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福岡大学大学院経済学研究科の入試対策|出願資格・研究計画書・面接まで【2027年度】

福岡大学大学院経済学研究科の入試対策は、出願資格の確認から始め、研究計画書・志望理由書の作成、指導教員への事前連絡、専門科目試験対策、面接(口頭試問)対策までを計画的に進めることが合格への近道です。福岡大学大学院経済学研究科は経済学専攻のみを設置する研究科で、博士課程前期(2年)・博士課程後期(3年)を通じて理論経済学から応用経済学、経済史まで幅広い分野を学べます。
2027年度(令和9年度)入試では、秋季・春季の年2回の入試機会が用意されており、学部からの内部進学者だけでなく、他大学出身者や社会人経験者にも門戸が開かれています。ただし、出願前に志望する専修科目担当者(指導教員)へ連絡することが義務付けられているなど、一般的な学部入試とは異なる独自の手続きが複数あります。英語は当日筆記試験を行わず、TOEICやTOEFLなどのスコア証明書で代替する点も特徴的です。専門科目の学力検査についても、志望する教員が出題する筆記試験か、ERE(経済学検定試験)ミクロ・マクロの成績利用かを選べるという、他大学ではあまり見られない仕組みが採用されています。
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本記事では、福岡大学大学院公式の令和9年度大学院入学試験要項をもとに、出願資格・募集人員・日程といった基本情報から、研究計画書・志望理由書の書き方、専門科目試験とERE成績利用のどちらを選ぶべきか、面接対策、合格までの学習スケジュールと過去問の入手方法までを整理して解説します。研究科からの内部進学を考えている方、他大学から経済学研究科を目指す方、社会人として学び直しを検討している方、それぞれの立場で押さえるべきポイントも取り上げます。数値や日程は年度によって変わるため、出願前には必ず大学院公式サイトで最新の要項を確認してください。
福岡大学大学院経済学研究科とはどんな研究科か
福岡大学大学院経済学研究科は「経済学専攻」の1専攻のみで構成されており、博士課程前期(標準修業年限2年、いわゆる修士課程に相当)と博士課程後期(標準修業年限3年)の2段階の課程を設置しています。研究科の理念として、経済学の基礎的・先進的な研究を進展させる場と、高度な専門知識を社会の中で実践する場を統合的に提供することを掲げており、理論と実践の両面を重視した教育研究が行われています。学部段階の経済学科のような複数学科への分岐はなく、経済学専攻という1つの枠組みの中で、志望する専修科目に応じて専門性を深めていく形になります。
令和9年度(2027年度)入学の入学定員は、博士課程前期が10名、博士課程後期が3名です。入学年月日はいずれの課程も2027(令和9)年4月1日となっています。少人数の研究科であるため、志望する専修科目の担当教員から直接指導を受けやすい環境である一方、募集人員自体が限られている点は事前に把握しておくべきポイントです。特に博士課程後期は定員3名と非常に少なく、研究者としてのキャリアを見据える場合は、前期課程在籍中から後期課程進学を視野に入れた研究テーマの積み上げが重要になります。
経済学専攻の位置づけと課程構成
経済学研究科には経済学専攻のみが設置されており、学部段階の学科のような複数専攻への分岐はありません。博士課程前期を修了すると博士課程後期へ進学することも可能で、研究者を志望する場合は前期・後期を通じた一貫した研究計画を描くことが求められます。アドミッション・ポリシーでは、経済学とその周辺領域の専門的知識・思考方法・研究方法を修得すること、経済学とその周辺領域についての学習と研究に意欲的に取り組む意思があることが、入学者選抜で評価される観点として示されています。博士課程後期では、専門知識・論理的思考方法・高度な研究方法を修得し、研究活動によって学術的・社会的な貢献を行おうとする人材が求められるとされており、前期課程よりもさらに自立した研究遂行能力が問われます。
博士課程前期・後期の基本情報
| 課程 | 標準修業年限 | 入学定員(2027年度) | 入学年月日 |
|---|---|---|---|
| 博士課程前期 | 2年 | 10名 | 2027年4月1日 |
| 博士課程後期 | 3年 | 3名 | 2027年4月1日 |
入学定員には、各課程で実施されるすべての入試区分(一般入学試験・社会人入学試験・外国人留学生入学試験)の人員が含まれています。つまり、秋季・春季それぞれの合格者数の合計が、年間を通じた定員10名(前期)・3名(後期)の枠内に収まる形で運用されていると理解しておくとよいでしょう。
研究環境・教員体制について
経済学研究科の各専修科目には、それぞれ専任の教授・准教授等が配置されており、講義科目と演習(ゼミ)科目がセットで開講されるのが基本形です。演習科目では、担当教員のもとで少人数のゼミ形式による研究指導が行われ、修士論文(博士課程前期の場合)の作成に向けて、テーマ設定から分析、執筆までを継続的にサポートしてもらえる体制が整っています。少人数制の研究科であることは、その分、教員との距離が近く、きめ細かい指導を受けやすいというメリットにもつながります。
専修科目の幅広さ
博士課程前期には、理論経済学・応用経済学・経済史などの分野にまたがる多様な専修科目が設置されています。国際貿易理論やゲーム理論、経済数学といった理論系の科目から、公共経済学・財政学・金融論・労働経済学・環境経済学・統計学と因果推論といった応用色の強い科目まで、担当教員ごとに講義と演習が組まれています。出願にあたっては、これらの専修科目の中から志望する1科目を志願票に記入する必要があるため、募集要項に掲載されている担当者と授業内容の概要を早めに確認しておくことが重要です。
経済史のように経済問題を歴史的な視点から捉える分野もあれば、計量経済学・統計学のようにデータ分析の手法を重視する分野もあり、志望するテーマによって求められる基礎知識のタイプが大きく異なります。自分の関心が理論寄りなのか、実証・政策寄りなのか、歴史・制度寄りなのかを早い段階で言語化しておくと、専修科目選びや指導教員への事前連絡がスムーズになります。福岡大学大学院の税理士科目免除制度のように、経済学研究科以外にも福岡大学大学院には特色ある制度があるため、あわせて確認しておくと進路の選択肢を広げやすくなります。
学部から大学院へ進む際に変わること
学部の経済学部・経済学科では、幅広い科目を横断的に履修する形が中心でしたが、大学院の経済学研究科では、1つの専修科目を軸に、担当教員のもとで専門性を掘り下げていくスタイルに変わります。授業も講義に加えて演習(ゼミ形式)の比重が高まり、英文の学術論文を読み込む機会や、自分の研究について発表・議論する機会が格段に増えます。学部時代とは異なる学び方への切り替えが必要になることを、出願前の段階から意識しておくとよいでしょう。
2027年度入試の出願資格・募集人員・日程
福岡大学大学院経済学研究科(博士課程前期)の入試は《一般入学試験》と《社会人入学試験》の2区分で実施されます。一般入学試験は学校教育法第83条の大学を卒業した者・卒業見込みの者などが対象で、社会人入学試験は同様の条件に加えて、入学時に社会人経験を1年以上(卒業見込みの者は2年以上)有することが求められます。外国籍を有する方(定住者・永住者・特別永住者を除く)は外国人留学生入学試験の対象となり、選考区分が異なる点にも注意が必要です。
出願資格の全体像
| 区分 | 主な条件 |
|---|---|
| 一般入学試験 | 大学卒業者・卒業見込み者、学士の学位取得者、外国で16年の学校教育課程を修了した者 など |
| 社会人入学試験 | 一般入学試験の条件に加え、入学時に社会人経験1年以上(卒業見込みの者は2年以上) |
| 外国人留学生入学試験 | 外国籍を有する方(定住者・永住者・特別永住者を除く)が対象。選考日程は別途設定 |
このほか、専修学校専門課程の修了者や、大学院が個別の入学資格審査により大学卒業者と同等以上の学力があると認めた者(22歳に達した者)なども出願資格に含まれます。学校教育法第102条第2項の規定による飛び級入学者への対応も定められており、出願資格の条件は細部まで幅広く用意されています。自分がどの資格区分に該当するかは、募集要項本文で条件を1つずつ照合して確認してください。該当する資格区分によって提出書類が一部異なるため、思い込みで進めず、必ず自分の状況に対応する項目を確認することが大切です。
2027年度の入試日程
令和9年度(2027年度)入学の博士課程前期入試は、秋季・春季の年2回実施されます。秋季入学試験は試験日が令和8年9月7日(月)、願書受付期間は令和8年8月20日(木)〜8月24日(月)、合格発表は令和8年9月28日(月)午前10時です。春季入学試験は試験日が令和9年2月16日(火)、願書受付期間は令和9年1月18日(月)〜1月21日(木)、合格発表は令和9年3月8日(月)午前10時とされています。
| 募集区分 | 入学試験日 | 願書受付期間 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 秋季入学試験 | 令和8年9月7日(月) | 令和8年8月20日(木)〜8月24日(月) | 令和8年9月28日(月)午前10時 |
| 春季入学試験 | 令和9年2月16日(火) | 令和9年1月18日(月)〜1月21日(木) | 令和9年3月8日(月)午前10時 |
入学検定料は32,000円です。願書の受付時間は午前10時〜午後4時(正午〜午後1時を除く)で、受付場所は福岡大学中央図書館6階の大学院事務課となっています。郵送の場合は書留郵便とし、受付最終日までに必着とする必要があります。願書受付期間は年度によって変動し、大学公式サイトの一覧ページと研究科別の入学試験要項とで日付表記に数日のずれが生じる場合もあるため、出願直前には必ず経済学研究科の最新の入学試験要項PDFで日付を再確認してください。
外国人留学生入学試験の場合
外国籍を有する方(定住者・永住者・特別永住者を除く)は、一般入学試験・社会人入学試験ではなく外国人留学生入学試験の対象となります。出願期間・試験内容が一般入学試験とは別建てで設定されているため、該当する場合は募集要項の外国人留学生入学試験の項目を個別に確認する必要があります。日本語能力の証明や経費支弁計画書など、一般入学試験にはない書類の提出が求められる点も押さえておきましょう。
入学に要する経費の目安
初年度に納入する学費等の合計額は、出身によって異なります。本学学部卒業者は入学申込金10万円を含めて693,000円、本学大学院修了者は入学申込金が不要のため593,000円、他大学卒業・他大学院修了者は入学申込金10万円を含めて708,100円が目安です。年間授業料は47万円、教育充実費は12万円が基本の内訳となっており、二年次以降の学費についても同水準での納入が想定されています。奨学金制度や授業料後払い制度も用意されているため、経済的な負担が気になる場合は、大学院事務課や学生課奨学金担当への相談も選択肢に入れておくとよいでしょう。
奨学金制度・授業料後払い制度
福岡大学大学院には、日本学生支援機構の第一種奨学金のほか、修士段階を対象とした授業料後払い制度(無利子)が用意されています。授業料後払い制度は、授業料相当額の「授業料支援金」と生活費に充てる奨学金を組み合わせた制度で、1年時に第一種または第二種奨学金、あるいは授業料後払い制度の貸与を受ける学生を対象に案内されています。ただし、第一種奨学金と授業料後払い制度は併用できないため、どちらを利用するかは早めに検討しておく必要があります。制度の詳細や申請条件は年度によって変更される可能性があるため、入学手続きの案内とあわせて学生課奨学金担当に確認するとよいでしょう。
出願前に必須の指導教員への事前連絡と専修科目の選び方
福岡大学大学院経済学研究科の入試でとりわけ見落とされやすいのが、出願の前までに志望する専修科目担当者(指導教員)へ連絡をとることが義務付けられている点です。研究科の案内では、出願者の情報と指導を希望する教員名を記載したメールを、大学院事務課の連絡先アドレスへ送ることが求められています。この連絡を怠ると、出願自体はできても専門科目試験の方式や受講言語の調整が事前にできず、入試当日に不利益が生じかねません。
なぜ事前連絡が必要なのか
経済学研究科では、志願者一人ひとりに対して、希望する専修科目担当者との間で受講言語(日本語か英語か)や専門科目の学力検査方式(筆記試験かERE成績利用か)をあらかじめすり合わせておくことを重視しています。これは、入学後のミスマッチを防ぎ、志願者にとっても本当に指導を受けたい教員のもとで研究を進められるようにするための仕組みです。事前連絡の際には、自分の研究したいテーマや問題意識を簡潔に伝え、指導可能かどうかの感触を得ておくとよいでしょう。研究テーマがまだ固まりきっていない段階でも、関心のある分野や問題意識の方向性を伝えれば、担当教員からテーマの絞り込み方についてアドバイスをもらえる場合もあるため、完璧に仕上がるまで連絡を先延ばしにする必要はありません。受講言語として英語を選択する場合、修了に必要な単位数が英語で行われる講義だけで取得可能かの確認も行われるため、留学生や英語での学位取得を希望する志願者は特に早めの連絡が欠かせません。
専修科目の選び方の考え方
- 募集要項に掲載されている専修科目一覧から、自分の研究テーマに近い分野(理論経済学・応用経済学・経済史など)を絞り込む
- 各科目の「授業内容」の説明を読み、担当教員がどのようなテーマ・手法を専門としているかを把握する
- 候補が複数ある場合は、学部時代の卒業論文や実務経験との接続を基準に優先順位をつける
- 事前連絡のメールで、志望する専修科目とその理由を簡潔に伝える
- 返信内容をもとに、受講言語・専門科目試験の方式を確定させる
志願票の「志望専修科目」欄には、募集要項に掲載されている専修科目と担当者の一覧から1科目を選定して記入します。記入内容に誤りがあると出願書類の不備扱いになりかねないため、科目名・担当者名を正確に書き写すことが大切です。複数の専修科目に関心がある場合でも、出願時には1科目を確定させる必要があるため、事前連絡の段階でどちらの教員に絞るかを決めておく必要があります。
事前連絡メールで伝えるべき情報
指導希望教員への事前連絡メールでは、氏名・出身大学(または在学中の大学)・出願を予定している区分(一般入学試験・社会人入学試験)といった基本情報に加えて、研究したいテーマの概要と、その教員のもとで学びたい理由を簡潔に書き添えるとよいでしょう。あわせて、受講言語(日本語・英語)の希望や、専門科目試験の方式についての相談したい旨も伝えておくと、その後のやり取りがスムーズに進みます。返信までに時間がかかる場合もあるため、出願期限から逆算して余裕を持って送付することが大切です。
受講言語の選択がその後の学習に与える影響
受講言語として日本語・英語のどちらを選ぶかは、専門科目試験の出題言語だけでなく、入学後の講義・演習をどちらの言語で受けるかにも直結する重要な選択です。英語での授業を希望する場合は、修了に必要な単位数を英語で行われる講義だけで取得できるかどうかを研究科側が確認したうえで、受け入れ可能かどうかが判断されます。留学生に限らず、国内出身者であっても英語での研究活動を志向する場合はこの選択肢を検討できますが、あらかじめ指導希望教員との相談で実現可能性を確かめておく必要があります。
事前連絡のタイミングの目安
事前連絡は「出願の前まで」とだけ案内されていますが、専門科目試験の方式決定や受講言語の確認には教員とのやり取りに一定の時間がかかることが想定されます。出願の2〜3か月前を目安に最初の連絡を済ませておくと、その後の研究計画書作成や試験対策に十分な時間を割くことができます。特に秋季入学試験は8月下旬という比較的早い時期に出願が始まるため、夏休み前の段階で連絡を済ませておくと安心です。
専修科目担当者一覧の確認方法
志望する専修科目とその担当者、授業内容の概要は、経済学研究科の入学試験要項に一覧の形でまとめられています。担当者名・授業科目名・単位数・授業内容の説明が科目ごとに掲載されているため、まずはこの一覧に目を通し、自分の研究テーマに近い科目を複数ピックアップすることから始めるとよいでしょう。年度によって募集を行わない専修科目もあるため、志望する科目が当該年度に募集対象となっているかどうかも、あわせて確認しておく必要があります。
出願書類の準備と研究計画書の書き方
福岡大学大学院経済学研究科への出願では、志願票・副票・受験票のほか、最終出身大学等の成績証明書・卒業証明書、そして研究計画書と志望理由書(いずれも本学所定用紙)の提出が一般入学試験・社会人入学試験のいずれの区分でも必須です。加えて、英語能力を証明する書類や、専門科目でERE成績利用を選択する場合はERE成績証明書の提出も必要になります。
主な提出書類の一覧
- 志願票・副票・受験票(本学所定用紙)
- 最終出身大学等の成績証明書
- 最終出身大学等の卒業証明書または卒業見込証明書
- 研究計画書(本学所定用紙)
- 志望理由書(本学所定用紙)
- 英語能力を証明する書類(TOEFL・TOEIC L&R・IELTS・GRE・実用英語技能検定のいずれか)
- EREミクロ・マクロ成績証明書(専門科目の学力検査にERE成績利用を選択する場合のみ)
- 入学検定料領収書
証明書類は発行から1年以内のものを提出する必要があるため、出願直前ではなく余裕を持って取得しておくことをおすすめします。改姓がある場合は戸籍抄本等の追加提出が求められることもあるため、該当する場合は早めに準備しておきましょう。
研究計画書で書くべき内容
研究計画書は、大学院での2年間(前期課程の場合)をどのように使い、何を明らかにしたいのかを審査担当者に伝える中心的な書類です。アドミッション・ポリシーに沿って、経済学とその周辺領域の専門知識・思考方法・研究方法を修得する意欲が伝わる内容にすることが基本線になります。具体的には、次のような構成で組み立てると論旨が伝わりやすくなります。
- 研究したいテーマと、それを選んだ問題意識・背景
- 関連する先行研究や理論的枠組みの概観
- 使用したい分析手法(理論分析・計量分析・文献研究など)
- 志望する専修科目担当者のもとで研究する意義(指導を受けたい理由)
- 入学後の研究の進め方・スケジュールの見通し
研究計画書は事前連絡した指導希望教員の専門分野と整合していることが重要です。テーマが担当教員の専門から大きくずれていると、指導可能かどうかの相談段階で調整が必要になる場合があります。事前連絡の段階で研究計画の骨子を伝え、方向性のすり合わせをしておくと、出願書類としての完成度も高めやすくなります。たとえば労働経済学を志望する場合であれば、単に「雇用問題に関心がある」と書くのではなく、どのようなデータ・分析手法を用いて、どのような問いに答えたいのかまで具体化して書くことで、専門科目試験や面接での受け答えとも一貫性のある研究計画書になります。
証明書類を集める際の注意点
成績証明書・卒業証明書(または卒業見込証明書)は、出身大学の学務窓口で発行に日数を要する場合があります。秋季入学試験の願書受付期間は8月下旬とお盆休みに近い時期にあたるため、大学窓口の発行対応が遅くなる可能性も踏まえ、遅くとも出願の1か月前までには申請しておくと安心です。他大学卒業・他大学院修了者の場合は、出身大学の名称変更や統合の履歴がある場合に備考欄の記載が必要になることもあるため、証明書の発行窓口で不明点があれば事前に確認しておきましょう。
出願書類チェックリストの活用
| チェック項目 | 確認のポイント |
|---|---|
| 証明書類の有効期限 | 発行から1年以内のものか |
| 研究計画書・志望理由書 | 所定用紙を使用し、指導希望教員との事前連絡内容と整合しているか |
| 英語スコア証明書 | 原本を用意しているか(コピー不可) |
| 入学検定料領収書 | 振込後の領収書を所定の台紙に貼付したか |
提出書類は原則として原本での提出が求められ、コピーでは受理されないものも含まれます。出願直前になって不備が見つかると再提出が間に合わないおそれがあるため、募集要項に掲載されているチェックリストと照らし合わせながら、余裕を持って準備を進めましょう。
書き上げた研究計画書、そのまま出して大丈夫ですか?
研究職キャリアを持つ講師が、テーマ設定・先行研究の位置づけ・研究方法まで、出願レベルに届いているかを個別に確認します。
- 研究職の講師が研究計画書を添削し、改善点を明確化
- 相談後に、志望校の出題傾向と学習ロードマップをまとめた個別フィードバックレポートをお渡し
- 志望校が決まっていなくてもOK
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(費用は一切かかりません)
志望理由書で評価されるポイント
志望理由書は、研究計画書が「何を研究するか」を示す書類であるのに対し、「なぜ福岡大学大学院経済学研究科でなければならないのか」という志望動機そのものを説明する書類です。両者は役割が異なるため、内容が重複しすぎないよう書き分けることが求められます。
評価される観点
アドミッション・ポリシーでは、入学者選抜において「学習に必要な基礎知識と語学能力を持つこと」「経済学とその周辺領域についての学習と研究に意欲的に取り組む意思があること」が評価されるとされています。志望理由書では、この2点を具体的なエピソードや実績を交えて裏付けることが説得力につながります。学部での学び、卒業論文のテーマ、ゼミでの研究活動、資格取得の経緯などを、志望する専修科目と結びつけて記述するとよいでしょう。抽象的な志望動機ではなく、具体的な学習・実務経験に基づいた記述が評価されやすい傾向にあります。
社会人志願者が書くべき内容
社会人入学試験で出願する場合は、これまでの実務経験をどのように大学院での研究につなげたいのかを言語化することが特に重要です。単に「経済に興味がある」という抽象的な動機ではなく、業務の中で直面した課題や疑問を、経済学の理論・手法を用いてどう分析したいのかまで踏み込んで書くと、社会人ならではの説得力のある志望理由書になります。志願票裏面の履歴書には職歴を詳しく記入することが案内されており、業績(著書・研究論文・学会発表・特許・資格・実務経験等)がある場合は忘れずに記載しましょう。
内部進学者・他大学出身者が書くべき内容
福岡大学経済学部からの内部進学者は、学部での学び・卒業論文の内容と大学院での研究計画との連続性を示しやすい立場にあります。一方で、「学部の延長線上で何となく進学する」という印象を与えないよう、大学院で新たに深めたい問いを明確にすることが差別化のポイントになります。他大学出身者の場合は、なぜ出身大学の大学院ではなく福岡大学大学院経済学研究科を選んだのかという理由づけが必要になります。志望する専修科目の担当教員の研究内容や、研究科が掲げるアドミッション・ポリシーとの接点を具体的に示すと、説得力のある志望理由書になります。
研究計画書・志望理由書のよくある失敗パターン
研究計画書と志望理由書の添削でよく見られる失敗は、研究テーマが大きすぎて2年間(前期課程)で扱いきれない内容になっていることです。「日本経済全体を分析する」といった壮大なテーマではなく、指導教員のもとで現実的に取り組める範囲まで論点を絞り込むことが重要です。もう一つの典型的な失敗は、志望理由書と研究計画書の内容がほぼ同じになってしまい、志望動機の独自性が伝わらないケースです。志望理由書では「なぜここで学びたいか」、研究計画書では「何をどう研究するか」という役割の違いを意識して、内容を書き分けるようにしましょう。
他大学の経済学研究科との共通点
研究計画書・志望理由書の両方の提出を求める運用は、福岡大学に限らず経済学系の大学院で広く採用されています。たとえば龍谷大学大学院経済学研究科の入試対策でも同様に出願資格・研究計画書・面接が評価の柱になっており、経済学研究科特有の書類の役割分担(研究計画書=何を研究するか、志望理由書=なぜここで学びたいか)を理解しておくと、複数校を併願する際にも応用が利きます。
専門科目試験・ERE成績利用の選び方と対策
福岡大学大学院経済学研究科の専門科目の学力検査には、大きく分けて2つの方式があります。1つは希望する専修科目担当者が出題する筆記試験(受講言語が日本語であれば日本語、英語であれば英語で出題)、もう1つはERE(経済学検定試験)のミクロ・マクロの成績を利用する方式です。どちらの方式を選ぶかは事前に指導希望教員の了解を得たうえで決める必要があり、単独で選べるものではありません。
2つの方式の比較
| 方式 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 筆記試験 | 志望専修科目担当者が出題する専門科目の筆記試験 | 受講言語(日本語/英語)に応じて出題言語が変わる。事前に出題傾向を教員に確認しておくとよい |
| ERE成績利用 | ERE(経済学検定試験)のミクロ・マクロの成績証明書を提出 | 選択には指導希望教員の事前了解が必要。この方式を選ぶと当日の学力検査は面接(口頭試問)のみになる |
日本語での受講を希望する場合は、ERE成績利用か日本語での筆記試験のいずれかを選択します。英語での受講を希望する場合は、英語での筆記試験のみとなります。この選択は出願書類の準備にも直結するため、指導希望教員への事前連絡の段階で早めに固めておくことが望ましいです。
ERE(経済学検定試験)とは
ERE(経済学検定試験)は、ミクロ経済学・マクロ経済学を中心とした経済学の理解度を測る全国規模の検定試験です。福岡大学大学院経済学研究科では、このEREのミクロ・マクロの成績証明書を専門科目の学力検査の代替として利用できる仕組みが用意されています。学部時代からEREを受験しており一定のスコアを持っている場合は、この方式を選ぶことで、当日の専門科目筆記試験を回避できるというメリットがあります。ただし、ERE成績利用を選んだ場合は当日の学力検査が面接(口頭試問)のみになるため、面接での説明力・応答力がより重視されることになります。
筆記試験を選ぶ場合の対策の考え方
筆記試験は志望する専修科目に関する専門科目として出題されるため、対策の出発点は学部レベルのミクロ経済学・マクロ経済学の基礎を固め直すことです。そのうえで、志望する専修科目の授業内容の概要(募集要項に掲載)を読み込み、担当教員がどの領域を重視しているかを把握したうえで、関連する教科書・論文に目を通しておくと出題内容とのギャップを減らせます。指導を仰ぐ機会があれば、過去にどのような出題傾向だったかを直接尋ねてみるのも有効です。国際貿易理論・ゲーム理論・公共経済学・財政学・金融論・労働経済学・計量経済学・環境経済学・統計学と因果推論など、志望分野に応じて必要となる数学的な素養(微分・線形代数・基礎的な統計学など)も異なるため、早い段階で自分の弱点を洗い出しておくとよいでしょう。
ERE成績利用を選ぶ場合の対策の考え方
ERE成績利用を選ぶ場合、専門科目の学力検査は面接(口頭試問)のみになる一方で、ERE自体のスコアを一定の水準まで引き上げておく必要があります。ERE(経済学検定試験)はミクロ経済学・マクロ経済学の理解度を測る全国規模の検定試験で、事前に複数回受験してスコアを高めておく志願者も少なくありません。筆記試験対策とは異なるスケジュール管理が必要になるため、どちらの方式を選ぶかは早い段階で決めておくことをおすすめします。
必要になりやすい数学的素養
| 分野の傾向 | 目安となる数学的素養 |
|---|---|
| 理論経済学系(国際貿易理論・ゲーム理論・経済数学 等) | 微分・線形代数を用いたモデル分析への慣れ |
| 応用経済学系(公共経済学・財政学・金融論・労働経済学・環境経済学 等) | 基礎的な統計学・データの読み解き方 |
| 計量経済学・統計学・因果推論系 | 回帰分析など統計ソフトを用いた実証分析の基礎 |
すべての専修科目で高度な数学が必須というわけではありませんが、志望分野によって求められる素養の種類が異なることは早めに把握しておきたいポイントです。学部時代に数学系の科目を十分に履修していない場合は、指導希望教員への事前連絡の際に、入学までにどの程度の水準を身につけておくべきか相談しておくと安心です。
面接(口頭試問)対策
福岡大学大学院経済学研究科の入試当日は、専門科目の学力検査に筆記試験を選択した受験生であれば9時15分から10時45分に専門科目試験が行われ、13時からは全受験生を対象に面接(口頭試問)が実施されます。ERE成績利用を選択した受験生は、当日の学力検査が面接(口頭試問)のみとなります。
当日のタイムテーブル
| 時間帯 | 内容 | 対象 |
|---|---|---|
| 9:15〜10:45 | 志望専修科目に関する専門科目試験 | 専門科目の学力検査に筆記試験を選択した受験生のみ |
| 13:00〜 | 面接(口頭試問) | 全受験生(ERE成績利用選択者は学力検査がこの面接のみ) |
面接で問われやすい内容
面接(口頭試問)は、提出した研究計画書・志望理由書の内容を踏まえて行われるのが一般的です。研究計画書に書いたテーマの背景・先行研究・分析手法について、自分の言葉で説明できるようにしておくことが最も重要な準備です。想定される質問としては、なぜこのテーマを選んだのか、なぜ福岡大学大学院経済学研究科・この専修科目でなければならないのか、研究を進めるうえでどのような困難が予想されるか、入学後の研究計画の具体的なイメージ、といった項目が挙げられます。志望する専修科目の基礎的な専門用語について、口頭で簡潔に説明できるかどうかも確認されることがあります。
面接準備の進め方
- 研究計画書・志望理由書の内容を声に出して説明する練習をしておく
- 志望する専修科目に関連する基本的な専門用語・理論を口頭で説明できるようにしておく
- 指導を希望する教員の研究テーマ・著作に目を通し、接点を言語化しておく
- 社会人志願者は、実務経験と研究テーマのつながりを簡潔に説明できるよう準備する
- 想定質問に対する回答を紙に書き出し、第三者に聞いてもらってフィードバックを受ける
合格発表から入学手続きまでの流れ
合格発表は、秋季入学試験が令和8年9月28日(月)午前10時、春季入学試験が令和9年3月8日(月)午前10時に行われ、大学院事務課前の掲示のほか、大学公式サイトの大学院個別サイトにも合格者の受験番号が掲載されます。合格者には入学手続書類が簡易書留で郵送されるため、合格発表後は書類の到着を確認し、指定された納入期限までに入学申込金・第一期分学費等納入金の手続きを進める必要があります。電話での合否問い合わせには応じてもらえないため、結果の確認は掲示または公式サイトで行いましょう。
ERE成績利用を選択した場合、面接がほぼ唯一の学力検査になるぶん、面接での受け答えの比重が相対的に高くなります。研究計画の完成度だけでなく、口頭での説明力・応答力を高めておく準備がより重要になる点は意識しておきましょう。緊張のあまり早口になったり、準備した内容を暗唱するだけになったりしないよう、模擬面接形式で練習しておくことも効果的です。
当日の服装・持ち物の基本
大学院入試の面接では、学部入試ほど服装の指定が厳格に案内されるわけではありませんが、社会人としての基本的なマナーが備わっているかどうかも見られているという前提で臨むのが無難です。スーツなど落ち着いた服装で、受験票・筆記用具・時計など試験当日に必要な持ち物は前日までに揃えておきましょう。試験会場は当日の午前8時30分に中央図書館西側1階入口(大学院エントランス)に掲示されるため、余裕を持って会場に到着できるよう移動時間も計算しておくことをおすすめします。
合格までの学習スケジュールと過去問対策
福岡大学大学院経済学研究科は秋季・春季の年2回入試が実施されるため、どちらの回で受験するかによって準備期間の取り方が変わります。秋季入学試験は8月下旬に出願・9月上旬に試験という日程のため、夏までに研究計画書の骨子と専修科目の選定を終えておく必要があります。春季入学試験は1月中旬に出願・2月中旬に試験という日程のため、秋以降の期間を研究計画の深掘りと専門科目対策にあてる設計がしやすくなります。大学4年生・在職中の社会人であれば、卒業論文や年度末の業務が落ち着くタイミングとの兼ね合いも、どちらの回で受験するかを決める材料になります。
逆算スケジュールの立て方
- 出願の3〜4か月前:志望する専修科目・指導希望教員の候補を絞り込み、事前連絡の準備を始める
- 出願の2〜3か月前:指導希望教員へメールで事前連絡を行い、受講言語・専門科目試験の方式(筆記orERE成績利用)を相談する
- 出願の1〜2か月前:研究計画書・志望理由書の下書きを作成し、必要に応じて添削を受ける
- 出願の1か月前まで:英語スコア証明書(TOEFL・TOEIC等)を取得しておく
- 出願直前:成績証明書・卒業証明書等の提出書類を揃え、募集要項の記載と最終照合する
- 出願後〜試験まで:選択した方式(筆記試験対策 or ERE対策)と面接対策を並行して進める
専門科目に筆記試験を選ぶか、ERE成績利用を選ぶかによって、直前期にかけるべき対策の中身が大きく変わります。この判断は早ければ早いほど準備の質が高まるため、指導希望教員への事前連絡はできるだけ早い段階で済ませておくことをおすすめします。
過去問の入手方法
福岡大学大学院経済学研究科の専門科目筆記試験は、志望する専修科目担当者が個別に出題する形式のため、学部入試のような形で過去問が一般公開されているわけではありません。過去の出題内容や傾向について知りたい場合は、指導希望教員への事前連絡の際にあわせて問い合わせるか、大学院事務課へ直接確認することをおすすめします。過去問の有無や入手可否は年度・担当教員によって異なるため、確実な情報は必ず大学院事務課や指導希望教員への確認で得るようにしてください。
学習スタイル別の準備の進め方
| 志願者のタイプ | 準備の重点 |
|---|---|
| 福岡大学経済学部からの内部進学者 | 学部での学びを大学院レベルまで引き上げる。研究テーマの新規性・深化を明確にする |
| 他大学出身者 | 志望専修科目の基礎理論を独学でキャッチアップする時間を多めに確保する |
| 社会人志願者 | 仕事と両立しながら研究計画書を練り上げる時間を確保する。実務経験と研究テーマの接続を早期に言語化する |
社会人として受験する場合は、仕事と両立しながら研究計画書を練り上げる時間の確保が課題になりやすいため、経済学系大学院予備校の選び方のような外部の専門的なサポートを活用しながら、限られた時間を研究計画の質に集中させる進め方も選択肢の一つです。福岡大学大学院経済学研究科を含む経済学系大学院の入試対策を体系的に進めたい場合は、大学院入試対策コースで個別に学習計画を相談することもできます。
併願を検討する場合の注意点
福岡大学大学院経済学研究科と並行して、他大学の経済学研究科を併願するケースも少なくありません。研究計画書・志望理由書の役割分担や、指導教員への事前連絡を必須とする運用は、他の経済学研究科でも共通して見られるため、1校分の対策で身につけた考え方を他校の対策にも応用しやすいという利点があります。一方で、大学ごとに出願資格・試験科目・提出書類の細部は異なるため、志望校ごとに募集要項を個別に確認し、日程が重複していないかを早い段階でチェックしておくことが欠かせません。
よくある質問
福岡大学大学院経済学研究科は他大学の経済学部出身でなくても出願できますか
出願資格は学校教育法上の大学を卒業した者(卒業見込みを含む)などが対象で、出身学部・学科そのものを限定する規定はありません。ただし、専門科目の学力検査(筆記試験またはERE成績利用)に対応できるだけの経済学の基礎知識が前提になるため、経済学以外の学部出身者は基礎理論の学び直しに時間をかけておくことをおすすめします。志望する専修科目の担当教員へ事前連絡する際に、自分の学部での学びとの接点を伝えておくと、指導可能かどうかの判断材料にもなります。
研究計画書はどのくらいの分量・内容で書けばよいですか
研究計画書は本学所定用紙で提出する形式のため、指定の様式・分量に沿って作成する必要があります。内容としては、研究したいテーマとその問題意識、先行研究の概観、使用したい分析手法、志望する専修科目担当者のもとで研究する意義を簡潔にまとめることが基本です。所定用紙の様式は大学院事務課から入手し、記入欄に沿って過不足なく書き込むようにしましょう。限られた分量の中で伝えたい内容を詰め込みすぎると論旨がぼやけるため、研究テーマを1つに絞り込み、そのテーマに関する記述を掘り下げる方が評価されやすい傾向にあります。
指導教員への事前連絡はいつまでに、どのように行えばよいですか
出願の前までに、志望する専修科目担当者へメールで連絡することが義務付けられています。メールには出願者の情報と指導を希望する教員名を明記し、大学院事務課の連絡先アドレスへ送付します。受講言語や専門科目試験の方式の相談も兼ねるため、出願の1〜2か月前を目安に、できるだけ早めに連絡しておくと準備の見通しが立てやすくなります。
英語の試験はTOEICとTOEFLどちらを準備すればよいですか
福岡大学大学院経済学研究科では英語の当日筆記試験は行わず、TOEFL・TOEIC L&R公開テスト(福岡大学で実施されたTOEIC L&R-IPテストの結果も有効)・IELTS・GRE・実用英語技能検定(英検)のいずれかのスコア証明書提出で代替します。どの試験を選ぶかは自由なので、自分が受験しやすい試験・すでに一定のスコアを持っている試験を優先して構いません。
専門科目の筆記試験とERE成績利用はどちらを選ぶべきですか
どちらが有利かは一概にはいえず、志望する専修科目担当者の意向や自分の得意分野によって変わります。筆記試験は志望分野に直結した出題である一方、ERE成績利用は事前に取得したスコアで評価される代わりに当日の学力検査が面接のみになります。いずれの方式も選択には指導希望教員の事前了解が必要なため、事前連絡の際に相談して決めるのが確実です。
社会人でも受験できますか。仕事をしながら通えますか
社会人入学試験の区分があり、入学時に社会人経験を1年以上(卒業見込みの者は2年以上)有していれば出願できます。通学スタイルについては専修科目や研究内容によって授業時間帯が異なるため、志望する専修科目担当者への事前連絡の際に、働きながらの通学が可能かどうかもあわせて確認しておくと安心です。志願票裏面の履歴書には職歴を詳しく記入するよう案内されているため、実務経験や業績がある場合は具体的に書き添えておくと、社会人としての強みが伝わりやすくなります。
面接ではどのようなことを聞かれますか
提出した研究計画書・志望理由書の内容を踏まえて、研究テーマを選んだ理由、先行研究や分析手法についての理解、福岡大学大学院経済学研究科・志望する専修科目でなければならない理由、入学後の研究の進め方などが問われる傾向にあります。ERE成績利用を選択した場合は面接がほぼ唯一の学力検査になるため、口頭での説明力を高めておくことがより重要になります。
過去問は入手できますか
専門科目の筆記試験は志望専修科目担当者が個別に出題する形式のため、学部入試のように過去問が一般公開されているわけではありません。過去の出題傾向を知りたい場合は、指導希望教員への事前連絡の際にあわせて確認するか、大学院事務課へ問い合わせることをおすすめします。
まとめ|福岡大学大学院経済学研究科の入試対策
福岡大学大学院経済学研究科の入試対策では、一般的な学部入試にはない独自の手続きを早い段階から押さえておくことが合格への近道になります。特に、出願前の指導教員への事前連絡と、専門科目試験の方式(筆記試験かERE成績利用か)の選択は、研究計画書・志望理由書の作成やその後の対策すべてに影響する重要な分岐点です。
- 経済学研究科は経済学専攻のみ。博士課程前期(2年・定員10名)と博士課程後期(3年・定員3名)で構成される
- 2027年度入試は秋季(試験9月7日)・春季(試験2月16日)の年2回実施、検定料は32,000円
- 出願資格は一般入学試験・社会人入学試験の2区分。社会人は社会人経験1年以上(卒業見込みは2年以上)が条件
- 出願前に志望する専修科目担当者(指導教員)への事前連絡が義務付けられている
- 研究計画書・志望理由書はいずれも必須提出書類で、両者の役割の違いを理解して書き分けることが重要
- 専門科目試験は筆記試験かERE成績利用かを選択でき、選択には指導希望教員の事前了解が必要
- 英語は当日試験を行わず、TOEFL・TOEIC等のスコア証明書提出で代替する
出願資格や日程、検定料などの数値は年度ごとに変わる可能性があるため、出願直前には必ず福岡大学大学院公式サイトの最新の入学試験要項で確認してください。福岡大学経済学部からの内部進学、他大学出身、社会人経験者など、志願者の立場によって準備すべき内容の重点は変わりますが、指導教員への事前連絡を起点に研究計画を練り上げていく流れそのものは共通しています。研究計画書の完成度を高めたい場合や、指導教員への事前連絡の進め方に不安がある場合など、独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。
書き上げた研究計画書、そのまま出して大丈夫ですか?
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