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中央大学通信教育部から大学編入するルート完全ガイド

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中央大学通信教育部から中央大学に編入することを考えているなら、まず押さえておきたいのは、これは一般的な大学の編入学試験とは別枠の制度だという点です。中央大学通信教育部(法学部通信教育課程)は、他大学に在学中の人や大学・短大・高専を卒業した社会人でも、書類選考のみで2年次または3年次に入学できる仕組みを持っています。「中央大学通信 編入」と検索している方の多くは、今の大学に在籍しながら中央大学の学位を目指せるのか、学費はどのくらいかかるのか、スクーリングにどこまで通学が必要なのか、卒業までにどれくらい在籍する必要があるのかを知りたいはずです。

結論から言うと、中央大学通信教育部は法学部(法律学科)のみの通信制課程で、正科生として入学すれば卒業時に通学課程と同じ「学士(法学)」の学位を取得できます。入学のルートは、高校卒業者が対象の「全課程入学(1年次入学)」と、大学等での既修得単位に応じて2年次・3年次から学び始められる「編入学」の大きく2つに分かれます。編入学とはいっても、一般の大学編入学試験のような専門科目の学科試験や面接が課されるわけではなく、出願書類の審査によって合否が決まる点が最大の特徴です。

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本記事では、中央大学通信教育部の基本構成から、全課程入学と編入学(2年次・3年次)の違い、出願資格と単位換算の仕組み、学費の内訳、スクーリングの受け方、卒業までの在籍期間の目安まで、公式サイトの一次情報をもとに整理します。他大学に在籍しながら中央大学の学位取得を検討している人や、社会人になってから学び直しのルートを探している人が、自分に合った入学区分を判断できるようになることを目指します。

読者として想定しているのは、主に3つのタイプです。1つ目は、今在籍している大学や短大に通いながら、卒業後あるいは在学中に中央大学の学位も取得したいと考えている人。2つ目は、社会人になってから法律を体系的に学び直したいと考えている人。3つ目は、高等専門学校や専門学校を卒業し、通学課程への一般編入学と通信教育部への入学の両方を比較検討している人です。立場によって最適な入学区分や学習の進め方は変わるため、以降の各章では区分ごとの違いを丁寧に分けて解説します。

特に、他大学に在学中の人にとっては、「今の在籍校を続けながら中央大学の学位も目指せるのか」「今の大学を辞めて編入するべきなのか」という判断は、経済面・学習量の両面で影響が大きい選択です。出願前の段階で制度の仕組みを正確に理解しておくことが、入学後の後悔を避ける最も確実な準備になります。

なお、通信教育部を経由せず、全日制の大学から中央大学の通学課程へ一般編入学試験で移る道を検討している場合は、制度自体が別物になるため、本記事で扱う「通信教育部への入学・編入学」とは区別して情報を集める必要があります。まずは中央大学通信教育部がどのような課程なのか、全体像から見ていきます。

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目次

中央大学通信教育部とは|法学部単独の通信制大学という基本

中央大学通信教育部は、中央大学が設置する通信制の教育課程で、開設されている学部は法学部(法律学科)のみです。経済学部や商学部、文学部といった中央大学の他学部には通信教育課程が存在せず、通信で中央大学の学位を目指す場合は必然的に法律学を体系的に学ぶことになります。この点は、複数学部・複数学科を持つ通信制大学と比較するときに見落とされやすいポイントで、「中央大学の通信」と一括りにする前に、学べる分野が法学に限定されることをまず理解しておく必要があります。

学ぶ形式にも種類があります。中央大学通信教育部で学べる身分は大きく3種類に分かれ、それぞれ取得できるものが異なります。正科生は体系的にカリキュラムを履修して卒業を目指す身分で、卒業時には通学課程と同じ「学士(法学)」の学位が授与されます。科目等履修生は学位取得を目的とせず、興味のある科目だけを選んで学ぶ身分で、単位は認定されるものの卒業・学位取得の対象にはなりません。聴講生はさらに単位認定も行わず、講義を聴講して成績評価のみを受ける身分で、対象は18歳以上に限られます。

3つの身分の違いを一覧にすると、次のとおりです。

身分入学時期単位認定学位(卒業資格)年間の履修上限等
正科生4月・10月あり(卒業所要単位に算入)学士(法学)を取得可能入学区分ごとの卒業所要単位に準拠
科目等履修生4月・10月あり(単位のみ)対象外年間上限30単位
聴講生4月のみなし(成績評価のみ)対象外18歳以上が対象。単位数の上限は設けられていない

この一覧で見ると、学位取得を目指すなら正科生としての入学が前提になることが分かります。科目等履修生や聴講生は、「まず1科目だけ試しに学んでみたい」「学位は不要だが法律の知識を体系的に得たい」という場合に向いた制度であり、「中央大学通信 編入」というキーワードで学位取得を目的に検索している場合には、正科生としての2年次編入学・3年次編入学、または全課程入学が検討対象になります。

なお、科目等履修生として先に一部科目を履修し、その後で正科生として編入学するというルートを検討したい場合もあるかもしれません。この場合、科目等履修生として修得した単位が正科生入学後にどこまで認定されるかは個別の判断になるため、先に科目等履修生から始めたい場合は、正科生への切り替えの可否も含めて事前に大学へ確認しておくことをおすすめします。

「中央大学通信 編入」というキーワードで検索している場合、目的の多くは学位取得だと考えられるため、以降で解説する内容は基本的に正科生としての入学・編入学を前提にします。正科生の入学時期は4月と10月の年2回設けられており、多くの通信制大学と同様に、思い立ったタイミングから半年以内には学習を始めやすい設計になっています。

もう一つ押さえておきたいのが、中央大学は難関私立大学グループ「MARCH」の一角であり、通学課程・通信教育課程を問わず学位そのものの社会的な認知度は高いという点です。中央大学に限らず、MARCH各校の編入学の難易度を横断的に比較したい場合は、MARCH編入の難易度を徹底比較した記事もあわせて参考にすると、通学課程の一般編入学試験との違いがより明確になります。

中央大学通信教育部は、文部科学省の認可を受けた正規の大学教育課程として位置づけられており、卒業時に授与される学位は通学課程の卒業生と同じ「学士(法学)」です。学位記や成績証明書の様式については在学中・卒業後に大学へ直接確認するのが確実ですが、制度上は通信教育課程であることを理由に学位の種類が変わるわけではありません。

他の総合的な通信制大学が複数学部・複数学科を展開しているのに対し、中央大学通信教育部は法学部法律学科という単一の課程に特化しています。カリキュラムの選択肢が広くない分、法律学を軸にした学びに専念しやすいという側面もあり、進路として「法律を体系的に学び直したい」という目的が明確な人ほど相性が良い課程だといえます。

逆に言えば、法律学以外の学びを軸にしたい場合や、複数分野を横断して学びたい場合は、中央大学通信教育部という選択肢自体が候補から外れることになります。「中央大学のブランドで通信制大学を選ぶ」のではなく「法律学を学ぶ手段として中央大学通信教育部を選ぶ」という順序で検討したほうが、入学後のミスマッチを避けやすくなります。次章では、通信教育部内での「全課程入学」と「編入学」という2つの入学ルートの違いを具体的に整理します。

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「全課程入学」と「編入学」の違い|1年次・2年次・3年次入学の対象者

中央大学通信教育部の正科生には、入学する学年に応じて3つの区分があります。高校卒業者が1年次から学ぶ「全課程入学」と、既修得単位に応じて2年次・3年次から学ぶ「編入学」です。全課程入学は高等学校卒業者(またはこれと同等以上の学力があると認められる者)を対象とした区分で、1年次から4年間かけて法律学を体系的に学びます。

これに対して編入学は、大学や短期大学、高等専門学校などでの学習歴・修得単位が一定水準に達している人を対象に、2年次または3年次からカリキュラムに合流できる区分です。編入学というと一般的には「今の大学を辞めて別の大学の2年次や3年次に移る」というイメージが強いですが、中央大学通信教育部の場合は、他大学に在籍したまま、あるいは大学を卒業した後に、法学の学位を追加で取得する目的で利用されるケースも多く見られます。

3つの入学区分の違いを、卒業に必要な単位数と在籍年限の目安で整理すると次のとおりです。

入学区分主な対象卒業に必要な単位の目安在籍年限
全課程入学(1年次)高等学校卒業者授業科目単位124単位+スクーリング単位30単位最短4年・最長12年
2年次編入学大学1年次修了(修得単位30単位以上)等124単位から個別換算単位を差し引いた単位+スクーリング23単位最短3年・最長11年
3年次編入学学士号保有者・大学2年次修了(60単位以上)・短大卒・高専卒等授業科目単位76単位+スクーリング単位15単位最短2年・最長10年

表からわかるとおり、3年次編入学は既に大学等で一定の学習歴があることを前提に、卒業までに必要な単位数と在籍期間の両方が大きく圧縮される区分です。一方で、在籍年限には「最短」だけでなく「最長」も定められているため、仕事や学業と両立しながら自分のペースで学び進めることも制度上想定されています。どの区分で入学できるかは、これまでの学歴・修得単位によって機械的に決まるため、次章ではまず「一般の編入学試験」との根本的な違いを確認したうえで、区分ごとの具体的な出願資格を見ていきます。

実際にどの区分が当てはまりやすいか、典型的なケースで整理すると次のようになります。

  • 高校を卒業してすぐに中央大学通信教育部で法律学を学びたい人 → 全課程入学(1年次)
  • 大学に入学したものの1年次の途中や修了時点で進路を見直したい人 → 2年次編入学の対象になり得る
  • 四年制大学を卒業した社会人、あるいは短大・高専を卒業して働いている人 → 3年次編入学の対象になり得る
  • 大学2年次まで在籍し、総修得単位が60単位以上ある在学中の学生 → 3年次編入学の対象になり得る

ここで注意したいのは、「今どの大学に在籍しているか」ではなく「どれだけの単位を修得しているか・どの学歴要件を満たしているか」で区分が決まるという点です。同じ大学2年生でも、修得単位が60単位に届いていなければ3年次編入学の対象にはならず、2年次編入学を検討することになります。自分の状況がどの区分に該当するかを判断するには、次章で解説する出願資格の詳細と、出身校の成績証明書を照らし合わせる作業が欠かせません。

入学区分を選ぶ際に見落としやすいのが、「入学できる区分」と「自分にとって最適な区分」が必ずしも一致しない場合があるという点です。たとえば大学2年次を修了し60単位以上を修得している人は、2年次編入学・3年次編入学のどちらの資格要件も視野に入りますが、単位換算の仕組み上、上位の区分(3年次編入学)を選んだほうが在籍期間・学費とも圧縮される傾向にあります。複数の区分に該当し得る場合は、卒業までの期間と学費の両面で比較してから出願区分を決めることをおすすめします。

逆に、修得単位がぎりぎり要件を満たしている程度であれば、単位換算後に想定より多くの科目を履修し直す必要が出てくる可能性もあります。要件を「満たしているかどうか」だけでなく「どの程度余裕を持って満たしているか」も出願区分の判断材料になるため、成績証明書の内容を具体的に精査しておくことが大切です。

これらの判断に迷う場合、大学の窓口に直接問い合わせて資格照会をしてもらう方法もあります。個々の学歴・修得単位のパターンは一様ではないため、一般論だけで判断せず、自分の成績証明書を提示したうえで個別に確認するのが最も確実です。

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中央大学通信の編入学は一般の編入学試験と何が違うのか

「編入学」という言葉から、多くの人は全日制大学で行われる編入学試験――専門科目の筆記試験や面接、時には英語外部試験のスコア提出まで求められる選抜――をイメージします。しかし中央大学通信教育部の編入学は、これとは性質の異なる制度です。選考方法は書類選考のみで、学科試験や面接は実施されません。公式サイトでも「書類選考を行います。入学試験はありません」と明記されており、出願書類(出身校の卒業証明書・成績証明書など)の内容によって合否が判断されます。

両者の違いを選考要素の観点で並べると、次のように整理できます。

  • 一般的な全日制大学の編入学試験でよくある選考要素:専門科目の筆記試験、小論文、面接、英語外部試験のスコア提出など
  • 中央大学通信教育部の編入学(正科生)の選考要素:出願書類(卒業証明書・成績証明書等)の審査のみ。学科試験・面接は実施されない

この違いがあるため、一般の編入学試験に向けて専門科目や英語の対策を進めてきた人が、「対策の方向性を変えて中央大学通信教育部も選択肢に入れる」というような比較検討の仕方は、そもそも選考の性質が異なるため成り立ちにくい点に注意してください。通信教育部への編入学を検討するなら、対策すべきは学科試験ではなく出願資格の充足と出願書類の準備になります。

もっとも、書類選考のみという性質は、出願準備そのものが不要という意味ではありません。出願資格を満たしているかどうかの確認、成績証明書・卒業証明書の取り寄せ、募集要項に沿った出願書類一式の準備には、それぞれ相応の時間がかかります。「学科試験がない=準備がいらない」ではなく「準備の中身が違う」と捉えることが、出願直前に慌てないための正しい心構えです。

選考方法の違いは、志望動機を書類でどう伝えるかという観点にも関わってきます。学科試験や面接がない分、出願書類そのものが唯一の自己アピールの機会になると捉え、募集要項が求める書類は過不足なく、期日にも余裕をもって揃えておくことが望ましい進め方です。

この違いは、通信教育部への編入学を検討する際の心理的なハードルに直結します。一般的な全日制大学の編入学試験では、専門科目の対策に数か月から1年程度の準備期間をかける受験生も珍しくありません。これに対して中央大学通信教育部の編入学は、出願資格(既修得単位の要件)さえ満たしていれば、学科試験対策という意味での受験勉強は不要になります。ただし、これは「入学のハードルが低い」ことを意味するのであって、入学後の学習量まで軽くなるわけではない点には注意が必要です。

入学後の学習は、レポート提出・科目修了試験・スクーリングといった通信教育特有の学習サイクルで進みます。特に刑法や刑事訴訟法などの必修科目、そして卒業論文の作成には相応の学習時間がかかるとされ、卒業までの具体的な卒業率を大学側は公式には算出・公表していません。「入学しやすいが、卒業までの学習量は軽くない」という前提を踏まえたうえで、次に必要になるのが、2年次編入学・3年次編入学それぞれの出願資格と、既修得単位がどのように卒業所要単位へ換算されるのかという実務的な理解です。

もう一点、混同しやすいのが「通信教育部への入学・編入学」と「通信教育課程から通学課程への転籍」の違いです。本記事で扱っているのはあくまで通信教育部という課程そのものへの入学・編入学であり、通信教育課程に在籍した後に通学課程へ移りたいという場合は、また別の制度・条件が関わってきます。検索や資料請求の際は、自分が目指しているのが「通信教育部での学位取得」なのか「通学課程への移籍」なのかを最初に切り分けると、必要な情報にたどり着きやすくなります。

なお、通信制大学全般における編入学の仕組みや、卒業のしやすさで大学を選ぶ視点については、通信制大学の3年次編入を解説した記事卒業率の観点で通信制大学を比較した記事でも取り上げています。中央大学単体の情報とあわせて、通信制大学という選択肢全体の相場観をつかんでおくと判断しやすくなります。

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2年次編入学・3年次編入学の出願資格と単位換算の仕組み

編入学の出願資格は、2年次編入学と3年次編入学とで求められる修得単位・学歴要件が異なります。2年次編入学の対象となるのは、大学の第1年次を修了し、総修得単位が30単位以上ある人などです。大学1年次修了相当の学習歴があれば、中央大学通信教育部の2年次に合流できる仕組みになっています。

3年次編入学の対象は、次のいずれかに該当する人です。学士の学位を有する者(=四年制大学の卒業者)、大学の第2年次を修了し総修得単位が60単位以上ある者、短期大学を卒業した者、高等専門学校(5年制)を卒業した者、そして募集要項が定める基準を満たす専修学校専門課程の修了者です。専攻分野は問われないため、法学以外の学部・学科の出身であっても3年次編入学の対象になり得ます。

ここで重要なのが単位換算のルールです。編入学では、出身校で修得した単位を中央大学法学部の卒業所要単位に組み込む「単位換算」が行われますが、2年次編入学・3年次編入学ともに、換算できる単位には上限が設定されています。3年次編入学の場合、単位換算の上限は48単位で、この範囲内で一括して既修得単位が認定される仕組みです。つまり、出身校での修得単位数がどれだけ多くても、換算される単位数には天井があるため、「単位を多く持っているほど卒業が早まる」という単純な比例関係にはならない点に注意してください。

この単位換算の結果として、2年次編入学では卒業までに124単位から個別に換算された単位を差し引いた分の授業科目単位と、スクーリング単位23単位が必要になります。3年次編入学では、卒業所要単位そのものが授業科目76単位・スクーリング15単位という、全課程入学よりも大幅に圧縮された基準に切り替わります。自分がどちらの区分に該当するかで、卒業までに履修すべき科目数もスクーリングの回数も大きく変わるため、出願前に出身校の成績証明書をもとに正確な単位数を確認しておくことが欠かせません。

単位換算の考え方をもう少し具体的にイメージすると、出身校で修得していた科目が教養科目中心だったか、法律系の専門科目中心だったかによって、換算される単位の内訳(どの科目にどれだけ充当されるか)は変わり得ます。修得単位の「数」だけでなく「内訳」も換算結果に影響するため、出願前の資格照会や問い合わせの段階で、自分の成績証明書に基づいた個別の見込みを確認しておくと、入学後に想定外の履修が必要になる事態を避けやすくなります。

出願時に提出する書類も、区分によって内容が変わります。一般的には、出身校が発行する卒業証明書または卒業見込証明書、成績証明書に加えて、募集要項が指定する様式の出願書類一式を揃える必要があります。証明書の発行には出身校側で一定の日数がかかることも多いため、出願期間の締切間際になってから書類を取り寄せようとすると、間に合わなくなるリスクがあります。出願を検討し始めた時点で、証明書の発行にどのくらいの日数がかかるかを出身校に確認しておくと安心です。

また、出願は年に2回の時期に限定されています。4月入学の出願期間は2月1日から5月31日(消印有効)、10月入学の出願期間は8月1日から11月30日(消印有効)です。今在籍している大学を卒業するタイミングや、退学・休学のタイミングに合わせて、どちらの入学期で出願するかを早めに計画しておくと、学習開始までの空白期間を最小限にできます。

特に、大学在学中に編入学を検討している場合は、在籍校の卒業・修了時期と中央大学通信教育部の出願期間がずれることがあります。在籍校を卒業してから出願するのか、在学中に出願するのかで必要な証明書の種類も変わるため、早い段階で両方のスケジュールを突き合わせておくことが、出願直前になって慌てないための備えになります。

たとえば3月に在籍校を卒業する見込みの場合、卒業証明書が発行されるのは卒業式後になることが多いため、4月入学の出願期間(2月1日〜5月31日)内であっても、出願の初期段階では卒業見込証明書での対応が必要になるケースがあります。出願書類の種類は在籍状況によって変わり得るため、卒業見込みの時点で一度、募集要項の記載や大学への問い合わせで必要書類を確認しておくと安心です。次は、こうした出願資格の確認と並んで気になる学費について見ていきます。

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中央大学通信教育部の学費|入学金・授業料・スクーリング費用の内訳

中央大学通信教育部の学費は、通学課程はもちろん、他の通信制大学と比較しても入学時費用・年間授業料ともに低水準に設定されています。正科生の学費は、入学検定料10,000円、入学金20,000円、年間の基本授業料90,000円が基本構成です。これに加えて、スクーリングを受講する科目ごとに別途受講料がかかり、科目により10,000円から20,000円程度、通学スクーリングの場合は1単位あたり10,000円が必要になります。

入学区分ごとの学費モデルを整理すると、次のようになります。

入学区分在籍期間の目安学費合計モデル(教科書代等は別途)
1年次入学(全課程入学)最短4年間625,000円
3年次編入学最短2年間335,000円

この金額は、入学検定料・入学金・在籍期間中の年間授業料・スクーリング受講料を含めた最短修業年限モデルの合計であり、通学課程の年間授業料と比べると大幅に抑えられた水準です。ただし、この金額には指定教科書代、郵送料、その他の諸費用は含まれていない点に注意してください。特に法律書は1冊あたりの価格が高くなりやすく、必修科目が多い全課程入学ではその分の実費もあわせて見込んでおく必要があります。

2年次編入学の学費は、1年次入学と3年次編入学の中間に位置づけられます。在籍期間が3年間程度になるため、年間授業料を3年分納めることに加え、卒業までに必要なスクーリング単位数(23単位分)の受講料が加算される計算です。在籍年数が1年延びるごとに年間授業料90,000円が積み上がるという基本構造を理解しておくと、自分の区分でのおおよその総額を見積もりやすくなります。

スクーリング費用も、選ぶ形式によって総額が変わります。たとえば通学スクーリングを中心に単位を揃える場合、1単位あたり10,000円が基準になるため、10単位分を通学スクーリングで受講すると、目安として100,000円程度のスクーリング費用が別途発生する計算になります。一方、オンデマンドスクーリングやオンラインスクーリングは1科目あたり15,000円が基準です。どの形式を選ぶかによってスクーリングにかかる総額も変わるため、学費全体を見積もる際は、卒業所要単位のうちスクーリング単位をどの形式で揃えるつもりかも合わせて考えておく必要があります。

基本授業料・入学金・スクーリング費用のいずれも、法学部通信教育課程という単独の課程を前提にした金額であり、他学部を持つ総合的な通信制大学の学費水準とは前提が異なります。金額だけを切り取って他大学と比較するのではなく、卒業所要単位数や在籍年限とセットで比較することが、実質的なコストを見誤らないポイントです。

教科書代についても触れておきます。通信教育課程では、科目ごとに指定教科書を購入して学習を進めるスタイルが基本になるため、履修する科目数が多いほど教科書代の実費もかさみます。特に全課程入学(卒業所要154単位相当)は、3年次編入学(卒業所要91単位相当)に比べて履修科目数そのものが多くなるため、学費モデルの金額に加えて教科書代・郵送料などの実費も見込んで資金計画を立てることが実務上のポイントです。

また、正科生には別途「導入教育」という必修の科目が設けられており、受講料として5,000円が定められています。読解力・表現力の養成や、法律学の学習方法・法律情報の検索能力を身につけることを目的とした科目で、入学後まず取り組む基礎固めの位置づけとされています。学費モデルの中にも含まれる費用ですが、初年度に発生するタイミングは把握しておくとよいでしょう。

演習(ゼミ形式の授業)も正科生のみが対象で、受講料は1科目20,000円と他のスクーリング形式より高めに設定されています。卒業論文の作成に直結する演習は、費用面でもまとまった支出になりやすい科目のため、学費の総額を見積もる段階で見落とさないようにしておきたい項目です。

他の通信制大学と学費水準を比較したい場合は、MARCH各校の編入難易度を比較した記事や通信制大学の学費比較に関するコラムもあわせて確認すると、中央大学通信教育部の費用感が相対的にどの位置にあるかを把握しやすくなります。なお、学費・費用の情報は改定される可能性があるため、出願時には必ず最新の募集要項・学費案内で金額を確認してください。続いては、学費と並んで気になるスクーリングの受け方について解説します。

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スクーリングの種類と受け方|通学の負担をどこまで抑えられるか

通信制大学を検討するうえで多くの人が気にするのが、スクーリング(対面・オンラインでの授業)にどの程度の通学負担があるかという点です。中央大学通信教育部のスクーリングは複数の形式に分かれており、正科生・科目等履修生の別や科目によって受講できる形式が異なります。まずは主な形式を整理します。

スクーリング形式実施方法特徴
オンデマンドスクーリング収録映像をCloud Campusで視聴2ヶ月間の受講期間内に約23時間の講義を視聴。通学不要で社会人に選ばれやすい
オンラインスクーリングWeb会議システム等をリアルタイム利用Cloud Campusを通じて実施。決まった時間に参加する形式
短期スクーリング対面授業3日間〜4日間、多摩キャンパス等で開講予定の集中講義
リアルタイムスクーリング短期スクーリングを指定会場へライブ配信会場までの通学は必要だが遠方キャンパスへの移動は抑えられる
通学スクーリング通学課程の指定科目を受講茗荷谷キャンパス等への通学、または一部オンライン受講(正科生のみ)
演習少人数ゼミ形式オンラインまたは対面で実施。一部地方会場でも開講(正科生のみ)

この一覧からわかるとおり、オンデマンドスクーリングやオンラインスクーリングを中心に組み立てれば、キャンパスへの通学を最小限に抑えながら卒業を目指すことも可能な設計になっています。遠方に住んでいる人や、仕事の都合で決まった曜日にまとまった時間を確保しづらい人にとっては、収録映像を自分のペースで視聴できるオンデマンド形式が学習計画を立てやすいでしょう。

一方で、演習(ゼミ)や一部の必修科目は対面・リアルタイム形式が中心になる場合があり、卒業論文の指導などでは教員との直接的なやり取りが発生する場面も想定されます。「完全に通学ゼロ」を前提にするのではなく、必要なタイミングで短期間だけキャンパスに足を運ぶ可能性があるという前提で学習計画を立てておくと、途中でスケジュールが崩れにくくなります。

生活スタイル別に向いている組み合わせを整理すると、次のようになります。

  • フルタイムで働いている社会人:オンデマンドスクーリングを主軸にし、演習や必修科目の対面回だけをまとめて休暇取得で対応する
  • 他大学に在学中で時間割の調整が必要な学生:オンラインスクーリングやリアルタイムスクーリングで、決まった時間帯だけ確保する
  • まとまった休みを取りやすい人:短期スクーリング(3〜4日間の集中講義)で一気に単位を揃える

いずれの組み合わせを選ぶ場合も、1年間・1学期ごとにどのスクーリングをいくつ受講するかという計画を早めに立てておくことが重要です。特に卒業年次が近づくと、卒業論文の指導と並行してスクーリング単位を消化する必要が出てくるため、後半に詰め込みすぎないよう、入学初年度からスケジュールを分散させておくと負担が平準化されます。

スクーリング形式を選ぶ際は、費用の面も判断材料になります。前章で見たとおり、通学スクーリングは1単位あたり10,000円、オンデマンド・オンラインスクーリングは1科目あたり15,000円が基準です。通学の負担と費用の両方を天秤にかけて形式を選ぶ必要があり、「通学は避けたいが費用も抑えたい」という場合は、1科目に含まれる単位数と受講料の総額を比較してから申し込むと納得感のある選択がしやすくなります。

スクーリングの申込方法や実施時期は、学期ごとに大学から案内される受講案内・時間割に沿って決まります。科目や会場によって受講できる人数に制限が設けられる場合もあるとされているため、履修したいスクーリングが決まったら早めに申込手続きの案内を確認し、希望どおりの学期に単位を消化できるよう準備しておくと安心です。最新の申込方法・定員の有無は、在学中に届く学期ごとの案内で必ず確認してください。

スクーリングの詳しい比較や、他の通信制大学との違いについては通信制大学のスクーリングを比較した記事でも解説しています。自分の生活スタイルとスクーリング形式の相性を早い段階で確認しておくことが、途中で学習が止まってしまう事態を避けるうえで重要です。次章では、こうした学習ペースとも関わる「卒業までの在籍期間」の目安を、区分ごとに改めて整理します。

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卒業までの在籍期間の目安|最短2年から最長10年までの幅

中央大学通信教育部の在籍年限は、入学区分ごとに「最短」と「最長」の両方が定められているのが特徴です。3年次編入学は最短2年・最長10年、2年次編入学は最短3年・最長11年、全課程入学は最短4年・最長12年という幅の中で、自分の学習ペースに合わせて在籍期間を調整できます。

この「最長」の年数が長く設定されていることには実務的な意味があります。通信教育は仕事や家庭と両立しながら学ぶ人が多いため、体調や仕事の繁忙期などによって一時的に学習ペースが落ちる時期があっても、在籍そのものを継続しやすい仕組みになっているのです。最短年数で卒業することだけを目標にする必要はなく、自分のライフスタイルに合わせて計画を立てられる点は、一般的な全日制大学の編入学とは異なる通信教育ならではのメリットといえます。

一方で、在籍年限には上限があるため、「いつか手が空いたときに」と先延ばしにし続けると、上限年数に達して除籍となるリスクもゼロではありません。特に3年次編入学は最短2年で卒業できる分、必要単位数(授業科目76単位+スクーリング15単位)を計画的にこなさないと、最長10年という枠の中でもペース配分を誤りやすい区分です。入学後早い段階で、卒業までの年次ごとの履修計画を立てておくことが、在籍期間を無駄に引き延ばさないための実務的な対策になります。

在籍期間の長さは、そのまま学費の総額にも直結します。前章で見たとおり、学費モデルは在籍年数に応じた年間授業料の積み上げが基本構造であるため、在籍期間が延びれば延びるほど総額も増えていきます。「最短年数での卒業」と「無理のないペースでの学習」のバランスをどう取るかは、社会人・在学中の大学生それぞれの状況によって最適解が変わる部分です。

在籍期間を計画的に使うための考え方として、入学初年度・中間年度・卒業年度でやることを大まかに分けておく方法があります。たとえば3年次編入学(最短2年)であれば、1年目は科目修了試験とスクーリングの受講を並行して進め、卒業所要単位の大半を消化しておく。2年目は残りの単位を仕上げつつ、卒業論文の構想・執筆に時間を割く、という分け方が一つの目安になります。卒業論文と単位消化を同じ時期に集中させないように前もって配分しておくことが、最短年数での卒業を狙う場合の実務的なコツです。

最短年数にこだわらない場合でも、在籍年限の上限(3年次編入学で最長10年)を意識し、年に一度は「今のペースで上限内に収まりそうか」を振り返る機会を作っておくと、気づいたときには除籍間際だったという事態を避けやすくなります。

在籍期間の考え方は、入学区分によって前提が異なる点にも注意してください。全課程入学(最短4年・最長12年)は、通学課程の4年間とほぼ同じペースで学び始める一方、2年次編入学・3年次編入学は、出身校で既に一定期間を大学生として過ごしてきたうえでの「残りの在籍期間」という位置づけになります。出身校での在籍期間と中央大学通信教育部での在籍期間を通算して考えると、社会人になるまでのトータルの学びの期間をイメージしやすくなります。最後に、こうした在籍期間・学費・スクーリングを踏まえたうえで、中央大学通信教育部から編入学を目指すメリットと注意点を整理します。

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中央大学通信 編入で「中央大学卒」を目指すメリットと注意点

中央大学通信教育部から編入学(または全課程入学)するメリットは、大きく3点に整理できます。第一に、学科試験を課されずに書類選考のみで出願できるため、専門科目の受験対策という負担なく出願準備を進められること。第二に、他の通信制大学と比べても学費が低水準で、経済的な負担を抑えながら学士(法学)の取得を目指せること。第三に、オンデマンドスクーリングを中心に組み立てれば、遠方在住や仕事との両立が前提でも学習計画を立てやすいことです。

一方で、注意すべき点も明確にしておく必要があります。開設されている学部は法学部(法律学科)のみであるため、法律学以外の分野を専攻したい人にとっては選択肢にならないことがまず挙げられます。また、入学のハードルが低い一方で、必修科目や卒業論文には相応の学習量が求められ、大学側が卒業率を公表していないことからも、「入学しやすい=卒業しやすい」と単純にイコールで結びつけるべきではありません。

加えて、単位換算には上限(3年次編入学で48単位)が設定されているため、出身校での修得単位が多い人ほど「思ったより換算されなかった」というギャップを感じやすい部分でもあります。出願前に、出身校の成績証明書と募集要項の単位換算基準を照らし合わせ、実際に自分がどの区分でどれだけの単位が認定される見込みかを確認しておくことが、入学後のミスマッチを避ける近道です。

メリットと注意点をあらためて一覧にすると、次のように整理できます。

  • メリット:学科試験なしの書類選考/低水準な学費/オンデマンド中心なら通学負担を抑えられる/在籍年限に幅がありペースを調整しやすい
  • 注意点:開設学部が法学部のみ/卒業率非公表で学習量は相応に必要/単位換算に上限がある/在籍年限の上限を超えると除籍リスクがある

もう一つ意識しておきたいのが、通信教育部を卒業した後の進路との接続です。法学部で学ぶ内容は、公務員試験や各種資格試験と親和性が高い分野を含みますが、具体的な資格・試験対策との相性は個人の目標次第で変わるため、進路と合わせて何を学ぶ必要があるかを事前に整理しておくと、入学後の科目選択にも迷いが少なくなります。

すでに他大学に在籍中で編入学を検討している場合は、「今の大学に残る」「一般編入学試験で別の大学の通学課程へ移る」「中央大学通信教育部へ編入学する」という3つの選択肢を並べて比較する視点も重要です。それぞれ、選考方法・学費・卒業までの期間・卒業後に得られる学位の性質が異なるため、1つの選択肢だけを見て判断するのではなく、複数のルートを並べたうえで自分の優先順位に合うものを選ぶことが後悔の少ない意思決定につながります。

特に、一般編入学試験の対策を既に始めている人にとっては、通信教育部への出願が「もう一つの保険」として機能する場合もあります。書類選考のみで進められる分、一般編入学試験の学科試験対策と並行して出願準備を進めやすいという実務上のメリットもあるため、併願的な位置づけで検討する余地がないかも確認しておくとよいでしょう。

逆に、通信教育部への入学を第一希望として検討している場合でも、「本当に通信という学び方が自分に合っているか」を入学前に見極めておくことが重要です。スクーリングへの参加やレポート提出、科目修了試験の受験などは、通学課程のように毎週決まった時間に授業へ出席する形式とは異なり、学習の進め方を自分自身で管理する自己管理能力が求められる学び方です。仕事や家庭の予定と学習時間をどう両立させるか、入学前の段階である程度イメージしておくと、入学後のペース配分がしやすくなります。

他大学に在学中で、これから編入学(通信教育部への入学を含む)を具体的な選択肢として検討している場合、出願資格の確認や学習計画の立て方など、個別の状況によって最適な判断が変わる部分も少なくありません。独学だけで出願戦略や学習計画を組み立てるのが不安な場合は、編入学に詳しい専門家に相談するのも一つの方法です。大学編入対策の専門指導では、通信制大学への入学ルートを含めた進路相談にも対応しています。

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よくある質問(FAQ)

中央大学の通信教育部は法学部以外にもありますか?

いいえ、中央大学通信教育部で開設されているのは法学部(法律学科)のみです。経済学部や商学部、文学部などの通信教育課程は設置されていないため、法律学以外の分野を通信で学びたい場合は、他大学の通信教育課程を検討する必要があります。「中央大学の通信」=「法律学を学ぶ課程」だと最初に理解しておくと、資料請求や比較検討の段階で混乱が少なくなります。

中央大学通信教育部の編入学に学科試験はありますか?

学科試験や面接は実施されず、選考方法は書類選考のみです。出身校の卒業証明書・成績証明書などの出願書類の内容によって合否が判断されるため、専門科目の受験対策という意味での試験勉強は基本的に不要です。ただし、出願資格(既修得単位の要件)を満たしているかどうかは事前に確認が必要で、要件を満たさないまま出願しても合格には至りません。まずは自分の修得単位が2年次・3年次いずれの基準に該当するかを確認することが最初のステップになります。

他大学に在籍中でも中央大学通信教育部に編入学できますか?

出願資格の単位要件を満たしていれば、他大学に在籍したまま出願すること自体は可能とされています。ただし、在籍中の大学の学則や休学・退学の扱いによって対応が変わるため、在籍校の教務担当窓口にも事前に確認しておくことをおすすめします。在籍中の大学を辞めるかどうかは中央大学通信教育部の出願要件とは別の問題として、両方の大学の規定を個別に確認しながら進める必要があります。

2年次編入学と3年次編入学では、卒業までの期間はどのくらい違いますか?

2年次編入学の在籍年限は最短3年・最長11年、3年次編入学は最短2年・最長10年です。3年次編入学のほうが、既修得単位を活かして卒業までの所要単位(授業科目76単位+スクーリング15単位)が少なく設定されているため、最短で卒業できる年数も短くなります。どちらの区分に該当するかは出身校での修得単位数によって決まるため、まずは成績証明書で自分の単位数を確認しましょう。

スクーリングは必ずキャンパスに通学しなければなりませんか?

オンデマンドスクーリングやオンラインスクーリングを中心に履修すれば、通学の頻度を大きく抑えることができます。ただし、演習(ゼミ)や一部の必修科目では対面・リアルタイム形式が求められる場合があるため、完全に通学が不要になるとは限りません。履修計画を立てる段階で、対面が必要になる科目をあらかじめ把握しておくことをおすすめします。

中央大学通信教育部の入学・出願はいつでもできますか?

入学時期は4月と10月の年2回です。出願期間は4月入学が2月1日から5月31日、10月入学が8月1日から11月30日(いずれも消印有効)とされています。出願を検討する際は、この期間内に出身校の証明書類を揃えて提出する必要があります。証明書の発行に日数がかかることを見越して、締切の1〜2か月前には準備を始めると余裕を持って出願できます。

中央大学通信教育部は卒業が難しいと聞きますが本当ですか?

大学側は卒業率の具体的な数値を公式には公表していません。刑法・刑事訴訟法などの必修科目や卒業論文の負担が大きいという評判は複数見られますが、一次情報として裏付けられる統計ではないため、あくまで「入学のハードルは低いが、卒業までの学習量は軽くない」という前提で計画を立てることをおすすめします。評判の数字だけを鵜呑みにせず、自分の学習ペースで無理なく進められるかを基準に考えることが大切です。

科目等履修生や聴講生でも中央大学の学位は取得できますか?

取得できません。学士(法学)の学位が授与されるのは正科生として卒業要件を満たした場合のみです。科目等履修生は単位は認定されますが学位取得の対象外、聴講生は単位認定も行われず成績評価のみとなります。学位取得が目的なら、最初から正科生としての入学区分を選ぶ必要がある点を押さえておいてください。

まとめ|中央大学通信 編入は制度の違いを理解してから動く

中央大学通信教育部からの入学ルートは、一般的な全日制大学の編入学試験とは仕組みが大きく異なる制度です。同じ「編入学」という言葉に引きずられず、書類選考という選考方法の違いから理解し直すことが出発点になります。最後に、本記事で解説したポイントを整理します。

  • 開設されているのは法学部(法律学科)のみで、正科生として卒業すれば学士(法学)を取得できる
  • 入学区分は高校卒業者向けの全課程入学(1年次)と、既修得単位に応じた2年次編入学・3年次編入学に分かれる
  • 選考方法は書類選考のみで、専門科目の学科試験や面接は実施されない
  • 単位換算には上限があり、3年次編入学の換算上限は48単位
  • 学費は入学検定料・入学金・年間授業料に加えてスクーリング受講料が必要で、3年次編入学(最短2年)の学費モデルは335,000円
  • スクーリングはオンデマンド形式を中心にすれば通学負担を抑えられるが、演習等では対面・リアルタイム形式が求められる場合もある
  • 在籍年限には最短・最長の幅があり、自分のペースで学習計画を立てられる一方、上限年数を意識した履修計画が必要

「編入学」という同じ言葉でも、通信教育部への入学と一般の編入学試験とでは、求められる準備がまったく違います。専門科目の学科試験対策に時間をかける必要がない代わりに、出願資格の単位要件を正確に満たしているか、単位換算でどこまで既修得単位が認められるかを、出願前に自分自身で確認しておく作業が欠かせません。

学費やスクーリングの負担感も、選ぶ入学区分・スクーリング形式によって大きく変わります。3年次編入学であれば最短2年・学費モデル335,000円という比較的コンパクトな計画も可能ですが、卒業論文や必修科目の学習量は軽視できないため、入学後の年次ごとの履修計画まで見据えたうえで出願区分を選ぶことが重要です。

本記事で扱った内容を、出願前のチェックリストとして最後にまとめます。まず、自分の出身校での修得単位数と学歴要件を確認し、全課程入学・2年次編入学・3年次編入学のどの区分に該当するかを特定すること。次に、該当する区分の卒業所要単位・在籍年限・学費モデルを把握し、無理のない資金計画を立てること。そして、スクーリングの受け方(オンデマンド中心か、通学を含めるか)を、自分の生活スタイルに合わせて決めておくこと。この3点を出願前に整理しておくだけで、入学後に感じるギャップの多くは事前に防げます

他大学に在籍しながらの進路変更や、社会人からの学び直しなど、状況によって最適な計画は変わります。出願資格の確認や単位換算の見込み、学習計画の立て方に迷う場合は、大学編入に詳しい専門家へ相談しながら準備を進めるのも一つの方法です。中央大学通信教育部への入学だけでなく、一般の大学編入学試験も含めて進路を比較したい場合は、大学編入対策の専門指導で個別に相談することもできます。

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この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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