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千葉工業大学の編入試験を徹底解説|学部別の募集人員・試験科目・日程・倍率と対策【2027年度】

千葉工業大学の編入試験を徹底解説|学部別の募集人員・試験科目・日程・倍率と対策【2027年度】の記事アイキャッチ画像。大学編入対策の出願資格・試験科目・対策を示す図解。
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千葉工業大学の編入学選抜は、他の多くの私立大学と違って学部ごとに試験科目や実施年次がばらばらではありません。工学部・創造工学部・先進工学部・情報変革科学部・未来変革科学部の5学部17学科すべてで「3年次のみ・各学科若干名」に統一されており、試験も学部を問わず小論文(1,600字程度)と面接の組み合わせです。制度がシンプルな分、志望校選びで迷う要素は少なくなります。

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一方で注意が必要な点もあります。千葉工業大学は令和8年度入試から学部・学科名を大きく変更しており、「情報科学部」「社会システム科学部」「機械電子創成工学科」といった名称はすでに存在しません。過去の合格実績やネット上の情報を調べるときに、この再編前の名称を令和9年度の現行名称と混同すると、志望校選びそのものを誤ってしまいます。

この記事では、千葉工業大学が公表している令和9年度(2027年度)編入学選抜学生募集要項(大学公式サイト内のデジタルパンフレットとして公開されているもの)と、令和7年度・令和8年度の志願者・受験者・合格者の実績データをもとに、学部別の募集人員・出願資格・試験内容・出願手続き・日程・学費・倍率を整理し、名称変更で情報が古くなっている点も含めて解説します。一次情報として確認できなかった項目(指定校制の学部別枠、令和8年度の受験者・合格者数、編入学選抜の過去問題など)は、推測で埋めずに「非公表」「未公表」と明記します。

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目次

千葉工業大学の編入学選抜には2つの制度がある

千葉工業大学が「編入学選抜」と呼んでいる試験には、性格の異なる2つの制度があります。出願期間・試験日・合格発表日・入学手続締切日はどちらも同じですが、選考方法が異なります。

編入学選抜(一般)

他大学・短期大学・高等専門学校の卒業(見込み)者などが出願できる、公募制の編入学試験です。書類審査・小論文・面接および認定単位数の結果を総合的に審査します。本記事で中心的に扱うのはこの制度です。

編入学選抜(指定校制・高等専門学校)

千葉工業大学が指定した特定の高等専門学校等を対象とする推薦型の制度です。選考方法は書類審査・面接で、一般制度にある小論文はありません。指定校制であるため、在籍校が千葉工業大学の指定校に含まれているかどうかは、学校の進路指導窓口を通じて確認する必要があります。募集要項が一般に公開されているのは編入学選抜(一般)のみで、指定校制の学部・学科別募集人員は公表されていません。

大学が編入学選抜の受験生にも求めているもの

千葉工業大学の建学の精神は「世界文化に技術で貢献する」で、師弟同行・師弟共生の教育を通じて「広く世界に知識を求める好学心を持つ人材」「自ら学び、自ら思索し創造する人材」「自由闊達、機智縦横な人材」「善隣及び協力をつくり上げていく人材」「高度な専門知識と豊かな教養を持つ、学理及び技術に優秀な人材」の育成を目指すとしています。あわせて公表されているアドミッションポリシー(大学が求める学生)は「本学の建学の精神及び教育目標等に示す教育基本理念を理解し、本学の教育研究に強い関心を持ち、自らを向上させ技術者としての知識を身につけようとする意欲あふれる学生、高度な専門知識と豊かな教養を兼ね備えた技術者に成長できる資質を持った学生」です。編入学選抜の志望理由書・面接でも、この理念に照らして「なぜ千葉工業大学のその学科でなければならないのか」を具体的に説明できることが評価につながると考えられます。

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学部別の学科構成と募集人員・受入れ年次【令和9年度】

千葉工業大学の編入学選抜(一般)は、5学部17学科のすべてで実施されています。募集人員・受入れ年次の欄は全学科共通です。

学部学科募集人員受入れ年次
工学部機械工学科各学科とも若干名各学科3年次のみ
宇宙・半導体工学科
先端材料工学科
電気電子工学科
情報通信システム工学科
応用化学科
創造工学部建築学科
都市環境工学科
デザイン科学科
先進工学部未来ロボティクス学科
生命科学科
知能メディア工学科
情報変革科学部情報工学科
認知情報科学科
高度応用情報科学科
未来変革科学部デジタル変革科学科
経営デザイン科学科

この表から読み取れる重要な点を整理します。

2年次編入は実施していません。千葉工業大学の編入学選抜は「一般」「指定校制・高等専門学校」のどちらも3年次のみで、法政大学のように2年次と3年次で募集学部が分かれる、という構造そのものがありません。出願資格を満たすなら、学部・学科の選択がそのまま志望先の選択になります。

募集人員は数値で公表されていません。全17学科とも「若干名」で、法政大学のように学部別の具体的な人数(例:2年次15名)は示されていません。何名合格するかは、後述する過去の実績データから推測するほかありません。

17学科すべてが対象です。特定の学科だけ編入学選抜を実施していない、という除外はありません。志望する分野が5学部17学科のどこかに含まれていれば、制度上は出願できます。

この「全学部・全学科で条件が統一されている」という設計は、私立大学の編入学試験としてはむしろ珍しい部類に入ります。たとえば法政大学の編入学試験では、3年次編入を実施しているのは法・文・経営・国際文化・人間環境・理工(指定校推薦のみ)の6学部だけで、2年次のみの学部、3年次のみの学部が学部ごとに分かれています。千葉工業大学の場合はこうした年次による選択肢の絞り込みが発生しない代わりに、募集人員が学科別の具体的な人数ではなく「若干名」という表現にとどまっている点が、志望校選びの難しさとして残ります。

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受験資格|自分が出願できるかを先に確かめる

千葉工業大学の受験資格は、学部・学科による違いがなく全学科共通です。次のいずれかに該当する必要があります。

出願資格の3パターン

  • 日本の大学(千葉工業大学以外)、短期大学、高等専門学校の卒業見込みの者、または卒業者
  • 日本の大学(千葉工業大学以外)に2年以上在学し、62単位以上修得した者、または2027年3月までに2年以上在学し、62単位以上修得見込みの者
  • 日本の高等学校等の専攻科(文部科学大臣が定める基準を満たすものに限る)を修了した者、または2027年3月までに修了見込みの者

短期大学卒業者・高等専門学校卒業者は無条件で出願でき、大学在学者は「62単位以上」というラインが基準になります。法政大学など多くの大学が学部別に異なる受験資格を設定しているのに対し、千葉工業大学はこの3パターンが17学科すべてに共通して適用されます。

このうち①の「高等専門学校の卒業見込みの者、または卒業者」は年次にかかわらず出願資格として認められています。多くの私立大学では3年次編入の共通受験資格から高等専門学校卒業者が外れ、一部の学部だけが独自資格として高専卒を認める、という構造になりがちですが、千葉工業大学は3年次のみの実施である編入学選抜(一般)の共通資格に、最初から高等専門学校卒業者が含まれています。高専からの3年次編入を検討している場合、学部を問わず出願できる点は大きな特徴です。

見込みで受験する場合の注意

募集要項には重要な注意書きがあります。卒業見込み・単位修得見込み・修了見込みに該当する者が、2027年3月までに卒業・単位修得・修了ができなかった場合は、合格していたとしても入学を許可しません。単位の修得が微妙なラインにある方は、出願前に在籍校の単位取得状況を必ず確認してください。

試験内容|小論文と面接、全学部・全学科で共通

千葉工業大学の編入学選抜(一般)で特徴的なのは、試験科目が学部・学科によって変わらない点です。法学部だけ英語試験がある、理工学部だけ筆記試験がない、といった学部単位の分岐は存在せず、17学科すべてが同じ形式で審査されます。英語の外部試験スコア提出を出願条件とする大学も多いなかで、千葉工業大学の編入学選抜(一般)にはそうした条件がなく、当日の小論文・面接と、出願書類から読み取れる前籍校での学修状況(認定単位数)で判定される仕組みです。

時間試験内容
9:30集合
10:00〜11:30小論文(1,600字程度)
13:00〜面接

小論文(1,600字程度)

小論文はHBかBの黒鉛筆またはシャープペンシルで解答します。試験時間中に机の上に置けるのは受験票・筆記用具・鉛筆キャップ・消しゴム・鉛筆けずり・時計・メガネ・ハンカチ・目薬・ティッシュペーパーのみで、これ以外の所持品は置けません。会場には時計が設置されていないため、各自で持参する必要があります。スマートフォンやスマートウォッチなどのウェアラブル端末を時計として使うことはできません。

面接(個人面接、会場は学科により異なる)

面接は個人面接で、1人あたり10〜15分です。面接会場は志望学科によって異なり、当日の小論文終了後に案内されます。学科ごとの志願者数によっては、面接の終了時刻が遅くなることがあると募集要項に明記されています。

評価は小論文だけでなく「認定単位数」も対象

募集要項は選考方法について「書類審査・小論文・面接および認定単位数の結果を総合的に審査します」としています。認定単位数とは、前籍校で修得した単位のうち千葉工業大学の卒業要件として認定できる単位数のことです。つまり、小論文と面接の出来だけでなく、出願書類として提出する成績証明書・学習要領(シラバス等)から判断される「前籍校でどれだけ本格的に学んできたか」も審査の一部になっているということです。出願書類の完成度そのものが選考に直結する仕組みだと理解しておく必要があります。

指定校制・高等専門学校は面接のみ

編入学選抜(指定校制・高等専門学校)は書類審査・面接(3年次受入れ)で、小論文は課されません。試験日・試験場は一般制度と同じ11月22日・新習志野キャンパスです。指定校制は千葉工業大学があらかじめ指定した高等専門学校等が対象となる推薦型の制度であり、対象校かどうか、校内選考の有無や条件については、大学の公開情報ではなく在籍する高等専門学校の進路指導窓口が窓口になります。一般の編入学選抜と違い、募集要項が広く一般に公開されている制度ではない点も踏まえておいてください。

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出願の流れと必要書類

出願7ステップ

出願はすべてインターネット出願です。募集要項に示されている流れは次のとおりです。

  1. 入試制度等の確認(自分が受験する入学試験の出願期間や試験日等を確認)
  2. マイページ登録(初回出願時のみ。願書受付期間前でも登録可能)
  3. 出願登録(マイページから、試験種別の選択・志望の学部学科等を登録。願書受付期間初日の10:00から)
  4. 入学検定料の支払い(コンビニエンスストア、Pay-easy対応のATM・ネットバンク、またはクレジットカード)
  5. 入学志願票等の印刷(検定料支払い完了後、カラー・A4サイズで印刷)
  6. 出願書類の提出(千葉工業大学入試広報部へ郵送、またはキャンパスに持参)
  7. 受験票の印刷(11月18日頃、マイページから各自印刷。郵送は行われない)

マイページ登録では、氏名(漢字・カナ)・性別・生年月日・出願資格となる出身校等・住所・メールアドレスに加えて、証明写真のデータ登録が必要です。この証明写真は入学後に学生証として使用されるため、制服不可という指定があります。家族や知人が代理で出願手続きを行う場合も、必ず志願者本人の情報を入力する必要があります。また、1人が複数のマイページを作成して同一試験種別に複数回出願することは認められておらず、最初に入学検定料の支払い(出願登録)を完了させた出願内容のみで受験が認められます。

入学検定料の支払い後(出願登録完了後)は登録内容の変更ができません。志望学部・学科を確定させてから支払いに進んでください。

出願書類6点

  1. 入学志願票(入学検定料の支払い完了後に出力、カラー・A4サイズで印刷)
  2. 志望理由書(巻末様式。志望動機や入学後の抱負等について800字以内で、HBかBの黒鉛筆またはシャープペンシルで記入)

志望理由書は、パソコンでの入力やボールペンでの記入ではなく手書きが指定されており、25行×30字(750字相当)のマス目に800字以内で収める書式です。手書きで消しゴムによる修正が前提の様式であるため、一発で清書するのではなく、あらかじめ下書きで文字数と段落構成を確定させたうえで、時間をかけて清書する練習をしておくことをすすめます。志望する学部欄には工学部・創造工学部・先進工学部・情報変革科学部・未来変革科学部のいずれかを丸で囲み、志望学科まで具体的に記入する形式です。

  1. 最終学校の卒業証明書または卒業見込み証明書(厳封されたもの。大学2年次または3年次修了見込み者は在学証明書)
  2. 最終学校の成績証明書(単位取得を証明するもの・厳封されたもの)2通(1通は厳封して提出、もう1通は開封して確認用に使用し提出不要)
  3. 単位修得見込証明書(卒業見込み者および大学2年次または3年次修了見込み者。成績証明書に記載があれば不要)
  4. 最終学校の学習要領(シラバス等)のPDFデータ(既修得科目・履修中科目の授業内容がわかるもの。成績証明書の科目順に通し番号を付けてアップロード。提出がないと単位の認定ができない)

出願書類は市販の角2封筒(所定用紙のA4を折らずに封入できるサイズ)を用意し、印刷した宛名シートを封筒表面にしっかりとのり付けしたうえで、津田沼キャンパスに持参するか「簡易書留・速達」で郵送します。封をする前に、出願書類がすべて揃っているかを必ず確認するよう求められています。宛名シートには該当する試験種別を丸で囲んで示す必要があります。願書受付期間内に入学検定料の支払いが完了していても、出願書類の到着が受付期間最終日を過ぎている場合は受理されません。到着確認の通知は行われないため、到着確認は郵便追跡サービスで各自行う必要があります。

最終学校の学習要領(シラバス等)のPDFデータは、成績証明書に記載されている科目の順番どおりに通し番号を付け、「通し番号_科目名.pdf」(例:1_国語.pdf、2_文学Ⅰ.pdf)というファイル名で用意し、マイページIDのフォルダにまとめてアップロード専用URLから提出します。シラバス以外の書類(成績証明書そのものなど)を誤って混在させないよう、募集要項は強く注意を促しています。出願方法の詳細は、募集要項に案内されている「インターネット出願ガイダンス」(大学が利用する外部ASPサービス)でも確認できます。

日程・スケジュール【令和9年度】

千葉工業大学が公表している令和9年度(2027年度)の日程は、編入学選抜(一般)・編入学選抜(指定校制・高等専門学校)とも共通です。

項目令和9年度
願書受付期間2026年9月24日(木)〜10月1日(木)[必着]
試験日2026年11月22日(日)
試験場新習志野キャンパス
合格発表日2026年12月1日(火)
入学手続締切日2026年12月11日(金)[出納印有効]

出願期間は9月24日から10月1日までの8日間です。この短い期間内に、成績証明書や学習要領(シラバス)のPDFデータまで含めた出願書類一式を揃える必要があるため、証明書の発行を在籍校に依頼するタイミングは早めに動いておく必要があります。合格発表はインターネットのみで、マイページにログインして合否案内ページで確認します。学内掲示は行われず、合格発表に関する電話等での問い合わせにも応じてもらえません。合否確認期間は12月1日11:00から12月11日終日までです。

試験場:新習志野キャンパス

編入学選抜(一般・指定校制ともに)の試験場は新習志野キャンパス(千葉県習志野市芝園2-1-1)です。JR京葉線・新習志野駅南口から徒歩6分、東京駅からは新習志野駅まで約32分です。JR総武線を利用する場合は津田沼駅南口バスターミナルから京成バス新習志野駅行き(約15分)に乗り「千葉工業大学入口」で下車、徒歩3分となります。試験当日は午前9時から入構できますが、自動車等の乗り入れはできません。試験当日の臨時電話(試験本部直通)は募集要項に案内されているとおり、必ず受験票に記載の番号を確認してください。

入学検定料と学生納付金

入学検定料は30,000円です。コンビニエンスストア、Pay-easy対応の銀行ATM・ネットバンク、クレジットカード(VISA・MasterCard・JCB・American Express・Diners Club)で支払います。金融機関の窓口や大学窓口では支払いできません。支払いの際は検定料のほかにサービス利用料が別途かかります。

一度納入した検定料は原則として返還されませんが、次の3つの事由に該当する場合は、別途様式による申請により返還されることがあります。①入学検定料を納入したが、出願に必要な書類を提出しなかった場合(受験した場合を除く)、②出願資格を満たさない等の理由により出願が受理されなかった場合、③入学検定料を誤って二重もしくは過剰に納入した場合、の3つです。返還請求の受付締切日は2026年12月11日(金)消印有効で、返還時期は2027年1月22日(金)と案内されています。

合格後、入学手続締切日までに納入する学生納付金(令和9年度3年次入学者・全学部共通)は次のとおりです。

科目年額納入前期後期(入学後)
入学金250,000円250,000円0円
授業料1,490,000円745,000円745,000円
諸会費(学生共済会・PPA・同窓会終身会費分納金)54,500円28,250円26,250円
入学金以外の小計1,544,500円788,250円756,250円
合計1,794,500円1,038,250円756,250円

次年度の授業料は5万円増額されます。消費税法により学生納付金は非課税です。「入学金以外の納付金」は前期・後期に分割納入することができ、後期分の納入方法は9月上旬にCITポータル(専用ページ)で案内されます。なお、入学手続完了後に事情により入学を辞退する場合は、2027年3月31日(水)まで(必着)に入学辞退の手続きをすることで、入学金以外の納付金が返還されます。

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合格発表後の手続きと入学までの流れ

合格発表以降の流れについても、募集要項にいくつか注意点が示されています。

合格の確認はマイページの合否案内ページから行い、通信料は利用者負担です。「誤操作」「見間違い」等を理由としたトラブルについて、大学は責任を負わないとしています。インターネットで合格を確認したあと入学手続ページにアクセスできない場合や入学手続要項を閲覧できない場合は、直ちに入試広報部(047-478-0222)へ連絡する必要があります。合格通知書や入学手続要項の郵送は行われません。マイページの「入学手続の登録・確認」から各自で内容を確認する仕組みです。

入学手続締切日は2026年12月11日(金)出納印有効で、クレジットカード・ネットバンキング等で納入する場合は締切日の15:00まで有効です。合格者には、大学の関連会社である株式会社シー・アイ・ティ・サービスから学生傷害保険、アパート・下宿案内、生活用品等の案内が送られます。出願時に収集した住所・氏名等の個人情報は、入学に関する資料・アンケート等の発送や統計的集計にのみ利用され、資料発送を目的として同社に住所等の情報が提供される旨が募集要項に明記されています。

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倍率・難易度|直近2年の実績

千葉工業大学は編入学選抜の学科別・志願者数/受験者数/合格者数を毎年公表しています。ただし本記事執筆時点で、受験者数・合格者数まで含めた確定実績が公表されているのは令和7年度(2025年度実施)分までで、直近の令和8年度(2026年度実施)分は志願者数のみが公表されており、受験者数・合格者数の確定値は公開されていません。数字が無い項目を推測で埋めることはせず、それぞれ公表されている範囲で紹介します。

令和7年度(2025年度実施)の確定実績

令和7年度入学試験結果(確定)による、編入学選抜のみの学部別実績です。

学部志願者数受験者数合格者数(3年次)受験者に対する倍率
工学部6541.25倍
創造工学部9824.0倍
先進工学部3321.5倍
情報科学部(現・情報変革科学部)3212.0倍
社会システム科学部(現・未来変革科学部)000志願者なし
総計211892.0倍

学科別の内訳は次のとおりです。

学部学科志願受験合格(3年次)
工学部機械工学科332
機械電子創成工学科(現在は募集していない学科)111
先端材料工学科000
電気電子工学科100
情報通信システム工学科000
応用化学科111
創造工学部建築学科650
都市環境工学科110
デザイン科学科222
先進工学部未来ロボティクス学科332
生命科学科000
知能メディア工学科000
情報科学部(現・情報変革科学部)情報工学科000
情報ネットワーク学科(現在は募集していない学科)321
社会システム科学部(現・未来変革科学部)経営情報科学科(現在は募集していない学科)000
プロジェクトマネジメント学科(現在は募集していない学科)000
金融・経営リスク科学科(現在は募集していない学科)000

建築学科は5名が受験して合格者0名だったのに対し、デザイン科学科は2名が受験して2名とも合格しています。工学部でも機械工学科・機械電子創成工学科・応用化学科は受験者に対して高い割合で合格者が出ている一方、電気電子工学科は志願1名に対して受験者が出ていません。学科ごとの母数がきわめて小さいため、こうした振れ幅が生じます。

令和8年度(2026年度実施)は志願者数のみ公表

令和8年度編入学選抜志願者状況(確定)による、学部別・学科別の志願者数です。この年度からすでに現在の学部・学科名(宇宙・半導体工学科、情報変革科学部、未来変革科学部など)が使われており、学部再編が令和8年度入試から適用されたことがわかります。受験者数・合格者数は本記事執筆時点で大学から公表されていません。

学部学科志願者数
工学部機械工学科5
機械電子創成工学科(現在は募集していない学科)1
先端材料工学科0
電気電子工学科5
情報通信システム工学科1
応用化学科0
工学部計12
創造工学部建築学科4
都市環境工学科0
デザイン科学科3
創造工学部計7
先進工学部未来ロボティクス学科5
生命科学科0
知能メディア工学科2
先進工学部計7
情報変革科学部情報工学科4
認知情報科学科0
高度応用情報科学科2
情報変革科学部計6
未来変革科学部デジタル変革科学科0
経営デザイン科学科0
未来変革科学部計0
総計32

令和7年度の総志願者21名に対し令和8年度は32名と、全体の志願者数は増加しています。学部単位では工学部(12名)と先進工学部(7名)が令和7年度より増え、未来変革科学部(旧・社会システム科学部)は2年連続で志願者0名という結果でした。

倍率の数字を読むときの注意

この倍率をそのまま「合格しやすさ」と読むのは危険です。母数がきわめて小さいためです。創造工学部の建築学科は令和7年度に5名が受験して合格者0名でした。一方でデザイン科学科は2名受験して2名とも合格しています。同じ学部内でも学科によって結果が大きく振れており、単年度・少人数の数字は参考値として扱うべきです。また募集人員が「若干名」としか公表されていないため、法政大学のように「募集枠に対してどれだけ合格を絞ったか」を検証することもできません。

もうひとつ注意したいのは、令和7年度と令和8年度で学部・学科名が変わっている影響です。令和7年度の「情報科学部」と令和8年度の「情報変革科学部」は学科構成が完全には一致しておらず(情報ネットワーク学科が消滅し認知情報科学科・高度応用情報科学科が新設)、単純に前年と当年の数字を並べて増減を語ることにも限界があります。倍率や志願動向を参考にする場合は、学部単位の大きな傾向をつかむにとどめ、学科単位の細かい増減に一喜一憂しない方が実態に近い見方ができます。

学部・学科の名称が令和8年度から変わっている

千葉工業大学は令和8年度入試(2026年度実施)から学部・学科の名称を変更しています。上の令和7年度実績データにも表れているとおり、次の対応関係を押さえておく必要があります。

旧名称(令和7年度以前)現行名称(令和8年度〜)
情報科学部情報変革科学部
社会システム科学部未来変革科学部
工学部 機械電子創成工学科(現在は募集なし。工学部に宇宙・半導体工学科を新設)
情報科学部 情報ネットワーク学科(現在は募集なし)
社会システム科学部 経営情報科学科/プロジェクトマネジメント学科/金融・経営リスク科学科未来変革科学部 デジタル変革科学科/経営デザイン科学科に再編

合格体験記やSNSなどネット上の情報を調べる際、「情報科学部」「社会システム科学部」「機械電子創成工学科」といった名称が出てきた場合は、これらが再編前(令和7年度以前)の情報である可能性を疑ってください。学部・学科名だけで検索すると、現在は存在しない組織の情報に基づいて志望校選びをしてしまう恐れがあります。志望する分野が今のどの学部・学科に該当するのかは、必ず令和9年度募集要項の学科名で確認してください。

学部・学科別に、何から手をつけるべきか

千葉工業大学の編入学選抜は試験科目が全学科共通なので、対策の骨格自体は「小論文1,600字程度+面接」で変わりません。そのうえで、志望する学部・学科によって準備の重心をどこに置くべきかを整理します。

学部・学科を問わず共通して準備すべきことは3つです。第一に、志望理由書を800字以内で手書きするための下書きと清書の練習。第二に、90分で1,600字程度をまとめる小論文の時間配分の練習。第三に、成績証明書・学習要領(シラバス等)から前籍校での学修状況を正確に説明できるようにしておくことです。選考方法に「認定単位数の結果を総合的に審査」と明記されている以上、この3つ目を軽視すると、小論文と面接の出来が良くても評価が伸びにくくなります。

工学部(機械工学科・宇宙・半導体工学科・先端材料工学科・電気電子工学科・情報通信システム工学科・応用化学科)を志望する場合

工学部は6学科と学科数が最も多く、令和7年度・令和8年度とも志願者数が最多の学部です(令和7年度6名・令和8年度12名)。とくに電気電子工学科は令和8年度に志願者5名と大きく伸びており、機械工学科(令和8年度5名)とあわせて志願が集まりやすい学科になっています。学科間で志願・合格の実績にばらつきがあるため、志望学科をひとつに絞り込む前提で、その学科で何を学ぶのか、前籍校でどの科目をどこまで修得しているのかを志望理由書に具体的に書けるよう準備してください。62単位以上の修得(大学在学からの出願の場合)の見込みを早めに確認しておくことも重要です。

創造工学部(建築学科・都市環境工学科・デザイン科学科)を志望する場合

創造工学部は令和7年度の実績で、学科によって合否の傾向が分かれました。建築学科・都市環境工学科は受験者がいても合格者が出なかった一方、デザイン科学科は受験者全員が合格しています。令和8年度も建築学科(志願4名)が創造工学部の中心である点は変わっていません。母数が小さいため一概には言えませんが、志望理由書と面接で、その学科を選ぶ理由と入学後に取り組みたいことを具体的に説明できる準備が重要です。

先進工学部(未来ロボティクス学科・生命科学科・知能メディア工学科)を志望する場合

先進工学部は令和7年度・令和8年度ともに未来ロボティクス学科への志願が中心です(両年度とも志願者数5名前後)。生命科学科は両年度とも志願者が出ていません。知能メディア工学科は令和7年度は志願者0名でしたが、令和8年度は2名の志願が出ており、年度による変動があります。志望理由書では、前籍校での学習内容と志望学科の分野がどうつながるかを明確にしておくとよいでしょう。

情報変革科学部(情報工学科・認知情報科学科・高度応用情報科学科)を志望する場合

情報変革科学部は令和8年度から新設された学部名で、令和7年度の「情報科学部」からの再編にあたります。旧・情報ネットワーク学科は現在募集されていないため、情報系を志望する場合は情報工学科・認知情報科学科・高度応用情報科学科のどれが自分の関心に近いか、令和9年度募集要項の学科構成で確認してください。令和8年度は情報工学科に4名、高度応用情報科学科に2名の志願があり、認知情報科学科は0名でした。

未来変革科学部(デジタル変革科学科・経営デザイン科学科)を志望する場合

未来変革科学部も令和8年度からの新設学部名で、旧・社会システム科学部(経営情報科学科・プロジェクトマネジメント学科・金融・経営リスク科学科)からの再編です。令和7年度・令和8年度とも編入学選抜の志願者は0名という結果が続いています。志願者が少ない分野は倍率だけを見ると「入りやすい」と誤解しがちですが、募集人員が「若干名」である以上、水準に達しなければ合格者が出ない年もあり得る点は他学部と同じです。志望する場合は、学部再編で新設されたばかりの学科であることを踏まえ、カリキュラムの内容を大学の公式情報で最新のものに確認してから出願してください。

単位認定と修業年限も確認しておく

編入は合格したあとにも確認しておくべき事項があります。募集要項の注意事項には「単位認定に関しては入学後のガイダンスにて説明します」と記載されており、編入前に前籍校で修得した単位がどこまで千葉工業大学の卒業要件として認定されるかは、入学後にならないと具体的にはわかりません。分野をまたぐ編入(たとえば文系分野から工学部へ、他分野から情報変革科学部へ、など)をする場合は、専門科目が認定されにくくなる可能性がある点を織り込んでおく必要があります。

また、出願書類のひとつである「最終学校の学習要領(シラバス等)のPDFデータ」は、この単位認定の判断材料として提出が求められているものです。募集要項は「提出がない場合、単位の認定ができません」と明記しており、既に修得した科目・現在履修中の科目の授業内容がわかる資料を、成績証明書に記載された科目の順番どおりに通し番号を付けて提出する必要があります。ここを省略すると、入学後に想定より多くの単位を新たに取り直す必要が生じかねません。

過去問は公開されていない|小論文対策の方向性

千葉工業大学は、総合型(創造)選抜(高校生を主な対象とするAO型入試)については学科別の過去問題を実施内容つきで公開しています。しかし、この記事で扱っている編入学選抜(大学生・短期大学生・高専生・専攻科修了者等を対象とする試験)の小論文について、大学から出題テーマや過去問題は公開されていません。総合型選抜の過去問は対象・出題方針が異なる別制度のものであるため、この記事では編入学選抜の対策情報として転用していません。

過去問が非公開である以上、対策は一般的な小論文の型に沿って進めることになります。募集要項からわかっている条件は、試験時間90分(10:00〜11:30)で1,600字程度という分量、そして評価には小論文に加えて面接・書類審査・認定単位数が総合されるという点です。文章力だけでなく、志望理由書に書いた内容と小論文・面接での受け答えに一貫性があるかどうかも審査の対象になっていると考えるべきです。時間内に1,600字程度の構成を組み立てる練習と、志望学科への理解を言語化する準備を並行して進めてください。

出願にあたっての注意事項

募集要項の「注意事項」には、合否そのものとは別に確認しておくべき情報がまとまっています。

併願・出願後の変更・書類の返却について

編入学選抜の出願に際し、学部・学科の併願はできません。また、出願後に志望学科を変更することもできません。提出した書類は返却されないため、出願前に学部・学科を確定させる必要があります。

入学後の転部・転科はできない

募集要項には「入学後の転部・転科はできません」と明記されています。編入後に学科を変えたいと考えても、制度上その道はありません。志望学科は入学後の学びまで見据えて選ぶ必要があります。

実験・実習が重視される(色覚に関する注意)

募集要項には「各学科とも実験・実習が重要視されます。このため、色覚に異常がある場合は、修学上困難を伴うことも予想されます。なお、合否の決定に影響はありません」という記載があります。病気や負傷、心身の障がい等により受験時の配慮を希望する場合は、入試広報部へ事前に申請する制度があります。

試験当日について

試験当日は午前9時から入構できますが、自動車等の乗り入れはできません。食堂は営業していないため昼食は各自で用意する必要があります。上履きの持参は不要です。試験当日、学校保健安全法で出席停止が定められている感染症に罹患し治癒していない場合は受験を遠慮するよう案内されており、その場合でも追試験等の特別措置は行われません。ただし、病状により学校医その他の医師が伝染のおそれがないと認めたときはこの限りではないとされています。

また、試験場の近隣で資料の配布等が行われている場合がありますが、これらは大学とは一切無関係であり、発生した事故について大学は責任を負わないと注意喚起されています。当日は正規のルート(受験票・マイページ)以外から得た情報を鵜呑みにしないよう注意してください。

併願をどう組むか

千葉工業大学の編入学選抜は2026年11月22日に実施されます。他大学の理系学部との併願を考える場合、この日程と重ならない大学を選ぶ必要があります。千葉工業大学は工学部6学科をはじめ理工系17学科を擁するため、併願先も理工系の編入学試験を実施している大学から探すのが効率的です。理工系の編入学試験がどのような出願資格・試験科目で構成されているかは、工学部の大学編入を徹底解説|出願資格・試験科目で整理しています。併願校の候補を洗い出す際に参照してください。

また、千葉工業大学の編入学選抜は英語の外部試験スコア提出が必須ではなく、小論文と面接が中心という点も併願を組むうえで押さえておきたい特徴です。小論文・面接を軸とした編入試験対策の全体像は大学編入対策完全ガイド|英語・小論文・面接の勉強法で解説しています。専門学校に在籍しながら千葉工業大学を含む理系大学への編入を検討している場合は、専門学校から大学編入する方法|条件・対策・編入できる大学一覧とデメリットまでもあわせて確認してください。

よくある質問

千葉工業大学の編入は難しいですか。

学部によって傾向が異なります。令和7年度(2025年度実施)の編入学選抜の実績では、創造工学部が受験者8名に対して合格者2名(4.0倍)だった一方、工学部は受験者5名に対して合格者4名(1.25倍)でした。ただし全学科とも母数がきわめて小さいため、単年度の倍率だけで難易度を断定することはできません。

千葉工業大学の編入で2年次入学はできますか。

できません。編入学選抜(一般)・編入学選抜(指定校制・高等専門学校)とも、受入れ年次は全17学科で「3年次のみ」です。2年次編入の制度自体がありません。

千葉工業大学の編入学選抜の試験科目は何ですか。

編入学選抜(一般)は小論文(1,600字程度、試験時間10:00〜11:30)と面接(個人面接、1人10〜15分)です。書類審査・認定単位数の結果もあわせて総合的に審査されます。編入学選抜(指定校制・高等専門学校)は小論文がなく、書類審査と面接のみです。

募集人員は何名ですか。

17学科すべてで「若干名」と公表されており、具体的な人数は示されていません。参考として、令和7年度(2025年度実施)の編入学選抜(一般)全体の合格者数は9名(志願21名・受験18名)、令和8年度(2026年度実施)は志願者数32名でした(受験者数・合格者数は本記事執筆時点で未公表)。

高等専門学校からでも出願できますか。

出願できます。編入学選抜(一般)の出願資格には「日本の大学(本学以外)、短期大学、高等専門学校の卒業見込みの者、または卒業者」が含まれます。また、大学が指定した高等専門学校を対象とする編入学選抜(指定校制・高等専門学校)という別制度もあります。指定校に該当するかは在籍校の進路指導窓口で確認してください。

短期大学卒業でも出願できますか。

出願できます。共通の出願資格に「短期大学の卒業見込みの者、または卒業者」が含まれており、学部・学科による違いはありません。

入学後に転部・転科はできますか。

できません。募集要項の注意事項に「入学後の転部・転科はできません」と明記されています。編入学後に他の学科へ移りたいと考えても、制度上その道は用意されていないため、出願前に志望学科を確定させておく必要があります。

面接ではどのようなことが評価されますか。

面接の具体的な評価項目は公表されていません。ただし選考方法全体としては「書類審査・小論文・面接および認定単位数の結果を総合的に審査します」とされており、面接だけで合否が決まるわけではなく、志望理由書や成績証明書から読み取れる前籍校での学修状況とあわせて総合的に判断される仕組みです。面接会場は志望学科によって異なり、当日の小論文終了後に案内されます。

大学に在学中でも出願できますか。

出願できます。「日本の大学(本学以外)に2年以上在学し、62単位以上修得した者、または2027年3月までに2年以上在学し、62単位以上修得見込みの者」が出願資格に含まれます。ただし見込みで受験して合格した場合でも、2027年3月までに62単位以上を修得できなければ入学は許可されません。

「情報科学部」「社会システム科学部」という名前を見たのですが、今もありますか。

現在はありません。千葉工業大学は令和8年度入試から学部名を変更しており、情報科学部は情報変革科学部に、社会システム科学部は未来変革科学部に改組されています。工学部の機械電子創成工学科、情報科学部の情報ネットワーク学科、社会システム科学部の経営情報科学科・プロジェクトマネジメント学科・金融・経営リスク科学科も現在は募集されていません。ネット上で古い学部・学科名の情報を見かけた場合は、令和9年度募集要項の現行の学科名で読み替える必要があります。

過去問は手に入りますか。

大学から編入学選抜の過去問題(小論文の出題テーマ等)は公開されていません。総合型(創造)選抜という別の入試制度については学科別の過去問題が公開されていますが、対象・出題方針が編入学選抜とは異なるため、編入学選抜の対策としてそのまま使うことはできません。

出願はいつからですか。

令和9年度(2027年度)は願書受付期間が2026年9月24日(木)〜10月1日(木)必着、試験日が2026年11月22日(日)です。出願期間は8日間と短く、成績証明書やシラバス等のPDFデータまで含めた出願書類一式をこの期間内に揃える必要があります。

入学検定料はいくらですか。

30,000円です。コンビニエンスストア、Pay-easy対応の銀行ATM・ネットバンク、またはクレジットカードで支払います。金融機関の窓口・大学窓口では支払いできません。支払い完了後(出願登録完了後)は出願内容の変更ができないため、志望学部・学科を確定させてから支払いに進む必要があります。

学費はいくらかかりますか。

令和9年度3年次入学者の学生納付金(全学部共通)は、入学金250,000円・授業料1,490,000円・諸会費54,500円で、初年度合計1,794,500円です。前期・後期の分割納入も可能で、前期1,038,250円・後期756,250円という内訳になります。次年度の授業料は5万円増額されます。

出願書類は何が必要ですか。

①入学志願票、②志望理由書(800字以内)、③最終学校の卒業証明書または卒業見込み証明書(厳封)、④最終学校の成績証明書2通(厳封)、⑤単位修得見込証明書(該当者のみ)、⑥最終学校の学習要領(シラバス等)のPDFデータの6点です。⑥は単位認定の判断材料になるため、提出がないと単位の認定ができません。

併願はできますか。

千葉工業大学の学部・学科間での併願はできません。編入学選抜の出願に際して、複数の学部・学科に同時に出願することは認められておらず、出願後に志望学科を変更することもできません。

指定校制・高等専門学校の編入学選抜との違いは何ですか。

選考方法が異なります。編入学選抜(一般)は書類審査・小論文・面接および認定単位数の結果を総合的に審査しますが、編入学選抜(指定校制・高等専門学校)は書類審査・面接のみで小論文はありません。指定校制は大学が指定した特定の高等専門学校等が対象で、対象校かどうかは在籍校の進路指導窓口を通じて確認する制度のため、学部・学科別の募集人員は一般には公表されていません。出願期間・試験日・試験場・合格発表日・入学手続締切日はどちらの制度も共通です。

まとめ

千葉工業大学の編入学選抜について、募集要項と実績データから確認できることを整理します。

まず、5学部17学科すべてで「3年次のみ・各学科若干名」に統一されており、2年次編入の制度はありません。試験も学部を問わず小論文(1,600字程度)と面接の組み合わせで、法政大学のように学部ごとに試験科目がまったく異なるという構造はありません。

次に、令和8年度入試から学部・学科名が大きく変更されています。情報科学部→情報変革科学部、社会システム科学部→未来変革科学部という改組に加え、機械電子創成工学科・情報ネットワーク学科・経営情報科学科など複数の学科が現在は募集されていません。古い情報に基づいて志望校を選ばないよう、必ず令和9年度募集要項の学科名で確認してください。

そして倍率については、確定実績のある令和7年度(2025年度実施)で受験者ベースの総計が2.0倍、学部別では1.25倍〜4.0倍の幅がありました。令和8年度(2026年度実施)は志願者数が総計32名と前年より増えていますが、受験者数・合格者数はまだ公表されていません。全学科とも母数が数名規模ときわめて小さいため、単年度の数字を「入りやすさ」と直接結びつけるのは危険です。募集人員が具体的な人数ではなく「若干名」でしか公表されていない点も含め、複数年度の傾向で見る姿勢が必要です。

出願の実務面では、願書受付期間が8日間と短いこと、成績証明書2通・学習要領(シラバス等)のPDFデータ・志望理由書(800字以内、手書き)まで含めた6点の書類を揃える必要があること、入学検定料30,000円の支払い後は出願内容を変更できないことが実務上のポイントになります。学部・学科の併願はできず、出願後の志望学科変更もできないため、出願前に志望を確定させておく必要があります。合格後は学生納付金として初年度合計1,794,500円(入学金250,000円・授業料1,490,000円・諸会費54,500円)を入学手続締切日までに納入します。

最後に、編入学選抜の過去問は大学から公開されていません。対策は、募集要項が示す試験時間・字数・評価方法(小論文+面接+書類審査+認定単位数)という条件から、一般的な小論文対策と志望理由の言語化を組み立てていくことになります。学部・学科名が令和8年度から変わっている点とあわせて、最新の一次情報を都度確認しながら準備を進めてください。

千葉工業大学の編入学選抜は、法政大学のように学部ごとに試験科目や実施年次が細かく分かれている大学と比べると、制度としての見通しは立てやすい設計です。一方で、募集人員が数値ではなく「若干名」、令和8年度の受験者・合格者数が未公表、編入学選抜の過去問が非公開、指定校制の詳細が非公開と、公開されている一次情報の範囲には限りがあります。この記事で明らかにできなかった項目については、大学の入試広報部(047-478-0222)への問い合わせや、在籍校の進路指導窓口を通じた確認も選択肢に入れてください。

本記事の数値は千葉工業大学が公表する令和9年度編入学選抜学生募集要項、および令和7年度・令和8年度の志願・受験・合格者数一覧に基づいています。制度・日程・募集人員・試験科目は年度によって変更されるため、出願前には必ず千葉工業大学が公表する最新の入学試験要項をご確認ください。

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この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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