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京都産業大学経営学部の編入試験対策を徹底解説|経営学・英語・募集要項

京都産業大学経営学部の編入学試験は、正式には「編・転入試」と呼ばれる3年次への特別入学試験で、他の大学・短期大学・高等専門学校などで一定の課程を修了(見込みを含む)した方を対象に、外国語(英語)・専門基礎の筆記試験と面接によって選抜が行われる制度です。募集対象はマネジメント学科の単一学科で、2027年度(2026年秋実施)の入学試験要項では、募集人員15名、出願期間2026年9月26日10:00から10月2日23:00まで、試験日2026年10月17日(土)と案内されています。本記事は、京都産業大学が公式に公開している2027年度入学試験要項(編・転入試)、2026年度編・転入試過去問題集、経営学部公式サイトの内容だけを根拠に、募集人員・出願資格・試験科目・日程・倍率の考え方、英語と専門基礎の対策、面接や志望理由書の準備、過去問から読み取れる出題傾向までを整理します。数値や日程は年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず最新の公式募集要項をご確認ください。
京都産業大学の編・転入試は、経済学部・法学部など複数学部が同じ日程・同じ試験形式で実施する共通の入試制度の一部で、経営学部だけを掘り下げて解説した情報は多くありません。本記事では、他学部の記事とテンプレートを使い回すのではなく、経営学部マネジメント学科に固有の情報に絞って解説します。具体的には、募集人員15名という枠の実態、専門基礎で「経営学の基礎知識を問う問題」が出題される点、直近公開されている2026年度過去問題集の内容(英語の全文和訳2題、専門基礎の論述・用語説明)、2026年度入試結果統計といった一次情報を軸に構成しています。
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京都産業大学経営学部の編入(学部編入)の概要
京都産業大学は、京都市北区上賀茂本山にキャンパスを置く私立大学です。経済学部、経営学部、法学部、現代社会学部、国際関係学部、外国語学部、文化学部、理学部、情報理工学部、生命科学部の各学部を擁し、編・転入試の対象になっているのは経済学部・経営学部・法学部・現代社会学部・文化学部・理学部・情報理工学部です。経営学部はマネジメント学科の単一学科で構成されており、経済学部や法学部のように学科・専攻が複数に分かれていない点が、出願先を検討するうえでのシンプルさにつながっています。
マネジメント学科が掲げる「統合的なマネジメント能力」
経営学部の教育研究上の目的は、公式サイトで「高い専門性と、諸領域を横断する知識や能力、視点、あるいは経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を結びつけ、イノベーションを通じて組織の発展・変革と社会の進化を促進する『統合的なマネジメント能力』を持った人材」の育成と説明されています。単に会計やマーケティングの知識を個別に学ぶのではなく、複数の専門領域を横断的に結びつける力を重視している点が、学部紹介からうかがえる特徴です。アドミッション・ポリシーでは、入学者に求める素養として、①入学までの学習を通して学部が定める学力を有していること、②学部の学問分野や組織運営全般に必要とされるコミュニケーション能力・論理的思考・国際感覚・実務処理の知識及び専門知識等の素養を有していること、③社会の変化と様々な組織内外の諸問題について強い関心を有していること、の3点が明記されています。編入学試験の面接や志望理由書の準備では、この3点、特に②と③を自分の言葉で語れる状態にしておくことが有効です。
18のコースモデルと2年次から始まるゼミナール
マネジメント学科のカリキュラムは、幅広い教養を養う共通教育科目と、専門的・学際的な学びを実現する専門教育科目で構成され、1年次は基盤科目・導入科目で基礎リテラシーを固め、2年次は専門基礎科目で各領域の基礎知識を習得し、3・4年次は専門応用科目で実践的能力を発展させるという段階的な設計になっています。公式サイトでは、目指すキャリアに応じて選べる18のコースモデルが用意されていることが紹介されており、「なりたい」志向(起業・事業承継、サステナブル社会、公務員、会計人、グローバル活躍、スポーツ関連)、「知りたい」志向(多様な働き方、流通・サービス業、製造業、金融業、情報通信、広告業)、「身につけたい」志向(組織戦略、リーダーシップ、クリエイティブ力、データ分析、マーケティング、会計経営分析)の3つの方向性に、それぞれ6コースずつ分類されています。ゼミナールは一般的な3年次からではなく2年次春学期から開講され、約30のゼミから選び3年間継続して専門性を深める仕組みです。編入生の場合は3年次からの編入となるため、ゼミの選択や研究テーマの深め方について、出願前に自分の関心と照らし合わせておくと入学後の学びをイメージしやすくなります。会計資格の取得支援として、段階的なカリキュラム、専用の学修スペース、学内受験の機会、奨励金制度が用意されていることも公式サイトで確認できます。「なりたい」志向に含まれる会計人コースを選ぶ学生にとっては、これらの支援を活用しながら会計関連の資格に段階的に取り組んでいく学び方が想定されます。専門基礎の過去問で財務諸表(キャッシュ・フロー計算書)が出題されている点を踏まえても、会計分野の基礎知識は入試対策と入学後の学びの両方に直結する領域といえます。
編・転入試という制度のなかでの経営学部の位置づけ
京都産業大学の編・転入試は、他の教育機関で課程を修了した(修了見込み・在学中を含む)方で、さらに本学で学びを継続する意欲のある方を対象とした特別入試です。2027年度の要項では、経済学部・経営学部・法学部が3年次への編・転入学、現代社会学部・情報理工学部の一部が2年次への編・転入学として募集され、外国語学部・文化学部・理学部・情報理工学部は出願前の出願資格確認または審査が必要とされています。経営学部はこの出願資格確認・審査の対象には含まれていません。試験日・試験科目の枠組みは経済学部・法学部と共通しており、外国語(英語)・専門基礎・面接という3本立てで実施される点も同じです。学部ごとの違いは、専門基礎の出題内容(経営学部は経営学の基礎知識を問う問題)と、募集人員・卒業要件単位の認定内容にあります。この記事では、この3学部共通の枠組みのなかで、経営学部マネジメント学科固有の条件だけを取り出して整理していきます。
編・転入試を実施する7学部の一覧
2027年度の編・転入試は、経営学部を含めて次の7学部で実施されます。学部によって募集年次・募集人員・出願資格確認の要否が異なるため、経営学部の位置づけを理解するために全体像を一覧にまとめました。
| 学部 | 募集年次 | 募集人員の目安 | 出願前の資格確認・審査 |
|---|---|---|---|
| 経済学部(経済学科) | 3年次 | 15名 | 不要 |
| 経営学部(マネジメント学科) | 3年次 | 15名 | 不要 |
| 法学部(法律学科/法政策学科) | 3年次 | 10名/5名 | 不要 |
| 現代社会学部(現代社会学科/健康スポーツ社会学科) | 2年次 | 各学科とも若干名 | 不要 |
| 外国語学部(英語学科ほか) | 3年次 | 全学科(専攻)とも若干名 | 必要(出願資格確認期間内に系列照合) |
| 文化学部(京都文化学科/国際文化学科) | 3年次 | 若干名 | 必要(出願資格確認期間内に系列照合) |
| 理学部(数理科学科/物理科学科) | 3年次 | 若干名 | 必要(出願資格審査期間内に系列照合) |
| 情報理工学部(情報理工学科) | 2年次・3年次 | 若干名 | 必要(出願資格審査期間内に系列照合) |
この一覧からも分かるとおり、経済学部・経営学部・法学部・現代社会学部は事前の資格確認手続きがなく、出願期間になれば通常の手続きで出願できる4学部です。一方、外国語学部・文化学部・理学部・情報理工学部は、出身校での履修内容と本学の開講科目を照合する事前確認が必須で、確認期間(2026年7月27日~8月24日)を逃すと出願自体ができません。経営学部を第一志望としつつ、これらの学部への出願も視野に入れている場合は、確認期間のスケジュールを取り違えないよう注意してください。
募集人員・出願資格
2026年秋に選考を実施し2027年4月に入学する経営学部マネジメント学科の編・転入試について、公式要項で確認できる基本情報は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入試区分 | 編・転入試(3年次への編・転入学) |
| 募集学部・学科 | 経営学部マネジメント学科 |
| 募集人員 | 15名 |
| 出願資格確認・審査 | 経営学部は対象外(外国語学部・文化学部・理学部・情報理工学部のみ実施) |
| 出願受付期間 | 2026年9月26日(土)10:00~10月2日(金)23:00(締切日消印有効、海外からは締切日必着) |
| 入学検定料 | 35,000円(納入後は返還なし) |
| 出願方法 | インターネット出願(UCARO登録必須)+出願書類の郵送 |
| 試験会場 | 京都産業大学(京都市北区上賀茂本山) |
募集人員15名という数字は、経済学部経済学科と同じ水準で、法学部法律学科の10名、法政策学科の5名よりも多く設定されています。ただし後述する2026年度の入試結果統計を見る限り、志願者数自体はこの募集人員を大きく下回る規模で推移しており、募集人員の大きさがそのまま出願のしやすさを意味するわけではありません。
出願資格の5類型
⑴から⑸のいずれかに該当する方が出願資格を満たします。経営学部を含む3年次への編・転入学の出願資格は、次のとおりです。
| 区分 | 対象者 |
|---|---|
| ⑴ | 日本の大学に2年以上在学し62単位以上修得した方、または2027年3月修得見込みの方(本学の学籍を有している方は除く) |
| ⑵ | 日本の短期大学を卒業した方、または2027年3月卒業見込みの方 |
| ⑶ | 日本の高等専門学校を卒業した方、または2027年3月卒業見込みの方 |
| ⑷ | 文部科学大臣の定める基準を満たす専修学校の専門課程を修了した方、または2027年3月修了見込みの方(学校教育法第90条第1項に規定する大学入学資格を有する方に限る) |
| ⑸ | 文部科学大臣の定める基準を満たす高等学校等の専攻科の課程を修了した方、または2027年3月修了見込みの方(学校教育法第90条第1項に規定する大学入学資格を有する方に限る) |
四年制大学の在学者だけでなく短大・高専・専修学校出身者も対象に含まれている点は、経営学部の編・転入試の間口の広さを示しています。⑷・⑸に該当する専修学校の専門課程・高等学校等専攻科の出願資格は「修業年限が2年以上で、かつ課程の修了に必要な総授業時数が1,700時間以上または62単位以上」という基準で判定されるため、自分の在籍(または卒業)課程がこの基準を満たすか不明な場合は、在籍・修了先の学校に確認してから出願準備を進めることが推奨されています。
経営学部は出願資格確認・審査の対象外
外国語学部・文化学部・理学部・情報理工学部は、出願前に出願資格確認期間(2026年7月27日~8月24日)内に各学部事務室へ問い合わせて系列(分野)照合を受ける必要がありますが、経済学部・経営学部・法学部にはこの事前確認の手続きがありません。出願資格の⑴から⑸に該当していれば、出願期間内に通常の手続きで出願できます。この違いは、経営学部が特定の系列・分野からの出身者に限定せず、幅広い出身校からの出願を想定していることの表れと考えられます。マネジメント学科の出願資格そのものに該当するかどうかの判断に迷う場合は、5号館(経済・経営学部棟)1階の経営学部事務室(TEL.075-705-1454、受付時間は平日8:50~16:45)へ早めに問い合わせておくと安心です。
出願書類と提出物
マネジメント学科への出願にあたって提出が必要な書類は3点です。まず①写真(出願前3か月以内に撮影したカラー写真をデータでアップロード)。次に②成績証明書および卒業(見込)証明書で、出身学校長が作成し厳封したものが原則ですが、大学在学者で卒業見込証明書が発行されない場合は在学期間証明書を、62単位以上修得の証明ができない場合は単位修得見込証明書または履修証明書を代わりに用意します。そして③志望理由書は本学所定様式・自筆で1,000字程度です。専修学校の専門課程または高等学校等の専攻科の課程修了(見込)者は、これに加えて④出願資格証明書(本学所定様式、出身学校長が作成)も必要になります。健康診断書は提出不要で、入学後に全員が健康診断を受ける扱いです。出願段階で用意する必要はありません。出願書類に虚偽の記載があった場合は受験資格を失効とすると明記されているため、証明書類は正確な内容で早めに出身校へ依頼しておくことをおすすめします。
試験科目と配点
経営学部マネジメント学科の2027年度編・転入試(3年次への編・転入学)は、外国語(英語)・専門基礎の筆記試験2科目と面接で構成されます。試験時間・配点は次のとおりです。
| 時間 | 科目 | 配点 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 9:30~10:50(80分) | 外国語(英語) | 100点 | – |
| 11:20~12:40(80分) | 専門基礎 | 100点 | 経営学の基礎知識を問う問題 |
| 14:00~ | 面接 | – | 出願書類・筆記試験の内容を踏まえた個別面接 |
判定方法は「出願書類、筆記試験および面接により合否を判定します」と要項に明記されており、筆記試験の得点だけで機械的に合否が決まる仕組みではないことが分かります。外国語(英語)と専門基礎はいずれも100点で、科目間の配点比率に差はありません。両科目とも80分という試験時間が設定されており、後述する過去問の分量から見ても、時間内に解答をまとめ切る処理速度が求められる設計です。
外国語(英語)100点・80分の位置づけ
募集要項上、経営学部の編・転入試における英語外部試験(TOEIC・TOEFL・IELTS等)の提出条件や出願資格としての活用は明記されていません。英語は当日の筆記試験のみで評価される科目です。出願書類にTOEICスコア等を提出する欄も設けられていないため、英語対策は外部試験のスコアメイクではなく、試験当日の筆記試験そのものに照準を合わせて進める必要があります。後述する2026年度過去問題集を見る限り、出題形式は選択式や空所補充ではなく、英文の全文和訳を求める記述式です。
専門基礎「経営学の基礎知識を問う問題」の中身
専門基礎の内容は、要項上「経営学の基礎知識を問う問題」とのみ記載されており、出題範囲を科目名や単元名まで細かく規定した文言はありません。法学部の専門基礎が「法学に関する基礎的な問題」、経済学部が「経済学(ミクロ・マクロ理論)の初歩的な問題」および「経済の時事問題に関する小論文」と案内されているのに対し、経営学部は経営学全般の基礎知識を問う出題という、やや幅の広い書きぶりになっています。後述する2026年度過去問題集では、時事的なテーマに関する論述問題と、経営学の基本用語を説明させる問題という2つの形式が確認できるため、この2形式を軸に対策範囲を組み立てるのが実践的です。
面接と総合判定の仕組み
面接は14:00から実施され、募集要項上、口述試験という別枠は設けられていません。合否は出願書類・筆記試験・面接の3つを総合して判定される仕組みのため、筆記試験の得点が高くても面接の準備を怠ってよいわけではありません。志望理由書の記載内容と面接での受け答えに一貫性を持たせることが、総合判定を意識した準備の基本になります。試験当日の集合時間や具体的な試験室は、UCAROで公開される受験票に記載される案内に従う形です。
日程・スケジュール
2027年度経営学部編・転入試の主要な日程は次のとおりです。年度によって日付が変わるため、出願前には必ず最新の要項で確認してください。
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 出願受付期間 | 2026年9月26日(土)10:00~10月2日(金)23:00 |
| 受験票・受験番号のUCARO公開 | 2026年10月9日(金)12:00~ |
| 試験日 | 2026年10月17日(土) |
| 合格発表 | 2026年11月1日(日)10:00(UCAROで照会) |
| 入学手続(第1次) | 2026年11月1日(日)~11月10日(火) |
| 入学手続(第2次) | 2026年11月1日(日)~2027年2月18日(木) |
出願受付期間は10月2日23:00までとタイトに設定されているため、成績証明書や卒業見込証明書といった出身校発行の書類を早めに準備しておくことが重要です。出願は締切日消印有効(海外からは締切日必着)ですが、これはあくまで出願書類の郵送に関する条件であり、インターネット出願サイトでの登録・写真アップロード・受験料納入は出願期間内に完了させる必要があります。
出願の3ステップとUCARO登録
京都産業大学のインターネット出願には、受験ポータルサイト「UCARO(ウカロ)」への登録が必須です。出願完了となるのは、①インターネット出願サイトでの出願内容の入力および写真データのアップロード、②受験料(入学検定料)の納入、③出願書類の郵送、という3つすべてを出願期間内に済ませた場合に限られます。出願サイトの受付は10月2日23:00と同時に自動的に締め切られ、写真の差し替えや入力内容の修正を含め、それ以降の変更・追加は一切できません。出願書類の郵送は簡易書留・速達で行い、宛名ラベルはインターネット出願サイトから印刷できるほか、印刷できない場合は封筒に必要事項を手書きする方法も案内されています。
受験票と当日の持ち物
受験票・受験番号は2026年10月9日(金)12:00からUCAROで公開されます。受験生本人がA4サイズ(縦向き)で印刷して試験当日に持参する仕組みで、自宅への郵送物として受験票が届くことはありません。スマートフォンの画面表示では受験できないため、自宅にプリンタがない場合はコンビニエンスストア等での印刷を事前に済ませておく必要があります。試験室に持ち込めるのはHBの黒鉛筆(シャープペンシル可)、消しゴム、鉛筆削り、試験の妨げにならない時計程度で、携帯電話・スマートフォン・電子辞書などは入室前に電源を切ってかばんにしまうことが求められます。
合格発表・入学手続の2段階
合格発表は2026年11月1日(日)10:00からUCAROでの照会となり、電話・メール・郵便での合否問い合わせには応じない扱いです。合格通知書は紙媒体で郵送されることはなく、合否照会画面に表示された通知書データを受験生自身が印刷して保管する運用です。編・転入試では出身校への合否結果の通知も行われません。入学手続は第1次手続(入学申込金の納入等、11月1日~11月10日)と第2次手続(学費などの納入、11月1日~2027年2月18日)の2段階に分かれており、期日を過ぎた手続きはいかなる理由があっても認められないため、合格後のスケジュール管理も出願前から意識しておく必要があります。
不測の事態が発生した場合の日程変更
募集要項には、地震・大雪・洪水などの自然災害や、その他大学の責によらない事情で入学試験を所定日程どおりに実施できないと大学が判断した場合の対応措置が明記されています。試験日が繰り下げられる場合、当初の2026年10月17日(土)は10月24日(土)に変更され、合格発表日(2026年11月1日)は変更されない予定と案内されています。繰り下げが決定した場合は、入試情報サイトおよびUCAROメッセージで告知される仕組みで、個別の電話連絡は行われません。試験直前は入試情報サイトを定期的に確認しておくと、不測の事態にも落ち着いて対応できます。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
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(費用は一切かかりません)
倍率・難易度
京都産業大学は、編・転入試の直近の入試結果統計を入学試験要項のなかで公表しています。2026年度(2026年4月入学者を対象とした前年度の編・転入試)の結果は次のとおりです。
| 学部・学科 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
|---|---|---|---|
| 経営学部マネジメント学科 | 4名 | 3名 | 2名 |
| (参考)経済学部経済学科 | 2名 | 2名 | 0名 |
| (参考)法学部法律学科 | 1名 | 1名 | 0名 |
| (参考)編・転入試全学部合計 | 17名 | 16名 | 6名 |
経営学部マネジメント学科は志願者4名に対し合格者2名という結果で、受験者数ベースで見ると3名中2名が合格した計算になります。同じ表に記載された経済学部経済学科・法学部法律学科がいずれも合格者0名だったことと比べると、2026年度に限れば経営学部の合格率は相対的に高めでした。ただし母数がいずれも一桁台と小さく、年度によって志願者数・合格者数が大きく変動しうる規模であることには注意が必要です。単年度の数字だけを根拠に「入りやすい・入りにくい」と断定することは避け、出願前には最新の入学試験要項に掲載される最新年度の統計を確認してください。
倍率をどう読むか
編・転入試は募集人員15名に対し、2026年度実績では経営学部の志願者が4名にとどまっており、募集人員の枠と実際の志願者数には大きな開きがあります。これは京都産業大学の編・転入試に限った傾向ではなく、多くの私立大学の学部編入試験に共通する特徴で、出願資格を満たす層自体が限られること、出願期間がインターネット出願とはいえ書類準備に手間がかかること、筆記試験の対策範囲が広く準備に時間を要することなどが背景として考えられます。志願者数が少ないからといって対策を簡略化してよいわけではなく、専門基礎の出題は経営学の基礎知識全般を問う設計であるため、範囲を絞らず基礎を固める姿勢が求められます。
全学部でみる2026年度編・転入試の規模感
経営学部の数字を他学部と比較すると、編・転入試全体の規模感がより具体的につかめます。2026年度に受験者があった学部・学科(専攻)の統計は次のとおりです。
| 学部・学科(専攻) | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
|---|---|---|---|
| 経済学部 経済学科 | 2名 | 2名 | 0名 |
| 経営学部 マネジメント学科 | 4名 | 3名 | 2名 |
| 法学部 法律学科 | 1名 | 1名 | 0名 |
| 現代社会学部(2年次) 現代社会学科 | 3名 | 3名 | 1名 |
| 現代社会学部(2年次) 健康スポーツ社会学科 | 2名 | 2名 | 0名 |
| 外国語学部 アジア言語学科(中国語専攻) | 1名 | 1名 | 1名 |
| 文化学部 京都文化学科(京都文化コース) | 1名 | 1名 | 0名 |
| 文化学部 国際文化学科 | 2名 | 2名 | 1名 |
| 情報理工学部(3年次) 情報理工学科 | 1名 | 1名 | 1名 |
| 合計(記載のない学部・学科は志願なし) | 17名 | 16名 | 6名 |
2026年度は全学部を合わせても志願者17名という小規模な試験であったことが分かります。そのなかで経営学部は志願者数・受験者数がともに最多で、合格者数も2名と、記載された学部・学科のなかでは相対的に多い結果でした。とはいえ、いずれの学部も一桁台の志願者数であり、統計として傾向を語るにはサンプル数が少なすぎる点は共通しています。年度が変わればこの分布は大きく動く可能性があるため、最新年度の統計を都度確認する姿勢が欠かせません。
単位認定からみる難易度と卒業要件
合格後の単位認定も、難易度を考えるうえで押さえておきたい要素です。経営学部(卒業要件単位124単位)に編入した場合、専門教育科目30単位・共通教育科目32単位の合計62単位が包括認定され、残りの62単位(うち専門教育科目の選択必修・選択42単位を含む)を在学中に修得する必要があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 卒業要件単位 | 124単位 |
| 包括認定単位 | 専門教育科目30単位+共通教育科目32単位=62単位 |
| 編入後に必要な単位 | 62単位(専門教育科目の選択必修・選択42単位を含む) |
卒業要件の半分にあたる62単位が一括で認定されるため、標準的な修業年限どおり2年間(3・4年次)での卒業を目指しやすい設計です。ただし、これは出身校での学習内容が経営学部の教育課程と大きくかけ離れていないことを前提とした一律の認定であり、個別の単位の読み替えや卒業論文・演習科目の履修計画は、入学後に学部の指導のもとで具体的に組み立てていく必要があります。
学費(初年度納入額)の目安
経営学部(3年次編入学)の学費は、経済学部・法学部と共通の金額体系で入学金は入学年度のみ徴収されます。
| 項目 | 3年次春学期 | 3年次秋学期 | 3年次合計 | 4年次合計 |
|---|---|---|---|---|
| 入学金 | 230,000円 | – | 230,000円 | – |
| 授業料 | 398,500円 | 398,500円 | 797,000円 | 797,000円 |
| 教育充実費 | 157,500円 | 157,500円 | 315,000円 | 315,000円 |
| 教育後援費 | 4,000円 | 2,000円 | 6,000円 | 4,000円 |
| 学生健康保険互助会費 | 2,250円 | 1,250円 | 3,500円 | 2,500円 |
| 同窓会終身会費予納金 | 10,000円 | – | 10,000円 | 10,000円 |
| 合計 | 802,250円 | 559,250円 | 1,361,500円 | 1,128,500円 |
入学検定料35,000円に加え、合格後は3年次だけで1,361,500円の納入が必要になる計算です。法学部は別途法学会費が入学年度に7,000円必要である一方、経営学部にはこうした学部固有の追加費用は明記されていません。学費は年度によって改定される可能性があるため、出願前・入学手続前には最新の学費一覧で必ず確認してください。
科目別対策
経営学部の編・転入試で対策すべき科目は、外国語(英語)と専門基礎の2つです。ここでは、2026年度に実際に出題された過去問題集の内容をもとに、それぞれの対策の方向性を整理します。
英語対策|全文和訳形式への準備
2026年度の過去問題集で確認できる経営学部の英語(80分)は、大問2題とも「次の英文を全て和訳しなさい」という指示形式で、選択肢から選ぶ問題や空所補充問題は出題されていません。出典はいずれも朝日新聞系の英字コラム「Asia & Japan Watch」で、2025年5月掲載の抹茶(茶葉)価格高騰に関する記事、2025年7月掲載の日本企業における中高年従業員の雇用維持に関する記事という、時事的な経済・ビジネステーマの英文が使われていました。この出題傾向を踏まえると、対策の優先順位は次のように整理できます。
- 単語・熟語は経済・ビジネス系の時事英文で頻出する語彙(需要・供給、雇用、価格、調査、統計、企業動向など)を優先的に押さえる
- SVOC、関係詞、分詞構文、比較、時制、仮定法など、和訳の根拠になる文法事項を一文ごとに確認しながら精読する練習を重ねる
- 直訳でいったん構造を取ったうえで、不自然な日本語にならないよう語順や言い回しを整える二段階の訳出プロセスを身につける
- 80分で2つの長文を訳し切る分量を意識し、時間を計った演習で処理速度を確認する
和訳問題は減点方式で採点されることが多く、文法的な取り違えや訳抜けが失点につながりやすい形式です。普段の学習では、直訳→自然な日本語への調整→どの文法根拠でその訳を選んだかを自分で説明する、という順番で答案を作る習慣をつけておくと、本番でも根拠を持った訳出がしやすくなります。日本経済新聞や英字ニュースサイトで、経済・企業動向に関する英文に日常的に触れておくことも、出題テーマへの慣れという意味で有効です。
専門基礎対策|論述問題と用語説明問題の2形式
2026年度の専門基礎(80分)は、大問2題で構成されていました。1題目は、物価高の是非についての意見を800字以内で述べる論述問題で、指定された用語群(「デジタル化」「戦略」「消費者行動」「雇用」「購買」「為替」「環境変化」「コスト」「金融政策」「経営環境」「値上げ」「デフレ脱却」「節約志向」「マーケティング」)のなかから少なくとも3つを選び定義を説明しながら使用することが条件として課されていました。2題目は、経営学の基本用語について、それぞれ100字程度で説明させる問題で、「規模の経済」「暗黙知」「キャッシュ・フロー計算書」「SWOT分析」「ネットワーク外部性」の5語が出題されています。
この2形式から読み取れるのは、経営学の重要用語を暗記するだけでなく、時事的な経済ニュースと結びつけて自分の考えを論理的に組み立てる力が求められているという点です。専門基礎対策は、次の2本立てで進めるのが実践的です。
- 用語対策:経営学の基本テキストで扱われる用語(戦略論、組織論、マーケティング、会計・財務、経営情報など各分野の基礎用語)を、100字程度で説明できるレベルまで自分の言葉でまとめ直しておく
- 論述対策:物価・雇用・為替など経済ニュースで頻出するテーマについて、指定用語のような経営学の専門用語を使いながら800字程度で意見を述べる練習を重ね、定義の説明と自分の意見を混同しないよう答案の型を固定しておく
用語説明の対策では、教科書やテキストの索引にある用語を一つずつ拾い、定義・具体例・関連する用語をセットにしたノートを作る方法が効率的です。論述対策では、結論を先に述べたうえで、理由・根拠・具体例の順に展開する型を決めておき、時間を計って書く練習を繰り返すことで、80分という試験時間内に高い完成度で書き切る力を養えます。過去問は直近1年度分しか公開されていないため、同じ形式・同じテーマが翌年度も出題されるとは限りませんが、用語を定義しながら論じる出題スタイル自体は対策として押さえておく価値があります。
2026年度に実際に出題された経営学の基本用語5語について、一般的なテキストで説明されている定義の要点を整理すると次のとおりです。100字程度で説明する練習をする際の骨組みとして活用できます。
| 用語 | 定義の要点 |
|---|---|
| 規模の経済 | 生産量や事業規模が大きくなるほど、製品・サービス1単位あたりのコストが低下する効果 |
| 暗黙知 | マニュアルや数値で言語化しにくい、経験や勘に基づく知識・ノウハウ |
| キャッシュ・フロー計算書 | 一定期間の現金の増減を営業活動・投資活動・財務活動の3区分で示す財務諸表 |
| SWOT分析 | 強み・弱み・機会・脅威の4象限で自社と外部環境を整理する経営分析の手法 |
| ネットワーク外部性 | 利用者が増えるほど、その製品・サービス自体の価値や利便性が高まる効果 |
定義を丸暗記するだけでなく、具体例を自分で1つ添えられるかどうかが、100字程度の説明問題では差がつきやすいポイントです。たとえば規模の経済であれば大量生産による原価低減、ネットワーク外部性であればSNSやフリマアプリのように利用者数自体が価値になるサービスなど、身近な例と結びつけて覚えておくと、本番でも定義を言い換えながら説明しやすくなります。
出願日程から逆算した対策スケジュールの目安
出願開始が2026年9月26日、試験日が2026年10月17日という日程を踏まえると、対策は試験直前ではなく半年以上前から計画的に進めておくことが望まれます。時期ごとにやるべきことを整理すると、次のような流れになります。
| 時期の目安 | 取り組む内容 |
|---|---|
| 2026年1~3月頃 | 公式募集要項(前年度分)と直近の過去問題集を確認し、出願資格・試験科目・分量感を把握する |
| 2026年4~5月頃 | 経営学の基本テキストで用語の全体像をつかみ、時事英文の精読を習慣化する |
| 2026年6~7月頃 | 経営学用語を100字程度で説明するノート作りと、800字論述の型を固める練習を開始する |
| 2026年8月頃 | 証明書類の発行を出身校に依頼し、志望理由書の下書きを始める |
| 2026年9月(出願期間) | UCARO登録・出願内容入力・写真アップロード・受験料納入・出願書類の郵送を期限内に完了させる |
| 2026年10月(試験直前) | 時間を計った過去問演習と面接の想定問答を仕上げ、受験票を印刷して持ち物を最終確認する |
この時期区分はあくまで目安であり、在籍している学校の授業スケジュールや証明書発行にかかる日数によって前後します。証明書類は出身校での発行に時間がかかる場合があるため、出願期間の直前になって慌てないよう、遅くとも夏の間には依頼を済ませておくと安心です。
面接・志望理由書・過去問分析と出題予測
経営学部の編・転入試は、出願書類・筆記試験・面接の総合判定です。ここでは志望理由書の書き方、面接での想定質問、そして直近公開されている過去問の詳しい分析と、非公開年度に向けた出題予測を整理します。
志望理由書の書き方(所定様式・1,000字程度)
志望理由書は本学所定の様式を用いて自筆で作成し、分量の目安は1,000字程度です。記載すべき内容として、出願に至った動機、入学後に学びたい研究テーマ、活動実績、今後の発展性が挙げられています。単に「経営学に興味がある」という抽象的な動機で終わらせず、現在在籍(または卒業)している学校で学んだ内容と、経営学部マネジメント学科で学びたい内容を具体的に結びつけて書くことが重要です。前述した18のコースモデル(「なりたい」「知りたい」「身につけたい」の3方向・各6コース)や、2年次から始まるゼミナールの仕組みを踏まえ、自分がどのコースモデルに近い関心を持っているか、入学後にどのようなテーマでゼミ研究を深めたいかまで具体化しておくと、志望理由書と面接の一貫性を保ちやすくなります。
面接での想定質問
面接は14:00から実施され、出願書類や志望理由書の内容を踏まえた個別面接の形式です。募集要項に個別の質問例は示されていませんが、アドミッション・ポリシーが示す3つの素養を踏まえた質問が想定されます。具体的には学力、コミュニケーション能力・論理的思考・国際感覚・実務処理の知識及び専門知識等の素養、社会の変化と組織内外の諸問題への関心という3点を踏まえると、次のような観点からの質問が考えられます。
- なぜ京都産業大学経営学部マネジメント学科を志望するのか、他大学の経営・商学系学部ではなく本学部を選ぶ理由
- 現在の在籍(出身)校でどのような科目・分野を学び、どのような成果や活動実績があるか
- 編入後、どの分野(戦略・組織、マーケティング、会計・財務、データ分析など)を中心に学びたいか、その理由
- 専門基礎の論述問題で扱われるような経済・社会の動きについて、自分なりの関心や問題意識を持っているか
- 卒業後の進路や、経営学部での学びをどのように活かしたいか
想定質問は丸暗記した回答を読み上げるための台本ではありません。志望理由書に書いた内容と矛盾しないよう、自分の学習歴・活動実績・志望動機のつながりを整理しておき、面接官からの追加質問にもその軸に立ち返って答えられるようにしておくことが大切です。面接で経済・社会の動きへの関心を問われた場合は、専門基礎で扱われたような「物価高」「デジタル化」といったテーマに加え、規模の経済やSWOT分析といった経営学の基本概念を使って自分の考えを説明できると、筆記試験の学習内容と面接での受け答えが結び付いている印象を伝えやすくなります。
志望理由書と面接の一貫性を確認するチェックリスト
志望理由書を書き上げたあと、面接に向けて次の観点で内容を見直しておくと、書類と口頭説明のあいだにずれが生じにくくなります。
- 志望理由書に書いた「学びたい研究テーマ」を、面接で1分程度に要約して話せるか
- 「活動実績」は具体的なエピソードや数字を交えて説明できるか
- 「今後の発展性」で述べた将来像が、マネジメント学科のコースモデルやゼミの方向性と矛盾していないか
- 専門基礎で扱われる可能性のある時事的な経済ニュースについて、自分の意見を簡潔に述べられるか
書類選考がない編・転入試だからこそ、志望理由書と面接の内容を事前にすり合わせておく作業が、総合判定のなかで実質的な準備の中心になります。
過去問分析|2026年度に出題された内容
京都産業大学は、編・転入試の過去問題集を公式サイトで公開していますが、「昨年度の過去問題のみ公開しています」と明記されているとおり、直近1年度分(2026年度実施分)しか閲覧できません。2026年度に経営学部マネジメント学科(3年次)で出題された内容は次のとおりです。
| 科目 | 出題内容 |
|---|---|
| 英語[I] | 抹茶(茶葉)価格の高騰に関する英文の全文和訳(出典:朝日新聞Asia & Japan Watch、2025年5月10日掲載記事) |
| 英語[II] | 日本企業における中高年従業員の雇用維持に関する英文の全文和訳(出典:朝日新聞Asia & Japan Watch、2025年7月9日掲載記事) |
| 専門基礎[I] | 物価高の是非について、指定用語(14語)から3つ以上を選び定義を説明しながら述べる800字以内の論述 |
| 専門基礎[II] | 経営学の基本用語5語(規模の経済/暗黙知/キャッシュ・フロー計算書/SWOT分析/ネットワーク外部性)をそれぞれ100字程度で説明 |
英語[I]で扱われた抹茶(茶葉)価格の記事は、宇治の茶市場での平均落札価格が1キログラムあたり8,235円まで上昇し、前年から1.7倍、2016年の最高値も上回ったという内容で、海外需要の高まりと茶葉生産の伸び悩みが要因として紹介されていました。英語[II]で扱われた記事は、東京商工リサーチが約5,000社を対象に実施した調査を題材に、45歳以上の従業員が半数を超える企業が64%にのぼること、業種別では運輸業が82%と最も高いこと、99%の企業が早期・希望退職制度を導入・検討していないことなどのデータを紹介する内容でした。いずれも固有名詞や統計数値を含む実務的な英文で、抽象的な評論文ではなく、調査データや価格動向を正確に読み取って訳す力が求められる出題だったといえます。英語の出典が2題とも朝日新聞の英字時事コラムであること、専門基礎の論述テーマが「物価高」という2025年当時の社会的関心の高いテーマだったことから、経営学部の出題は時事性の高い経済・ビジネスニュースを素材にする傾向がうかがえます。ただし、この傾向が翌年度以降も続くと断定することはできず、出典・テーマとも年度によって変わる可能性があります。過去問題集を確認する際は、具体的な英文の内容そのものよりも、設問形式(全文和訳か、選択式か)、分量、制限時間に対する記述量、専門基礎の出題スタイル(論述型か用語説明型か)といった、形式面の情報を優先して読み取ることをおすすめします。
専門基礎[I]で指定されていた14語は、テーマ別に整理すると準備の見通しが立てやすくなります。マクロ経済・金融に関わる語として「為替」「金融政策」「デフレ脱却」、企業行動・経営戦略に関わる語として「戦略」「経営環境」「デジタル化」「コスト」、消費者・市場に関わる語として「消費者行動」「購買」「値上げ」「節約志向」「マーケティング」、そして労働に関わる語として「雇用」がそれぞれ位置づけられます。マクロ経済・企業経営・消費者行動という3つの視点から用語を選べるようにしておくと、800字論述で「なぜその用語を選んだか」を説明する際の論理展開がしやすくなります。物価高というテーマ1つに対しても、金融政策という供給側の視点、値上げ・節約志向という消費者側の視点、経営環境という企業側の視点を組み合わせて論じられると、単なる用語の羅列にとどまらない答案になります。
過去問が非公開の年度に向けた出題予測
2026年度より前の年度の過去問は、京都産業大学の公式サイトでは公開されていません。古い年度の出題内容を確認できない以上、断定的な予測はできませんが、募集要項に明記された「経営学の基礎知識を問う問題」という文言と、経営学部が掲げるアドミッション・ポリシー、そして2026年度の出題内容から、次のような準備の方向性は導けます。
- 英語は、選択式ではなく記述式の全文和訳が続く可能性を前提に、経済・ビジネス系の時事英文を読み慣れておく
- 専門基礎は、経営学の特定分野(会計、マーケティング、組織論など)に偏らず、経営学全般の基本用語を横断的に押さえておく
- 専門基礎の論述問題では、時事的な経済・社会のテーマについて、経営学の専門用語を使いながら自分の意見を論理的に展開する練習をしておく
- 用語説明問題では、100字程度という短い字数で定義を正確に説明する練習を重ね、字数感覚を身につけておく
これらはあくまで公開されている募集要項・過去問題集から導かれる推測であり、実際の出題内容や難易度を保証するものではありません。最終的な対策範囲は、出願年度に公開される最新の過去問題集を必ず確認したうえで調整してください。
併願戦略・内部リンク
編入学試験を検討する際は、経営学部単独の対策だけでなく、他学部・他大学との併願可能性も含めてスケジュールを考えておくことが重要です。
京都産業大学内での併願可否
募集要項では、出願は1つの学部・学科(専攻)に限ると明記されています。さらに、経済学部・経営学部・法学部の3年次編・転入試は、いずれも2026年10月17日(土)に、外国語(英語)9:30~10:50、専門基礎11:20~12:40、面接14:00~という同一の日程・時間帯で実施されます。同じ日・同じ時間帯に試験が組まれているため、京都産業大学の経営学部と経済学部、あるいは経営学部と法学部を同じ年度に併願することは事実上できません。志望する学部は、出願前にどれか1つに絞り込んでおく必要があります。
他大学との併願を考えるときの注意点
募集要項には「試験日が重なっていない場合、異なる入試制度間での併願は可能ですが、出願書類の流用はできません」との注記があります。京都産業大学の他の入試制度(外国語学部・文化学部などの編・転入試)との併願はもちろん、日程が重ならなければ他大学の編入学試験との併願も選択肢になります。出願書類の使い回しはできないため、大学ごとに成績証明書や志望理由書を個別に準備するスケジュールを見込んでおく必要があります。関西圏の私立大学では、9月から11月にかけて編入学試験を実施する大学が多く、試験日・出願期間が重複しないかを早い段階で一覧化しておくことをおすすめします。証明書類は出願先ごとに個別の発行を依頼する必要があるため、併願先を増やすほど出身校への依頼や検定料の負担も増える点は事前に見込んでおきましょう。京都産業大学の経営学部を第一志望としつつ、経済学部・法学部のいずれかを翌年度以降の選択肢として温存する場合も、各学部の専門基礎の出題テーマ(経営学部は経営学の基礎知識、経済学部は経済理論と時事小論文、法学部は法学の基礎的な問題)の違いを踏まえ、対策の重なる部分と学部固有の部分を切り分けておくと効率的です。
京都産業大学の編入試験全体の枠組みについては、京都産業大学の編入試験まとめ|実施学部・倍率・試験科目・対策を徹底解説で全学部の一覧を整理しています。同じ日程で実施される経済学部を検討している場合は京都産業大学経済学部の編入試験対策を徹底解説、法学部を検討している場合は京都産業大学法学部の編入試験対策を徹底解説もあわせて確認すると、専門基礎の出題内容の違いを比較しやすくなります。大学編入という制度そのものの仕組みを先に押さえておくと、経営学部の編・転入試の位置づけを理解しやすくなります。出願資格や区分ごとの違いの全体像は大学編入とは?仕組み・難易度・費用・スケジュールを徹底解説【完全ガイド】で整理しています。英語・専門基礎・面接対策を体系的に進めたい場合は、大学編入対策コースで、志望校別の出題傾向に合わせた個別指導を受けることも選択肢になります。
よくある質問(FAQ)
京都産業大学経営学部は毎年編入学を実施していますか?
2027年度の入学試験要項では、経営学部マネジメント学科の3年次編・転入試として募集人員15名が明記されています。直近2026年度の実績は志願者4名・合格者2名という結果でした。実施の有無や募集人員は年度によって変わる可能性があるため、出願を検討する年度の最新の入学試験要項で必ず確認してください。
経営学部は出願前の資格確認・審査が必要ですか?
必要ありません。出願前の出願資格確認・審査が求められるのは外国語学部・文化学部・理学部・情報理工学部の4学部のみで、経済学部・経営学部・法学部にはこの事前手続きは設けられていません。出願資格そのものに該当するか判断に迷う場合は、経営学部事務室(TEL.075-705-1454)へ問い合わせることができます。
TOEICなど英語外部試験のスコアは必要ですか?
募集要項上、経営学部の編・転入試でTOEIC・TOEFL・IELTSなどの外部試験スコアを出願条件や提出書類として使うことは明記されていません。英語は当日実施される80分の筆記試験(全文和訳形式)で評価される科目です。
併願はできますか?
出願は1つの学部・学科に限られます。経済学部・経営学部・法学部は同一日程・同一時間帯で実施されるため、これらを同じ年度に併願することはできません。試験日が重ならない他の入試制度・他大学との併願は可能ですが、出願書類の流用はできない点に注意してください。
志望理由書はどのように書けばよいですか?
本学所定の様式を用いて自筆で作成し、分量の目安は1,000字程度です。出願に至った動機、入学後に学びたい研究テーマ、活動実績、今後の発展性を記載する必要があります。マネジメント学科の18のコースモデルやゼミナールの特色を踏まえ、学びたい内容を具体的に書くことをおすすめします。
過去問はどこで入手できますか?
京都産業大学の公式入試情報サイト内、入学試験要項・出願書類・過去問題集ダウンロードのページで、直近1年度分(2026年度実施分)の過去問題集がPDFで公開されています。それより前の年度の過去問は公式には公開されていません。
入学検定料や合格後の学費はどれくらいかかりますか?
入学検定料は35,000円です。合格後の学費は、経済学部・法学部と共通の体系で、3年次は入学金230,000円を含め合計1,361,500円(春学期802,250円・秋学期559,250円)、4年次は合計1,128,500円が必要になると2027年度の要項に示されています。教育後援費や学生健康保険互助会費などは年度によって金額が調整されることがあるため、入学手続の際は最新の金額を確認してください。
経営学部と経済学部・法学部で専門基礎の出題内容はどう違いますか?
同じ試験日・同じ時間割で実施されますが、専門基礎の出題テーマは学部ごとに異なります。経営学部は「経営学の基礎知識を問う問題」で、2026年度は物価高に関する用語指定論述と経営学用語の説明問題が出題されました。経済学部は「経済学(ミクロ・マクロ理論)の初歩的な問題」と「経済の時事問題に関する小論文」の2本立て、法学部は「法学に関する基礎的な問題」です。3学部とも外国語(英語)と面接の枠組みは共通しているため、迷っている場合は専門基礎の得意分野で志望学部を判断するのも一つの方法です。
まとめ
京都産業大学経営学部マネジメント学科の編・転入試は、募集人員15名に対し外国語(英語)・専門基礎(経営学の基礎知識)の筆記試験と面接で選抜される制度で、2027年度の要項では出願期間2026年9月26日~10月2日、試験日2026年10月17日、合格発表2026年11月1日と案内されています。出願資格確認・審査が不要な学部である一方、専門基礎は経営学全般の基礎知識を問う出題であるため、対策範囲を絞り込みすぎない準備が求められます。
直近2026年度の入試結果統計では志願者4名・合格者2名という結果が公表されており、募集人員に対して志願者数自体は小規模にとどまっています。ただし単年度の数字を根拠に難易度を断定することはできず、過去問題集も直近1年度分しか公開されていないため、出願を検討する際は最新の入学試験要項と過去問題集を必ず確認したうえで、英語の全文和訳対策、専門基礎の用語説明・論述対策、志望理由書と面接の一貫性という3つの軸で準備を進めることをおすすめします。
京都産業大学の経済学部・法学部とは同一日程・同一時間帯での実施のため学部間の併願はできませんが、日程が重ならない他大学の編入試験との併願は選択肢になります。出願資格・専門基礎のテーマ・単位認定の条件は大学ごとに異なるため、早い段階で併願先の要項を並べて比較し、証明書類の準備や出願スケジュールに無理が出ないよう計画してください。
本記事で示した募集人員、日程、検定料、学費などの数値は2027年度の入学試験要項および2026年度の入試結果統計に基づくものであり、年度が変われば変更される可能性があります。出願前には必ず最新の公式募集要項を確認したうえで、計画的に準備を進めてください。
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