【大学編入】阿南高専とは！？高専の特色、大学編入の状況

大学編入2023.04.07

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1 はじめに
2 所在地
3 偏差値
4 教育理念・学科
5 生徒数
6 ロボコン
7 大学編入状況
8 おわりに

はじめに

大学編入コース・高専プログラム編集部です。

今回の記事では、阿南工業高等専門学校、通称、阿南高専の特色や大学編入の状況などについてまとめました。

所在地

阿南高専は、徳島県阿南市にあります。

偏差値

偏差値は

で徳島の高校78校中7位です。

徳島県で偏差値が同じ高校、近い高校は、下記の通りです。

脇町高校(偏差値61)、富岡西高校理数科(偏差値61)、池田高校探求科(偏差値62)、富岡東高校普通科(偏差値63)

教育理念・学科

阿南高専は、1963年(昭和38年)設立以来、これまでに多くの優秀な技術者・研究者を育て産業界や国・地方自治体、教育機関などへ送り出してきました。

阿南高専は「核となる分野に関する確固たる知識をベースとして持ち、その方法論・実践力を幅広い工学分野を対象として創造的に活用できる可能性をもった技術者」の養成を目指しています。

阿南高専本科には、創造技術工学科の下、以下の5つのコースが設置されております

コース	内容
機械	機械コースは、数学や力学を基礎として、機械の設計・製造や技術開発を学ぶ、ものづくりに特化したコースです。カリキュラムは、機械設計や機械に関わる熱・流れ・力などを扱う講義科目、機械製図・製作などの実習科目、講義で学んだ内容を体験できる実験科目で構成され、機械工学を総合的かつ実践的に学ぶことができるようになっています。続きを読む
電気	現代社会の生活に欠くことができない電気の発電や送配電、さらに応用として電子情報通信について総合的に学習します。このため、数学や物理の基礎知識をはじめ、電気・電子回路の科目を段階的に修得しながら、設計・製作・解析といった将来の進路先で必要となる専門知識を学んでいきます。続きを読む
情報	スマートフォンに代表される情報ネットワーク技術は、社会の隅々にまで行き渡ろうとしています。基礎となる計算機科学は最近発展してきた若い技術体系ですので、意欲ある中学生の皆さんが挑戦するのにぴったりの分野と言えます。組込技術、ネットワーク、メディア情報に代表されるソフトウェアから回路実装技術まで実験・実習を通して学びます。続きを読む
建設	建設コースは、調査、設計、施工、管理など基礎的な建設工学分野を柱として、建築、環境、防災など幅広い分野をバランスよく融合した教育課程としています。それにより、社会人としての良識や適切な倫理観を備え、多面的な能力を有し、人々の安全で快適な生活に必要となる社会基盤を創造・保全できる建設技術者の養成を目指します。続きを読む
化学	現代の科学技術の多くが化学に支えられています。物質を原子・分子レベルで究明するのが化学です。化学を応用することで有用な新物質をつくることが求められています。続きを読む

生徒数

入学定員数は、１学年160名(機械コース36名、電気コース36名、情報コース38名、建設コース24名、化学26名)、総定員800名で、令和4年には、5学年で802名の学生が在籍しています。

ロボコン

過去5年間の阿南高専のロボコンにおける成績は、以下の通りです。

年度	全国大会	四国地区大会
2022		Aチーム(Roegret) 特別賞(マブチモーター株式会社) Bチーム(九岐大蛇 ) 特別賞(田中貴金属グループ)
2021		Aチーム(メイドインアナン) 特別賞(セメダイン株式会社)
2020		Aチーム(Nittac) 特別賞(マブチモーター株式会社) Cチーム(Awa Dancers) デザイン賞
2019		Aチームアイデア賞、特別賞(株式会社安川電機) Bチーム特別賞(田中貴金属グループ)
2018

大学編入状況

令和3年度には、159名が卒業され、そのうち108名が就職、49名が進学、その他が2名となっています。

令和4〜2年における進学状況を見ると、阿南高専専攻科への進学者が最も多く(令和4年度25名、令和3年度23名、令和2年度36名)、次いで、豊橋技術科学大学(令和4年度11名、令和3年度14名、令和2年度11名)、徳島大学(令和4年度5名、令和3年度11名、令和2年度10名)、長岡技術科学大学(令和4年度2名、令和3年度4名、令和2年度3名)です。

またそのほかには、大阪大学(令和3年度1名、令和2年度1名)、九州大学(令和3年度2名、令和2年度2名)、神戸大学(令和4年度1名、令和3年度1名)などの難関大学への編入者も複数名います。

阿南高専の大学編入実績は平均的なものと言えるでしょう。