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群馬大学大学院理工学府の入試対策|出願資格・研究計画書・面接まで【2027年度】

群馬大学大学院理工学府の入試で最初につまずきやすいのは、志望する教育プログラムや試験区分によって、出願資格の確認事項も提出書類も、研究計画書の扱いまでもが違うという点です。群馬大学大学院理工学府は桐生キャンパスを拠点とする博士前期課程(修士課程)で、理工学専攻という1つの専攻の中に応用化学・材料科学・化学システム工学・土木環境・機械・知能制御・電子情報通信という7つの教育プログラムを置いています。これは理工学部が2021年度に「2類8プログラム」体制へ改組されたことに対応した区分で、学部と大学院で同じプログラム名が使われているため、学部所属を延長する形で研究を続けたい人にはイメージしやすい構成になっています。
2027年4月入学の一般入試・社会人入試・留学生入試では、2026年6月17日の入学資格審査(該当者のみ)を皮切りに、6月22日〜7月9日のインターネット出願、8月25日の試験、9月7日の合格発表という日程が組まれています。これとは別に、7月1日に試験を行う推薦入試ルートも用意されており、志望プログラムや自分の立場(学部生・社会人・留学生)によってどのルートを選ぶかが最初の分岐点になります。群馬大学大学院理工学府とは、学部の理工学部と接続しながらも独自の専攻・プログラム区分と入試制度を持つ大学院組織であり、出願資格の審査基準や研究計画書に相当する書類の扱いも試験区分ごとに異なる点が最大の特徴です。
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公式サイトを見ると、一般入試・社会人入試・留学生入試・推薦入試の情報がそれぞれ別ページとPDFに分かれており、どの書類が自分に必要なのかを横断的に把握しにくい構成になっています。過去問についてもホームページでは公開されておらず、学科事務室や指導教員への個別問い合わせが前提です。本記事では、出願資格・研究計画書(志願理由書)・面接・過去問という4つの観点から、群馬大学大学院理工学府を目指す受験生が最初に整理すべき情報を、公式情報の一次ソースに基づいてまとめます。
日程・募集人員・出願書類の様式など、年度によって変更されうる数値はすべて出願年度の学生募集要項が最終的な根拠になります。本記事の情報はあくまで直近の実施回に基づく整理であり、出願を検討する時期が近づいたら、必ず理工学部公式サイトの最新版で確認してください。とくに社会人として受験する場合は、志願理由書とは別に研究業績一覧や研究計画書に相当する書類まで準備範囲が広がるため、早い段階で全体像をつかんでおくことが遠回りに見えて実は近道になります。
群馬大学大学院理工学府の2027年度入試概要
理工学府の位置づけと専攻構成
群馬大学大学院理工学府は、桐生キャンパスを中心に置かれる大学院組織で、博士前期課程(修士課程)と博士後期課程から構成されています。学部段階の理工学部が2021年度に「物質・環境類」と「電子・機械類」という2つの類、その下に8つのプログラムを置く体制へ改組されたのに合わせて、大学院の博士前期課程も同じ名称のプログラムで編成されています。具体的には、理工学専攻という1つの専攻のもとに、応用化学プログラム・材料科学プログラム・化学システム工学プログラム・土木環境プログラム(修士英語コースを含む)・機械プログラム・知能制御プログラム(特別プログラム「日系高度企業人材育成のための知能・制御教育プログラム」を含む)・電子情報通信プログラムの7プログラムが設置されています。学部で所属していたプログラムがそのまま大学院にも続くイメージを持つと理解しやすくなります。
他大学では同種の大学院組織を「理工学研究科」と呼ぶことが多いのに対し、群馬大学は「理工学府」という名称を採用しています。呼び方が違うだけで、博士前期課程(修士課程)・博士後期課程という区分や、出願資格・選抜方法の枠組み自体は他大学の大学院と大きく変わるものではありません。検索する際は「群馬大学 大学院 理工学研究科」で情報が見つからない場合、正式名称の「理工学府」で探し直すと公式ページにたどり着きやすくなります。逆に、群馬大学の公式サイト内を検索するときも「理工学研究科」ではヒットしにくいことがあるため、「理工学府」という表記で検索し直すひと手間が、情報収集の遠回りを防ぎます。
博士前期課程から博士後期課程への接続
理工学府には博士前期課程(修士課程)に続けて、博士後期課程も設置されています。博士前期課程の修了後に研究を続けたいと考えている場合は、博士後期課程の入試制度や出願資格も別に確認しておく必要があります。前期課程の入試段階から将来の進路を意識しておくと、指導教員との事前相談の場で研究の長期的な方向性についても相談しやすくなり、志願理由書に書く研究計画にも一貫性を持たせやすくなります。博士後期課程の詳しい出願資格・選抜方法は本記事の範囲外のため、志望する場合は理工学部公式サイトの博士後期課程のページで別途確認してください。
2027年4月入学 一般・社会人・留学生入試の日程
2027年4月入学を対象とする一般入試・社会人入試・留学生入試の日程は、2026年に前倒しで実施されます。入学資格審査が必要な志願者は2026年6月17日に審査を受け、結果は6月26日までに通知されます。インターネットでの出願入力と検定料の支払いは6月22日8時30分から7月9日17時まで、出願書類の郵送は6月29日から7月9日17時までが期限です。試験日は8月25日(火)、合格発表は9月7日(月)で、学生募集要項は2026年6月12日に公式サイトへ掲載されています。この日程はあくまで直近の実施回のものであり、次年度以降は前後する可能性があるため、出願を検討する年度が近づいたら必ず理工学部公式サイトの最新の学生募集要項で日付を確認してください。
「夏期入試」という通称と公式名称の違い
群馬大学大学院理工学府の一般入試・社会人入試・留学生入試は、実施時期が8月であることから「夏期入試」と通称されることがありますが、公式サイト上の正式な区分名はあくまで「一般入試・社会人入試・留学生入試」です。通称と公式名称がずれていると検索や資料の突き合わせで迷いやすいため、募集要項や指導教員一覧を探すときは、公式サイトのメニューにある正式名称をたどるのが確実です。留学生を対象とした冬期入試という区分も別に存在するため、留学生として出願する場合は夏期・冬期のどちらの日程が自分に合うかもあわせて検討するとよいでしょう。
公式情報を確認する際の注意点
群馬大学は大学院入試についてインターネット出願を導入しており、紙の募集要項は配布されていません。出願期間中は24時間いつでも出願登録ができる一方で、情報が「一般入試・社会人入試・留学生入試」「推薦入試」といった試験区分ごとに別ページ・別PDFへ分かれているため、自分がどの区分に該当し、どの様式を準備すべきかを最初に整理しておく必要があります。加えて、出願に先立って志望する指導教員から合格後の受入れ承認を得ておくことが前提とされている点も見落とされがちです。理工学府は入学者受入方針(アドミッションポリシー)を公式サイトで公開しており、選抜で何を重視しているかの前提を知るうえでも一読しておく価値があります。障害等があり受験上・修学上の配慮を必要とする場合は、出願前の早い時期に大学所定の相談書と医師の診断書等を添えて事前相談する制度もあるため、該当する場合は早めに桐生地区事務部事務課入試・大学院係へ連絡しておくと安心です。
理工学府・理工学部の所在地は桐生キャンパス(群馬県桐生市天神町)で、関連する太田キャンパス(群馬県太田市本町)もあります。研究室訪問や面接で現地に足を運ぶ可能性があるため、遠方から受験する場合は交通手段や所要時間もあらかじめ調べておくと、当日の移動で慌てずに済みます。
理工学専攻7プログラムの特徴と募集人員
2つの類と7プログラムの全体像
理工学専攻の7プログラムは、学部と同じく「物質・環境類」と「電子・機械類」という2つの系統に分かれています。系統ごとに研究テーマの傾向がまとまっているため、志望研究室を探す際にはまず自分の関心がどちらの系統に近いかを整理すると効率的です。次の表にプログラム名と系統をまとめます。
| 系統 | プログラム名 | 備考 |
|---|---|---|
| 物質・環境類 | 応用化学プログラム | 有機・無機・高分子化学など化学分野を幅広く扱う |
| 材料科学プログラム | 金属・セラミックス・機能材料など材料工学が中心 | |
| 化学システム工学プログラム | 化学プロセス・反応工学を扱う | |
| 土木環境プログラム | 土木・環境・防災系。修士英語コースを含む | |
| 電子・機械類 | 機械プログラム | 材料力学・熱工学・流体工学・機械設計など |
| 知能制御プログラム | ロボティクス・制御工学・知能システム。特別プログラム「日系高度企業人材育成のための知能・制御教育プログラム」を含む | |
| 電子情報通信プログラム | 電気電子工学・情報通信工学。情報学部と関連するテーマも多い |
物質・環境類の4プログラム
応用化学プログラムは有機・無機・高分子化学など化学分野を幅広くカバーし、材料科学プログラムは金属・セラミックス・機能材料などの材料工学を専門とします。化学システム工学プログラムは化学プロセスや反応工学を扱い、土木環境プログラムは土木・環境・防災系の研究室が中心です。土木環境プログラムには「修士英語コース」が設けられており、英語による講義・研究指導を中心に修了できるコースが用意されている点も特徴です。留学生や、英語での研究活動を重視したい志願者は、このコースの有無と応募条件を早めに確認しておくとよいでしょう。
電子・機械類の3プログラム
機械プログラムは機械工学全般を扱い、知能制御プログラムはロボティクスや制御工学、知能システムを専門とします。知能制御プログラムには特別プログラムとして「日系高度企業人材育成のための知能・制御教育プログラム」が設けられており、特定の対象者向けに設計された教育課程が別途用意されています。電子情報通信プログラムは電気電子工学や情報通信工学を扱う分野で、群馬大学の情報学部とも関連の深い研究テーマが多く見られます。志望する研究テーマがどのプログラムに近いかは、各プログラムのWebページに掲載されている研究室一覧・指導教員一覧を確認するのが最も確実です。大学院そのものの選び方や研究室の探し方を体系的に整理したい場合は、大学院の選び方完全ガイド【理系編】もあわせて参考にすると、比較の軸を持ちやすくなります。研究室単位で見ると、同じプログラム名であっても扱うテーマの幅は広く、プログラム名だけで判断せず個々の研究室の公開情報まで見ることで、入学後のミスマッチを避けやすくなります。
募集人員の考え方
2027年4月入学の一般入試・社会人入試・留学生入試における募集人員は、理工学専攻全体で126名と公式サイトに示されています。この126名は7プログラムの合計人数として示されており、プログラムごとの内訳が個別の数字として明示されているわけではありません。志望プログラムごとのおおよその定員感や、実際の入学者数の推移を知りたい場合は、学生募集要項の詳細表や、各プログラムの学科事務室・指導教員への問い合わせで確認することをおすすめします。募集人員は年度や試験区分(一般・社会人・留学生・推薦)によって配分が変わることもあるため、複数の入試区分を併願候補として考えている場合は、それぞれの募集要項に記載された数字を年度ごとに突き合わせておくと、出願戦略を立てやすくなります。理工学府は桐生キャンパスを中心としていますが、関連する太田キャンパスも設置されているため、配属候補の研究室がどちらのキャンパスにあるかも指導教員一覧などであわせて確認しておくと、研究室訪問や入学後の通学計画を具体的にイメージしやすくなります。
出願資格と入学資格審査の基本
大学院入試で問われる出願資格の考え方
大学院の博士前期課程(修士課程)の出願資格は、多くの国立大学で共通して「大学を卒業した者・卒業見込みの者」を基本に、「大学に3年以上在学し所定の単位を優れた成績で修得したと大学院が認めた者」「高等専門学校の専攻科を修了した者・修了見込みの者」「大学卒業と同等以上の学力があると個別の出願資格審査によって認められた者」といった区分を組み合わせて設計されています。群馬大学大学院理工学府についても、こうした一般的な資格区分に沿った制度が用意されていると考えられますが、細かな認定基準や必要書類は年度ごとの学生募集要項に定められているため、本記事で数値や条件を断定することは避け、必ず出願年度の募集要項本文で確認してください。一般的に国立大学の大学院で見られる資格区分を整理すると、次のようなパターンに大別できます。
- 大学を卒業した者、または卒業見込みの者
- 大学に3年以上在学し、所定の単位を優れた成績で修得したと大学院が認めた者
- 高等専門学校の専攻科を修了した者、または修了見込みの者
- 個別の出願資格審査により、大学卒業と同等以上の学力があると認められた者
このどの区分に自分が当てはまりそうかを事前に見当づけたうえで、群馬大学大学院理工学府の学生募集要項本文で正式な文言と条件を確認するという順序で進めると、確認作業がスムーズになります。
全学の案内ページと理工学府の案内ページの役割分担
群馬大学の公式サイトには、全学共通の大学院入試案内ページと、理工学部・理工学府が運営する大学院入試ページの両方が存在します。全学ページは大学全体の入試制度の枠組みを説明するもので、専攻・プログラム別の募集人員や学生募集要項のPDFといった実務的な情報は理工学部側のページに掲載されています。まず全学ページで大学院入試全体の仕組みを大まかに把握し、そのうえで理工学部側のページで理工学府固有の日程・様式・連絡先を確認するという順序で情報を追うと、重複した確認作業を避けられます。
入学資格審査が必要になるケース
大学を卒業見込みでない、学歴が標準的なルートと異なる、あるいは飛び入学に相当するようなケースでは、出願そのものより前に「入学資格審査」を受ける必要があります。2027年4月入学の一般入試・社会人入試・留学生入試では、この入学資格審査は2026年6月17日に実施され、結果は6月26日までに通知される日程が組まれていました。審査に該当する可能性がある場合は、通常の出願書類提出よりもかなり早い段階で動き出す必要があるため、自分の学歴・在籍状況が該当区分に当てはまるかどうかを、出願年度の半年以上前を目安に一度確認しておくと安心です。入学資格審査に関する申請書類には、審査申請書・留学生入試申請書・入学希望理由書・研究歴証明書といった様式が用意されており、通常の出願書類とは別枠で準備が必要になる点も押さえておきましょう。判断に迷う場合は自己判断で進めず、桐生地区事務部事務課入試・大学院係へ早めに問い合わせるのが確実です。審査結果によって出願そのものの可否が決まるため、この工程を後回しにしないことが計画全体の前提になります。
社会人・留学生としての出願
群馬大学大学院理工学府では、一般入試とは別に社会人入試・留学生入試という区分が用意されています。社会人入試では、受験承認書や研究業績一覧といった、就業状況や実務経験を踏まえた書類の提出が求められる点が一般入試と異なります。留学生入試では履歴書の提出が求められるなど、それぞれの立場に応じた書類構成になっています。どの区分で出願するかによって、後述する研究計画書に相当する書類の扱いも変わってくるため、まず自分がどの区分に当てはまるのかを確定させることが、書類準備の第一歩になります。
留学生入試で追加に注意したいこと
留学生入試では、履歴書に加えて志願理由書の提出が求められますが、それ以外にも出身国での最終学歴を証明する書類や、日本語・英語の能力を示す書類の提出を求められることが一般的です。具体的にどの証明書が必要になるかはプログラムや年度で変わりうるため、該当する場合は学生募集要項の留学生入試の項目を必ず原文で確認し、不明点は出願前に大学院係や志望する指導教員に問い合わせておくと安心です。在留資格の手続きなど出願後に必要になる事務についても、余裕を持って調べておくと入学準備がスムーズになります。
外部大学出身者が確認しておきたいこと
群馬大学以外の大学・高専から出願する場合、出願資格そのものは一般入試の枠組みで満たせることが多いものの、出身大学の卒業(見込み)証明書や成績証明書など、在籍先で発行してもらう必要がある書類が出願書類に含まれます。発行に数日〜数週間かかる書類があるため、出願期間の直前になって慌てないよう、出身大学の教務窓口の発行スケジュールも早めに確認しておくと安心です。
一般・社会人・留学生・推薦入試の出願書類とスケジュール
試験区分ごとの全体像を表で整理する
群馬大学大学院理工学府の博士前期課程には、大きく分けて「一般入試・社会人入試・留学生入試(夏期実施)」と「推薦入試」という2つの入口があります。直近の実施回における日程は次のとおりです。年度によって前後するため、あくまで全体の流れをつかむための参考として見てください。
| 試験区分 | 出願・検定料支払 | 試験日 | 合格発表 |
|---|---|---|---|
| 一般・社会人・留学生入試(2027年4月入学) | 2026年6月22日〜7月9日 | 2026年8月25日 | 2026年9月7日 |
| 推薦入試(2027年4月入学/2026年10月入学) | 2026年5月14日〜5月28日 | 2026年7月1日 | 2026年7月13日 |
出願書類は試験区分ごとに異なる
出願書類の構成は試験区分によって明確に違います。次の表のとおり、共通で提出する書類と、区分ごとに追加で必要になる書類とに分けて整理すると準備漏れを防ぎやすくなります。
| 試験区分 | 全員提出 | 追加で必要な書類 |
|---|---|---|
| 一般入試 | 写真票・検定料収納証明書貼付台紙 | 志願理由書 |
| 社会人入試 | 写真票・検定料収納証明書貼付台紙 | 受験承認書・研究業績一覧・志願理由及び研究計画書 |
| 留学生入試 | 写真票・検定料収納証明書貼付台紙 | 履歴書・志願理由書 |
| 推薦入試 | 写真票・推薦書・検定料収納証明書貼付台紙 | (区分特有の追加書類は基本的になし) |
自分がどの区分に該当するかによって、準備すべき様式の組み合わせがまったく異なる点に注意してください。特に社会人入試は書類数が多いため、募集要項掲載後は早めに様式一式をダウンロードして全体量を把握しておくと安心です。
推薦書の準備は早めに動く
推薦入試で提出する推薦書は、出身大学・高専の教員に作成を依頼する書類であるのが一般的です。推薦書の作成には一定の準備期間が必要になるため、推薦入試を選択肢に入れる場合は、出願期間が始まる前、できれば数か月前の段階で、依頼したい教員に群馬大学大学院理工学府への出願を考えている旨を伝え、推薦書作成の可否と必要な準備物を相談しておくと安心です。教員によっては学内の推薦手続きが別途必要になることもあるため、所属先の教務窓口にも早めに確認しておくとよいでしょう。
指導教員への事前承認とインターネット出願
出願にあたっては、あらかじめ希望する指導教員から合格後の受入れ承認を得たうえで出願することが前提とされています。指導教員一覧は学生募集要項と同じタイミングで公式サイトに掲載されるため、志望プログラムが決まったら早めに一覧へ目を通し、研究内容と連絡先を確認して事前の連絡・相談を進めておくとよいでしょう。出願そのものはインターネット出願フォームからの入力と検定料の支払いで行い、出願期間中は24時間いつでも登録できます。ただし出願書類は別途郵送が必要で、郵送期間は入力期間より短く設定されていることが多いため、書類の準備は入力開始と同時か、それ以前から進めておくと締切に追われずに済みます。郵送は簡易書留や速達など、到着記録が残る方法を選び、消印有効か必着かの区別も募集要項の該当箇所で必ず確認しておきましょう。
検定料の支払いと領収の確認
検定料はインターネット出願フォームの支払い手続きから納付する形式で、金額や支払い方法(クレジットカード・コンビニ払い等)は学生募集要項に定められています。支払いが完了しないと出願自体が完了しないため、支払い最終日ぎりぎりの操作は避け、支払い後は検定料収納証明書貼付台紙(様式3)に必要な証明を貼付・記入したうえで、他の出願書類と一緒に不備なく提出することが重要です。金額は年度によって変わることがあるため、必ず出願年度の募集要項本文に記載された金額を確認してください。
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研究計画書と志願理由書―何をどこまで書くか
研究計画書が様式化されているのは社会人入試のみ
群馬大学大学院理工学府の出願書類を見ると、正式に「研究計画書」という名称の様式が用意されているのは社会人入試の様式(志願理由及び研究計画書)だけです。一般入試と留学生入試で求められるのは志願理由書であり、書類名としては研究計画書ではありません。とはいえ、大学院入試の志願理由書は「なぜこの研究室・プログラムを志望するのか」「入学後にどのような研究に取り組みたいのか」を書く書類である以上、実質的には研究計画に近い内容を盛り込む必要があります。様式の名称にとらわれず、志願理由書にも研究の方向性を具体的に書くという姿勢で準備するのが安全です。同じ理工系大学院を対象にした埼玉大学大学院理工学研究科の入試対策でも研究計画書に相当する書類の組み立て方を詳しく扱っているので、書き方の型に迷ったときの参考になります。
志願理由書に盛り込みたい要素
志願理由書・志願理由及び研究計画書のいずれであっても、評価者が読みたいのは「これまで何を学び、なぜこのプログラムでなければならないのか、入学後に何をどう進めたいのか」という一貫した流れです。具体的には、これまでの学習・研究や実務での経験、群馬大学大学院理工学府の志望プログラムを選んだ理由、関心のある研究テーマと取り組みたい課題、想定する研究の進め方や必要な設備・データ、そして修了後の展望という要素を、無理なくひとつのストーリーとして構成すると説得力が増します。書類の分量や様式は年度ごとに変わることがあるため、実際の記入欄の指示に沿って情報量を調整してください。
文章の分量と読みやすさのバランス
志願理由書・志願理由及び研究計画書は、指定された記入欄や文字数の枠内で内容を伝える書類です。分量が多いからよいわけではなく、限られた文字数の中で結論と根拠を明確に伝えられるかが重要になります。段落ごとに1つの論点だけを扱う、専門用語を使う場合は簡潔に補足を添える、といった基本的な工夫を積み重ねるだけでも、読み手にとっての分かりやすさは大きく変わります。書き上げたあとは、指導を仰いでいる教員や第三者に一度読んでもらい、初見の人にも流れが伝わるかを確認しておくと安心です。
社会人入試の研究計画書で意識したいこと
社会人入試の志願理由及び研究計画書では、実務経験と研究テーマの接点を明示できるかどうかが評価の分かれ目になりやすい書類です。業務で得た知見や課題意識を、志望プログラムの研究分野にどう接続できるかを具体的に書き、指導を希望する教員の研究内容と自分の関心がどこで重なるのかを示すことが重要になります。研究業績一覧の提出も求められているため、学会発表や社内での技術検討、資格・特許などがあれば整理し、志願理由及び研究計画書の内容と矛盾がないように仕上げておくと、書類全体の一貫性が高まります。実務経験そのものを研究テーマにできない場合でも、業務を通じて培った分析力や課題発見の姿勢を、志望する研究分野への適性としてどう言い換えられるかを考えると、書類に厚みを持たせやすくなります。実務都合で執筆時間が取りにくい場合は、業務の合間に書ける小さな単位(項目ごとの箇条書きメモ)から積み上げていくと、まとまった時間が取れない社会人でも進めやすくなります。
研究テーマがまだ定まっていない場合の進め方
出願を決めた時点で研究テーマが完全に固まっていなくても、大きな方向性さえ定まっていれば志願理由書は書き始められます。関心のある分野を1つか2つに絞り込み、その分野の基礎的な総説論文や教科書に目を通しながら「何がまだ分かっていないのか」「自分がどこに興味を持ったのか」を言語化していくと、テーマは自然と輪郭を持ち始めます。志望する指導教員との事前相談の場で、こうした暫定的な関心を伝えたうえで方向性のすり合わせを行うことも、実際の研究計画を精緻化するうえで有効な手段です。
過去問の入手方法とプログラム別の学習戦略
過去問はホームページでは公開されていない
群馬大学理工学部の公式サイトでは、大学院理工学府博士前期課程の過去の入試問題について、ほぼ全プログラムで「ホームページでは公開していない」と明記されています。過去問を入手するには学科事務室・志望指導教員・大学院教務委員への個別の問い合わせが基本になります。問い合わせ先はプログラムの系統によって異なるため、次の表にまとめておきます。
| プログラム系統 | 問い合わせ先 | 備考 |
|---|---|---|
| 物質・生命理工学系 | 学科事務室または志望指導教員、大学院教務委員(grad-edu@ml.gunma-u.ac.jp) | 私的利用以外での複製・転載・転用は禁止 |
| 知能機械創製理工学系 | 学科事務室(0277-30-1500)または志望指導教員 | 同上 |
| 環境創生理工学系 | 社会基盤・防災コース(0277-30-1600)/環境エネルギーコース(jimu_cee@ml.gunma-u.ac.jp) | 同上 |
| 電子情報・数理系 | 電気電子コース(0277-30-1700) | 情報科学コースは基礎数理・情報基礎のみ一部HP公開 |
問い合わせの際は、氏名・志望プログラム・受験予定の入試区分(一般・社会人・留学生・推薦)を明記したうえで、過去の入試問題を学習目的で閲覧したい旨を丁寧に伝えると、担当者も対応しやすくなります。窓口が学科事務室と指導教員のどちらになるかはプログラムによって異なるため、上表を参考にしつつ、最終的には志望プログラムの公式ページに掲載された最新の連絡先を確認してください。
シラバス・カリキュラム情報を過去問の代わりに使う
過去問そのものが手に入らない場合でも、各プログラムが公開している授業科目一覧やカリキュラムの情報は、出題範囲を推測する手がかりになります。大学院の専門科目は学部段階の専門科目の延長線上にあることが多いため、志望プログラムの学部段階のカリキュラムを確認し、どの科目が土台になっているかを把握したうえで、その科目の教科書・演習書を復習の軸にするという進め方が現実的です。指導教員への事前相談の際に、入試で重視される科目の傾向をあわせて尋ねておくと、復習の優先順位をさらに絞り込みやすくなります。
情報科学系だけは一部がHP公開されている
電子情報・数理系のうち情報科学コースについては、2022〜2024年度の「基礎数理」「情報基礎」の問題のみ公式サイトで公開されています。これは例外的な扱いであり、他のプログラムや他の科目については同様の公開がされているとは限りません。過去問の複製・転載・転用は私的利用の範囲を超えて行うことが禁じられているため、入手できた過去問は個人の学習目的の範囲内で扱い、SNSや共有サイトへのアップロードは避ける必要があります。
過去問が入手できない前提での対策の立て方
過去問の公開範囲が限られている以上、対策は「入手できた分だけを分析する」姿勢では不十分になりがちです。まず指導を希望する教員に研究室訪問や事前相談の機会を作り、出題傾向や過去の受験者がどのような準備をしていたかを直接尋ねるのが最も確実な情報源になります。そのうえで、学部段階の専門科目の教科書・演習書を出題範囲の目安として一通り解き直し、志望プログラムに近い分野の大学院レベルの標準的な教科書へ進むという順序で、過去問が手元にない前提でも実力を積み上げる学習計画を立てておくと安心です。同じように過去問の入手経路と学習戦略を扱った山形大学大学院理工学研究科の入試対策も、理工系大学院に共通する対策の考え方として参考になります。
問い合わせのタイミングを逃さない
学科事務室や指導教員は年間を通じて多忙であり、出願直前に過去問の問い合わせが集中すると対応に時間がかかることがあります。研究室訪問や事前相談の機会に合わせて過去問の入手可否も一緒に尋ねておくと、別途連絡する手間を省きつつ、余裕を持って学習計画に組み込めます。指導教員一覧が公開される時期は学生募集要項と同時期であることが多いため、そのタイミングを見計らって最初の連絡を送るとよいでしょう。
面接・口述試験対策と指導教員への事前相談
指導教員への事前相談は早い段階で行う
群馬大学大学院理工学府では、出願前に希望する指導教員から合格後の受入れ承認を得ておくことが前提とされています。つまり、面接や口述試験の対策を考える以前に、志望する研究室への事前連絡・相談という工程が実質的な最初のステップになります。指導教員一覧は学生募集要項と同時期に公開されるため、公開され次第、研究内容と自分の関心が合っているかを確認し、メールなどで研究室訪問や個別相談を打診しておくと、出願書類の内容にも一貫性を持たせやすくなります。連絡の際は、自己紹介・これまでの研究や学習内容の要約・関心のあるテーマ・訪問や相談を希望する時期を簡潔にまとめ、長文になりすぎないよう配慮すると返信をもらいやすくなります。
面接・口述試験で問われやすい観点
大学院入試の面接・口述試験では、一般的に「志望理由の一貫性」「これまでの学習・研究内容の理解度」「入学後に取り組みたい研究テーマの具体性」「志望プログラム・指導教員の研究内容との接点」が問われます。群馬大学大学院理工学府についても、志願理由書(社会人入試では志願理由及び研究計画書)に書いた内容をベースに、なぜそのテーマに関心を持ったのか、どのような方法で研究を進めるつもりかを、口頭で一貫して説明できるように準備しておくことが基本になります。書類に書いた内容と面接での受け答えがずれないように、事前に書類の控えを見返しておくと安心です。
専門知識の受け答えを想定しておく
面接・口述試験の具体的な形式(個別か複数教員によるものか、所要時間、専門科目に関する口頭試問の有無など)は、プログラムや年度によって運用が異なる可能性があるため、断定的な情報は学生募集要項や指導教員への確認に委ねる必要があります。そのうえで一般的な準備としては、卒業研究や実務で扱ったテーマを自分の言葉で説明できるようにしておくこと、志望プログラムの基礎科目について質問されても対応できる程度に復習しておくこと、そして志望動機と研究計画の整合性を第三者に確認してもらうことが有効です。第三者による模擬面接を活用すると、自分では気づきにくい説明の弱点を客観的に把握しやすくなります。
模擬面接の練習相手をどう見つけるか
身近に大学院入試を経験した先輩や、専門分野の近い研究者がいれば、模擬面接の相手を頼むのが理想的です。ただし社会人や、周囲に同じ分野の人がいない環境で受験を考えている場合は、そうした相手を見つけること自体が難しいこともあります。身近に適切な練習相手がいない場合は、大学院入試の指導経験を持つオンライン家庭教師など、外部の専門家に模擬面接を依頼するという選択肢も検討する価値があります。専門分野が完全に一致していなくても、説明の組み立て方や受け答えの姿勢についての客観的なフィードバックは十分に得られます。
研究発表・プレゼン資料を求められる場合への備え
プログラムによっては、口述試験の中で簡単な研究発表やプレゼンテーションを求められることがあります。具体的な有無や形式は年度・プログラムで変わるため断定はできませんが、念のため卒業研究や取り組みたい研究テーマを数分で説明できるスライド、あるいは口頭のみで話せる要約を準備しておくと、当日どちらの形式であっても落ち着いて対応しやすくなります。結論から話し、根拠と今後の見通しを続けるという基本の構成を意識しておくと、限られた時間でも要点を伝えやすくなります。
遠方から受験する場合の相談・移動の計画
群馬県外や海外から受験する場合、研究室訪問や面接のために桐生キャンパスまで足を運ぶ機会が複数回発生する可能性があります。移動や宿泊にかかる時間・費用を早めに見積もっておくと、直前になって予定が組めないという事態を避けられます。まずはメールでの事前相談から始め、実際に訪問すべきタイミングを指導教員と相談しながら決めていくと、移動の負担を最小限にしながら準備を進められます。
面接後、合格発表までにやっておくこと
面接・口述試験が終わった直後は、記憶が新しいうちに質問内容と自分の受け答えを書き留めておくことをおすすめします。うまく答えられなかった質問を放置せず振り返っておくと、万が一その入試区分で結果が振るわなかった場合でも、次の出願機会(推薦入試を逃した場合の一般入試など)に向けた具体的な改善点として活かせます。合格発表までの期間は落ち着かないものですが、指導教員との連絡を絶やさず、研究室の情報や必要な準備物について確認を続けておくと、合格後の研究室配属や入学手続きにもスムーズに移行できます。結果が出るまでの期間を無為に過ごさず、次の学習内容や、進学後に必要になる語学・専門知識の準備を並行して進めておくと、合格後のスタートダッシュにもつながります。
合格までの学習スケジュールと出願前チェックリスト
他大学院との併願を検討する場合の視点
群馬大学大学院理工学府だけでなく、他大学の大学院とあわせて併願を検討している場合は、それぞれの出願期間・試験日・合格発表日が重ならないかを早い段階で突き合わせておく必要があります。試験日が重なると同時に複数校を受験できなくなるため、志望順位が高い大学院から優先して日程を確保し、群馬大学大学院理工学府の一般入試・推薦入試のどちらの枠で出願するかも、他大学の日程との兼ね合いを見ながら決めていくとよいでしょう。研究計画書や志願理由書の骨子は大学院ごとに書き分けが必要になるため、共通して使える部分と、大学院ごとに調整すべき部分を早めに切り分けておくと、複数校対応の負担を抑えられます。
出願の半年以上前にやっておきたいこと
群馬大学大学院理工学府を目指す場合、出願の半年以上前の段階で「志望プログラムの確定」「指導教員一覧の確認と事前連絡」「入学資格審査の要否の確認」を済ませておくと、その後のスケジュールに余裕が生まれます。特に入学資格審査が必要になりそうな場合は、通常の出願よりもかなり早く動く必要があるため、自分の学歴・在籍状況を早い段階で棚卸ししておくことが重要です。あわせて、専門科目の基礎を固め直す時期として、この期間を使うと後の対策がスムーズになります。
出願の1〜3か月前にやっておきたいこと
学生募集要項が公式サイトに掲載され次第、最新の出願資格・出願書類・日程を必ず確認し、志願理由書(社会人入試では志願理由及び研究計画書)の骨子を書き始めます。研究業績一覧など社会人入試特有の書類が必要な場合は、この時期に内容を整理しておきましょう。並行して、指導教員との相談内容を踏まえて研究テーマの方向性を固め、面接・口述試験を想定した説明の練習を始めると、直前期に慌てずに済みます。過去問の入手を試みる場合も、この時期までに学科事務室や指導教員への問い合わせを済ませておくのが理想です。
情報を一元管理する方法
群馬大学大学院理工学府の入試情報は、試験区分ごとに公式ページとPDFが分散しているため、確認した日付・出典URL・要点を自分用のメモに書き出して一元管理しておくと、後から見返す際に迷わずに済みます。日程・出願書類・研究計画書の要否・過去問の問い合わせ先という4つの観点を軸にメモを整理しておくと、本記事の構成ともそろえやすく、直前の見直しが効率的になります。学生募集要項が更新されるたびに、メモの該当箇所も一緒に更新する習慣をつけておくと、古い情報のまま出願準備を進めてしまうリスクを減らせます。
出願直前・試験直前のチェックリスト
- 志望プログラムと試験区分(一般・社会人・留学生・推薦)を確定し、必要な様式一式を漏れなく揃えたか
- 指導教員から合格後の受入れ承認を得たうえで出願手続きを進めているか
- インターネット出願の入力・検定料支払いと、出願書類の郵送それぞれの締切を混同していないか
- 志願理由書(または志願理由及び研究計画書)の内容と、面接で話す予定の内容に食い違いがないか
- 入学資格審査が必要な場合、通常の出願より早い審査日程に間に合っているか
- 障害等の配慮が必要な場合、事前相談の期限に遅れていないか
これらを出願年度の最新の学生募集要項と突き合わせながら、時期ごとにひとつずつ片づけていくことで、群馬大学大学院理工学府の入試準備を計画的に進めることができます。研究計画の練り直しや面接練習を一人で抱え込まず、大学院入試対策コースのような第三者の伴走を使いながら進めると、書類と面接の一貫性を客観的にチェックしてもらいやすくなります。
よくある質問(FAQ)
群馬大学大学院理工学府は他大学出身者でも受験できますか?
一般入試であれば、大学卒業(見込み)等の一般的な出願資格を満たしていれば、群馬大学以外の出身者でも出願できます。ただし、出願にあたっては希望する指導教員から合格後の受入れ承認を得ておくことが前提とされているため、外部から受験する場合は特に、志望プログラムの指導教員一覧を確認し、早めに研究室へ相談しておくことが重要です。出身大学と分野が異なる場合は、志願理由書でその橋渡しをどう説明するかも準備の焦点になります。
研究計画書は必ず提出しなければなりませんか?
正式に「研究計画書」という名称の様式が用意されているのは社会人入試の志願理由及び研究計画書のみです。一般入試・留学生入試で提出するのは志願理由書ですが、内容としては研究の方向性を具体的に書くことが求められるため、様式名にかかわらず研究計画に相当する内容を準備しておく必要があります。様式の名前だけで準備範囲を判断しないことが、書類不備を防ぐポイントです。
過去問はどこで入手できますか?
公式サイトでは「ホームページでは公開していない」とされており、学科事務室・志望指導教員・大学院教務委員への個別の問い合わせが基本の入手方法です。問い合わせ先はプログラムの系統によって異なるため、志望プログラムのページに記載された連絡先を確認してください。情報科学コースの基礎数理・情報基礎のみ、一部年度の問題が例外的に公式サイトで公開されています。入手した過去問は私的利用の範囲にとどめ、転載や共有は避けてください。
指導教員への事前相談・研究室訪問は必須ですか?
公式サイトには、出願にあたってあらかじめ希望する指導教員から合格後の受入れ承認を得たうえで出願する旨が明記されています。制度上「相談なしでは出願できない」という一律の規定として書かれているわけではありませんが、実質的に受入れ承認が前提とされている以上、事前の連絡・相談は必須に近い工程と考えて準備を進めるのが安全です。
社会人ですが受験できますか?
群馬大学大学院理工学府には社会人入試という区分があり、受験承認書や研究業績一覧、志願理由及び研究計画書といった、就業状況や実務経験を踏まえた書類の提出を前提に出願できます。一般入試とは提出書類の構成が異なるため、まず自分が社会人入試の対象になるかどうかを募集要項で確認し、必要書類を早めに準備しておくとよいでしょう。受験承認書は勤務先の発行が必要になるため、社内手続きの所要日数も見込んで準備を始めてください。
出願前の「入学資格審査」とは何ですか?
大学卒業見込みでない場合や、学歴が標準的なルートと異なる場合など、一定の条件に該当する志願者が対象となる審査です。2027年4月入学の一般入試等では、この審査が2026年6月17日に実施され、結果は6月26日までに通知される日程が組まれていました。該当する可能性がある場合は、通常の出願よりも早い段階で審査のスケジュールを確認しておく必要があります。自分が該当するか判断がつかない場合は、自己判断せずに入試・大学院係へ早めに問い合わせるのが確実です。
面接ではどのようなことを聞かれますか?
具体的な形式や質問内容は公式には詳細に公表されていませんが、大学院入試の面接・口述試験では一般に、志望理由の一貫性、これまでの学習・研究内容の理解度、入学後に取り組みたい研究テーマの具体性、志望プログラム・指導教員の研究との接点が問われます。志願理由書に書いた内容を口頭で一貫して説明できるように準備しておくことが基本の対策になります。想定質問への回答を丸暗記するより、自分の言葉で説明し直せる状態にしておくほうが、想定外の質問にも対応しやすくなります。
推薦入試と一般入試はどちらを選ぶべきですか?
推薦入試は出願者全員に推薦書の提出が求められるなど、一般入試とは出願書類の構成や日程が異なります。推薦入試は一般入試よりも早い時期(2026年5月出願・7月試験)に実施されるため、対象条件を満たし、早期に進路を確定させたい場合は有力な選択肢になります。対象条件や推薦の可否は出身大学・学部の状況によって変わるため、まず自分が推薦入試の対象になり得るかを、所属先の教員や群馬大学の指導教員候補に相談してみることをおすすめします。推薦入試が不合格や対象外だった場合でも、日程が後にある一般入試に切り替えられるよう、両方の募集要項に早めに目を通しておくと安心です。
まとめ|群馬大学大学院理工学府は試験区分ごとの違いを先に整理する
- 群馬大学大学院理工学府の博士前期課程は、理工学専攻1専攻のもとに7つの教育プログラムを置く構成になっている
- 2027年4月入学の一般・社会人・留学生入試は2026年6〜9月に日程が組まれ、これとは別に推薦入試(2026年5〜7月)のルートもある
- 出願書類は試験区分ごとに異なり、正式な「研究計画書」の様式があるのは社会人入試のみで、一般・留学生入試は志願理由書が中心になる
- 出願にあたっては、あらかじめ志望する指導教員から合格後の受入れ承認を得ておくことが前提とされている
- 過去問はホームページでは原則公開されておらず、学科事務室や指導教員への個別の問い合わせが基本の入手経路になる
- 面接・口述試験では、志願理由書に書いた内容と口頭での説明に一貫性を持たせることが評価につながりやすい
- 数値や日程は年度によって変わるため、出願を検討する年度が近づいたら必ず最新の学生募集要項で確認する
群馬大学大学院理工学府の入試情報は、試験区分ごとに公式サイトとPDFが分かれているため、自分に必要な情報だけを取り出して整理するのに手間がかかります。志望プログラムの確定から指導教員への事前相談、志願理由書(または志願理由及び研究計画書)の作成、過去問の問い合わせ、面接対策まで、やるべきことは多岐にわたりますが、ひとつずつ時期を区切って進めれば、決して手に負えない分量ではありません。志望プログラムの決定、指導教員への事前相談、志願理由書の作成、面接対策までを一人で並行して進めるのが難しいと感じる場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。書類の一貫性や説明の組み立て方を客観的に見てもらうことで、準備の抜け漏れに気づきやすくなります。
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