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横浜国立大学編入のTOEIC対策|必要スコアの目安と学習法

横浜国立大学の編入学試験を検討していて、「TOEICのスコアがどのくらい必要なのか」「そもそも自分の志望学部でTOEICは必要なのか」と迷っている方は多いのではないでしょうか。結論から言うと、横浜国立大学の編入学試験でTOEIC・TOEFLのスコア提出が必須になるのは理工学部と経済学部の2学部だけで、都市科学部(建築学科・都市基盤学科)の編入学試験では公式の募集要項にTOEIC・TOEFLの提出義務が一切明記されていません。
横浜国立大学編入学試験におけるTOEICとは、理工学部では出願資格として受験そのものが必須(合格基準は非公表)になる外部スコア、経済学部では一般選抜の出願要件として明確な基準点(TOEFL iBT61点以上またはTOEIC L&R620点以上)が設定された英語力の証明という、学部によって位置づけがまったく異なる制度です。同じ大学の編入学試験でも、志望学部を間違えて対策すると、必要のないTOEIC対策に時間を使ってしまったり、逆に基準点に届かないまま出願してしまったりする事故が起こりえます。
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公式の学生募集要項を見ても、理工学部はTOEICの合格基準点を明記していませんが、経済学部は具体的な点数を明記しているという対照的な違いがあります。本記事では、横浜国立大学公式の令和8年度(2026年度)編入学試験募集要項をもとに、理工学部・経済学部・都市科学部それぞれのTOEIC・TOEFLの扱い、必要スコアの目安、学習法、出願書類とスケジュールまでを一つの記事で整理します。
志望学部の出願資格や専門科目まで含めた全体像を先に知りたい方は、横浜国立大学理工学部の編入試験を徹底解説した記事・横浜国立大学経済学部の編入試験を徹底解説した記事・横浜国立大学都市科学部の編入試験を徹底解説した記事もあわせてご覧ください。本記事はTOEIC・英語対策という角度に絞って掘り下げます。
「横浜国立大学 編入 toeic」と検索して情報を集めている方の多くは、志望学部をすでに絞り込んでいる、あるいは複数学部の制度の違いを比較している段階だと思われます。学部によって条件がまったく異なるからこそ、公式一次情報に基づく正確な整理が欠かせません。
横浜国立大学編入でTOEICが必要な学部・不要な学部を整理する
対策を始める前に、まず自分の志望学部で本当にTOEICが必要なのかを確認しましょう。横浜国立大学の編入学試験は学部によって英語の扱いがまったく異なり、この前提を誤解したまま英語対策の計画を立てると、貴重な準備期間を無駄にしてしまいます。
| 学部・学科 | TOEIC・TOEFLの扱い | 備考 |
|---|---|---|
| 理工学部(機械・材料・海洋系/化学・生命系/数物・電子情報系) | 出願要件として受験が必須 | 合格基準点は非公表。TOEFL iBTとの選択制 |
| 経済学部(一般選抜) | TOEFL iBT61点以上またはTOEIC L&R620点以上が明確な基準 | いずれかの基準を満たすことが出願条件 |
| 経済学部(社会人選抜) | 語学要件の対象外 | 論文・口述試験・書類審査で選抜 |
| 都市科学部 建築学科 | 提出義務なし | 専門科目筆記+ポートフォリオ+面接 |
| 都市科学部 都市基盤学科(一般枠・特別枠) | 提出義務なし | 一般枠は専門科目筆記+面接、特別枠は学力検査免除で面接のみ |
この表からわかるとおり、同じ横浜国立大学でも学部によってTOEICの位置づけが正反対です。理工学部と経済学部は英語力の証明としてTOEIC・TOEFLのスコアを重視する一方、都市科学部の2学科はどちらも公式募集要項の出願資格・出願書類・入学者選抜方法のいずれにも語学要件の記載がなく、専門科目の筆記試験や面接、建築学科であればポートフォリオといった選抜方法が中心になっています。都市科学部志望であれば、TOEIC対策よりも専門科目や作品づくりに時間を割くほうが合理的です。
「横浜国立大学 編入 toeic」というキーワードで情報を探している方の多くは、すでに志望学部を理工学部か経済学部に絞っている、あるいは複数学部を比較検討している段階にあると考えられます。学部ごとに提出条件も選抜方式もまったく違うため、一般的な「TOEICで編入できる大学」の情報だけを参考にすると、横浜国立大学特有の条件(有効期限の起算日やIP・ITPスコアの可否など)を見落としてしまう可能性があります。次章以降では、理工学部・経済学部・都市科学部それぞれの条件を公式募集要項に基づいて個別に確認していきます。
同じ大学の中でも学部によって編入学試験の英語要件がここまで異なるのは、決して珍しいことではありません。国公立大学の編入学試験は学部・学科ごとに独立した募集要項が作られることが多く、大学名だけで一律に判断せず、志望する学部・学科の募集要項を必ず個別に確認することが対策の出発点になります。特に横浜国立大学は理工学部・経済学部・都市科学部という性質の異なる学部を擁しており、それぞれの選抜方針の違いがTOEIC・TOEFLの扱いにも色濃く反映されています。
理工学部と経済学部で異なる「TOEICの重み」
理工学部と経済学部はいずれもTOEIC・TOEFLを英語力の証明として利用しますが、選抜全体における位置づけは異なります。理工学部は学力検査・面接・成績証明書・推薦書とあわせた総合評価の一要素としてTOEIC・TOEFLの成績を利用するのに対し、経済学部の一般選抜は出願時点でTOEFL iBT61点以上またはTOEIC L&R620点以上という基準を満たしていること自体が出願条件になります。つまり経済学部の一般選抜志望者にとって、TOEIC・TOEFLは「合否を左右する一部の要素」ではなく「出願できるかどうかを決める入口」です。この違いを踏まえて、次章以降で学部別の詳しい提出条件を確認していきましょう。
都市科学部志望なら知っておきたいこと
都市科学部の編入学試験は、建築学科が2年次編入で募集2名、都市基盤学科が3年次編入で一般枠と特別枠あわせて5名という規模で実施されています。建築学科は専門科目筆記(建築史・建築計画・建築環境工学・建築構造学・建築構造力学・建築生産)とポートフォリオ、都市基盤学科の一般枠は土木基礎数学と選択専門科目の筆記試験、特別枠は学力検査そのものを免除して面接のみという仕組みです。いずれも公式の募集要項にTOEIC・TOEFLの提出義務や語学要件の記載はありません。都市科学部の編入学試験を検討している場合、TOEICスコアの準備に時間を割く必要は原則としてありません。
SNSや個人ブログでは「横浜国立大学の編入はTOEICが必要」という情報だけが独り歩きしていることがありますが、これは理工学部・経済学部を念頭に置いた説明であることがほとんどです。都市科学部の編入学を検討している高専生や短大生が、必要のないTOEIC対策に時間を割いてしまうのは避けたいところです。志望学部の募集要項を必ず自分の目で確認することが、対策の的を外さないための第一歩になります。学部が複数候補にまたがる場合は、それぞれの募集要項を並べて比較し、共通して必要な対策と学部固有の対策を切り分けておくと、限られた準備期間を有効に使えます。
横浜国立大学理工学部の編入試験|TOEIC・TOEFLの扱いと出願条件
理工学部の編入学試験は、すべて第3年次に編入学する3年次編入学で、高等専門学校を卒業した者(卒業見込みを含む)を対象としています。機械・材料・海洋系学科(機械工学教育プログラム)、化学・生命系学科(化学教育プログラム・化学応用教育プログラム)、数物・電子情報系学科(電子情報システム教育プログラム・情報工学教育プログラム)がそれぞれ若干名を募集する一方、材料工学・海洋空間のシステムデザイン・バイオ・数理科学・物理工学の各教育プログラムでは編入学の学生募集そのものを行っていません。志望する教育プログラムが編入学試験を実施しているかどうかを、まず募集要項で確認しておく必要があります。出願できる学科・教育プログラムは1つのみで、複数のプログラムに同時に出願することはできません。
出願資格としての受験必須、合格基準は非公表
理工学部の出願資格は、高等専門学校を卒業した者(卒業見込みを含む)という基礎資格に加えて、TOEFL iBTまたはTOEIC L&Rを受験していることという要件が課されています。有効なのは令和5年(2023年)7月以降に実施されたスコアです。ここで注意したいのは、この要件はあくまで「受験していること」であり、具体的な合格基準点(足切りライン)は募集要項に記載がなく非公表という点です。入学者の選抜は、学力検査・面接・成績証明書・TOEFL iBTまたはTOEIC L&Rの成績・推薦書を総合して行うとされており、TOEICスコア単体で合否が決まるわけではなく、総合評価の一要素として位置づけられています。
Test Dateスコア限定・IP/ITP不可・デジタル認定証限定という条件
理工学部が受け付けるスコアには細かい条件があります。第一に、TOEFL iBTはTest Dateスコアのみを活用し、My Bestスコアは活用しません。第二に、団体向けテストであるTOEFL-ITPのスコアは受付できません。第三に、TOEICはTOEIC S&W(スピーキング・ライティングテスト)、Bridge、TOEIC-IP(団体特別受験制度)によるスコアレポートは受付できず、QRコード付きデジタル公式認定証をプリントアウトしたもの、または紙のOfficial Score Certificateの原本のみが有効です。提出できるスコアは1つのみで、複数試験種のスコアを提出したり、同じ試験種のスコアを複数回分提出したりすることは認められていません。
学科・教育プログラムごとに異なる専門科目
理工学部の専門科目は学科・教育プログラムによって内容が大きく異なります。TOEIC・TOEFL対策と並行して、志望する教育プログラムの専門科目の準備にも早めに着手しておきましょう。
| 学科(教育プログラム) | 基礎科目 | 専門科目 |
|---|---|---|
| 機械・材料・海洋系学科(機械工学EP) | 数学・物理 | 材料力学、流体力学、熱力学 |
| 化学・生命系学科(化学EP/化学応用EP) | 受験不要 | 無機化学、有機化学、物理化学、分析化学 |
| 数物・電子情報系学科(電子情報システムEP) | 数学・物理 | 電磁気学・電気回路・論理回路・電子工学・アルゴリズムの5問から4問を選択 |
| 数物・電子情報系学科(情報工学EP) | 数学・物理 | 論理回路、アルゴリズム、プログラミング |
化学・生命系学科(化学EP・化学応用EP)は基礎科目の受験が不要で、専門科目と面接のみで評価されるという点で、他の教育プログラムと選抜方法が異なります。一方、機械工学EPや電子情報システムEP・情報工学EPは基礎科目(数学・物理)と専門科目の両方が課されるため、TOEIC・TOEFLと基礎科目・専門科目を並行して仕上げる計画が欠かせません。
面接で評価される内容も教育プログラムごとに異なります。機械工学EPでは、ものづくりや自然科学に関する興味と姿勢、健全な大学生活を送るうえでの意欲などが評価対象です。化学EP・化学応用EPでは、ものづくりや自然現象に関する興味に加えて数学・理科及び英語に関する基礎知識、大学生活を送るうえでの適性が問われます。電子情報システムEPと情報工学EPは、いずれも複数の面接員による個人面接で、志望動機と学問に対する姿勢、数学・物理の基礎知識(情報工学EPは情報工学への関心の深さ)、自己表現能力などが評価されます。化学系のみ面接で英語の基礎知識にも触れるという点は、TOEIC・TOEFL対策と面接対策を切り離さずに準備しておくヒントになります。
TOEFLスコアの送付手続きとETSコード
TOEFL iBTを提出する場合は、試験実施機関(ETS)から直接横浜国立大学にInstitutional Score Reportを送付させる手続きが必要です。大学のコード番号は「0410」で、送付申請から到着までに相当の期間を要するため、出願期間内に必着するよう早めに手続きを行う必要があります。あわせて、ETSへの送付手続きが完了したことが確認できる記録の写しと、受験者本人へ送付されるTest Taker Score Reportの写しも提出書類に含まれます。TOEICより準備に時間がかかる点は覚えておきましょう。
出願期間・検定料・合格発表の日程
理工学部の令和8年度(2026年度)編入学試験は、出願期間が令和7年(2025年)5月9日から15日まで、選抜期日が7月5日、合格発表が7月23日という日程です。検定料は30,000円で、編入学の時期は令和8年4月です。編入学生が学士の学位を得るには2年以上在学して所定の授業科目・単位数を修得し、GPAの基準を満たしたうえで理工学部が定める卒業の審査に合格する必要があり、認定される単位数によっては2年間で卒業できない場合がある点にも留意しておきましょう。入学時に必要な入学料は282,000円、授業料は年額535,800円(いずれも現行額)で、この額は理工学部・経済学部・都市科学部で共通です。理工学部の出願資格・専門科目・面接まで含めた全体像は、横浜国立大学理工学部の編入試験を徹底解説した記事で詳しく解説しています。
横浜国立大学経済学部の編入試験|TOEIC620点・TOEFL61点という明確な基準
経済学部の第3年次編入学試験は、経済学科(募集人員15名、うち社会人選抜の募集人員は若干名)を対象に、一般選抜と社会人選抜の2区分で実施されます。理工学部と大きく異なるのは、一般選抜の語学要件として具体的な基準点が明記されている点です。
一般選抜の語学要件はTOEFL iBT61点以上またはTOEIC L&R620点以上
経済学部の一般選抜に出願するには、基礎資格を満たしたうえで、TOEFL iBT(Home Edition及びペーパー版テストを含む)61点以上、またはTOEIC L&R620点以上のいずれかの成績を出願時に取得している必要があります。理工学部が受験の有無のみを要件とし合格基準を非公表にしているのに対し、経済学部は具体的な点数を明記しているという違いは、対策計画を立てるうえで重要なポイントです。TOEFL iBTについてはTest Dateスコアのみを出願スコアとして活用し、My Bestスコアは活用しません。
社会人選抜は語学要件の対象外
経済学部には社会人選抜という区分もあり、TOEIC・TOEFLのスコア提出を求められません。社会人選抜の基礎資格は、(1)学士の学位を取得した後、出願までに1年以上経過している者、(2)日本の短期大学または高等専門学校を卒業した後、出願の時までに3年以上経過している者、(3)一般選抜の基礎資格(4)(学校教育法施行規則附則第7条に該当する者)に相当する者、のいずれかです。社会人選抜では、本年度の論文テーマ(2025年1月に発足した第二次トランプ政権の関税政策が世界経済に及ぼす双方向の影響についてのテーマと、編入学志望の動機・理由を述べるテーマの2本)を提出し、口述試験と書類審査によって総合的に評価されます。すでに社会人経験があり英語資格の取得が難しい場合でも、社会人選抜であれば語学要件を気にせず出願できる点は覚えておきたいところです。
専門科目筆記との関係
経済学部一般選抜の試験科目は、経済学Ⅰ(経済原論・経済史・経済政策の分野と関連する基礎的学力を問う)または経済学Ⅱ(マクロ経済・ミクロ経済及び経済数学の分野と関連する基礎的学力を問う)のいずれか1科目を選択する専門科目筆記のみです。英語の独自筆記試験は実施されず、TOEIC・TOEFLのスコアが英語能力の証明を兼ねる位置づけになっています。つまり、出願時点で基準スコアに到達していなければ、そもそも専門科目の実力を発揮する機会そのものが得られません。この点で、経済学部志望者にとってのTOEIC・TOEFL対策の重要度は、理工学部志望者よりも一段高いといえます。
出願期間・検定料・合格発表の日程
経済学部の令和8年度(2026年度)編入学試験は、出願期間が令和7年(2025年)10月16日から22日まで、試験日が11月17日、合格発表が12月10日という日程です。検定料は30,000円で、一般選抜の試験時間は9時から10時、社会人選抜の口述試験は9時30分からとなっています。理工学部が5月出願・7月試験なのに対し、経済学部は10月出願・11月試験と時期が大きく異なるため、複数学部を併願する場合は日程が重ならないという利点もあります。経済学部のアドミッション・ポリシーでは、経済・社会・歴史・制度・法律に深い関心を持ち、世界経済を長期的に展望する能力を育みたい人、市場システム・経済社会制度を学び経済学的手法で経済社会の諸問題の解決に挑戦したい人が求める学生像として掲げられており、TOEIC・TOEFLのスコアはこうした学びに必要な語学力の土台を示す資料としても位置づけられています。経済学部の出願資格・専門科目の詳しい対策は、横浜国立大学経済学部の編入試験を徹底解説した記事で確認できます。
横浜国立大学都市科学部(建築学科・都市基盤学科)は英語試験が不要
都市科学部は、これまでの人文社会科学の領域・建築学の領域・都市基盤施設に係る領域・環境に係るリスクを学ぶ領域を、都市を学ぶために再構成した学部です。建築学科と都市基盤学科の2学科があり、いずれも卒業時に学士(工学)の学位が授与されます。どちらの編入学試験もTOEIC・TOEFLの提出義務がないという点で、理工学部・経済学部とは大きく異なります。
公式要項に語学要件の記載がないことの確認
都市科学部の令和8年度(2026年度)編入学試験募集要項を確認すると、建築学科・都市基盤学科いずれについても、出願資格・出願書類・入学者選抜方法のどの項目にもTOEIC・TOEFLの提出や語学要件に関する記載がありません。建築学科は専門科目試験(建築史・建築計画・建築環境工学・建築構造学・建築構造力学・建築生産)とポートフォリオ、面接で選抜され、都市基盤学科の一般枠は土木基礎数学2問と、構造工学・水工学・地盤工学・土木計画学・コンクリート工学(各2問計10問)のうち4問を選択する専門科目筆記、そして面接で選抜されます。いずれの試験科目にも英語や外部検定スコアの利用は含まれていません。
建築学科のポートフォリオ選抜
建築学科は2年次編入で募集人員2名という小規模な選抜です。専門科目試験に加えて、高等専門学校の設計課題など自作であることを証明できる建築設計の作品を「ポートフォリオ」形式でA2サイズ以下の冊子・ファイル等にまとめ、試験当日に提出する必要があります。掲載する作品数は3点以上5点以下(共同設計の作品は1点まで)とされ、掲載した作品については「自作証明書」を所定の様式で作成し、ポートフォリオとともに提出します。TOEIC対策よりも作品づくりと専門科目の準備に時間を割くべき選抜方式であることがわかります。
都市基盤学科の一般枠と特別枠
都市基盤学科は3年次編入で、一般枠と特別枠をあわせて募集人員5名です。一般枠は9時から12時までの専門科目筆記(土木基礎数学2問+選択4問)と、14時30分からの面接による選抜ですが、特別枠は学力検査そのものを免除し、14時30分からの面接・成績証明書・推薦書のみで選抜されます。特別枠に出願するには、出身学校における卒業時の成績(または第4学年次の通算成績)が学科・コース在籍者の上位10%以内であること、合格した場合には入学を確約できることという条件を満たし、出身学校長が責任をもって推薦する必要があります。特別枠の面接では、志望動機に関する質疑と土木工学に関する基礎学理に関する質疑が行われます。一般枠の面接では、志望動機と学問に対する姿勢、数学・物理の基礎知識、自己表現能力などが評価されます。
都市科学部のアドミッション・ポリシーでは、理工系と人文社会系の知識を学ぶことで文理両面やダイバーシティの視点、複眼的思考を身に付けたい人、ローカル・グローバルにわたる多次元的な世界を相互理解できる広い視野を持ち、横断的な課題解決能力を身に付けたい人が求める学生像として掲げられています。語学力そのものよりも専門性と課題解決能力を重視する選抜方針が、TOEIC・TOEFLを出願要件に含めていない背景にあると考えられます。
出願期間・検定料・合格発表の日程
建築学科・都市基盤学科ともに、出願期間は令和7年(2025年)5月9日から15日まで、選抜期日は7月5日、合格発表は7月16日、検定料は30,000円です。理工学部と出願期間・選抜期日が近いため、理工学部と都市科学部を同時に併願することは日程上難しい点に注意してください。都市科学部の出願資格・専門科目の詳しい内容は、横浜国立大学都市科学部の編入試験を徹底解説した記事で確認できます。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
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横浜国立大学編入で必要なTOEICスコアの目安|基準非公表の学部でどう考えるか
「TOEIC何点あれば横浜国立大学の編入に合格できますか」という質問は編入予備校でもよく寄せられますが、理工学部と経済学部では公開されている情報の量が大きく異なります。ここでは、公式に確認できる基準と、体験談・一般的な傾向から見えてくる目安を分けて整理します。
経済学部は明確な基準、理工学部は非公表という対比
経済学部の一般選抜はTOEFL iBT61点以上またはTOEIC L&R620点以上という具体的な出願基準が募集要項に明記されており、この基準を満たしていなければ出願自体ができません。一方、理工学部は「受験していること」が出願要件であり、合格基準となる具体的な点数は非公表です。学力検査・面接・成績証明書・推薦書との総合評価という選抜方式のもとで、TOEIC・TOEFLのスコアがどの程度の重みを持つかは公式には示されていません。この違いを踏まえると、経済学部志望者はまず620点(TOEIC L&R)というラインを明確な目標に据え、理工学部志望者は基礎科目・専門科目とのバランスを見ながらスコアを積み上げる、という異なるアプローチが必要になります。
一般的な編入TOEICスコアの目安と体験談から見える傾向
国公立大学の編入学試験で語学要件が設定されている学部の合格者の間では、TOEIC600点前後を最低限の目安、700〜800点以上を安全圏とする体験談や予備校の解説が複数見られます。ただし、これらはいずれも大学公式のデータではなく、体験談や第三者による傾向情報である点には注意が必要です。経済学部志望者にとっては、出願基準である620点をクリアしていれば出願資格は満たしますが、専門科目筆記(経済学Ⅰまたは経済学Ⅱ)との総合評価で合否が決まる以上、基準ぎりぎりよりも余裕を持ったスコアを目指すほうが、精神的な負担も軽くなるでしょう。
学部の選抜方式でスコアの重みが変わる
理工学部のように専門科目・基礎科目の配点が大きい選抜方式では、TOEIC・TOEFLのスコアが基準を満たしてさえいれば、専門科目でカバーできる余地があります。一方、経済学部のようにTOEIC・TOEFLの基準到達が出願条件そのものである方式では、基準に届かなければスタートラインにすら立てません。志望学部がどちらのタイプかによって、TOEIC対策にかける時間配分を調整しましょう。より一般的な大学編入とTOEICスコアの関係については、大学編入にTOEICは何点必要?学部別の目安と対策もあわせて参考にしてください。
スコアが基準に届かない場合の考え方
経済学部一般選抜の基準(TOEFL iBT61点以上・TOEIC L&R620点以上)に届かない場合、そのままでは一般選抜には出願できません。この場合に検討できる選択肢としては、公開テストを複数回受験してスコアを更新し続けることに加えて、基礎資格を満たしていれば社会人選抜への切り替えを検討するという方法があります。社会人選抜は語学要件が課されない代わりに、論文と口述試験の準備に重点が移るため、自分の状況に合った選抜区分を早めに見極めることが重要です。理工学部志望者の場合は、TOEIC・TOEFLの基準点自体が非公表なので、受験要件(令和5年7月以降の受験)さえ満たしていれば出願は可能です。その上でスコアをできる限り伸ばしつつ、学力検査・専門科目・面接の対策にも並行して力を入れることが現実的な戦略になります。
TOEICスコアを伸ばす学習法|編入試験の時間制約に合わせた対策の進め方
編入試験の受験生は、TOEIC対策だけに時間を使えるわけではなく、専門科目・出願書類・面接対策と並行して進める必要があります。ここでは、限られた時間でスコアを伸ばすための優先順位を整理します。
Part別の優先順位のつけ方
TOEIC L&Rは7つのパートで構成されますが、短期間でスコアを伸ばしやすいのはリーディングセクションの語彙・文法問題(Part 5)です。文法・語彙の知識が直接得点につながりやすく、対策の効果が見えやすいため、学習の初期段階でここを固めておくと以降の対策が安定します。次に取り組みたいのはリスニングのPart 2(応答問題)で、頻出の受け答えパターンに慣れることで得点を積み上げやすい分野です。長文読解(Part 7)や説明文問題(Part 3・4)は語彙力と読解スピードの両方が必要になるため、基礎固めが終わった段階で重点的に取り組むのが効率的です。
語彙・文法の基礎固めから始める
TOEIC対策の土台になるのは頻出語彙と基本文法の反復です。単語集を1冊決めて繰り返し、意味だけでなく発音・用法までセットで覚えることで、リーディングとリスニングの両方に効果が波及します。文法は選択肢のパターンを覚えるだけでなく、なぜその答えになるのかを説明できるレベルまで理解しておくと、初見の問題にも対応しやすくなります。模試や公式問題集を使った演習は、単元学習が一巡してから取り入れるほうが定着しやすいでしょう。
教材選びに迷う場合は、公式問題集を軸に据えるのが基本です。市販の対策本は数多くありますが、複数を並行するよりも1冊を繰り返し解き、間違えた問題の傾向を分析するほうが効率的にスコアへ結びつきます。専門科目の勉強時間を確保する必要がある編入受験生にとっては、教材を絞り込んで反復学習に時間を使うことが、限られた期間で結果を出すための現実的な進め方といえます。
近年はスマートフォンアプリやオンライン学習サービスを使った隙間時間の学習も広く行われています。通学・通勤の移動時間や休み時間を語彙学習・リスニングにあてる習慣をつけておくと、まとまった学習時間が取れない日でも対策を止めずに済みます。専門科目対策とのバランスを考えると、TOEIC対策は「毎日少しずつ」を基本にし、公開テスト直前の数週間だけ集中的に演習量を増やすというメリハリのある進め方が現実的です。
リスニングとリーディングの時間配分
TOEIC L&Rはリスニング100問・リーディング100問の計200問、試験時間は約2時間です。リスニングは毎日短時間でも継続することが効果的で、通学・通勤時間などのスキマ時間に音声を聞く習慣をつけると耳が慣れてきます。リーディングは時間内に全問解き切る練習が重要で、特にPart 7の長文は時間切れになりやすいため、模試演習の際は時間を計って解く習慣をつけましょう。目標スコアまでの差が大きい場合は、まずリーディングの基礎(語彙・文法)を固め、その後リスニングと並行して伸ばしていく順番が現実的です。
専門科目と両立させる逆算スケジュール
理工学部・経済学部いずれも、TOEIC対策だけに集中できる時間は限られています。出願の半年〜1年前からTOEIC対策と専門科目対策を並行させる逆算スケジュールが現実的です。目安として、出願の9〜12か月前に語彙・文法の基礎固めを始め、6か月前をめどに最初の受験、3〜4か月前に目標スコア到達を目指し、直前期は専門科目・面接対策に比重を移すという流れを意識すると、直前期に慌てずに済みます。TOEIC・TOEFLのスコアシートは発行までに数週間かかる場合があるため、出願直前ではなく余裕をもった受験計画を立てましょう。
| 時期 | 取り組む内容 |
|---|---|
| 出願9〜12か月前 | 単語集・文法の基礎固め。TOEIC模試を1回受けて現在のスコア感覚をつかむ |
| 出願6〜8か月前 | Part別の弱点を洗い出し、頻出パターンの演習を継続。1回目の公開テストを受験 |
| 出願3〜5か月前 | 目標スコアとの差を確認し、必要なら2回目を受験。専門科目対策の比重を徐々に増やす |
| 出願1〜2か月前 | スコアシートの発行状況を確認し、専門科目・志望理由書・面接対策に集中 |
経済学部志望者は出願基準(620点・61点)に届かなければ出願自体ができないため、他の受験生より前倒しでスコアを固めておくことをおすすめします。理工学部志望者も、専門科目・基礎科目の対策と並行できるよう、TOEICの受験回数と目標スコアを早い段階で逆算しておくと安心です。
出願書類とスケジュール|TOEICスコア提出のタイミングと必要書類
TOEIC・TOEFLのスコアは出願書類の一部として提出します。ここでは理工学部・経済学部で共通して必要になる書類と、3学部の日程を整理します。
共通して必要になる出願書類
| 書類 | 内容 |
|---|---|
| 志願票 | 大学所定様式に必要事項を記入 |
| 受験票・写真票 | 出願日前3か月以内に撮影した写真を貼付 |
| 成績証明書 | 出身学校長が作成し厳封したもの |
| 卒業証明書または卒業見込証明書 | 出身学校長が作成したもの |
| 推薦書 | 指導教員(理工学部・都市基盤学科一般枠・建築学科)または学校長(都市基盤学科特別枠)が作成 |
| TOEFL iBTまたはTOEIC L&Rの成績証明書 | 理工学部・経済学部一般選抜のみ必要。都市科学部は不要 |
| 入学検定料収納証明書等 | コンビニエンスストアで払込後の収納証明書またはレシートを貼付 |
このほか、日本国政府国費外国人留学生は所定の証明書類、都市基盤学科で海外の高等専門学校出身者は国際返信切手券や英語の推薦書など、出願区分によって追加書類が必要になります。証明書類は発行に時間がかかるため、出願期間の直前ではなく数週間前から準備を始めておくと安心です。出願書類はすべて郵送(書留速達)のみで受け付けられ、ポスト投函や窓口受付はできません。
既修得単位の認定は入学手続後に決まる
理工学部・経済学部・都市科学部のいずれも、既修得単位の認定は入学手続完了後に編入学生と教務担当教員が面談等を行ったうえで決定されます。出身校で修得した単位の全部または一部が、各学科・教育プログラムに設定された授業科目の履修とみなされ、卒業要件の単位として認定される仕組みです。原則として入学手続前の既修得単位認定はできないため、「何単位認定されるか」を出願前に確定させることはできません。認定される単位数によっては2年間(理工学部・都市基盤学科)や3年間(建築学科)で卒業できない場合がある点も、入学後のスケジュールを考えるうえで知っておきたいポイントです。
スコアシート発行の待ち時間を見込む
下表は理工学部・経済学部・都市科学部の主な日程です。年度により変更される可能性があるため、出願前に必ず最新の募集要項を確認してください。
| 学部・学科 | 出願受付 | 試験 | 合格発表 | 検定料 |
|---|---|---|---|---|
| 理工学部 | 5月9日〜15日 | 7月5日 | 7月23日 | 30,000円 |
| 経済学部・一般選抜/社会人選抜 | 10月16日〜22日 | 11月17日 | 12月10日 | 30,000円 |
| 都市科学部・建築学科 | 5月9日〜15日 | 7月5日 | 7月16日 | 30,000円 |
| 都市科学部・都市基盤学科 | 5月9日〜15日 | 7月5日 | 7月16日 | 30,000円 |
理工学部と都市科学部は出願期間・選抜期日がほぼ重なる一方、経済学部は10月出願・11月試験と時期が大きく離れているため、理工学部または都市科学部と経済学部を組み合わせて併願することは日程上可能です。TOEIC・TOEFLのスコアシート発行には時間がかかることが多いため、余裕をもった受験計画を立てておきましょう。
提出書類の内容も学部・学科で細部が異なります。建築学科出願者はポートフォリオと自作証明書を試験当日に持参する必要があり、都市基盤学科の特別枠出願者は一般枠とは異なる特別枠専用の推薦書様式を使う必要があります。様式を間違えると受理されない可能性があるため、出願前に必ず自分が出願する区分専用の様式を確認しましょう。理工学部・経済学部の出願書類はいずれもA4サイズの白色用紙に片面カラー印刷したものを使用する必要があり、指定の方法以外で印刷した書類は受け付けられません。
受験にかかる費用の目安
検定料は理工学部・経済学部・都市科学部いずれも30,000円で共通です。これに加えて、TOEIC・TOEFLの受験料が別途必要になります。TOEIC L&R公開テストの受験料は2026年度時点で、デジタル公式認定証のみで申し込む場合7,700円(税込)、紙の公式認定証もあわせて希望する場合7,810円(税込)です。複数回受験すればその分費用も増えるため、いつまでに何回受験するかをあらかじめ計画しておくと、費用面でも見通しを立てやすくなります。合格後には入学料282,000円・授業料年額535,800円(いずれも現行額)が必要になるため、TOEIC対策の受験費用とあわせて早めに資金計画を立てておくと安心です。
専門科目・面接対策との時間配分|TOEIC対策だけに偏らないために
横浜国立大学の編入試験は、理工学部・経済学部ではTOEIC・TOEFLのスコアが出願要件・基準の一部になる一方、専門科目・面接の対策が合否を大きく左右するという点はどの学部でも共通しています。TOEICのスコアメイクだけに時間を使いすぎないよう、全体のバランスを意識しましょう。
理工学部は基礎科目・専門科目が合否を左右する
理工学部では、機械工学EPや電子情報システムEP・情報工学EPのように基礎科目(数学・物理)と専門科目の両方が課される教育プログラムと、化学EP・化学応用EPのように専門科目と面接のみで評価される教育プログラムがあります。TOEIC・TOEFLは出願要件を満たしていれば、あとは専門科目・基礎科目の実力で勝負できる選抜方式であることを踏まえ、過去問演習に早めから取り組みましょう。
経済学部は経済学Ⅰ・経済学Ⅱの完成度が鍵
経済学部一般選抜はTOEIC・TOEFLの基準を満たして初めて専門科目筆記(経済学Ⅰまたは経済学Ⅱ)に挑戦できるため、TOEIC・TOEFLはあくまで専門科目に進むための入口という位置づけです。経済原論・経済史・経済政策(経済学Ⅰ)、あるいはマクロ経済・ミクロ経済・経済数学(経済学Ⅱ)のいずれかを選択して対策する必要があるため、過去問を年度別・単元別に分類して答案作成の練習を重ねておくことが重要です。独学での対策に不安がある場合は、編入試験に精通した専門家に相談しながら計画を立てるのも一つの方法です。
都市科学部は専門科目・ポートフォリオ・面接の準備を優先する
都市科学部の建築学科・都市基盤学科を第一志望にしている場合、限られた準備期間をTOEIC対策に割く必要がない分、専門科目の過去問演習や作品制作、面接練習に時間を集中できます。ただし、志望校を複数検討していて他大学や横浜国立大学の理工学部・経済学部も併願候補に含めている場合は、都市科学部だけの対策で終わらせず、必要になりうるTOEIC対策も並行して視野に入れておくと選択肢を狭めずに済みます。
都市科学部志望者は、TOEIC・TOEFLの対策は不要な分、専門科目筆記や建築学科であればポートフォリオづくりに時間を集中投下できるという利点があります。建築学科は設計課題などの作品を早い段階から準備し、自作であることを証明できる形で整理しておく必要があります。ポートフォリオに掲載する作品は3点以上5点以下(共同設計は1点まで)と枚数の上限が決まっているため、在学中に手がけた課題の中から完成度の高いものを厳選し、自作証明書とあわせて計画的に仕上げておきましょう。都市基盤学科は土木基礎数学と選択科目の対策に加え、特別枠を目指す場合は在学中の成績を上位10%以内に維持しておくことが前提条件になる点も意識しておきましょう。
併願を検討する場合の考え方
横浜国立大学の複数学部を併願する場合は、出願期間・試験日が重ならないかを早めに確認することが欠かせません。理工学部と都市科学部は日程が近接しているため同時併願は難しい一方、経済学部は10月出願・11月試験と時期が離れているため、理工学部または都市科学部と経済学部を組み合わせることは可能です。他大学との併願を検討する場合も、TOEIC・TOEFLの提出条件(有効期限の起算日・IPスコアの可否・受験地の指定など)は大学ごとに異なるため、志望校ごとの募集要項を並べて確認しておきましょう。
面接対策もTOEIC対策と並行して進めておきたい要素です。理工学部・経済学部・都市科学部いずれの学科・教育プログラムでも面接が課され、志望動機と学問に対する姿勢、専門分野への関心の深さ、自己表現能力などが評価対象になっています。なぜその学科・教育プログラムで学びたいのかを、自分のこれまでの学習歴と結びつけて言語化できるよう、TOEIC対策の合間にも少しずつ準備を進めておきましょう。専門科目の学習内容と志望理由を一貫させておくと、面接でも説得力のある受け答えがしやすくなります。
よくある質問(FAQ)
横浜国立大学の編入試験は全学部でTOEICが必要ですか?
いいえ、TOEIC・TOEFLの提出が必要なのは理工学部と経済学部(一般選抜)のみです。都市科学部(建築学科・都市基盤学科)の編入学試験では、公式募集要項にTOEIC・TOEFLの提出義務が記載されていません。志望学部によって対策の中身がまったく異なるため、必ず募集要項で確認してください。
横浜国立大学理工学部の編入でTOEICは何点必要ですか?
募集要項に公式な合格基準点の記載はありません。令和5年7月以降に実施されたTOEFL iBTまたはTOEIC L&Rを受験していることが出願要件で、学力検査・面接・成績証明書・推薦書とあわせた総合評価の一要素として扱われます。体験談ベースの目安として600〜800点程度が一つの参考値とされていますが、あくまで傾向として捉えてください。
横浜国立大学経済学部はTOEFLのスコアでも出願できますか?
できます。経済学部一般選抜の語学要件は、TOEFL iBT61点以上またはTOEIC L&R620点以上のいずれかを満たすことです。理工学部と同様にTOEFLとTOEICの選択制ですが、経済学部は具体的な基準点が明記されている点が理工学部との違いです。
TOEIC IPテスト(カレッジTOEIC)のスコアは横浜国立大学の編入に使えますか?
理工学部・経済学部いずれも、TOEIC-IP(団体特別受験制度)やTOEIC S&W、Bridgeのスコアは受付できません。個人で受験する公開テストのデジタル公式認定証、または紙のOfficial Score Certificateを提出する必要があるため、学校でIPテストしか受けていない場合は、あらためて公開テストを受験する必要があります。
経済学部の社会人選抜でもTOEICは必要ですか?
不要です。社会人選抜は語学要件の対象外で、論文2本(本年度のテーマと編入学志望の動機・理由)と口述試験、書類審査によって選抜されます。TOEIC・TOEFLのスコア提出を求められない代わりに、論文と口述試験の準備に重点を置く必要があります。
都市科学部は本当に英語試験が不要ですか?
令和8年度(2026年度)の公式募集要項を確認する限り、建築学科・都市基盤学科いずれも出願資格・出願書類・入学者選抜方法にTOEIC・TOEFLの提出義務や語学要件の記載はありません。建築学科は専門科目筆記とポートフォリオ、都市基盤学科は専門科目筆記(一般枠)または学力検査免除(特別枠)と面接が中心です。ただし年度によって募集要項の内容が変わる可能性があるため、出願前には必ず最新の要項を確認してください。
TOEICのスコアはいつまでに取得すればよいですか?
理工学部は令和5年7月以降に実施されたスコアが有効です。経済学部は出願期間(10月16日〜22日)までにTOEFL iBT61点以上またはTOEIC L&R620点以上を取得している必要があります。TOEICの公開テストは申込みから結果発表・スコアシート発行までに数週間かかることが一般的なので、出願期間の2〜3か月前には目標スコアを固め、必要なら複数回受験できるよう逆算して計画を立てておくと安心です。
TOEIC対策と専門科目対策はどう両立させればよいですか?
出願の半年〜1年前からTOEIC対策と専門科目対策を並行させる逆算スケジュールが現実的です。語彙・文法の基礎を先に固めてTOEIC対策の効率を上げ、目標スコアに近づいた段階で専門科目・面接対策の比重を増やしていくとバランスを取りやすくなります。独学での進行に不安がある場合は、早めに専門家へ相談して優先順位を整理してもらうのも一つの方法です。
まとめ|横浜国立大学編入のTOEICは学部で扱いが全く異なる。志望学部を早期に見極めよう
横浜国立大学の編入学試験では、TOEIC・TOEFLの提出が必要になるのは理工学部と経済学部(一般選抜)の2学部・区分で、都市科学部(建築学科・都市基盤学科)は公式募集要項に語学要件の記載がありません。理工学部は受験そのものが出願要件で合格基準は非公表、経済学部はTOEFL iBT61点以上またはTOEIC L&R620点以上という明確な基準が設定されているという違いもあります。この差を理解しないまま「横浜国立大学=TOEICが必要」と一括りに考えてしまうと、都市科学部志望者は不要な対策に時間を使い、理工学部・経済学部志望者は学部固有の提出条件を見落とすリスクがあります。
- TOEIC・TOEFLが必須なのは理工学部と経済学部(一般選抜)のみ。都市科学部は原則不要
- 理工学部は受験そのものが出願要件で合格基準は非公表、経済学部はTOEFL61点/TOEIC620点という明確な基準
- 経済学部の社会人選抜は語学要件の対象外で論文・口述試験・書類審査のみ
- 都市科学部(建築学科・都市基盤学科)は専門科目筆記・ポートフォリオ・面接が中心でTOEIC対策は不要
- 体験談ベースでは600〜800点程度が一つの目安とされるが、大学公式の基準ではない点に注意
- TOEICスコアシートは発行に時間がかかるため、出願の数か月前には受験計画を確定させる
- TOEIC対策と専門科目対策は出願の半年〜1年前から並行して進めるのが現実的
TOEICのスコアメイクは対策の一部にすぎず、最終的な合否は専門科目・面接・提出書類との総合評価で決まります。学部ごとの制度の違いを正確に理解したうえで、限られた時間をTOEIC・専門科目・出願書類の準備にどう配分するかが、横浜国立大学編入の合否を分けるポイントです。まずは自分が志望する学科・教育プログラムの募集要項を確認し、TOEIC・TOEFLが必要かどうか、必要な場合はどの基準を満たせばよいのかをはっきりさせるところから始めましょう。TOEICのスコアアップから専門科目・面接対策までを一人で並行して進めるのは負担が大きいため、独学での対策に不安がある場合は、大学編入コースなど専門の指導を活用するのも一つの方法です。
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