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埼玉大学編入の志望理由書の書き方|例文と評価されるポイント

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埼玉大学編入の志望理由書について調べると、学部によって答えが変わることに気づきます。結論から言うと、教養学部の一般入試には志願者本人が作成する志望理由書に相当する書類は存在しません。出願書類は志願票・成績証明書・卒業(見込)証明書などのみで、志望理由を文章で提出する欄はありません。一方、経済学部(昼間コース)と工学部には「志望の理由」という書類があり、特に経済学部は1,000字以内という字数指定が募集要項本文に明記されています。

埼玉大学で3年次編入学を実施しているのは、教養学部(教養学科、6専修課程)・経済学部(昼間コース、経済学科4メジャー)・工学部(機械工学・システムデザイン学科など3学科)の3学部です。学部ごとに求める人物像も選抜方法も異なるため、複数学部を併願する場合は、それぞれの制度を混同しないよう注意しながら準備を進める必要があります。教養学部にはさらに一般入試・社会人入試・私費外国人留学生入試の区分があり、実は社会人入試だけ「学習歴レポート」という2,000字程度の書類を提出します。つまり同じ教養学部でも入試区分によって書類の有無が変わるという、細かい違いを正確に把握しておく必要があります。

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本記事では、令和8・9年度の埼玉大学公式募集要項に基づき、教養学部・経済学部・工学部それぞれの書類の有無と名称、経済学部「志望の理由」の1,000字構成モデル、工学部「志望の理由」の書き方、例文、添削で直されやすいNG例、面接での深掘り質問への備え方までを解説します。年度によって様式や字数の目安が変わる可能性があるため、実際に出願する際は、必ず出願年度の最新の公式募集要項を確認してください。

志望理由の文章でつまずきやすいのは、大学案内の内容をなぞるだけになるか、逆に自分の経験だけを語って埼玉大学を選ぶ理由が抜けてしまうかのどちらかです。これまでの学びで感じた課題と、埼玉大学の教育内容が交わる一点を探すことが、「志望の理由」にも学習歴レポートにも共通する土台になります。書類が存在しない教養学部一般入試の受験生も、面接では同じ考え方で志望理由を準備する必要があります。

例文はこの記事の後半にも掲載しますが、そのまま書き写すためのものではなく、どの要素をどの順序でつなぐかを確認するための骨格として使ってください。手元に成績表やレポート、制作物、活動記録を用意し、自分の経験に置き換えながら読み進めると、実際の作成作業がスムーズに進みます。

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目次

結論:埼玉大学編入に「志望理由書」はあるか―学部で異なる書類の有無

教養学部の一般入試には志望理由書に相当する書類がない

教養学部の一般入試の出願書類を確認すると、志願票・成績証明書・卒業(見込)証明書・出願資格等証明書(該当者のみ)・在留カードの写しや住民票(該当者のみ)といった証明書類が並びますが、志願者本人が「志望する理由」を文章で書いて提出する書類は含まれていません。「志望理由書はどの様式ですか」と探し続ける必要はなく、教養学部一般入試ではそもそも存在しない書類だと理解しておきましょう。

ただし、書類がないからといって志望理由を考えなくてよいわけではありません。教養学部の選考は第1次選考(学力検査)と第2次選考(面接)で構成されており、面接では「入学前の学習活動をはじめとする各種の特記事項、本学部での勉学意欲など」が総合的に評価されます。書類として提出しない分、口頭で志望理由を明確に語れることが一層重要になります。

教養学部のアドミッション・ポリシーには、一般受験生に対して「専門教育の基礎となる学力を調べるために、専門領域に応じた試験を行います。あわせて面接を課し、入学前の学習活動をはじめとする各種の特記事項、本学部での勉学意欲などを含めて総合的に評価します」と明記されています。学力検査の答案内容だけでなく、面接で語る学習意欲や特記事項までが評価対象になっていることを踏まえ、書類がない分、面接での自己表現の準備に時間を割く必要があります。

経済学部・工学部には「志望の理由」という書類がある

経済学部(昼間コース)と工学部の出願書類には、いずれも「志望の理由」という項目があります。「本人が記載したもの」で「本学ホームページ掲載の様式を利用」という説明が募集要項に明記されており、志望理由書に最も近い正式書類です。経済学部は募集要項本文に「1,000字以内で記述してください」という字数指定が明記されていますが、工学部は募集要項本文に字数の明記がなく、様式(ダウンロードファイル)内で規定されている可能性があるため、出願時は必ず様式そのものを確認してください。

同じ「志望の理由」という書類名でも、経済学部と工学部では選抜における役割が異なります。経済学部は外国語(英語)と面接の得点で合否を決め、「志望の理由」は面接のための参考資料として扱われます。工学部は数学の学力検査の得点で順位づけし、面接は合否のみを判定する仕組みで、提出資料は面接時の総合判断に使われます。

3学部・3入試区分の書類を一覧で比較する

学部・入試区分によって書類の有無だけでなく、選抜の重みづけも大きく異なります。出願前に自分の志望学部・区分を確認したうえで、対応する準備を進めてください。

学部・区分該当書類字数の目安選抜の中心
教養学部・一般入試なし学力検査+面接
教養学部・社会人入試学習歴レポート2,000字程度面接(学力検査は免除)
経済学部(昼間コース)志望の理由1,000字以内外国語(英語)+面接
工学部志望の理由様式内の指定字数に従う数学(学力検査)+面接(合否判定)

教養学部の入試制度全体は埼玉大学教養学部の編入試験ガイドでも確認できます。書類の有無だけを覚えて満足せず、選抜方法まで含めて志望学部・区分の全体像を把握しておきましょう。私費外国人留学生入試という区分もありますが、本記事では一般入試・社会人入試を中心に扱います。私費外国人留学生入試を検討している場合は、日本語能力や在留資格に関する追加要件も別途確認してください。

書類の有無の違いは、大学が受験生に求める評価の重心の違いを反映しています。教養学部は学力検査の比重が大きく、経済学部・工学部は外部英語試験や数学の学力検査に加えて「志望の理由」という文章表現の比重も一定程度あるという構造です。この違いを理解しておくと、限られた準備時間をどこに配分すべきかが見えてきます。志望学部が複数候補にある場合は、書類の有無だけでなく、この評価構造の違いも比較材料にしてください。

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教養学部―一般入試に志望理由書はないが社会人入試には学習歴レポートがある

一般入試は学力検査と面接の二段階選考

教養学部一般入試は、第1次選考(学力検査)と第2次選考(面接)の二段階で行われます。学力検査はグローバル・ガバナンス専修課程、現代社会専修課程、哲学歴史専修課程、ヨーロッパ・アメリカ文化専修課程、日本・アジア文化専修課程のそれぞれで出題内容が異なり、多くの専修課程で英語の読解・論述が課されます。第1次選考合格者に対して、第2次選考では面接と第1次選考の結果、提出書類審査の総合評価が行われます。

志望理由書という書類がない分、面接で語る志望理由の質がそのまま評価に直結します。専修課程・専攻の選択理由、これまでの学習で扱ったテーマ、大学で深めたい問いを、口頭で筋道立てて説明できるように準備してください。学力検査の答案内容と面接での発言に一貫性があるかどうかも、面接官が確認しやすいポイントです。

社会人入試は学習歴レポート2,000字が面接資料になる

教養学部の社会人入試は、一般入試出願資格を満たした後1年以上経過した人、または3ヶ月以上の就業経験がある人が対象です。社会人入試では第1次選考の学力検査が免除され、面接のみで評価されます。その代わりに、志望する専修課程の専門分野に関連した内容の学習歴について2,000字程度のレポートをA4用紙2枚にまとめて提出する必要があります。

このレポートは第2次選考(面接)時の資料として使われるため、実質的には志望理由書に近い役割を果たします。レポート冒頭に志望する専修課程・専攻名と氏名を明記したうえで、これまでの学習歴と専修課程の学びをどう接続するかを具体的に書くことが重要です。単なる経歴の羅列ではなく、なぜその専修課程で学び直したいのかという問題意識を中心に構成しましょう。

社会人入試の出願資格は、一般入試出願資格を満たした後1年以上経過している人、または出願時点で3ヶ月以上の就業経験(正規・非正規を問わない)がある人のいずれかです。学校在籍中の就業経験については、放送大学・通信制大学・大学夜間部在籍中のものに限られる点にも注意してください。2,000字程度という分量は、A4用紙2枚に収まる程度の情報量です。学習歴を時系列で羅列するのではなく、専修課程の学びとどう接続するかという軸で取捨選択し、重要度の高いエピソードに文字数を割り振りましょう。

専修課程選択の理由を具体化する

教養学部にはグローバル・ガバナンス、現代社会、哲学歴史、ヨーロッパ・アメリカ文化、日本・アジア文化、共生構想の6専修課程があり(共生構想専修課程は令和8年度より設置)、それぞれに複数の専攻が置かれています。「教養学部で幅広く学びたい」という動機だけでは、面接でもレポートでも具体性に欠けます。各専修課程・専攻の学習内容を確認し、自分の関心と重なる専攻名まで挙げることが説得力を高めます。

例えば現代社会専修課程を志望する場合、社会コミュニケーション専攻と地理学文化人類学専攻のどちらに近い関心を持っているのかまで整理しておくと、単に「現代社会に興味がある」と話すよりも具体的です。専修課程の入試学力検査の出題内容(英語読解、論述、史資料読解など)も専攻によって異なるため、志望理由と学力検査対策を切り離さずに進めましょう。

哲学歴史専修課程のように、哲学・芸術論・歴史学の3分野から1分野を選んで解答する専修課程では、面接でもその分野を選んだ理由が問われる可能性が高くなります。学力検査で選択した分野と、志望理由で語る関心が一致しているかを事前に確認しておくと、書類・筆記・面接の三者に一貫性が生まれます。ヨーロッパ・アメリカ文化専修課程やグローバル・ガバナンス専修課程のように語学力が重視される専修課程では、外国語学習への取り組み方も志望理由の材料になります。

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経済学部「志望の理由」の書き方と1,000字の構成モデル

指定文の3要素をそのまま構成の軸にする

経済学部の「志望の理由」の様式には、「志望する分野についての関心・問題意識及び大学入学後の抱負について、自分の考えを1,000字以内で記述してください」という指定文が明記されています。この一文には、盛り込むべき要素が実はすべて含まれています。志望する分野への関心(何に興味を持っているか)、問題意識(そこでどんな課題を感じているか)、入学後の抱負(埼玉大学でどう学びたいか)の3点です。

指定文の3要素をそのまま段落構成に対応させると、1,000字という限られた分量でも要点を落とさずに書けます。目安として、関心・問題意識に400〜500字、入学後の抱負に400〜500字を配分すると、バランスの取れた構成になります。書き始める前に、この2つの柱をメモとして立て、各欄に何を書くかを箇条書きで整理してから清書すると、字数配分がぶれにくくなります。

4メジャーのどれに関心があるかを明確にする

経済学部(昼間コース)は経済学科の1学科ですが、経済分析・国際ビジネスと社会発展・経営イノベーション・法と公共政策の4メジャーに分かれています。経済学部のアドミッション・ポリシーには「自ら問題を発見・解決し、自らの教養と専門的知見をふまえ社会に積極的に意見を発信できる人材の育成を目指します」と明記されており、単なる知識の吸収ではなく、発信力までを含めた人材育成が目標として掲げられています。「志望の理由」でも、受け身の学習姿勢ではなく、自ら課題を見つけて発信していく姿勢を示せると、アドミッション・ポリシーとの整合性が高まります。「経済学を学びたい」という広い動機だけでは、どのメジャーを志望しているのかが伝わりません。各メジャーの学習領域を確認し、自分の関心と重なるメジャー名を具体的に挙げることが、志望理由の説得力を高めます。

例えば国際ビジネスと社会発展メジャーを志望する場合、国際経済の動向に関心があるのか、開発途上国の社会課題に関心があるのかまで書き分けると、単に「国際的な分野に興味がある」と書くよりも具体性が増します。メジャー名だけでなく、そのメジャーで扱う具体的なテーマまで挙げて関心の所在を絞り込むことが、「志望の理由」と面接の両方で評価につながります。

経済分析メジャーであれば計量的な分析手法への関心、経営イノベーションメジャーであれば企業経営や新規事業創出への関心、法と公共政策メジャーであれば法制度や政策形成への関心というように、メジャーごとに評価される視点は異なります。募集要項のアドミッション・ポリシーには「社会科学に広く関心を持ち、思考力があるかどうか、選択するメジャーでの基礎知識、積極的に学習する意欲を持っているかを重視します」と明記されており、選択したメジャーの基礎知識をどの程度持っているかも面接で確認される点を意識しておきましょう。

4メジャーは経済学科という1つの学科の中に置かれているため、出願時にメジャーを固定して申し込む形式ではなく、入学後の履修選択に近い性質を持つ場合もあります。とはいえ、「志望の理由」で特定のメジャーへの関心を明確に述べることは、面接で一貫した受け答えをするうえで重要です。複数メジャーにまたがる関心がある場合も、どのメジャーを軸にしたいかを一つ定めたうえで、関連する他メジャーへの関心を補足的に述べるという書き方が有効です。

「大学入学後の抱負」は既習内容と結びつける

「大学入学後の抱負」は、多くの受験生が抽象的になりがちな項目です。「経済学を幅広く学びたい」で終えるのではなく、現在の学習で扱った課題を、志望するメジャーの専門科目でどう深めたいのかを具体的に書きます。外国語(英語)のスコアが選抜の柱の一つであることも踏まえ、専門分野の学習と英語力向上を並行して進めてきた過程に触れるのも有効です。

「志望の理由」自体は面接の参考資料として扱われ、直接の配点はありません。だからこそ、面接で聞かれたときに「志望の理由」に書いた内容をそのまま口頭でも説明できる状態にしておくことが重要です。書類と面接の内容が食い違うと、一貫性のなさが伝わってしまいます。「志望の理由」は成績証明書とは異なり志願者本人の言葉で作成する唯一の書類であるため、面接官が最初に目を通す資料になりやすい点も意識しておきましょう。経済学部の入試制度全体は埼玉大学経済学部の編入試験ガイドでも確認できます。

経済学部の選抜は外国語(英語、100点)と面接(100点)の合計200点で決まります。外部英語試験のスコアはTOEFL・IELTS・TOEIC L&Rのいずれかを100点満点に換算して評価され、換算表が募集要項に公表されています。「志望の理由」の準備に時間を使いすぎて英語対策が手薄にならないよう、両方を並行して進めるスケジュールを立てましょう。志望理由の完成度と英語スコアのどちらか一方に偏ると、総合点で不利になりかねません。

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工学部「志望の理由」の書き方―数学試験と面接をつなぐ役割

工学部の選抜は数学の学力検査が中心

工学部の選抜方法は、募集要項に「あらかじめ決められた配点により、学力検査の成績に基づいて順位を付けて合否を決定しますが、面接が一定の評価基準に達しない者は、不合格とします」と明記されています。学力検査は数学(微分積分学・線形代数・常微分方程式、300点満点)のみで、面接は得点化されず合否判定のみに使われます。「志望の理由」を含む提出資料は、面接の際に使用され総合的な判断に用いられます。

工学部は学力検査の配点が圧倒的に大きい選抜構造のため、「志望の理由」に力を入れすぎて数学対策がおろそかにならないよう注意が必要です。とはいえ、面接が「一定の評価基準に達しない者は不合格」という重い判定基準を持つ以上、志望理由を疎かにしてよいわけではありません。数学対策と並行して、書類・面接対策の時間も確保しましょう。

数学の出題範囲は微分積分学・線形代数・常微分方程式の3分野で、300点満点という配点の大きさからも、工学部編入学試験の中心が数学であることが分かります。学力検査は令和8年度の場合10時から11時30分の90分間で実施され、面接は同日13時30分から行われる一日完結型の日程です。学力検査と面接が同日に行われるため、午前の手応えに関わらず午後の面接に集中して臨む心構えも必要になります。

3学科のどれに関心があるかを技術的な言葉で示す

工学部が編入学を募集しているのは、機械工学・システムデザイン学科、電気電子物理工学科、環境社会デザイン学科の3学科です。工学部には他に情報工学科・応用化学科もありますが、令和9年度の第3年次編入学試験ではこの2学科の募集はなく、募集対象の3学科に限られる点をまず確認してください。志望理由を書き始める前に、自分が興味を持っている分野が実際に編入募集の対象学科に含まれているかどうかを、最新の募集要項で必ず確認しましょう。「志望の理由」では、学科名を挙げるだけでなく、なぜその学科の専門分野に関心を持ったのかを、これまでの学習や制作の経験と結びつけて説明します。「ものづくりが好き」ではなく、どのような現象・課題に興味を持ち、その課題を深く扱うためにどの専門教育が必要かを具体的に書きましょう。

電気電子物理工学科を志望する場合は特に注意が必要です。面接では「大学の第1・2年次に修得する専門的知識の有無を問うことがある」と募集要項に明記されており、他学科より専門知識を問われる可能性が高い学科です。志望理由の中で触れた専門テーマについては、基礎から自分で説明できる範囲まで復習しておくことが、電気電子物理工学科では特に重要になります。

様式内の字数指定を必ず確認する

工学部の「志望の理由」は、募集要項本文には字数の明記がありません。経済学部が「1,000字以内」と明記しているのとは対照的で、工学部志望者は本学ホームページからダウンロードする様式そのものを確認し、記入欄のサイズや指定字数に従う必要があります。様式を確認しないまま自己流の分量で書いてしまうと、記入欄に収まらない、あるいは余白が大きく空いてしまうといった事態になりかねません。

様式をダウンロードしたら、まず記入欄の大きさから概算の字数を見積もり、下書きの段階で文字数を数えてから清書する進め方をおすすめします。工学部の入試制度全体は埼玉大学工学部の編入試験ガイドでも確認できます。

工学部の令和6〜8年度の実施状況を見ると、志願者・合格者数は学科によって傾向が異なります。数値の変動が大きい学科ほど、その年度の受験者層によって合格ラインも変わりやすいと考えられるため、過去の倍率だけに頼らず、学力検査と志望理由の両方を着実に準備することが安全です。

学科令和6年度令和7年度令和8年度
機械工学・システムデザイン学科志願32名/合格2名志願27名/合格2名志願34名/合格1名
電気電子物理工学科志願23名/合格6名志願29名/合格7名志願35名/合格6名
環境社会デザイン学科志願18名/合格5名志願17名/合格5名志願14名/合格5名
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評価される志望理由の作り方―関心・問題意識×入学後の抱負

「なぜ埼玉大学か」を大学案内の言葉で終わらせない

「志望の理由」・学習歴レポート・面接回答のどれであっても、評価されにくいのは大学案内やホームページの説明をなぞっただけの内容です。「首都圏でアクセスがよい」「総合大学で幅広く学べる」といった表現は他大学にも当てはまるため、なぜ埼玉大学のこの学部・専修課程・メジャー・学科でなければならないのかが伝わりません。現在の学びで感じている限界と、埼玉大学の教育内容が交わる具体的な一点を探すことが出発点です。

例えば経済学部を志望する場合、単に「経済学が好き」ではなく、現在の学習で扱った経済現象・社会課題のどこに疑問を持ち、その疑問を深く扱うためにどのメジャーの専門教育が必要かを説明します。工学部であれば、制作や実験で直面した技術的な課題を出発点に、どの学科の専門分野がその課題を扱えるのかを具体的に落とし込みます。教養学部であれば、これまで読んだ本や関心を持ったテーマから、どの専修課程・専攻の学びが必要になるのかを、専攻名まで挙げて具体化しておくと、書類がない一般入試でも面接で説得力のある説明ができます。

「問題意識」は事実と自分の解釈を分けて書く

経済学部の「志望の理由」で求められる「問題意識」は、単なる感想ではなく、観察した事実と自分の解釈を分けて整理すると具体性が増します。例えば「地方の商店街の衰退を見て経済に興味を持った」で終えるのではなく、どのような統計や記事でその現象を知ったのか、自分がどう解釈したのか、まだ分からない点は何かを段階的に書きます。

事実(観察したこと)と解釈(自分が考えたこと)を分けて書くと、面接で「その根拠は何ですか」と問われた際にも答えやすくなります。工学部の学習歴・研究経験についても同様に、実験の条件、得られた結果、そこから考えたことを分けて整理しておくと、面接での深掘り質問に対応しやすくなります。教養学部の学習歴レポートでも同じ方法が使え、専修課程の学びと接続する事実を選び、そこから生まれた問いを明示する構成にすると、面接での質問にも答えやすくなります。

入学後の抱負は具体的な行動レベルまで落とし込む

「大学入学後の抱負」や志望理由の締めくくりでは、将来像を書きます。ここでも「社会に貢献したい」のような大きな言葉だけで終えず、どのような場面で、誰の、どのような課題の解決に関わりたいのかを一段階具体化しましょう。経済学部であれば、卒業後に携わりたい業界・職種まで、工学部であれば技術者として担いたい役割まで、できる範囲で具体的に書くと説得力が増します。

大きな理念と、入学後すぐに取り組みたい小さな課題をセットで示すと、理想論で終わらない現実的な将来像になります。将来像から逆算して、入学後の計画、そして現在取り組んでいることまでを一本の線でつなげられれば、「志望の理由」・学習歴レポート・面接回答のどれでも一貫性のある内容になります。志望理由の全体構成や添削の考え方は大学編入志望理由書の添削ガイドでも詳しく解説していますので、あわせて確認してください。

書き終えた後は、埼玉大学の入試制度に詳しくない家族や友人に読んでもらうのも有効です。専門用語を知らない読み手が理解できれば、面接官の中に自分の専門と異なる分野の教員がいた場合にも伝わりやすい文章になっています。専門知識のない読み手でも筋道が追えるかどうかを、清書前の最終チェック項目に加えてください。教養学部の社会人入試を検討している場合は、学習歴レポートについても同じ観点で第三者に読んでもらいましょう。書き上げた文章を数日おいてから読み返すことも有効で、時間を置くことで大学案内の言葉をなぞっただけの箇所や、論理が飛躍している箇所に気づきやすくなります。

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【例文】経済学部・工学部の「志望の理由」サンプルと解説

経済学部・志望の理由の骨格例(国際ビジネスと社会発展メジャー)

「私は所属先の授業で、開発途上国における中小企業支援の事例を学び、経済成長と社会課題解決の両立という論点に関心を持ちました。現在の授業では国際経済の理論的枠組みを扱う機会が限られていたため、より体系的に国際ビジネスと社会発展の関係を学べる環境を探し、埼玉大学経済学部の国際ビジネスと社会発展メジャーを志望するに至りました。特に、中小企業の海外展開が現地の雇用創出にどう寄与するのかという問いに関心があります。入学後は国際経済学と開発経済学の科目を重点的に履修し、TOEICの学習を通じて培った英語力を活かして海外の統計・文献にも当たりながら研究を深めたいと考えています。将来は、国際的な事業を通じて地域社会の課題解決に貢献できる仕事に携わりたいです。」

この例文では、関心を持ったきっかけ(中小企業支援の事例)、現在の環境の限界(理論的枠組みを扱う機会の少なさ)、志望理由(体系的に学べる環境)、入学後の計画(国際経済学・開発経済学の履修と英語力の活用)、将来像(国際的な事業を通じた地域貢献)の5要素を1,000字の枠内に収めています。5要素すべてを詰め込もうとして一文が長くなりすぎないよう、要素ごとに文を分けると読みやすさが保たれます。

この例文は、関心を持った経緯(過去)、メジャー選択の理由(現在)、入学後の学び(計画)、将来像の順に組み立てています。1,000字という制限の中では、一つのエピソードを深く掘り下げるより、関心・問題意識・抱負を過不足なくつなぐ方が、指定文の要素を満たしやすくなります。

工学部・志望の理由の骨格例(電気電子物理工学科)

「私は現在の学校で電子回路の実習課題に取り組む中で、設計通りの回路が実装段階でノイズの影響を受け、期待した特性を得られないという課題に直面しました。理論と実装のギャップを埋めるには、電磁気学や回路理論をより深く理解する必要があると感じ、埼玉大学工学部電気電子物理工学科を志望します。入学後は電磁気学と電子回路の基礎を学び直し、実験を通じてノイズ対策の設計手法を体系的に習得したいと考えています。学内の課題研究では、部品配置を変えて再測定を行い、ノイズの発生要因を切り分ける作業を担当しました。将来は、理論と実装の両方を理解した技術者として、信頼性の高い電子機器の設計に携わりたいです。」

電気電子物理工学科は面接で専門的知識を問われる可能性があるため、「志望の理由」に書いた専門テーマについては、面接で基礎から説明できるレベルまで復習しておくことが欠かせません。存在しない実験や理解していない理論をあたかも深く分かっているかのように書くと、面接での口頭試問に耐えられなくなります。機械工学・システムデザイン学科や環境社会デザイン学科を志望する場合も、募集要項に学科固有の口頭試問の明記はありませんが、志望理由に挙げた専門テーマについては同様の準備をしておくと安心です。環境社会デザイン学科は都市計画・環境工学・社会基盤といった幅広い分野を扱うため、自分がどの領域に関心を持っているのかを絞り込んでおくと、志望理由の焦点がぼやけずに済みます。

例文はあくまで構造の見本として使う

ここに挙げた例文は、経験のない内容をそのまま流用するためのものではありません。実際に自分が取り組んだ授業・研究・活動の内容に置き換えて、「経験→課題→志望理由→入学後の計画→将来像」という骨格だけを参考にしてください。存在しない実験や統計データを書いてしまうと、面接で「どのような条件で測定しましたか」「その統計の出典は何ですか」と問われた際にすぐに答えに詰まってしまいます。

例文を読んだ後は、自分の学習記録・レポート・成果物を手元に置き、固有の経験へ一文ずつ置き換える作業を行いましょう。最終的に原稿を見ずに一分程度で要点を説明できる状態を目指すと、書類作成と面接対策を同時に進められます。書類上の文章と、口頭で説明する内容を完全に一致させる必要はありませんが、伝える要素の骨格は揃えておくことで、提出後の面接練習がスムーズに進みます。

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添削でよく直されるNG例とチェックリスト

NG1:大学の魅力だけで終える

「首都圏にあってアクセスがよい」「総合大学で研究環境が整っている」といった表現は、導入としては使えても中心的な志望理由にはなりません。他大学にも当てはまり、なぜ埼玉大学のこの学部・専修課程・メジャー・学科でなければならないのかが伝わらないためです。大学全体の印象ではなく、志望する専修課程・メジャー・学科の教育内容と自分の課題を結びつけて書き直しましょう。修正するときは、抽象語に「何を見てそう判断したか」を問い直すと、書き直しの方向性が見えやすくなります。「アクセスがよい」なら通学のしやすさ以上に何が学びに直結するのか、「研究環境が整っている」なら自分の現在の方法では何ができず、どのような環境が必要なのかまで踏み込んで書き直しましょう。

NG2:書類の有無を勘違いする

教養学部一般入試の志願者が「志望理由書はどこにありますか」と探し続けてしまうケースがあります。教養学部一般入試には志望理由書に相当する書類はなく、面接だけで志望理由を評価されます。逆に経済学部・工学部の志願者が「書類がないはず」と思い込み、「志望の理由」の準備を怠ってしまうこともあります。志望学部・入試区分の募集要項で正式な書類の有無を必ず確認してから準備を進めてください。

NG3:字数指定を確認せず自己流で書く

経済学部の1,000字以内という指定を守らず長文を書いてしまう、あるいは工学部の様式内の指定字数を確認しないまま自己流の分量で作成してしまうケースもよく見られます。特に工学部は募集要項本文に字数の明記がないため、様式を確認せずに書き始めると、記入欄に収まらない事態になりかねません。出願前に様式そのものをダウンロードし、記入欄のサイズを確認してから執筆に取りかかりましょう。教養学部社会人入試の学習歴レポートについても、A4用紙2枚という指定を超えないよう、下書きの段階でページ数を確認する習慣をつけておくと安心です。字数を大幅に超過したり、逆に極端に短くまとめてしまったりすると、指定を守れていない印象を与えかねません。

NG4:成果を誇張し、面接で説明できなくなる

研究実績や活動歴を大きく見せようとして、実態と異なる表現を使うと、面接での深掘り質問に答えられなくなります。「大規模な研究に取り組んだ」ではなく、自分が担当した範囲、判断した内容、結果をそのまま書く方が、面接での一貫性を保てます。誇張ではなく、自分の判断を説明できる粒度で書くことが、書類と面接をつなぐ鍵です。共同で行った活動については、自分の役割と他者の貢献を分けて説明できるようにしておきましょう。「チームで取り組んだ」ではなく「自分は分析と資料作成を担当した」のように、担当範囲を動詞で具体化すると誇張を避けられます。数値を用いる場合も、正確に覚えていない数字を無理に作らず、「約」「当時の記録では」など正確に言える範囲に直すと、誠実さが伝わる文章になります。

NG5:生成AIの出力をそのまま提出する

生成AIは文章の構成や表現の整理には役立ちますが、実在しない研究テーマや活動歴を自然な文章として出力することがあります。「志望の理由」や学習歴レポートは自筆または本人の言葉で作成することが前提であり、AIが作った経験談をそのまま使うと、面接で「その実験の条件は」「あなたの役割は」と聞かれた瞬間に説明が破綻します。使うとしても、事実の整理や論理の抜けの指摘にとどめてください。工学部の「志望の理由」は黒のボールペンで自筆する様式が一般的なので、AIで作成した文章をそのまま印刷して提出できるとは限らない点にも注意が必要です。

提出前の添削チェックリスト

  • 志望学部・入試区分で必要な書類の有無を確認したか
  • 指定された字数・様式(経済学部1,000字以内、工学部は様式内の指定字数)を守っているか
  • 志望する専修課程・メジャー・学科名を具体的に挙げているか
  • 入学後の抱負を既習内容と結びつけて具体化しているか
  • 将来像を社会での役割まで一段階具体化しているか
  • 実績・経験の記述が誇張なく、自分の言葉で説明できる内容か
  • 書類の内容と面接で話す内容に矛盾がないか
  • 誤字脱字や様式上の注意点を守っているか
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面接での深掘り質問への備え方―学部別の選考方式を踏まえて

教養学部は学力検査・提出書類・面接の総合評価

教養学部一般入試の第1次選考(学力検査)は各専修課程で出題内容が異なり、専修課程によっては辞書の持ち込みが認められていません。事前に志望専修課程の出題形式を確認し、時間配分の練習も済ませておきましょう。第2次選考は、面接と第1次選考の結果、提出書類審査を総合的に評価します。志望理由書という書類はありませんが、成績証明書などの提出書類全体が審査対象になる点は押さえておきましょう。面接では入学前の学習活動や勉学意欲が問われるため、学力検査で解答した内容と、面接で話す志望理由に一貫性を持たせることが重要です。

社会人入試では、学習歴レポート2,000字が第2次選考(面接)の資料として使われます。レポートに書いた学習歴について、面接でさらに詳しく問われることを前提に準備する必要があります。レポートの内容を暗記するのではなく、そこに書いた経験について、いつでも詳しく説明できる状態にしておきましょう。面接は基本的に日本語で行われますが、一部を外国語で行うことがあるとも明記されているため、専修課程によっては語学力そのものが確認される場面もあります。

経済学部は「志望の理由」が面接の起点になる

経済学部の面接は個人面接形式で、「志望する分野」に関する口頭試問を含みます。「志望の理由」は面接のための参考資料として扱われるため、書類に書いた内容がそのまま面接の質問の出発点になると考えてください。志望するメジャーや関心を持ったテーマについては、なぜその分野に関心を持ったのか、どのような基礎知識が必要だと考えているのかを、自分の言葉で説明できるようにしておく必要があります。

試験は令和9年度の場合、面接のみが11月21日に実施され、筆記試験はありません。出願期間は2026年10月1日から9日までで、教養学部・工学部と比べて出願・試験の時期が最も遅い学部です。外国語(英語)のスコアと面接の総合点で合否が決まるため、志望理由の準備と並行して英語対策も欠かさないようにしましょう。

工学部は面接が合否のボーダーラインになりうる

工学部の面接は得点化されませんが、「一定の評価基準に達しない者は、不合格とします」という重要な判定基準があります。学力検査(数学300点)の成績で上位に入っても、面接で基準に達しなければ不合格になり得るということです。「志望の理由」に書いた内容は面接の際に使用され、他大学等での学修により身につけた理解力、論理的な思考力や表現力の確認材料になります。工学部のアドミッション・ポリシーには「各学科のカリキュラム・ポリシーに適応可能な能力を見るために数学の試験を課します。面接では他大学等での学修により身につけた理解力、論理的な思考力や表現力などを確認します」と明記されており、面接が単なる人柄確認ではなく学修能力の確認の場であることが分かります。

深掘り質問の準備では、「志望の理由」の本文だけでなく、そこから連想される質問を自分で作ってみましょう。「なぜその分野に関心を持ったのか」「具体的にはどのような取組みをしたのか」「入学後、その計画をどのような順序で進めるのか」といった質問を、自分の書いた内容の一文ごとに投げかけます。一つの回答から最低でも二つの「なぜ」「具体的には」を想定して準備しておくと、当日の深掘り質問にも慌てず対応できます。面接全般の考え方は大学編入の面接対策ガイドでも解説しています。

面接練習は一人で行うより、録音して聞き返す、あるいは第三者に質問役を頼む方が効果的です。話し方の癖よりも、経験から課題、課題から埼玉大学での学びへと論理が飛躍していないかを優先して確認してください。試験当日は指定された持ち物と集合時間を事前に確認し、会場までの交通手段にも余裕を持たせておきましょう。工学部は学力検査と面接が同日のため、移動や休憩の時間配分も含めて当日の流れをシミュレーションしておくと安心です。

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よくある質問(FAQ)

埼玉大学編入に「志望理由書」という書類はありますか

教養学部の一般入試には志望理由書に相当する書類はありません。経済学部(昼間コース)と工学部には「志望の理由」という書類があり、経済学部は1,000字以内、工学部は様式内の指定字数で作成します。教養学部の社会人入試のみ、学習歴レポート(2,000字程度)を提出します。志望学部・入試区分ごとに書類の有無が異なるため、必ず最新の募集要項で確認してください。年度によって様式が更新される場合もあるため、出願直前にも再度チェックすることをおすすめします。

教養学部の社会人入試の学習歴レポートは志望理由書と同じですか

名称も様式も異なりますが、面接資料として使われるという役割は似ています。学習歴レポートは志望する専修課程の専門分野に関連した内容の学習歴について2,000字程度でまとめる書類で、志望理由そのものというより、これまでの学びの記録という性格が強い点に注意してください。とはいえ、学習歴を振り返る中で志望理由も自然と明確になるため、実質的な準備の進め方は志望理由書と大きく変わりません。

経済学部の「志望の理由」は何文字で書けばよいですか

募集要項本文に「1,000字以内で記述してください」と明記されています。志望する分野についての関心・問題意識、大学入学後の抱負の2つを軸に、1,000字の枠内でバランスよく構成しましょう。上限を超えないことはもちろん、極端に少ない字数で終わらせず、指定字数の8割以上を目安に埋めることをおすすめします。

工学部の「志望の理由」は何文字で書けばよいですか

募集要項本文には字数の明記がなく、本学ホームページ掲載の様式内で指定されている可能性があります。出願前に必ず様式をダウンロードし、記入欄のサイズや指定字数を確認してから執筆してください。経済学部の1,000字以内という目安を参考にしつつ、実際の記入欄の大きさに合わせて分量を調整するのが安全です。

「志望の理由」は合否に直接関係しますか

経済学部は面接の参考資料、工学部も面接時の総合判断の材料として使われますが、いずれも書類自体に直接の配点はありません。ただし、面接での評価に影響するため、内容の質は間接的に合否へ関わってきます。経済学部は面接100点、工学部は面接が「合・否」の判定のみという違いはありますが、どちらも面接の出来が最終的な合否を左右する重要な要素であることに変わりはありません。

経済学部・工学部どちらも面接で深掘りされますか

どちらも深掘りされる可能性があります。経済学部は「志望する分野」に関する口頭試問を含む個人面接、工学部は電気電子物理工学科を中心に専門的知識を問われることがあります。「志望の理由」に書いた内容については、基礎から自分で説明できる範囲まで準備しておきましょう。教養学部も専修課程によって面接の一部を外国語で行うことがあるため、書類の有無にかかわらず、学部・専修課程ごとの面接形式の違いを事前に確認しておくことが大切です。

生成AIで下書きを作成してもよいですか

文章構成の整理や論理の抜けのチェックには活用できますが、実在しない経験や研究テーマをそのまま出力する場合があるため注意が必要です。大学情報は募集要項で確認し、自分の経験は学習記録や成果物と照合したうえで、最終的には自分の言葉で説明できる内容に直してください。

添削は誰に依頼するのがよいですか

学校の先生や、大学編入対策に詳しい第三者に依頼すると、専門用語の使い方や論理の飛躍を客観的に指摘してもらえます。専修課程・メジャー・学科の専門分野に詳しい人がいれば、内容面の助言も得やすくなります。自分一人で見直すと、大学案内の言葉をなぞるだけの表現に気づきにくいため、複数の視点でチェックすることをおすすめします。工学部は出願期間が6月上旬、経済学部は10月上旬と出願時期が大きく異なるため、志望学部の日程を早めに確認し、余裕を持ったスケジュールで添削を依頼しましょう。教養学部を含め複数学部を併願する場合は、それぞれの書類・日程を一覧化して管理すると準備漏れを防げます。

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まとめ|埼玉大学編入の志望理由書対策

埼玉大学編入の志望理由書対策は、まず自分の志望学部・入試区分でどの書類が必要かを正確に把握することから始まります。学部ごとの制度の違いは複雑に見えますが、一つずつ整理していけば決して難しいものではありません。書類名の違いに戸惑う受験生は多いものの、求められている本質は「なぜ埼玉大学のその学部・専修課程・メジャー・学科で学びたいのか」を筋道立てて説明することであり、この点はどの学部・区分でも共通しています。教養学部一般入試には書類がなく、社会人入試には学習歴レポート、経済学部・工学部には「志望の理由」があると、学部・区分ごとに丁寧に整理しておく必要があります。

  • 教養学部一般入試には志望理由書に相当する書類はなく、面接での説明が中心になる
  • 教養学部社会人入試は学習歴レポート(2,000字程度、A4用紙2枚)を面接資料として提出する
  • 経済学部は「志望の理由」を1,000字以内で作成し、関心・問題意識と入学後の抱負を柱にする
  • 工学部は「志望の理由」の字数を様式で確認し、数学の学力検査対策とのバランスを取る
  • 評価される志望理由は、大学案内の言葉ではなく自分の経験と埼玉大学の教育内容の接点から生まれる、という点は3学部いずれにも共通する
  • 経済学部は面接、工学部は面接の合否判定基準に、書類の内容が間接的に関わる
  • 誇張や生成AIの丸写しは面接での深掘り質問に耐えられないため避ける
  • 教養学部・経済学部・工学部で出願時期が異なるため、志望学部の日程を早めに確認する

説得力のある志望理由は、大学の魅力を並べることではなく、自分の学びと入学後の計画が一本の筋道でつながっていることから生まれます。まずは自分がこれまでの学習で感じた課題を一つ選び、「何が課題だったか」「埼玉大学で何を学びたいか」「将来どう活かしたいか」を一文ずつ書き出すところから始めてみてください。書類の有無や字数の目安は年度によって変わる可能性があるため、実際に出願する年度の公式募集要項で最終確認することも忘れないでください。

書類名や字数に振り回されず、まず自分の経験と志望理由の中身を固めることを優先しましょう。教養学部・経済学部・工学部のいずれを志望する場合でも、最終的に評価されるのは「なぜ埼玉大学のその学部・専修課程・メジャー・学科で学びたいのか」を筋道立てて説明できるかどうかであり、この本質はどの書類形式でも変わりません。学部・区分ごとの違いを正確に把握したうえで、早めに準備を始めることが合格への近道です。焦らず一つずつ書類を仕上げていきましょう。教養学部を志望する場合は書類がない分、面接の準備に時間をかけることが重要です。経済学部・工学部を志望する場合は「志望の理由」の完成度を高めながら、それぞれの選抜方法に合わせた学力対策も並行して進めてください。

一人で対策を仕上げようとすると、大学案内の言葉をなぞるだけになったり、面接での深掘りに耐えられない内容になったりすることがあります。特に埼玉大学は学部によって書類の有無・字数・選抜の重みづけが大きく異なるため、独学だけで全体像を把握しきれないまま出願直前を迎えてしまうケースも少なくありません。独学での対策に不安がある場合は、専門の指導を活用するのも一つの方法です。教養学部・経済学部・工学部のいずれを目指す場合でも、志望理由書・学習歴レポートと専門科目・面接対策をまとめて相談したい方は、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入対策をご覧ください。

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監修者:スプリング・オンライン家庭教師 編集部
執筆者:スプリング・オンライン家庭教師 編集部

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この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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