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【2026年度最新版】これでわかる!法政大学の編入試験!

【2026年度最新版】これでわかる!法政大学の編入試験!の記事アイキャッチ画像。大学編入対策の出願資格・試験科目・対策を示す図解。
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法政大学の編入試験とは、他大学・短期大学・専門学校・高等専門学校などに在学中または卒業した人が、法政大学の2年次または3年次に学籍を移すための選抜試験です。MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)の一角として知名度が高く、毎年全国から一定数の受験者が集まります。募集学部・出願資格・試験科目は学部ごとに細かく異なるため、まずは全体像を正確に把握することが対策の第一歩になります。

本記事は、法政大学入試情報サイトが2026年7月31日に公開した最新版の「2027年度 法政大学 編入学、転籍・転部・転科、継続学士入学 試験要項」をもとに、募集学部・出願資格・スケジュール・試験科目という一次情報を整理しつつ、出願を検討する段階から合格発表後の手続きまでの流れをプロセスとして解説するガイドです。学部ごとの倍率推移や学科別の詳しい対策は当サイトの学部別記事に譲り、本記事では「何を、いつまでに、どう準備すればよいか」という実務的な道筋を示すことに重点を置きます。

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なぜ法政大学への編入を目指す人が多いのでしょうか。理由としては、MARCH水準のブランド力、多様な学部構成、そして3年次編入であれば2年間で卒業を目指せる時間効率の良さなどが挙げられます。一方で、募集人員は学部によって若干名から二十名程度までと幅があり、出願資格や試験科目も学部ごとに細かく異なるため、準備不足のまま臨むと不利になりやすい試験でもあります。

この記事では、2027年度(2026年秋出願・2026年11月実施)の最新情報をもとに、募集学部一覧、出願資格、出願スケジュール、試験内容の全体像、編入のメリット・デメリット、学習計画と試験当日の流れ、合格後の手続きまでを順番に解説していきます。

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目次

法政大学の編入試験とは?4つの制度と本記事の使い方

法政大学が実施する編入関連の選抜制度は、大きく分けて4種類あります。他大学・短大・専門学校・高専等からの入学者を対象とする「一般編入学試験」、人間環境学部が社会人を対象に実施する「社会人編入学試験(社会人リフレッシュ・ステージ・プログラム=RSP入試)」、法政大学に在籍中の学生が学部・学科を移る「転籍・転部・転科試験」、そして4年生が卒業と同時に別の学部・学科で学び直す「継続学士入学試験」です。一般に「法政大学の編入試験」と呼ばれるのは、このうち最初の一般編入学試験を指します。

継続学士入学は、卒業予定の学部・学科の学位と、新たに入学する学部・学科の学位の両方を取得できる制度で、入学金は通常の編入学試験の半額に設定されています。ただし受け入れは春学期(4月)のみで、秋入学に相当する制度はありません。

募集人員は、この4制度と年次(2年次・3年次)を合計した数値のみが学部ごとに公表されており、試験制度別・学科別の内訳は公表されていません。「一般編入学だけで実際に何名採用されるか」を外部から正確に知ることはできない点に注意してください。

本記事は、検討段階から出願・試験当日・合格後の手続きまでを時系列で解説する「プロセスガイド」として構成しています。学部ごとの募集人員・出願資格の全体像は次章の一覧表で押さえられますが、学科別の英語外部試験基準や年度ごとの倍率推移など、より粒度の細かいデータは当サイトの法政大学の学部別編入データまとめや、法学部志望者向けの法政大学法学部3年次編入の詳細解説にまとめているため、あわせて確認してください。

特に、まだ志望学部を絞り切れていない人や、これから編入という選択肢そのものを検討し始める人には、本記事を最初の一冊代わりに使ってもらう想定です。「自分の在籍状況で出願資格を満たすか」「いつまでに何を準備すればよいか」という基本的な疑問をこの記事で解消したうえで、学部が固まった段階で学部別記事の詳細情報に進む、という使い方を想定して構成しています。

2027年度 募集学部・学科一覧と募集人員

2027年度(2026年秋出願・2026年11月試験)に編入関連の募集を行う学部は、法・文・経営・国際文化・人間環境(社会人RSPのみ)・キャリアデザイン・グローバル教養・社会・現代福祉・スポーツ健康・理工・生命科の12学部です。学部・学科によって募集する年次が異なり、2年次のみ、3年次のみ、両方募集など様々なパターンがあります。募集人員は「編入学試験」「転籍・転部・転科試験」「継続学士入学試験」の合計値です。

学部2年次3年次募集人員(2年次/3年次)
法学部15名/10名
文学部15名/10名
経営学部20名/10名
国際文化学部×7名(3年次のみ)
人間環境学部社会人RSPのみ社会人RSPのみ5名/5名
キャリアデザイン学部×6名(2年次のみ)
グローバル教養学部×5名(2年次のみ)
社会学部×14名(2年次のみ)
現代福祉学部×5名(2年次のみ)
スポーツ健康学部×8名(2年次のみ)
理工学部指定校推薦のみ10名/8名
生命科学部×3名(2年次のみ)

特に注目したいのは生命科学部の動きです。生命科学部(生命機能・環境応用化・応用植物科の3学科)は2026年度の編入学試験を実施していませんでしたが、2027年度は2年次募集を再開し、募集人員3名で選抜が行われます。このように募集の有無や人員は年度によって変動するため、志望する学部・学科が今年度も募集を行うかどうかは、出願を検討し始めた時点で必ず最新の要項を確認してください。

なお、法学部・経営学部・文学部の一部学科などのように複数年次で募集がある学部でも、併願(複数学部・複数年次への同時出願)は原則として認められていません。志望する学部・年次を早めに絞り込んでおくことが、限られた準備期間を有効に使ううえで重要になります。

上の一覧表からもわかるとおり、法・文・経営のように2年次・3年次の両方で相応の人数を募集する学部がある一方で、キャリアデザイン・グローバル教養・社会・現代福祉・スポーツ健康・生命科は2年次のみ、国際文化は3年次のみと、学部によって編入のタイミングそのものが限定されています。「今の在籍状況でいつ編入できるか」は学部選びの前提条件になるため、志望校選定の初期段階でこの一覧を確認しておくと、後になって「希望する年次の募集がなかった」という事態を避けられます。理工学部のように学科によって3年次が指定校推薦のみとなるケースもあるため、学科単位での確認も欠かせません。

出願資格を整理する

受験資格は「全学部共通の要件」と「学部ごとに追加される要件」の二層構造になっています。国際文化学部のみ、共通要件とは別の独自要件が定められています。

共通の受験資格(国際文化学部を除く)

2年次・3年次それぞれで、次のいずれかを満たす必要があります。

区分2年次の主な要件3年次の主な要件
学位学士の学位を有する者学士の学位を有する者
大学在学1年以上在学し30単位以上修得(見込含む)2年以上在学し60単位以上修得(見込含む)
短期大学卒業(見込含む)卒業(見込含む)
高等専門学校卒業(見込含む)(学部ごとの追加要件を参照)
外国の大学等1年次相当修了・30単位以上修得(見込含む)2年次相当修了・60単位以上修得(見込含む)

これに加え、法・文・経営・現代福祉・理工・生命科(2年次)は、修業年限2年以上・総授業時間数1,700時間以上の専修学校専門課程を修了した人や、文部科学大臣が定める基準を満たす高等学校専攻科を修了した人にも受験資格が拡大されています。3年次については法・文・経営学部のみ同様の拡大があり、法学部・経営学部は高等専門学校卒業者も3年次の受験資格を得られます。

国際文化学部は3年次のみの募集で、共通要件とは別に「学士の学位を有し(取得見込みを含む)、かつ学部が定める英語外部試験の出願基準を満たすこと」が独自の受験資格として定められています。理工学部の一部学科(機械工・電気電子工・応用情報工・創生科)の3年次編入は指定校推薦のみの実施で、一般公募は行われていません。

修了・修得見込みで受験して合格した場合でも、入学時までに所定の要件を満たせなければ入学は認められず、合格が取り消される点にも注意が必要です。この場合、翌年度への繰り越しもできません。現在外国の大学・短期大学に在学している、またはこれを退学・卒業した人は、出願前に別途「受験資格確認」の手続きが必要になるため、早めに要項を確認しておきましょう。

受験資格の判定で特に迷いやすいのが、「卒業要件外科目(教職課程や資格科目など)を除いた修得単位数」の数え方です。教職課程や資格取得のために履修した科目は、単位数のカウントから除外されるため、成績証明書上の総取得単位数と、出願資格の判定に使われる単位数が一致しないケースがあります。在籍中の大学の教務窓口に相談し、卒業要件外科目に該当する科目を事前に洗い出しておくと、出願直前になって資格を満たさないことが判明する事態を避けられます。特に3年次編入を目指す場合は60単位以上という要件のハードルが高くなるため、2年次終了時点でどこまで単位を積み上げられているかを、早い段階からシミュレーションしておくことをおすすめします。

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出願スケジュールと出願書類・検定料

2027年度(2026年秋出願)の編入学試験は、次のスケジュールで実施されます。

  • 出願期間:2026年9月21日(月)〜10月2日(金)
  • 受験票印刷開始:2026年11月4日(水)15:00〜
  • 試験日:2026年11月8日(日)
  • 合格発表:2026年11月17日(火)10:00(2026年12月31日まで確認可能)
  • 入学手続期間(編入学):2026年11月17日(火)〜11月26日(木)

出願はすべてインターネット出願で行い、出願期間内に「インターネット出願登録」「入学検定料支払」「出願書類の郵送(出願期間最終日の当日消印有効)」の3つすべてを完了する必要があります。オンライン登録だけでは出願手続は完了せず、すべての書類が大学に到着した時点で初めて出願完了となる点は見落としやすいので注意してください。出願後の学部・学科・学年の変更や、出願の取り消しはできません。

入学検定料は、編入学試験が35,000円、転籍・転部・転科試験および継続学士入学試験が34,000円で、いずれも別途サービス利用料1,100円がかかります。一旦納入した検定料は理由を問わず返還されません

出願にあたっては、以下のような書類の準備が必要です。該当する書類は志願する学部・学科・年次によって異なります。

書類対象者
入学志願書・成績証明書出願者全員
卒業(見込)証明書または在学(退学)証明書出願者全員
編入学基礎資格証明書専修学校専門課程修了(見込)者・高等学校等専攻科修了(見込)者
英語外部試験のスコア文・経営・国際文化・キャリアデザイン・グローバル教養・社会・現代福祉・スポーツ健康・理工・生命科学部の出願者
数学外部試験(実用数学技能検定準1級)のスコア理工学部 機械工・経営システム工学科の出願者
志望理由書理工学部 機械工・電気電子工・応用情報工・創生科学科の出願者
学修計画書グローバル教養学部(2年次)の出願者

英語外部試験のスコアは、学部・学科ごとに指定された試験の種類と基準点が定められています。実用英語技能検定・TOEFL iBT・IELTS・TOEIC・TEAP・GTEC・ケンブリッジ英語検定などが対象になりますが、学部によって使える試験や必要スコアが大きく異なるため、志望学部の最新基準を要項の該当ページで必ず確認してください。

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試験内容の全体像

試験科目は学部によって構成が異なりますが、全体的な傾向としては「論文」を中心に、英語は外部試験のスコアで判定する学部が多数派です。当日に英語の筆記試験を課すのは、文学部英文学科など一部の学部・学科にとどまります。

法学部は「人文」または「社会」分野に関する論文(2年次)、あるいは法学・政治学に関する基礎的な論述試験(3年次)を60分、英語を60分で実施し、面接はありません。経営学部は人文・社会分野(2年次)や経営・会計・経済の3分野から出題される論文(3年次)を課し、英語は外部試験のスコアのみで判定します。文学部・社会学部・現代福祉学部・スポーツ健康学部・生命科学部は、志望する学科の専門分野に関する論文が中心です。国際文化学部(3年次のみ)は、課題文を読んで日本語で論述する形式の論文が出題されます。

面接の有無も学部によって異なります。文学部英文学科は論文に加えて面接があり、社会学部・現代福祉学部・スポーツ健康学部・キャリアデザイン学部・生命科学部・経営学部・国際文化学部・理工学部の多くは、筆記試験合格者(第一次合格者)を対象に別途面接が実施されます。理工学部は原則として筆記試験を行わず、出願書類(英語外部試験の成績等を含む)と面接によって合否を判定します。ただし理工学部のうち経営システム工学科は面接も行いません。グローバル教養学部は書類審査が中心で、対象者のみ英語でのオンライン面接が実施されることがあります。

このように「英語の筆記試験がない代わりに外部試験のスコアが重視される学部」「論文の配点が大きい学部」「面接まで含めて総合的に評価する学部」など、学部ごとに対策の重心が変わります。学部別の出題傾向や過去の論文テーマの分析は、当サイトの法政大学編入の学部別データまとめ法学部3年次編入の解説記事で詳しく扱っていますので、志望学部が決まったら参照してください。

試験時間にも学部ごとの特徴が表れています。法学部は論文60分・英語60分の2科目構成で、文・経営・国際文化・キャリアデザイン・社会・スポーツ健康・生命科学部は論文60分のみを筆記で課し、その後に面接という流れです。現代福祉学部は論文の実施時間が10時からとやや遅めに設定されているなど、同じ「論文」という科目名でも実施時間帯や後続の面接の有無が学部ごとに違うため、時間割の思い込みは禁物です。受験票が届いたら、自分が受験する学部の時間割を必ず確認しましょう。

編入のメリット・デメリット

編入制度を利用して法政大学に移ることには、多くの受験生にとって大きなメリットがある一方で、当然ながら考慮すべきリスクも存在します。出願を決める前に、両方の側面を冷静に整理しておきましょう。

  • 学びたい分野に再チャレンジできる:現在の大学・学部が自分の興味や将来の目標と合っていない場合、編入によって新たな専門分野を学ぶことができます。
  • MARCH水準の大学ブランドを得られる:法政大学の卒業資格を得られるため、就職活動や社会的評価の面で有利に働くケースがあります。特に地方から首都圏の大学へ進学したい人にとっては、大きなステップアップになり得ます。
  • 3年次編入なら卒業までの年数が大幅に増えない:3年次編入の場合、必要単位が認定されれば2年間での卒業を目指せます。学費の面でも、4年間通い直すより負担が抑えられることが多いです。
  • 新しい環境・人脈を築ける:サークルやゼミ活動、アルバイトなどを通じて、法政大学での人的ネットワークが広がります。

一方で、次のようなデメリット・リスクも把握しておく必要があります。

  • 受験対策に時間と労力がかかる:現在の在籍校の単位を取得しながら編入試験の対策を進める必要があり、スケジュール管理が難しくなります。
  • 単位認定が想定より少なくなる場合がある編入後に認定される単位が少ないと、卒業までに想定より時間がかかることがあります。学部・学科ごとの進級要件が厳しく定められている場合は特に注意が必要です。
  • 学費が一時的に重複することがある:もともと在籍していた学校の学費と、編入後の学費が重なる時期が生じる可能性があります。奨学金や家計の状況を事前に確認しておきましょう。
  • 人間関係を一度リセットすることになる:今の大学・学部で築いた人間関係を離れることになるため、新しい環境に慣れるまで孤立感を覚える人もいます。

これらのメリット・デメリットは、志望学部や現在の状況によって重みづけが変わります。「なぜ編入したいのか」を言語化できているかどうかは、出願書類や面接での説得力にも直結するため、単に「今の大学が合わないから」ではなく、法政大学のどの学部で何を学びたいのかを具体的に整理しておくことが、対策の質を高める第一歩になります。

合格までの学習計画と試験当日の流れ

編入試験は一般入試と異なり、受験する母数自体が限られているため、対策の有無で結果に差がつきやすい試験だといわれます。出願資格の確認、英語外部試験の受験・スコア提出、志望理由書や学修計画書の準備(該当学部のみ)、論文対策など、やるべきことは多岐にわたるため、出願期間(2026年9月21日〜10月2日)から逆算して準備を進めることが重要です。

英語外部試験のスコアが必要な学部を志望する場合は、試験の実施回数や結果の到着までの日数を考慮し、余裕を持って受験計画を立てる必要があります。出願直前に慌てて受験しても、スコア証明書の発行が出願期間に間に合わない恐れがあるためです。論文対策としては、志望学部が過去に出題した分野(人文・社会・専門分野など)の傾向を把握したうえで、時間を計って書く練習を重ね、可能であれば添削を受けて論理構成や表現を磨いていく進め方が基本になります。

準備の優先順位としては、まず①出願資格を満たしているかの確認、②英語外部試験の受験・スコア提出(該当学部のみ)、③論文・専門科目対策、④志望理由書や学修計画書などの書類作成(該当学部のみ)、⑤面接対策、という順番で着手すると抜け漏れが起きにくくなります。英語外部試験は結果が出るまでに数週間かかることが多く、出願期間の直前に受験を計画すると間に合わないリスクが高いため、遅くとも出願期間の2〜3か月前には最初の受験を済ませておくことが望ましいでしょう。論文対策は独学でも進められますが、自分の書いた論文の弱点は自分では気づきにくいため、大学の先生や予備校、オンライン添削サービスなど第三者からのフィードバックを定期的に受ける仕組みを作っておくと、限られた準備期間の中でも改善のスピードが上がります。

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試験当日は、法・文・経営・国際文化・キャリアデザインの各学部が市ヶ谷キャンパス、社会・現代福祉・スポーツ健康学部が多摩キャンパス、理工・生命科学部が小金井キャンパスで実施され、グローバル教養学部はオンラインで実施されます。入室時間は9時15分まで(現代福祉学部のみ9時45分まで)と定められており、法学部は論文(9:30〜10:30)と英語(11:00〜12:00)の2時限、文・経営・国際文化・キャリアデザイン・社会・スポーツ健康・生命科学部は論文(9:30〜10:30)の後に当日指示で面接、現代福祉学部は論文(10:00〜11:00)の後に面接という時間割が組まれています。

面接は、多くの学部で筆記試験(第一次)合格者のみを対象に、当日中に実施される流れです。服装については、大学側から「軽装や華美でないものであればよく、スーツを着用する必要はない」との案内がされています。会場を間違えると受験できないため、受験票で試験会場を必ず事前に確認しておきましょう。

遅刻については、第1時限開始後20分までは入室が認められていますが、それ以降は原則として受験できません。試験当日は首都圏の主要な公共交通機関に乱れが生じることもあるため、時間に余裕を持って早めに試験会場へ向かうことが推奨されています。当日の昼食は各自で用意する必要があり、学内の食堂は休業となる点も覚えておくとよいでしょう。面接の終了時刻は当日まで確定しないため、交通機関の予約なども含めて、試験当日は他の予定を入れずに空けておくのが安全です。

合格後の手続き・単位認定とキャンパスライフ

合格発表は、出願時に登録したマイページ上で確認する方式です。大学構内での掲示による発表は行われず、合否に関する電話での問い合わせにも大学は応じません。合格者には登録住所宛てに合格通知書と入学手続書類が送付されます。

編入学の入学手続期間は2026年11月17日(火)から11月26日(木)までで、期間内に入学金・学費を納入する必要があります。他大学との併願などの事情で手続きを延期したい場合は、入学申込金(入学金と同額)を期間内に納入することで、2027年2月末までの延期が可能です。期間内に手続きをしない場合、理由を問わず入学の許可が取り消されるため注意してください。

編入学後の単位認定は学部・学科ごとに個別に審査され、前籍校で修得した単位がどこまで認定されるかによって卒業までに必要な期間が変わります。経営学部や社会学部のように、各年次の進級要件が細かく規定されている学部では、認定単位数が少ないと1年間で次の学年に進級できない可能性がある点も公式に案内されています。編入学後の海外留学プログラム(スタディ・アブロード等)についても、学部・年次によって応募可否の条件が異なるため、入学後に早めに確認しておくと安心です。

キャンパスライフの面では、編入生は既存の在学生と同じ授業・ゼミ・サークル活動に参加することになります。人間関係を新しく築く必要はありますが、大規模総合大学である法政大学には多様な学生が集まっているため、積極的に動くことで学内外のネットワークを広げやすい環境でもあります。

入学後しばらくは、前籍校とのカリキュラムの違いに戸惑う編入生も少なくありません。特に、必修科目の履修順序や語学科目の指定が前籍校と異なる場合、履修計画を誤ると卒業時期がずれてしまうことがあります。入学後のオリエンテーションやガイダンスの機会を活用し、教務窓口やゼミの担当教員に早めに相談しながら、無理のない履修計画を立てていくことが、編入後をスムーズに過ごすための鍵になります。

よくある質問(FAQ)

Q. 法政大学の編入試験はいつ出願・いつ実施されますか?

2027年度(2026年秋出願)は、出願期間が2026年9月21日(月)〜10月2日(金)、試験日が2026年11月8日(日)、合格発表が2026年11月17日(火)10:00です。年度によって日程は変わるため、出願を検討し始めたら公式要項で最新の日程を確認してください。

Q. 法政大学の編入試験の倍率はどのくらいですか?

法政大学は「試験制度別、学科別の内訳は公表していません」と要項に明記しており、公式には倍率(競争率)を公表していません。インターネット上で語られる「◯倍」という数値は、公式データではなく推測や体験談に基づくものである点に注意してください。募集人員自体が学部によって若干名〜二十名程度と少ないため、対策の質と量の両方が重要になります。

Q. 法政大学編入は難しいですか?

一般入試と比べて募集人員が少なく、出願資格や試験科目が学部ごとに細かく規定されているため、「対策をしているかどうか」で結果に差がつきやすい試験だといえます。特に英語外部試験のスコア提出が必要な学部では、早期からの試験対策・受験計画が合否を左右します。

Q. 法政大学に2年次で編入することはできますか?

できます。法・文・経営・キャリアデザイン・グローバル教養・社会・現代福祉・スポーツ健康・理工・生命科学部が2年次編入を実施しています(国際文化学部は3年次のみ)。学部によっては2年次と3年次の両方で募集する場合もあるため、志望学部の募集年次を要項の一覧で確認しましょう。

Q. 法政大学の編入試験にTOEICは使えますか?

学部によって異なります。多くの学部で英語外部試験のスコア提出による判定が採用されており、TOEIC・TOEFL iBT・IELTS・実用英語技能検定・TEAP・GTEC・ケンブリッジ英語検定などのうち、学部が指定する試験と基準点を満たす必要があります。学部によって使える試験の種類や必要スコアが異なるため、志望学部の最新の出願基準表を必ず確認してください。

Q. 法政大学の編入試験の過去問は入手できますか?

学部によって対応が異なります。公式サイトや大学生協を通じて入手できる学部もありますが、公開範囲は限定的です。入手できない場合は、要項に記載された試験科目の構成(論文のテーマ分野など)から出題傾向を予測し、類似分野の論述練習を重ねる形で対策するのが現実的です。過去問が非公開の学部・学科を志望する場合は、公式要項の「試験科目」欄に記載された出題分野の記述を丁寧に読み込み、そこから逆算して対策範囲を決めていく方法が有効です。

Q. 編入前の大学の単位はどのくらい認定されますか?

単位認定は学部・学科ごとに個別審査されるため、一律の基準はありません。前籍校での修得科目の内容によって認定される単位数は変わり、認定単位が少ない場合は卒業までに想定より時間がかかることもあります。入学前に、志望学部の教務担当へ相談できる場合は早めに確認しておくと安心です。

Q. 法政大学の編入試験に面接はありますか?また社会人でも受験できますか?

面接の有無は学部によって異なります。法学部・国際文化学部の一部・理工学部経営システム工学科などは面接を実施しない一方、文学部英文学科や社会学部・現代福祉学部・スポーツ健康学部・キャリアデザイン学部・経営学部・生命科学部の多くは、筆記試験合格者を対象に面接を実施します。志望学部の試験科目の欄で面接の有無を必ず確認してください。また、社会人については、人間環境学部が実施する「社会人リフレッシュ・ステージ・プログラム(RSP)入試」であれば、社会人を主な対象とした2・3年次編入学の制度が用意されています。一般編入学試験にも年齢制限はありませんが、出願資格は大学在学・卒業歴や単位修得状況を基準に定められているため、社会人の方は自分の学歴・単位状況が出願資格を満たすかを個別に確認しておく必要があります。

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まとめ|法政大学の編入試験を突破するために

ここまで解説してきた内容を振り返ります。

  • 法政大学の編入関連制度は「一般編入学試験」「社会人編入学試験(RSP)」「転籍・転部・転科試験」「継続学士入学試験」の4種類があり、通常「編入試験」と呼ばれるのは一般編入学試験を指す
  • 2027年度は法・文・経営・国際文化・人間環境・キャリアデザイン・グローバル教養・社会・現代福祉・スポーツ健康・理工・生命科の12学部で募集があり、生命科学部は2026年度の休止を経て2年次募集を再開した
  • 受験資格は学年別の共通要件に加え、学部ごとの追加要件があり、国際文化学部のみ独自基準が定められている
  • 2027年度の出願期間は2026年9月21日〜10月2日、試験日は2026年11月8日、合格発表は2026年11月17日
  • 試験科目は論文中心で、英語は多くの学部で外部試験のスコア提出による判定が採用されている
  • 倍率は公式には非公表であり、募集人員の少なさから、対策の質と量の両方がそのまま結果に直結しやすい試験だといえる
  • 合格後の単位認定・進級要件は学部ごとに個別審査されるため、入学前の確認が重要になる
  • 募集の有無・人員・出願資格は年度によって変わるため、出願前に必ず最新の公式要項を確認する

法政大学の編入試験は、募集学部・出願資格・試験科目のいずれも学部ごとに細かく異なり、公式要項を正確に読み解くだけでも相応の時間がかかります。志望学部が固まったら、関東の有名私立大学で3年次編入できる大学一覧もあわせて確認し、併願先を含めた出願戦略を早めに固めておくと安心です。独学での情報収集や論文・面接対策に不安がある場合は、大学編入コースのように編入試験に特化した専門の指導を活用するのも一つの方法です。最新の募集要項は年度ごとに内容が変わるため、出願の際は必ず法政大学入試情報サイトの公式最新版でご確認ください。

本記事で紹介した内容は、あくまで2027年度(2026年秋出願分)の公式要項に基づく整理です。募集学部・募集人員・出願資格・試験科目は年度によって変更される可能性があるため、実際に出願する年度の要項を必ず自分の目で確認したうえで、計画的に準備を進めていきましょう。

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この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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