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駒澤大学編入の志望理由書の書き方|例文と評価されるポイント

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駒澤大学編入の志望理由書は、専修大学や電気通信大学のように「口頭説明だけで済む」書類ではありません。駒澤大学の編入学試験(2年次編入・3年次編入とも)の出願書類には「志望理由書(本学所定用紙)」が含まれており、800字程度を横書き・本人自筆で作成して提出することが公式に定められています。志望理由書とは、志願者が編入学を志望する理由・入学後の学習計画・将来の目標などを大学所定の用紙に記述して提出する出願書類のことで、駒澤大学ではこの書類が合否判定と面接の両方に直接関わる重要な位置づけになっています。

駒澤大学の編入学試験は、医療健康科学部を除く仏教学部・文学部・経済学部・法学部・経営学部・グローバル・メディア・スタディーズ学部(GMS学部)の6学部で実施され、学部によって試験科目や配点が異なります。志望理由書は全学部共通の様式で提出しますが、面接で深掘りされる内容は学部の専門性によって変わるため、「800字あれば足りる」と軽く見て準備を後回しにすると、面接での説明に一貫性を欠いてしまいます。

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本記事では、駒澤大学の公式出願書類一覧・志望理由書の様式・前年度の選抜結果データという一次情報にもとづき、志望理由書の様式(800字・本人自筆)、駒澤大学の編入学試験の全体像、出願資格、学部別の選考方法、志望理由書の構成の型、学部別の例文、添削で見るべきポイントとNG例、提出までのスケジュールを解説します。すでに駒澤大学の出願資格や日程を把握している方は、志望理由書の構成の型(5章)から読み進めても構いません。

駒澤大学はspring-online.jpでも法学部の編入学試験を扱った記事がありますが、志望理由書の「書き方」に特化した記事は本記事が初めてです。学部ごとの試験の特徴を踏まえながら、800字という限られた字数の中でどう自分の志望動機を組み立てるかを具体的に解説していきます。

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目次

駒澤大学編入の志望理由書は「本学所定用紙・800字・本人自筆」が必須

志望理由書の様式3条件

駒澤大学の編入学試験(全学部共通)の出願書類には、入学試験志願票(A票・S票)や成績証明書などとあわせて「志望理由書」が含まれています。この志望理由書には「本学所定用紙を使う」「800字程度で書く」「本人が自筆で作成する」という3つの条件が明記されています。いずれか一つでも欠けると出願書類として不備扱いになる可能性があるため、まずはこの3条件を正確に理解しておくことが出発点になります。

条件内容
用紙本学所定用紙を使用(表紙付き、大学の公式書式)
字数800字程度(横書400字詰め原稿用紙2枚相当)
作成方法本人自筆(手書き)。ペンまたはボールペン(黒)を使用
綴じ方表紙を必ずつけ、左上をホッチキスで止める

この様式は2年次編入学試験・3年次編入学試験のいずれにも共通して使われるほか、社会人編入学試験などの他の入試区分でも同じ用紙が利用されます。パソコンで作成した文章を印刷して提出することはできず、手書きで完成させる必要がある点は、多くの受験生が見落としやすいポイントです。文章を推敲する段階ではパソコンやスマートフォンのメモ機能で下書きしてよいのですが、最終的には自分の手で清書する作業が発生することを見込んで準備期間を確保してください。

なぜ「本人自筆」が指定されているのか

本人自筆を求める出願書類は、志願者本人が実際に文章を考え、まとめる力を持っているかを確認する狙いがあると考えられます。誰かに文章を丸ごと代筆してもらったり、生成AIで作成した文章をそのまま清書したりすることは、この様式の趣旨に反します。面接では志望理由書に書いた内容について質問されるため、自分の言葉で考え抜いた文章でなければ、面接での受け答えとの整合性が取れなくなるリスクもあります。

所定用紙の入手方法

志望理由書の本学所定用紙は、駒澤大学が公開する編入学者選抜要項に付属する様式としてダウンロードできます。要項に含まれる様式をそのまま印刷して使用する必要があり、市販の原稿用紙で代用することはできません。要項は駒澤大学の入試情報サイトやデジタル冊子プラットフォーム(KomaShelf)で公開されるため、出願を検討し始めた段階で早めに入手し、様式のレイアウトや記入欄を確認しておくとよいでしょう。用紙を複数枚印刷しておけば、下書き段階での練習にも使えて便利です。印刷環境が手元にない場合は、大学生協や図書館のプリンターを利用する方法もあるため、早めに入手経路を確保しておきましょう。

他大学の志望理由書との違いを意識する

大学によっては志望理由書がパソコン入力・オンライン入力形式であったり、字数が1,200字や1,500字であったりと、様式が大きく異なります。駒澤大学は「800字・手書き」という比較的コンパクトな様式です。限られた字数の中に必要な要素を過不足なく詰め込む力が問われます。他大学と併願している受験生ほど、それぞれの大学の様式の違いを取り違えないよう、出願直前に様式を再確認する習慣をつけておくとよいでしょう。

他の入試区分との違い

駒澤大学には編入学試験のほかに、社会人編入学試験・帰国生特別入学試験・外国人留学生入学試験など、複数の入試区分が用意されています。志望理由書の様式(本学所定用紙・800字・本人自筆)自体はこれらの区分で共通して使われています。ただし出願資格や試験科目、日程は区分ごとに異なります。社会人経験を経て編入学を検討している場合は、一般の編入学試験と社会人編入学試験のどちらに該当するかを事前に確認し、自分に合った区分で出願することが重要です。区分を誤って出願すると、出願資格を満たさず受理されない可能性があるため注意してください。迷った場合は入学センターへ事前に電話やメールで問い合わせておき、自分がどの区分に該当するかを確定させてから準備を進めましょう。

志望理由書とあわせて確認したい提出書類

編入学試験の出願書類には、志望理由書のほかに入学試験志願票(A票・S票)、成績証明書、履修証明書、卒業(見込)証明書または在学(在籍)証明書などが含まれます。証明書類は在籍校の窓口に発行を依頼してから手元に届くまで数週間かかることがあるため、志望理由書の作成と並行して早めに手配を進めておく必要があります。特に複数の学校に在籍していた経験がある場合は、成績証明書・履修証明書をそれぞれの学校ごとに用意しなければならない点にも注意してください。志望理由書だけを完璧に仕上げても、他の証明書類の準備が遅れて出願期間に間に合わなければ本末転倒になってしまいます。書類全体を俯瞰したチェックリストを作り、進捗を可視化しながら準備を進めることをおすすめします。

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駒澤大学の編入学試験の全体像(募集学部・日程・検定料)

募集学部と試験会場

駒澤大学の編入学試験(3年次編入)は、医療健康科学部を除く仏教学部・文学部・経済学部・法学部・経営学部・グローバル・メディア・スタディーズ学部(GMS学部)の6学部で実施されます。試験会場は駒沢キャンパス(東京都世田谷区)に統一されています。2年次編入学試験については、対象が文学部の一部学科(英米文学科・歴史学科・社会学科社会学専攻・心理学科)とGMS学部に限られており、3年次編入より対象範囲が狭い点に注意してください。

2026年11月実施(2027年度入学)の日程

2026年11月に実施される編入学試験(2027年度入学者向け)の日程は次のとおりです。年度によって変更される可能性があるため、出願前には必ず最新の募集要項を確認してください。

項目日程
出願期間2026年10月9日(金)〜10月16日(金)(ネット出願は16日15:00まで)
試験日2026年11月8日(日)
試験会場駒沢キャンパス
合格発表2026年11月20日(金)
検定料35,000円

出願期間はおよそ1週間と短く、志望理由書を出願期間の直前になって書き始めると、手書きでの清書や証明書類の手配と重なり、余裕のないスケジュールになりがちです。多くの大学の編入学試験が秋(10〜11月)に実施される中で、駒澤大学も同時期の実施であるため、他大学と併願する場合は出願書類の準備が重なる時期であることも見込んでおきましょう。

駒沢キャンパスの立地とアクセス

駒澤大学の編入学試験は駒沢キャンパス(東京都世田谷区)で実施され、編入学後も基本的にこのキャンパスに通学することになります。東急田園都市線・駒沢大学駅から徒歩圏内という都心アクセスの良さは、志望理由書の中で語る通学計画や学生生活のイメージにも関わってくる要素です。すでにキャンパスを訪れたことがある場合は、その際に感じたことを学びの原点や志望理由の一部として盛り込むこともできますが、あくまで学問的な関心を軸に据え、立地の利便性だけを主な志望理由にしないよう注意してください。

志願者数・合格者数の実績(2025年度)

前年度(2025年度)の編入学者選抜データによると、3年次編入学者選抜の合計は募集人員(各学部学科とも若干名の合計)に対し志願57名・受験57名・合格21名、倍率は2.7倍でした。学部学科別ではGMS学部が志願12名に対し合格1名で倍率12.0倍と最も高く、法律学科フレックスAが志願4名合格1名で倍率4.0倍、経営学科が志願6名合格2名で倍率3.0倍という結果になっています。2年次編入学者選抜は志願26名・受験26名・合格6名で、倍率4.3倍でした。学部・学科によって倍率の差が大きいため、志望学部の実績を把握したうえで準備の力の入れどころを判断することが重要です。年度による変動もあるため、最新の入学者選抜データもあわせて確認しておくと安心です。

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出願資格(3年次編入9区分・2年次編入との違い)

3年次編入学の出願資格9区分

仏教学部・文学部・経済学部・法学部・経営学部・GMS学部の3年次編入学の出願資格は、次の9区分のいずれかに該当することです。

区分内容
大学を卒業した者(卒業見込みを含む)
他大学に2年以上在学し50単位以上修得した者(見込含む)
駒澤大学に2年以上在学し退学・除籍された者で50単位以上修得している者
大学評価・学位授与機構から学士の学位を取得した者(取得見込み含む)
短期大学を卒業した者(見込含む)
高等専門学校を卒業した者(見込含む)
専修学校専門課程修了者(大学入学資格を有する者に限る、見込含む)
外国において14年以上の課程を修了した者(見込含む)
高等学校専攻科の課程(修業年限2年以上等の基準を満たすもの)を修了した者(見込含む)

自分がどの区分に該当するかによって、必要な証明書類の種類が変わります。特に短期大学・高等専門学校・専修学校からの編入を検討している場合は、卒業(見込)証明書や成績証明書の発行に時間がかかることがあるため、出願資格の確認と並行して証明書の手配も早めに進めておきましょう。

2年次編入の対象は限定的

2年次編入学試験の対象は、文学部の英米文学科・歴史学科・社会学科社会学専攻・心理学科、そしてGMS学部に限られます。3年次編入と比べて対象となる学部学科の範囲がかなり狭いため、志望する学科が2年次編入の対象に含まれているかどうかを最初に確認する必要があります。含まれていない学科を志望する場合は、必然的に3年次編入での出願を検討することになります。

他大学と併願する場合のスケジュール感

駒澤大学の編入学試験は10月出願・11月試験という、他の多くの私立大学の編入学試験と近い時期に実施されます。秋実施の大学を複数併願する場合、志望理由書の作成時期が重なりやすいため、それぞれの大学の様式・字数・提出方法の違いを取り違えないよう注意が必要です。駒澤大学は「800字・本人自筆・所定用紙」という条件ですが、他大学ではパソコン入力やオンラインフォームへの入力を求められることもあります。併願先ごとに出願書類のチェックリストを作成し、様式の違いを一覧で管理しておくと、混同によるミスを防ぎやすくなります。

外国籍志願者・海外在住者が注意すべき点

外国において14年以上の課程を修了した者(出願資格⑧)として出願する場合、日本の大学・短期大学に相当する学校を修了していることが条件になります。海外の教育課程を経て編入学を検討している場合は、出願資格に該当するかどうかを早めに大学へ確認しておくことをおすすめします。志望理由書についても、日本語での本人自筆という条件は変わらないため、日本語での文章作成に不安がある場合は、時間に余裕を持って練習しておく必要があります。日本語の文章表現に不安がある場合は、在籍校の日本語指導担当者や留学生サポート窓口に相談し、添削を受けながら準備を進めることをおすすめします。

2年次編入と3年次編入の対象比較

区分対象学部・学科
3年次編入仏教学部(禅学科・仏教学科)、文学部(全学科)、経済学部(全学科)、法学部(全学科)、経営学部(全学科)、GMS学部
2年次編入文学部(英米文学科・歴史学科・社会学科社会学専攻・心理学科)、GMS学部のみ

この比較から分かるとおり、志望する学部・学科によっては3年次編入でしか出願できないケースが多くあります。特に仏教学部・経済学部・法学部・経営学部を志望する場合は、必然的に3年次編入での出願になる点を押さえておきましょう。

出願資格の判断で迷いやすいポイント

出願資格③(駒澤大学に2年以上在学し退学・除籍された者)は、駒澤大学に在籍歴のある方に限定される特殊な区分です。他大学からの編入を検討している一般的なケースでは、多くが出願資格①・②・⑤・⑥・⑦のいずれかに該当します。自分の在籍校の種類(短大・高専・専修学校・4年制大学)によって該当する区分が変わるため、迷った場合は事前に駒澤大学の入学センターへ問い合わせて確認することをおすすめします。

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学部別の選考方法と志望理由書が問われる場面

経済学部:小論文・英語・面接

経済学部の3年次編入学試験は「小論文」「英語」「面接」の3科目で構成されます。面接では志望動機・学習計画・キャリアプランが中心に問われるため、志望理由書に書いた内容がそのまま面接の出発点になると考えておきましょう。経済学科・商学科・現代応用経済学科のいずれを志望する場合も、なぜ経済学部の中でもその学科を選んだのかを、志望理由書と面接の両方で一貫して説明できるようにしておくことが大切です。

法学部:英文和訳中心の英語+論文

法学部(法律学科フレックスA・B、政治学科)の3年次編入学試験は、外国語(英語)が英文和訳中心で、政治学・法学に関する英文が出題される傾向があります。論文(小論文)は政治学領域の問題が出題されることが多く、法律・政治に関する時事的な関心も問われやすい試験構成になっています。志望理由書では、法学・政治学のどの領域に関心があるのかを具体的に言語化しておくと、筆記試験の準備の方向性とも一致させやすくなります。

GMS学部:専門科目+小論文+英語+面接の4科目

グローバル・メディア・スタディーズ学部(GMS学部)の3年次編入学試験は、専門科目試験(50点)・小論文(100点)・英語(100点)・面接(100点)の合計350点で構成されます。他学部と比べて科目数が多く配点も大きいため、志望理由書の準備だけでなく専門科目・小論文・英語の対策にもバランスよく時間を配分する必要があります。GMS学部は前年度実績で倍率12.0倍と特に高いため、志望理由書の完成度だけでなく筆記試験全体の実力を高めることが欠かせません。専門科目試験は50点と他の科目に比べて配点は小さいものの、基礎知識の有無で差がつきやすい科目でもあるため、志望理由書に書いたメディア領域への関心と関連づけながら、早い段階から専門用語や基礎理論のインプットを進めておくとよいでしょう。

仏教学部・文学部(GMS以外)・経営学部の傾向

仏教学部・文学部(GMS学部を除く学科)・経営学部についても、面接に加えて小論文や専門科目試験が課されるのが一般的です。学部・学科によって配点や出題形式が異なるため、志望する学部の最新の募集要項で試験科目を必ず確認してください。いずれの学部でも、志望理由書に書いた内容と面接での受け答えに一貫性を持たせるという基本的な考え方は共通しています。

経営学部を志望する場合の考え方

経営学部(経営学科・市場戦略学科)は、企業経営やマーケティングの実践的な学びを重視する学部です。在籍校でのアルバイトやインターンシップ、ゼミ活動などを通じて得た経営・マーケティングへの関心を、具体的な場面とともに語れるかどうかが志望理由書の説得力を左右します。経営学科は経営組織や戦略論、市場戦略学科はマーケティングや消費者行動論など、学科によって重視される専門領域が異なるため、志望理由書の段階でどちらの学科がより自分の関心に合っているかを明確にしておくとよいでしょう。実務経験がある社会人からの編入であれば、その経験を学問的な問いにどうつなげたいかを具体的に書くことで、説得力のある内容になります。アルバイト先での接客や販売の経験を、消費者行動の理論とどう結びつけたいかといった具体例を志望理由書に盛り込むと、単なる「経営に興味がある」という表現よりも一段深い動機として伝わりやすくなります。

仏教学部を志望する場合の考え方

仏教学部(禅学科・仏教学科)は、駒澤大学の前身である学寮以来の歴史を持つ学部です。仏教学・禅学という専門領域への関心を、在籍校での学びとどう接続させるかを具体的に語れるかどうかが志望理由書の説得力を左右します。宗教学や哲学、歴史学など隣接分野からの編入を検討している場合は、その分野で得た問題意識が仏教学部での学びにどうつながるのかを丁寧に説明するとよいでしょう。仏教学部は他学部に比べて志願者数が限られる傾向にありますが、専門性が明確な分野であるぶん、志望動機の具体性がより重視されやすいと考えられます。禅学科と仏教学科では扱うテーマの重心が異なる場合があるため、両学科のカリキュラムを比較したうえで、自分の関心により近い学科を選ぶことも大切です。

学部別試験科目の一覧

学部試験科目の傾向
経済学部小論文・英語・面接
法学部外国語(英語、英文和訳中心)・論文(小論文)・面接
GMS学部専門科目試験・小論文・英語・面接
仏教学部・文学部(GMS以外)・経営学部面接に加え、学部により小論文・専門科目等(詳細は最新の募集要項で要確認)

この一覧からも分かるとおり、駒澤大学の編入学試験は面接がすべての学部で実施される一方、筆記試験の内容は学部によって大きく異なります。志望理由書の準備と並行して、志望学部の筆記試験対策にも早めに着手することが合格への近道です。

志望理由書と面接の関係

駒澤大学の編入学試験では、出願書類として提出した志望理由書の内容が、面接で深掘りされる前提になっています。「志望理由書に書いたことをそのまま話せるか」「深掘り質問にも答えられる具体性があるか」という2点を意識して志望理由書を作成すると、面接対策にもそのまま直結します。書類提出後に面接までの期間があるため、提出前に控えを取っておき、面接直前に自分の書いた内容を読み返して準備する習慣をつけておきましょう。

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志望理由書の構成の型(800字を5要素で組み立てる)

5段構成の型と字数配分の目安

800字という限られた字数の中で志望動機を過不足なく伝えるには、要素ごとに字数配分の目安を決めておくことが有効です。次の5段構成を軸に組み立てると、内容が整理しやすくなります。

  1. 結論(80〜100字):駒澤大学の当該学部・学科で何を学びたいのかを一文で明示する
  2. 学びの原点(200〜250字):現在の在籍校での学びや経験のうち、志望動機の土台になった具体的なエピソード
  3. 駒澤大学のこの学部・学科を選ぶ理由(200〜250字):他大学ではなく駒澤大学、他学科ではなくこの学科である理由を、カリキュラムや教員の研究内容など具体的な要素に結びつけて説明する
  4. 入学後の学習計画(150〜200字):編入学後にどの科目・ゼミに取り組みたいかを具体的に述べる
  5. 将来像(80〜100字):編入学で得た学びを卒業後どう活かすか

800字という字数は、5段構成のすべてを詳しく書くには足りません。2と3の「学びの原点」「駒澤大学を選ぶ理由」に字数を多めに配分し、そのぶん1・4・5は簡潔にまとめるという意識を持つと、全体のバランスが取りやすくなります。

各要素で書くべき内容の具体例

「学びの原点」の要素では、単に「関心を持った」と述べるだけでなく、いつ・どこで・どのような経験を通じてその関心が生まれたのかを具体的に書くことが重要です。授業名・実習の内容・自主的に取り組んだ活動など、固有名詞を交えて説明すると、読み手に情景が伝わりやすくなります。「駒澤大学のこの学部・学科を選ぶ理由」の要素では、公式サイトのカリキュラム紹介や教員紹介ページを確認し、自分の関心と重なる授業名・研究テーマを最低一つは挙げることをおすすめします。「入学後の学習計画」では、1年目に基礎科目を固め、後半でゼミや専門科目に取り組むという時系列を意識すると、計画性が伝わりやすくなります。

手書きで清書する前に文字数を数える習慣

本人自筆・800字程度という条件のため、下書きの段階でパソコンやスマートフォンで文字数を確認しながら文章を作り込み、清書は下書きが完成してから最後に行うという順序で進めるとスムーズです。手書きで直接文章を考えながら書くと、字数調整のために何度も書き直す手間が発生しやすいため、下書き→添削→清書という3段階の手順を意識しておきましょう。

学部の専門性を志望理由書に反映させる

駒澤大学は仏教学部・文学部・経済学部・法学部・経営学部・GMS学部と学部の幅が広く、学部ごとに求められる専門性が大きく異なります。「駒澤大学で学びたい」という大枠の動機だけでなく、志望する学部・学科の教育内容やカリキュラムに触れながら、なぜその学部でなければならないのかを具体的に書くことが、800字という短い字数の中でも説得力を持たせるコツです。

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学部別の例文とその解説

例文1:経済学部(現代応用経済学科を想定)

「私は短期大学の商学系学科で地域産業の事例研究に取り組む中で、統計データの背後にある経済主体の意思決定に関心を持ちました。貴学経済学部現代応用経済学科は、理論と応用の両面から現代経済の課題を学べる点に魅力を感じ、志望いたします。編入学後は、基礎的な経済理論を固めたうえで、地域経済や産業構造をテーマにしたゼミでの学びを深めたいと考えています。将来は、学んだ分析力を地域産業の振興に関わる仕事で活かしていきたいと考えています。」

この例文は約240字ですが、実際の800字ではここに具体的なエピソードや学部選択の理由をさらに厚く加えていきます。「統計データの背後にある経済主体の意思決定」のように、専門用語を交えた具体的な関心事を示すことで、抽象的な「経済に興味がある」という動機から一歩踏み込んだ内容になっている点がポイントです。小論文・英語の対策と志望理由書の内容に一貫性を持たせることも意識し、面接で「小論文ではどのような論点を扱いましたか」と問われた際に矛盾なく答えられるようにしておきましょう。

例文2:法学部(政治学科を想定)

「私は高等専門学校の一般教養科目で近現代の政治史を学ぶ中で、制度が社会に与える影響の大きさに関心を持つようになりました。貴学法学部政治学科は、理論と現代の政治課題の両面から学べるカリキュラムがあり、専門的に学び直したいと考え志望いたします。編入学後は政治学の基礎理論を体系的に学んだうえで、現代の政策課題を扱うゼミに所属し、制度設計の視点から研究を深めたいと考えています。」

高等専門学校出身であれば技術系のバックグラウンドを持つ場合が多く、技術系の学びから政治学への関心にどうつながったのかという「接続」を具体的に語れるかどうかが説得力を左右します。法学部の英語試験は英文和訳が中心で政治学・法学の英文が出題される傾向があるため、志望理由書で示した関心分野と、筆記試験で読み解く英文のテーマとが自然につながっていると、準備全体に一貫性が生まれます。

例文3:GMS学部(グローバル・メディア学科を想定)

「私は短期大学のメディア系学科で、SNSが世論形成に与える影響について調査する授業に取り組み、メディアと社会の関係性に強い関心を持ちました。貴学グローバル・メディア・スタディーズ学部は、メディア研究とグローバルな視点を組み合わせて学べる点に魅力を感じ、志望いたします。編入学後は、専門科目でメディア理論の基礎を固めたうえで、国際的なメディア環境を比較するゼミでの研究に取り組みたいと考えています。」

GMS学部は専門科目試験・小論文・英語・面接の4科目で選考されるため、志望理由書に書いた関心分野と専門科目試験で問われる知識との接続を意識しておくことが重要です。倍率が高い学部でもあるため、志望理由書の内容だけでなく、専門科目・小論文・英語の筆記対策にも十分な時間を確保する必要があります。「メディアが好き」という表現だけでなく、具体的にどのような現象・研究テーマに関心があるのかを盛り込むことで、他の受験生と差別化された内容になります。

例文4:仏教学部(仏教学科を想定)

「私は短期大学の人文系学科で日本の宗教文化史を学ぶ中で、仏教思想が日本社会に与えた影響の大きさに関心を持つようになりました。貴学仏教学部仏教学科は、宗派を超えて仏教全般を体系的に学べる環境があり、専門的に学び直したいと考え志望いたします。編入学後は仏教の基礎教義を学んだうえで、日本仏教史をテーマにしたゼミでの研究に取り組みたいと考えています。」

宗教学・歴史学・哲学など隣接分野からの編入であっても、なぜ仏教学部という専門性の高い学部を選んだのかを、それまでの学びとの接続で具体的に説明することが求められます。仏教学部は禅学科・仏教学科のいずれも専門性の高いカリキュラムが組まれているため、志望理由書の段階で自分がどの分野に関心があるのかを絞り込んでおくと、面接でも一貫した説明がしやすくなります。

学部を問わず共通する書き方のコツ

4つの例文はいずれも異なる学部を想定していますが、共通するコツがいくつかあります。まず、「〜に関心がある」という抽象的な表現で終わらせず、その関心が生まれた具体的な場面を必ず一つ以上盛り込むことです。次に、駒澤大学の学部名・学科名を文中で明示し、他大学の一般的な志望理由書に流用できないよう固有性を持たせることです。最後に、入学後の学習計画では「1年目に基礎科目、2年目にゼミ」というように時系列を意識し、漠然とした将来像で終わらせないことです。この3点を意識するだけでも、800字という短い字数の中で書類全体の説得力が大きく変わります。

例文をそのまま使ってはいけない理由

ここで紹介した例文は、あくまで構成と字数感覚を理解するための作成例です。似た表現をそのまま書き写すと、面接での深掘り質問に対応できなくなるリスクがあります。志望理由書は自分自身の経験に根ざした固有の言葉で語ることが重要です。3つの例文に共通する「結論→学びの原点→駒澤大学を選ぶ理由→入学後の学習計画→将来像」という骨格だけを借り、中身はすべて自分自身の経験で置き換えるという意識で準備を進めてください。

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添削で見るべきポイントとNG例

添削で確認したい3つの視点

第三者に添削を依頼する際は、次の3つの視点でチェックしてもらうと精度が上がります。第一に、5段構成の要素がすべて含まれているか。第二に、駒澤大学固有の学部・学科名やカリキュラムへの言及があり、他大学に流用できない内容になっているか。第三に、面接で深掘りされた際に、具体的なエピソードで答えられる裏付けがあるかどうかです。この3点を意識して添削を受けると、単なる誤字脱字のチェックにとどまらない、内容面での改善につながります。

NG例1:800字の大半を学びの原点の説明に使ってしまう

在籍校での経験を詳しく書きたくなるあまり、800字のほとんどを学びの原点の説明に費やし、駒澤大学を選ぶ理由や入学後の学習計画がほとんど書けていないケースがあります。5段構成の字数配分を意識し、駒澤大学固有の理由と学習計画にも十分な字数を残すことが重要です。下書きの段階で各要素の字数を仮に割り振っておくと、書き終えてから配分の偏りに気づきやすくなります。

添削を依頼するタイミング

下書きが一通り完成した段階で一度添削を受け、修正後にもう一度確認してもらうという2段階の添削を受けられると、内容の完成度がさらに高まります。出願直前の1回だけの添削では、大きな構成上の問題に気づいても修正する時間が残っていないことがあります。できれば出願の2ヶ月以上前に1回目の添削を受け、修正を重ねたうえで清書に進むスケジュールを組んでおくと安心です。添削者からの指摘を受けて内容を大きく組み替える場合もあるため、余裕を持ったスケジュールほど、結果的に質の高い志望理由書に仕上がりやすくなるものです。直前に慌てて修正するのではなく、余白を持たせた計画を立てておくことが、結果的に一番の近道になります。

NG例2:動機が抽象的で他大学でも成立してしまう

「駒澤大学の雰囲気が良さそうだから」「都心にキャンパスがあるから」といった動機は、他大学にもそのまま当てはまってしまう内容です。「なぜ駒澤大学のこの学部・学科でなければならないのか」を具体的なカリキュラムや研究内容に紐づけて説明することが、抽象的な動機から脱却する第一歩です。学部・学科のシラバスや教員紹介ページを確認し、自分の関心と重なる授業・研究テーマを一つ以上具体的に挙げることを最低限のルールにすると、抽象的な表現に逃げにくくなります。

NG例3:手書きの読みやすさへの配慮が欠けている

本人自筆という様式のため、内容が優れていても文字が乱雑で読みにくいと、書類全体の印象を損なう可能性があります。丁寧な文字で、誤字脱字が無いか清書前に必ず確認することを忘れないでください。下書きの段階で誤字脱字をチェックし、清書はできるだけ落ち着いた環境で、時間に余裕を持って行うことをおすすめします。

NG例3-2:誤字脱字を清書当日に初めてチェックする

清書の直前になって初めて誤字脱字をチェックすると、修正のために所定用紙を新たに用意し直す必要が生じ、出願期限に間に合わなくなるリスクがあります。下書きの段階で複数回読み返し、できれば自分以外の第三者にも確認してもらってから清書に進むことをおすすめします。清書当日は内容を大きく変更せず、あくまで文字を丁寧に書き写す作業に専念できる状態を事前に作っておきましょう。

NG例4:面接で話す内容と志望理由書の内容が食い違う

志望理由書に書いた内容と、面接で実際に話す内容が食い違ってしまうと、一貫性の無さが伝わってしまいます。提出前に志望理由書の控えを取っておき、面接直前に読み返して内容を再確認することを習慣にしましょう。特に志望理由書の提出から面接本番までは日数が空くため、記憶が薄れないよう控えを見返す機会を意識的に作ることが大切です。

NG例5:学部の専門性を踏まえていない書き方をする

経済学部を志望しているのに文学的な表現ばかりが並んでいたり、GMS学部を志望しているのにメディア領域への言及が薄かったりすると、学部との適合性が伝わりにくくなります。志望する学部・学科の専門性を踏まえた語彙・関心の示し方を意識することが、800字という短い字数の中で説得力を持たせる鍵になります。

NG例6:併願先の志望理由書を使い回してしまう

他大学と併願する受験生の中には、別の大学向けに作成した志望理由書をほぼそのまま流用してしまうケースがあります。駒澤大学固有の学部構成・カリキュラム・800字という字数を踏まえていない志望理由書は、面接官にすぐ見抜かれてしまいます。併願先ごとに志望動機の骨子は共通していても構いませんが、駒澤大学ならではの要素(学部・学科名、カリキュラム、入学後の学習計画)は必ず個別に書き直す必要があります。字数の違いにも注意し、他大学用の1,200字の文章を単純に削って800字にするような作業は避け、駒澤大学向けに改めて構成を練り直すことをおすすめします。

NG例7:800字ちょうどに収めようとして内容が薄くなる

字数を厳密に守ろうとするあまり、説明を削りすぎて内容が薄くなってしまうケースもあります。「800字程度」という表記は、多少の前後(たとえば750〜850字程度)であれば許容される目安と考えられます。字数ぴったりに合わせることよりも、5段構成の各要素に必要な具体性を持たせることを優先するほうが、結果として説得力のある志望理由書に仕上がります。最終的な字数調整は、内容を書き終えたあとの微調整として行いましょう。

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提出までのスケジュールと準備の進め方

出願前からの逆算スケジュール

試験日(11月上旬)から逆算すると、志望理由書の作成・筆記試験対策・証明書類の準備を並行して進める必要があります。次の目安を参考にスケジュールを組んでください。

時期の目安取り組む内容
出願3〜4ヶ月前(夏休み期間)志望学部・学科の絞り込み、志望理由書の骨子づくり、筆記試験対策の開始
出願2ヶ月前(8月〜9月)志望理由書の下書き・添削、専門科目・小論文・英語対策の本格化
出願1ヶ月前(9月〜10月上旬)志望理由書の清書、証明書類の準備
出願期間(10月上旬〜中旬)出願書類一式の提出
試験直前(10月下旬〜11月上旬)筆記試験の総仕上げ、志望理由書の内容を踏まえた面接練習

下書きはいつから始めればよいか

出願期間の3〜4ヶ月前を目安に、志望学部・学科の絞り込みと並行して志望理由書の下書きに着手するのが理想的です。下書き→第三者添削→修正→清書という工程を踏むと、1回で書き上げるよりも内容の完成度が高くなります。特に本人自筆での清書は、誤字脱字があった場合に所定用紙を新たに用意して書き直す手間が発生するため、下書きの段階で内容を固めきってから清書に進むスケジュールを組んでおきましょう。夏休み期間を使って複数回の添削を受けられると、9月以降は筆記試験対策に集中しやすくなります。

手書き清書に時間の余裕を持つ

本人自筆・800字程度という条件のため、清書には想定より時間がかかることがあります。誤字脱字があった場合、所定用紙をもう一度用意して書き直す必要があるため、出願締切の直前ではなく、余裕を持って清書に取りかかることをおすすめします。証明書類の発行にも数週間かかることがあるため、志望理由書の作成と並行して、在籍校の窓口へ早めに証明書発行を依頼しておきましょう。

証明書類との優先順位のつけ方

準備期間が限られる中で、志望理由書と証明書類のどちらを優先すべきか迷う場合は、発行に時間がかかる証明書類の手配を先に着手し、志望理由書は下書き→添削→清書という段階を踏みながら並行して進めるのが現実的です。証明書類は在籍校の窓口の対応時間・郵送日数に左右されるため、自分でコントロールしにくい部分です。一方、志望理由書は自分のペースで進められる分、後回しにしがちですが、本人自筆での清書に想定より時間がかかることを見込み、優先順位を可視化したスケジュール表を作っておくと安心です。

独学と第三者添削の使い分け

800字という限られた字数の中で要素を過不足なく詰め込むには、第三者による添削が効果的です。学部・学科のカリキュラムに詳しい指導者に下書きを読んでもらい、字数配分の偏りや説明不足な箇所を指摘してもらうと精度が上がります。添削を依頼する相手は、駒澤大学の学部構成や志望理由書の様式(800字・本人自筆)を理解しているかどうかを確認しておくと、的外れなアドバイスを避けられます。在籍校の先生や、編入学試験の対策に詳しい予備校講師など、複数の視点からフィードバックを受けることをおすすめします。

合格後を見据えた準備

合格発表後は入学手続が短期間で進むため、志望理由書に書いた学習計画を、実際の履修計画に落とし込む準備をしておくと入学後にスムーズです。合格後は編入学者向けのオリエンテーションや単位認定の案内が届くことが一般的です。志望理由書に書いた「入学後の学習計画」を見返しながら、実際の履修登録に備えておくとよいでしょう。編入学は入学後の単位認定によって履修すべき科目が変わることも多いため、志望理由書の段階で描いた計画と、実際の履修状況にずれが生じても柔軟に調整する姿勢を持っておくことをおすすめします。

面接練習との連動

志望理由書の清書が終わったら、その内容をもとに模擬面接を行い、深掘り質問への受け答えを練習しておきましょう。志望理由書に書いた内容を声に出して説明する練習を重ねることで、面接本番でも自分の言葉で自然に話せるようになります。特にGMS学部のように面接の配点が大きい学部を志望する場合は、志望理由書の完成後もこの練習に十分な時間を割く価値があります。

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よくある質問(FAQ)

駒澤大学の編入学試験に志望理由書はありますか?

あります。駒澤大学の編入学試験(2年次編入・3年次編入とも)の出願書類には「志望理由書(本学所定用紙)」が含まれており、800字程度を横書き・本人自筆で作成して提出します。専修大学や電気通信大学のように志望理由書という書類が存在しない大学もありますが、駒澤大学は書類として提出が必須であり、面接での深掘りの起点にもなるため、早めに準備を始めることが大切です。仏教学部・文学部・経済学部・法学部・経営学部・GMS学部のいずれを志望する場合でも、この志望理由書の準備を後回しにせず、筆記試験対策と同じ優先度で取り組むようにしましょう。

志望理由書は何字書けばよいですか?

800字程度が目安です。様式は横書400字詰め原稿用紙2枚相当で、大幅に不足したり超過したりしないよう注意してください。5段構成(結論・学びの原点・駒澤大学を選ぶ理由・入学後の学習計画・将来像)を意識し、それぞれに字数の目安を割り振っておくと過不足なくまとめやすくなります。

志望理由書はパソコンで作成してもよいですか?

いいえ。駒澤大学の志望理由書は「本人自筆」が条件のため、パソコンで作成した文章を印刷して提出することはできません。下書きの段階でパソコンやスマートフォンを使って文章を練り、内容が固まってから所定用紙に手書きで清書する、という手順で進めてください。ペンまたはボールペン(黒)を使用することも定められています。

2年次編入と3年次編入で志望理由書の様式は違いますか?

様式(本学所定用紙・800字程度・本人自筆)は共通です。ただし対象となる学部学科の範囲が異なり、2年次編入は文学部の一部学科(英米文学科・歴史学科・社会学科社会学専攻・心理学科)とGMS学部に限られます。志望する学科がどちらの区分で募集されているかを、最初に確認しておきましょう。

面接では志望理由書の内容についてどんな質問をされますか?

志望理由書に書いた内容をもとに、「なぜこの学部・学科を選んだのか」「入学後にどのような科目やゼミで学びたいか」「卒業後の進路をどう考えているか」といった質問が中心になると考えられます。志望理由書と面接での発言に食い違いが無いよう、提出前に控えを取り、面接直前に読み返して準備することをおすすめします。

学部によって志望理由書の書き方は変えるべきですか?

はい。駒澤大学は仏教学部・文学部・経済学部・法学部・経営学部・GMS学部と学部の幅が広く、学部ごとに求められる専門性が異なります。経済学部であれば経済学的な関心事、法学部であれば法学・政治学的な関心事、GMS学部であればメディア・グローバルな視点、仏教学部であれば仏教学・禅学の専門領域、経営学部であれば経営・マーケティングの実践的な関心というように、志望する学部の専門性を踏まえた内容にすることで説得力が増します。同じ「駒澤大学で学びたい」という気持ちでも、学部が変われば重視すべき語彙も変わることを意識してください。

駒澤大学編入の倍率はどれくらいですか?

前年度(2025年度)実績では、3年次編入学者選抜全体で倍率2.7倍でした。学部学科によって差が大きく、GMS学部は12.0倍と特に高い一方、他の学部学科は1.0倍〜4.7倍程度と幅があります。2年次編入学者選抜は倍率4.3倍でした。志望する学部の最新の倍率は、駒澤大学が公表する入学者選抜データで確認してください。

独学と第三者添削はどう使い分ければよいですか?

まずは独学で5段構成に沿って下書きを作成し、字数配分を意識しながら文章を整えます。そのうえで、学部・学科のカリキュラムに詳しい第三者に添削してもらい、説明不足な箇所や字数配分の偏りを客観的に確認してもらうと、清書前の完成度が高まります。在籍校の先生や、編入学試験の対策に詳しい予備校講師など、複数の視点からフィードバックを受けるのも一つの方法です。

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まとめ|駒澤大学編入の志望理由書対策

駒澤大学編入の志望理由書は、専修大学や電気通信大学のような「書類が存在しない」ケースとは異なり、本学所定用紙・800字程度・本人自筆という明確な様式が定められた提出必須の書類です。この様式を正確に理解したうえで、5段構成(結論・学びの原点・駒澤大学を選ぶ理由・入学後の学習計画・将来像)に沿って内容を整理し、限られた字数の中で説得力のある文章に仕上げることが対策の中心になります。あわせて、志望理由書の内容が面接で深掘りされる前提で準備を進めることも欠かせません。要点を整理すると次のとおりです。

  • 駒澤大学編入の出願書類には「志望理由書(本学所定用紙)」が含まれ、800字程度を横書き・本人自筆で作成する
  • 募集学部は医療健康科学部を除く仏教・文学・経済・法・経営・GMSの6学部。2年次編入は対象学科がより限定的
  • 出願資格は9区分あり、在籍校の種類によって該当する区分が異なる
  • 選考方法は学部によって異なり、経済学部は小論文・英語・面接、法学部は英文和訳中心の英語+論文+面接、GMS学部は専門科目・小論文・英語・面接の4科目
  • 志望理由書は「結論→学びの原点→駒澤大学を選ぶ理由→入学後の学習計画→将来像」の5段構成で字数配分を決めると書きやすい
  • 面接では志望理由書の内容が深掘りされるため、提出前に控えを取り、面接直前に読み返す準備をしておく
  • 本人自筆・所定用紙という条件があるため、清書には余裕を持ったスケジュールで臨む
  • 他大学と併願する場合は、様式・字数の違いを取り違えないよう志望理由書を大学ごとに個別に作り込む

800字という限られた字数の中に、駒澤大学ならではの志望動機を過不足なく詰め込むことが、駒澤大学編入における志望理由書対策の最大のポイントです。大学編入志望理由書の添削ガイドで一般的な志望理由の構成の型を押さえたうえで、大学編入の面接対策もあわせて確認すると、面接での深掘り質問への備えがしやすくなります。法学部を志望する場合は駒澤大学法学部の編入試験の傾向と対策もあわせて確認すると、試験科目・出題傾向の全体像がつかみやすくなります。学部ごとに専門性や試験科目が大きく異なる分野でもあるため、独学での対策に不安がある場合は、大学編入対策コースのように専門の指導を活用するのも一つの方法です。出願資格・試験科目・日程は年度によって変更される可能性があるため、実際に出願する際は必ず最新の募集要項を確認してください。志望理由書は提出して終わりではなく、面接までの準備期間をどう使うかで完成度が大きく変わる書類でもあります。清書した内容を何度も読み返し、自分の言葉で自然に説明できる状態を作ってから本番に臨むことを心がけましょう。

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この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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