【大学編入】東京高専とは!?高専の特色、大学編入の状況
大学編入2023.02.12
はじめに
大学編入コース・高専プログラム編集部です。
今回の記事では、東京工業高等専門学校、通称、東京高専の特色や大学編入の状況などについてまとめました。
所在地
東京高専は、東京県八王子市にあります。
偏差値
偏差値は
東京都の高校625校中81位です。
東京都内で同じ偏差値の高校は、下記の通りです。
学科
東京高専は、1965年(昭和40年)に設立され、これまでに多くの優秀な技術者・研究者を育て産業界や国・地方自治体、教育機関などへ送り出してきました。
東京高専本科には、以下の5つの学科が設置されています。
学科 | 内容 |
---|---|
機械工学 | 機械工学科では、創造性豊かな発想で機械を設計製作できる技術者の養成を目指し、以下の学習・教育目標を設定しています。続きを読む |
電気工学 | 電気工学科は電気に関する総合学科です。続きを読む |
電子工学 | 電子工学科は、21世紀を支えるエレクトロニクス技術者の育成を目指しています。続きを読む |
情報工学 | 現代は、高度情報化社会の時代です。情報工学分野の技術はコンピュータ・通信ネットワークに留まらず、今や産業界や日常生活のあらゆる分野に浸透しています。続きを読む |
物質工学 | 科学技術の進歩において化学(物質工学)の担う役割は大変重要です。バイオテクノロジーおよび環境・エネルギー問題、新規材料開発は言うまでもなく、ナノテクノロジーやIT分野においても化学の力は必要不可欠です。続きを読む |
生徒数
入学定員数は、1学年200名(各コース40名)、総定員1000名で、令和4年には、5学年で1025人の学生が在籍しています。
本科には201名の女子学生が在籍しており、おおよそ5人に1人の割合です。
マレーシア、モンゴル、ラオス、トルコなど海外からの留学生も10名ほど在籍しています。
ロボコン
過去5年間の東京高専のロボコンにおける成績は、以下の通りです。
年度 | 全国大会 | 関東甲信越地区大会 |
---|---|---|
2022 | Bチーム(∞∞∞)準優勝 | |
2021 | ・Aチーム(TRICKSTER) 優勝 ・Bチーム (Mt.高尾) デザイン賞 | |
2020 | Aチーム (NIT東響楽団) 特別賞(マブチモーター株式会社) | |
2019 | ➖ | |
2018 | Bチーム(CLΘCKWISE) 優勝 |
大学編入状況
令和3年度には、187名が卒業され、そのうち86名が就職、91名が進学、その他10名となっています。
東京高専の5年生の学生の一部は、専攻科への進学あるいは他大学の2年次/3年次へ編入をします。
進学状況を見ると、東京高専専攻科への進学者が最も多く(令和3年度22名、令和2年度24名、平成31年度27名)、次いで豊橋技術科学大学(令和3年度11名、令和2年度9名、平成31年度12名)、長岡技術科学大学(令和3年度9名、令和2年度9名、平成31年度7名)、東京農工大学(令和3年度7名、令和2年度8名、平成31年度8名)です。
またそのほかには、東京大学(令和3年度1名、令和2年度2名)、京都大学(平成31年度1名)、大阪大学(令和3年度1名)、名古屋大学(令和2年度1名)、東北大学(令和3年度1名)、九州大学(平成31年度2名)、東京工業大学(令和3年度2名、令和2年度4名)、筑波大学(令和3年度4名、令和2年度1名、平成31年度4名)、神戸大学(平成31年度1名)、お茶の水女子大学(平成31年度1名)、早稲田大学(令和3年度1名)などの難関大学への編入者も複数名います。
東京高専の大学編入実績は比較的高いものと言えるでしょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
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