ご質問やお問い合わせはお気軽に
宇都宮大学大学院農学研究科の入試対策|出願資格・研究計画書・面接まで【2027年度】

宇都宮大学の大学院で農学系分野を目指しているのに、「宇都宮大学 大学院 農学研究科」と検索してもピンポイントの情報にたどり着けず戸惑った方は少なくないはずです。実は、宇都宮大学に独立した研究科としての「農学研究科」は現存していません。農学系の大学院教育は現在、地域創生科学研究科という研究科に再編されており、その中の「工農総合科学専攻」というくくりで学ぶ形になっています。名称が変わったことに気づかないまま情報を探し続けてしまうと、志望校研究や出願準備がその分だけ遅れてしまいます。
農学研究科とは、かつて宇都宮大学に置かれていた大学院博士前期課程(修士課程)の研究科名です。大学院組織の再編にともない、現在は地域創生科学研究科 博士前期課程 工農総合科学専攻の中の分子農学・農芸化学・農業生産環境保全学・森林生産保全学という4つのプログラムに機能が引き継がれています。名称が変わっただけで、農学分野を大学院で学ぶ選択肢そのものがなくなったわけではありません。
書き上げた研究計画書、そのまま出して大丈夫ですか?
研究職キャリアを持つ講師が、テーマ設定・先行研究の位置づけ・研究方法まで、出願レベルに届いているかを個別に確認します。
- 研究職の講師が研究計画書を添削し、改善点を明確化
- 相談後に、志望校の出題傾向と学習ロードマップをまとめた個別フィードバックレポートをお渡し
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
LINE登録でもらえる4大特典 : ①プロ講師の映像授業 ②合格までのロードマップシート ③受験校検索サイト ④「今から間に合うか」の判断材料
(費用は一切かかりません)
この記事では、宇都宮大学の農学系大学院を目指す方に向けて、現在の正式な専攻・プログラム名の整理から、出願資格、試験科目と選抜方法、出願から合格発表までのスケジュールの考え方、研究計画書の書き方、面接(口述試験)対策、過去問の入手方法まで、大学公式サイトの情報をもとに順番に解説します。学部からの内部進学者だけでなく、他大学出身者や社会人として出願を検討している方、学部3年次からの早期出願を考えている方にも参考になるように構成しています。
なお、大学院入試は年度ごとに募集要項の内容が更新され、選抜区分・提出書類・日程は変更される可能性があります。この記事で紹介する制度の枠組みは公式サイトの情報にもとづいていますが、出願を検討する際は必ず最新の学生募集要項で詳細を確認してください。数値や日付を伴う情報は、断定を避けて確認の指針となるよう整理しています。
宇都宮大学大学院「農学研究科」は今どこにある?名称と現在の専攻を整理
宇都宮大学の大学院組織は、以前は学部に対応する形で「農学研究科」「工学研究科」「教育学研究科」といった研究科が個別に置かれていました。しかし現在の宇都宮大学の大学院は、教育学研究科を除く多くの分野が「地域創生科学研究科」という1つの研究科に統合されています。公式サイトの大学院案内ページを確認すると、農学研究科という名称の研究科は掲載されておらず、地域創生科学研究科・教育学研究科・連合農学研究科(後述)の3系統が現在の大学院組織として案内されています。
地域創生科学研究科の博士前期課程(修士課程)は、総合情報学専攻・社会デザイン科学専攻・工農総合科学専攻という3つの専攻で構成されています。このうち、かつての農学部・農学研究科の流れを直接引き継いでいるのが工農総合科学専攻です。名前だけを見ると工学系の専攻に見えますが、これは工学系と農学系の学びを融合させた専攻として設計されているためで、農学系の学生も同じ専攻の枠組みの中で学びます。文理融合・分野融合を掲げる大学院再編の考え方が、この専攻名にも表れています。
検索エンジンで「宇都宮大学 大学院 農学研究科」と調べると、農学部の学部案内ページや、統合前の名残がある古いページが上位に表示されることがあります。これらのページは学部の情報としては有効でも、大学院進学を考えている方が知りたい「今どの専攻に出願すればよいか」という疑問には直接答えていません。まず押さえておきたいのは、農学系の大学院進学を目指す場合、出願先は「地域創生科学研究科 博士前期課程 工農総合科学専攻」であるという点です。学部の農学部案内ページから大学院進学を調べようとすると遠回りになりやすいため、大学院案内のページから当たるほうが早道です。
公式サイトで情報を探す際は、大学トップページの「学部・大学院」から地域創生科学研究科のページへ進み、そこから工農総合科学専攻のページを開くという経路をたどると、比較的迷わずにたどり着けます。農学部のドメイン(agri.mine.utsunomiya-u.ac.jp)配下のページは学部生向けの情報が中心で、大学院の出願資格や試験科目といった入試情報は、大学本体のドメイン(utsunomiya-u.ac.jp)側の地域創生科学研究科・受験生ポータルサイトに掲載されている点も、あわせて覚えておくと検索がスムーズになります。
もう一つ紛らわしいのが、「東京農工大学大学院連合農学研究科」の存在です。これは東京農工大学を基幹校とし、宇都宮大学や茨城大学などが構成大学として参画する博士後期課程の研究科で、名称に「農学研究科」という言葉が含まれています。ただし、これは博士後期課程(博士号取得を目指す課程)を対象とした連合大学院であり、修士号の取得を目指して大学院に進学したい方が最初に出願する課程とは制度が異なります。修士課程からの進学を考えている場合は、まず地域創生科学研究科の博士前期課程が対象になると理解しておくと迷いにくくなります。連合農学研究科への進学は、博士前期課程を修了した後の進路の一つとして位置づけて考えるとよいでしょう。
| 名称 | 課程 | 宇都宮大学の位置づけ |
|---|---|---|
| 農学研究科(旧名称) | 博士前期課程相当 | 現存しない。地域創生科学研究科に再編済み |
| 地域創生科学研究科 工農総合科学専攻 | 博士前期課程(修士課程) | 農学系4プログラムを含む現行の出願先 |
| 東京農工大学大学院連合農学研究科 | 博士後期課程 | 宇都宮大学は構成大学の一つ(基幹校は東京農工大学) |
このように、「農学研究科」という言葉を手がかりに情報を探すと、名称が変わった現行の専攻にたどり着きにくく、似た名前の連合大学院と混同しやすいという二重のわかりにくさがあります。出願先を取り違えたまま準備を進めてしまうと、志望理由書の内容や研究計画書の宛先が事実と食い違ってしまうおそれもあるため、最初の段階で正しい研究科・専攻名を確認しておくことが、その後の準備全体の精度を左右します。次の章では、実際に出願先となる工農総合科学専攻の内容を、農学系のプログラム構成を中心に具体的に見ていきます。
地域創生科学研究科 工農総合科学専攻とは|農学系4プログラムの特徴
工農総合科学専攻は、地域創生科学研究科 博士前期課程に置かれる専攻の一つで、工学系と農学系の複数のプログラムから構成されています。農学系に該当するのは、分子農学プログラム・農芸化学プログラム・農業生産環境保全学プログラム・森林生産保全学プログラムの4つです。学部段階での農学部の学科構成と重なる部分が多く、学部から継続して専門性を深めたい学生にとっては違和感の少ない設計になっています。
分子農学プログラムは、生物種を超えて共通する遺伝情報の解析技術や、その発現の仕組みを農林水産分野に応用する力を養うプログラムです。天然物の単離・構造決定や、次世代シーケンサーを用いたゲノム・トランスクリプトーム解析といった分子レベルの技術を、農学的な課題解決に生かす学びが想定されています。生命科学・分子生物学系の実験に興味があり、遺伝子や代謝の仕組みから農学的な課題にアプローチしたい学生に向いています。学部段階で生物学・生化学系の科目を重点的に学んできた学生にとっては、延長線上で研究テーマを深めやすい分野です。
農芸化学プログラムは、農学部応用生命化学科などで学ばれる化学的なアプローチを大学院レベルで深める内容です。食品・発酵・生化学分野の研究に取り組みたい学生が選択することの多いプログラムで、実験系の研究室に所属して修士論文をまとめていく流れが中心になります。有機化学・生化学の基礎知識を土台に、天然物の機能解析や微生物の利用といったテーマに取り組む研究室が想定されます。
農業生産環境保全学プログラムは、農業生産の現場や環境保全に関わるテーマを扱うプログラムです。土壌・作物・農業経営・環境負荷低減など、フィールドでの調査や実証実験を重視するテーマが多く、地域の農業現場と接点を持ちながら研究を進めたい学生に向いています。データを圃場や現地から収集し、統計的に分析していくスタイルの研究が中心になりやすい分野です。
森林生産保全学プログラムは、森林資源の生産・管理・保全に関わるテーマを扱います。栃木県は県土に占める森林の割合が高く、森林資源や林業に関するフィールドが身近にあることも、このプログラムを選ぶ動機になり得ます。木材利用や森林環境の保全、野生鳥獣管理など、扱うテーマの幅は広めです。演習林や実際の山林をフィールドとした調査研究に取り組みたい学生に向いています。
| プログラム名 | 主に扱う領域 | 関連の深い学部分野 |
|---|---|---|
| 分子農学プログラム | 遺伝子・ゲノム解析、天然物の構造解析 | 生物学・分子生物学・生命科学 |
| 農芸化学プログラム | 食品・発酵・生化学 | 応用生命化学・食品科学 |
| 農業生産環境保全学プログラム | 作物・土壌・農業経営・環境保全 | 農業経済学・生産環境科学 |
| 森林生産保全学プログラム | 森林資源の生産・管理・保全 | 森林科学・林学 |
工農総合科学専攻という名称が示すとおり、この専攻では農学系のプログラムと工学系のプログラムが同じ専攻の枠組みに置かれています。農学系と工学系の学生が同じ専攻に所属することで、分野を横断した共同研究や設備の共有がしやすくなるという側面がある一方、専攻としての制度上の窓口(出願手続きや専攻共通の説明会など)は工農総合科学専攻として一本化されている点にも注意が必要です。志望理由書や研究計画書を書く際は、専攻名だけでなく、必ずプログラム名まで明記して、自分がどの分野で学びたいのかを明確に伝えるようにしてください。
専攻全体のアドミッション・ポリシーでは、「イノベーションに関する学修と研究に必要な自然科学等の基礎学力を有する人」を求める学生像として掲げています。特定の学部・学科出身者に限定するような書き方ではなく、農学系のいずれのプログラムでも、学部段階で身につけた自然科学の基礎学力を土台に、専門分野を深めていく姿勢が評価されると理解しておくとよいでしょう。入学定員は専攻全体で設定されており、農学系4プログラムそれぞれの人数の内訳は年度の学生募集要項で確認する必要があります。志望するプログラムを決める際は、定員の数字よりも先に、指導を希望する教員の研究内容が自分の関心と合っているかを確認することをおすすめします。
プログラムを絞り込む具体的な方法としては、大学公式サイトに掲載されている教員一覧や研究室紹介のページを確認し、担当教員の研究テーマ・使用している手法・過去の論文タイトルを一通り見ておくことが挙げられます。researchmapなどの研究者データベースで教員名を検索すると、近年の研究業績や共同研究の傾向がまとまって確認できることもあります。同じプログラム名であっても、研究室によって扱うテーマの幅は大きく異なるため、プログラム単位ではなく研究室単位で情報を集めることが、志望動機を具体化する近道になります。
出願資格を確認する|一般選抜・社会人特別選抜・外国人留学生特別選抜・学部3年次生特別選抜
工農総合科学専攻の博士前期課程では、複数の選抜区分が設けられています。公式サイトで確認できる区分としては、一般選抜・社会人特別選抜・外国人留学生特別選抜・学部3年次生特別選抜などがあり、区分ごとに出願資格や求められる書類、選考の重点が異なります。自分がどの区分に該当するかを最初に確認しておくことが、出願準備の出発点になります。
一般選抜は、大学を卒業見込み、または卒業した方を対象とする最も基本的な区分です。宇都宮大学農学部の出身者はもちろん、他大学の農学系・生命科学系学部の出身者も出願対象に含まれます。学部時代の専攻とプログラムのテーマが近いほど、研究計画の立てやすさや面接での受け答えのしやすさにつながりますが、専門分野が完全に一致していなくても、志望するプログラムの研究内容と自分の関心を結びつけて説明できれば出願自体は可能な設計になっています。四年制大学以外の出身者(高等専門学校専攻科修了者など)が出願できるかどうかは、個別の資格審査が必要になる場合があるため、該当する可能性がある方は早めに入試担当窓口へ相談しておくと安心です。
社会人特別選抜は、大学卒業後に就業経験を積んだ方を対象とする区分です。社会人として働きながら研究テーマを見つけた方、あるいは一度社会に出てから専門性を深め直したい方が対象になります。社会人特別選抜では、実務経験を研究テーマにどう結びつけるかという説明が重視される傾向があり、これまでの職務経験と大学院での研究計画に一貫したつながりを持たせることが重要になります。農業関連企業や食品関連企業、林業関連の職に就いている方が、実務での課題意識を研究テーマに発展させて出願するケースも想定されます。
外国人留学生特別選抜は、日本国外の大学等を卒業(見込み)した留学生を対象とする区分です。日本語や英語の運用能力に関する要件、出身大学の成績証明・卒業証明といった書類が求められます。書類の取り寄せや翻訳には時間がかかることが多いため、対象となる方は早い段階から準備を進めておく必要があります。
学部3年次生特別選抜は、学部の早期卒業見込みの学生や、成績が優秀な学部3年次生を対象に、通常より早いタイミングで大学院への出願を認める区分です。学部を4年かけずに大学院へ進むルートとして、農学部在学中から研究室配属や研究テーマを見据えて準備している学生が対象になります。この区分を利用する場合は、学部の早期卒業に関する学内手続きと大学院出願の手続きを並行して確認する必要があります。
| 選抜区分 | 主な対象者 | 準備で意識したい点 |
|---|---|---|
| 一般選抜 | 大学卒業見込み・卒業者(他大学出身者を含む) | 学部での学びと志望プログラムの関連づけ |
| 社会人特別選抜 | 就業経験のある社会人 | 実務経験と研究テーマの一貫性 |
| 外国人留学生特別選抜 | 日本国外の大学等出身の留学生 | 語学要件・証明書類の早期準備 |
| 学部3年次生特別選抜 | 早期卒業見込み・成績優秀な学部3年次生 | 早期卒業手続きと出願手続きの並行確認 |
いずれの区分にも共通して言えるのは、「出願資格を満たしているかどうか」を自己判断だけで決めないことです。学部の卒業見込み時期や、これまでの学歴・職歴が募集要項の定める条件に合致するかどうかは、記載内容が年度によって微妙に変わることがあります。出願前には必ず該当年度の学生募集要項の本文で、自分がどの区分に該当するかを照らし合わせて確認してください。不明な点があれば、出願前に大学の入試担当窓口へ問い合わせるのが確実な方法です。
出願書類についても、区分ごとに求められる内容が変わります。一般的には、入学願書・履歴書・成績証明書・卒業(見込)証明書といった基本書類に加えて、研究計画書や志望理由書に類する書類、指導を希望する教員の承諾に関する書類が求められることがあります。社会人特別選抜であれば職歴を証明する書類、外国人留学生特別選抜であれば語学力を証明する書類など、区分特有の追加書類が発生しやすい点にも注意しておく必要があります。書類の様式や部数は年度によって変更されることがあるため、最新の学生募集要項に掲載された様式を使うことが前提になります。
試験科目と選抜方法|外国語・専門科目・口述試験の内容
工農総合科学専攻の入学者選抜では、選抜区分ごとに試験内容が異なりますが、代表的な一般選抜では外国語(英語)・専門科目・口述試験の3つが課される構成になっています。ここでは、それぞれの試験がどのような位置づけを持つのかを整理します。
外国語試験では、英語の運用能力が問われます。大学院入試の英語試験は、学部入試のような総合的な語学力を測る形式というよりも、専門分野の英語論文や英文資料を読み解く力が重視される傾向があります。日頃から専門分野に関連する英語論文の抄録(アブストラクト)や、大学の講義で使われる英語教材に触れておくことが、対策として有効です。TOEICやTOEFLといった外部試験のスコア提出を求める大学院もありますが、宇都宮大学の農学系プログラムにおける具体的な運用方法は年度によって変わる可能性があるため、募集要項の「外国語」欄の記載を必ず確認してください。
外部試験のスコア提出が求められる場合、申し込みから受験、スコア到着までに数週間から数か月かかることがあるため、出願直前に慌てて申し込むのではなく、志望を固めた段階で受験の予定を組んでおくことが重要です。スコアに有効期限が設定されている試験もあるため、出願時点で有効なスコアかどうかも合わせて確認しておく必要があります。専門科目の対策に多くの時間を割きたい受験生ほど、英語のスコア取得は早めに済ませておき、直前期は専門科目と口述対策に集中できるようにしておくと、全体の負担を分散させやすくなります。
専門科目試験では、志望するプログラムに関連する専門知識が問われます。分子農学であれば生化学・分子生物学系の内容、農芸化学であれば有機化学・生化学系の内容、農業生産環境保全学であれば作物学・土壌学・農業経営学系の内容、森林生産保全学であれば森林科学・林学系の内容というように、プログラムごとに出題範囲の重心が異なります。学部での専門科目の講義内容や教科書を復習するとともに、志望するプログラムの教員がどのような研究をしているかを事前に確認し、関連する基礎知識を重点的に押さえておくことが対策の軸になります。
口述試験(面接)は、確認できたすべての選抜区分で実施されています。筆記試験の結果だけでなく、研究への意欲や志望理由、大学院で何を明らかにしたいのかという研究計画の実現可能性が、口頭でのやり取りを通じて確認されます。口述試験の位置づけと具体的な対策の考え方は、この記事の後半で改めて詳しく取り上げます。
試験科目の詳細な配点や試験時間、持ち込み可能な資料の有無といった実務的な情報は、プログラムや年度によって変わることがあるため、この記事では一般的な枠組みの説明にとどめています。志望するプログラムが確定したら、該当年度の学生募集要項に記載された試験科目の詳細を必ず確認し、疑問点は入試担当窓口に問い合わせることをおすすめします。過去問の傾向を踏まえて専門科目の対策範囲を絞り込む方法については、この記事の後半で改めて取り上げます。
学習の進め方としては、専門科目・外国語・口述試験の3つを同時並行で進めるよりも、まず専門科目の基礎知識を固め、そのうえで英語と口述対策を重ねていく順番のほうが取り組みやすいという受験者は少なくありません。学部の講義ノートや教科書を出願の半年から1年ほど前から見直し始め、過去問で出題傾向を確認しながら理解が浅い範囲を洗い出していくと、直前期に慌てずに済みます。専門科目と英語を切り離さず、専門分野に関する英文資料を読む習慣をあわせて作っておくと、2つの対策を同時に進めやすくなります。
書き上げた研究計画書、そのまま出して大丈夫ですか?
研究職キャリアを持つ講師が、テーマ設定・先行研究の位置づけ・研究方法まで、出願レベルに届いているかを個別に確認します。
- 研究職の講師が研究計画書を添削し、改善点を明確化
- 相談後に、志望校の出題傾向と学習ロードマップをまとめた個別フィードバックレポートをお渡し
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
LINE登録でもらえる4大特典 : ①プロ講師の映像授業 ②合格までのロードマップシート ③受験校検索サイト ④「今から間に合うか」の判断材料
(費用は一切かかりません)
出願から合格発表までの流れとスケジュール【2027年度/令和9年4月入学】
宇都宮大学大学院 地域創生科学研究科 博士前期課程の入試は、インターネット出願方式で実施されており、紙の募集要項冊子は配布されていません。出願は年に複数回の時期に分かれており、第1期・第2期(・第2次)といった形で選抜機会が設定されています。2027年度(令和9年4月)入学を目指す場合、令和8年10月入学/令和9年4月入学分としてまとめられた第1期の学生募集要項が公表されるという運用が続いています。
一般的な大学院入試のスケジュール感としては、前年の夏から秋にかけて第1期の出願・選抜が行われ、年明けにかけて第2期・第2次といった追加の選抜機会が設けられる大学院が多く見られます。宇都宮大学の地域創生科学研究科も同様に複数回の選抜機会を用意していますが、具体的な出願期間・試験日・合格発表日は年度ごとに変動するため、この記事で確定した日付を示すことは避け、必ず該当年度の学生募集要項および大学公式サイトの「入試情報」ページで最新の日程を確認するようにしてください。
スケジュールを立てるうえで意識しておきたいのは、大学院入試は学部入試に比べて出願書類の準備に時間がかかりやすいという点です。志望理由書や研究計画書、指導を希望する教員への事前相談など、出願書類を仕上げるまでのプロセスに一定の時間が必要になります。募集要項が公表されてから慌てて準備を始めるのではなく、志望するプログラムと指導教員の見当をつける準備は、募集要項の公表前から進めておくことをおすすめします。特に、指導を希望する教員への事前相談は、研究室訪問やメールでのやり取りに一定の日数がかかることが多く、出願直前に慌てて連絡を取るよりも、余裕をもって動き出すほうが結果的にスムーズです。
また、社会人特別選抜や学部3年次生特別選抜など、通常の一般選抜とは別のタイミングで出願を受け付ける区分が用意されている場合もあります。自分がどの選抜区分に該当するかによって、確認すべき募集要項の該当箇所やスケジュールが変わってくるため、出願を検討し始めた段階で、該当する区分の募集要項を一通り確認しておくと準備の見通しが立てやすくなります。年度をまたいで複数回の選抜機会があることは、裏を返せば「一度の機会で準備が間に合わなくても、次の期に向けて立て直す余地がある」ということでもあります。焦って不十分な準備で出願するよりも、自分の状況に合った時期を選ぶ視点も持っておくとよいでしょう。
大学が開催するオープンキャンパスや研究室見学会、大学院進学説明会といった機会も、スケジュールを組み立てるうえで活用したい情報源です。こうした機会は募集要項の公表よりも前に開催されることが多く、指導を希望する教員と直接話す機会を得やすいという利点があります。開催時期や参加方法は年度によって変わるため、志望を固めた段階で大学の公式サイトやSNSなどで開催情報をこまめに確認しておくと、準備の初動を早めることができます。
すでに宇都宮大学農学部に在籍している学生であれば、指導教員や研究室の先輩から大学院入試の実際の流れを聞ける機会が身近にあります。一方、他大学出身者や社会人として出願を検討している方は、大学内部の情報にアクセスしづらい分、公式サイトの発信を自分から定期的にチェックする姿勢が欠かせません。募集要項が公表されるタイミングは年によって前後することもあるため、志望を決めた時点で受験生ポータルサイトをブックマークし、更新情報を見逃さないようにしておくと安心です。
研究計画書の書き方|農学系プログラムで評価される視点
大学院入試の出願書類の中でも、多くの受験者が悩みやすいのが研究計画書です。工農総合科学専攻の農学系プログラムにおいて、研究計画書の提出が必須かどうかは選抜区分・プログラムによって異なる可能性があるため、まずは志望するプログラムの学生募集要項に記載された提出書類の一覧を確認し、研究計画書(あるいはそれに類する書類)が求められているかどうかを把握することが最初のステップになります。
研究計画書が求められる場合、農学系の研究計画で重視されやすいのは、テーマの新規性よりも「なぜそのプログラム・その研究室で取り組む必要があるのか」という具体性です。分子農学・農芸化学・農業生産環境保全学・森林生産保全学という4つのプログラムは、それぞれ扱うフィールドや実験手法が大きく異なります。志望するプログラムの教員がどのような研究テーマ・研究手法を専門としているかを事前に調べ、自分がやりたいことと結びつけて説明できるかどうかが、書類の説得力を左右します。
具体的には、次の3つの要素を意識して構成すると、読み手に伝わりやすい研究計画書になります。1つ目は、学部時代の学びや卒業研究(または実務経験)から、なぜ今の研究テーマに関心を持つに至ったのかという経緯です。2つ目は、大学院で明らかにしたい問い(研究目的)を、抽象的な表現ではなく検証可能な形で言語化することです。3つ目は、その問いを検証するために、志望するプログラムでどのような手法・設備・指導体制を活用する必要があるのかという実現可能性の説明です。この3つがそれぞれ独立した主張になってしまうと説得力が弱くなるため、経緯から目的、目的から手法へと、一本の筋道でつながるように文章を組み立てることを意識してください。
農学系の研究は、フィールド調査や実験室での分析、栽培試験など、実際の作業をともなうテーマが多くなります。研究計画書には、限られた在学期間(標準で2年程度)の中で、どの段階までデータを取得し、どうまとめる想定なのかという時間軸の見通しを盛り込んでおくと、実現可能性を評価する読み手に対して説得力が増します。研究計画書のフォーマット(文字数・様式)は選抜区分やプログラムによって指定が異なることがあるため、様式についても学生募集要項の該当ページを必ず確認してください。
フィールドを使う研究の場合、圃場や演習林、あるいは学外の農地・森林を調査対象にすることもあります。調査対象地の利用許可や、実験動物・生物材料の取り扱いに関するルールが関わるテーマもあるため、そうした手続きがどの程度必要になりそうかを、研究計画書を書く段階であらかじめ指導を希望する教員に確認しておくと、入学後に計画が大きく崩れるリスクを減らせます。天候や生育期間に左右される調査は、想定どおりに進まないことも珍しくないため、計画には多少の余裕を持たせておく視点も大切です。
研究計画書を書き始める前に、志望するプログラムの教員に事前相談やメールでの問い合わせを行い、研究室の受け入れ体制やテーマの方向性について確認しておくことも有効です。教員とのやり取りを通じて得た情報は、研究計画書の実現可能性を高めるだけでなく、後述する口述試験での受け答えにも生かすことができます。事前相談の際には、自分がどのようなテーマに関心を持っているかを簡潔にまとめたメモを用意しておくと、限られたやり取りの中でも要点を伝えやすくなります。
また、研究計画書は一度書き上げて終わりにするのではなく、第三者に読んでもらい、分かりにくい箇所を指摘してもらいながら数回書き直すことで完成度が上がっていきます。専門用語を使いすぎて説明が独りよがりになっていないか、研究目的と手法のつながりに飛躍がないかといった点は、自分だけで見直すよりも、専門分野を共有していない読み手に読んでもらったほうが気づきやすいものです。時間に余裕を持って初稿を仕上げ、複数回の推敲を経て提出することを前提にスケジュールを組んでおくと安心です。
面接(口述試験)対策|聞かれること・準備の仕方
工農総合科学専攻の入学者選抜では、確認できたすべての選抜区分で口述試験(面接)が実施されています。筆記試験の結果に加えて、志望理由や研究への取り組み姿勢を直接確認する場として位置づけられており、出願書類に書いた内容と、口頭で説明する内容の一貫性が見られやすい試験です。
口述試験で聞かれやすい内容は、大きく分けて4つの観点に整理できます。1つ目は、なぜ宇都宮大学の当該プログラムを志望するのかという理由です。他の大学院ではなく、この専攻・このプログラムでなければならない理由を、指導を希望する教員の研究内容や、専攻が持つ設備・フィールドと結びつけて説明できるかが問われます。2つ目は、これまでの学び(卒業研究や実務経験)の内容と、そこから見えてきた課題意識です。3つ目は、大学院で取り組みたい研究テーマの具体的な内容と、それをどのように進めていくのかという計画です。4つ目は、修了後の進路や、大学院での学びをどう生かしたいのかという将来像です。
農学系のプログラムでは、フィールドワークや実験の経験の有無、生物学・化学の基礎知識の定着度合いを確認する質問が加わることもあります。研究計画書に書いた実験手法や調査手法について「具体的にどのように進めるのか」を深掘りされるケースも想定されるため、計画書に記載した内容は自分の言葉で説明し直せるよう準備しておくことが重要です。想定外の質問をされた場合でも、分からないことを分からないと正直に伝えたうえで、自分なりにどう考えるかを述べる姿勢のほうが、無理に取り繕うよりも評価されやすい傾向があります。
社会人特別選抜で出願する場合は、これまでの職務内容と研究テーマの関連性について、より具体的な深掘りを受けることが想定されます。「なぜ今、大学院で学び直そうと考えたのか」という動機の一貫性は、社会人選抜ならではの重要な観点です。仕事を続けながら研究時間を確保する見通しについても質問されることがあるため、平日・休日の研究時間の確保方法や、職場の理解が得られているかどうかを、自分の言葉で説明できるように整理しておくとよいでしょう。
準備の進め方としては、まず研究計画書に書いた内容を声に出して説明する練習をすることが基本になります。文章として書いた内容と、口頭で説明したときの分かりやすさは必ずしも一致しないため、家族や友人、可能であれば大学の教員に模擬的に質問してもらい、受け答えを繰り返し練習しておくと、当日落ち着いて話しやすくなります。あわせて、志望するプログラムの教員の論文や研究室のウェブサイトに目を通し、自分の研究計画がその研究室の強みとどうつながるのかを整理しておくと、説得力のある受け答えにつながります。想定質問を紙に書き出し、回答の骨子を箇条書きで整理しておくと、当日の受け答えの軸がぶれにくくなります。
口述試験は、正解を暗記して答える試験ではなく、受験者自身の考えや研究への姿勢を確認する場です。想定質問への回答を丸暗記するのではなく、なぜその研究に取り組みたいのかという軸を自分の中で明確にしておくことが、結果的に落ち着いた受け答えにつながります。
口述試験の実施形態(個人面接か複数教員による面接か、時間の目安など)は選抜区分や年度によって異なることがあります。当日の形式に驚いて動揺しないよう、事前に大学が公表している情報を確認しておくとともに、想定より質問数が多い場合や、逆に短時間で終わる場合があることも念頭に置いておくと、当日の進行に振り回されにくくなります。緊張してうまく話せなかったと感じても、途中で言い直したり補足したりすることは珍しくないため、最後まで落ち着いて受け答えを続ける姿勢を持っておくとよいでしょう。
過去問の入手方法と使い方|プログラム別の傾向
宇都宮大学の大学院入試では、過去の入試問題が大学の受験生ポータルサイト内の「過去の入試問題」ページで公開されています。工農総合科学専攻については、分子農学・農芸化学・農業生産環境保全学・森林生産保全学という農学系のプログラムごとに、年度別に整理された過去問のPDFファイルが掲載されており、公式サイトから直接ダウンロードして確認できます。
ただし、著作権法上の理由から、一部の設問については公開ページ上では非公開となっており、そうした設問は大学の入試課窓口で閲覧する形になっています。また、過去問の複写や配布は禁止されているため、内容を確認する際は個人の学習範囲にとどめ、複写したものを第三者に配布するような利用は避ける必要があります。
過去問を使った対策では、まず志望するプログラムの過去問を複数年度分並べて、出題形式・出題範囲の傾向を把握することから始めるとよいでしょう。専門科目の出題は、学部の講義で扱う基礎的な内容をベースにしながら、プログラムが重視する専門領域(分子農学であれば分子生物学・生化学、森林生産保全学であれば森林科学など)に沿って作問されている傾向があります。年度によって出題形式や範囲が変わることもあるため、直近数年分をまとめて確認し、共通して問われているテーマを洗い出しておくと効率的です。過去問を解いたあとは、間違えた箇所や分からなかった範囲を学部の教科書に戻って確認し、知識の抜け漏れを一つずつ埋めていく地道な作業が、結果的に得点の底上げにつながります。
過去問の解答は公式には配布されていないため、自分で作成した解答が正しいかどうかを一人で判断しきれないという悩みを抱える受験生も少なくありません。学部の担当教員に質問できる範囲であれば、過去問の解き方について相談してみるのも一つの方法です。教員に質問しづらい内容や、そもそもどこから手をつければよいか分からないという段階であれば、大学院入試の指導経験がある第三者に解答の妥当性を確認してもらいながら進めると、独学での回り道を減らすことができます。
外国語(英語)試験についても、専門科目に関連する英文が出題されることが多いため、専門科目の過去問と合わせて、どのような分野の英文が使われているかを確認しておくと対策の方向性を絞りやすくなります。過去問だけでは把握しきれない出題傾向の変化や、非公開設問の存在を踏まえると、可能であれば志望するプログラムに在籍する先輩や、大学のオープンキャンパス・研究室訪問の機会を活用して、実際の試験の雰囲気を聞いておくことも有効な準備になります。
大学院入試の過去問は、学部入試の過去問に比べて公開範囲が限定的であることが多く、独学だけでは出題傾向をつかみきれない場合があります。専門科目・英語・研究計画書・面接という複数の対策を並行して進める必要があるため、独学での対策に不安がある場合は、大学院入試に詳しい指導者のサポートを受けながら計画的に準備を進めるという方法も検討する価値があります。
過去問演習の記録を残しておくことも、後から振り返るうえで役立ちます。解いた年度・分野・正誤・気づいた点を簡単な表にまとめておくと、直前期にどの範囲を重点的に復習すべきかが一目で分かるようになります。同じプログラムを目指す仲間がいる場合は、過去問の解き方や解釈について意見交換することで、一人では気づけなかった出題の意図に気づけることもあります。
過去問演習は、解いて丸付けをするだけで終わらせず、本番と同じ制限時間を設定して解く模擬演習を、出願前に数回組み込んでおくことをおすすめします。時間配分の感覚を事前につかんでおくと、本番で見慣れない問題に出会っても慌てにくくなります。専門科目の演習と並行して、志望する研究室の教員が指導している卒業論文・修士論文のテーマにも目を通しておくと、出題の背景にある研究の文脈を理解しやすくなり、口述試験での受け答えにも厚みが出ます。
よくある質問(FAQ)
宇都宮大学大学院に「農学研究科」という研究科はまだありますか?
独立した研究科としての「農学研究科」は現存していません。現在、農学系の大学院教育は地域創生科学研究科 博士前期課程 工農総合科学専攻に再編されており、分子農学・農芸化学・農業生産環境保全学・森林生産保全学の4プログラムで学ぶ形になっています。名称は変わりましたが、農学分野を大学院で学ぶ選択肢自体は続いています。公式サイトを検索する際は「農学研究科」ではなく「工農総合科学専攻」という言葉も併用すると、目的のページにたどり着きやすくなります。
農学系を学びたい場合は何専攻・何プログラムに出願すればよいですか?
出願先は地域創生科学研究科 博士前期課程 工農総合科学専攻です。その中で、自分の関心に近い分子農学プログラム・農芸化学プログラム・農業生産環境保全学プログラム・森林生産保全学プログラムのいずれかを選択して志望することになります。どのプログラムが自分の関心に合うか迷う場合は、各プログラムの教員の研究内容を確認し、指導を希望する教員に事前に相談してみることをおすすめします。同じ農学系でも、扱うフィールドや実験手法はプログラムごとに大きく異なる点に注意してください。
他大学出身でも出願できますか?
一般選抜は、宇都宮大学出身者に限らず、他大学の卒業見込み・卒業者も対象に含まれています。学部時代の専攻とプログラムのテーマが完全に一致していなくても、志望する研究内容と自分のこれまでの学びを結びつけて説明できれば出願自体は可能な設計です。ただし専門科目試験の出題範囲は農学系の基礎知識が前提となるため、学部での学びとの差が大きい場合は、事前の基礎固めが必要になる場合があります。四年制大学以外の出身者は資格審査が必要になることがあるため、早めに入試担当窓口へ確認してください。
社会人でも出願できますか?
社会人特別選抜という区分が用意されており、大学卒業後に就業経験を積んだ方を対象にしています。実務経験と研究テーマのつながりを説明できることが重視される傾向があるため、これまでの職務経験からどのような研究上の問いにたどり着いたのかを整理しておくと、出願書類や口述試験で説得力のある説明がしやすくなります。仕事を続けながら研究を進められるかどうかは研究室ごとの事情も関わるため、出願前に指導を希望する教員へ相談しておくと安心です。
研究計画書は必ず提出する必要がありますか?
提出の要否は選抜区分・プログラムによって異なる可能性があるため、一律に「必須」とは言い切れません。志望するプログラム・選抜区分の学生募集要項に記載された提出書類の一覧を必ず確認し、研究計画書(またはそれに類する書類)が求められているかどうかを把握したうえで準備を進めてください。求められていない場合でも、志望理由書などの中で研究への考えを整理しておくと、口述試験の準備にもつながります。
面接(口述試験)はどの選抜区分でも実施されますか?
公式サイトで確認できる範囲では、一般選抜・社会人特別選抜・外国人留学生特別選抜を含め、すべての選抜区分で口述試験が実施されています。筆記試験の結果に加えて、志望理由や研究計画の実現可能性が口頭で確認される機会になるため、研究計画書の内容を自分の言葉で説明できるよう準備しておくことが重要です。
過去問はどこで入手できますか?
宇都宮大学の受験生ポータルサイト内にある「過去の入試問題」のページから、工農総合科学専攻の農学系プログラムごとに整理された過去問のPDFを確認できます。著作権法上の理由で一部の設問は非公開となっており、該当する設問は大学の入試課窓口での閲覧のみとなります。過去問の複写・配布は禁止されているため、個人の学習の範囲で活用してください。
まとめ|宇都宮大学大学院で農学系を目指すなら工農総合科学専攻から準備を
宇都宮大学の大学院で農学系分野を目指す場合、まず押さえておきたいのは「農学研究科」という独立した研究科がすでに存在せず、地域創生科学研究科 博士前期課程 工農総合科学専攻に再編されているという事実です。この前提を理解しておくだけで、公式サイトや募集要項を読み解くスピードが大きく変わります。
- 農学研究科は現存せず、農学系は地域創生科学研究科 博士前期課程 工農総合科学専攻に再編されている
- 農学系は分子農学・農芸化学・農業生産環境保全学・森林生産保全学の4プログラムで構成される
- 選抜区分は一般選抜・社会人特別選抜・外国人留学生特別選抜・学部3年次生特別選抜などがあり、区分ごとに出願資格が異なる
- 一般選抜の試験は外国語(英語)・専門科目・口述試験で構成され、口述試験はすべての区分で実施される
- 出願はインターネット出願方式で、年に複数回(第1期・第2期等)の選抜機会がある
- 研究計画書の提出要否はプログラム・区分により異なるため、募集要項の提出書類一覧を必ず確認する
- 過去問は受験生ポータルサイトでプログラム別に公開されているが、一部は非公開で複写・配布は禁止されている
大学院入試は、出願資格の確認から専門科目・外国語の対策、研究計画書の作成、口述試験の準備まで、並行して進めるべきことが多い選抜です。特に研究計画書は、志望するプログラム・研究室の特性を理解したうえで書く必要があり、一人で仕上げるには時間と情報収集の負担が大きくなりがちです。出願資格や試験日程といった制度面の疑問は大学の入試担当窓口に確認しつつ、研究計画書の構成や口述試験の受け答えといった対策面については、大学院入試の指導経験がある専門家のサポートを受けながら準備を進めることも、選択肢の一つとして検討してみてください。
特に、学部と大学院で専門分野を変える、あるいは社会人として久しぶりに学術的な文章を書くという方にとっては、研究計画書の型や口述試験での話し方を一から把握し直すことになるため、独学だけで最初から最後まで仕上げようとすると、時間的な負担が大きくなりやすい傾向があります。早い段階で第三者の視点を取り入れ、書類と受け答えの両面を並行してブラッシュアップしていくことが、限られた準備期間を有効に使うことにつながります。
宇都宮大学に限らず、大学院入試は学部入試とは異なる情報収集力と準備計画が求められます。志望する研究科・専攻の名称や制度が変わっていることに気づかないまま準備を進めてしまうと、出願直前になって出願先を間違えていたことに気づくといった事態にもつながりかねません。まずは正しい出願先を確認したうえで、専門科目・英語・研究計画書・面接という複数の対策を、逆算した計画のもとで一つずつ積み上げていくことが、大学院入試を乗り越えるうえでの土台になります。
スプリング・オンライン家庭教師では、大学院入試対策の専門コースで、志望する研究科・専攻ごとの出願資格の確認から、研究計画書の添削、面接対策まで、一人ひとりの状況に合わせた指導を行っています。宇都宮大学大学院をはじめとする大学院入試対策の詳細は、コースページから確認できます。
大学院入試のシリーズ記事として、甲南大学大学院人文科学研究科の入試対策や、栃木県内の大学進学を検討している方向けの栃木県で大学編入できる大学一覧もあわせて参考にしてください。農学系の入試対策という観点では、農学部編入試験を徹底比較した記事も、学部段階からの進路を考えるうえで役立ちます。
書き上げた研究計画書、そのまま出して大丈夫ですか?
研究職キャリアを持つ講師が、テーマ設定・先行研究の位置づけ・研究方法まで、出願レベルに届いているかを個別に確認します。
- 研究職の講師が研究計画書を添削し、改善点を明確化
- 相談後に、志望校の出題傾向と学習ロードマップをまとめた個別フィードバックレポートをお渡し
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
LINE登録でもらえる4大特典 : ①プロ講師の映像授業 ②合格までのロードマップシート ③受験校検索サイト ④「今から間に合うか」の判断材料
(費用は一切かかりません)



