【大学編入】米子高専とは！？高専の特色、大学編入の状況

大学編入2023.03.13

1 はじめに
2 所在地
3 偏差値
4 教育理念・学科
5 生徒数
6 ロボコン
7 大学編入状況
8 おわりに

はじめに

大学編入コース・高専プログラム編集部です。

今回の記事では、米子工業高等専門学校、通称、米子高専の特色や大学編入の状況などについてまとめました。

所在地

米子高専は、鳥取県米子市にあります。

偏差値

偏差値は

鳥取県の高校 78校中 12位です。

北海道で偏差値が近い高校は、下記の通りです。

倉吉東高校(偏差値59)、鳥取東高校(偏差値59)、米子北高校(偏差値42〜59)、米子西高校(偏差値56)

教育理念・学科

米子高専は、1964年(昭和39年)設立以来、これまでに多くの優秀な技術者・研究者を育て産業界や国・地方自治体、教育機関などへ送り出してきました。

米子高専は「地域社会との連携と実践的な技術教育を重視し、豊かな感性と国際性を持ち、高度な専門知識を基盤に異分野の知識・技術を融合して、新たな社会的価値を創出することができる技術者を養成する」を校訓として掲げています。

米子高専本科には、総合工学科の下、以下の5つのコースが設置されています。

コース	内容
機械システム	機械システムコースは、機構、構造、材料などの運動や力学に関する知識・技術をベースに、電気電子工学、情報処理、コンピュータ及び人間工学や福祉工学の要素を取り入れ、ヒューマン・フレンドリーな機械システムを設計・開発できる実践的かつ創造的な技術者の養成を目標としています。続きを読む
電気電子	電気電子コースでは「AI・プログラミング・情報・通信」「新エネルギー・省エネルギー技術」から「発変電・送配電技術」まで非常に幅広い分野を勉強できます。続きを読む
情報システム	情報システムコースは、情報分野の教育を推進して高度情報化社会を支える技術者を育成することを目的とし、電子制御工学科を発展的に再編したコースです。続きを読む
化学・バイオ	続きを読む
建築デザイン	続きを読む

生徒数

入学定員数は、１学年200名、総定員1000名で、令和4年には、5学年で996名の学生が在籍しています。

本科に在籍する女子学生の割合は全体の1/3です。

マレーシア、インドネシア、モンゴルなど海外からの留学生も10名在籍しています。

ロボコン

過去5年間の米子高専のロボコンにおける成績は、以下の通りです。

年度	全国大会	中国地区大会
2022		Aチーム(妖怪紙飛行鬼) 特別賞 (セメダイン株式会社) Bチーム(アボリガミ) 特別賞(ローム株式会社)
2021		Aチーム(マスターへの道) 特別賞(株式会社安川電機)
2020		Aチーム(兎亀兎亀ロボアスロン) 特別賞 (マブチモーター株式会社) Bチーム(Tap it u) デザイン賞 Cチーム(ロボコンサート) 最優秀賞
2019		Bチームアイデア賞、特別賞 (ローム株式会社)
2018		Aチーム(鳥取デザートカフェ) 特別賞 (田中貴金属グループ)

大学編入状況

過去３年間では、米子高専専攻科への進学者が最も多く(2020年35名、2021年22名、2022年23名)、次に豊橋技術科学大学(2020年6名、2021年5名、2022年3名)と岡山大学(2020年4名、2021年4名、2022年4名)、九州大学(2020年2名、2021年4名、2022年3名)と続きます。

またそのほかには、過去5年間で、東京大学(2020年1名)、大阪大学(2018年1名、2020年2名)、名古屋大学(2019年1名)、東北大学(2018年1名、2019年1名、2020年1名、2022年1名)東京工業大学(2018年1名、、2020年1名)、神戸大学(2018年1名、2019年1名、2020年1名)などの難関大学への編入者も数名います。

米子高専の大学編入実績は平均的なものと言えるでしょう。