【大学編入】大阪公立大高専とは！？高専の特色、大学編入の状況

大学編入2023.04.21

はじめに

大学編入コース・高専プログラム編集部です。

今回の記事では、大阪公立大学工業高等専門学校、通称、大阪公立大高専の特色や大学編入の状況などについてまとめました。

大阪公立大高専は、大阪府寝屋川市にあります。

偏差値は

で大阪府の高校546校中64位です。

大阪府で偏差値が同じ高校は、下記の通りです。

大阪学芸高校普通か特進コース、鳳高校、住吉高校総合科学科、富田林高校、帝塚山学院泉ヶ丘高校普通科特進コース、箕面自由学園高等学校普通科1類スーパー特進コース、桃山学院高校普通科国際コースB

大阪府立大高専は、1963年(昭和38年)設立以来、これまでに多くの優秀な技術者・研究者を育て産業界や国・地方自治体、教育機関などへ送り出してきました。

大阪府立大高専は「自律・実践・協調」の養成を目指しています。

大阪府立大高専本科には、総合工学システム学科の下、以下の4つのコースが設置されております

コース	内容
エネルギー機械	輸送機械や発電所等の産業インフラの設計と運用に必要な技術を学ぶとともに、水素エネルギー等のクリーンエネルギーの創生と貯蔵、自然災害の予測分析等、人のより良い暮らしと環境との共生を実現するための技術の修得を目指します。続きを読む
プロダクトデザイン	コンピュータ、ネットワークを利用し、消費者に向けた工業製品の設計だけでなく、それらを生産するシステムの設計に必要な技術を学びます。また、人・環境に配慮した付加価値の高い多様な製品づくりを考え実現する技術の修得を目指します。続きを読む
エレクトロニクス	電気自動車やロボットの駆動に必要な電気電子機器の基盤技術とともに、太陽光・風力発電等のクリーンエネルギー及びその電力運用といった先端技術についても実践的に学び、安全で豊かな未来の社会を実現する技術の修得を目指します。続きを読む
知識情報	コンピュータやネットワーク等の情報通信分野の基盤技術とともに、AIやIoT、バーチャルリアリティ、情報セキュリティ等の先端技術について実践的に学び、産業や社会のデジタル変革を牽引する技術の修得を目指します。続きを読む

入学定員数は、１学年160名、総定員800名で、令和4年には、5学年で830名の学生が在籍しています。

本科には110名の女子学生が在籍しており、おおよそ7.5人に1人の割合です。

過去5年間の大阪府立大高専のロボコンにおける成績は、以下の通りです。

年度	全国大会	近畿地区大会
2022	AIRsRock 特別賞(マブチモーター株式会社)	Aチーム(AIRsRock) デザイン賞 Bチーム(百紙繚乱) 技術賞
2021		Aチーム(機巧神コウダイオー) 特別賞(本田技研工業株式会社) Bチーム(怪盗イズマスク) 特別賞(マブチモーター株式会社)
2020		Cチーム(はうすわ~か~ず) 最優秀賞
2019	OSAKA OBASAN. デザイン賞	Aチーム準優勝 Bチーム特別賞(田中貴金属グループ)
2018	VICT(OO)N 特別賞(ローム株式会社)	Aチーム(ごん-GON-ごん) 準優勝

令和3年度には、159名が卒業され、そのうち98名が就職、53名が進学、その他が8名となっています。

令和3年度〜平成31年度の進学状況を見ると、大阪公立大高専専攻科への進学者が最も多く(令和3年度19名、令2年度16名、平成31年度19名)、次いで大阪府立大学(大阪公立大学)(令和3年度12名、令2年度10名、平成31年度14名)、長岡技術科学大学(令和3年度1名、令2年度6名、平成31年度10名)、豊橋技術科学大学(令和3年度5名、令2年度3名、平成31年度5名)です。

またそのほかには、東京大学(令和2年度2名、平成31年度2名)、大阪大学(令2年度4名、平成31年度1名)、名古屋大学(平成31年度)、北海道大学(令和2年度1名)、九州大学(平成31年度1名)、東京工業大学(令和3年度1名、令和2年度1名)、神戸大学(令2年度2名)

大阪公立大高専の大学編入実績は比較的高いものと言えるでしょう。