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徳島大学大学院創成科学研究科理工学専攻「冬入試」の傾向と対策

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徳島大学大学院創成科学研究科理工学専攻の「冬入試」とは、毎年1月下旬に実施される第2次学生募集(一般入試・社会人特別入試・他分野選抜特別入試)を指す通称です。9月〜11月に行われる第1次募集から数か月遅れて実施されるため、学部の卒業研究が本格化した後や、社会人として仕事の区切りがついた後にも出願を検討できる制度として知られています。もっとも、この第2次募集には他大学院の一般的な「後期日程」とは異なる重要な注意点があり、出願を検討する前にまず押さえておく必要があります。

徳島大学理工学部の公式サイトには、第2次募集について「行わない場合もあります」という趣旨の注記が明記されています。つまり、毎年当然に実施される入試区分ではなく、年度や志望コースの状況によっては実施されない可能性がある入試だということです。実際には令和7年度・令和8年度(2026年4月入学分)とも第2次募集は実施されましたが、これは結果論であり、令和9年度(2027年4月入学分)以降も同様に実施されるかどうかは、募集要項の公表を待って確認する必要があります。

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この記事では、大学院入試対策を専門とするスプリング・オンライン家庭教師が、徳島大学大学院創成科学研究科理工学専攻の第2次学生募集について、令和8年度(2026年4月入学分)の実際の募集要項にもとづき、出願資格・試験科目・配点・日程・第1次募集との違い・過去問の扱いまでを整理して解説します。公式サイトの案内だけでは把握しづらい「対象コースが第1次より絞られる」「区分によって検査科目がまったく異なる」といった実務的なポイントも、募集要項の記載に沿って具体的に紹介していきます。

なお、本記事で紹介する出願資格・試験科目・日程・配点は、いずれも令和8年度(2026年4月入学分)の募集要項にもとづく情報です。募集の実施有無・対象コース・試験科目・日程は年度によって変わる可能性があるため、実際に出願を検討する際は、公表され次第、必ず徳島大学理工学部の公式サイトで最新の学生募集要項をご確認ください。

「徳島大学 創成科学研究科理工学専攻 冬入試」というキーワードで検索しても、大学公式サイトや大学全体の入試日程をまとめたポータルサイトはヒットするものの、第2次募集に絞って出願資格・試験科目・スケジュールを整理した記事はほとんど見当たりません。情報が公式の募集要項PDFに分散しているため、志望コースが対象かどうかを確認するだけでも手間がかかるのが実情です。本記事では、その手間を減らせるよう、募集要項の内容を項目別に整理しています。

国立大学院の入試は、私立大学院と比べて出願資格・検査科目・配点の情報が募集要項という一次情報にしか記載されておらず、比較サイトやまとめ記事が充実していない分野の一つです。特に第2次募集のような「実施される年とされない年がある」制度は、情報の鮮度が特に重要になります。本記事の情報も執筆時点(令和8年度実績)のものであることを踏まえたうえで、志望年度が近づいたら必ず公式サイトで最新情報を再確認する、という読み方をしていただければと思います。

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目次

徳島大学大学院創成科学研究科理工学専攻の「第2次学生募集」とは何か

徳島大学大学院創成科学研究科理工学専攻の入学試験は、大きく分けて9月〜11月頃に実施される第1次学生募集と、翌年1月頃に実施される第2次学生募集の2回のタイミングで行われます。第2次学生募集は例年1月末に試験が行われるため、本記事では便宜的に「冬入試」と呼んでいますが、これは大学の正式名称ではなく、時期の特徴を表す通称である点に注意してください。募集要項の正式名称はあくまで「第2次学生募集」です。

なぜ「冬入試」と呼ばれるのか

令和8年度(2026年4月入学分)の実績では、出願期間が令和8年1月9日から1月14日まで、試験日が令和8年1月31日、合格発表が令和8年2月12日と設定されていました。1月という真冬の時期に出願・受験・発表のすべてが完結することから、本記事では「冬入試」という呼び方で整理しています。同じ理工学専攻でも第1次募集は秋(9月末〜11月)に行われるため、季節感で2つの募集を区別すると理解しやすくなります。

第1次・第2次を通じた理工学専攻の入試制度全体像

理工学専攻の博士前期課程(修士課程)入試は、年度によって第1次募集・第2次募集に加え、10月入学を対象とした募集が設けられることもあります。複数回のタイミングで入試機会が用意されている一方、回ごとに対象コース・区分・検査科目が異なるため、「理工学専攻の入試」とひとくくりにせず、自分が出願しようとしている回・区分の募集要項を個別に確認する姿勢が欠かせません。特に第2次募集は、第1次募集と比べて対象コースが絞られる回であるという前提を、まず最初に押さえておきましょう。

誰に向いた制度か

第2次募集は、第1次募集で不合格だった受験者の再挑戦の場としてだけでなく、学部の卒業研究が本格化する秋以降にようやく大学院進学を具体的に決めた学生や、社会人として年度末近くまで転職・進学のタイミングを見極めていた受験者にとっても選択肢になり得ます。ただし後述のとおり第2次募集は対象コースが限られるため、まずは自分の志望コースが第2次募集の対象かどうかを確認することが最初のステップです。徳島大学大学院の入試制度全体を検討する際は、大学院入試対策のページで一般的な国公立大学院入試の準備の進め方もあわせて確認しておくと、全体像をつかみやすくなります。

他大学の大学院を併願する場合の位置づけ

理工系の大学院入試では、複数の大学院を併願する受験者も少なくありません。他大学の大学院で1月〜2月頃に試験を実施している研究科があれば、日程の重複がないかを早めに確認しておく必要があります。徳島大学の第2次募集は1月末という比較的遅い時期に位置します。他大学の秋入試(第1次相当)で結果が出た後に、併願先の一つとして検討する組み方もできます。ただし対象コースが限られる点は変わらないため、併願候補として組み込む前に、志望コースがその年度の第2次募集の対象になっているかを必ず確認してください。国立大学院の外部院試全般の進め方は、千葉大学大学院 融合理工学府の外部院試を徹底解説でも取り上げているので、出身大学以外の大学院を受験する際の一般的な注意点として参考にできます。

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【最重要】第2次募集は「実施しない場合もある」—まず確認すべきこと

徳島大学理工学部の公式サイトでは、創成科学研究科理工学専攻の入試情報のページに、第2次学生募集について「行わない場合もあります」という趣旨の注記が記載されています。これは、第2次募集が制度として毎年固定的に実施されるものではなく、実施の有無自体が年度ごとの判断に委ねられていることを意味します。第1次募集の合格状況やコースごとの受入人員の充足状況などによって、第2次募集の実施範囲が変動する可能性があると考えておく必要があります。

令和7・8年度は実際に実施された

過去の実績を確認すると、令和7年度・令和8年度(いずれも4月入学分)は第2次学生募集が実際に実施されています。令和7年度は社会人特別入試・外国人留学生特別入試を含む区分で、令和8年度は一般入試・社会人特別入試・他分野選抜特別入試の区分で、それぞれ募集要項が公表され、合格者情報も発表されました。直近2年分については継続して実施されてきた実績があるといえますが、この実績が今後も続く保証ではない点は理解しておきましょう。

令和9年度(2027年度)入学分はいつ・どこで確認できるか

徳島大学理工学部の公式サイトによれば、令和9年度(2027年度)4月入学分の第1次募集要項は令和8年9月上旬に公表予定で、出願期間は令和8年9月下旬〜10月上旬、試験は令和8年11月上旬に予定されています(いずれも変更の可能性がある予定スケジュールとして公表されています)。第2次募集の実施有無や日程は、通常、第1次募集の結果が出た後に判断・公表される流れになるため、令和9年度分の第2次募集情報は早くとも令和8年11月末頃以降に公式サイトで確認できると見込んでおくとよいでしょう。志望コースが第2次募集の対象になるかどうかも含めて、募集要項が公表され次第すぐに確認できるよう、徳島大学理工学部事務課学務係の連絡先を控えておくことをおすすめします。

「実施しない場合もある」という注記をどう受け止めるか

この注記があるからといって、第2次募集を過度に警戒する必要はありません。直近2年度は継続して実施されているという事実は、制度が形骸化しているわけではないことを示しています。一方で、「今年も当然あるはず」という前提だけで準備を進めるのはリスクがあります。特に第1次募集で不合格だった場合、第2次募集の実施を前提に何も動かずに待つのではなく、募集要項の公表時期(例年11月末頃)を自分でカレンダーに入れておき、公表され次第すぐに出願準備に着手できる体制を整えておくことが、限られた出願期間(1月9日〜14日のわずか6日間)を無駄にしないための最も現実的な対策です。

実施が判断される背景として考えられる要素

募集要項に明記された公式な理由は「行わない場合もある」という一文のみで、実施・不実施を左右する具体的な基準は公開されていません。国立大学院の第2次募集は、第1次募集の合格者数がコースごとの受入人員の目安にどの程度達したかで実施範囲が調整されることが多いと一般には考えられています。募集要項の受入人員はあくまで「目安」であり、入学定員そのものではないと明記されている点もあわせて踏まえると、年度ごとの状況によって第2次募集の対象コースや実施の有無が変動するのは、ある程度自然な運用だと理解しておくとよいでしょう。断定的な予測はできないため、最終的には毎年の募集要項の公表を確認するほかありません。志望コースの第1次募集の合格状況を毎年注視するのは現実的ではありませんが、少なくとも自分が出願する年の第1次募集の結果発表以降は、理工学部の公式サイトの更新をこまめにチェックしておくとよいでしょう。公式サイトの更新に気づきやすいよう、ブラウザのブックマークに該当ページを登録しておくといった小さな工夫も、出願機会を逃さないためには意外と有効です。

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出願資格・出願期間・試験日程(令和8年度実績ベース)

ここからは、令和8年度(2026年4月入学分)に実際に公表された第2次学生募集要項の内容にもとづいて、出願資格と日程を具体的に見ていきます。年度が変わっても大枠の出願資格類型は大きく変わりにくい一方、日程は年度ごとに再確認が必須です。

項目令和8年度(2026年4月入学分)第2次募集の実績
出願資格審査書類の提出締切令和7年12月25日(木)まで(出願資格9・10該当者、他分野選抜特別入試志願者等)
出願期間令和8年1月9日(金)〜1月14日(水)(消印有効・郵送のみ)
試験日令和8年1月31日(土)
合格発表令和8年2月12日(木)11時(理工学部ホームページに掲載)
入学手続令和8年3月中旬に書類送付、3月下旬に手続

出願資格の10類型

第2次募集(一般入試)に出願できるのは、次のいずれかに該当する者です。大学卒業(見込)者を基本に、学位授与機構による学士取得者、大学に3年以上在学し優れた成績を修めた者、22歳以上で個別の資格審査により卒業者同等と認められた者など、計10通りの資格類型が定められています。学校教育法第83条第1項の大学を卒業した者・卒業見込みの者が最も一般的なルートですが、短期大学・高等専門学校の専攻科修了者や、外国の教育機関で16年の課程を修了した者なども出願対象に含まれます。

出願資格9・10(大学3年以上在学者、22歳以上の個別資格審査該当者)により出願を希望する場合は、最終学歴の卒業証明書・成績証明書・入学試験出願資格認定審査調書・研究業績調書を令和7年12月25日までに提出する必要があり、通常の出願期間(1月9日〜14日)よりも1か月近く早い締切が設定されている点に注意が必要です。この事前提出を見落とすと、通常の出願期間内であっても出願自体ができなくなるおそれがあります。

留学生(留学ビザを取得予定の者を含む)についても、指導教員予定者と研究内容について相談したうえで、入学志願票・卒業(見込)証明書・研究計画書(学修計画書)・日本在留が分かる書類を、同じく令和7年12月25日までに提出することが求められています。通常の出願書類とは別に、事前提出が必要な書類群が複数用意されているため、自分がどの出願資格に該当するかを早い段階で整理し、通常の出願期間だけでなく、それより前の事前提出締切も見落とさないようにすることが重要です。

出願手続きの注意点

出願方法は郵送(簡易書留・速達)に限られ、窓口への持参やオンライン出願には対応していません。出願期間を過ぎたものは受理されず、出願書類の記入ミスは訂正印での訂正のみ認められ、消せるボールペンや鉛筆・シャープペンシルの使用は認められません。出願書類に不備がある場合は受理されず、出願後の記載事項の変更も原則として認められないため、出願前に募集要項の記入例と照らし合わせて入念にチェックすることが重要です。

提出書類をそろえるのにかかる時間を見込んでおく

出願には、入学志願票・受験票・写真票のほか、卒業(見込)証明書・成績証明書(いずれも本学理工学部・工学部在籍者以外は必要)、検定料払込証明書、あて名票、受験票送付用封筒など複数の書類が必要です。成績証明書や卒業見込証明書は、出身大学の窓口発行に数日〜数週間かかる場合があるため、出願期間が始まってから取り寄せを始めたのでは間に合わない可能性があります。検定料(30,000円)の払込証明書も、ゆうちょ銀行または郵便局窓口での払込が必要な様式のため、オンライン振込では代用できない点にも注意してください。出願期間が1月9日〜14日と短いことを踏まえ、証明書類は12月中、遅くとも年末年始休業前には請求を済ませておくと安心です。

合格後にかかる費用の目安

合格後の学生納付金は、区分にかかわらず入学料282,000円、授業料は年額535,800円(前期分267,900円)が募集要項に記載されている現行額です。これらの金額は改定される可能性があり、在学中に改定が行われた場合は改定時点から新しい金額が適用されると注記されています。このほか後援会費・工業会費(本学理工学部・工学部・生物資源産業学部出身者は工業会費が不要)・学生教育研究災害傷害保険料など若干の経費も必要になります。経済的理由により納付が困難で学業成績が優秀な者、または風水害等の特別な事情がある者については、選考のうえ入学料・授業料の全額または半額が免除される制度も用意されています。出願準備の段階から、合格後にかかる費用の総額もあわせて資金計画に組み込んでおくと安心です。

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対象となる3コースと試験科目・配点

第2次募集の一般入試で募集対象となるのは、社会基盤デザインコース・電気電子システムコース・知能情報システムコースの3コース(および該当する先端融合情報学プログラムの領域)です。数理科学コース・自然科学コース・機械科学コース・応用化学システムコース・光システムコースは、令和8年度の第2次募集の対象には含まれていません。志望コースが対象外の場合、第2次募集での出願自体ができない点は必ず先に確認しておく必要があります。

募集人員は、一般入試の場合で社会基盤デザインコースが4人、電気電子システムコース・知能情報システムコース(いずれも先端融合情報学プログラムの該当領域を含む)が若干人と設定されています。募集要項には「受入人員の目安は入学定員ではありません」と明記されているため、この数字を厳密な合格枠として捉えるのではなく、あくまで各コースの受け入れ規模の参考値として理解しておくのが適切です。

コース基礎科目(筆記)外国語専門科目面接合格対象点
社会基盤デザイン数学(線形代数学・微分積分学・微分方程式)英語(TOEIC/TOEFL)構造力学・水理学等7科目から1科目選択(口述試験)あり420/700
電気電子システム数学(線形代数学・微分積分学・微分方程式)英語(TOEIC/TOEFL)専門科目試験なしあり240/400
知能情報システム基礎科目試験なし独立の外国語試験なし(英語は専門科目10科目の選択肢に含む)10科目から3科目選択(口述試験)あり240/400かつ面接A/B評価

コースによって試験の性格がまったく異なる

社会基盤デザインコースは数学の筆記試験と英語スコア提出に加え、専門科目7科目から1科目を選んで口述試験を受ける形式です。電気電子システムコースは専門科目の試験自体が設定されておらず、数学・英語・面接の3本柱で評価されます。知能情報システムコースは基礎科目・外国語の独立試験がない代わりに、マイクロプロセッサやアルゴリズムとデータ構造、データベース、情報通信ネットワークなど10科目の中から出願時に3科目を選んで口述試験を受ける、専門色の濃い構成になっています。同じ理工学専攻でも、志望コースによって対策すべき内容がまったく異なることが、この表からも読み取れます。

英語スコア提出の要件

英語はTOEIC(Listening & Reading公開テストまたはTOEICテストの公式認定証。Speaking & Writing・Bridge・IPスコアは不可)、またはTOEFL(iBT本試験または自宅受験のHome Edition。団体特別受験制度IPは不可)のいずれかで、出願時点において2年前までの日付のスコアが有効とされています。TOEIC公開テストが中止になった場合の特別な救済措置は用意されていないため、スコアには早めに余裕をもって準備しておくことが推奨されています。

コースごとに養成される人材像も異なる

募集要項に掲載されているアドミッション・ポリシーによれば、社会基盤デザインコースは生活・生産基盤施設や防災施設、環境保全施設などの調査・設計・維持管理に関わる技術者の育成を目指すコースで、修了時には「修士(工学)」が授与されます。電気電子システムコースは電気電子工学の専門知識とシステム創生能力を備えた人材、知能情報システムコースはハードウェア・ソフトウェア・ネットワークの基礎技術を体系的に習得し、それらを統合したシステムを構成できる人材の育成を掲げています。志望コースを決める際は、検査科目の難易度や形式だけでなく、修了後にどのような技術者像を目指すコースなのかというアドミッション・ポリシーの記載にも目を通しておくと、研究計画の概要や面接での志望動機を組み立てやすくなります。

「合格対象点」の考え方

配点表に記載されている「合格対象」の数値(たとえば社会基盤デザインコースの420/700)は、基礎科目・外国語・専門科目・面接・成績証明書などの合計点に対する、合否判定の基準として用いられる点数です。これは各科目の単純な合計点の目安を示すものであり、実際の合否は募集要項に明記されたこの基準にもとづいて総合的に判定されます。知能情報システムコースのように「合格対象240/400かつ面接A又はB評価」のように、合計点の基準に加えて面接評価そのものが独立した条件として設定されているコースもあるため、点数だけでなく面接の評価区分にも注意を払う必要があります。合計点をクリアしていても面接評価が基準に届かなければ合格対象にならない可能性がある、という構造を理解しておきましょう。

基礎科目・専門科目の出題範囲を早めに絞り込む

社会基盤デザインコースの基礎科目(数学)は線形代数学・微分積分学・微分方程式という出題範囲が明記されており、これは大学の理工系学部で標準的に学ぶ内容です。出題範囲そのものは特殊なものではなく、学部で使用した教科書・演習書を出願時期から逆算して計画的に復習していけば十分に対応できる範囲といえます。むしろ差がつきやすいのは、専門科目7科目・知能情報システムコースの10科目のうち、どの科目を選択するかという判断と、選んだ科目をどこまで深く口頭で説明できるかという準備の質です。志望研究室の担当科目や、自分が学部で得意としてきた科目を軸に、早い段階で選択科目の見当をつけておくことをおすすめします。

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一般入試・社会人特別入試・他分野選抜特別入試の違い

第2次募集は「一般入試」「社会人特別入試」「他分野選抜特別入試」という3つの区分に分かれています。それぞれ出願資格・検査科目・配点が異なるため、自分がどの区分で出願できるかを最初に見極める必要があります。

区分主な出願資格検査科目の特徴
一般入試大学卒業(見込)者等10類型コースごとに基礎科目・外国語・専門科目・面接を実施
社会人特別入試官公庁・企業・教育機関等に原則1年以上正規職員として在職+学歴要件コースごとに外国語・専門科目(口述)・面接。在職中の業績報告書も提出
他分野選抜特別入試土木工学・建設工学系の教育プログラム未履修者(社会基盤デザインコースのみ)専門科目(口述)・外国語・面接。出願前に入試委員への相談が必須

社会人特別入試の在職要件

社会人特別入試は、官公庁・企業・教育機関等に原則として1年以上正規職員として在職していることが出願資格の前提条件です。学歴要件は一般入試とほぼ同じ10類型が用意されていますが、これに加えて在職要件を満たす必要があります。検査科目は一般入試よりコースによって配点構成が異なり、たとえば社会基盤デザインコースは専門科目(口述)+英語+面接で合格対象180/300、電気電子システムコースは電気数学の口述試験+面接(独立の外国語試験なし)で合格対象240/400、知能情報システムコースは一般入試と同じ10科目から3科目選択の口述試験+面接で合格対象240/400となっています。出願書類として「学修したい研究課題及び研究計画の概要」(1,000字程度)に加え、「在職中の業績報告書」(1,000字程度)の提出も必須です。仕事を続けながら大学院進学を検討する場合の全体的な考え方は、社会人大学院の難易度で解説している内容も参考になります。

他分野選抜特別入試は社会基盤デザインコースのみ

他分野選抜特別入試は、大学等で土木工学・建設工学に係る教育プログラムを履修していない者を対象に、社会基盤デザインコースのみで実施されている特別な区分です。自然科学系や機械系など別分野の出身者が、土木・建設分野の研究に進みたい場合の受け皿として設けられています。検査科目は専門科目7科目から1科目を選ぶ口述試験・英語(TOEIC/TOEFL)・面接で、配点は外国語100+専門100+面接200+成績証明書200(合格対象360/600)です。この区分を検討する場合は、募集要項に「事前に社会基盤デザインコース入試委員にご相談ください」と明記されている点を踏まえ、出願前に必ず問い合わせることが前提になります。

自分がどの区分に該当するか迷ったときの考え方

3つの区分は併願できるものではなく、自分の学歴・在職状況・専門分野の背景をもとに、いずれか一つを選んで出願する形になります。在職期間が1年に満たない社会人は、社会人特別入試ではなく一般入試での出願を検討することになりますし、土木・建設系のプログラムを履修していても社会基盤デザインコース以外を志望する場合は他分野選抜特別入試の対象にはなりません。判断に迷う場合は、募集要項の「出願資格」欄を自分の経歴と照らし合わせたうえで、最終的には理工学部事務課学務係、または志望するコースの入試委員に直接問い合わせて確認するのが確実です。

複数区分にまたがって検討したい場合

すでに1年以上正規職員として在職している社会人が、あえて一般入試での出願を選ぶケースもあります。社会人特別入試は在職中の業績報告書の提出が必須になるなど、一般入試とは異なる書類準備が発生するため、実務経験を積極的にアピールしたい場合は社会人特別入試、学業成績や研究計画そのものを軸に評価してほしい場合は一般入試、というように、自分がどちらの区分でより説得力のある出願ができるかという観点から選ぶ受験者もいます。どちらの区分で出願する場合も、出願資格そのものを満たしているかの確認が大前提になるため、まずは募集要項の出願資格欄を丁寧に読み込むことから始めてください。

面接で総合的に評価される観点

募集要項に記載された入学者選抜の基本方針によれば、一般入試・社会人特別入試の面接はいずれも知識・技能、関心・意欲、思考力・判断力・表現力、主体性、協働性を総合して評価するとされています。他分野選抜特別入試の面接は、これらのうち「思考力・判断力」を除いた知識・技能、関心・意欲、表現力、主体性、協働性が評価の観点として明記されています。いずれの区分でも、単に知識量を問われるだけでなく、卒業研究や実務経験と、入学後に取り組みたい研究テーマとのつながりを自分の言葉で語れるかどうかが重視される点は共通しています。

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第1次募集との違い、なぜ第2次を狙う受験者がいるのか

令和8年度(2026年4月入学分)の場合、第1次学生募集は出願期間が令和7年9月30日〜10月3日、試験日が令和7年11月8日〜9日、合格発表が令和7年11月20日と、第2次募集より3か月近く早いスケジュールで実施されました。第1次と第2次では単に時期が違うだけでなく、いくつかの構造的な違いがあります。

対象コース数の違い

第1次学生募集は理工学専攻の全コースを対象に実施されるのに対し、第2次学生募集は前述のとおり社会基盤デザイン・電気電子システム・知能情報システムの3コースに限られます。数理科学・自然科学・機械科学・応用化学システム・光システムを志望する場合、第1次募集で出願できなかった時点で、その年度の理工学専攻への進学ルート自体が難しくなる可能性がある点は、早い段階で認識しておく必要があります。逆に、第2次募集の対象となる3コースを志望している場合は、第1次の結果を見てから改めて出願を検討するという選択肢が残されていることになります。

第2次募集が向いている人

第2次募集は、第1次募集の時点でまだ研究テーマや志望コースが固まっていなかった学部生や、秋以降に転職・退職のタイミングが決まった社会人にとって、準備期間を確保しやすい選択肢になり得ます。ただし、対象コースが限られ、実施自体が年度によって変動しうる制度であることを踏まえると、「第2次募集があるから第1次はひとまず見送る」という判断は基本的にリスクが高いといえます。志望コースが第1次でも募集されている場合は、可能な限り第1次から出願準備を進め、第2次はあくまで保険的な位置づけとして捉えるのが現実的な戦略です。

第2次募集が向いていない、または注意が必要なケース

志望コースが数理科学・自然科学・機械科学・応用化学システム・光システムのいずれかである場合、そのコースは令和8年度の第2次募集の対象に含まれていませんでした。こうしたコースを志望する場合、第1次募集が実質的にその年度で唯一の出願機会になる可能性があるため、「第2次もあるから」と準備を先送りにするのは避けるべきです。また、他分野選抜特別入試のように事前相談が必須の区分は、出願期間に入ってから慌てて連絡しても入試委員との調整が間に合わないおそれがあるため、志望が固まった時点で早めにコンタクトを取っておく必要があります。

就職活動との時期の重なりに注意

学部4年生が第2次募集を検討する場合、1月末の試験は就職活動の本格化時期や、学部の卒業論文・卒業研究の追い込み時期と重なりやすいというスケジュール上の課題もあります。卒業研究の完成度と大学院入試の対策の両方を同時期にこなす必要があるため、可能であれば第1次募集の時点である程度の準備を済ませておき、第2次募集はその延長として臨む方が、直前になって時間が足りなくなるリスクを避けやすくなります。社会人の場合も、年度末は多くの職場で業務が立て込みやすい時期であるため、有給休暇の取得や業務の調整を早めに職場に相談しておくことをおすすめします。

学部からの進学ルートとの関係

徳島大学理工学部には学部からの3年次編入学制度もあり、学部段階から徳島大学に在籍している場合は、卒業(見込)証明書・成績証明書の提出が不要になるなど、出願書類の準備が一部簡略化されます。学部段階からの進学ルートを検討したい場合は、徳島大学理工学部の編入試験を徹底解説で編入学制度の詳細もあわせて確認しておくと、大学院までを見据えた進路設計がしやすくなります。

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過去問は公開されていない—募集要項から読み解く出題傾向と対策

創成科学研究科理工学専攻の大学院入試の過去問は、公式サイト上での一般公開はされていません。理工学部事務課学務係へ事前に電話連絡したうえで、窓口での閲覧のみが可能という扱いになっており、データやコピーの配布は行われていません。過去問を確認したい場合は、出願を検討している段階で早めに学務係へ問い合わせ、閲覧可能な範囲や条件を確認しておくことをおすすめします。

各コースの検査科目から見える出題範囲

過去問そのものが手元にない場合でも、募集要項に明記された検査科目の名称や出題範囲の注記は、対策の指針として活用できます。たとえば社会基盤デザインコースの専門科目は「構造力学、水理学、土質力学、材料学及び鉄筋コンクリート力学、土木計画、環境・生態工学、建築学」の7科目から出願時に1科目を選択する形式であるため、まずは志望する研究室に近い科目を絞り込み、その科目の大学レベルの標準的な教科書・演習書で基礎を固めることが現実的な出発点になります。知能情報システムコースについては、マイクロプロセッサ・アルゴリズムとデータ構造・オペレーティングシステム・データベース・知能システム・画像処理工学の6科目は「本学理工学部における同名講義のシラバスに準じる」と募集要項に明記されているため、該当講義のシラバスを入手できれば出題範囲をより具体的に絞り込めます。

口述試験対策の考え方

多くのコース・区分で採用されている専門科目試験は、筆記ではなく口述試験(その場での質疑応答)という形式です。ペーパーテストの過去問演習では対応しきれない部分が大きく、選択した科目の基本概念を「口頭で説明できる」レベルまで理解を深めておくことが重要になります。学部の授業ノートや教科書の章末問題を、答えを見ながらではなく、自分の言葉で口頭説明する練習をしておくと、本番の口述試験でも落ち着いて対応しやすくなります。

科目選択の判断基準

社会基盤デザインコース・他分野選抜特別入試のように専門科目を出願時に1科目選択する形式では、得意科目を選ぶだけでなく、志望する研究室の研究テーマに近い科目を選ぶという視点も重要になります。面接では選択した専門科目の内容と、入学後に取り組みたい研究テーマとの関連を聞かれることがあるため、単に点数を取りやすい科目を選ぶのではなく、研究計画の概要と整合性が取れる科目を選ぶほうが、書類・口述試験・面接を通じて一貫した説明がしやすくなります。知能情報システムコースのように3科目を選択する形式でも同様に、自分の研究の方向性と関連が深い科目を優先して選ぶことをおすすめします。

研究計画の概要(1,000字)の書き方

出願書類には、区分を問わず全員が「学修したい研究課題及び研究計画の概要」を1,000字程度にまとめて提出することが求められています。社会人特別入試ではこれに加えて在職中の業績報告書(1,000字程度)の提出も必要です。面接では、この研究計画の概要と、卒業研究・在職中の業務内容とのつながりについて質問されることが一般的です。理系分野で研究計画をどう組み立てるかについては、理系大学院の研究計画書例文で紹介している構成の考え方も参考にしながら、志望する研究室の教員が公開している論文・研究テーマを事前に調べ、自分の関心と接続させて書くことをおすすめします。なお、出願前には志望する指導教員に事前連絡し、研究内容について相談しておくことが望ましいと募集要項にも記載されています。

1,000字程度という分量は、研究の背景・目的・具体的に取り組みたい内容・期待される意義までを簡潔にまとめる必要があるため、書き始める前に箇条書きで要素を洗い出し、優先順位をつけてから文章化する進め方が効率的です。「なぜこの研究テーマなのか」という問題意識の部分を曖昧にしたまま書き始めると、字数が余っているのに内容が薄いという状態に陥りやすいため、最初に問題意識を1〜2文で言語化し、そこから研究内容・期待される成果へと展開していく構成を意識するとまとまりやすくなります。

過去問が公開されていない以上、出題内容の詳細を確約することはできません。出題内容・出題範囲は年度によって変わる可能性があるため、志望コースが決まった段階で、必ず最新の募集要項の検査科目欄と、可能であれば学務係への直接確認をあわせて行ってください。

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出願〜合格までの逆算スケジュールと対策の進め方

第2次募集は出願期間が1月上旬〜中旬、試験が1月末というタイトな日程のため、募集要項が公表されてから慌てて準備を始めると、TOEIC/TOEFLスコアの取得や研究計画書の作成が間に合わなくなるリスクがあります。ここでは令和8年度の実績日程をもとに、逆算した準備の進め方を整理します。

時期の目安やること
募集要項公表前(11月頃まで)志望コースが第2次募集の対象かどうかの確認、指導教員候補への事前連絡、TOEIC/TOEFLスコアの準備
11月末頃(募集要項公表)最新の出願資格・検査科目・日程を確認、出願資格9・10該当者は資格審査書類の準備開始
12月25日頃まで出願資格審査書類・他分野選抜特別入試の事前相談・障がいのある志願者の事前相談の締切
1月上旬〜中旬(出願期間)出願書類一式を簡易書留・速達で郵送(消印有効・出願期間厳守)
1月末(試験日)筆記試験・口述試験・面接を受験(コースにより実施時間帯が異なる)
2月中旬(合格発表)理工学部ホームページで合格発表、以後3月にかけて入学手続

TOEIC/TOEFLは2年前まで有効なので早期受験が有利

英語スコアは出願時点で2年前までのものが有効とされているため、直前に慌ててTOEIC/TOEFLを受験する必要はありません。学部低学年や社会人であれば、早い時期に受けておいたスコアをそのまま出願に活用できます。逆に、出願直前になって初めて受験しようとすると、公開テストの実施回数や結果発送のタイミングによっては出願期間に間に合わない可能性があるため、志望が固まった時点でスコアの有効期限を確認し、必要であれば早めに受験計画を立てておくことをおすすめします。

指導教員への事前連絡の重要性

募集要項には、出願前に志望する指導教員へ連絡し、研究内容について相談することが望ましい旨が明記されています。研究室配属は入学後の受け入れ状況によって、出願時に希望した指導教員・研究室にならない場合があるとも注記されているため、事前の相談は志望動機を固める意味でも、入学後のミスマッチを避ける意味でも重要な準備の一つです。特に第2次募集は第1次より準備期間が短くなりやすいため、志望コースを決めた段階でできるだけ早く研究室に連絡を取ることをおすすめします。

書類準備で失敗しやすいポイント

短い出願期間の中で特に失敗が起こりやすいのは、検定料払込証明書の様式間違いと、出身大学への証明書請求の遅れの2点です。検定料の払込は所定の様式でゆうちょ銀行または郵便局窓口から行い、受領した払込証明書を本学所定の用紙に貼り付けて提出する形式になっているため、通常のATM振込やネットバンキングでは代用できません。また、出身大学(学部)長が作成し厳封した成績証明書は、大学によって発行までに数日〜数週間かかることがあります。出願期間(1月9日〜14日)に入ってから請求すると間に合わない可能性があるため、募集要項が公表された11月末〜12月のうちに、必要書類のリストと発行にかかる日数を一覧にしておくと安心です。

試験当日までに整えておきたい準備

試験は徳島市南常三島町の徳島大学理工学部で実施され、コースによって専門科目・面接の開始時間が異なります。遠方から受験する場合は、試験開始時間から逆算して前泊も含めた移動計画を早めに立てておくと、当日の移動トラブルによる遅刻リスクを減らせます。筆記試験は開始後30分以上の遅刻で受験不可、面接・口述試験も遅刻限度を過ぎると理由を問わず受験できないと募集要項に明記されているため、余裕を持った移動スケジュールを組むことが欠かせません。天候等の理由により実施日時が変更される場合がある旨も注記されているため、1月末という積雪や悪天候が起こりうる時期であることも踏まえ、前日入りするなど余裕を持った計画を立てておくと安心です。

合格発表後、入学までの流れ

合格発表は令和8年度実績で2月12日11時に理工学部ホームページで行われ、電話等による合否の問い合わせには応じられないと明記されています。合格者には別途文書でも通知が届き、入学手続に必要な書類は3月中旬頃に本人宛てに通知されるという流れです。入学手続は3月下旬に予定されているため、合格発表から入学までは1か月半程度しかありません。社会人の場合は、この期間に現在の勤務先への退職・休職の手続きや、引っ越しの準備なども並行して進める必要があるため、出願前の段階から合格後のスケジュールもある程度イメージしておくと、合格後に慌てずに済みます。

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よくある質問(FAQ)

徳島大学大学院創成科学研究科理工学専攻の第2次募集(冬入試)はいつ実施されますか?

令和8年度(2026年4月入学分)の実績では、出願期間が1月9日〜14日、試験日が1月31日、合格発表が2月12日でした。年度によって日程は変わるため、志望年度の募集要項公表(例年11月末頃)を待って最新の日程を確認してください。

第2次募集は毎年必ず実施されますか?

いいえ。公式サイトには第2次募集を「行わない場合もあります」との趣旨の注記があり、毎年の実施が保証された制度ではありません。令和7・8年度は実施実績がありますが、志望年度の実施有無は、募集要項が公表されるまで確定しないものとして準備を進めてください。

第2次募集はどのコースが対象ですか?

令和8年度実績では、社会基盤デザインコース・電気電子システムコース・知能情報システムコース(および該当する先端融合情報学プログラム領域)の3コースが対象でした。数理科学・自然科学・機械科学・応用化学システム・光システムの各コースは対象外だったため、志望コースが第2次募集の対象になるかどうかは年度ごとに必ず確認が必要です。対象コースは年度によって変更される可能性があるため、過去の実績をそのまま次年度に当てはめず、募集要項の公表を待って志望コースの記載があるかを直接確認することをおすすめします。

社会人でも第2次募集に出願できますか?

社会人特別入試の区分が用意されています。官公庁・企業・教育機関等に原則1年以上正規職員として在職していることが出願資格の前提となり、学歴要件は一般入試とほぼ同じ複数の類型から選べます。在職中の業績報告書(1,000字程度)の提出も必要です。

第2次募集と第1次募集はどちらが受かりやすいですか?

公式に競争率(倍率)は公表されておらず、本記事でも数値の断定はしていません。第1次募集は対象コース数が多く募集人員の規模も大きい一方、第2次募集は対象コースが限られる分、志願者の母数自体が絞られる可能性があります。難易度を単純比較することは避け、志望コースが両方の募集で対象になっているかをまず確認したうえで検討してください。

TOEICやTOEFLのスコアはいつまでに取得すればよいですか?

出願時点で2年前までの日付のスコアが有効です。直前に慌てて受験する必要はなく、学部在学中や社会人になってから早めに受けておいたスコアをそのまま出願に使うことができます。ただし出願直前の受験は結果発送が間に合わないリスクがあるため避けたほうが安全です。

過去問は入手できますか?

創成科学研究科理工学専攻の大学院入試過去問は、公式サイトでの一般公開はされていません。理工学部事務課学務係へ事前に電話連絡したうえで、窓口での閲覧のみ可能という扱いです。データの配布は行われていないため、閲覧を希望する場合は早めに問い合わせておくことをおすすめします。過去問が入手できない分、募集要項に記載された検査科目の名称・出題範囲の注記(シラバス準拠等)を手がかりに、志望する科目の標準的な教科書・演習書で基礎を固めておく対策が現実的です。

出願前に研究室(指導教員)に連絡する必要はありますか?

募集要項には、出願前に志望する指導教員へ連絡し、研究内容について相談することが望ましい旨が明記されています。また研究室配属は入学後の受け入れ状況により、出願時の希望どおりにならない場合があるとも注記されているため、早めの事前連絡をおすすめします。

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まとめ|徳島大学大学院創成科学研究科理工学専攻の冬入試(第2次募集)対策

徳島大学大学院創成科学研究科理工学専攻の第2次学生募集(冬入試)は、1月上旬〜中旬の出願、1月末の試験、2月中旬の合格発表という短いサイクルで実施される入試区分です。ただし公式サイトに「行わない場合もあります」との注記があるとおり、毎年の実施が保証された制度ではなく、対象コースも第1次募集より限定される点は特に重要なポイントとして押さえておく必要があります。要点を整理すると、次のとおりです。

  • 第2次募集は年度により実施しない場合がある。志望年度の実施有無は募集要項公表(例年11月末頃)まで確定しない
  • 令和8年度実績の対象コースは社会基盤デザイン・電気電子システム・知能情報システムの3コースのみ
  • 区分は一般入試・社会人特別入試・他分野選抜特別入試の3種類で、出願資格・検査科目・配点がそれぞれ異なる
  • 専門科目試験の多くは口述試験形式で、コースごとに選択できる科目が異なる
  • 英語(TOEIC/TOEFL)は出願時点で2年前までのスコアが有効なため、早めの取得が安全
  • 過去問は公式サイトでの一般公開がなく、理工学部事務課学務係での事前連絡のうえ窓口閲覧のみ可能
  • 出願前の指導教員への事前連絡が募集要項でも推奨されている

本記事で紹介した出願資格・試験科目・日程・配点は、いずれも令和8年度(2026年4月入学分)の募集要項にもとづくものです。募集要項の内容は年度により変わるため、出願を検討する際は必ず最新の学生募集要項で確認してください。特に第2次募集は実施自体が年度により変動しうる制度であるため、志望コースが決まった段階で早めに公式サイトを確認し、指導教員への事前連絡やTOEIC/TOEFLスコアの準備を並行して進めておくことをおすすめします。

第2次募集は出願期間がわずか6日間(1月9日〜14日)というタイトな日程であるにもかかわらず、証明書類の取り寄せ・検定料の払込・研究計画の概要の執筆など、準備すべき事項は第1次募集と変わりません。「実施しない場合もある」という制度である以上、待っているだけでは準備は進みません。募集要項の公表時期(例年11月末頃)を自分でカレンダーに入れ、公表され次第すぐに動ける状態を作っておくことが、この入試区分を活かすための最も重要な準備といえます。国立大学院の理工系入試は科目選択・口述試験・研究計画書など、独学だけでは対策の方向性を掴みにくい要素が多いのも実情です。独学での対策に不安がある場合は、大学院入試に特化した専門の指導を活用するのも一つの方法です。

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この記事を書いた人

千葉大学 法政経学部を首席で卒業後、都内国公立大学の法科大学院(ロースクール)を修了し、司法試験に合格。法律・政治・経済分野の専門知識をもとに、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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