ご質問やお問い合わせはお気軽に
関西大学編入のTOEIC対策|必要スコアの目安と学習法

「関西大学 編入 toeic」と検索して情報を探している方の多くが最初に知りたいのは、「自分の志望学部は何点あれば出願できるのか」という一点だと思います。TOEICは合否を左右する加点材料ではなく、出願資格の基準点として扱われます。2027年度(2026年秋実施)の学外からの編入学試験を例にとると、法学部と文学部はTOEIC® L&R500点以上、商学部は630点以上、政策創造学部はL&R550点以上かつS&W240点以上、システム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部は400点以上という基準が学部ごとに設定されており、必要な点数が大きく異なります。社会学部だけは外部試験の提出を求めず、入試当日に独自の英語筆記試験を課すという例外もあります。
関西大学編入とは、他大学・短期大学・高等専門学校に在籍または卒業した学生が、選考を経て2年次または3年次に転入学する制度です。専門科目の筆記試験や面接に加えて、多くの学部で英語力を証明する外部検定試験のスコア提出が出願の前提条件になっており、基準点に届いていなければ専門科目でどれだけ得点できても出願書類自体が受理されません。裏を返せば、TOEICの基準点さえクリアしていれば、それ以降の対策は専門科目・論文・面接に集中して臨むことができます。在学中の大学生活と並行して準備を進める必要があるため、早い段階から全体像を把握しておくことが、限られた時間を有効に使ううえで欠かせません。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
(費用は一切かかりません)
本記事では、関西大学の公式入学試験要項をもとに、学部別の必要TOEICスコアを一覧化したうえで、現在のスコアから目標点までの学習法、TOEIC以外の代替検定との比較、出願スケジュールの立て方、専門科目・面接対策との両立戦略までをまとめて解説します。志望学部がすでに決まっている方はもちろん、複数学部を比較検討している方や、TOEIC対策をこれから始める方にも参考になる内容です。学部ごとの基準を正しく理解したうえで、限られた準備期間を最大限に活用していきましょう。
関西大学の編入学試験とTOEICの関係|学部で基準が異なる理由
関西大学が学外受験者向けに実施する編入学試験には、大きく分けて「編・転入学試験(2年次・3年次)」と「社会人編入学試験(2年次・3年次)」があります。対象となるのは法学部・文学部・商学部・社会学部・政策創造学部・システム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部の8学部で、総合情報学部は別日程・別要項での実施となるため、志望する場合は学部公式サイトで個別に確認してください。本記事は上記8学部を対象とする「編・転入学試験(学外受験者用)」の要項に基づいています。
編入学試験の出願資格には、4年制大学に一定期間以上在学し必要単位を修得していること(または短大・高専・専修学校等の卒業・修了)などの条件がありますが、これに加えて多くの学部が英語力証明の提出を求めています。TOEICは加点要素ではなく、出願書類を受理してもらうための最低ラインです。基準点に届いていない場合、専門科目対策がどれだけ進んでいても出願自体ができません。この仕組みは他大学の編入学試験でもよく見られますが、関西大学は学部ごとに基準・提出方法・代替検定の扱いが細かく分かれている点が特徴です。
なぜ学部によって基準がここまで異なるのでしょうか。理由の一つは、学部が求める英語力の性質の違いです。文系学部(法学部・文学部・商学部・政策創造学部)は、専門科目の授業や文献講読で高い英語運用力を前提とするため、TOEIC500〜630点というやや高めの基準を設定しています。一方、理系学部(システム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部)は専門科目(数学・物理・化学など)の比重が非常に大きく、英語は「最低限のコミュニケーションが取れる水準」を確認する位置づけのため、400点というやや抑えた基準になっています。社会学部は英語力を外部試験ではなく自校の筆記試験で直接測る方針を取っており、他学部とは仕組みそのものが異なります。
この学部間の違いを理解せずに「TOEIC600点あれば安心」と思い込んでしまうと、商学部志望なら不足、システム理工学部志望なら過剰投資になりかねません。まずは自分の志望学部の基準を正確に把握し、それに合わせた学習計画を立てることが対策の第一歩です。関西大学の編入対策全体を体系的に進めたい場合は、大学編入対策コースのようにTOEIC対策と専門科目対策を並行して計画できる環境を活用するのも一つの方法です。
なお、関西大学には3年次編・転入学試験のほかに2年次編・転入学試験の枠もあります。2年次編入の英語基準は3年次とほぼ同水準に設定されています。文学部はTOEIC L&R500点以上、システム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部は400点以上です。在学中の大学での修得単位数が3年次編入の条件(60単位以上)に届かない場合は、2年次編入を選択肢に入れて出願資格を確認してみるとよいでしょう。本記事では、既存の学部別対策記事と同様に、募集の中心となる3年次編・転入学試験を主な対象として解説を進めます。
関西大学 編入に必要なTOEICスコア一覧|学部別比較表
関西大学の2027年度(2026年秋実施)3年次編・転入学試験における学部別の英語外部試験基準を一覧にまとめました。数値は公式の入学試験要項に基づくものですが、年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず最新の募集要項でご確認ください。
| 学部 | TOEIC® L&Rの目安 | 主な代替検定 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 法学部 | 500点以上 | 実用英語技能検定2級以上/TOEFL iBT 3.0以上 | 英語のみ |
| 文学部 | 500点以上 | 実用英語技能検定2級以上/TOEFL iBT 3.0以上 | 専修によりフランス語・ドイツ語・中国語・朝鮮語の代替検定も可 |
| 商学部 | 630点以上 | 実用英語技能検定準1級以上 | 8学部中もっとも基準が高い。面接なし |
| 社会学部 | 提出不要 | – | 入試当日に独自の外国語(英語)筆記試験(100点)を実施 |
| 政策創造学部 | L&R550点以上かつS&W240点以上 | 実用英語技能検定2級以上(CSE1,950点以上)/IELTS4.0以上 等 | CEFR B1レベル基準、S&Wの併用提出が必須 |
| システム理工学部 | 400点以上 | 実用英語技能検定準2級以上/TOEFL iBT 2.5以上 | 環境都市工学部・化学生命工学部と共通基準 |
| 環境都市工学部 | 400点以上 | 実用英語技能検定準2級以上/TOEFL iBT 2.5以上 | 出願資格審査(単位確認)が別途必要 |
| 化学生命工学部 | 400点以上 | 実用英語技能検定準2級以上/TOEFL iBT 2.5以上 | 出願資格審査(単位確認)が別途必要 |
表を見ると、同じ関西大学でも学部によって必要TOEICスコアが400点から630点まで230点の開きがあることがわかります。商学部と政策創造学部は特に基準が高く、かつ政策創造学部はL&Rだけでなくスピーキング・ライティング(S&W)のスコアも別途求められるため、対策の難易度も他学部より高くなります。逆にシステム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部は400点という比較的到達しやすい基準ですが、その分専門科目(数学・物理・化学)の配点比重が大きく、専門科目対策に十分な時間を確保する必要があります。
いずれの学部も、TOEICのスコアは出願時点で過去2年以内に取得したものに限られ、団体特別受験制度であるTOEIC® L&R IPテストのスコアは対象外です。この点は後の章で改めて詳しく触れます。TOEIC対策の総論的な考え方は大学編入にTOEICは何点必要か学部別の目安と対策でも解説していますので、あわせて参考にしてください。
また、TOEIC® L&R公開テストの受験料は毎年変動する可能性があるため、受験申込時に公式サイトで最新の金額を必ず確認してください。スコアが基準に届かず再受験する場合は受験料も再度かかるため、余裕を持った回数・時期で計画しておくと、費用面でも慌てずに準備を進められます。政策創造学部志望者はS&Wの受験料も別途必要になる点もあわせて念頭に置いておきましょう。
学部別の詳細解説(1)文系学部|法学部・文学部・社会学部
法学部|TOEIC L&R500点以上が出願の前提
法学部の3年次編・転入学試験では、実用英語技能検定2級以上・TOEFL iBT 3.0以上(2026年1月20日以前受験は52点以上)・TOEIC® L&R500点以上のいずれかを満たすことが出願資格の一部となっています。試験科目は法学・政治学分野から出題される論文(100点)と面接で、専門科目は法律科目の基礎知識と論述力が中心です。TOEIC500点は英検2級相当の水準であり、大学受験レベルの英語力を維持していれば到達可能な基準とされています。法学部志望者は、TOEIC対策に多くの時間を割きすぎず、論文対策(法学・政治学の基礎知識のインプットと論述の型づくり)にも早期から着手することが重要です。法学部の編入試験の詳しい対策は関西大学法学部の編入試験対策でも解説しています。500点という基準は、TOEIC対策に長期間を割かなくてもクリアできる水準であるため、早い段階で基準点をクリアし、論文対策に多くの時間を配分できる状態を作っておくことが合格への近道です。
文学部|専修によって代替言語の選択肢がある
文学部も法学部と同じくTOEIC® L&R500点以上(または英検2級以上・TOEFL iBT 3.0以上)が基準ですが、志望する専修によっては英語以外の外国語検定(フランス語・ドイツ語・中国語・朝鮮語)で代替できる場合があります。たとえば、英米文学英語学専修・英米文化専修を志望する場合は英語での提出が必須ですが、ヨーロッパ文化専修(フランス言語文化コース)であればフランス語検定での代替が認められます。試験科目は専門科目(100点、ヨーロッパ文化専修のみコース別出題)と面接(口頭試問を含む)です。英語以外の言語を主とする専修は、当該言語の検定対策を優先すべきか早めに確認しておくと安心です。専修選びとあわせて、どの外国語で出願資格を満たすかを早期に決めておくことが、学習計画のブレを防ぐポイントになります。試験科目に専門科目(ヨーロッパ文化専修のみコース別出題)が含まれるため、TOEIC対策と並行して志望専修の専門分野(文学・語学・歴史・哲学など)の基礎知識も早めにインプットしておくことをおすすめします。
社会学部|外部試験は不要、独自の英語筆記試験で判定
社会学部は8学部の中で唯一、募集要項上TOEICなどの英語外部試験の提出を明記していません。かわりに、入試当日に「外国語(英語)」の筆記試験(100点、9:30〜11:00)を実施し、専門論文(社会科学分野、100点)・面接とあわせて総合的に合否を判定します。社会学部志望者は外部検定より、当日の英語筆記試験に照準を合わせた対策が効率的です。とはいえ、TOEIC対策で培った文法・語彙の基礎は当日の筆記試験にも直接活きるため、時間に余裕があれば並行してTOEICを受験し、自分の英語力を客観的な指標で把握しておくのも有効な手段です。ただし年度によって出願資格が変更される可能性もあるため、社会学部を志望する場合も最新の募集要項で外部試験提出の要否を必ず確認してください。仕組みが他学部と異なる分、社会学部志望から他学部への切り替えを検討する場合は、TOEICのスコアが新たに必要になる点にも注意が必要です。
学部別の詳細解説(2)商学部・政策創造学部|スコア基準が特に高い・特殊な2学部
商学部|8学部中もっとも高いTOEIC630点基準
商学部の3年次編・転入学試験は、実用英語技能検定準1級以上またはTOEIC® L&R630点以上が出願資格の条件です。630点は関西大学の編入学試験の中でもっとも高い基準であり、英検準1級相当の水準に到達している必要があります。試験科目は商学・経営学・経済学・会計学の4科目のうち2科目を選択する筆記試験(100点)のみで、面接は実施されません。つまり商学部は「TOEICで英語力の基準をクリアしたうえで、専門科目の筆記勝負」という構造になっており、専門科目の得点力がそのまま合否に直結します。面接がないぶん、当日の緊張で実力を発揮できないリスクは他学部より小さいとも言えます。商学部の専門科目対策の詳細は関西大学商学部の編入試験対策を参考にしてください。630点まで届いていない場合は、後述するスコア帯別の学習法を参考に、逆算した学習計画を早めに立てることをおすすめします。面接がない分、筆記一発勝負のプレッシャーがある点も踏まえ、専門4科目のうち得意な2科目を早期に絞り込んでおくと学習効率が上がります。
商学部志望者にとって630点は決して低いハードルではないため、現在のスコアが400〜500点台であれば、専門科目の学習開始よりも先にTOEICの底上げを優先する期間を設けるのも一つの考え方です。基準点に届く見込みが立ってから専門科目対策の比重を増やしていくことで、直前期に「TOEICも専門科目もどちらも間に合わない」という事態を避けやすくなります。
政策創造学部|CEFR B1レベル・L&RとS&Wの両方が必要
政策創造学部は他学部と異なり、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)B1レベル以上という基準で英語力を判定します。TOEICで満たす場合は、TOEIC® Tests L&R550点以上かつS&W240点以上の両方を満たす必要があり、L&Rのみで出願できる他学部とは条件が異なります。TOEIC以外にも、実用英語技能検定2級以上(CSEスコア1,950点以上)、Cambridge English B1 Preliminary(スコア140点以上)、GTEC(4技能)Advanced/CBT(スコア930点以上)、IELTS4.0以上(アカデミック・モジュール)、TEAP(Reading/Listening+Writing+Speaking)225点以上、TOEFL iBT3.0以上(52点以上)のいずれかでも出願資格を満たせます。選択肢が多い分、どの検定が自分の得意分野に合っているかを見極めることも対策の効率化につながります。試験科目は専門論文(社会科学分野、100点)と面接で、選考日は他学部より1日早い10月17日(土)に設定されている点にも注意が必要です。政策創造学部の対策全体は関西大学政策創造学部の編入試験対策で詳しく解説しています。
政策創造学部を目指す場合、TOEIC® L&Rの点数だけを見て「550点でクリア」と考えるのは危険です。S&Wは別日程・別受験形式のテストであり、L&Rと同じペースでは対策が進みにくいという声もよくあります。出願締切から逆算して、L&RとS&Wの受験回数をそれぞれ確保できるスケジュールを組む必要があります。CEFR B1レベルという基準は英検2級よりやや上の水準に相当するとされており、他の代替検定(IELTS4.0・TEAP225点等)を含めて、自分がもっとも得点しやすい試験形式を早めに選んでおくことも対策の効率化につながります。
政策創造学部が求めるCEFR B1レベルは、他学部が求めるTOEIC L&R500点(法学部・文学部)よりも一段階高い運用力の目安とされています。TOEIC L&R550点自体は500点からの上積みで到達しやすい一方、S&W240点は話す・書く力を新たに鍛える必要があるため、他学部志望者よりも準備期間を長めに見積もっておくことをおすすめします。
学部別の詳細解説(3)理系学部|システム理工・環境都市・化学生命工学部
システム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部の3年次編・転入学試験は、いずれも実用英語技能検定準2級以上・TOEFL iBT2.5以上(2026年1月20日以前受験は31点以上)・TOEIC® L&R400点以上のいずれかを満たすことが出願資格です。400点は他の文系学部と比べて到達しやすい水準ですが、専門科目の配点が非常に大きい点が理系3学部の特徴です。
選考方法は学科によって異なります。システム理工学部(数学科・物理応用物理学科・機械工学科)・環境都市工学部・化学生命工学部は、専門科目1・専門科目2(各100点、学科ごとに微分積分学・力学・物理化学・有機化学などの範囲が指定)と面接で判定されます。一方、システム理工学部電気電子情報工学科のみは、口頭試問を中心とした面接のみで合否判定を行うという独自の方式です。電気電子情報工学科を志望する場合は、筆記試験がない分、専門知識を口頭で正確に説明する力がより重視される点を意識しておくとよいでしょう。専門科目の出題範囲は関西大学システム理工学部の編入試験対策で学科別に整理しているので、志望学科の出題科目を早めに確認しておくと計画が立てやすくなります。
理系3学部で特に注意したいのが、出願資格審査(単位確認)の存在です。3年次編・転入学試験に出願するには、事前に「出願資格審査用単位確認書」など指定書類を2026年7月21日(火)必着で提出し、審査で出願許可を受けた者だけが出願できる仕組みになっています。TOEICのスコア取得だけに気を取られていると、単位確認書類の準備が後回しになりがちなので、出願資格審査の締切から逆算したスケジュール管理が欠かせません。審査結果の通知は2026年8月28日(金)発送予定で、審査の結果によっては2年次編・転入学試験への出願に切り替わる場合もあります。出願資格審査の結果が届くまでは3年次での出願が確定しないため、TOEICのスコア取得だけでなく、専門科目の学習も2年次・3年次どちらの範囲にも対応できるよう幅広く進めておくと安心です。
また、理系3学部は専門科目1・専門科目2それぞれが100点満点で配点され、面接も加わるため、TOEIC対策にかけられる時間は文系学部志望者よりも限られる傾向にあります。400点という基準は比較的早い段階でクリアし、残りの期間を専門科目(数学・物理・化学)と単位確認書類の準備に充てるのが、理系3学部志望者にとって現実的な時間配分といえます。
3学部とも英語基準こそ共通ですが、専門科目の出題範囲は学科ごとに異なります。システム理工学部(数学科・物理応用物理学科・機械工学科)は微分積分学・力学・線形代数・電磁気学など数学と物理の基礎が中心、環境都市工学部は建築構造力学・建築計画学・応用数学など建築・土木系の専門知識が問われ、化学生命工学部は有機化学・物理化学・生化学など化学系の専門知識が中心です。志望学科によって専門科目の対策範囲が大きく異なるため、TOEIC対策と並行して早めに過去の出題範囲を確認しておくことをおすすめします。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
(費用は一切かかりません)
TOEIC以外の英語外部試験との比較|自分に合った検定の選び方
関西大学の編入学試験では、TOEIC以外にも実用英語技能検定(英検)・TOEFL iBT・IELTS・TEAP・GTEC・Cambridge Englishなど複数の外部検定が出願資格として認められています。学部・専修によって使える検定の種類が異なるため、代表的な目安を一覧で確認しておきましょう。すでに英検やTOEFL iBTのスコアを持っている場合は、あらためてTOEICを受け直す必要はなく、募集要項の基準を満たしていればそのまま出願書類として使えます。
| 検定試験 | 法学部・文学部・商学部の基準目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| TOEIC® L&R | 500点(法・文)/630点(商) | 年10回前後実施され受験機会が多い。ビジネス英語中心の出題 |
| 実用英語技能検定(英検) | 2級(法・文)/準1級(商) | 面接(二次試験)があり4技能を測定。CBT・S-CBTも対象 |
| TOEFL iBT® | 3.0以上(法・文・商共通、2026年1月20日以前受験は52点以上) | Home Edition・ITPは対象外。学術的な英語力を測る試験 |
| IELTS(政策創造学部) | 4.0以上(アカデミック・モジュール) | 海外進学でも広く使われる4技能試験 |
受験機会の多さや対策のしやすさから、多くの受験生はTOEICを選ぶ傾向があります。TOEICはリスニング・リーディングの2技能のみで構成され、市販の対策教材やオンライン学習サービスも豊富です。一方、英検は二次試験(面接)があるぶん対策の負担が増えますが、一度取得すれば有効期限を気にせず提出できる級もあるため、時間的な余裕がある場合は選択肢に入ります。政策創造学部志望者のようにスピーキング・ライティングの証明が必須な場合は、TOEIC S&WよりもTEAPやIELTSのほうが自分に合っていると感じる受験生もいるため、模擬試験や公式サンプル問題を一度解いてみて、得点しやすい形式を見極めることをおすすめします。
英検の二次試験(面接)対策のポイント
法学部・文学部でTOEICのかわりに英検を選ぶ場合、一次試験(筆記・リスニング)に加えて二次試験(面接形式のスピーキングテスト)への対応が必要になります。二次試験では、英文を音読したあとに内容についての質問に口頭で答える形式が中心で、TOEICのようなマークシート形式とは異なる対策が求められます。過去問や公式のサンプル問題を使って、時間内に自分の考えを英語でまとめて話す練習を重ねておくと、本番でも落ち着いて対応しやすくなります。TOEICと英検のどちらで出願資格を満たすかを決めかねている場合は、まず両方の公式サンプル問題を解いてみて、自分が得点しやすい形式を見極めるとよいでしょう。すでに英検の対策を進めている場合は、無理にTOEICへ切り替える必要はなく、募集要項の基準を満たす形式であればどちらでも出願資格として認められます。
TOEICスコア別の学習法|現在地から必要点数までの伸ばし方
関西大学の編入学試験に必要なTOEICスコアは400点から630点まで幅がありますが、いずれも受験勉強で培った基礎力があれば十分到達可能な水準です。まずは公式問題集や模擬試験で現在のスコアを把握し、目標点までの距離を確認したうえで学習計画を立てましょう。ここでは現在のスコア帯別に、優先すべき学習ポイントを整理します。
400点台を目指す場合(理系3学部志望)
400点台は英文法・基礎語彙の土台があれば比較的短期間で到達できる水準です。リスニングは、Part1・Part2の頻出表現を音読で体に染み込ませ、聞き取れなかった箇所はスクリプトで確認する反復練習が効果的です。リーディングはPart5の文法問題(品詞・時制・前置詞の識別)を優先的に潰し、時間配分に不安が残るPart7は設問文を先読みしてから本文に戻る解き方を習慣化しましょう。理系学部志望者は専門科目(数学・物理・化学)の学習時間を確保する必要があるため、TOEIC対策は1日30〜45分程度を目安に、隙間時間で継続する形が現実的です。単語帳や文法参考書を1冊決めて繰り返し反復することで、短期間でも基礎力を着実に積み上げることができます。
500点台を目指す場合(法学部・文学部志望)
500点台では、Part3・Part4の会話・トークの展開を予測しながら聞く力と、Part7の複数文書問題を時間内に処理する読解速度が課題になりやすい段階です。設問を先読みしてから音声を聞く「先読み」の型を確立し、リーディングは1文書あたりの目標時間を決めて解く訓練を積むと、スコアが安定しやすくなります。語彙面では、ビジネス英語頻出の定型表現(会議・メール・出張関連の語彙)をまとめて覚えると、Part3以降で得点を稼ぎやすくなります。模試や公開テストの過去傾向を振り返り、自分が失点しやすいパートを特定してから重点的に対策するのも効果的です。文学部志望で英語以外の言語を選ぶ場合も、同様に頻出表現のインプットと過去問形式での演習を組み合わせるとスコアが安定しやすくなります。
600点台を目指す場合(商学部志望)
商学部が求める630点は英検準1級相当であり、単語・文法の基礎固めだけでは届きにくい水準です。リスニングは、話者の意図や含意を問う設問(Part3・Part4の推測問題)への対応力を高めるため、ディクテーション(聞き取った音声を書き取る練習)を取り入れると効果的です。リーディングはPart7のダブルパッセージ・トリプルパッセージで、複数の文書を関連付けて解く問題への慣れが得点を左右します。商学部は面接がなく筆記試験の得点力がすべてを決めるため、TOEIC対策と並行して商学・経営学・経済学・会計学のうち得意な2科目を早期に絞り込み、両輪で学習計画を組むことが重要です。
政策創造学部志望者のS&W対策
政策創造学部はL&R550点に加えてS&W240点以上が必須のため、スピーキング・ライティングに特化した対策が不可欠です。ライティングは、Eメール作成問題・意見記述問題それぞれのテンプレート(導入・理由・具体例・結論の型)を身につけ、時間内に一定の分量を書き切る練習を繰り返します。スピーキングは、音読による発音・イントネーションの矯正に加え、写真描写問題や意見表明問題を制限時間内に話しきる練習をスマートフォンの録音機能などで自己採点しながら進めると、独学でも改善を実感しやすくなります。S&WはL&Rと試験形式が異なるため、早い段階から並行して対策を進めることが大切です。
TOEIC公開テストの申し込みと受験ペースの目安
TOEIC® Listening & Reading Testの公開テストは、年10回前後(月1回程度)のペースで実施されており、公式サイトから約2〜3か月前に申し込みが開始されます。申し込み開始直後に会場が埋まることも多いため、受験を決めたら早めに申し込みを済ませておくのが安全です。1回の受験で目標スコアに届かないケースも珍しくないため、出願までに最低でも2〜3回は受験できるペースで計画を立てておくと、想定外の伸び悩みにも対応しやすくなります。結果はオンラインで受験から約2〜3週間後に確認でき、公式認定証(デジタル版)の発行にはさらに数日〜数週間かかる点も踏まえてスケジュールを組みましょう。
模試・アプリを活用した学習ペース管理
独学でTOEIC対策を進める場合、模擬試験を定期的に受けて自分のスコア推移を可視化することが継続のモチベーションにつながります。市販の公式問題集や模試アプリを使い、月に1回程度のペースで本番形式の模擬テストを解き、パート別の正答率を記録しておくと、伸び悩んでいる分野が明確になります。スコアが計画通りに伸びない場合は、単語・文法の基礎に戻るべきか、時間配分の練習が必要なのかを模試の結果から見極めることが大切です。専門科目対策との時間配分に迷ったときは、週単位でTOEICと専門科目の学習時間をあらかじめ振り分けておくと、どちらかに偏りすぎるのを防げます。
提出時の注意点とスケジュール逆算|出願までにTOEICを何回受けられるか
関西大学の編入学試験でTOEICスコアを提出する際は、いくつかの実務的な注意点があります。まず、スコアは出願時点で過去2年以内に取得したものに限られ、団体特別受験制度であるTOEIC® L&R IPテストは全学部で対象外です。学内で気軽に受けられるIPテストのスコアは使えないため、必ず公開テスト(一般のTOEIC® Listening & Reading Test)を受験する必要があります。提出形式は、IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が発行するデジタル公式認定証(PDF)またはOFFICIAL SCORE CERTIFICATE(原本)のいずれかで、発行・郵送には数週間かかる場合があるため、スコア到達後すぐに出願できるとは限りません。
2027年度(2026年秋実施)の編・転入学試験は、データ登録期間が2026年9月8日(火)9:30〜9月11日(金)23:00、必要書類送付期間が2026年9月8日(火)〜9月11日(金)(消印有効)です。ここから逆算すると、公式認定証の発行・郵送期間を見込んで、遅くとも出願締切の1〜2か月前(2026年7月〜8月)にはTOEICのスコアを確定させておく必要があります。TOEIC® L&R公開テストはおおむね年10回前後実施されているため、目標スコアに届かなかった場合の再受験も見込んで、できれば出願締切の半年〜1年前から複数回の受験機会を確保しておくと安心です。
特に理系3学部(システム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部)を志望する場合は、出願資格審査用の単位確認書類の提出締切(2026年7月21日(火)必着)がTOEICのスコア確定よりも先に来る点に注意してください。単位確認書類の準備とTOEIC対策は並行して進める必要があります。どちらか一方に偏ったスケジュールを組むと、出願自体が間に合わなくなるリスクがあります。政策創造学部志望者も、L&Rに加えてS&Wの結果を待つ時間を見込んでおく必要があるため、他学部よりも早めに受験計画を立てることをおすすめします。
提出書類の形式にも注意が必要です。デジタル公式認定証とOFFICIAL SCORE CERTIFICATE(原本)では取得の手続きや手元に届くまでの日数が異なる場合があります。どちらの形式で提出するかによって準備にかかる日数も変わるため、IIBCの公式サイトで最新の取得手続きを早めに確認しておくと、余裕を持って手続きを進められます。
出願までの学習スケジュール例|受験1年前から出願直前までのロードマップ
関西大学の編入学試験は、TOEICスコアの確定・出願資格審査(理系3学部)・専門科目対策・面接対策と、準備すべき項目が複数並行して進みます。出願の1年前から逆算してスケジュールを組んでおくと、直前になって慌てることを避けられます。以下は一般的な進め方の目安です。
| 時期の目安 | 取り組む内容 |
|---|---|
| 出願の10〜12か月前 | 志望学部を決め、必要なTOEICスコアと試験科目を確認。TOEIC® L&R公開テストの初回受験 |
| 出願の7〜9か月前 | TOEICのスコアを目標に向けて伸ばしつつ、専門科目・論文の基礎学習を開始。政策創造学部志望者はS&Wの対策も並行開始 |
| 出願の4〜6か月前 | TOEICの目標スコアを確定させる。理系3学部志望者は出願資格審査(単位確認)用の書類準備を本格化 |
| 出願の1〜2か月前 | 公式認定証を取得し、専門科目・面接対策の総仕上げ。単位確認書類は締切(7月下旬目安)必着で提出 |
| 出願直前 | データ登録・入学検定料納入・出願書類の最終確認(消印有効の期日厳守) |
このロードマップでよくある失敗パターンが、TOEICのスコアだけに気を取られて他の準備が後回しになるケースです。TOEICの公開テストの結果発表・認定証の発行には数週間単位の時間がかかるため、「あと少しで届きそうだから」と受験を先延ばしにすると、公式認定証の取得が出願締切に間に合わなくなるリスクがあります。特に理系3学部を志望する場合は、7月下旬の出願資格審査書類の締切とTOEICのスコア確定時期が近接しやすいため、両方を同時並行で進める意識が欠かせません。
また、政策創造学部志望者はL&RとS&Wをそれぞれ受験・提出する必要があるため、他学部よりも半年ほど早いタイミングから対策を始めておくと余裕を持って出願に臨めます。迷ったときは、募集要項に記載された提出書類・締切日を一覧化し、TOEIC対策のカレンダーと重ね合わせて管理する方法もおすすめです。
出願書類の準備でよくある失敗パターン
TOEICのスコア対策と並行して、出願書類の準備でつまずくケースも少なくありません。よくある失敗の一つが、在学中の大学に依頼する成績証明書・卒業(見込)証明書の発行に想定以上の日数がかかり、出願締切に間に合わなくなるパターンです。大学の窓口によっては証明書の発行に1〜2週間程度かかる場合もあるため、TOEICのスコアが確定した段階で、証明書類の発行依頼も同時に進めておくと安心です。
もう一つのよくある失敗が、TOEICの提出形式を誤り、団体特別受験制度(IPテスト)のスコアシートを提出してしまうケースです。IPテストは全学部で対象外とされているため、必ず一般公開されている公開テストを受験し、IIBCが発行するデジタル公式認定証またはOFFICIAL SCORE CERTIFICATEを取得してください。理系3学部を志望する場合は、これに加えて出願資格審査用の単位確認書類(教育課程表・履修要項・成績証明書・シラバス等)も必要になるため、提出書類の種類が多く準備に時間がかかる点も踏まえて、早めに書類一式をリストアップしておくことをおすすめします。
専門科目・面接対策との両立戦略|併願も見据えた学習計画
TOEICはあくまで出願資格を満たすための一要素であり、合否を最終的に決めるのは専門科目・論文・面接です。TOEIC対策に時間を割きすぎて専門科目の準備が手薄になっては本末転倒なので、学部別の配点構成を踏まえて優先順位を決めましょう。たとえば商学部は面接がなく筆記試験(商学・経営学・経済学・会計学から2科目)の比重が100%であるため、TOEICで基準点をクリアした後は速やかに専門科目対策へ軸足を移す必要があります。逆にシステム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部は専門科目1・専門科目2に加えて面接もあるため、口頭での説明力や志望理由の言語化にも時間を確保しておきたいところです。
おすすめの進め方は、「TOEICの基準点クリアを最優先の短期目標に設定し、並行して専門科目の基礎固めを進める」という二段構えです。この順序を意識するだけでも、直前期になって両方が中途半端になる事態を防ぎやすくなります。TOEICは基準点を超えれば出願資格として十分で、それ以上を追い求める必要はありません。基準点への到達が見えてきた段階で、専門科目・論文対策の比重を増やしていくのが効率的です。
また、関西大学一本に絞らず、関関同立や国公立大学の編入試験を併願するケースも少なくありません。併願先によって求められるTOEICスコアや試験日程が異なるため、関西大学の基準だけでなく併願候補校の要件も早い段階で洗い出しておくと、後から慌てて再受験する事態を避けやすくなります。目標スコアは「志望校の中でもっとも高い基準」に合わせて設定しておけば、どの大学に出願する場合でもスコア不足で慌てることがありません。専門科目の出題範囲が近い大学・学部を併願先に選べば、学習の重複も減らせます。独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。
倍率が非公表だからこそTOEIC対策を疎かにしない
関西大学の編入学試験は、募集要項に募集人員が「若干名」とのみ記載されており、具体的な倍率は公表されていません。正確な倍率が非公表である以上、TOEICの基準点クリアと専門科目・面接対策を着実に積み上げることに集中するのが現実的な向き合い方です。募集人員が少ない学部が多いからこそ、TOEICの基準点をクリアしたうえで専門科目・論文・面接それぞれで確実に得点することが、合格の可能性を高める近道になります。
併願先を検討する際に押さえておきたい視点
関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)や国公立大学の編入学試験でも、多くの大学がTOEICなどの英語外部試験を出願資格の一部として採用しています。大学・学部によって必要スコアや代替検定の扱いが異なるため、併願先が決まった段階で各校の募集要項を横並びで確認することが重要です。関西大学の基準だけを見て「500点あれば十分」と判断してしまうと、併願先ではより高いスコアが求められていた、というケースもあり得ます。
併願を検討する場合は、TOEICの目標スコアだけでなく、専門科目の出題範囲や試験日程の重なりも早めに確認しておきましょう。試験日程が近接していると、直前期に複数校の対策を並行して進める負担が大きくなるため、志望順位と対策にかけられる時間を踏まえて、無理のない併願校数に絞り込むことも大切な戦略の一つです。第一志望を明確にしたうえで、併願校の対策に割く時間の上限をあらかじめ決めておくと、学習全体のバランスを崩さずに準備を進められます。
面接対策とTOEICで培った英語力の関係
法学部・文学部・社会学部・政策創造学部・システム理工学部(電気電子情報工学科除く)・環境都市工学部・化学生命工学部の多くは、専門科目・論文の試験に加えて面接が実施されます。面接では志望理由や学習計画を口頭で説明する力が問われるため、話す練習も並行して行っておくと安心です。特に社会学部・システム理工学部電気電子情報工学科のように面接(口頭試問)の比重が大きい学部では、専門分野の基礎知識を自分の言葉で説明できるかどうかが評価に直結します。模擬面接を通じて第三者からフィードバックを受けられる環境があれば、積極的に活用するとよいでしょう。
TOEICのスコアはあくまで出願資格の一要素ですが、英語学習で培った「時間内に情報を処理する」「要点を素早くまとめる」という力は、専門科目の論述や面接での受け答えにも応用できます。TOEIC対策を「出願のための通過点」で終わらせず、編入後の授業でも通用する英語力の土台づくりと捉えて取り組むと、入学後の学習にもつながる投資になります。編入後は専門科目の文献を英語で読む機会も増えるため、早めに英語力の基礎を固めておくことは、出願対策にとどまらない長期的なメリットにもなります。
よくある質問(FAQ)
関西大学の編入試験でTOEICは何点あれば合格の可能性がありますか?
学部によって基準が異なります。法学部・文学部はTOEIC® L&R500点以上、商学部は630点以上、政策創造学部はL&R550点かつS&W240点以上、システム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部は400点以上が出願資格の目安です。ただしこれらは「出願できる最低ライン」であり、合格を保証する点数ではありません。基準点を上回っていても、専門科目・論文・面接の対策が不十分であれば不合格になる可能性は十分にあります。TOEICのスコアだけに気を取られず、専門科目・論文・面接の対策とあわせて総合的に準備を進める必要があります。
TOEIC L&R IPテストのスコアは使えますか?
使えません。関西大学の編入学試験では、団体特別受験制度であるTOEIC® L&R IPテストは全学部で対象外とされています。必ず一般公開されているTOEIC® Listening & Reading Testを受験し、公式認定証を取得してください。
TOEICと英検、TOEFL iBTはどれを選べばいいですか?
いずれも出願資格として認められており、募集要項では「実用英語技能検定〇級以上/TOEFL iBT〇点以上/TOEIC® L&R〇点以上」のいずれかを満たせばよいとされています。これまでの学習でどの試験形式に慣れているか、受験機会の多さ(TOEICは年10回前後実施)などを基準に選ぶとよいでしょう。多くの受験生は受験機会の多さからTOEICを選ぶ傾向があります。
社会学部はTOEICのスコア提出が不要と聞きましたが本当ですか?
2027年度の募集要項では、社会学部の出願資格としてTOEICなどの英語外部試験提出は明記されていません。かわりに入試当日の「外国語(英語)」筆記試験(100点)で英語力が判定されます。ただし年度によって方針が変わる可能性があるため、志望する年度の募集要項で必ず確認してください。
政策創造学部のTOEIC S&Wはどう対策すればいいですか?
S&W(スピーキング&ライティング)はL&Rとは別日程・別形式の試験です。ライティングはEメール作成・意見記述のテンプレートを身につけて時間内に書き切る練習を、スピーキングは音読と時間を計った応答練習を積み重ねるのが効果的です。L&Rの対策に追われてS&Wの準備開始が遅れないよう、早期から並行して計画することが重要です。
TOEICのスコアはいつまでに取得すればいいですか?(有効期限は?)
関西大学の編入学試験では、出願時点で過去2年以内に取得したスコアが有効です。ただし公式認定証の発行・郵送には数週間かかる場合があるため、出願締切の1〜2か月前には目標スコアを確定させ、余裕を持って認定証を取り寄せることをおすすめします。
TOEICが基準点に届かない場合、出願をあきらめるしかないですか?
基準点に届かなければ当該学部への出願は原則できません。ただし、TOEIC® L&R公開テストは年10回前後実施されているため、半年〜1年前から複数回受験できるスケジュールを組んでおけば、多くの場合は到達を狙えます。1回の受験で結果が出なくても、パート別の正答率を分析して弱点を補強すれば、次回以降のスコアアップにつながるケースは多くあります。どうしても間に合わない場合は、基準がより到達しやすい学部(理系3学部など)や、他大学の編入試験への切り替えも選択肢として検討しましょう。
独学と予備校、どちらでTOEIC対策を進めるべきですか?
基礎的な文法・語彙固めやリスニングの反復練習は独学でも十分に進められます。一方で、専門科目対策との時間配分に悩む場合や、政策創造学部のS&Wのように客観的な添削・フィードバックが欲しい場合は、専門の指導を受けることで学習効率が上がるケースもあります。自分の状況に合わせて使い分けるとよいでしょう。
まとめ|関西大学編入のTOEIC対策は学部別の基準把握から
関西大学の編入学試験では、TOEICは学部ごとに定められた出願資格の基準点であり、合否を直接左右する加点要素ではありません。同じ「関西大学 編入 toeic」というキーワードで検索していても、志望学部によって必要なスコアも試験科目の構成もまったく異なるという点を、まず正しく理解しておくことが対策の第一歩です。まずは自分の志望学部の基準を正確に把握し、そこから逆算した学習計画を立てることが対策の出発点になります。
- 法学部・文学部はTOEIC® L&R500点以上、商学部は630点以上が出願資格の目安
- 政策創造学部はL&R550点以上かつS&W240点以上というCEFR B1レベルの基準が必要
- システム理工学部・環境都市工学部・化学生命工学部は400点以上が目安だが、専門科目の配点比重が大きい
- 社会学部は外部試験提出が不要で、入試当日の独自筆記試験(外国語・英語)で判定される
- TOEICスコアは出願時点で過去2年以内に取得したものに限られ、L&R IPテストは対象外
- 理系3学部は出願資格審査(単位確認)の締切がTOEICのスコア確定より先に来るため、並行した準備が必要
- TOEICの基準点クリアを短期目標に据え、その後は専門科目・論文・面接対策に軸足を移すのが効率的
- 出願の1年前から逆算したスケジュールを組み、証明書類の発行日数や認定証の取得期間も見込んでおく
- 関関同立や国公立大学との併願を視野に入れる場合は、もっとも高い基準に合わせて目標スコアを設定する
学部によって必要スコアも試験科目の構成も大きく異なるため、志望学部が固まっていない段階では、本記事の比較表を参考に複数学部の基準を横並びで確認し、自分の現在地からもっとも現実的に到達できる学部を見極めることをおすすめします。TOEICの基準点はゴールではなく、専門科目・論文・面接対策に本格的に取り組むためのスタートラインだと捉えて、計画的にクリアしていくことが合格への近道です。TOEIC対策と専門科目対策の時間配分に不安がある場合や、政策創造学部のS&Wのように独学では対策の方向性が見えにくい科目がある場合は、独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。関西大学の編入学試験に関する最新情報は、必ず公式の入学試験要項でも確認しながら、計画的に準備を進めていきましょう。
まずは無料相談で、合格までの最短ルートを確認しませんか?
スプリング・オンライン家庭教師のプロ講師が、現在の学力・志望校・残り期間に合わせて、必要な対策を個別に整理します。
- 大学編入のプロ講師が最適な受験戦略を提案
- 今後の大学編入の勝ち筋が見える。
- 志望校が決まっていなくてもOK
\ 合格がグッと近づく/
(費用は一切かかりません)



