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京都産業大学経済学部の編入試験対策を徹底解説|経済学・英語・募集要項

京都産業大学経済学部の編入試験とは、大学に2年以上在学して62単位以上を修得した方や、短期大学・高等専門学校を卒業した方などが、経済学部経済学科の3年次に入学するための選抜制度で、京都産業大学が実施する「編・転入試」という入試区分の一部にあたります。2027年度入学試験要項〈編・転入試〉によると、経済学部は経済学科のみの1学科構成で、募集年次は3年次に限られ、募集人員は15名です。試験は外国語(英語)・専門基礎・面接の3つで構成され、専門基礎は経済学と小論文の2部構成である点が、記述式の専門科目1本で構成される他学部の編入試験と異なる特徴です。本記事では、京都産業大学が公表した2027年度入学試験要項〈編・転入試〉と、2026年度に実施された編・転入試過去問題集(経済学部・英語/専門基礎)をもとに、募集人員、出願資格、試験科目と配点、日程、そして実際に出題された独占企業の利潤最大化問題やマンデル=フレミングモデルの空欄補充問題まで、一次情報で確認できる範囲を整理します。年度によって変わりうる数値は、その都度「最新の募集要項でご確認ください」と明記します。
結論から先に述べると、京都産業大学経済学部経済学科の編・転入試は、2026年10月17日(土)に京都産業大学(京都市北区上賀茂本山)で外国語(英語)・専門基礎・面接をこの順で1日のうちに実施する形式です。出願期間は2026年9月26日(土)10:00から10月2日(金)23:00までの1週間、合格発表は2026年11月1日(日)です。直近2026年度の入試結果統計では合格者は0名という結果が大学公式資料で公表されており、志願者2名・受験者2名という母数に対する結果として、募集人員15名という数字だけでは測れない選抜の実態がうかがえます。この記事では、この結果を踏まえたうえで、専門基礎(経済学+小論文)と外国語(英語)にどう準備時間を配分すべきかを、公式に確認できる出題内容から具体的に検討します。
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京都産業大学経済学部の編入学試験(編・転入試)の概要
京都産業大学は、京都市北区上賀茂本山にキャンパスを置く総合大学で、経済学部・経営学部・法学部・現代社会学部・外国語学部・文化学部・理学部・情報理工学部の8学部を有しています。編入学試験にあたる「編・転入試」は、このうち経済学部を含む全学部で実施されており、経済学部はそのうち経済学科1学科のみで募集する学部です。経営学部が経営学科・ソーシャル・マネジメント学科・会計ファイナンス学科の3学科、法学部が法律学科・法政策学科の2学科で募集するのに対し、経済学部は学科選択の余地がなく、出願先は自動的に経済学科の1つに定まります。
京都産業大学は「むすんで、うみだす。」を大学の姿勢として掲げており、学内外のさまざまな人・分野を結びつけることで新しい価値を生み出す学びを重視しています。編・転入試で入学する学生は、他大学・短期大学・高専などで培った専門性を持ち込む立場にあるため、既存の在学生とは異なる経験を経済学部の学びに結びつけられる点も、志望理由書や面接で伝えられる強みの一つになります。
編・転入試という入試区分の位置づけ
2027年度入学試験要項の表紙には「総合型選抜入試」「専門学科等対象公募推薦入試」「社会人入試」「帰国生徒入試」「外国人留学生入試」と並んで「編・転入試」が独立した入試区分として掲載されています。要項本文の「A 趣旨」には、特別な入学試験により正規の学生として迎え入れる制度と説明されています。一般選抜や総合型選抜とは別の枠組みで運用されているため、出願書類の様式や試験科目も一般入試とは大きく異なります。
経済学部は3年次のみの募集
京都産業大学の編・転入試は学部によって募集年次が異なります。経済学部・経営学部・法学部・外国語学部・文化学部・理学部は3年次のみ、現代社会学部は2年次のみ、情報理工学部は事前審査の結果により2年次または3年次のいずれかで募集する仕組みです。経済学部経済学科に2年次で編入する制度は用意されていないため、大学に2年以上在学し62単位以上を修得している(見込みを含む)方が主な出願対象になります。短期大学や高等専門学校の卒業(見込み)者も出願できますが、これらはいずれも3年次への編入という扱いです。
編・転入試で重視される評価観点
京都産業大学が公表しているアドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)には、入試種別ごとに「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度」という学力の3要素のうち、どれを特に重視するかが一覧で示されています。編・転入試の欄では「知識・技能」と「思考力・判断力・表現力」の2つに○が付き、評価方法として「各教科・科目に係るテスト」「小論文」「書類審査」「面接」の4つが挙げられています。総合型選抜入試のように「主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度」まで評価対象に含む入試とは異なり、編・転入試は学力と思考力・表現力を中心に見る入試だと公式に位置づけられていることがわかります。外国語・専門基礎という筆記試験の比重が大きいのは、このアドミッション・ポリシー上の位置づけとも整合しています。
経済学部のアドミッション・ポリシー
京都産業大学経済学部は、学部独自のアドミッション・ポリシーとして、次の3つの素養を持った入学者を求めると公表しています。
- 経済学的思考方法を理解するために必要な基礎的学力を有していること
- 現在の経済社会が解決すべき諸課題に対する強い問題意識を有していること
- 経済学的知識・技能・思考力に基づいてより良い経済社会の実現に向けて努力するという信念のもとで、学修を深める意欲を有していること
この3点は、志望理由書や面接で経済学部への適性を説明するときの土台になります。「経済学に興味がある」という抽象的な表現ではなく、どの経済課題に問題意識を持ち、どう考えたいかまで踏み込んで書くことが、このアドミッション・ポリシーに沿った志望理由になります。具体的な書き方は、本記事の面接・志望理由書の章で改めて整理します。
この記事で確認する要点
京都産業大学経済学部の編入試験を検討するうえで、最初に押さえておきたい論点は次のとおりです。以降の章で、それぞれを公式要項と過去問分析にもとづいて具体的に確認していきます。
- 募集は経済学科のみ・3年次で15名、2年次編入の制度はないこと
- 試験は外国語(英語)・専門基礎・面接の1日完結型で、数学の独立科目はないこと
- 専門基礎は経済学の計算・記述問題と、時事問題の小論文という2部構成であること
- 直近の2026年度入試結果では、経済学部経済学科の合格者が0名だったこと
- 過去問は大学公式サイトで直近1年分(2026年度実施分)のみ公開されていること
- 2026年度の専門基礎では独占市場の利潤最大化問題とマンデル=フレミングモデルが出題されたこと
募集人員・出願資格
ここからは、2027年度入学試験要項に示された募集人員と出願資格を確認します。自分がどの区分に該当するかを正確に把握することが、出願の第一歩です。
募集人員は経済学科15名
| 項目 | 2027年度入学試験要項の内容 |
|---|---|
| 募集学部 | 経済学部(経済学科) |
| 募集年次 | 3年次 |
| 募集人員 | 15名 |
| 併願の可否 | 出願は1学部1学科に限る |
募集人員15名という数字は、京都産業大学の編・転入試のなかでは比較的多い部類に入ります。法学部の10名・5名よりも多い人数が設定されている一方で、これはあくまで「募集枠」であり、実際に何名合格するかは出願者の学力・書類・面接評価によって決まります。後述する2026年度入試結果統計とあわせて捉える必要があります。
出願資格の5区分
経済学部を含む多くの学部に共通する出願資格は、次の5区分のいずれかを満たす者と定められています。
| 区分 | 要件 |
|---|---|
| ⑴大学在学 | 日本の大学に2年以上在学し62単位以上修得した者、または2027年3月修得見込みの者(京都産業大学の学籍を有する者を除く) |
| ⑵短期大学卒業 | 日本の短期大学を卒業した者、または2027年3月卒業見込みの者 |
| ⑶高等専門学校卒業 | 日本の高等専門学校を卒業した者、または2027年3月卒業見込みの者 |
| ⑷専修学校専門課程 | 修業年限2年以上・総授業時数1,700時間以上または62単位以上の課程を修了(見込み)、かつ学校教育法第90条の大学入学資格を有する者 |
| ⑸高等学校等専攻科 | 修業年限2年以上・総単位数などが文部科学大臣の定める基準を満たす課程を修了(見込み)、かつ学校教育法第90条の大学入学資格を有する者 |
62単位以上修得(見込み)という数値要件が中心であり、卒業見込みや修得見込みで出願した場合は、2027年3月末までに実際に卒業・修得できなければ入学は許可されません。区分⑷・⑸に該当するかどうかが不明な場合は、要項が「在籍または修了の専修学校・高等学校に確認すること」と案内しているとおり、出願前に在籍校へ問い合わせておく必要があります。
要項には「出願資格などの確認について」という注意書きが別途設けられており、外国語学部・文化学部・理学部・情報理工学部は出願前に学部事務室への事前確認が必須と明記されています。これに対して、経済学部は事前の出願資格確認・審査が要項上必須とされていない学部です。出願資格の区分に該当するかどうかを自分で正確に判断できるのであれば、出願直前まで準備に時間を使えるという意味で、他学部より出願準備のハードルはやや低いといえます。もっとも、区分の該当性に少しでも不安がある場合は、確認義務の有無にかかわらず経済学部事務室(TEL.075-705-1452)に問い合わせておくほうが安全です。
出願書類の一覧
出願にあたって提出する書類は、次のとおり定められています。所定様式は京都産業大学の入試情報サイトからダウンロードする形式です。
| 書類 | 内容・対象 |
|---|---|
| 写真 | 出願前3ヶ月以内撮影のカラー写真をデータでアップロード |
| 成績証明書・卒業(見込)証明書 | 出身学校長が作成し厳封したもの、全員提出 |
| 志望理由書〔本学所定様式〕 | 自筆・1,000字程度、全員提出 |
| 出願資格証明書〔本学所定様式〕 | 専修学校専門課程・高等学校等専攻科修了(見込み)者のみ |
志望理由書は自筆で1,000字程度という条件があり、出願に至った動機・入学後に学びたい研究テーマ・活動実績・今後の発展性などを記述することが求められています。健康診断書は提出不要で、入学後に全員が健康診断を受ける仕組みです。日本国籍を有しない志願者は、在留カードの写しなど追加書類が必要になるため、該当する場合は早めに入学センター(TEL.075-705-1437)へ問い合わせておくと安心です。
写真データについては、出願前3ヶ月以内に撮影したカラー写真(モノクロ・スナップ写真は不可)で、受験生本人のみが上半身正面向き・脱帽・無地の背景で写っているものと定められています。ファイル形式はJPEG、10MB以内という条件があり、出願サイト以外での加工・補正は禁止されています。この写真は入学後の学生証にも使われるため、要項は「可能な限り制服以外の写真」を推奨しています。プリントされた証明写真をスマートフォンで再撮影したものや、不鮮明・逆光・頭部が切れているものは不適切と判断され、再提出を求められることがあります。
単位認定の考え方
経済学部の卒業要件単位は124単位です。要項の「単位認定」の章では、経済学部を含む学部について、出願資格に定める大学等で修得した科目の内容を照合したうえで、包括認定と読み替え認定をあわせた単位数が卒業要件124単位の半分にあたる62単位を上限として認定されるという枠組みが示されています。学部ごとの内訳(共通教育科目・専門教育科目それぞれの包括認定単位数や、残り履修が必要な専門教育科目の単位数)は、これまでの修得単位の内容によって個別に審査されるため、自分の場合の認定単位数は経済学部事務室(TEL.075-705-1452)への確認が確実です。3年次編入がそのまま2年間で卒業できることを保証するものではない点も、要項の注意事項として明記されています。
編・転入学後の学費(参考)
2027年度入学試験要項には、編・転入学者向けの学費が学部群ごとに掲載されています。経済学部・経営学部・法学部の3年次編入生は共通の学費体系が適用され、理学部・情報理工学部などとは金額が異なります。入学金は230,000円で、編・転入学手続時の1回のみ徴収されます。
| 項目 | 3年次(編・転入学手続時含む年間) | 4年次(年間) |
|---|---|---|
| 入学金 | 230,000円 | ― |
| 授業料 | 797,000円 | 797,000円 |
| 教育充実費 | 315,000円 | 315,000円 |
| 教育後援費 | 6,000円 | 4,000円 |
| 学生健康保険互助会費 | 3,500円 | 2,500円 |
| 同窓会終身会費予納金 | 10,000円 | 10,000円 |
| 年間合計 | 1,361,500円 | 1,128,500円 |
学費は春学期・秋学期の2期に分割して徴収され、同窓会終身会費予納金20,000円のうち10,000円は編・転入学手続時、残り10,000円は4年次の学費納入時に徴収される仕組みです。法学部は別途、法学会費として入学年度のみ14,000円が必要になりますが、経済学部にはこの追加費用はありません。京都産業大学は高等教育修学支援新制度(高等教育無償化)の対象校でもあるため、住民税非課税世帯や多子世帯などの要件に該当する場合は授業料・入学金の一部減免を受けられる可能性があります。学費は年度によって改定されることがあるため、正確な金額は合格後にUCAROで案内される入学手続要領で確認してください。
入学金・学費の一括準備が難しい場合は、大学と金融機関(三井住友銀行・セディナ・ジャックス・オリコ・滋賀銀行)が提携する教育ローンを利用できます。一般の教育ローンより有利な条件で融資を受けられる制度ですが、審査などの手続きに5日間から3週間程度かかるとされているため、利用を検討する場合は納入期限から逆算して早めに申し込む必要があります。なお、入学前に日本学生支援機構などの奨学金を借りることはできない点にも注意してください。
試験科目と配点
試験は、出願書類・外国語(英語)・専門基礎・面接によって行われ、書類審査の内容は面接の評価に含まれます。2027年度の試験は2026年10月17日(土)に京都産業大学(京都市北区上賀茂本山)で実施されます。外国語・専門基礎・面接の3科目が1日で連続して行われるため、体力配分と時間管理も対策の一部になります。
科目別の試験時間と配点
| 試験科目 | 試験時間 | 配点 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 外国語(英語) | 9:30〜10:50(80分) | 100点 | 長文読解2題(和訳・内容説明など) |
| 専門基礎 | 11:20〜12:40(80分) | 100点 | ①経済学(ミクロ・マクロ理論)の初歩的な問題 ②経済の時事問題に関する小論文 |
| 面接 | 14:00〜 | 点数非公表 | 出願書類の内容を含めて評価 |
経済学部の編・転入試には、理学部・情報理工学部志願者を対象とした数学の独立科目は課されません。専門基礎100点のうち、経済学の計算・記述問題と経済時事の小論文が同じ80分の中に組み込まれている点が、経済学部の試験科目の最大の特徴です。外国語と専門基礎の配点はともに100点で同じ重みのため、どちらか一方に極端に偏った対策は避け、両科目をバランスよく仕上げる必要があります。
専門基礎は経済学と小論文の2部構成
2026年度に実施された専門基礎の過去問を見ると、80分の試験時間の中で〔I〕経済学(ミクロ・マクロ理論)の初歩的な問題(全問回答)と、〔II〕経済の時事問題に関する小論文(2問から1問選択)の両方に取り組む構成になっていました。計算・空欄補充問題と記述式小論文を同じ80分でこなすため、時間配分の練習が欠かせません。具体的な出題内容は、本記事の科目別対策の章で詳しく分析します。
面接の位置づけ
要項の判定方法には「出願書類、筆記試験および面接により合否を判定します」と明記されています。面接は志望理由書などの出願書類の内容も含めて総合的に評価される仕組みです。配点や評価基準(ABCFなどの区分)は要項上に明記されていないため、面接対策は「点数を取りにいく」というより「筆記試験の結果と志望理由に一貫性を持たせる」方向で準備するのが現実的です。
日程・スケジュール
2027年度入学試験要項〈編・転入試〉に示された経済学部の日程は、出願期間が1週間、出願締切から試験日まで2週間、試験日から合格発表まで2週間という、比較的タイトなスケジュールです。出願資格の確認や書類の準備を早めに終えることが、科目別対策に時間を残す現実的な進め方になります。
出願期間・出願方法
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年9月26日(土)10:00〜10月2日(金)23:00 |
| 出願方法 | インターネット出願のみ(UCARO) |
| 出願完了の条件 | ①出願内容入力・写真データアップロード ②受験料納入 ③出願書類の郵送、の3つすべて |
| 出願書類の締切 | 締切日消印有効(海外からの場合は締切日必着) |
出願はインターネット出願サイトでの入力だけでは完了しません。受験料の納入と出願書類の郵送まで済ませて出願完了となる点に注意が必要です。氏名や住所を入力する際、JIS第1・第2水準以外の漢字(異体字など)は登録エラーになる場合があり、その場合は代替の漢字またはカタカナでの入力が案内されています。
受験料35,000円の決済方法は、①コンビニエンスストア(現金)、②金融機関ATM(Pay-easy対応)、③ネットバンキング、④クレジットカードの4種類から選べます。コンビニエンスストアでの支払いは1回につき総額30万円までという上限があり、経済学部の検定料35,000円単独では問題になりませんが、他の入試方式と同時に複数出願する場合は上限に注意が必要です。出願内容の入力・写真アップロードを終えたあと、この決済方法の選択画面に進み、納入が確認されて初めて次のステップに進める仕組みです。
試験日・試験会場・受験票
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験日 | 2026年10月17日(土) |
| 試験会場 | 京都産業大学(京都市北区上賀茂本山) |
| 試験時間割 | 外国語9:30〜10:50、専門基礎11:20〜12:40、面接14:00〜 |
| 合格発表 | 2026年11月1日(日) |
受験票は本学から郵送されず、UCAROからA4サイズ縦向きに印刷して持参する方式です。編・転入試の受験票・受験番号は2026年10月9日(金)12時からUCAROで公開される予定で、試験日の10月17日までに自分で印刷しておく必要があります。試験当日にスマートフォンなどでUCAROの画面を表示しても受験はできないため、自宅にプリンターがない場合はコンビニエンスストア等を利用して事前に印刷を済ませておくことが案内されています。受験票を確認して試験開始30分前までに指定された試験室に入室し、試験開始後30分以上の遅刻は受験不可、各科目とも終了時刻までは退室できないという注意事項も要項に明記されています。定規・電卓・スマートフォンなどの電子機器は使用できず、時計もアラーム機能を解除したうえでの持参が求められます。障害等により通常の受験が困難な方や、日常生活で補聴器・車椅子などを使用している方は、出願前に入学センター(TEL.075-705-1437)へ事前申請すれば受験上の配慮を受けられる制度も用意されています。
合格発表・入学手続
合格発表は「合格通知書」の発送をもって行われ、不合格者への通知は発送されません。合格発表日の正午からは、受験ポータルサイトUCAROで合否を照会することもできます。合否についての電話・メール・郵便による問い合わせには一切応じないと明記されているため、結果はUCAROまたは郵送される合格通知書で確認する必要があります。入学手続は第1次手続(入学申込金の納入)と第2次手続(学費などの納入・インターネット入学手続)の2段階に分かれており、期日を過ぎた場合はいかなる理由があっても手続きが認められません。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
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倍率・難易度
京都産業大学の編・転入試では、公式資料として「入試結果統計」が公表されています。ここでは、経済学部経済学科の実績を確認したうえで、募集人員15名という数字をどう捉えるべきかを考えます。
2026年度入試結果統計から見る実態
この数値は、2027年度入学試験要項に前年度実績として掲載されている2026年度編・転入試の結果です。経済学部経済学科は志願者2名・受験者2名に対し合格者は0名という結果が公式資料に記載されています。募集人員15名に対して志願者自体が少なく、かつ受験者全員が不合格になった年度があるという事実は、「枠は多いのに簡単」という見方が成り立たないことを示しています。参考までに、同じ資料に掲載されている他学部・学科の実績もあわせて確認しておきます。学部・学科によって合格者数のばらつきが大きいことがわかります。
| 学部・学科 | 志願者数 | 受験者数 | 合格者数 |
|---|---|---|---|
| 経済学部経済学科 | 2名 | 2名 | 0名 |
| 経営学部マネジメント学科 | 4名 | 3名 | 2名 |
| 法学部法律学科 | 1名 | 1名 | 0名 |
| 現代社会学部現代社会学科(2年次) | 3名 | 3名 | 1名 |
| 現代社会学部健康スポーツ社会学科(2年次) | 2名 | 2名 | 0名 |
| 外国語学部アジア言語学科(中国語専攻) | 1名 | 1名 | 1名 |
| 文化学部京都文化学科(京都文化コース) | 1名 | 1名 | 0名 |
| 文化学部国際文化学科 | 2名 | 2名 | 1名 |
| 情報理工学部情報理工学科(3年次) | 1名 | 1名 | 1名 |
| 全学部合計 | 17名 | 16名 | 6名 |
この表に記載のない学部・学科は、2026年度に出願がなかったことを意味します。経済学部は志願者・受験者ともに2名と、実施学部の中でも母数が小さいグループに入ります。合格者が出た学科でも、経営学部マネジメント学科(4名中2名)、文化学部国際文化学科(2名中1名)のように、志願者の半数程度にとどまるケースが目立ち、学部を問わず志願すれば通る試験ではないことが全体の傾向としても読み取れます。
募集人員15名の意味をどう捉えるか
募集人員15名という数字は「その人数まで合格させる」という保証ではなく、あくまで上限枠です。経済学部の編・転入試はそもそもの志願者数自体が多くないと見られる一方で、志願すれば合格しやすいわけではないことが2026年度の実績からうかがえます。倍率という形で単純に語れるほどの母数はないため、「志願者が少ない=対策しなくてよい」ではなく、「限られた志願者の中でも不合格になり得る試験」として捉えるのが実態に近い理解です。
経済学部の難易度をどう考えるか
難易度を偏差値だけで判断することはできません。外国語100点・専門基礎100点・面接という3つの評価軸すべてで一定の水準を満たす必要があるため、英語力だけ、あるいは経済学の知識だけを伸ばしても合格には届きにくい設計になっています。専門基礎では大学レベルのミクロ・マクロ経済学の初歩を問う問題と、時事問題を経済学の枠組みで論じる小論文の両方が課される点も、対策の負荷を高めている要因です。年度による変動はありうるため、最新の入試結果統計は出願前に必ず公式資料で確認してください。
科目別対策|経済学・英語で何が問われるか
ここでは、2026年度に実施された編・転入試の過去問題集(経済学部・英語/専門基礎)の実際の出題内容をもとに、専門基礎(経済学+小論文)と外国語(英語)の対策の方向性を具体的に整理します。過去問は公式サイトで直近1年分のみ公開されており、複数年度の比較はできませんが、1年分でも出題形式・難易度・記述量の水準を把握するには十分な情報量があります。
専門基礎80分の時間配分の考え方
専門基礎は80分の中で、〔I〕経済学の計算・空欄補充問題(全問回答)と〔II〕小論文(1問選択)の両方をこなす必要があります。2026年度の構成をもとに時間配分を見積もると、独占企業の利潤最大化問題(a)〜(d)に20分前後、マンデル=フレミングモデルの16箇所の空欄補充に15分前後を使うと、〔I〕全体でおよそ35分です。残り時間で小論文を書くとすると、構成を考える時間を5分、答案を書く時間を30〜35分、見直しを5分という配分が一つの目安になります。計算問題で時間を使いすぎると小論文の構成を練る時間が削られるため、普段の演習から80分を通しで計り、どの設問にどれだけ時間をかけたかを記録しておくと本番の時間配分の精度が上がります。
専門基礎[I]経済学(ミクロ・マクロ理論)の対策
2026年度の専門基礎〔I〕は「経済学(ミクロ・マクロ理論)の初歩的な問題」として全問回答形式で出題されました。〔I-1〕は、独占企業の利潤最大化を問うミクロ経済学の計算問題です。固定費用50を支払って市場に参入し独占企業として財αを供給する企業Kについて、限界費用100・需要曲線Q=-1/100p+3という条件のもとで、利潤関数の導出から参入可能な最大固定費用まで4設問に答える構成でした。独占市場における限界収入・限界費用の一致条件、余剰分析の計算手順を、公式を丸暗記するのではなく、需要曲線から収入関数・利潤関数を自分で組み立てられるレベルまで練習しておく必要があります。
〔I-2〕は、マンデル=フレミングモデルに関する空欄補充問題でした。変動相場制の開放経済で金融緩和や財政政策が利子率・投資・為替に波及する過程を、A〜Pまで16箇所の空欄に語句を記入する形式で問われています。金融政策と財政政策それぞれの効果の大きさを比較する結論部分(「金融政策の効果は( O )まり、財政政策の効果は( P )まる」)まで問われており、単に用語を覚えるだけでなく、因果関係の連鎖を順序立てて説明できる理解が求められます。マクロ経済学の教科書でIS-LM-BP分析や国際金融論の章を扱っている場合は、この単元を重点的に復習しておくと効果的です。
〔I-1〕〔I-2〕に共通する対策の考え方は、公式を結果だけ覚えるのではなく、導出のプロセスを自分の手で再現できるようにすることです。〔I-1〕であれば、需要曲線Q=-1/100p+3を価格pについて解いて逆需要関数を作り、収入=価格×数量の式に代入して収入関数を組み立て、そこから費用関数を差し引いて利潤関数を導く、という一連の手順を毎回同じ流れで再現できるかが問われます。(a)から(d)までの設問が前の設問の答えを土台に積み上がっていく構成のため、どこか一つの計算でつまずくと後続の設問すべてに影響します。〔I-2〕のような空欄補充問題も、A〜Pの16箇所を独立した単語の暗記として扱うのではなく、金融緩和→利子率低下→投資増加→資本流出→為替減価→貿易収支改善、という一本の因果の流れとして図に描きながら覚えるほうが、順序を問う設問にも対応しやすくなります。
専門基礎[II]経済の時事問題小論文の対策
専門基礎〔II〕は「経済の時事問題に関する小論文」で、2問のうち1問を選択して回答する形式でした。2026年度は、宿泊税の経済学的効果を需要と供給の図で説明する問題と、消費者物価指数(2020年を100としたとき2021年99.8・2022年102.3・2023年105.6・2024年108.4という実際の推移データ)を題材に、物価上昇の要因・有効なマクロ経済政策・物価上昇を加速させない物価対策を多角的に論じる問題、という2つの選択肢が出されました。どちらも、需要と供給の図や価格理論といったミクロ・マクロの基礎概念を、実在するニュースや統計データに当てはめて説明する形式です。日頃から物価・為替・税制などの経済ニュースに触れ、需要曲線・供給曲線のシフトでどう説明できるかを自分の言葉で書く練習を重ねておくことが対策の中心になります。
外国語(英語)の対策
2026年度の外国語(英語)は、80分で2つの長文読解に取り組む構成でした。〔I〕は大規模言語モデル(LLM)に関する英文(“Chat Like a Bot”、Newsweek、2025年9月19日)で、下線部の和訳(This の内容を明らかにして訳す設問を含む)、下線部の意味を文章中の言葉で説明する設問、下線部が何を問いかけているか・研究者たちの結論の一つは何かを答える設問が出されました。〔II〕は、McMillan, John, “Reinventing the Bazaar: A Natural History of Markets”(W.W. Norton & Company, 2002, p.44)を引用した経済学系の英文で、「search costs」と「evaluation costs」が指す内容、買い手が取りうる行動、現代の経済学が直面している中心的な問題は何かという設問、下線部の和訳が問われました。経済学部の英語は一般的な時事英文だけでなく、経済学の概念を扱った英文が出題されるため、経済系の英単語(search costs、evaluation costs、marginal costなど)に慣れておくことが得点につながります。
設問形式は和訳・内容説明・要約型が中心で、選択式問題はほとんど見られません。SVOC・関係詞・分詞構文・比較・時制といった文法事項を根拠にしながら、一文ずつ正確に和訳する練習と、経済学の英文特有の語彙への慣れの両方を並行して仕上げておくと、専門基礎の経済学対策とも相乗効果が生まれます。2026年度の過去問に登場した語彙を手がかりにすると、次のような経済系英単語を優先して押さえておくと効率的です。
- search costs(探索コスト)・evaluation costs(評価コスト)
- demand curve / supply curve(需要曲線・供給曲線)
- marginal cost / marginal revenue(限界費用・限界収入)
- monopoly(独占)・market entry(市場参入)
- consumer surplus / producer surplus(消費者余剰・生産者余剰)
- exchange rate(為替レート)・trade balance(貿易収支)
- monetary policy / fiscal policy(金融政策・財政政策)
面接・志望理由書・過去問分析
専門基礎と外国語の対策が固まってきたら、面接・志望理由書・過去問の使い方を具体的に整えていきます。
面接の実施内容
面接は試験当日14:00から実施されます。出願書類、筆記試験および面接により合否を判定すると明記されており、面接単独の配点や評価区分(ABCFなど)は公表されていません。志望理由書に書いた内容と、専門基礎・外国語の解答内容に矛盾がないようにしておくことが、面接対策の基本になります。編入学は高校卒業直後の一般選抜と異なり、すでに大学・短期大学・高専などで専門分野を学んだ経験がある前提で評価されるため、これまでの学習歴と学びたい内容との接点を具体化しておくことが重要です。
具体的な質問内容は公表されていませんが、判定方法と経済学部のアドミッション・ポリシーから逆算すると、次のような論点は準備しておく価値があります。
- なぜ京都産業大学経済学部への編入を志望したのか
- 現代経済・ビジネス経済・地域経済・グローバル経済のどのコースに関心があるか
- 専門基礎の解答内容(独占市場や物価上昇の論点など)について、さらに詳しく説明できるか
- これまでの大学・短期大学・高専での学びが、経済学部でどう活きるか
- 編入後、卒業までにどのような研究テーマに取り組みたいか
志望理由書の書き方
志望理由書は本学所定様式で、自筆・1,000字程度という条件が定められています。要項が示す記述項目は、出願動機・研究テーマ・活動実績・今後の発展性の4項目です。この4項目をそれぞれ200〜300字程度に配分し、①なぜ編入を考えたか(動機)→②経済学部経済学科でどの分野を学びたいか(研究テーマ)→③これまでの学習や活動でその関心をどう積み重ねてきたか(活動実績)→④編入後にどう学びを発展させたいか(発展性)という順序で組み立てると、面接でもそのまま説明の骨格として使えます。抽象的な「経済に興味がある」で終わらせず、専門基礎で出題されたようなミクロ・マクロ理論や時事問題のどの論点に関心があるかまで具体化すると、書類と面接の一貫性が高まります。
京都産業大学経済学部で学べること
研究テーマを具体化するときは、経済学部が公式に示している学びの内容を手がかりにできます。経済学部の公式サイトによると、経済学科は現代経済・ビジネス経済・地域経済・グローバル経済という4つの専門コースを設置しており、政策・失業・社会保障などを扱う現代経済、企業戦略や市場分析を扱うビジネス経済、地方創生や自治体財政を扱う地域経済、国際貿易・金融・開発経済を扱うグローバル経済という形で、関心のある分野を選んで専門性を深める構成になっています。国内外でのインタビュー調査や現地研究を通じて学ぶフィールドワーク型の授業や、AI・ビッグデータ解析の基礎を学ぶデータサイエンス教育、実務家による特別講義なども特徴として挙げられています。就職・進学の実績としては、大手企業のほか国税専門官などの公務員、中学・高校の社会科・公民教員、東京大学・一橋大学などの大学院への進学が公式サイトで紹介されています。
4年間の標準的な流れでは、ゼミナールへの配属は2年次の秋学期から始まるとされています。3年次に編入する場合、多くの在学生がすでにコース選択とゼミ配属を終えた状態で合流することになるため、志望理由書の段階で4コースのどれに関心があるかを具体的に示しておくと、編入後の学修計画がスムーズに伝わります。専門基礎で出題された独占市場の分析はビジネス経済・現代経済、マンデル=フレミングモデルはグローバル経済、消費者物価指数を扱う小論文は現代経済というように、過去問の出題分野とコースの内容を結びつけて志望理由を組み立てると、専門基礎の対策と書類対策を同時に進められます。
過去問の公開状況と使い方
京都産業大学の編・転入試の過去問は、大学公式の入学試験要項・出願書類・過去問題集ダウンロードページで公開されています。公開は直近1年分(2026年度実施分)のみで、複数年度をさかのぼって傾向分析をすることはできません。英文の引用元は著作権処理の都合で本文が省略されている箇所がありますが、出典(著者名・書名・出版年・掲載紙と日付)と設問形式は確認できるため、同じ出典元の別の文章や同系統の経済系英文で演習量を補うという使い方が現実的です。専門基礎については設問と条件式がそのまま公開されているため、計算過程を自分で再現し、時間を計って解き直す練習に活用してください。
出願資格証明が必要なケース
専修学校の専門課程または高等学校等の専攻科の課程を修了(見込み)の方は、出願資格証明書〔本学所定様式〕を出身学校長に作成してもらい、提出する必要があります。卒業見込証明書が発行されない場合は在学(期間)証明書で代替するなど、状況に応じた代替書類の提出が案内されています。原本が1部しかない書類は、出身校が発行する原本証明付きの複写でも代用できるため、発行に時間がかかりそうな書類は早めに在籍校へ相談しておくと安心です。
併願戦略と大学編入の進め方
京都産業大学経済学部の編・転入試を検討する際は、この試験単独で準備を進めるべきか、他大学と併願すべきかも早い段階で判断しておく必要があります。
併願を検討する視点
要項には「試験日が重なっていない場合、異なる入試制度間での併願は可能ですが、出願書類の流用はできません」と明記されています。京都産業大学の編・転入試は2026年10月17日(土)の1日開催のため、この日程と重ならない他大学の編入試験であれば、併願の候補になります。同じ経済系の学部を持つ関西圏の大学と併願する場合、専門基礎で問われるミクロ・マクロ経済学の基礎は共通する部分が多いため、学習の重複を活かしやすくなります。一方で、志望理由書や小論文はそれぞれの大学・学部の特色に合わせて書き分ける必要があり、使い回しはできません。
同大学の他学部を検討する場合
京都産業大学は経済学部以外にも、経営学部・法学部をはじめ複数の学部で編・転入試を実施しています。出願は1学部1学科(専攻)に限られるため複数学部への同時出願はできませんが、志望分野に幅がある場合は、経済学部と近接する京都産業大学経営学部の編入試験や京都産業大学法学部の編入試験もあわせて検討する価値があります。京都産業大学全体の編・転入試の共通制度を先に押さえたい場合は、京都産業大学の編入試験まとめで全学部の概要を確認してから、学部別の対策に進むと理解がスムーズです。
試験日から逆算した準備の目安
2026年10月17日(土)の試験日から逆算すると、出願期間の2026年9月26日〜10月2日までに出願資格・書類・志望理由書を仕上げ、それ以降は筆記対策の総仕上げに専念するのが現実的な進め方です。出願資格の確認や証明書の発行は在籍校の対応に時間がかかることがあるため、試験の数ヶ月前から動き始める必要があります。
| 時期の目安 | やること |
|---|---|
| 出願の半年以上前 | 出願資格の区分を確認し、経済学部事務室へ不明点を問い合わせる |
| 出願の3〜4ヶ月前 | 専門基礎(経済学・小論文)と外国語(英語)の基礎固めを始める |
| 出願の1〜2ヶ月前 | 過去問(2026年度分)を時間を計って解き、志望理由書の下書きを作る |
| 出願期間(9月26日〜10月2日) | 成績証明書・卒業(見込)証明書を準備し、志望理由書を清書してインターネット出願を完了させる |
| 出願後〜試験日(10月17日)まで | 過去問演習の総仕上げと、志望理由書に沿った面接練習を行う |
大学編入全体の流れを確認する
京都産業大学に限らず、大学編入は出願資格の確認・出願書類の準備・筆記試験対策・面接対策という共通の流れで進みます。編入学の仕組みや難易度、費用、標準的な準備スケジュールを最初に把握しておくと、京都産業大学経済学部特有の準備事項(専門基礎の2部構成、志望理由書1,000字など)がどこに位置づくのか整理しやすくなります。制度の全体像を確認したい方は大学編入とは?仕組み・難易度・費用・スケジュールを徹底解説を参考にしてください。独学での対策に不安がある場合は、大学編入コースのように、専門基礎・小論文・面接まで一貫して見てもらえる指導を活用する方法もあります。
よくある質問(FAQ)
京都産業大学経済学部の編入試験の募集人員は何名ですか?
2027年度入学試験要項〈編・転入試〉によると、経済学部経済学科の3年次募集人員は15名です。学科は経済学科のみで、学科選択の余地はありません。人数は年度によって変わる可能性があるため、出願前に最新の募集要項でご確認ください。
2年次への編入はできますか?
できません。経済学部の編・転入試は3年次のみの募集です。京都産業大学の編・転入試のうち、2年次募集があるのは現代社会学部のみで、情報理工学部は事前審査の結果により年次が決まる仕組みになっています。大学に1年以上在学し30単位以上を修得(見込み)しているだけでは、経済学部への出願資格には該当しない点にも注意してください。
出願資格に短期大学卒業者は含まれますか?
含まれます。日本の短期大学を卒業した者、または2027年3月卒業見込みの者は出願資格の区分の一つです。このほか、大学に2年以上在学し62単位以上修得(見込み)した者、高等専門学校卒業(見込み)者、基準を満たす専修学校専門課程・高等学校等専攻科の修了(見込み)者も対象です。いずれの区分も、2027年3月末までに卒業・修了・単位修得が確定しなければ入学は許可されません。
専門基礎ではどんな問題が出ますか?
2026年度の専門基礎(80分・100点)は、経済学(ミクロ・マクロ理論)の初歩的な問題(全問回答)と、経済の時事問題に関する小論文(2問中1問選択)の2部構成でした。2026年度は独占企業の利潤最大化問題とマンデル=フレミングモデルの空欄補充、宿泊税や消費者物価指数を題材にした小論文が出題されています。数学の独立科目は課されませんが、利潤最大化問題では需要関数からの計算力が求められるため、基礎的な数式操作の練習も欠かせません。出題内容は年度により変わる可能性があります。
英語外部試験のスコアは出願に使えますか?
経済学部の3年次編・転入学において、TOEICやTOEFL、IELTSなどの英語外部試験を出願資格や出願書類として使う規定は要項上に明記されていません。英語外部試験による出願資格の特例は、外国語学部英語学科英語専攻など一部の学科に限定されています。
過去問はどこで入手できますか?
京都産業大学の公式サイト「入学試験要項・出願書類・過去問題集ダウンロード」ページで、編・転入試の過去問題集PDFが公開されています。ただし公開されているのは直近1年分(2026年度実施分)のみで、それ以前の年度の問題は公式には公開されていません。
面接では何を聞かれますか?
面接の具体的な質問項目は公表されていませんが、判定方法として「出願書類、筆記試験および面接により合否を判定します」と明記されており、志望理由書に記載した内容(出願動機・学びたい研究テーマ・活動実績・今後の発展性)を掘り下げる形で聞かれることが想定されます。経済学部が示すアドミッション・ポリシー(経済学的思考方法への理解、現在の経済社会の課題への問題意識、学修を深める意欲)に沿って自分の言葉で答えられるようにしておくと、専門基礎の解答内容とも矛盾のない受け答えがしやすくなります。
倍率はどのくらいですか?
公式資料で確認できるのは2026年度の実績のみで、経済学部経済学科は志願者2名・受験者2名に対し合格者は0名でした。1年分の実績だけで安定した倍率を算出することはできませんが、志願者数自体が少ない一方で全員が合格するわけではないことがこの実績から読み取れます。同じ年度の全学部合計は志願者17名・受験者16名・合格者6名で、学部・学科による合格者数のばらつきも大きくなっています。
まとめ|京都産業大学経済学部の編入試験対策
京都産業大学経済学部の編・転入試は、経済学科のみ・3年次限定で募集人員15名、外国語(英語)・専門基礎(経済学+小論文)・面接を1日で実施する試験です。ここまで確認した内容を要点として整理します。
- 募集は経済学部経済学科の3年次のみで、募集人員は15名(2027年度入学試験要項)
- 出願資格は大学在学(62単位以上)・短期大学卒業・高専卒業・専修学校専門課程修了・高等学校等専攻科修了の5区分
- 試験科目は外国語(英語)100点・専門基礎100点(経済学+小論文)・面接の3つ
- 出願期間は2026年9月26日〜10月2日、試験日は2026年10月17日、合格発表は2026年11月1日
- 2026年度入試結果は志願者2名・受験者2名・合格者0名で、募集人員だけでは測れない厳しさがある
- 専門基礎では独占市場の利潤最大化問題やマンデル=フレミングモデルなど大学レベルのミクロ・マクロ経済学が出題される
- 編・転入学後の学費は3年次年間1,361,500円・4年次年間1,128,500円が目安になる
- 過去問の公開は直近1年分のみのため、公開年度の問題を徹底的に使い切ることが対策の基本になる
試験科目の配点を見ると、外国語と専門基礎はどちらも100点で並んでおり、経済学の理解と英語読解力のどちらか一方に偏った対策では合格ラインに届きにくい試験です。志望理由書と面接では、専門基礎で問われる経済学の論点と自分の学習歴・関心をつなげて説明できる準備をしておくことが、書類・筆記・面接を一貫させるポイントになります。出願資格の確認や単位認定の見通し、学費の実額など、募集要項だけでは判断しづらい部分は、経済学部事務室への問い合わせも活用しながら早めに整理してください。公開されている過去問が1年分に限られる分、独学だけでは出題傾向の分析に限界を感じる場面も出てきます。独学での対策に不安がある場合は、専門基礎や志望理由書の添削、面接練習まで伴走してもらえる指導を活用するのも一つの方法です。
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