語を課す
- 倍率は算出方法と区分をそろえ、単年度の値だけで難易度を決めない
最初に自分の在学期間、修得済み・修得見込み単位、学位区分、英語資格の種類と有効期限を書き出してください。その情報を公式募集要項へ当てはめ、受験できる学校だけを残します。次に、外部英語型か当日英語型か、一般論文型か法学・政治学の専門論述型かを選びます。要項確認から始めると対策の無駄と出願ミスを同時に減らせます。
志望校が決まったら、英語、法学・政治学の基礎、論文、志望理由書、面接を別々に扱わず、一つの問題意識でつなぎましょう。例えば関心のある社会問題を日本語と英語で読み、法学と政治学の視点で整理し、論文に書き、面接で説明する流れです。京都と神戸のような試験日重複、法政のような早い入学手続期限もあるため、学習計画と受験計画を同時に作る必要があります。
出願前の最終確認では、大学名と学科、編入年次、資格区分、見込み単位、英語スコアの種類と受験日、証明書の発行日、郵送方法、必着時刻を一項目ずつ照合します。Web登録と書類郵送の両方が必要な大学では、片方だけで手続が完了したと思い込まないようにしてください。志望理由書の部数、指定様式、片面・両面印刷、原本提出の要否も要項どおりにそろえます。学力以外の不備で受験機会を失わない確認表を作り、提出前に時間を空けて再点検するのが安全です。
学習面の最終確認では、過去問を解いた回数より、修正後に何が改善したかを見ます。英語は根拠箇所を示して答えられるか、小論文は設問の要求へ冒頭で答えているか、専門論述は用語を正確に使えているか、面接は書類と矛盾せず簡潔に説明できるかを確認します。弱点が複数ある場合は、試験日から逆算して一度に一つずつ直します。受験校ごとの専用対策と全校共通の基礎を分ければ、直前期にも学習の軸がぶれにくくなります。
家族や勤務先との調整が必要な人は、受験日だけでなく、出願書類の取得、遠方会場への移動、合格後の退学・入学手続まで共有しておきましょう。社会人は繁忙期、在学生は定期試験やレポート提出と重なる時期を先に確認します。学習時間を理想だけで組まず、移動や手続に使う日を予定表から差し引くことで、継続できる計画になります。
募集要項は年度ごとに変更されます。本記事の数値と日程は2027年度の公式資料に基づきますが、出願時には大学公式サイトの更新・変更通知を再確認してください。独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。自分の条件に合う大学を選び、答案を継続的に改善することが、法学部編入へ向けた着実な一歩になります。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 相談後に、志望校の出題傾向と学習ロードマップをまとめた個別フィードバックレポートをお渡し
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
LINE登録でもらえる4大特典 : ①プロ講師の映像授業 ②合格までのロードマップシート ③受験校検索サイト ④「今から間に合うか」の判断材料
(費用は一切かかりません)



