【大学編入】群馬高専とは！？高専の特色、大学編入の状況

大学編入2023.02.25

1 はじめに
2 所在地
3 偏差値
4 教育理念・学科
5 生徒数
6 ロボコン
7 大学編入状況
8 おわりに

はじめに

大学編入コース・高専プログラム編集部です。

今回の記事では、群馬工業高等専門学校、通称、群馬高専の特色や大学編入の状況などについてまとめました。

所在地

群馬高専は高崎市にあります。

偏差値

偏差値は

群馬県の高校159校中7位です。

群馬県内で同じ偏差値の高校、偏差値が近い高校は、下記の通りです。

東京農業大学第二高校普通科Ⅰコース(偏差値67)、太田高校(偏差値68)、高崎女子高校(偏差値68)、前橋女子高校(偏差値68)、東京農業大学第二高校普通科グローバルコース(偏差値66)です

教育理念・学科

群馬高専は、1962年(昭和37年)設立以来、これまでに多くの優秀な技術者・研究者を育て産業界や国・地方自治体、教育機関などへ送り出してきました。

群馬高専は「科学技術を通し、地球と人の調和をはかり、人類の繁栄に貢献できる人材を育成する」を教育理念として掲げています。

群馬高専本科には、以下の5つの学科が設置されています。

学科	内容
機械工学	自動車、航空機、ロボットなどを設計・開発するために必要な、機械構造、材料、プログラムなどを幅広く勉強するのが、機械工学科です。機械工学科では、力学を中心とする機械工学の基礎学力を重視したカリキュラムを組んでいます。また、メカトロニクス技術、設計技術、工作機械を用いたものづくり教育にも力を入れています。続きを読む
電子メディア工学	「メディア（Media)」という言葉には「媒介」「媒体」といった意味があります。電子を媒介・媒体（メディア）とした科学分野にエレクトロニクスの理論や技術を駆使した工学が「電子メディア工学」というわけです。続きを読む
電子情報工学	コンピュータや通信機器の設計開発、これらを用いた情報処理・情報通信などの技術開発に必要な電子工学・情報工学を修得するのが電子情報工学科です。電子情報工学科では、専用のサーバーに接続したパソコンを一人一台利用できる環境で、高度で専門的なプログラミング教育を行っています。続きを読む
物質工学	身近な自然現象から最先端の科学技術までを理解し、これらを使いこなしていくためには、化学・生物の基礎をしっかりと身に着けることが大切です。物質工学科では、原子や分子、物質、生命現象、それらを操るナノテクノロジー、バイオテクノロジーなどの基礎を中心に学びます。続きを読む
環境都市工学	環境都市工学科では、社会生活を豊かにするために、自然環境との調和、市民生活のサポート、防災に関することを中心に学びます。近年ではデジタル技術を活用した情報化施工にも力を入れています。続きを読む

生徒数

入学定員数は、１学年200名(各コース40名)、総定員1000名で、令和4年には、5学年で1016名の学生が在籍しています。

本科には196名の女子学生が在籍しており、おおよそ5人に1人の割合です。

マレーシア、モンゴル、ラオスなど海外からの留学生も7名在籍しています。

ロボコン

過去5年間の群馬高専のロボコンにおける成績は、以下の通りです。

年度	全国大会	関東甲信越地区大会
2022	➖	Aチーム(SDGs) 優勝 Bチーム(託飛) 特別賞(株式会社牧野フライス製作所)
2021	➖	Aチーム(DOT) 特別賞(セメダイン株式会社) Bチーム(Gratify) 特別賞(田中貴金属グループ)
2020	➖	➖
2019	➖	Aチーム特別賞(安川電機)
2018	➖	Aチーム(Glory) アイデア賞

大学編入状況

令和3年時には、179名が卒業され、そのうち109名が就職、50名が進学、その他10名となっています。

群馬高専の5年生の学生の一部は、専攻科への進学あるいは他大学の2年次／3年次へ編入をしま

令和4年における進学状況を見ると、群馬高専専攻科への進学者が最も多く(令和4年度36名、令和3年度38名、令和2年度42名)、次いで長岡技術科学大学(令和4年度14名、令和3年度23名、令和2年度24名)、群馬大学(令和4年度10名、令和3年度9名、令和2年度8名)、山梨大学(令和4年度5名、令和3年度5名、令和2年度4名)です。

またそのほかには、東京大学(令和3年度1名、令和2年度2名)、京都大学(令和2年度1名)、名古屋大学(令和2年度1名)、東北大学(令和4年度2名、令和3年度4名、令和2年度3名)、北海道大学(令和2年度1名)、九州大学(令和4年度1名、令和3年度2名)、東京工業大学(令和4年度1名、令和3年度2名、令和2年度1名)、筑波大学(令和4年度3名、令和3年度7名、令和2年度1名)。お茶の水女子大学(令和4年度1名)、早稲田大学(令和3年度1名)などの難関大学への編入者も複数名います。

群馬高専の大学編入実績は高いものと言えるでしょう。