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早稲田大学に編入はできる?最新の募集状況と難易度・代わりに狙える難関大学

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結論から言うと、早稲田大学に「編入」できるかどうかは、どのルートを指すかによって答えが変わります。大学在学中の学生が受ける一般的な3年次編入は、2027年度時点で基幹理工学部のみに限られており、しかもその基幹理工学部も2027年度入試を最後に募集を停止することが公表されています。つまり、これまで「早稲田大学 編入」で語られてきた一般的な編入試験のイメージで挑戦できる門戸は、非常に狭くなっているのが実情です。

一方で、早稲田大学から編入という選択肢が完全になくなったわけではありません。学士の学位を持つ方(または取得見込みの方)が対象の「学士入学」は、2027年度も法学部・教育学部・文学部・基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部の6学部で実施が予定されています。さらに、高専生向けの指定校推薦型編入、通信教育課程である人間科学部eスクールのαコース、在学生が使える転部・転科制度など、条件を満たせば挑戦できる道は複数残っています。ただし、これらはいずれも「若干名」募集であったり、学部・年度によって実施の有無が変わったりするため、最新の入試要項を自分の目で確認する姿勢が欠かせません。

この記事では、早稲田大学入学センターや各学部が公開している最新の一次情報をもとに、早稲田大学編入の現状を整理したうえで、早稲田にこだわらない場合に検討したい京都大学・神戸大学・名古屋大学など難関国公立大学の3年次編入ルートまで、事実に基づいて解説します。ネット上には古い年度の情報に基づく記事も少なくないため、この記事を土台にしつつ、出願前には必ず各大学の最新要項を確認してください。

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目次

早稲田大学に編入はできる?【結論】最新の募集状況を公式情報で確認

結論:一般的な「3年次編入」は基幹理工学部のみ・2028年度以降は募集停止

早稲田大学入学センターが公開している「学士入学・編入学試験 入試要項・出願関係書類」によると、2027年度に学士入学・編入学試験の募集を行う学部は、法学部・教育学部・文学部・基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部の6学部です。このうち、大学に在学中の学生が対象となる「三年次編入学試験」を実施するのは基幹理工学部のみで、それ以外の学部はすべて学士の学位を持つ方(または取得見込みの方)を対象とした「学士入学試験」となっています。しかもこの基幹理工学部の三年次編入学試験は、2027年度入学試験を最後に募集を停止することが入学センターの「入試の変更点」ページで明記されています。つまり、2028年度以降は、いわゆる一般的な大学編入のイメージに当てはまる「大学在学中に早稲田へ3年次編入する」ルートが、公式になくなる見込みです。

2027年度に募集がある6学部一覧(学士入学・編入学)

2027年度時点で学士入学・編入学試験の募集がある学部と、その試験区分を整理すると次のとおりです。

学部試験区分備考
法学部学士入学学士の学位を有する方(見込含む)が対象
教育学部学士入学募集は特定の学科・専修に限定される年度あり
文学部学士入学学士の学位を有する方(見込含む)が対象
基幹理工学部三年次編入学・学士入学三年次編入は2027年度入試が最後(2028年度以降募集停止)
創造理工学部学士入学理工学術院として基幹理工学部と同日程で実施
先進理工学部学士入学理工学術院として基幹理工学部と同日程で実施

入学センターは「上記以外の学部は、2027年度入学試験の募集を行っていません」と明記しています。政治経済学部は過去の要項では学士入学を実施していた年度もありましたが、現行の一覧には含まれておらず、募集自体が縮小傾向にあることがうかがえます。

「早稲田 編入」を調べるときに注意したい古い情報

「早稲田大学 編入」や「早稲田 編入」で検索すると、過去の年度の募集要項をもとにした記事や、政治経済学部の学士入学など現在は実施されていない情報が混在して出てくることがあります。早稲田大学の編入・学士入学制度は年度ごとに実施学部や募集単位が変わりやすいため、この記事を含めどの情報を読む場合も、必ず早稲田大学入学センターおよび各学部の最新の入試要項で裏取りをしてください。現時点で整理すると、早稲田大学に関連して検討できるルートは、(1)学士入学(6学部)、(2)基幹理工学部の三年次編入(最後の募集)、(3)高専生向けの指定校推薦型編入、(4)人間科学部eスクールの編入相当コース、(5)在学生向けの転部・転科、の5つに整理できます。以降の見出しで、それぞれの内容と、早稲田以外で検討できる難関大編入ルートを順に解説していきます。

早稲田大学の編入学・学士入学とは?一般的な大学編入との違い

大学編入の基本(法令上の編入学と出願資格の類型)

そもそも大学編入という制度は、文部科学省の整理によれば、法令上「編入学」として認められているのは、短期大学卒業者、高等専門学校卒業者、専修学校の専門課程(一定の要件を満たすもの)修了者、高等学校専攻科修了者などです。一方で、4年制大学に在学中の学生を編入生として受け入れるかどうかは、各大学が独自に定める制度であり、法令上一律に保証されたものではありません。大学編入とは何かについてより詳しく知りたい方は、あわせて基本的な仕組みを確認しておくと理解が深まります。

学士入学と編入学の違い

早稲田大学の制度を理解するうえで欠かせないのが、「学士入学」と「編入学」の違いです。学士入学は、学士の学位を有する方(4年制大学を卒業した方、または卒業見込みの方)を対象に、学部の3年次に入り直す制度です。これに対して編入学は、主に短大・高専・専修学校専門課程の卒業(修了)者などを対象とする制度で、大学在学中の学生が対象になるかどうかは大学・学部の定め方次第です。早稲田大学の場合、現在大学在学中の学生が挑戦できる一般的な編入枠は、基幹理工学部の三年次編入学試験(2027年度が最後)のみに限られており、それ以外の6学部の枠はすべて学士号を持つ人向けの学士入学試験です。

早稲田大学が「編入できない」と言われる理由

大学に在学中の1〜2年生が「早稲田大学に編入したい」と考えたとき、実際に出願できる枠がほとんど残っていない状態にあることが、「早稲田大学は編入できない」と言われる背景です。整理すると、次のような違いになります。

制度主な対象者入学年次早稲田での実施状況
編入学短大・高専・専修学校専門課程卒業(見込)者等2〜3年次基幹理工学部のみ(2027年度が最後)、高専向け指定校推薦型あり
学士入学学士の学位を有する(見込含む)者主に3年次法・教育・文・理工3学部の計6学部
転部・転科早稲田在学生(主に1年次生)2年次学部により実施、募集人員は若干名

大学2〜3年生として在学しながら「よそから早稲田に移りたい」というニーズに対して、早稲田大学側が現在用意している枠は極めて限定的です。この点で、一般的な再受験(仮面浪人を含む)とは、必要な科目数や受験のタイミング、受験者層が大きく異なります。この違いは後半の代替ルート比較でも改めて取り上げます。

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早稲田大学で唯一の三年次編入「基幹理工学部」の募集内容と2028年度以降の募集停止

基幹理工学部 三年次編入の対象者・日程・選考方法(2027年度)

早稲田大学理工学術院が公開している入試要項によると、基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部の2027年度学士入学/三年次編入学試験は、出願期間が2026年9月1日〜9月8日(郵送)、試験日が2026年11月21日(筆記試験・面接)、合格発表が2026年12月18日です。このうち三年次編入学試験の対象となるのは、表現工学科を除く基幹理工学部の学科で、短期大学卒業者・高等専門学校卒業者・専修学校修了者などが出願資格に含まれます。日程・出願資格の詳細は年度によって変わる可能性があるため、出願を検討する場合は必ず理工学術院の最新の入試要項で確認してください。

2027年度入試が最後:募集停止の公式告知

早稲田大学入学センターの「入試の変更点」ページには、「2028年度以降 基幹理工学部 3年編入学試験募集停止」と明記されています。つまり、基幹理工学部の三年次編入は2027年度入試が事実上のラストチャンスということになります。理工系の学部に大学在学中に編入したいと考えている方にとって、これは大きな転換点です。もし基幹理工学部への編入を検討しているのであれば、2027年度入試に向けて早めに準備を進める必要がありますが、あくまで「若干名」募集である以上、合格を保証するものではない点は理解しておく必要があります。準備としては、出願が始まる9月から逆算し、春から夏にかけて英語・数学・専門科目の対策を進め、面接対策も並行して行うのが現実的なスケジュールです。また、この試験だけに賭けるのではなく、後述する国公立大学の編入試験など、併願先を確保しておくことも重要です。

高専生向けの指定校推薦型編入は継続

基幹理工学部の一般的な三年次編入学試験とは別に、高等専門学校の学生を対象とした「編入学試験(指定校推薦型)」が、基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部で実施されています。対象は工学系の学科・コースを持つ高専で、出願時期はおおむね5月頃、編入学年は学科により2年次または3年次となります。この指定校推薦型編入は、前述の三年次編入学試験の募集停止とは別枠の制度であり、現時点では継続して実施される見込みです。ただし指定校であるかどうか、校内選考の有無などは高専ごとに異なるため、該当する方はまず自分の学校の進路担当窓口に確認することをお勧めします。理工系で早稲田を志望する学生にとっては、基幹理工学部の一般編入が募集停止となったあとも、指定校推薦型編入や後述する学士入学、あるいは国公立大学の理工系編入という選択肢が残ります。

早稲田大学の学士入学を実施する学部一覧と出願資格(法・教育・文・理工3学部)

学士入学を募集する6学部と募集単位

2027年度に学士入学を実施する学部は、法学部・教育学部・文学部・基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部の6学部です。出願資格は、学士の学位を有する方(4年制大学を卒業した方)、または取得見込みの方が基本となります。ただし入学センターは「選考方法は学部により異なり、年度や学科、専攻、専修、コース等により募集しない場合もあります」と注記しており、毎年すべての学科・専修で必ず募集があるわけではない点に注意が必要です。

法学部の出願資格・修業年限に見る制度の実際

法学部の2026年度学士入学試験を例にとると、出願資格は学士の学位を有する方または取得見込みの方で、第3年次への編入という扱いです。修業年限は2年、在学できる期間は4年とされており、単位認定の状況によっては卒業までに3年以上かかる場合もあるとされています。早稲田大学法学部(第一・第二法学部を含む)の卒業者は法学部への出願ができません。また、外国の学校で学士を取得した(見込みの)方は、出願期間開始日の1カ月前までに学部入試係へ出願資格の確認を行う必要があります。「2年で早稲田の学位が取れる」という単純な話ではなく、単位認定次第で在学期間が延びる可能性がある点は、正直に理解しておくべきポイントです。

教育学部の要項に見る募集単位の限定と日程

教育学部の2026年度学士入学試験では、募集対象が教育学科教育学専攻教育心理学専修・国語国文学科・理学科生物学専修・理学科地球科学専修の4学科・専修に限られており、募集人員は若干名です。出願期間は2025年10月6日〜10月10日(消印有効)という短い期間に設定されています。この例からも分かるとおり、学士入学は募集単位が学部・年度によって限定的であり、狙っている学科・専修が必ず募集されるとは限りません。理工3学部の学士入学については、三年次編入学試験と同じ日程(出願2026年9月1日〜9月8日、試験2026年11月21日)で実施されます。

社会人や既卒者にとって、学士入学は「早稲田大学に入り直す」現実的なルートのひとつですが、学費・在学期間といったコストと、得られる学位・学びの内容を冷静に比較検討する必要があります。学部ごとに要項の公開時期や出願期間が異なるため、春から夏にかけて早めに情報収集を始めることが欠かせません。募集人員や試験科目の細目は年度によって変わるため、必ず各学部が公開する最新の入試要項で確認してください。

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早稲田大学 編入・学士入学の難易度と倍率をどう考えるか

倍率が公表されない「若干名」募集の読み方

早稲田大学の編入・学士入学について、倍率や合格者数を示す公式データは確認できませんでした。ネット上には「倍率◯倍」「合格率◯%」といった数字を挙げる記事も見られますが、根拠となる一次情報が確認できない以上、この記事ではそうした具体的な数値は示しません。募集人員が「若干名」とされている場合、単純に定員を埋めることが目的ではなく、大学が求める水準に達した出願者がいなければ合格者を出さないという運用も一般的な大学入試では起こり得ます。したがって、「若干名」という表記を「実質は形だけの募集」と軽く見るのではなく、「水準に届かなければ合格は出ない狭き門」と捉えておくのが実態に近いと考えられます。

課される試験(筆記・面接・語学スコア)から見る難易度

基幹理工学部の三年次編入学試験の例では、筆記試験と面接が課されます。学部によって試験科目や配点は異なりますが、専門科目の基礎学力と、面接での志望動機・学習意欲の言語化が問われる点は共通しています。「編入試験は一般入試より科目数が少ないから簡単」という俗説もありますが、実際には科目数が絞られている分、その科目についての深い理解が要求されるうえ、受験者層には大卒者や他大学の在学生など、すでに一定の学力を持つ層が集まりやすく、また情報が一般入試ほど広く出回っていないという難しさもあります。

一般入試・再受験との難易度比較

早稲田大学の編入・学士入学は、一般選抜の再受験と比べて受験科目数が少ない傾向にありますが、そのぶん出題範囲が深く、対策情報も限られるという特徴があります。過去問が公開されていない場合は、入試要項に記載された出題範囲や、志望学部のシラバス、類似する国公立大学の編入試験の過去問などから出題傾向を逆算して対策を組み立てるのが現実的です。学士入学を受験する社会人や他大学在学生にとっては、仕事や学業と並行した学習時間の確保が大きな課題になります。準備には相応の期間が必要ですが、合格を保証するものではない点は留意してください。編入試験と一般入試の違いについては一般入試と編入試験の違いで詳しく解説していますので、あわせて確認しておくと全体像がつかみやすくなります。

通信教育課程なら可能性あり:早稲田大学 人間科学部eスクールへの編入(αコース)

eスクールとは(学位・学習スタイル)

早稲田大学人間科学部の通信教育課程「eスクール」は、スクーリングを除くほとんどの課程をeラーニングで行う、日本初の通信教育課程として知られています。約400科目が開講されており、卒業時には学士(人間科学)の学位を取得できます。通学が難しい社会人や、地方在住で早稲田大学のキャンパスに通えない方にとって、時間や場所の制約を受けにくい学びの選択肢です。

αコース(2年次編入相当)・βコースの出願資格

eスクールには、大学在学中の学生が受ける「3年次編入」に相当する制度は存在しません。そのかわり、次の2つのコースに分かれています。

  • αコース(2年次編入相当): 短期大学・高等専門学校卒業(見込)者、4年制大学で62単位以上を修得した者などが対象。学士の学位を持つ方は一定の単位が免除されます。
  • βコース(1年次入学): 高卒(見込)以上の方が対象の1年次入学。

単位免除数などの細目は年度によって変わる可能性があるため、出願を検討する場合は必ず最新の募集要項・よくあるご質問ページで確認してください。

通学課程との違いと注意点

eスクールは、働きながら早稲田大学の学位を目指したい社会人にとって現実的なルートのひとつです。ただし、通学課程とは学び方やキャンパスライフが大きく異なり、対面での交流機会もスクーリングなど限られた場面に限定されます。学費体系やスクーリングの実施方法、選考方法についても通学課程とは異なるため、出願前に最新の要項を必ず確認してください。通信制大学からの編入全般については通信制大学 編入ガイドでも取り上げていますので、あわせて参考にしてください。

早稲田大学の在学生なら「転部・転科」で学部を変えられる

転部・転科制度の仕組みと対象者

早稲田大学にはすでに在学している学生向けに「転部・転科」という制度があります。これは主に1年次生を対象に、2年次から別の学部・学科へ移るための試験で、学部ごとに実施されています。あくまで早稲田大学の学生が対象の制度であり、他大学に在学中の学生が利用できる編入制度とは別物である点に注意してください。

学部ごとの選考例(法学部・政治経済学部など)

実際に、法学部は「転部入学試験要項」を、政治経済学部は「転部・転科試験要項」を公開するなど、複数の学部で制度が運用されています。選考方法は筆記試験・面接・GPA・語学スコアなど学部により異なり、詳細はそれぞれの要項で確認する必要があります。ただし入学センターは「すべての学部・学科・専修で毎年実施されているわけではなく、募集人員も若干名」と明記しており、志望する学部・学科で必ず転部試験が実施されるとは限りません。

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転部の募集停止・変更点に注意

制度自体も年々変化しています。たとえば文化構想学部の一部論系(文芸・ジャーナリズム論系)の転部試験は2027年度以降募集停止となることが公表されており、政治経済学部でも転科試験の変更が予定されています。「早稲田の別の学部にまず入学し、あとから転部する」という戦略を考える方もいるかもしれませんが、これは狙った学部・学科で毎年転部試験が実施される保証がなく、募集停止や不合格の場合は元の学部に在籍し続けることになるというリスクを伴います。志望学部が明確に決まっている場合は、転部という不確実な手段だけに頼るのではなく、一般入試や他大学編入も含めた複線で検討することをお勧めします。

早稲田大学に編入できない場合の選択肢(1):京都大学・神戸大学・名古屋大学など国公立難関大の3年次編入

京都大学法学部の3年次編入(募集10名・TOEFL+論文)

早稲田大学とは異なり、旧帝大をはじめとする難関国立大学には、大学在学中の学生が挑戦できる3年次編入が現存する学部が複数あります。代表例が京都大学法学部です。令和9年度(2027年度)の募集要項も公開されており、直近の令和7年度実績では募集人員10名で実施されました。出願資格は、大学2年次以上に在学し56単位以上を修得している者(休学期間を除き在学2年以上)、学士の学位を有する(見込含む)者(ただし法学部卒業者・法学/政治学の学士取得者は不可)、短大・高専卒業(見込)者などです。大学在学中の学生も出願できる点が、早稲田大学の現状とは大きく異なります。選考は、TOEFL-iBTスコア(ETSから直送、出願最終日の2年前以降のスコアが有効。TOEFL-ITP/PBTは不可、Home Editionは可)と、論文試験(社会科学または人文科学に関する問題を日本語で論述、150分)の総合評価で行われます。令和7年度の日程は、出願2024年9月18日〜24日、論文試験10月26日、合格発表12月13日で、検定料30,000円、入学料282,000円、授業料年額535,800円(予定額)でした。詳しい傾向と対策は京都大学法学部(3年次編入)の傾向と対策で解説しています。

神戸大学の3年次編入(経済・経営・法で募集規模が大きい)

神戸大学も、経済学部・経営学部・法学部で第3年次編入学を実施しています。経済学部の募集人員は20人(私費外国人特別選抜含む)で、筆記試験科目は経済学と数学です。経営学部・法学部についても募集要項が公開されており、社会科学系の学部を中心に募集規模が大きい、編入試験における定番の難関校のひとつとなっています。募集人員や試験科目は年度により変わる可能性があるため、出願を検討する場合は必ず各学部の最新要項で確認してください。神戸大学の編入全般については神戸大学 編入を徹底解説で詳しく取り上げています。

名古屋大学の編入実施7学部と経済学部の詳細

名古屋大学で学部編入学試験を実施しているのは、文学部・教育学部・法学部・経済学部・情報学部・医学部医学科・工学部の7学部です。大学公式サイトでは「理学部、医学部保健学科、農学部は編入学を行っておりません」と明記されています。経済学部の2026年度第3年次編入学では、経済学科・経営学科あわせて募集人員10名、出願要件としてTOEIC590点以上またはTOEFL-iBT61点以上(PBT500点以上等)のスコアが必須とされました。選抜は書類審査・英語スコア・筆記試験「経済・経営に関する基礎的な問題」の総合評価で、出願期間は約4日間と短く設定されている点にも注意が必要です。また、出願書類を生成AIで作成することを禁止する旨も明記されています。名古屋大学経済学部編入の詳細は名古屋大学経済学部編入試験の傾向と対策を参考にしてください。

国立大学の学費メリットと併願のしやすさ

国立大学は私立大学と比較して学費が抑えられている点も見逃せません。京都大学法学部の例では、入学料282,000円・授業料年額535,800円(予定額)とされています。また、大学ごとに出願・試験の日程が異なるため、条件を満たせば複数の国公立大学の編入試験を併願することも可能です。早稲田大学への編入・学士入学だけに絞るのではなく、これらの難関国公立大学の3年次編入を選択肢に加えることで、挑戦できる間口を広げることができます。

早稲田大学に編入できない場合の選択肢(2):上智大学など難関私立大学の編入・学士入学

3年次編入を実施している主な難関私大

早稲田大学以外にも、3年次編入を実施している難関私立大学があります。代表的なところでは上智大学が挙げられますが、私立大学の編入は実施学部・募集人員が年度によって変わりやすい傾向があるため、本記事では具体的な数値の断定は避けます。検討する場合は、必ず各大学の最新の入試要項で募集状況を確認してください。上智大学の編入については上智大学 編入 完全ガイドで詳しく解説しています。

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私大編入の試験科目・スケジュールの特徴

慶應義塾大学については、通信教育課程を除く一般的な学部での編入学は実施していないとされていますが、この点は一次情報での確認が取れていないため、最新の状況は必ず大学公式サイトで確認するようにしてください。私立大学の編入試験は、一般的に英語・専門科目・面接を中心とした選考が多く、国公立大学よりも出願・試験の時期が早めに設定される傾向があります。志望する大学がある場合は、早めにスケジュールを把握しておくことが重要です。

早稲田志望者が私大編入を選ぶ判断軸

早稲田大学への編入が難しい状況を踏まえると、「早慶」というブランドだけにこだわるのではなく、学びたい学問分野、卒業後の進路、学費といった観点から総合的に比較検討することが大切です。学士入学を実施している私立大学もあり、すでに大学を卒業した社会人にとっては、こうした私大の学士入学も選択肢のひとつになり得ます。いずれの場合も、各大学の最新の募集状況を必ず公式サイトで確認したうえで検討してください。

編入以外で早稲田大学を目指すルート:大学院進学・一般再受験・学士入学の比較

早稲田大学大学院に進学するルート

学部への編入という形にこだわらないのであれば、大学院(修士課程)から早稲田大学に進学するという選択肢もあります。大学院入試は研究科ごとに実施され、出願資格・試験科目・日程も異なります。研究内容や指導教員との相性を重視する方にとっては、学部での編入よりも大学院進学のほうが目的に合致する場合があります。詳細な出願資格・試験科目は、志望する研究科の最新の入試要項で確認してください。

一般選抜で再受験するルート

もっとも門戸が広いのは、一般選抜による再受験です。科目負担は編入・学士入学に比べて大きくなりますが、募集人員も多く、狙える学部の選択肢も広がります。現在大学に在学しながら再受験する、いわゆる仮面浪人を選ぶ場合は、在籍する大学の単位取得状況や学費、そして精神的な負担にも注意が必要です。

目的別ルート比較:費用・期間・向き不向き

「早稲田大学で何を得たいか」によって、選ぶべきルートは変わってきます。イメージを整理すると次のようになります。

ルート対象者入学年次の目安特徴
学士入学学士号取得(見込)者3年次(修業2年程度)短期間で学位取得を目指せるが募集単位が限定的
一般選抜(再受験)高校生・既卒者・仮面浪人生1年次(4年間)門戸が最も広いが科目負担が大きい
大学院進学学部卒業(見込)者修士課程(2年程度)研究・学歴目的なら有力な選択肢

「学歴・研究環境としての早稲田」を求めるなら大学院、「学部教育・学部卒業資格としての早稲田」を求めるなら学士入学や一般再受験、というように目的別に整理すると選びやすくなります。どのルートを選ぶ場合でも、TOEFLやTOEICといった英語資格のスコアが有利に働く場面が共通して多いため、早い段階からスコアメイクに取り組むことをお勧めします。読者のタイプ別に整理すると、他大学に在学中の1〜2年生であれば国公立大学の3年次編入が本命候補になりやすく、短大・高専生であれば国公立編入に加えて高専の指定校推薦型編入も検討でき、大卒者・社会人であれば学士入学・eスクール・大学院進学が現実的な候補になります。

早稲田大学 編入・代替ルート合格に向けた勉強法とスケジュール

出願までの逆算スケジュール

編入・学士入学は、要項公開(春〜夏)、出願(秋)、試験(秋〜冬)という年間サイクルで動くのが一般的です。実際の例を見ると、早稲田大学理工3学部は出願2026年9月1日〜9月8日・試験2026年11月21日、京都大学法学部は出願2024年9月18日〜24日・試験10月26日(いずれも直近実績)、名古屋大学経済学部は出願2025年10月7日〜10日・試験10月31日となっています。志望校が決まったら、まず最新の入試要項を確認し、そこから逆算して英語スコア対策・専門科目対策・志望理由書作成のスケジュールを組み立てることが大切です。

英語(TOEFL/TOEIC)対策の始め方

京都大学法学部のTOEFL-iBT、名古屋大学経済学部のTOEIC590点以上またはTOEFL-iBT61点以上のように、出願要件として英語スコアの提出が求められるケースが多く見られます。スコアの受験から提出(ETSによるスコアの直送など)まで一定のリードタイムがかかることを踏まえると、半年から1年前には対策を始めておくのが安全です。早稲田大学の学士入学・編入学試験でも語学力が問われる場面があるため、早めの準備が全体を通じて有利に働きます。

専門科目・小論文・面接対策と併願戦略

専門科目の対策は、志望学部の入門書や、公式に公開されている過去問(神戸大学法学部などは過去問を公開)、志望大学のシラバスなどを活用して進めるのが現実的です。志望理由書や面接では、「なぜ編入・学士入学を選ぶのか」「編入後・入学後に何を学びたいのか」を具体的に言語化できるよう準備しておく必要があります。なお、名古屋大学経済学部の例のように、出願書類を生成AIで作成することを禁止している大学もあるため、書類作成のルールも事前に確認してください。併願戦略としては、早稲田大学(学士入学や基幹理工学部のラスト募集)に加えて、国公立大学の編入、私立大学の編入・学士入学を組み合わせることで、挑戦できる選択肢を広げることができます。独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。

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よくある質問(FAQ)

早稲田大学に大学2年生から3年次編入できますか?

2027年度時点で三年次編入学試験を募集しているのは基幹理工学部のみで、対象は短大・高専卒業者などです。しかもこの基幹理工学部の三年次編入は、2028年度以降募集停止となることが公表されています。それ以外の学部は学士の学位を持つ方向けの学士入学のみのため、大学在学中の学生が受けられる一般的な編入枠は事実上ほとんどないのが現状です。

早稲田大学の編入は廃止されたのですか?

完全に廃止されたわけではありませんが、大幅に限定されています。一般的な3年次編入は基幹理工学部のみで、2027年度入試が最後です。一方で、学士入学(法学部・教育学部・文学部・理工3学部)、高専生向けの指定校推薦型編入、通信教育課程eスクールの編入相当コース(αコース)は継続しています。募集が縮小している理由について、大学側の公式な説明は公表されていません。

学士入学と編入学は何が違いますか?

学士入学は、学士の学位を取得している(または取得見込みの)方が対象で、大学に在学中の学生は原則として対象になりません。編入学は、法令上は短大・高専・専修学校専門課程の卒業(修了)者などを対象とする制度です。早稲田大学で、大学在学中の他大学生が受けられるのは、2027年度までは基幹理工学部の三年次編入学試験のみとなります。

早稲田大学の学士入学の倍率・難易度はどれくらいですか?

募集人員は「若干名」とされており、倍率などの公式データは公表が確認できませんでした。学部により筆記試験・面接が課され、募集単位も学科・専修によって限定的なため、狭き門と言えます。具体的な試験科目や選考方法は、志望する学部の最新の入試要項を必ず確認してください。

高専生ですが早稲田大学に編入できますか?

工学系の学科・コースを持つ高等専門学校の学生であれば、基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部の「指定校推薦型編入学試験」を利用できる可能性があります。出願時期はおおむね5月頃で、学科によって編入学年は2年次または3年次となります。まずは自分の高専が指定校に含まれているか、校内選考があるかどうかを学校の進路担当窓口に確認してください。

社会人ですが早稲田大学に入り直す方法はありますか?

学士の学位があれば、法学部・教育学部・文学部・理工3学部で実施されている学士入学(3年次入学、修業年限2年程度)が候補になります。働きながら学びたい場合は、人間科学部eスクールも選択肢です(αコースは短大卒業者・大卒者などが対象で、学士の学位を持つ方は単位が一部免除されます)。研究を目的とする場合は、大学院進学も候補に入ります。

まとめ|早稲田大学の編入は狭き門だが選択肢は残っている

ここまで見てきたとおり、早稲田大学の編入・学士入学をめぐる最新の状況を整理すると、次のようになります。

  • 大学在学中の学生が受ける一般的な3年次編入は、2027年度時点で基幹理工学部のみに限定されており、2028年度以降は募集停止が公表されている
  • 2027年度に学士入学・編入学試験の募集がある学部は、法学部・教育学部・文学部・基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部の6学部
  • 学士入学は学士の学位を持つ(見込含む)方が対象で、大学在学中の学生は原則として対象外
  • 高専生向けには基幹・創造・先進理工学部の指定校推薦型編入学試験が別枠で継続している
  • 通信教育課程の人間科学部eスクールには、αコース(2年次編入相当)という社会人にも開かれたルートがある
  • 早稲田在学生であれば転部・転科制度で学部を変えられる可能性があるが、募集は毎年実施されるとは限らない
  • 早稲田大学にこだわらないのであれば、京都大学法学部・神戸大学(経済・経営・法)・名古屋大学(7学部)など、大学在学中の学生が挑戦できる3年次編入を実施している難関国公立大学がある
  • 倍率や合格者数の公式データは非公表のため、根拠のない数値情報に惑わされず、必ず各大学・学部の最新の入試要項を確認する

早稲田大学の編入・学士入学は、かつてに比べて確実に門戸が狭くなっていますが、正しく制度を理解すれば、まだ挑戦できる道が複数残っていることも事実です。基幹理工学部のラストチャンスに賭けるのか、学士入学やeスクールといった別ルートを選ぶのか、あるいは京都大学・神戸大学・名古屋大学など難関国公立大学の3年次編入に目を向けるのか。自分の在学状況・学歴・目的に合わせて、複数の選択肢を比較しながら計画を立てることが、後悔のない進路選択につながります。募集人員や試験内容は年度によって変わるため、この記事の内容を出発点としつつ、出願を検討する際は必ず各大学・学部が公開する最新の入試要項で内容を確認してください。独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。

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この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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