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島根県立大学看護栄養学部の編入試験を徹底解説|出願資格・試験科目・過去問対策・志望理由書・面接まで

島根県立大学看護栄養学部の編入試験を徹底解説の記事アイキャッチ画像。大学編入対策の出願資格・試験科目・対策を示す図解。
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島根県立大学看護栄養学部の3年次編入学試験は、看護学科と健康栄養学科の両学科で実施される、看護栄養学部出雲キャンパスへ3年次から編入学するための選抜試験です。出願資格は学科ごとに大きく異なり、看護学科は島根県内の短期大学・専修学校の看護系課程修了者、健康栄養学科は栄養士養成課程修了者や栄養士免許取得者が対象となっています。募集人員は看護学科が6名以内、健康栄養学科が若干名と少なく、出願前に募集要項の一次情報を正確に読み解くことが合否を左右します。

本記事では、島根県立大学が公式に公開している学生募集要項・志願状況データ・アドミッションポリシーなどの一次情報をもとに、出願資格、試験科目と配点、日程、倍率の実績、科目別の対策方針、面接・志望理由書の準備、過去問の扱い、併願戦略までを整理して解説します。数値や制度は年度で変わる可能性があるため、断定できない箇所は「最新の学生募集要項でご確認ください」と明記しています。

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本記事は、島根県内の短期大学・専修学校で看護を学んでいる方、栄養士養成課程に在籍・卒業して健康栄養学科への編入を検討している方、そしてすでに栄養士免許を取得していて管理栄養士を目指し学び直したい方を主な読者として想定しています。出願資格に該当するかどうかで対策の優先順位が変わるため、まずは募集人員・出願資格の章から自分のルートを確認していただくことをおすすめします。

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目次

島根県立大学看護栄養学部の3年次編入学試験とは

島根県立大学看護栄養学部は、出雲キャンパスに設置された看護学科と健康栄養学科の2学科からなる学部です。看護学科は「人々のいのちを支え、健康なくらしを創るために地域と共に歩み続ける看護専門職」の育成を教育目標に掲げ、基礎看護学から地域・在宅看護学まで段階的に専門領域を学ぶカリキュラムを備えています。健康栄養学科は山陰地方で唯一の管理栄養士養成課程として位置づけられており、看護学科と連携した多職種協働の基盤づくりを特色としています。

大学が公表しているアドミッションポリシーによると、看護栄養学部全体としては「豊かな人間性を備え、看護学もしくは栄養学に関心がある人」「人々の健康に関する分野で、何事にも前向きに挑戦する意欲がある人」「保健・医療・福祉・教育等の分野を学ぶ上で、必要な学習能力を備えている人」を求める学生像として掲げています。学科別のアドミッションポリシーも公表されており、志望理由書や面接の軸を組み立てる際の重要な手がかりになります。

学科教育目標・特色
看護学科基礎看護学・成人看護学・老年看護学・小児看護学・母性看護学・精神看護学・地域(在宅)看護学・公衆衛生看護学・統合看護という専門領域を体系的に配置。臨地実習は島根県立中央病院を主たる拠点に、県内複数施設で展開されます。
健康栄養学科山陰地方唯一の管理栄養士養成課程。市民的教養と人間理解の科目群、地域課題解決のためのフィールドワーク・実習、看護学科との連携による多職種協働基盤の形成という特色を備えています。

看護学科のアドミッションポリシーでは、「人間が大好きで生命の尊厳を重視し、看護に高い関心がある人」「強い責任感と倫理観に支えられた豊かな人間性を備えている人」「コミュニケーション能力や看護学を学ぶ上で必要な学習能力をもつ人」「主体的に課題を解決する意欲と行動力を備えている人」の4点が示されています。健康栄養学科のアドミッションポリシーでは、「自然科学に基づく思考力・分析力や食と健康に関わる学問への興味・熱意をもつ人」「管理栄養士としての専門知識に基づき、保健・医療・福祉・教育等の分野において社会に貢献しようとする意欲を持つ人」「地域への関心と人への思いやりをもち、地域社会において関連職種や関係機関と連携して活動するための協調性を備えている人」の3点が示されています。これらは面接や志望理由書で、自分の経験と結びつけて語れるように準備しておきたいポイントです。

3年次編入学試験は、一般選抜や学校推薦型選抜、総合型選抜とは別枠で実施される入試区分です。出願方法もインターネット出願ではなく郵送出願で、大学へ資料請求をして学生募集要項(願書)を入手しないと出願できない点が、他の入試区分と大きく異なります。募集人員も看護学科6名以内、健康栄養学科若干名と小規模で、学生募集要項が公式サイトにPDFで常時掲載されているわけではないため、情報収集の初動でつまずきやすい入試でもあります。

看護学科の編入学試験に合格した学生のうち、保健師国家試験受験資格の取得を希望する場合は、別途「保健師国家試験受験資格取得希望者選抜試験」を受ける必要があります。この選抜は編入学試験合格後に実施されるもので、令和7年度入試(令和7年4月編入者向け)では令和7年3月4日に実施されました。保健師資格の取得を視野に入れている場合は、編入学試験の合格だけで終わらず、この追加選抜のスケジュールも合わせて確認しておく必要があります。保健師国家試験受験資格取得希望者選抜試験の具体的な選考方法(筆記か面接か、配点など)については、編入学試験合格後に送付される学生募集要項でのみ確認できるという案内になっており、出願前の資料だけでは把握できません。保健師資格の取得を強く希望する場合は、編入学試験の面接などで意欲を伝えられるよう準備しておくとよいでしょう。

なお、大学の志願状況データでは、看護栄養学部の3年次編入学試験と並んで「別科助産学専攻」という助産師養成課程の入試結果も公表されています。別科助産学専攻は看護栄養学部とは別の課程で、看護師資格取得後に助産師を目指す人向けの1年課程です。3年次編入学試験とは出願資格も選考内容も異なるため、混同しないように注意してください。

看護栄養学部は4年制の学部であり、3年次編入学試験に合格した場合は残り2年間で卒業要件を満たすことになります。短大・専修学校で学んだ内容がどこまで単位として認定されるかは、編入後の学習負担を左右する重要なポイントですが、認定される単位数は出身校での履修状況によって個人差が大きく、本記事のような一般向けの記事で一律の数字を示すことはできません。単位認定の見込みについては、出願前の資格審査や入学後のオリエンテーションで、大学の教務担当に個別に確認することをおすすめします。

大学編入という選抜制度そのものの仕組みや難易度、費用感を先に押さえておきたい場合は、大学編入とは?仕組み・難易度・費用・スケジュールを徹底解説【完全ガイド】を参照すると、島根県立大学に限らない編入試験全体の位置づけが分かります。

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募集人員と出願資格|看護学科・健康栄養学科で条件が異なる

島根県立大学看護栄養学部の3年次編入学試験は、看護学科と健康栄養学科で募集人員も出願資格もまったく異なります。自分がどちらの学科の条件に該当するかを最初に確認しないと、対策の方向性そのものを誤ってしまいます。公式に確認できた令和7年度入試(令和7年4月編入)の実施要項をもとに、学科別の条件を整理します。

学科募集人員出願資格の要旨
看護学科6名以内①島根県内の短期大学の看護に関する学科の卒業者、②島根県内の修業年限3年以上の専修学校の看護に関する専門課程の修了(見込み)者のいずれかに該当し、かつ出願時までの全既修得科目の学業成績平均値が2.2以上である者
健康栄養学科若干名栄養士養成課程(専門学校・短期大学・大学)の卒業(見込み)者、または栄養士免許取得(見込み)者

看護学科の出願資格には、「島根県内の」短期大学・専修学校という地理的な限定が明記されている点に注意してください。全国どこの短大・専門学校卒業者でも出願できるわけではなく、島根県内の対象校で看護系課程を修了した人に絞られているということです。自分の在籍校・卒業校が島根県内に該当するかどうかは、出願前に必ず確認しておく必要があります。

学業成績の要件も独特です。出願時までの全既修得科目の成績平均値を、優またはA(80点以上)を3点、良またはB(79~70点)を2点、可またはC(69~60点)を1点として計算し、その平均が2.2以上であることが求められます。単純なGPAではなく独自の換算方法を使っている点は見落としやすいので、在籍している短大・専修学校の成績証明書を早めに取り寄せ、自分で計算しておくことをおすすめします。優が多いほど有利になる計算式であるため、編入を検討し始めた時点から成績管理を意識することが、出願資格そのものを満たすための土台になります。

学業成績平均値2.2以上という基準がどの程度の水準かを具体的にイメージするために、計算方法だけを示す例を挙げます。仮にある科目群で優(3点)が6割、良(2点)が3割、可(1点)が1割という構成だった場合、平均値は3×0.6+2×0.3+1×0.1=2.5となり、基準を満たす計算になります。逆に可の科目が増えるほど平均値は下がりやすいため、在籍中の成績配分を早めに把握し、必要であれば再履修や単位の取り方を見直すことも検討してください。この計算はあくまで基準の考え方を示す一例であり、実際の成績構成とは異なります。現時点で基準に届いていないと感じる場合は、残りの履修科目で成績を上げられないか、再履修などの選択肢がないかを在籍校の教員に相談し、出願時点までに基準を満たせるかどうかを早めに見極めることが大切です。

看護学科の出願資格②には「修了(見込み)者」という表記があり、出願時点で在学中でも卒業見込みであれば出願できることを示しています。一方で条件①の「卒業者」には見込みの表記がないため、確認できた資料の文言どおりに読めば、短期大学の看護に関する学科については卒業済みであることが前提になっている可能性があります。この違いは出願資格の該当・非該当を左右する重要な点なので、自分がどちらの条件で出願するのかを整理したうえで、資料請求後に届く学生募集要項の正式な文言を必ず確認してください。

一方、健康栄養学科は地理的な限定がなく、専門学校・短期大学・大学いずれかの栄養士養成課程の卒業(見込み)者、または栄養士免許をすでに取得(見込み)している人であれば出願対象になります。看護学科より対象範囲が広いため全国の栄養士養成課程出身者が候補になり得ますが、募集人員が若干名とごく少数である点は変わりません。

今回確認できた資料は令和7年度入試向けの実施要項の要旨であり、大学在学者(2年次修了・所定単位取得者)を対象とした一般的な編入資格区分については記載が見当たりませんでした。区分が年度で追加・変更される可能性もあるため、自分の経歴が上記のいずれにも当てはまらない場合は、大学の入試担当窓口に資格審査を問い合わせることを検討してください。出願資格は自己判断で決めつけず、疑問点は早めに解消しておくことが安全です。

多くの国公立大学では、出願資格の条件に明確に当てはまらない経歴を持つ受験生向けに、個別に出願資格を審査する制度を設けている場合があります。島根県立大学看護栄養学部の3年次編入学試験について、この種の個別出願資格審査が実施されているかどうかは、今回確認できた資料からは判断できませんでした。海外の学校を卒業した場合や、想定されていない経歴を持つ場合は、出願期間が始まる前の早い段階で、大学の入試担当窓口に自分の状況を説明し、出願可能かどうかを確認しておくことを強くおすすめします。

出願にあたって一般的に必要とされる書類には、次のようなものが考えられます。正式な提出書類の一覧は学生募集要項に定められるため、以下はあくまで準備の目安として捉えてください。

  • 入学願書、受験票、写真票など大学所定の様式
  • 卒業(見込み)証明書・修了(見込み)証明書
  • 成績証明書(既修得科目の学業成績が確認できるもの)
  • 志望理由書
  • 健康栄養学科の場合は栄養士免許証の写しなど資格を証明する書類(取得済みの場合)
  • 入学検定料の払込証明書

短大や専門学校からの編入を広く検討している場合は、短大から大学編入する方法|有利な理由・単位認定・国公立への編入戦略もあわせて確認すると、島根県立大学以外の選択肢や単位認定の考え方を比較できます。

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試験科目と配点|筆記試験100点+面接100点の200点満点

島根県立大学看護栄養学部の3年次編入学試験は、看護学科・健康栄養学科ともに個別試験200点満点で実施されます。内訳は筆記試験100点と面接100点で、配点比率は両学科とも同じです。学科ごとの違いを整理すると、次のようになります。

学科配点合計筆記試験面接参考資料
看護学科200点100点(記述を含む)100点成績証明書・志望理由書
健康栄養学科200点100点100点成績証明書・志望理由書

注目すべきは、看護学科の筆記試験にだけ「記述を含む」という注記がある点です。選択式だけでなく記述式の解答が求められる可能性が高いことを示しており、知識を選ぶだけでなく自分の言葉で説明・論述する練習が必要になります。健康栄養学科の筆記試験には同様の注記がありませんが、確認できた資料は出題科目名までは特定していないため、記述の有無や比重は最新の学生募集要項で確認してください。

他大学の編入試験では、TOEICやTOEFLなど外部英語検定試験のスコア提出が出願資格や試験科目の一部として求められるケースが少なくありません。島根県立大学看護栄養学部の3年次編入学試験については、確認できた資料の範囲で外部英語検定試験のスコア提出を求める記載は見当たりませんでした。英語対策が不要という意味ではなく、筆記試験・面接の中で語学力や専門用語の理解が問われる可能性は残るため、この点も含めて最新の学生募集要項で確認しておくと安心です。

面接が個人面接なのか、複数の面接官が同席する形式なのか、集団面接を含むのかについては、確認できた資料に明記がありませんでした。一般選抜や総合型選抜の面接方式がそのまま3年次編入学試験に当てはまるとは限らないため、この点も資料請求後の学生募集要項で確認しておくと、当日の心構えがしやすくなります。試験科目のポイントを整理すると、次のとおりです。

  • 筆記試験は看護学科・健康栄養学科ともに100点で、看護学科は記述を含む形式です。
  • 面接は両学科とも100点で、成績証明書・志望理由書が参考資料として使われます。
  • 合計200点満点のうち、筆記と面接の配点比率は1対1です。
  • 確認できた資料の範囲では、2段階選抜(1次・2次に分ける方式)の記載はありませんでした。

もう一つ重要なのは、成績証明書と志望理由書が「面接の参考とする」と明記されている点です。志望理由書は単なる提出書類ではなく、面接官が手元に置いて質問を組み立てるための資料として使われることを意味します。志望理由書に書いた内容と面接での受け答えが食い違うと、一貫性のなさとして評価に影響しかねません。書類作成の段階から面接で聞かれることを想定しておく必要があります。

筆記試験と面接を同一の受験機会でおこなう形式と考えられる以上、当日の体調管理や時間配分も合否を左右する要素になります。筆記試験でつまずいたと感じても、面接では気持ちを切り替えて、志望理由書に書いた内容を落ち着いて説明できるように準備しておきましょう。試験の運用は総合型選抜など他の入試区分とは異なる可能性がある部分なので、資料請求後に届く学生募集要項の該当ページで必ず裏取りをしてください。

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出願期間・試験日・合格発表|令和7年度入試の実績日程

島根県立大学看護栄養学部の3年次編入学試験は、公式サイトに毎年同じ様式で最新日程が常時掲載されているわけではなく、資料請求をして初めて詳細な日程が分かる入試です。ここでは確認できた直近の実績として、令和7年度入試(令和7年4月編入者向け、令和6年に実施)の日程を紹介します。

項目令和7年度入試の実績
出願期間令和6年8月26日(月)~9月6日(金)必着
試験日令和6年9月21日(土)
合格発表日令和6年9月27日(金)
保健師国家試験受験資格取得希望者選抜試験令和7年3月4日(火)

このスケジュールから分かるとおり、出願期間は8月下旬から9月上旬の2週間弱、試験は9月中旬、合格発表は試験からわずか1週間程度という、短期間で選考が完結する日程になっています。出願の準備は試験直前ではなく、夏休み前から動き出す必要があります。

特に注意したいのは出願方法です。3年次編入学試験はインターネット出願の対象外で、大学へ資料請求をしたうえで郵送により出願する仕組みになっています。一般選抜や学校推薦型選抜のようにWeb上で募集要項をダウンロードして印刷する方式ではないため、資料請求から願書が手元に届くまでの日数を見込んで、早めに請求手続きを済ませておく必要があります。過去の実績では、令和8年度入試(令和8年4月編入者向け)の資料請求受付開始が2025年7月31日に告知されており、出願期間の1か月以上前から資料請求が可能になる運用がうかがえます。

2026年7月時点で今後実施される令和9年度入試(令和9年4月編入者向け)の具体的な出願期間・試験日・合格発表日は、本記事作成時点では公式に確認できていません。例年の傾向から夏に資料請求受付、8月下旬~9月上旬に出願、9月中旬に試験、9月末~10月上旬に合格発表という流れになる可能性が高いですが、年度によって前後することがあるため、必ず大学公式サイトの入試情報ページと資料請求後に届く学生募集要項で最新日程を確認してください。

出願期間は必着で区切られているため、郵送の到着が1日でも遅れると受理されない可能性があります。書留や特定記録郵便など、配達状況を追跡できる方法で送ることをおすすめします。また、締め切り直前に慌てて出願書類を仕上げるのではなく、余裕を持って発送できるよう、逆算したスケジュールを組んでおきましょう。万が一、資料請求のタイミングを逃してしまい出願期間に間に合わないと分かった場合は、次年度の入試や、出願資格を満たせる他大学の編入試験に切り替えることも早めに検討してください。

3年次編入学試験を受けるまでの一般的な流れを整理すると、次のようになります。資料請求から出願まで複数のステップがあるため、出願期間の直前に動き出すと間に合わなくなるおそれがあります。

  1. 大学へ3年次編入学試験の学生募集要項を資料請求する。
  2. 届いた学生募集要項で出願資格・試験科目・出願期間・試験日を確認する。
  3. 成績証明書・卒業(見込み)証明書など出願に必要な証明書を在籍校・卒業校へ発行依頼する。
  4. 志望理由書を作成し、出願書類一式をそろえる。
  5. 出願期間内に必着で郵送出願する。
  6. 試験日に筆記試験・面接を受験する。
  7. 合格発表を確認し、合格した場合は指定の期日までに入学手続きをおこなう。

証明書の発行には数日から数週間かかることもあるため、資料請求と並行して在籍校・卒業校への証明書発行依頼も早めに進めておくと、出願期間に慌てずに済みます。

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倍率・難易度|令和7年度入試の志願状況から読む狭き門

島根県立大学看護栄養学部の3年次編入学試験は、大学が公表している志願状況データから学科ごとの実際の倍率を確認できます。令和7年度入試(令和7年4月編入者)の実績は次のとおりです。

学科募集人員志願者数受験者数合格者数入学者数
看護学科6名以内4名4名2名2名
健康栄養学科若干名6名6名1名1名

看護学科は志願者4名に対して合格者2名で、志願倍率・実質倍率(受験者数÷合格者数)ともに2.0倍でした。健康栄養学科は志願者6名に対して合格者1名で、倍率は6.0倍に達しています。募集人員が若干名という少人数枠に志願者が集中すると、倍率が跳ね上がりやすい構造になっている点が読み取れます。

この数字だけを見ると看護学科の方が入りやすく見えるかもしれませんが、そもそもの募集人員自体が6名以内と少なく、志願者数も年度によって変動する可能性があります。1年分のデータだけで難易度を断定するのは危険で、複数年度の志願状況を大学の公式発表から追いかけて傾向を見極めることが望ましい対策です。

倍率の数字以上に重視すべきなのが出願資格のハードルです。看護学科は島根県内の対象校出身であることに加えて、学業成績平均値2.2以上という条件を満たさなければそもそも出願する土俵に立てません。倍率が示す「合格のしやすさ」の手前に「出願できるかどうか」という関門があることは、他大学の編入試験と比較する際にも意識しておくべき点です。健康栄養学科も栄養士養成課程の卒業や栄養士免許の取得という前提条件があるため、進路選択の早い段階からルートを固めておく必要があります。

令和7年度入試の実質倍率だけを見て「看護学科の方が易しい」「健康栄養学科の方が難しい」と単純に序列化するのも早計です。看護学科は募集人員が6名以内と健康栄養学科の若干名より多く、母数が異なる中での倍率比較になっている点を踏まえておく必要があります。また、志願者の学業成績や併願状況といった、倍率には表れない要素が合否に影響している可能性もあります。数字はあくまで参考情報の一つとして扱い、自分自身の出願資格・学業成績・準備状況と照らし合わせて、現実的な合格可能性を見積もるようにしてください。

難易度を考えるときは、偏差値のようにあらかじめ数値化された指標が存在しない点にも注意してください。3年次編入学試験の合否は、募集要項に定められた出願資格を満たしたうえで、筆記試験と面接の合計200点でどれだけ得点できるかによって決まります。一般選抜のように全国規模の模試の判定を参考にできる仕組みがないため、自分の実力を客観的に把握しにくいという特徴もあります。過去問演習や添削、模擬面接などを通じて、第三者からのフィードバックを積極的に取り入れることが、この入試ならではの対策として重要になります。

3年次編入学試験がどれくらい小規模な入試区分かを把握するために、令和7年度入試における看護栄養学部の入試区分別の募集人員を比較します。3年次編入学試験は他の入試区分と比べても募集人員がきわめて少ないことが分かります。

学科入試区分募集人員
看護学科一般選抜(地域枠・特別選抜等を含む)25名
看護学科学校推薦型選抜(しまね高大連携推薦等)24名
看護学科総合型選抜6名
看護学科3年次編入学試験6名以内
健康栄養学科一般選抜(地域枠・特別選抜等を含む)14名
健康栄養学科学校推薦型選抜(しまね高大連携推薦等)14名
健康栄養学科総合型選抜3名
健康栄養学科3年次編入学試験若干名

看護学科の1年次入学の募集人員が合計80名であるのに対し、3年次編入学試験の募集人員は6名以内にとどまります。1年次からの入学ルートと比べても、3年次編入学試験は限られた枠を巡る選抜であることが、この比較からも裏付けられます。倍率を見るときは「志願倍率(志願者数÷募集人員)」と「実質倍率(受験者数÷合格者数)」を区別することも大切です。今回のデータでは志願者と受験者の数が一致しているため両者は同じ値になっていますが、年度によっては出願後に受験を辞退する人が出て、両者の値が異なることもあります。健康栄養学科の倍率6.0倍という数字は、募集人員が若干名(1~2名程度と推測されます)である以上、1名の合格枠を複数人で争う年度があることを意味します。志願者数が年度によって増減する可能性を踏まえ、合格者数の絶対数が少ない入試であることを念頭に、対策の完成度を高めておくことが重要です。

複数年度の志願状況を確認したい場合は、大学公式サイトの入試情報ページに掲載される「志願状況」「出願・受験・合格者データ」といったページを毎年チェックする方法があります。大学が年度ごとに志願状況データをPDFで公表しているため、過去にさかのぼって確認できる年度がないかを探してみると、1年分だけでは見えなかった傾向がつかめる場合があります。ただし公表されるデータの年数や形式は年度によって変わることがあるため、必ず最新のページで確認してください。

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科目別対策|筆記試験(記述含む)と面接をどう仕上げるか

島根県立大学看護栄養学部の3年次編入学試験は、筆記試験と面接のみで構成されるシンプルな配点構造である一方、それぞれの試験で何を評価されるかを意識した対策をしないと、200点のうち半分ずつを取りこぼしてしまいます。ここでは学科別に対策の方向性を整理します。

看護学科|記述式の筆記試験対策

看護学科の筆記試験には「記述を含む」という注記があり、単純な暗記や選択式の対応だけでは不十分です。既に短大・専修学校で学んだ看護の基礎知識を、自分の言葉で簡潔に説明できる状態に整理し直すことが対策の出発点になります。看護学科のカリキュラムが基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学、地域・在宅看護学、公衆衛生看護学といった専門領域で構成されていることを踏まえると、これらの領域に関わる基礎知識を記述問題として出されても答えられるよう、用語の定義・背景・具体例をセットで説明する練習をしておくと安心です。

健康栄養学科|栄養士養成課程で学んだ知識の再整理

健康栄養学科の出願資格は栄養士養成課程の卒業(見込み)者や栄養士免許取得(見込み)者に限定されているため、筆記試験も栄養士養成課程で学んだ基礎知識を前提にした出題になる可能性が高いと考えられます。健康栄養学科が「自然科学に基づく思考力・分析力や食と健康に関わる学問への興味・熱意」を求める学生像として掲げていることも踏まえ、栄養学・食品学・給食経営管理などこれまで履修した科目の要点を体系的に振り返っておくとよいでしょう。

記述式答案づくりの具体的な進め方

看護学科の筆記試験対策では、基礎看護学・成人看護学・老年看護学・小児看護学・母性看護学・精神看護学・地域(在宅)看護学・公衆衛生看護学という専門領域ごとに、重要な用語を100~200字程度で説明する練習を積み重ねることが有効です。たとえば地域・在宅看護学であれば地域包括ケアの考え方、公衆衛生看護学であれば予防的な視点といった、領域固有のキーワードを自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。健康栄養学科であれば、栄養士養成課程で学んだ栄養学・食品学・給食経営管理・公衆栄養学などの基礎知識について、同様に短い文章で説明する練習をしておくと、記述問題や口頭での質問にも対応しやすくなります。

どちらの学科も、暗記した用語をそのまま書き出すだけでは高い評価につながりにくいと考えられます。なぜその知識が看護や栄養の実践で必要なのかという視点を一言添えられるようにしておくと、単なる知識の再生ではなく、専門職を目指す姿勢そのものが伝わる答案になります。短大・専修学校の授業やレポート課題で扱った具体的な事例を、いくつか手元に整理しておくこともおすすめです。

学習スケジュールの目安

時期取り組むこと
出願の1年以上前島根県立大学看護栄養学部の出願資格に自分が該当するかを確認し、該当しない場合は他大学の編入試験も含めて選択肢を整理する
出願の半年~9か月前大学へ資料請求をおこない、学生募集要項で試験科目・出願期間・提出書類を確認する
出願の4~6か月前看護学科・健康栄養学科それぞれの専門領域の基礎知識を復習し、記述式の答案作成練習を始める
出願の2~3か月前志望理由書の初稿を作成し、成績証明書など出願書類の発行を在籍校・卒業校へ依頼する
出願の1か月前出願書類一式をそろえ、必着日から逆算して郵送の準備を整える
試験直前面接の想定問答を最終確認し、志望理由書の内容と回答に矛盾がないかを見直す

このスケジュールは令和7年度入試の実績日程(出願期間8月下旬~9月上旬、試験9月中旬)を踏まえた目安です。実際の日程は年度によって変わるため、資料請求後に届く最新の学生募集要項で必ず調整してください。

両学科共通|面接対策の基本方針

面接は100点と配点の半分を占めるため、筆記試験と同じ比重で準備する必要があります。成績証明書と志望理由書が面接の参考資料として使われることから、面接官は受験生の学業成績や志望理由書の内容を踏まえたうえで質問を組み立てると考えられます。志望理由書に書いた内容を自分の言葉で深掘りして説明できるように、書類提出後も繰り返し内容を見直しておくことが大切です

学業成績平均値2.2以上という出願資格の条件は、出願後の選考でも意識されている可能性があります。面接で成績や学習姿勢について問われた場合に備えて、在籍校での学びをどのように積み重ねてきたか、具体的なエピソードを用意しておくと説得力が増します。編入対策の勉強と並行して、現在の在籍校での成績管理をおろそかにしないことも、結果的に面接対策の一部になります。

面接での話し方のポイント

面接では内容の正しさだけでなく、結論から先に話す・具体例を添える・簡潔にまとめるという話し方の基本も評価に影響します。看護学科・健康栄養学科ともに、対人援助やチーム医療にかかわる専門職を養成する学部であることから、質問に対して落ち着いて、相手に分かりやすく説明できるかどうかも、コミュニケーション能力の一部として見られている可能性があります。回答を一字一句暗記するのではなく、話の骨子(結論・理由・具体例)を頭の中で整理しておき、その場の質問に合わせて言葉を選べるように練習しておきましょう。

併願校対策との時間配分

募集人員が少なく出願資格も限定的な入試である以上、島根県立大学だけに学習時間を全振りするのはリスクが高い選択です。筆記試験(記述を含む)と面接という配点構造は他の看護系・栄養系編入試験と共通する部分も多いため、併願校の対策と重なる範囲(専門基礎知識の説明力、志望理由書の骨子づくり、面接での話し方)を先に固め、島根県立大学固有の情報(アドミッションポリシー、カリキュラムの特色、山陰地方唯一の管理栄養士養成課程という位置づけ)は直前期に上乗せする、という時間配分を意識すると効率的です。

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過去問の扱いと出題予測|志望理由書・面接の準備ポイント

過去問は非公開|請求による配布が基本

島根県立大学出雲キャンパスの過去の入試問題ページによると、看護栄養学部の3年次編入学試験の過去問はオンラインでは公開されておらず、請求があった場合に過去1年分が配布される運用になっています。総合型選抜や学校推薦型選抜のように大学がPDFを常時公開しているわけではないため、過去問を入手したい場合は大学の入試担当窓口へ直接問い合わせる必要があります。配布される過去問は最新の1年分のみという点も、複数年度を比較して出題傾向を分析したい受験生にとっては制約になります。

過去問が入手できた場合は、年度ごとに出題形式(選択式か記述式か)、設問数、想定される解答の分量を表にまとめ、繰り返し出題されている単元と一度しか出ていない単元を分けて優先順位をつけることが有効です。1年分しか手に入らない前提であれば、その1年分を徹底的に読み込み、募集要項に書かれた科目区分や配点、アドミッションポリシーと突き合わせて、出題の背景にある大学側の意図まで読み取る姿勢が求められます。

過去問が請求制で1年分のみという運用になっている背景は公式に説明されていませんが、募集人員が若干名~6名以内と少ない入試であることと関係している可能性があります。受験者数自体が少ないため、大量の過去問を公開する必要性が薄いという事情も考えられますが、これはあくまで推測です。過去問だけに頼らず、募集要項・カリキュラム・アドミッションポリシー・オープンキャンパスでの情報収集など、複数の情報源を組み合わせて対策の解像度を上げることが、この入試では特に重要になります。オープンキャンパスや大学説明会に参加できる場合は、教員や在学生に直接質問できる貴重な機会になります。編入生の受け入れ実績や、編入後のカリキュラムの進み方について尋ねておくと、志望理由書や面接で語れる具体的な情報が増えます。参加が難しい場合も、大学公式サイトの学部・学科ページやシラバス情報を読み込み、可能な範囲で情報の解像度を上げておきましょう。

情報収集の際は、公式サイト・学生募集要項・志願状況データという一次情報と、予備校や個人ブログなどの二次情報を区別して扱うことも大切です。二次情報は更新が古かったり、他大学向けの内容がそのまま使い回されていたりすることがあり、鵜呑みにすると出願資格や試験科目を誤解するリスクがあります。本記事で紹介した内容についても、出願前には必ず大学公式サイトの最新情報と照らし合わせて確認してください。

募集要項から見た出題予測(断定はできません)

過去問が非公開に近い以上、対策は募集要項・配点・アドミッションポリシーから出題の方向性を推測することが中心になります。以下はあくまで公開情報からの推測であり、実際の出題を保証するものではない点をご理解のうえ参考にしてください。

  • 看護学科の筆記試験は「記述を含む」と明記されているため、選択式だけでなく、看護の基礎的な知識を自分の言葉で説明させる記述問題が一定の比重を占めると考えられます。
  • 健康栄養学科は栄養士養成課程修了者・栄養士免許取得者を対象としているため、既に学んだ栄養学・食品学などの基礎知識を前提とした出題になりやすいと推測されます。
  • 面接では学部・学科のアドミッションポリシーに沿って、看護学科なら「生命の尊厳への関心」「責任感・倫理観」「コミュニケーション能力」、健康栄養学科なら「自然科学に基づく思考力・分析力」「食と健康への熱意」「地域社会での協調性」に関わる質問がされる可能性があります。
  • 成績証明書・志望理由書が面接の参考資料とされているため、これまでの学業成績や志望理由書に書いた内容について深掘りする質問がされることが想定されます。
カリキュラム上の専門領域面接・志望理由書で問われやすいテーマの例
基礎看護学・成人看護学看護技術の基礎、患者とのかかわり方についての考え
老年看護学・地域(在宅)看護学高齢化が進む島根県の地域医療・在宅ケアへの関心
公衆衛生看護学予防的な視点、保健師としての役割への理解
健康栄養学科の専門科目全般山陰地方唯一の管理栄養士養成課程を選ぶ理由、地域の食と健康の課題への関心

この表はカリキュラム・アドミッションポリシーから読み取れる関心領域を整理したものであり、実際の出題・質問内容を保証するものではありません。あくまで志望理由書や面接回答を準備する際の切り口の一つとして活用してください。

志望理由書の準備|成績証明書とセットで読まれる前提で書く

志望理由書は、面接官が成績証明書と合わせて手元に置く資料として扱われます。「なぜ島根県立大学看護栄養学部なのか」を、これまでの学習歴や実習経験と接続させて具体的に書くことが重要です。看護学科であれば、短大・専修学校で学んだ看護の基礎と、島根県立大学看護学科のカリキュラム(基礎看護学から地域・在宅看護学までの体系)がどうつながるのかを明確にしましょう。健康栄養学科であれば、栄養士養成課程での学びと管理栄養士養成課程の特色をどう結びつけて学びを深めたいのかを書くと説得力が増します。

面接で準備しておきたい質問例

面接では、志望理由・学業成績・入学後の学習計画・卒業後の進路までが一貫して説明できるかどうかが見られます。次のような質問を想定して、1分程度の短い回答と、具体的なエピソードを交えた3分程度の回答の両方を用意しておくと安心です。

  • なぜ島根県立大学看護栄養学部(看護学科・健康栄養学科)を志望したのですか。
  • これまでの学習歴・実習経験の中で、特に力を入れたことは何ですか。
  • 島根県立大学看護学科・健康栄養学科のカリキュラムのどこに魅力を感じましたか。
  • 編入後、特に学びたい専門領域は何ですか。
  • 卒業後はどのような進路を考えていますか。保健師資格の取得を希望しますか。
  • 学業成績の中で特に力を入れて取り組んだ科目は何ですか。

これらの質問に答えるときは、質問ごとに違う話を用意するのではなく、志望理由・学業成績・入学後の計画という3つの軸を常に一貫させることを意識してください。たとえば「なぜ島根県立大学看護栄養学部を志望したのか」という質問と「編入後に学びたい専門領域は何か」という質問は、別々の答えに見えても、根っこにある問題意識は同じでなければ説得力が下がります。面接練習では、家族や友人、対策コースの講師など第三者に聞いてもらい、話の一貫性を確認してもらうことをおすすめします。

面接練習は1回で終わらせず、複数回繰り返すことで初めて効果が出てきます。1回目は内容の抜け漏れを確認し、2回目以降は話し方や表情、間の取り方といった伝え方の部分を磨いていくと、本番でも落ち着いて対応しやすくなります。想定していなかった質問をされた場合にも、志望理由・学業成績・入学後の計画という3つの軸に立ち返って答えれば、大きく話がぶれることはありません。緊張のあまり早口になってしまう人は、一呼吸置いてから話し始める練習も取り入れておくとよいでしょう。

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併願戦略と費用|自分の出願資格ルートを軸に選択肢を広げる

島根県立大学看護栄養学部の3年次編入学試験は、看護学科が島根県内の短大・専修学校出身者、健康栄養学科が栄養士養成課程修了者・栄養士免許取得者という、出願資格そのものが限定的な入試です。募集人員も少ないため、この試験だけに絞って準備を進めるのはリスクが高く、自分の出願資格ルートで受けられる他大学の編入試験もあわせて検討しておくことをおすすめします。

看護系の編入試験を広く比較したい場合は、富山大学 医学部看護学科 第3年次編入学試験を徹底解説のように他大学の看護学科編入の科目構成・対策方法を参考にすると、島根県立大学との共通点や違いが見えてきます。公立大学の保健・医療系学部への編入を検討している場合は埼玉県立大学保健医療福祉学部の編入試験を徹底解説もあわせて確認すると、出願資格や試験科目の違いを比較しやすくなります。

費用面も進路選択の重要な材料です。島根県立大学出雲キャンパスの入学時必要経費は、県内者・県外者で入学料に差がある点が特徴です。令和7年度入試時点で確認できた内訳を整理すると、次のようになります。

費目金額の目安
入学料(県内者)188,000円
入学料(県外者)282,000円
授業料(年額、春学期267,900円・秋学期267,900円)535,800円
災害傷害保険料・賠償責任保険料1,520円~5,370円
後援会入会金30,000円
後援会年会費20,000円
学生自治会入会金1,000円~2,000円
学生自治会年会費5,000円
実習服・教科書代等約100,000円~220,000円

これらを合算すると、初年度の合計は県内者で約88万円、県外者で約98万円という水準になります。実習服・教科書代等は幅が大きいため、入学が決まった段階で大学から案内される正確な金額を確認することをおすすめします。この金額は令和7年度入試時点で確認できたものであり、年度によって改定される可能性があるため、出願前に最新の金額を公式サイトで確認してください。

県外から出願する場合は入学料の差だけでなく、引っ越しや一人暮らしの費用も含めて資金計画を立てておく必要があります。奨学金や授業料減免制度の対象になるかどうかも、早めに大学の学生支援窓口へ確認しておくと安心です。

併願校を選ぶときは、大学の知名度や倍率の数字だけで決めるのではなく、自分の出願資格が確実に該当するかどうかを最優先で確認してください。そのうえで、試験科目(筆記のみか、記述を含むか、面接だけか)、出願期間や試験日が島根県立大学と重ならないか、学費や生活費の総額、そして編入後に学びたい専門領域がカリキュラムに含まれているかを比較すると、自分に合った併願先が絞り込みやすくなります。

編入試験全体の仕組みや、複数の大学を比較検討する際の考え方は、本記事冒頭で紹介した大学編入ガイドも参考にしてください。志望理由書・面接・筆記試験の対策を第三者と一緒に組み立てたい場合は、大学編入対策コースで自分の状況に合わせた学習計画を相談する方法もあります。

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よくある質問(FAQ)

島根県立大学看護栄養学部の3年次編入学試験は、どの学科で実施されていますか。

看護学科と健康栄養学科の両学科で実施されています。募集人員は看護学科が6名以内、健康栄養学科が若干名で、出願資格も学科ごとに異なります。詳細は本記事の募集人員・出願資格の章を確認してください。

大学2年次修了者(一般的な大学在学ルート)からの出願はできますか。

確認できた資料の範囲では、看護学科の出願資格は島根県内の短期大学・専修学校の看護系課程修了者に限定されており、大学在学者を対象とした区分の記載は見当たりませんでした。健康栄養学科は大学の栄養士養成課程卒業者も対象に含まれています。自分の経歴が該当するか不明な場合は、大学の入試担当窓口に個別に問い合わせることをおすすめします。

過去問は入手できますか。

3年次編入学試験の過去問は大学公式サイトでは公開されておらず、請求した場合に過去1年分のみ配布される運用です。入手を希望する場合は、大学の入試担当窓口へ直接請求してください。

志望理由書は提出が必須ですか。

公式に確認できた資料では、成績証明書とあわせて志望理由書が「面接の参考とする」資料として扱われています。提出書類としての取り扱いは学生募集要項に明記されているはずなので、資料請求後に届く募集要項で提出の要否と書式を必ず確認してください。

検定料はいくらですか。

本記事作成時点で確認できた資料には、3年次編入学試験の検定料の具体的な金額は記載されていませんでした。金額は年度により変更される可能性があるため、資料請求後に届く最新の学生募集要項で確認してください。

保健師国家試験の受験資格は、編入後にも取得できますか。

看護学科の編入学試験合格者のうち、保健師国家試験受験資格の取得を希望する場合は、別途「保健師国家試験受験資格取得希望者選抜試験」を受ける必要があります。令和7年度入試では合格発表後の令和7年3月4日に実施されました。詳細は編入学試験合格後に送付される学生募集要項で確認してください。

倍率はどれくらいですか。

令和7年度入試の実績では、看護学科が志願者4名・合格者2名で倍率2.0倍、健康栄養学科が志願者6名・合格者1名で倍率6.0倍でした。募集人員がもともと少ないため、年度によって倍率が大きく変動する可能性がある点に注意してください。

併願はできますか。

島根県立大学の学内規定として3年次編入学試験と他大学の併願を禁止する記載は確認できませんでしたが、出願期間や試験日が重ならないかを必ず確認する必要があります。特に出願資格が限定的な入試のため、自分の経歴で出願できる他大学の編入試験もあわせて検討し、スケジュールを一覧化しておくことをおすすめします。

まとめ|一次情報の確認と早めの資料請求が対策の土台

島根県立大学看護栄養学部の3年次編入学試験は、看護学科・健康栄養学科ともに出願資格が限定的で、募集人員も少ない狭き門です。インターネット出願の対象外で資料請求が必須という独自の出願方法も含めて、まずは一次情報を正確に押さえることが対策の出発点になります。筆記試験(記述を含む)と面接の200点満点という配点構造、成績証明書・志望理由書が面接の参考資料とされる仕組み、過去問が請求制で1年分のみ配布される制約を踏まえ、早い段階から資料請求と学習計画を並行して進めていきましょう。数値や日程は年度で変わる可能性があるため、出願前には必ず大学公式サイトと最新の学生募集要項で裏取りをしてください。

最後に、出願前に最優先で確認すべき点を3つに絞ると、①自分の経歴が出願資格(看護学科は島根県内の短大・専修学校ルート、健康栄養学科は栄養士養成課程ルート)に該当するか、②看護学科であれば学業成績平均値2.2以上などの数値基準を満たせるか、③出願期間・試験日に間に合うよう資料請求ができるか、の3点です。この3点のいずれかでつまずくと出願自体ができなくなるため、志望理由書や面接対策よりも先に確認しておきましょう。

看護学科は島根県内の短大・専修学校出身者、健康栄養学科は栄養士養成課程修了者・栄養士免許取得者という出願資格そのものが選考の第一関門になっている点も、この入試の大きな特徴です。令和7年度入試の実績では看護学科が倍率2.0倍、健康栄養学科が倍率6.0倍でしたが、いずれも合格者数は1~2名という少人数にとどまります。筆記試験(記述を含む)・面接という限られた評価機会の中で実力を出し切るために、過去問が入手できない前提で募集要項・アドミッションポリシー・カリキュラムから出題や質問の方向性を推測し、志望理由書と面接回答の一貫性を高めておくことが、合格に近づくための現実的な準備になります。自分だけで対策の優先順位に迷う場合は、本記事で紹介した対策コースのような第三者の視点を取り入れる方法も検討してみてください。

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この記事を書いた人

株式会社Spring Knowledge 代表取締役社長。筑波大学 社会・国際学群 社会学類へ編入学し、都内国公立大学大学院 法学政治学研究科 修士課程を修了。大学編入・大学院進学を自ら経験した立場から、スプリング・オンライン家庭教師の大学編入・大学院入試分野の指導および記事監修を担当。

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