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東海大学医学部の編入学試験(展学のすすめ)を徹底解説|出願資格・科目・倍率・対策

「東海大学 医学部 編入」を検索している方の多くは、以前実施されていた「一般編入学選抜」のイメージをお持ちかもしれません。しかし現在、東海大学医学部医学科で学士・社会人・文系出身者などを対象に実施されているのは、2022年度に新設された特別選抜「医学部医学科特別選抜(展学のすすめ)」です。編入学選抜の精神を引き継ぎつつも、入学は2年次・3年次への途中編入ではなく1年次春学期(4月)からのスタートとなる点が、名称から受ける印象と大きく異なる最重要ポイントです。
この「展学のすすめ」は、出願にあたって年齢や出身学部の制限がなく、学士だけでなく大学在学中の方や短大卒・高専卒の方まで門戸を開く、私立医学部では数少ない選抜方式として知られてきました。試験科目も理科・生命科学の学科試験がなく、小論文と英語のみで一次選考を行う点が国公立大学の学士編入試験とは大きく異なります。一方で、大学の公式発表により2028年度入学試験からは募集停止となることが予告されており、2027年度入試(2026年秋に実施予定)が最後の実施機会となる見込みです。
本記事は、東海大学が公表している2026年度入学試験要項および公式の入試予告ページなど一次情報に基づき、出願資格・試験科目・配点・日程・学費・倍率の推移・対策までを整理しました。予備校調べの数値など未確定の情報については出所を明示し、最新情報は必ず大学公式サイト・募集要項でご確認いただくようお願いいたします。
東海大学医学部の編入学試験はどうなった?「展学のすすめ」の制度全体像
「東海大学医学部の編入=展学のすすめ」と呼ばれる理由
東海大学医学部医学科の「一般編入学選抜」は2021年度入試を最後に募集停止となりました。その後継として2022年度に新設されたのが「医学部医学科特別選抜(展学のすすめ)」です。大学の公式お知らせでは、この特別選抜について「一般編入学選抜(医学部医学科)の精神を引き継ぎ、多様な人材を受け入れる入試制度」であり、「出願において年齢や出身学部の制限はない」と説明されています。検索キーワードとしては今も「東海大学医学部 編入」という通称が広く使われていますが、正式名称は「特別選抜(展学のすすめ)」であるという点を、まず正確に押さえておく必要があります。
一般編入学選抜(〜2021年度)から特別選抜(2022年度〜)への移行
旧・一般編入学選抜は2021年度を最後に募集を停止し、翌2022年度から現行の特別選抜へと切り替わりました。この移行によって選抜の名称や運用は変わりましたが、多様なバックグラウンドを持つ人材を医学部に迎え入れるという理念は引き継がれています。旧制度の詳細な試験科目や定員については今回のリサーチでは十分な確認ができていないため、本記事では現行の「展学のすすめ」を中心に解説します。
最大の注意点:1年次4月入学であり2年次・3年次編入ではない
「編入学」という言葉から2年次や3年次への途中入学をイメージする方が多いのですが、展学のすすめは1年次春学期(4月)入学の特別選抜です。そのため、合格後の在学期間は他の一般選抜合格者と同じく6年間となります。単位認定によって在学期間が短縮されるわけではない点は、出願を検討する上で必ず理解しておくべきポイントです。大学が掲げる制度の目的は「多様な社会を反映して、これまでの自身の学びと背景を活かし、自ら積極的に学ぶ強い意欲を持ち続けながら他の学生とともに成長し、将来その学識と経験をもって真に社会に貢献し、国際的にも活躍できる良医の育成」とされています。学士編入や医学部再受験を検討する場合、まずは制度全体の位置づけを理解しておくことが大切です。学士編入全般の基礎知識は【医学部学士編入】これでわかる医学部学士編入試験でも整理していますので、あわせてご参照ください。私立・国公立を横断した実施校の比較については医学部学士編入対策大全|実施大学一覧・難易度・倍率・TOEICもご覧ください。
【重要】東海大学医学部「展学のすすめ」は2027年度が最後|募集停止の公式発表
公式「入試の予告」の内容(2028年度から募集停止・一般選抜70名へ)
東海大学は公式サイトの「入試の予告」において、2028年度入学試験から「展学のすすめ」の募集を停止することを発表しています。これまで10名だった募集人員はゼロとなり、この入試区分自体が廃止される予定です。あわせて、この10名分の枠は一般選抜に振り分けられ、一般選抜の募集人員は60名から70名へ増員されることが予告されています。この情報は2026年3月下旬時点の公式発表に基づくものであり、今後の詳細は大学公式サイトで随時更新される可能性があるため、最新情報は必ずご自身で確認してください。
最後の実施となる2027年度入試のスケジュール
2028年度からの募集停止を踏まえると、2027年度入試(2026年秋に実施)が「展学のすすめ」としては最後の実施機会となります。公式ページに掲載されている2027年度日程は、出願期間が2026年10月9日(金)から10月21日(水)必着、第一次選考が2026年11月8日(日)、第二次選考が2026年11月22日(日)です。選抜方法についても、一次は書類審査・小論文・英語、二次は個人面接という構成が継続される予定です。なお、一次合格発表や最終合格発表、入学手続の締切日については、公式要項PDFの公開を待って必ずご自身で確認することをおすすめします。
志願者減少の推移と背景(第三者情報として)
後述するように、予備校の調査データでは近年の志願者数は減少傾向にあるとされています。募集停止の背景について「社会人を主な対象とした試験制度としての役目を終えた」といった大学側の説明があるとの情報もありますが、これは予備校の取材に基づくものであり大学の公式見解として確認できたものではありません。検討中の方は、駆け込みで出願するかどうかを焦って判断するのではなく、まずは出願まで残り期間がどの程度あるかを整理し、公式要項の内容をひとつずつ確認しながら準備を進めることが大切です。
東海大学医学部編入(展学のすすめ)の出願資格|学士・短大卒・高専卒・社会人まで
展学のすすめの最大の特徴は、出願できる対象の幅広さにあります。2026年度入学試験要項では、出願資格として次のいずれかに該当することが求められています。
4つの出願資格区分の詳細
- 4年制以上の大学(外国の大学を含む)を卒業した方(学士)、または大学に2年以上在学し62単位以上を修得した方(見込みを含む)
- 短期大学を卒業した方(見込みを含む)
- 高等専門学校を卒業した方(見込みを含む)
- 文部科学大臣の定める基準を満たす専修学校専門課程の修了者、または修業年限2年以上等の基準を満たす高等学校専攻科の修了者(見込みを含む)
注目すべきは、4年制大学を卒業していなくても「2年以上在学し62単位以上修得」していれば出願できる点です。これは学士号の取得を出願要件とする国公立大学の学士編入試験の多くとは異なる特徴であり、大学在学中の方にも門戸が開かれていることを意味します。
年齢・出身学部の制限なし=文系出身者も出願可能
公式サイトには「出願において年齢や出身学部の制限はない」と明記されています。つまり理系学部の出身者に限らず、文系学部出身の社会人や再受験を検討する方も出願資格を満たせば挑戦できます。文系出身者が医学部学士編入を目指す際に押さえておきたいポイントは文系大学生の医学部学士編入についてでも解説していますので、あわせてご確認ください。
外国の大学出身者の事前資格確認手続
外国の大学等の卒業をもって出願資格とする場合には、出願前に「出願資格確認手続」を行う必要があります。2026年度入試では、この確認手続の受付期間は2025年8月1日から8月12日必着とされ、結果通知は9月1日を目処とすることが要項に記載されていました。出願本番の2〜3か月近く前倒しで動く必要があるため、海外の大学を卒業された方は見落とさないよう早めにスケジュールを確認することが重要です。
医師法上の欠格事由の注意
要項には医師法上の欠格事由(未成年者への医師免許の不交付、罰金以上の刑に処せられた場合など)についての注記もあります。出願を検討する際は、この点についても要項本文で必ず確認しておきましょう。
東海大学医学部「展学のすすめ」の試験科目と配点|一次は小論文+英語のみ
第一次選考=書類審査+小論文(80分800字・100点)+英語(90分・100点)
展学のすすめの第一次選考は、書類審査に加えて小論文(80分・800字以内・100点)と英語(90分・100点)で構成されます。生命科学や理科といった学科試験が課されないことが最大の特徴で、理系科目のブランクがある社会人や文系出身者にとっては大きな安心材料となります。ただし、採点方式には注意が必要です。素点そのものではなく、標準偏差を用いた「標準化(偏差値)採点」が採用されているため、受験者全体の中での相対的な位置づけが合否に直結します。つまり「みんなが得点できる問題を落とす」ことが致命傷になりやすい、という相対評価特有の性質を理解しておく必要があります。
第二次選考=個人面接240点(配点最大)
第二次選考は個人面接で、配点は240点です。1人あたり20分程度の面接を2回、5分程度の面接を2回という構成で、一次試験の筆記200点(小論文100点+英語100点)よりも二次の面接配点の方が大きいという配点構造になっています。つまり、一次を通過した後の面接こそが合否を左右する本丸だといえます。二次選考の開始時間は受験生ごとに異なり、二次受験票に記載される点にも注意しましょう。
標準化(偏差値)採点の仕組みと戦略上の意味
標準化採点のもとでは、極端に高い得点を狙うよりも、受験者の多くが得点できる設問を確実に押さえることが安定した評価につながりやすいとされています。当日の時間割は、2026年度実績では9:20〜10:40が小論文、11:10〜12:40が英語という構成でした。小論文を受験していない場合は英語を受験できない、指定科目をすべて受験しないと合否判定の対象にならない、というルールも要項に明記されています。国公立大学の学士編入試験の多くが生命科学を重視するのに対し、展学のすすめは英語と小論文中心という科目構成の違いがあるため、併願を検討する場合は科目対策の配分を意識する必要があります。
東海大学医学部編入(展学のすすめ)の倍率・志願者数の推移
倍率や志願者数の推移については、大学公式の「過去入試結果」ページでの選抜区分別の詳細な数値を今回直接確認することができませんでした。以下は予備校(メルリックス学院)の調査に基づく情報であり、出所を明示したうえで参考情報として紹介します。最新の正確な数値は大学公式の入試結果ページで必ずご確認ください。
2022〜2026年度の志願者・合格者データ(予備校調べ)
| 年度 | 志願者数 | 受験者数 | 一次合格者数 | 最終合格者数 |
|---|---|---|---|---|
| 2022年度 | 226名 | – | – | 10名 |
| 2023年度 | 192名 | – | – | 10名 |
| 2024年度 | 207名 | 193名 | 28名 | 9名 |
| 2025年度 | 146名 | 138名 | 21名 | 6名 |
| 2026年度 | 126名 | 121名 | 21名 | 9名 |
出典:メルリックス学院のブログ記事(https://melurix.co.jp/blog/info/medical/c1337 、https://melurix.co.jp/blog/info/medical/tokai_tengaku2027)。志願者数・受験者数の区別について出所間で表記の揺れがあることに留意してください。
実質倍率はおおむね13〜24倍のレンジ
受験者数を最終合格者数で割った実質倍率は、年度により幅がありますがおおむね13倍から24倍程度のレンジで推移しているとされています。2026年度でみると受験者121名に対し最終合格9名で、実質倍率は約13.4倍という計算になります。志願者数自体は2022年度の226名から2026年度の126名へと減少傾向にある一方で、最終合格者数も6〜10名と少数に絞られているため、倍率としては高い水準が続いているとみられます。
「合格者が募集人員10名に満たない年がある」ことの意味
募集要項には「合格基準に達しない場合は、合格者数が募集人員に達しないこともある」と明記されています。実際、2025年度は最終合格者が6名にとどまっており、募集人員である10名を下回っています。これは、一定の基準を満たさない限り無理に定員を埋めない選抜方針であることを意味しており、志願者数が減っているからといって易化していると単純に判断すべきではありません。また、一次合格者が21〜28名程度であるのに対し最終合格は6〜10名程度にとどまっており、一次通過後も2〜3人に1人程度しか最終合格に至っていない計算になります。つまり、二次の面接勝負である側面が数字の上からも見て取れます。
東海大学医学部「展学のすすめ」の英語対策|90分・100点
出題傾向(一般論として)と学士・社会人受験生の英語力の目安
公式に公表されているのは試験時間(90分)と配点(100点)のみで、具体的な出題傾向の詳細については大学が公表している過去問での確認が基本となります。編入試験の英語では、医療・自然科学系のテーマを扱う長文読解が出題されることが一般的とされており、東海大学の展学のすすめについても同様の傾向を想定して備えておくとよいでしょう。学士・社会人受験生の場合、大学受験時から年数が経っていることも多いため、まずは基礎的な語彙・文法の再確認から始め、医療系トピックへの読解耐性を養っていくのが王道の対策です。
資格スコアが書類審査で果たす役割
出願書類の中で、取得済みの資格・免許(TOEFLなど)についてはA4コピーでの提出が認められています。TOEICやTOEFLのスコアが必須というわけではありませんが、英語力を客観的に示す材料として書類審査でプラスに働く可能性があります。英語学習の進捗を測る指標としても資格試験のスコアは活用しやすく、対策の一環として受験しておく価値はあるでしょう。TOEIC対策の考え方については医学部学士編入対策大全でも触れています。
90分で得点を安定させる学習ロードマップ
標準化採点のもとでは、突出した高得点よりも安定して得点を積み上げることが重要になります。社会人受験生の場合、平日の学習時間確保が課題になりやすいため、通勤時間を使った単語・熟語の反復や、週末にまとまった時間を確保しての長文演習など、生活リズムに合わせた3〜6か月程度の学習計画を立てることをおすすめします。90分という試験時間の中で焦らず読み進められるよう、時間を計った演習を繰り返し行い、時間配分の感覚を体に染み込ませておくことが大切です。
東海大学医学部「展学のすすめ」の小論文対策|80分・800字の攻略法
医療・社会テーマで問われる思考力
小論文は80分で800字以内、配点100点という仕様が公式要項に明記されています。募集要項に記載されているアドミッションポリシーでは「他者の意見を傾聴でき、共感でき、相手を尊重しながら自身の考えを発信できる能力」、すなわち思考力・判断力・表現力が評価観点として重視されていると考えられます。医療倫理、地域医療、多様性の尊重といったテーマは編入試験の小論文で頻出のジャンルであり、日頃からニュースや医療系の話題に触れておくことが土台になります。
80分800字の時間配分と答案構成
80分という限られた時間の中で800字の答案を仕上げるには、時間配分の設計が欠かせません。目安として、設問の意図を読み取り構成メモを作る時間、実際に執筆する時間、誤字脱字や論理の飛躍がないか見直す推敲の時間を、あらかじめ配分しておくと安定した答案を書きやすくなります。特に見直しの時間を確保できるかどうかは、当日の得点を大きく左右するポイントです。
アドミッションポリシーから逆算する評価観点
小論文では、単に一般論を述べるだけでなく、自身のこれまでの学びやキャリアと絡めながら、医療や社会の課題に対する考えを具体的に述べられるかどうかが評価につながりやすいと考えられます。過去問については大学が公表している範囲のものを活用し、実際にどのようなテーマが出題されてきたかを確認したうえで練習を重ねることをおすすめします。なお、小論文の採点が厳格であるといった評価は予備校側の見解であり、あくまで参考情報として捉えてください。
二次試験(個人面接)対策|配点240点・複数回面接が合否を分ける
公式要項の面接形式(20分程度×2回+5分程度×2回)
公式要項によれば、二次選考は個人面接で構成され、20分程度の面接を2回、5分程度の面接を2回実施するとされています。配点は240点で、一次筆記試験の合計200点を上回る最大の配点項目です。この事実からも、展学のすすめにおいては二次面接こそが合否を分ける本丸であると位置づけることができます。
予備校情報にみる面接の中身(参考情報)
予備校の情報の中には、二次面接が個人面接・プレゼンテーション面接・MMI(Multiple Mini Interview、状況設問型の面接を短時間で複数回行う形式)の3形式・計4回で構成されているとするものもあります。ただし、これは大学の公式要項では明示的に確認できていない情報のため、あくまで参考情報として捉え、実際の面接形式は公式要項や大学からの案内で確認するようにしてください。MMI型の面接では、与えられた状況設定に対してその場で考えを述べる力が問われる傾向が一般的に知られています。
社会人・学士が問われる「医師を目指す動機の一貫性」
複数回・複数形式にわたる面接では、一貫した自己理解と志望動機を語れるかどうかが重要になります。特に社会人からのキャリアチェンジを目指す方の場合、これまでの職歴や学びをどのように医師としてのキャリアに接続するかを、説得力を持って説明できる準備が欠かせません。また、年齢に応じて卒後のキャリアプランについて踏み込んだ質問を受ける可能性もあるため、長期的なビジョンを自分の言葉で語れるようにしておくとよいでしょう。模擬面接を重ねて、初対面の面接官相手でも落ち着いて話せる状態を作っておくことも効果的です。面接対策の具体的な考え方は面接試験に向けた準備の仕方は!?ー大手編入予備校の講師が解説!でも紹介しています。
出願書類の準備|志望理由書600字・活動報告書の書き方と日程管理
志望理由書(600字)に必ず入れる3要素
志望理由書は600字以内とされており、要項には「今まで学んできたことを活かして入学後に学びたいこと・卒業後に取り組みたいこと」を含めることが求められています。つまり、①これまでの学びや経験、②入学後に学びたいこと、③卒業後に取り組みたいこと、という3つの要素を軸に構成することが基本になります。限られた字数の中でこれらを過不足なく盛り込むには、下書き段階で要素ごとに文字数配分を決めておくとまとめやすくなります。志望理由書の書き方の基本については志望理由書の書き方についてー大手編入予備校の講師が解説!でも詳しく解説しています。
活動報告書=高校卒業後の全活動の棚卸し
活動報告書では、高校卒業年の4月1日以降に行ってきた活動について記載することが求められます。大学での学業はもちろん、職歴、研究活動、資格取得、ボランティアなど、これまでの経歴を棚卸しして整理しておくことが必要です。社会人の場合は特に、職務経験の中で医療や人と向き合う姿勢につながるエピソードを具体的に洗い出しておくと、書類全体に一貫性を持たせやすくなります。
出願〜入学手続までのスケジュールと必要書類チェックリスト
出願書類としては、志願票、志望理由書(600字以内)、活動報告書、卒業(見込)証明書・成績証明書のほか、大学院修了者・在籍者の場合は大学院の証明書も必要です。TOEFLなどの資格・免許についてはA4コピーでの提出が可能です。入学検定料は60,000円でWeb決済となっており、試験会場は東海大学伊勢原キャンパス(神奈川県伊勢原市下糟屋143、小田急線伊勢原駅からバスで約10分程度)です。合格発表はインターネットのみで行われる点にも注意してください。2027年度の出願期間は2026年10月9日(金)から10月21日(水)必着とされていますので、証明書類の取り寄せなど時間のかかる準備は早めに着手することをおすすめします。
- 志願票
- 志望理由書(600字以内)
- 活動報告書(高校卒業年の4月1日以降の活動)
- 卒業(見込)証明書・成績証明書
- 大学院修了者・在籍者は大学院の証明書
- 資格・免許の証明書(該当者のみ、A4コピー可)
- 入学検定料60,000円(Web決済)
東海大学医学部の学費と特別選抜奨学金|初年度667万円と150万円給付
初年度学費の内訳
2026年度要項によれば、医学部医学科の入学金は1,000,000円です。入学手続時となる春学期の納付金は合計3,788,700円(授業料1,074,000円・教育運営費316,000円・教育充実費100,000円・施設設備費1,050,000円・諸会費248,700円)、秋学期は2,884,500円とされており、初年度の総合計は6,673,200円となります。私立大学医学部としての水準の学費であるため、社会人として受験を検討する場合は早い段階から資金計画を立てておくことが望ましいでしょう。なお、6年間の総額については第三者による集計例もありますが、正確な金額は大学公式の学費ページで必ずご確認ください。
医学部医学科特別選抜奨学金(入学年度150万円)の条件
展学のすすめの合格者が対象になり得る制度として、「医学部医学科特別選抜奨学金」があります。学業・人物ともに優れ、医師となる資質を有すると認められた方に対し、入学年度のみ150万円が給付される予定です(2026年度予定)。ただし、入学年度内に休学や退学をした場合は取り消しとなり、一括返還が求められる点に注意が必要です。この奨学金は、社会人として一定の蓄えを持って受験する方にとっても、初年度の資金計画を考える上で押さえておきたい情報です。
私立医学部の学費をどう資金計画するか
入学手続はWebのみで行われ、学費や諸会費は一括納入が原則です。入学金についてはいかなる理由があっても返還されない一方、所定期日までに辞退した場合は入学金を除く納付金が返還される仕組みになっています。日本学生支援機構の奨学金など外部の制度と併用できる可能性もありますが、これは一般的な選択肢として検討するものであり、個別の条件は各制度の窓口で確認する必要があります。社会人として受験する場合は、学費に加えて在学中の生活費も含めた資金計画を、家族とも相談しながら早めに立てておくことをおすすめします。金額はすべて2026年度要項に基づくものであり、2027年度の金額については最新の要項で必ずご確認ください。
募集停止後の選択肢と併願戦略|他大学の医学部学士編入・一般選抜との比較
2028年度以降のルート=一般選抜(70名に増員)・国公立の学士編入
2028年度入試から展学のすすめの募集が停止されると、これまでこの制度を利用してきた層にとっては、東海大学医学部を目指すルートとして一般選抜(募集人員70名に増員予定)を検討することが中心になると見込まれます。一般選抜では数学・理科を含む学力試験が課されるため、展学のすすめとは対策の方向性が大きく異なります。あわせて、国公立大学の学士編入試験も引き続き選択肢として存在します。
展学のすすめと国公立学士編入の併願は可能か
国公立大学の学士編入試験の多くは生命科学と英語を中心とした科目構成であり、東海大学の展学のすすめ(小論文+英語)とは科目の重なりが限定的です。試験時期についても、展学のすすめは秋(2027年度は出願10月・一次11月)に実施される一方、国公立の学士編入は大学によって春から秋にかけて分散して実施される傾向があります。そのため、日程が重複しなければ併願を検討すること自体は可能ですが、科目対策の負担が増える点は踏まえておく必要があります。学士編入を目指す上でのメリット・デメリムについては医学部学士編入はやめておけ メリット・デメリットでも整理していますので、あわせて参考にしてください。
自分に合うルートの選び方
展学のすすめのような小論文・英語中心の選抜と、数学・理科を含む一般選抜、生命科学重視の国公立学士編入とでは、求められる対策も年齢・学習リソース・費用の負担も異なります。自身の年齢、これまでの学習の蓄積、確保できる学習時間、経済的な負担をどこまで許容できるかという3つの軸で整理し、どのルートが現実的かを検討することが大切です。どのルートを選んでも合格が保証されるわけではないため、複数の選択肢を視野に入れたリスク分散の考え方を持っておくとよいでしょう。医学部学士編入全体の実施校比較は医学部学士編入対策大全|実施大学一覧・難易度・倍率・TOEICで確認できます。
よくある質問(FAQ)
東海大学医学部の編入学試験は今も実施されていますか?
一般編入学選抜は2021年度を最後に募集停止となりました。後継の特別選抜「展学のすすめ」が2022年度から実施されていますが、公式発表により2028年度入試からは募集停止となることが予告されており、2027年度(2026年秋実施)が最後の実施機会となる見込みです。出典は大学公式の「入試の予告」ページです。
展学のすすめは何年次に入学する制度ですか?
1年次春学期(4月)入学の制度です。2年次・3年次への編入学ではないため、在学期間は他の選抜と同様に6年間となります。名称に「編入」という言葉が含まれますが、旧・一般編入学選抜の精神を引き継いだ「特別選抜」という位置づけである点にご注意ください。
出願に年齢制限や出身学部の制限はありますか?
公式サイトに「年齢や出身学部の制限はない」と明記されています。文系出身者や社会人の方も出願可能です。出願資格としては、学士(4年制大学卒業)だけでなく、大学に2年以上在学し62単位以上を修得した方、短大卒、高専卒、基準を満たす専門学校卒などの方も対象に含まれます。
試験科目に理科や生命科学はありますか?
ありません。第一次選考は書類審査に加え小論文(80分・800字以内・100点)と英語(90分・100点)、第二次選考は個人面接(240点)で構成されます。理系科目の学科試験が課されない点は、国公立大学の学士編入試験との大きな違いです(2026年度要項ベース)。
倍率はどのくらいですか?
予備校の集計によれば、志願者数は年度により126名から226名程度で変動し、最終合格者は6名から10名程度、実質倍率はおおむね13倍から24倍のレンジで推移しているとされています(2022〜2026年度)。ただし、合格基準に達しなければ募集人員の10名に満たない年もあります。最新の正確な数値は、大学公式の入試結果ページで必ずご確認ください。
TOEICやTOEFLのスコアは出願に必要ですか?
必須ではありません。ただし、取得済みの資格・免許(TOEFLなど)については、証明資料のコピーを出願書類に添付することができ、書類審査の材料として活用できる可能性があります(2026年度要項)。
まとめ|東海大学医学部の編入(展学のすすめ)は2027年度が最後の実施
東海大学医学部医学科の編入学試験は、2021年度で一般編入学選抜が募集停止となり、2022年度からは特別選抜「展学のすすめ」に切り替わりました。この制度は1年次春学期(4月)入学であり、年齢・出身学部を問わず学士・社会人・短大卒・高専卒の方まで幅広く出願できる、私立医学部の中でも特徴的な選抜方式です。試験は小論文(80分・800字・100点)と英語(90分・100点)による第一次選考、配点240点の個人面接による第二次選考という構成で、二次面接の配点の大きさが合否を左右する構造になっています。
そして最も重要な点として、大学の公式発表により2028年度入試からはこの「展学のすすめ」自体が募集停止となり、2027年度入試(2026年秋実施)が最後の実施機会となる見込みです。募集人員10名分は一般選抜に統合され、一般選抜の募集人員は60名から70名に増員される予定とされています。
- 正式名称は「医学部医学科特別選抜(展学のすすめ)」で1年次4月入学、編入学ではない
- 出願資格は年齢・出身学部不問。学士だけでなく大学2年以上在学62単位、短大卒、高専卒等も対象
- 試験科目は理科・生命科学なし。一次は小論文+英語、二次は個人面接(配点240点で最大)
- 2028年度入試から募集停止、2027年度(2026年秋実施)が最後のチャンス
- 倍率は予備校調べでおおむね13〜24倍のレンジ(最新値は公式で要確認)
- 初年度学費は6,673,200円、特別選抜奨学金として入学年度150万円給付の制度もある(2026年度要項)
展学のすすめは、最後の実施となる2027年度に向けて出願・一次選考・二次選考のスケジュールが公式に示されている一方、詳細な出題傾向や最新の倍率、日程の細部については募集要項の更新を待って確認する必要がある部分も残っています。焦って判断するのではなく、公式情報を随時チェックしながら、自分に合った準備を計画的に進めることが大切です。小論文・英語・面接という独自の選抜方式に対して、限られた期間でバランスよく対策を仕上げていくのは決して簡単ではありません。独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。
専門講師による個別指導をご希望の方は、医学部学士編入対策コースの詳細をご覧ください。



